静岡市
静岡市(しずおかし)は静岡県中部に位置する政令指定都市であり、同県の県庁所在地である。
Contents
概要
東京と名古屋の太平洋ベルト地帯上のほぼ中間に位置し、静岡県の東西間でもほぼ中央にある。葵区、駿河区、清水区の3区で構成されていて、範囲は駿河湾から静岡平野や清水平野を経て赤石山脈(南アルプス)の県境まで南北に繋がる。2003年4月に旧静岡市と旧清水市の合併で福島県いわき市を抜き、2005年2月に岐阜県高山市が周辺9町村と合併するまで、日本一広い面積を持つ市であった。2017年現在では、岐阜県高山市、静岡県浜松市、栃木県日光市、北海道北見市に次いで全国で5番目に面積が広い市で、都道府県庁所在地の市としては日本最大の面積を誇る。県内では人口は12市町が合併し浜松市の方が多いものの、都市構造が同市とは異なり、葵区中北部の広大な山間部と駿河湾に挟まれた狭い区域での密度の濃い都市部となっている。
地域間関係
静岡市は、県中央部に広大な市域を擁しているが、市街地は南部の平坦地に集中している。 平成21年3月27日、国によりに「中心市街地活性化基本計画」が、2地区(静岡地区[1]、清水地区[2])に認定された[3]。1つの自治体で2地区認定されているのは北九州市(小倉地区、黒崎地区)に続く2例目で、平成21年12月時点熊本市(熊本地区、植木地区)と合わせ3市である[4]。 なお、最近は静岡駅寄りの東静岡駅周辺にも、文化施設や商業施設を主体とする新市街地が形成されつつある。
地理
基本データ
- 人口集中地区面積:98.8km2
- 都市計画区域面積:223.0km2
- 市街化区域面積:99.2km2
自然
富士山を望む日本平、三保の松原などの景勝地や、温暖な気候でも知られる。三方を山に囲まれ、南は駿河湾に接している。市域面積の10%未満しかない平野部に人口の約98%が集中しており、残り市域の大半は非可住の山林である。糸魚川静岡構造線上に位置しており、急峻な山や急流が目立つ。また、駿河トラフに近いために、南関東と同様に大地震の危険性が指摘されており、
- 山地
- 河川
- 湖沼
気候
温暖な太平洋側気候である。夏は暑さが厳しく、南アルプスからの北風によるフェーン現象で最高気温が39℃前後に達することもある。冬は1月の平均気温が6.7℃と九州や四国の県庁所在地に匹敵する温暖さである。南岸低気圧では太平洋から暖気が入るため関東平野や濃尾平野が大雪の際にも基本的に雨になる。そのため1cm以上の積雪は観測史上に数回しかなく非常に希で、本土のなかでも最も雪の積もりにくい地域のひとつである。冬型の気圧配置下ではにわか雪が見られる。 北部の南アルプス南麗に接する井川(葵区)は、豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯に指定されている。
静岡 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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静岡の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 25.7(78.3) | 26.2(79.2) | 26.6(79.9) | 33.3(91.9) | 33.9(93) | 38.3(100.9) | 38.4(101.1) | 38.7(101.7) | 37.1(98.8) | 33.9(93) | 28.0(82.4) | 24.5(76.1) | 26.6 |
平均最高気温 °C (°F) | 11.5(52.7) | 12.0(53.6) | 14.8(58.6) | 19.5(67.1) | 23.0(73.4) | 25.7(78.3) | 29.5(85.1) | 30.8(87.4) | 27.9(82.2) | 23.1(73.6) | 18.4(65.1) | 14.0(57.2) | 20.9(69.6) |
日平均気温 °C (°F) | 6.7(44.1) | 7.3(45.1) | 10.3(50.5) | 14.9(58.8) | 18.8(65.8) | 22.0(71.6) | 25.7(78.3) | 27.0(80.6) | 24.1(75.4) | 18.9(66) | 13.9(57) | 9.0(48.2) | 16.5(61.7) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.8(35.2) | 2.5(36.5) | 5.7(42.3) | 10.4(50.7) | 14.7(58.5) | 18.8(65.8) | 22.7(72.9) | 23.8(74.8) | 20.8(69.4) | 15.0(59) | 9.4(48.9) | 4.1(39.4) | 12.5(54.5) |
最低気温記録 °C (°F) | -6.8(19.8) | -5.8(21.6) | -4.6(23.7) | -1.4(29.5) | 5.1(41.2) | 12.5(54.5) | 15.4(59.7) | 16.9(62.4) | 10.6(51.1) | 3.9(39) | -1.7(28.9) | -5.1(22.8) | -6.8 |
降水量 mm (inches) | 75.0(2.953) | 102.6(4.039) | 216.8(8.535) | 209.9(8.264) | 213.0(8.386) | 292.8(11.528) | 277.6(10.929) | 250.9(9.878) | 292.0(11.496) | 199.9(7.87) | 131.5(5.177) | 63.0(2.48) | 2,324.9(91.531) |
降雪量 cm (inches) | 0.0(0) | 0.2(0.08) | 0.0(0) | 0.0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0.0(0) | 0.0(0) | 0.2(0.08) |
% 湿度 | 57 | 57 | 63 | 66 | 71 | 78 | 79 | 77 | 75 | 70 | 66 | 60 | 68 |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 5.5 | 5.7 | 10.3 | 9.7 | 10.4 | 12.1 | 11.5 | 9.5 | 11.8 | 9.3 | 6.8 | 4.8 | 107.3 |
日照時間 | 201.6 | 181.0 | 179.1 | 185.1 | 183.3 | 132.1 | 154.2 | 201.4 | 148.9 | 160.9 | 170.3 | 201.1 | 2,099.0 |
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1940年-現在)[6][7] |
清水の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 22.3(72.1) | 26.8(80.2) | 27.4(81.3) | 31.8(89.2) | 34.3(93.7) | 37.8(100) | 38.2(100.8) | 37.8(100) | 37.3(99.1) | 33.3(91.9) | 26.9(80.4) | 24.3(75.7) | 27.4 |
平均最高気温 °C (°F) | 11.5(52.7) | 12.2(54) | 14.9(58.8) | 19.6(67.3) | 23.1(73.6) | 25.6(78.1) | 29.1(84.4) | 30.9(87.6) | 28.0(82.4) | 23.1(73.6) | 18.4(65.1) | 14.0(57.2) | 20.8(69.4) |
日平均気温 °C (°F) | 6.5(43.7) | 7.1(44.8) | 10.1(50.2) | 14.7(58.5) | 18.5(65.3) | 21.7(71.1) | 25.3(77.5) | 26.7(80.1) | 23.9(75) | 18.8(65.8) | 13.7(56.7) | 8.9(48) | 16.3(61.3) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.2(36) | 2.7(36.9) | 5.7(42.3) | 10.3(50.5) | 14.6(58.3) | 18.6(65.5) | 22.4(72.3) | 23.6(74.5) | 20.6(69.1) | 15.1(59.2) | 9.8(49.6) | 4.7(40.5) | 12.5(54.5) |
最低気温記録 °C (°F) | -3.9(25) | -5.6(21.9) | -2.1(28.2) | 1.7(35.1) | 6.8(44.2) | 12.9(55.2) | 16.3(61.3) | 18.9(66) | 12.2(54) | 6.4(43.5) | 0.7(33.3) | -2.5(27.5) | -5.6 |
降水量 mm (inches) | 79.6(3.134) | 104.6(4.118) | 222.5(8.76) | 209.0(8.228) | 209.2(8.236) | 282.5(11.122) | 266.3(10.484) | 249.3(9.815) | 294.1(11.579) | 211.2(8.315) | 143.4(5.646) | 67.8(2.669) | 2,367.6(93.213) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 5.8 | 6.4 | 11.4 | 10.6 | 11.1 | 13.3 | 11.6 | 9.8 | 12.2 | 9.8 | 7.6 | 5.3 | 115.2 |
日照時間 | 178.4 | 163.9 | 167.5 | 176.8 | 165.2 | 116.6 | 136.8 | 185.2 | 145.4 | 148.3 | 156.7 | 182.7 | 1,935.7 |
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1978年-現在)[8][9] |
井川の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.2(64.8) | 21.8(71.2) | 24.2(75.6) | 27.5(81.5) | 29.9(85.8) | 34.4(93.9) | 35.7(96.3) | 34.7(94.5) | 33.2(91.8) | 28.4(83.1) | 22.4(72.3) | 19.4(66.9) | 24.2 |
平均最高気温 °C (°F) | 6.5(43.7) | 7.3(45.1) | 10.4(50.7) | 15.9(60.6) | 19.9(67.8) | 22.8(73) | 26.6(79.9) | 27.7(81.9) | 24.1(75.4) | 18.8(65.8) | 14.0(57.2) | 9.2(48.6) | 23.9(75) |
日平均気温 °C (°F) | 1.1(34) | 1.7(35.1) | 4.7(40.5) | 9.9(49.8) | 14.1(57.4) | 17.6(63.7) | 21.3(70.3) | 22.1(71.8) | 18.9(66) | 13.3(55.9) | 8.3(46.9) | 3.6(38.5) | 11.4(52.5) |
平均最低気温 °C (°F) | -3.1(26.4) | -2.9(26.8) | 0.1(32.2) | 4.9(40.8) | 9.3(48.7) | 13.7(56.7) | 17.6(63.7) | 18.3(64.9) | 15.3(59.5) | 9.2(48.6) | 3.8(38.8) | -0.9(30.4) | 7.1(44.8) |
最低気温記録 °C (°F) | -11.5(11.3) | -11.4(11.5) | -8.6(16.5) | -3.8(25.2) | 0.5(32.9) | 5.9(42.6) | 11.7(53.1) | 11.7(53.1) | 5.2(41.4) | 0.0(32) | -3.2(26.2) | -9.5(14.9) | -11.5 |
降水量 mm (inches) | 105.7(4.161) | 134.4(5.291) | 261.8(10.307) | 252.4(9.937) | 287.2(11.307) | 367.9(14.484) | 353.4(13.913) | 353.8(13.929) | 451.8(17.787) | 258.9(10.193) | 181.5(7.146) | 86.8(3.417) | 3,110.1(122.445) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 6.5 | 7.6 | 12.0 | 11.8 | 13.3 | 14.4 | 15.4 | 13.1 | 14.2 | 11.4 | 8.3 | 6.0 | 134.6 |
日照時間 | 176.3 | 165.8 | 163.5 | 176.1 | 168.1 | 133.6 | 155.2 | 172.6 | 132.9 | 143.6 | 157.8 | 180.9 | 1,919.4 |
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1978年-現在)[10][11] |
広袤
国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、静岡市の面積は1,411.90平方キロメートルである[12]。
『静岡県 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系)』(国土地理院)によると静岡市の広袤は以下の通り[13]。また、『我が国の人口重心 -平成27年国勢調査結果から-』(総務省)による人口重心[14]も併記する。
- 静岡市役所 - 東経138度22分58秒北緯34.97556度 東経138.38278度(葵区追手町)
- 東端 - 東経138度38分22秒北緯35.115度 東経138.63944度(清水区蒲原:富士川河口)
- 西端 - 東経138度04分59秒北緯35.32472度 東経138.08306度(葵区田代:百俣沢の頭)
- 南端 - 東経138度20分54秒北緯34.89861度 東経138.34833度(駿河区石部:大崩海岸)
- 北端 - 東経138度13分42秒北緯35.64583度 東経138.22833度(葵区田代:間ノ岳)[15]
- 人口重心 - 東経138度25分16.05秒北緯34.9976611度 東経138.421125度(葵区古庄五丁目)
人口
近年、静岡市の人口は減少が続いていて、2017年4月には、政令指定都市の中で初めて移行の目安とされる人口70万人以上を下回った。若者が大企業が多数立地する首都圏や製造業が盛んな中京圏へ流出していることが主な原因である。また静岡市内に拠点を置く大企業が少ないことも、人口減少の遠因と考えられている。2017年4月現在の推計人口は69万9421人で、政令指定都市の中では最小である[16][17]。
静岡市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接する市町村
歴史
静清地域(古代〜江戸時代)
- 『古事記』『日本書紀』に、景行天皇の皇子、日本武尊は東国平定の折、当地に至り賊と戦ったとある(草薙剣伝説)。現在に伝わる「日本平」や「草薙」の地名はこれに因む[18]。
- 廬原君が富士川から大井川までを支配。
- 珠流河国(現在の伊豆を含む県東部)と廬原国を併せ駿河国とした。
- 663年(天智2年)
百済王「今聞く、大日本の救将廬原君臣、健兒萬余を率て、正に海を越えて至らむ。願はくば、諸の将軍等は、預め圖るべし。我自ら往きて、白村に待ち饗へむ」
(白村江の戦い=日本書紀)。 - 663年
大日本の救将、廬原の君臣、健児萬余を率いて (清水湊を出て) 正に海を越えて百済に至らむ
(日本書紀、白村江の戦い)。 - 681年頃 駿河国の国府が駿河郡駿河郷(現在の沼津市大岡)から安倍郡に移る。
- 1200年頃〜 入江武士団の勢力伸長。吉川氏(入江一族)、承久の乱(1221年)等の戦功により西国に地頭職を得て西遷、後、岩国藩主となる。
- 1338年 今川範国、足利尊氏より駿河の守護に任じられる。
- 1560年 今川義元が桶狭間の戦いで討たれる。
- 1570年 武田信玄、水軍の基地を兼ね、巴川の左岸に江尻城を築き、駿河支配の拠点とする。
- 1585年 徳川家康、駿府城を築城
- 1607年 徳川家康は駿府城に入場、大御所として江戸を後見。
- 清水湊、甲州や西国の物資を江戸へ回送する中継基地として栄える。
旧清水市
- 明治から第二次大戦まで
-
- 1868年(明治元年)旧幕府軍咸臨丸が補修のため清水港に停泊中、官軍に襲われ旧幕府軍乗組員は全員死亡。遺体が清水港に浮かぶが官軍の威を恐れて誰も手をつけず。これを次郎長が「死ねば仏」と言って遺体を引き上げ葬った。(壮士の墓)
- 1869年(明治2年)片平信明、杉山に日本初の夜学を開設。(明治27年)日本初の農業補修学校となり、ロンドンタイムス等、海外より視察相次ぐ。
- 1879年(明治12年)米国前大統領グラント将軍一行清水港に上陸。
- 1889年2月1日:東海道本線が開通し、江尻駅(現清水駅)が開設される。
- 1899年:清水港が貿易港の指定を受ける。
- 明治中期〜昭和前期 三保は米作に不適な土地であったためか、当地から2,000人とも言われる人間が米国西海岸に渡った。そのため三保はアメリカ村とさえ言われたことがあった。
- 1912年日本初の鉄筋コンクリート製灯台(三保灯台、日本の近代化産業遺産)初点灯。
- 1912年米国ワシントンの桜の苗木を興津農事試験場にて育苗、米国に贈る。※前回贈呈した他所の苗木は、害虫多く米国で全て焼却された。興津では日本の名誉をかけ、熊谷技師達が接ぎ木、施肥、除草など精魂をこめた結果、健全な苗木が作られた。
- 1924年(大正13年)2月11日:清水町、入江町、不二見村、三保村が合併し、面積25.34km2、人口約43,000人の清水市となった。全国で第101番の市制施行。
- 1939年〜日本軽金属、東亜燃料、日立製作所等々の軍需工場が次々に進出。
- 1940年(昭和15年)ヒットラー・ユーゲント一行、列車で来清。波止場、草薙神社等を見学し「清水港の皆様さようなら」 の言葉を残し帰国。
- 1940年最後の元老(元総理)西園寺公望、興津坐漁荘にて死去。(当時の坐漁荘は明治村へ移築)
- 1943年航空科学専門学校(東海大学の前身)が三保に開校。以後この地が、全国展開する東海大学の建学の地となった。
- 1943年清水高等商船学校設立。戦後商船大学となり、1957年に東京へ移転、東京商船大学となった。(現東京海洋大学)。
- 1945年7月:清水大空襲。艦砲射撃。
- 第二次大戦後
-
- 1950年(昭和25年):毎日新聞社主催の観光地百選において、日本平が平原の部全国第1位となる。
- 1952年2月1日:清水港が特定重要港湾に指定される。
- 1953年:PL教本部、大阪府富田林市へ移転。
- 1954年(昭和29年)高田交歓会(後に「上越交歓(会)」とも呼ばれた)始まる。雪深い北陸の高田市と、陽光輝く表日本の清水市。新幹線も高速道も無く、お互いのまちが現在より遥かに遠かった時代、両市の中学生が互いの市を訪問する交歓会が始まった。静清合併と共に終了したが、現静岡市が上越市(高田市)と姉妹都市の関係にあるのはこの縁によるものである。
- 1955年英豪華船チューサン号入港。
- 1959年ストックトン市(米国カリフォルニア州)と姉妹都市提携。市歌「我らの港」を制定。
- 1960年(昭和35年)興津埠頭の建設が始まる。
- 1961年商船大学の跡地に清水海員学校設置、後、海上技術短期大学校と改称。
- 1969年4月25日:東名高速道路清水IC開通。
- 1974年(昭和49年7月7日)一夜で 500ミリの集中豪雨(七夕豪雨)が発生し、市内に甚大な被害
- 1993年(平成5年)Jリーグが開幕。清水エスパルスが参戦。
- 1996年次世代エネルギーLNGの受け入れ基地が操業。
- 2001年4月1日:特例市となる。
- 2002年駿河湾フェリー(清水港〜西伊豆・土肥港)就航
- 2003年三大港湾(京浜、阪神、名古屋)に次いで大水深岸壁(-15m)を供用。
- 2003年(平成15年)4月1日:清水市と静岡市( - 2003年3月)が新設合併。
旧静岡市
しずおかし 静岡市 | |
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廃止日 | 2003年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 静岡市・清水市 → 静岡市 |
現在の自治体 | 静岡市 |
廃止時点のデータ | |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
団体コード | 22201-1 |
面積 |
1,146.19km2 (境界未定部分あり) |
総人口 |
469,120人 (推計人口、2003年2月1日) |
隣接自治体 |
静岡県:清水市、本川根町、川根町、藤枝市、岡部町、焼津市 山梨県:富沢町、南部町、身延町、早川町、芦安村 長野県:南信濃村、上村、大鹿村、長谷村 |
静岡市役所 | |
所在地 |
〒420-8602 静岡県静岡市追手町5番1号 |
外部リンク | 静岡市(Internet Archive) |
座標 | 東経138度22分58秒北緯34.97556度 東経138.38278度 |
- 明治
- 1869年7月28日(明治2年6月20日) - 徳川家の象徴的都市であった「府中」(駿河国府中)という都市名が「(明治政府に対する)不忠」に通じることから、改名することとなった。当初は、駿府城近くの賤機山に因んで「賎ヶ丘」とすることとなったが、「賎」が「いやしい」「さげすむ」を意味するため、代わりに駿府学問所の向山黄村によって「静岡」と改名された。[19]
- 1873年(明治6年)5月 - 大区小区制により、静岡は「静岡県第4大区5小区静岡」となる
- 1877年(明治10年)4月1日 - 静岡〜江尻間に乗合馬車が開業
- 1879年(明治12年) - 郡区町村編制法により静岡は東海道より北が「安倍郡」、南が「有渡郡」に属する。なお、同法による「区」は設置されなかった。
- 1883年(明治16年)5月15日 - 静岡〜浜松間で電信開通
- 1886年(明治19年)6月 - 静岡事件起こる
- 1889年(明治22年)2月1日 - 東海道本線東京〜静岡間開通。/市街地火災により千百戸余りが焼失
- 1889年(明治22年)4月1日 - 静岡(駿府)城下にあたる有渡郡の静岡宿(概ね現在の葵区伝馬町)と74町および安倍郡の50町、ならびに有渡郡南安東村の一部を統合し[20]市制を施行し、「静岡市」となる。面積4.36km2、人口3万7,681人、戸数7,664戸。日本で最初に市制施行した31市の中のひとつである。
- 1889年(明治22年)4月16日 - 東海道本線静岡〜浜松間開通
- 1891年(明治24年)2月26日 - 市役所初代庁舎が完成
- 1892年(明治25年)12月14日 - 市街地の火災により市役所等の官庁舎焼失
- 1894年(明治27年)3月18日 - 追手町に市役所庁舎が再建
- 1900年(明治33年)4月5日 - 静岡御用邸が完成(昭和7年廃止)
- 1902年(明治35年)5月29日 - 静岡電話所が江川町(現・葵区紺屋町1番地)に開設
- 1905年(明治36年)3月3日 - 県告示により静岡市歌(田辺友三郎作詞・作曲)を制定。
- 1907年(明治40年)2月25日 - 静岡市内に一般加入電話が開通(申込数302件)
- 1908年(明治41年)10月2日 - 豊田村南安東の一部を市域に編入
- 1908年(明治41年)12月9日 - 静岡〜江尻間に軽便鉄道が開通(現・静岡鉄道静岡清水線)
- 1909年(明治42年)7月1日 - 南賤機村の一部を編入
- 1909年(明治42年)11月1日 - 用宗駅開業
- 1911年(明治44年)1月27日 - 電気事業が市営として認可
- 大正
- 1914年(大正3年)4月11日 - 市章制定[21]
- 1914年(大正3年)8月29日 - 台風により安倍川が氾濫して堤防が決壊(浸水家屋8263戸 死者4人 負傷者72人)
- 1916年(大正5年)4月15日 - 安倍鉄道(井宮〜牛妻)が開業(1934年(昭和9年)12月まで)
- 1918年(大正7年)8月13日 - 静岡市内で米騒動が起こる
- 1920年(大正9年)8月 - 静岡〜清水間の軽便電化される
- 1920年(大正9年)10月 - 第一回国勢調査が行われ、静岡市の人口が74,093人と判明した。
- 1922年(大正11年)6月28日 - 静岡駅前〜鷹匠町間に路面電車が開通
- 昭和(第二次大戦前)
- 1926年(昭和元年)12月29日 - 呉服町〜安西間、路面電車運転開始
- 1928年(昭和3年)10月1日 - 豊田村を編入
- 1929年(昭和4年)1月3日 - 静清国道日出町〜曲金(現・葵区柚木)間が開通
- 1929年(昭和4年)3月1日 - 安東村、大里村を編入
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 呉服町〜中町間路面電車開通し静岡市内路面電車全通
- 1930年(昭和5年)5月28日 - 天皇行幸
- 1932年(昭和7年)4月1日 - 賤機村を編入
- 1934年(昭和9年)5月 - 静岡駅から静岡県庁、市役所まで直行可能な幹線道路「御幸通り」開通(現在は静岡県道27号井川湖御幸線の終点付近)
- 1934年(昭和9年)10月1日 - 市庁舎本館(現在の静岡庁舎本館)完成
- 4階建て 床面積4881m2 建設費約66万円 設計者・中村与資平
- 1934年(昭和9年)10月1日 - 千代田村、麻機村、長田村、大谷村、久能村の5村を編入
- 1935年(昭和10年)7月11日 - 地震のため、静岡市南部方面に被害(マグニチュード6.4 死者8人 負傷者778人 全半壊家屋1649戸)
- 1938年(昭和13年)1月1日 - 2代目静岡市歌(作詞:大川浩、作曲:信時潔)が発表される
- 1940年(昭和15年)1月15日 - 静岡大火発生。全焼家屋5,170戸 半焼99万戸 死者4人 負傷者778人 被災者2万8,152人 焼失面積1.32km2)
- 1941年(昭和16年)4月 - 草薙総合運動場竣工
- 1943年(昭和18年)1月20日 - 住友金属工業静岡プロペラ工場予定地から土器などを発見(後の登呂遺跡)[22]
- 1945年(昭和20年)6月19〜20日 - 静岡大空襲。死者1,969人 負傷者約6,000人 被災者約11万4,000人
- 昭和(第二次大戦後)
- 1947年(昭和22年)7月13日 - 登呂遺跡の本格的発掘を開始(1950年終了)
- 1948年(昭和23年)3月7日 - 静岡市自治警察(静岡市警察)が発足(1954年静岡県警察となる)
- 1948年(昭和23年)4月10日 - 西奈村編入
- 1949年(昭和24年)5月31日 - 国立学校設置法により静岡大学を設置
- 1953年(昭和28年)3月14日 - 静岡競輪場を小鹿に設置
- 1955年(昭和30年)6月1日 - 美和村、服織村、中藁科村、南藁科村を編入
- 1957年(昭和32年)9月2日 - 井川ダム完成
- 1957年(昭和32年)10月26日 - 第12回国民体育大会秋季大会を静岡市他で開催
- 1958年(昭和33年)4月 - 清水市中吉田、平沢の全域と、谷田、中之郷の一部(現・駿河区弥生町)、市域に編入
- 1962年(昭和37年)9月15日 - 静岡駅前〜安西間の路面電車廃止される
- 1963年(昭和38年)3月11日 - 静岡競輪場施設が市有となる
- 1964年(昭和39年)9月15日 - 市旗を制定し、市花にたちあおいを選定
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線静岡駅開業
- 1966年(昭和41年)9月25日 - 台風26号により梅ヶ島温泉が豪雨の被害に遭う。死者・行方不明者27人
- 1968年(昭和43年)4月 - 静清バイパス建設事業に着手
- 1968年(昭和43年)4月24日 - 東名高速道路静岡IC〜富士IC間が開通
- 1969年(昭和44年)1月1日 - 大河内、梅ヶ島、玉川、井川、清沢、大川の6か村を編入合併。市の人口が40万人を超える
- 1969年(昭和44年)5月30日 - 東名高速道路が全線開通
- 1970年(昭和45年)4月 - 静岡大学が大岩から大谷に移転
- 1973年(昭和48年)8月10日 - 市の木「けやき」、市の鳥「ヒメアマツバメ」を選定
- 1974年(昭和49年)7月7日 - 集中豪雨(七夕豪雨)が発生し、市内に甚大な被害
- 1975年(昭和50年)3月28日 - 静清総合卸売センター(現・静岡流通センター)が完成
- 1976年(昭和51年)7月 - 国鉄のダイヤ改正で静岡駅に初めて新幹線ひかりが1日上下1本止まる
- 1978年(昭和53年)5月20日 - 国道150号バイパス(広野)開通
- 1978年(昭和53年)11月3日 - 静岡市民文化会館開館
- 1979年(昭和54年)10月9日 - 国鉄全面高架化(安倍川〜柚木)完成
- 1979年(昭和54年)11月10日 - 国道1号静清バイパス安倍川大橋開通
- 1980年(昭和55年)8月16日 - 静岡駅前ゴールデン街でガス爆発事故起きる
- 1981年(昭和56年)3月23日 - 静岡市消防本部と静岡中央警察署の合同庁舎完成
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 安倍川駅開業
- 1986年(昭和61年)8月4日 - 静岡市役所新館(現・静岡庁舎・葵区役所)完成し業務開始
- 1988年(昭和63年)3月17日 - 静清バイパス丸子藁科トンネル開通
- 平成(合併前)
- 1989年(平成元年) 3月18日 静岡市制100周年記念事業として「静岡駿府博覧会(SUNPU博'89)」開催(5月21日まで)
- 1990年(平成2年)12月23日 - 常磐公園の全面改修が完了し開園
- 1991年(平成3年)6月2日 - 西ヶ谷総合運動場オープン
- 1992年(平成4年)3月26日 - 青葉シンボルロード完成
- 1993年(平成5年)1月1日 - 静清区画整理事業完了にともない清水市界が一部変更、清水市中之郷(現・駿河区中吉田)・谷田・草薙の一部が静岡市に
- 1994年(平成6年)3月26日 - 静岡駅南口広場整備完了
- 1996年(平成8年)4月1日 - 中核市に指定される
- 1997年(平成9年)3月26日 - 静清バイパス全線開通(暫定2車線)
- 1998年(平成10年)4月1日 - コミュニティFM放送局「シティエフエム静岡」開局
- 1998年(平成10年)10月30日 - JR東静岡駅開業
- 2000年(平成12年)1月8日 - 大河ドラマ「葵 徳川三代」の放送に伴い、静岡「葵」博開催(翌年1月7日まで)
- 2002年(平成14年)3月20日 - 静岡市・清水市合併協議会が「合併」を決定
- 2002年(平成14年)7月11日 - 静岡県議会が静岡市・清水市の合併関連議案を可決
- 2002年(平成14年)9月9日 - 総務大臣が静岡・清水両市の合併を官報で告示
- 2003年(平成15年)3月28日 - 静岡市閉市式を挙行
現在の静岡市(2003年旧静岡市と旧清水市と合併後)
- 2003年(平成15年)4月1日 - 旧静岡市と旧清水市が合併し、現在の静岡市となる。中核市に指定される。平成の大合併で唯一、中核市と特例市が合併したケース。面積が日本で最大の市となる(2005年1月まで。2018年4月現在の日本一は岐阜県高山市)
- 2003年(平成15年)5月29日 - 静岡市誕生記念式典を開催、市章制定[23]
- 2005年(平成17年)4月1日 - 全国14番目の政令指定都市に移行。葵区、駿河区、清水区を設置/「静岡市自治基本条例」施行
- 2005年(平成17年)4月13日 - 政令指定都市移行記念式典をグランシップで開催。市の花(タチアオイ)、市の木(ハナミズキ)、市の鳥(カワセミ)、新市歌「わたしの街 静岡」制定[24]
- 2005年(平成17年)11月26日 - 清水区の一部を葵区に編入
- 2006年(平成18年)3月31日 - 庵原郡蒲原町を編入
- 2008年(平成20年)11月1日 - 庵原郡由比町を編入
- 2009年(平成21年)8月11日 - 午前5時7分ごろに発生した駿河湾地震で、清水区庵原町、葵区駒形通、駿河区曲金で震度5強を観測。駿河区で死者1名のほか、全県で負傷者245名の被害が発生した
- 2010年(平成22年)7月24日 - 東静岡駅北口前広場で「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」開催(2011年3月27日まで)
- 2011年(平成23年)6月11日 - サウスポット静岡内に「静岡ホビースクエア」オープン
- 2011年(平成23年)9月21日 - 台風15号が静岡市付近を通過、葵区梅ヶ島で総雨量554ミリを記録、死者1名、重軽傷者21名、住宅全壊1棟、多くの世帯で停電など多数の被害[25]
- 2012年(平成24年)4月14日 - 新東名高速道路の一部区間開通・清水連絡路開通に伴い、静岡市内で計画されていた全区間が供用開始
- 2016年(平成28年)2月8日 - 葵区七間町に静岡市上下水道局庁舎が完成し上下水道局が清水庁舎より移転
- 2017年(平成29年)4月1日 - 推計人口が70万人を割る
- 2017年(平成29年)4月6日 - スペイン国王フェリペ6世・レティシア王妃と天皇・皇后両陛下が訪問
合併への変遷表
市内の町字名については静岡市の町名の変遷を参照のこと。
地図上 の番号 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 45年 | 大正1年 - 15年 | 昭和1年 - 19年 | 昭和20年 - 29年 | 昭和30年 - 39年 | 昭和40年 - 平成14年 |
平成15年 - 平成20年 | 現在 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 静岡市 | 静岡市 | 静岡市 | 静岡市 | 静岡市 | 静岡市 | 静岡市 | 平成15年4月1日 静岡市と清水市が合併、両市は廃止 名称は同一であるが新自治体として 静岡市が設置される。 |
静岡市 | |||
2 | 有渡郡 豊田村 |
明治41年10月2日 静岡市に編入 | ||||||||||
明治29年4月1日 安倍郡 |
豊田村 | 昭和3年10月1日 静岡市に編入 | ||||||||||
3 | 安倍郡 南賤機村 |
明治42年7月1日 静岡市に編入 |
静岡市 | 静岡市 | ||||||||
明治42年7月1日 北賤機村に編入 |
安倍郡 賤機村 |
昭和7年4月1日 静岡市に編入 | ||||||||||
4 | 安倍郡 北賤機村 |
明治42年7月1日 改称 賤機村 | ||||||||||
5 | 有渡郡 大里村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
大里村 | 昭和4年3月1日 静岡市に編入 | ||||||||
6 | 安倍郡 安東村 |
安東村 | 安東村 | |||||||||
7 | 安倍郡 千代田村 |
千代田村 | 千代田村 | 昭和9年10月1日 静岡市に編入 | ||||||||
8 | 安倍郡 麻機村 |
麻機村 | 麻機村 | |||||||||
9 | 有渡郡 大谷村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
大谷村 | |||||||||
10 | 有渡郡 久能村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
久能村 | |||||||||
11 | 有渡郡 長田村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
長田村 | |||||||||
12 | 庵原郡 西奈村 |
西奈村 | 西奈村 | 西奈村 | 昭和23年4月10日 静岡市に編入 | |||||||
13 | 安倍郡 美和村 |
美和村 | 美和村 | 美和村 | 昭和30年6月1日 静岡市に編入 | |||||||
14 | 安倍郡 服織村 |
服織村 | 服織村 | 服織村 | ||||||||
15 | 安倍郡 中藁科村 |
中藁科村 | 中藁科村 | 中藁科村 | ||||||||
16 | 安倍郡 南藁科村 |
南藁科村 | 南藁科村 | 南藁科村 | ||||||||
17 | 安倍郡 大河内村 |
大河内村 | 大河内村 | 大河内村 | 昭和44年1月1日 静岡市に編入 | |||||||
18 | 安倍郡 梅ヶ島村 |
梅ヶ島村 | 梅ヶ島村 | 梅ヶ島村 | ||||||||
19 | 安倍郡 玉川村 |
玉川村 | 玉川村 | 玉川村 | ||||||||
20 | 安倍郡 井川村 |
井川村 | 井川村 | 井川村 | ||||||||
21 | 安倍郡 大川村 |
大川村 | 大川村 | 大川村 | ||||||||
22 | 安倍郡 清沢村 |
清沢村 | 清沢村 | 清沢村 | ||||||||
23 | 有渡郡 有度村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
有度村 | 有度村 | 昭和30年4月1日 清水市に編入 |
昭和33年4月1日 静岡市に編入 |
静岡市 | |||||
清水市 | 平成5年1月1日 静岡市に編入 | |||||||||||
24 | 有渡郡 清水町 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
清水町 | 大正13年 2月11日 市制 清水市 |
清水市 | 清水市 | 清水市 | |||||
25 | 有渡郡 入江町 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
入江町 | |||||||||
26 | 庵原郡 江尻町 |
江尻町 | 江尻町 | 大正13年 1月13日 入江町に編入 | ||||||||
27 | 明治26年4月9日 分立 辻村 |
大正7年8月1日 町制 辻町 | ||||||||||
28 | 有渡郡 不二見村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
不二見村 | |||||||||
29 | 有渡郡 三保村 |
明治29年4月1日 安倍郡 |
三保村 | |||||||||
30 | 庵原郡 飯田村 |
飯田村 | 飯田村 | 飯田村 | 昭和29年2月11日 清水市に編入 | |||||||
31 | 庵原郡 高部村 |
高部村 | 高部村 | 高部村 | 昭和29年4月1日 清水市に編入 | |||||||
32 | 庵原郡 袖師村 |
袖師村 | 袖師村 | 袖師村 | 昭和23年4月8日 町制 袖師町 |
昭和36年6月29日 清水市に編入 | ||||||
33 | 庵原郡 興津町 |
興津町 | 興津町 | 興津町 | ||||||||
34 | 庵原郡 庵原村 |
庵原村 | 庵原村 | 庵原村 | ||||||||
35 | 庵原郡 小島村 |
小島村 | 小島村 | 小島村 | ||||||||
36 | 庵原郡 両河内村 |
両河内村 | 両河内村 | 両河内村 | ||||||||
37 | 庵原郡 蒲原町 |
蒲原町 | 蒲原町 | 蒲原町 | 平成18年3月31日 静岡市に編入 | |||||||
38 | 庵原郡 由比町 |
由比町 | 由比町 | 由比町 | 平成20年11月1日 静岡市に編入 |
旧清水市歴代市長
- 大島要蔵 (1924.7.7 - 1925.9.9)
- 山田勝四郎(1926.1.13 - 1929.3.8)
- 塩原時三郎(1929.10.12 - 1932.2.22)
- 大石恵直 (1932.3.18 - 1937.6.14)
- 山田勝四郎(1937.7.11 - 1946.11.13)
- 山本正治 (1947.4.6 - 1955.4.7)
- 鈴木平一郎(1955.4.30 - 1959.4.30)
- 稲名徹 (1959.5.1 - 1960.7.22)
- 稲名亀造 (1960.9.15 - 1964.9.12)
- 池上善作 (1964.9.13 - 1965.7.6)
- 佐藤虎次郎(1965.8.20 - 1977.8.19)
- 稲名嘉男 (1977.8.20 - 1985.8.19)
- 宮城島弘正(1985.8.20 - 2003.3.31)
旧静岡市歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
---|---|---|---|
1 | 星野鉄太郎 | 1889年5月13日 | 1902年4月17日 |
2 | 長嶋弘裕 | 1902年5月14日 | 1914年5月13日 |
3 | 小森慶助 | 1914年5月28日 | 1918年5月27日 |
4 | 伴野欣平 | 1918年6月18日 | 1926年7月2日 |
5 | 小島源三郎 | 1926年9月8日 | 1929年9月7日 |
6 | 宮崎通之助 | 1931年3月3日 | 1933年1月25日 |
7 | 菅貞仁 | 1933年3月14日 | 1935年8月12日 |
8 | 尾崎元次郎 | 1935年10月12日 | 1938年6月30日 |
9 | 稲森誠次 | 1938年8月29日 | 1942年8月5日 |
10 | 尾崎元次郎 | 1942年10月7日 | 1944年8月21日 |
11 | 宮崎通之助 | 1944年9月11日 | 1946年11月11日 |
12 | 増田茂 | 1947年4月5日 | 1955年4月9日 |
13 | 山田順策 | 1955年5月2日 | 1959年5月1日 |
14 | 松永彦雄 | 1959年5月2日 | 1963年5月1日 |
15 | 荻野凖平 | 1963年5月2日 | 1983年5月1日 |
16 | 河合代悟 | 1983年5月2日 | 1987年5月1日 |
17 | 天野進吾 | 1987年5月2日 | 1994年7月31日 |
18 | 小嶋善吉 | 1994年8月28日 | 2003年3月31日 |
政治
行政
- 歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
---|---|---|---|
1-2 | 小嶋善吉 | 2003年4月14日 | 2011年4月12日 |
3-4 | 田辺信宏 | 2011年4月13日 | 現職 |
- 行政組織[26]
静岡市は、行政組織に局制を採用している(同クラス自治体の静岡県と浜松市は部制を採用している)。なお合併から政令指定都市移行までは部制を採用していた。
- 市長
- 副市長 x2
- 政策官
- 副市長 x2
局 | 部 | 課 |
---|---|---|
総務局 |
| |
危機管理総室 |
| |
企画局 |
| |
財政局 | 財政部 |
|
税務部 |
| |
市民局 |
| |
観光交流文化局 |
| |
環境局 |
| |
保健福祉長寿局 | 地域包括ケア推進本部 | |
健康福祉部 |
| |
保健衛生医療部 |
| |
保健衛生医療部 保健所 |
| |
清水病院 |
| |
子ども未来局 |
| |
経済局 | 海洋文化都市推進本部 | |
商工部 |
| |
農林水産部 |
| |
都市局 | 都市計画部 |
|
建築部 |
| |
建設局 | 土木部 |
|
道路部 |
| |
会計管理者 | 会計室 |
|
消防局 | 消防部 |
|
警防部 |
| |
消防署 |
| |
上下水道局 | 水道部 |
|
下水道部 |
| |
教育委員会 | 事務局 教育局 |
|
選挙管理委員会 | 事務局 | |
人事委員会 | 事務局 | |
監査委員 | 事務局 | |
農業委員会 | 事務局 | |
議会 | 事務局 |
|
市庁舎
- 静岡庁舎・葵区役所 〒420-8602 静岡市葵区追手町5番1号
- 葵区役所井川支所 〒428-0504 静岡市葵区井川656番地の2
- 駿河区役所 〒422-8550 静岡市駿河区南八幡町10番40号
- 駿河区役所長田支所 〒421-0132 静岡市駿河区上川原13番1号
- 清水庁舎・清水区役所 〒424-8701 静岡市清水区旭町6番8号 (旧清水市役所)
- 清水区役所蒲原支所 〒421-3211 静岡市清水区蒲原新田一丁目21番1号
- 静岡市役所本庁舎について
- 静岡市・清水市合併協議会において、合併後に東静岡駅周辺に新しく事務所を建設することが決定した。新市発足時にも、地方自治法第四条の1の規定に基づく市の事務所の位置は条例において、本則では新事務所建設予定地であった「静岡市長沼663番地の9」(制定時の地名、NTTドコモ静岡ビルの東隣、現在葵区長沼南2番・東静岡スマイル公園のある場所)とし、附則として、完成するまでは暫定的に「静岡市追手町5番1号」(同、静岡庁舎の位置)と定めた[27]。
- しかし静岡市長小嶋善吉は2008年12月、老朽化した草薙体育館を新事務所建設予定地に移転するよう静岡県知事石川嘉延に求め、新事務所の建設予定は白紙撤回された[28]。パブリックコメントや市議会(特別議決)を経て、2009年4月1日施行の市条例において、同附則を削除し、本則を「静岡市葵区追手町5番1号」(静岡庁舎の位置)と改めた[29]。
行政区
2005年4月1日の政令指定都市移行に伴い、3つの行政区が設置された。行政区の数は政令指定都市の中では相模原市と並んで最も少ない(次に少ないのは岡山市の4区である)。これは、従来の行政管轄や地域流動をそのまま移行させ、移行による混乱を最小限に抑えるためであること、コスト面、サービス面でバランスが良い1行政区あたり20万人前後という適正人口目安に沿うように設定しているからである。
- 葵区(旧静岡市の長田地区、国吉田一・二丁目、中吉田の一部、弥生町を除く東海道線より北の地域と旧清水市楠、鳥坂の各一部※楠は一部が瀬名川三丁目に、鳥坂も一部が東瀬名町および瀬名一丁目に編入されている)
- 駿河区(長田地区、国吉田一・二丁目、中吉田の一部、弥生町と旧静岡市東海道線より南の地域と旧清水市谷田、草薙の各一部※いずれも町域で谷田に編入されている)
- 清水区(旧清水市の全域(楠、鳥坂、谷田、草薙の各一部を除く)、旧庵原郡蒲原町、由比町の全域)
-2003年3月31日 | 2003年4月1日- 2005年3月31日 |
2005年4月1日- 2006年3月30日 |
2006年3月31日- 2008年10月31日 |
2008年11月1日- 現在 |
---|---|---|---|---|
静岡市○○ | 葵区○○ | |||
駿河区○○ | ||||
清水市○○ | 清水 ○○ ※ | 清水区○○ | ||
蒲原町○○ | 清水区蒲原○○ | |||
由比町○○ | 清水区由比○○ |
※「市」を無印刷のステッカーなどで削除。後に国道については区を追加し、市県道については(国交省管轄国道の一部も含む)、地名表示部分自体を新たに作成し直した。
区名 | 人口 (人) |
面積 (km2) |
人口密度 (人/km2) |
---|---|---|---|
葵区 | 250,529 | 1,073.75 | 233.32 |
駿河区 | 211,612 | 73.06 | 2,896.41 |
清水区 | 234,168 | 265.09 | 883.35 |
合計 | 696,309 | 1,411.90 | 493.17 |
(推計人口、2018年7月1日) |
- 行政区のイメージカラー
この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 |
2006年12月22日、それぞれの区をイメージした「区のイメージカラー・ロゴマーク」が制定された[31]。
葵区 | ■葵区グリーン (DIC 214[32]) |
---|---|
駿河区 | ■駿河区レッド (DIC 2484[32]) |
清水区 | ■清水区ブルー (DIC 69[32]) |
- 都市基盤の整備
- 静岡駅周辺整備
- 東静岡新都市拠点整備
- 静岡駅から約3キロ東に位置する東静岡駅周辺地区。第三次都市再生緊急整備地域。
- 清水駅周辺整備
- 清水駅西口(通称「江尻口」)再開発(再開発ビル建設、バスターミナル整備)
- 清水駅東口(通称「みなと口」)清水港側の整備
- 清水区港町再開発(キララシティ)
- 清水港日の出地区の整備(浪漫館、エスパルスドリームプラザなど)
- 下水道普及率:70.2%(平成17年度末)
- 福祉・医療
- 城東保健福祉エリア(葵区)
- (保健所、急病センター、保健福祉センター、心身障害者デイサービスセンター、いこいの家)
- 分区について
政令指定都市移行直後、初代市長小嶋善吉は都市の発展に合わせる形での行政区増設を示唆したが、現状では難しいとの判断で凍結。市議会の中では長田区、日本平区等の提案がある(駿河区役所長田支所は将来、駿河区から分区されることを想定し、また、駿河区の安倍川以西の住民の便を考慮して設置している)。また現状では葵区の区域面積が非常に広大であるため、山間部地域から区役所までの距離が非常に離れているなど、行政サービス上の問題が残存したままとなっている。
市町合併の経過
現在の静岡市は、旧静岡市と旧清水市の新設合併(静清合併)により、2003年4月に発足した。市の名称については、合併の際の合併協議会の多数決により「静岡市」となった。したがって現在の静岡市は、制度上は旧静岡市とは別の自治体である。同様の例は数多くあり、県内では磐田市、掛川市、袋井市(いずれも2005年4月1日合併)や島田市(2005年5月5日合併)等があげられる。
2005年4月1日には、さいたま市(2003年4月移行)に続いて全国で14番目の政令指定都市に移行した。
2006年3月31日には蒲原町を編入し、これによって飛地が発生した。これは、同じく庵原郡由比町では現在の静岡市との合併が議会で否決され、富士川町では合併相手として現在の静岡市ではなく、元々経済圏である富士市を選んだ。ただし、由比町では住民投票で合併賛成派が多数となった。2007年4月22日の由比町長選挙では合併推進の現職が当選、町議会議員選挙でも合併推進派が過半数となった。これに伴い、5月1日の由比町議会で、5月14日から合併推進室を設置することが可決された。これに基づき、「静岡市・由比町合併協議会」を再度設置して協議が進められ、2008年11月1日に合併することで双方が合意した。12月5日に合併調印式を開催。2008年11月1日には由比町を編入し、飛地を解消した。
- 平成に入ってからの合併の経過
- 1991年(平成3年) - 静岡市、清水市、島田市、焼津市、藤枝市、富士川町、蒲原町、由比町、岡部町、大井川町の5市5町で、政令指定都市研究会を設置し、研究調査を行った。
- 1998年(平成10年) - 静岡市・清水市合併協議会を設置。2002年まで4年間にわたり、協議が行われた。
- 2003年(平成15年) - 合併協定書調印から1年間の準備期間を経て、静岡市と清水市が新設合併し、現在の静岡市に移行。
- 2004年(平成16年) - 蒲原町、由比町とそれぞれ合併協議会を設置。
- 2006年(平成18年) - 蒲原町を編入。
- 2008年(平成20年) - 由比町を編入。
議会
- 市政
- 市議会議員は、合併に伴う在任特例で2004年度末まで旧両市の議員がそのまま務めていた。その際は71名だったが、現在は定数48。
- 会派別議員数 (2013年改選)
詳細は「静岡市議会」を参照のこと。
- 県政
- 静岡県議会議員 (定数69 2011年4月選挙 任期4年)
- 葵区:5人 会派別内訳(自民改革会議 3、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1)
- 駿河区:4人 会派別内訳(自民改革会議 1、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1、欠員 1)
- 清水区:4人 会派別内訳(自民改革会議 1、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1、富士の会 1)
- 国政
- 任期:2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(平成33年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
静岡県第1区(葵区、駿河区) | 上川陽子 | 自由民主党 | 6 | 選挙区 |
青山雅幸 | 立憲民主党 | 1 | 比例復活 | |
静岡県第4区(清水区、富士宮市、富士市(旧富士川町) | 望月義夫 | 自由民主党 | 8 | 選挙区 |
このほかに、大口善徳(公明党・比例単独)が当市に在住している。
施設
図書館
文化施設
産業展示・見本市施設
- 静岡産業支援センター(駿河区曲金、ツインメッセ静岡)
- 駿府匠宿(駿河区丸子、伝統工芸等地場産業の展示体験施設)
コンサートホール・コンベンション施設・会議場
主な公園
スポーツ施設
レジャー
その他の施設
国家機関
内閣府
- 関東管区警察局静岡情報通信部
総務省
- 中部管区行政評価局静岡行政評価事務所
法務省
財務省
厚生労働省
農林水産省
国土交通省
防衛省
- 自衛隊静岡地方協力本部
- 静岡募集案内事務所
- 清水募集案内事務所
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- ストックトン市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- オマハ市(アメリカ合衆国ネブラスカ州)
- シェルビービル市(アメリカ合衆国インディアナ州)
- カンヌ市(フランス共和国プロヴァンス・アルプ・コートダジュール州)
- 友好都市
- 過去の友好都市[34]
- オックスナード市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- 1991年友好都市提携 - 旧静岡市が「友好の証」を交換し交流をしていたが1996年以降交流が途絶え、新市発足の際に引き継がれなかった。
- 城南市(大韓民国京畿道)
- 2003年友好都市提携 - 旧清水市が職員の交流を図るなど友好関係を結んでおり、その関係は現在も続いているが、正式な友好都市提携として調印は、静岡市に合併されてからはされていない。城南市には友好都市と表記されている。
日本国内
- 姉妹都市
- なお、室蘭市、上越市同士も姉妹都市である。
- 提携都市
- 過去の友好都市
- その他
- 全国門前町サミット - 全国の神社仏閣を中心に発展してきた門前町を有する自治体・観光協会・商業関係者などが集まり地域活性、街作り推進のため開催する会議。
姉妹港湾・友好港湾
- 清水区にある清水港は、富士山を仰ぎ、世界文化遺産である三保の松原に囲まれた美しい港町で外国船員の人気も高く、神戸港・長崎港と共に『日本三大美港』の1つに数えられている。
- 港湾法上の国際拠点港湾に指定され、また中核国際港湾にも指定されている。さらに、港則法上の特定港にも指定されている。
- 姉妹港湾
- サバンナ港(アメリカ合衆国ジョージア州) - 1986年10月27日姉妹港提携
- 友好港湾
- 青島港(中華人民共和国山東省) - 1984年4月友好港提携
国際機関
領事館
- 名誉領事館
経済
- 2004年現在の事業所数は39,237で県内第1位。
- 産業別就業人口比(2004年)は、第一次産業0.1%、第二次産業26.9%、第三次産業73.0%である。
第一次産業
葵区郊外の安倍川上流の地区は、日本で緑茶栽培業が興った土地でもある。これ以降、安倍川上流の郊外部では緑茶栽培業が盛んになり、江戸時代には徳川将軍家に献上する御用茶の栽培が行われた。北原白秋作詞の『ちゃっきり節』は、地元鉄道会社(現静岡鉄道)のコマーシャルソングとして作られたが、今では茶どころ静岡の新民謡と言える。
また、ワサビ栽培業の発祥地も、安倍奥の有東木(うとうぎ)地区である。また、足久保地区は、日本で初めて緑茶が植えられた地である。
- 農業(太字は本市で開発された品種)
- (本山、やぶきたなど。市内各所で生産される。主な地区としては、葵区藁科地区、清水区両河内地区が、最高品質の緑茶の産地となっている。)
- (章姫、紅ほっぺ(静岡11号)等。国道150号沿いの駿河区久能地区、清水区駒越地区)
- (主な産地:葵区麻機地区、清水区興津清見寺町、駿河区小坂など)
- 水産業
- 港湾の節参照
第二次産業
清水港臨海地帯を中心に軍需工場の系譜を引く大企業や戦後建設された工場等、様々な製造業が立地している。その為、清水の工業生産高は一時県下一を誇ったが、産業構造の変化によりその地位を失った。しかし、近年は一時の停滞期を脱し生産高は微増に転じている。
- 製造業
- 自動車部品、アルミニウム、産業用・民生用空調機、特殊紙、化学製品、食料品、精密機器、造船
- 地場産業・伝統工芸品
第三次産業
静岡駅周辺は、大型店や商店街、公共施設や鉄道駅の間に有効的な回遊性・回廊性を持っており、効率的に集積した構造の商業地区となっている。2006年度の調査では富士市から御前崎市までの約160万人が基本的な商圏人口であると発表された(2006年度は西武百貨店静岡店が撤退し、静岡パルコが開店する前の空白期間である)。2007年3月に開店した静岡パルコに加え2007年10月に開店したSHIZUOKA109や、2011年10月出店の東急ハンズ、その他の商業施設再開発計画などにより、更に商圏が拡大する可能性がある。
旧静岡市の郊外大型ショッピングセンターの市民一人あたり床面積は全国でも最少水準である。これは旧大規模小売店舗法時代に地元の商業関係者の反対活動によりなかなか出店ができなかった影響である。大規模小売店舗立地法になってからは企業私有地の有効活用などで徐々に増えてきたが、もともと平野部の人口密度が高く、安価で大規模な開発用地が残されていないため、店舗面積3万平米を越えるような大型ショッピングセンターは2013年4月のMARK IS 静岡開業までなかった。 このような旧静岡型の商業体系は閉鎖的であるとかつては批判されていたが、時流が変わり、結果的にそれが中心商店街の活性化維持に繋がった。 しかし一方で、旧静岡地区全体の商業販売高の減少率は郊外店舗が展開する近隣地域より大きく、今後に課題を残している[35]。
- 静岡駅周辺の主な繁華街
- 呉服町 - 静岡駅寄りの二丁目(札之辻からスクランブル交差点まで)は、静岡県内最大の繁華街。空き店鋪がほとんどなく人通りも多く、3ブロックある二丁目の最も静岡駅寄りのブロック(旧六丁目)は、県内一地価が高いことで知られる。静岡駅からやや離れた一丁目(静岡銀行本店から静岡伊勢丹まで)は人通りは比較的少なかったが、3ブロックある一丁目の中央に呉服町タワーができ人通りが増えつつある。
- 紺屋町(こうやまち) - 静岡駅開業と共に発展した街。直下に小規模な地下街があり、駅に直結している。静岡駅前地下街爆発事故以降、通りの再開発が進み、静岡パルコの開業とも相まって、一時少なくなっていた地上部分の人通りが最近は多くなっている。
- 御幸町 - 静岡市において老舗と呼べる百貨店松坂屋、その裏手にある丸井が買い物客を吸引する大きな力となっている。特に90年代半ばの丸井静岡店の増床改築により、若年層の買い物客をさらに集めているほか、隣接する伝馬町に109が開業したことから、現在においては一番活気のある場所とも言える。
- 七間町 - 旧東海道沿いの映画館や飲食店の集積するかつては静岡市内で最も賑やかな通りであったが、娯楽としての映画の地位低下でやや賑わいが乏しくなっている。それでも石畳風の車道、大理石の歩道と整備されたけやき並木など、風格を保っている。
- 両替町 - 静岡駅寄りの二丁目(七間町通りとの交差点から江川町通りとの交差点まで)は、飲食店の集積した静岡県内最大の歓楽街。銀座の発祥地である一丁目は比較的落ち着いた雰囲気の飲食店や衣料品店、雑貨店などが立地する。
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静岡駅前
主な商業施設
- 静岡駅周辺
- 松坂屋静岡店
- 静岡伊勢丹
- 静岡マルイ・静岡モディ
- 新静岡セノバ(旧称・新静岡センター)
- パルシェ(JR静岡駅ビル)
- ASTY静岡
- 静岡東急スクエア(静岡伝馬町プラザビル)
- トップセンタービル
- ペガサート
- ドン・キホーテ静岡両替町店
- 静岡PARCO
- 葵タワー
- 呉服町タワー
- 葵区(静岡駅周辺以外)
- MARK IS 静岡(2013年4月12日開業)
- エスポット静岡東店
- エスポット静岡千代田店
- ザ・ビッグ静岡新伝馬店
- ザ・ビッグ静岡城北店
- カインズ静岡羽鳥店
- DCMカーマ静岡柳町店
- ドン・キホーテ静岡山崎店
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松坂屋静岡店
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JR静岡駅ビル パルシェ
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静岡伝馬町プラザ
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静岡パルコ
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トップセンタービル
- 駿河区
- グランシップ
- イトーヨーカ堂静岡店
- セントラルスクエア静岡(アピタ)
- エスパティオ
- ジャンボエンチョー静岡店
- ジャンボエンチョー静岡下川原店
- エスポット静岡駅南店
- ドン・キホーテパウSBS通り店
- マックスバリュ静岡曲金店
- マックスバリュ静岡丸子店
- マックスバリュ静岡川原店
- マックスバリュ静岡西脇店
- サウスポット静岡
- ザ・ビッグ静岡登呂店
- ザ・ビッグ静岡豊田店
- ザ・ビッグ静岡新川店
- ホームプラザナフコ丸子店
- ルピナス富士見台ショッピングセンター(スーパーマーケットバロー富士見台店)
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マークスタワー東静岡
- 清水区
- イオン清水店
- エスパルスドリームプラザ
- フレスポ静岡(ジャンボエンチョー清水鳥坂店)
- ベイドリーム清水
- エスポットタウン天王(エスポット清水天王店)
- ジャンボエンチョー清水店
- フィットハウス清水店
- マックスバリュ清水興津店
- マックスバリュ清水三保店
- マックスバリュ清水八坂店
- スーパーマーケットバロー清水高橋店(各種テナントあり)
- ケーヨーデーツー清水店
- イオンタウン新蒲原駅前店
- DCMカーマ・HODAKA清水店
- カインズ清水店
- ザ・ビッグ蒲原店
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- 清水駅周辺の主な繁華街
- 真砂町:駅前銀座商店街
- 銀座:清水銀座商店街
- 旭町・巴町:古くからの飲食店街。港町清水の象徴的地域。
- さつき通り
本社を置く主な企業
- 金融
- 小売業・サービス業
- 建設業
- 製造業
- インフラ・情報
- 清水エル・エヌ・ジー(天然ガス製造販売、清水区)
- 静岡ガス(都市ガス、駿河区)
- TOKAIコミュニケーションズ(ソフトウエア開発、通信サービス、葵区)
- ナルテック(コンピュータ周辺機器開発、清水区)
- TOKAI(ガス、不動産、情報処理、葵区)
- 運輸・流通
- 鈴与(物流。清水区)
- エスパルスドリームフェリー(海運。清水区)
- フジドリームエアラインズ(航空。清水区)
- 静岡エアコミュータ(ヘリコプター運航事業。葵区)
- 静岡鉄道(鉄道。葵区)
- しずてつジャストライン(バス。葵区)
- 日本平自動車(バス。駿河区)
本社以外の拠点施設を置く主な企業
教育
大学・短期大学
- 葵区
- 駿河区
- 静岡大学(国立総合大学)
- 静岡県立大学(公立総合大学)
- 静岡県立大学短期大学部
- 静岡英和学院大学
- 清水区
- 東海大学(海洋学部)
専修学校
高等学校
小・中学校
特別支援学校
- 県立
- 静岡県立静岡視覚特別支援学校
- 静岡県立静岡聴覚特別支援学校
- 静岡県立静岡北特別支援学校
- 静岡県立中央特別支援学校
- 静岡県立静岡南部特別支援学校
- 静岡県立清水特別支援学校
- 国立
各種学校
学校教育以外の施設
- 独立行政法人海技教育機構立
- 国立清水海上技術短期大学校(清水区)(国土交通省所管の船員教育機関)
- 静岡県立
- 自動車教習所
- 静岡県自動車学校
- 安西自動車学校
- 中田自動車学校
- 古庄自動車学校
- 清水自動車学校
- 静鉄自動車学校
- スルガ自動車学校
交通
空港
公共用ヘリポートとして葵区諏訪に静岡ヘリポートがある。他の空港等との定期便はない。他には航空法上の飛行場ではないものの、清水区三保に三保場外離着陸場(三保飛行場)、清水区蒲原に富士川場外離着陸場(富士川滑空場)があり、主にゼネラル・アビエーション(一般航空)に利用されている。
鉄道
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- ■東海道本線:静岡貨物駅
- 静岡鉄道(静鉄)
- テンプレート:駅番号b 静岡清水線:新静岡駅 - 日吉町駅 - 音羽町駅 - 春日町駅 - 柚木駅 - 長沼駅 - 古庄駅 - 県総合運動場駅 - 県立美術館前駅 - 草薙駅 - 御門台駅 - 狐ヶ崎駅 - 桜橋駅 - 入江岡駅 - 新清水駅
なお現在LRT(路面電車方式のライトレール)が計画されている。LRT導入を促進する複数の市民団体が発足され、超党派の市議会議員を迎えて実現に向けた活動を行っており、静岡市長の2009年度施政方針に盛り込まれた他、同年度静岡市の予算案に路面電車の路線策定、調査等の予算が静岡市議会で議決された。2011年9月には静岡市と静岡鉄道、静岡商工会議所の三者により「LRT導入検討委員会」が正式に発足している。
バス・索道
運行経路、停留所などの詳細はバス事業者記事、バス営業所記事、路線記事を参照。
- 路線バス(市内・近郊)
- しずてつジャストライン - 市内ほぼ全域、静岡空港連絡バスなど
- 富士急静岡バス - 旧庵原郡から富士市方面
- 山交タウンコーチ - 旧庵原郡から富士宮市方面
- 大井川鐵道 - 閑蔵駅から川根本町方面
- 井川地区自主運行バス - しずてつジャストライン路線の廃止代替バス
- 日本平自動車 - 東静岡駅から大谷・小鹿・日本平動物園方面
- 高速バス
- 関東方面
- 東名ハイウェイバス - 東京都方面(ジェイアール東海バス、ジェイアールバス関東、ジェイアールバステック)
- 横浜ライナー - 神奈川県方面(しずてつジャストライン)
- 新宿・静岡号、新宿 / 渋谷・静岡号 - 東京都方面(しずてつジャストライン、ジェイアールバス関東、ジェイアール東海バス、京王バス東)
- しみずライナー - 東京都方面(しずてつジャストライン、ジェイアールバス関東)
- 静岡成田空港線 - 千葉県方面(しずてつジャストライン)
- 中部方面
- 関西方面
- 京阪神ドリーム静岡号 - 京都府・大阪府・兵庫県方面(ジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバス)
- 京都大阪ライナー - 京都府・大阪府方面(しずてつジャストライン、阪急バス)
- 京阪神昼特急静岡号 - 京都府・大阪府方面(ジェイアール東海バス)
- 東海道昼特急号、プレミアム昼特急号 - 京都府・大阪府方面(ジェイアールバス関東、西日本ジェイアールバス)
- フジヤマライナー - 京都府・大阪府方面(富士急山梨バス)
- 索道
- 日本平ロープウェイ(静岡鉄道)
道路
- 高速道路
- 国道
- 国道1号(清水区辻町 - 葵区栄町間は静清国道とも呼ばれる)
- 国道1号静清バイパス(地域高規格道路 静岡東西道路)
- 国道1号富士由比バイパス
- 国道52号(清水区興津中町 - 甲府市)
- 国道149号(清水区真砂町 - 清水区羽衣橋)
- 国道150号(清水区羽衣橋 - 浜松市中区)
- 国道362号(葵区常磐町2丁目 - 豊川市)
国道1号線(バイパス、現道共に)、52号線は市内全て指定区間(国土交通省中部地方整備局管理)、その他は非指定区間(静岡市建設局が管理)である。また、焼津市とを結ぶ国道150号新日本坂トンネルは、焼津市内部分についても平成20年度より静岡市が管理している(トンネル設備の管理を市境で区切ることは物理的に不可能なので静岡市が一元的に管理。19年度までは静岡県による一元管理)。
- その他高規格道路
港湾
国際拠点港湾で、北米、アジア、欧州に定期コンテナ航路 23航路を持つコンテナ取扱量全国7位の国際貿易港である。 主な輸出品は二輪自動車、自動車部品、産業機械等。輸入品は原料品、液化天然ガス、食料品、マグロ等。 港湾法の改正により従来の特定重要港湾は、京浜港、阪神港の国際戦略港湾と、名古屋港、博多港、清水港等の国際拠点港湾18港に位置づけられた。(なお、18港の内、名古屋、博多、清水等9港は施設運営に優遇税制を適用。)となった。 長崎、神戸と並んで日本三大美港のひとつであり、外国クルーズ客船の寄港もある。
- エスパルスドリームフェリー:伊豆土肥港へのカーフェリー(通称:駿河湾フェリー)、港内水上バスも運航。
- 漁港
- 蒲原漁港(清水区):第1種漁港、桜海老の水揚げが盛ん。
- 由比漁港(清水区):第1種漁港、桜海老の水揚げが盛ん。
- 西倉沢漁港(清水区):第2種漁港
- 用宗漁港(駿河区):第3種漁港、シラスの水揚げが盛ん。
かつて、江尻漁港(清水区)・興津漁港(清水区)は漁港漁場整備法の第1種漁港に指定され漁港区域ではあるが沿岸部の埋め立て等により漁港施設はなく廃止手続きが行われた。[36][37]。
観光
景勝地・観光地
標高3000m以上の山岳地帯から駿河湾岸に至る起伏に富んだ地形のため、市内には多くの景勝地がある。 テンプレート:段組
清水区
- 中心部
- 鉄舟寺(前身は700年ころ創建の久能寺。国宝「久能寺経」を始め数々の文化財を有する。山岡鉄舟再興の寺)
- 龍華寺(「観富山」の名のとおり富士の絶景を望む寺。高山樗牛ゆかりの寺でもある。)
- 草薙神社(「日本平」とともに「日本武尊の東征」にちなむ名を残す古社、祭神は日本武尊)
- 霊山寺(室町時代創建の寺、仁王門は国の重要文化財、桜の名所)
- 海長寺(日蓮宗本山)
- 梅蔭寺(清水次郎長墓)
- 船越堤公園(桜の名所)
- 末廣(清水次郎長の経営した船宿(復元))
- 次郎長生家(美濃輪町) - 次郎長の産湯に使ったと言われる井戸や、座敷などが当時のまま残っている。もともと実家は船持ち船頭を営んでいたが、次郎長は叔父の家に養子に出された為、この家で暮らしたのは幼少期のみ。
- 壮士の墓(清水港内で官軍に襲われて全滅した幕軍(咸臨丸)の湾に漂う遺体を、次郎長が官軍の威を恐れず葬った墓。これが次郎長と鉄舟を結びつけた。墓碑の揮毫は山岡鉄舟。
- 甲州廻米置場跡(富士川を川舟で下った甲州米を江戸へ廻送するために大型船に積替えた場所)
- 河岸の市(仲卸業者が直接水産物を販売する施設)
- エスパルスドリームプラザ(清水港に面し、対岸に三保の松原を望み富士を仰ぐ、観光・商業施設)
- 日の出ドリームパーク(エスパルスドリームプラザに隣接する施設群)
- フェルケール博物館(「人・海・未来がふれあう――“みなと”」をテーマとした博物館)
- 三保
- 御穂神社(創建は平安時代以前。羽衣の松より続く神の道(参道)を持つ古社。)
- 羽衣の松(天女の伝説・能「羽衣」の舞台の地)
- 清水灯台(日本最古の鉄筋コンクリート灯台、初点灯明治45年 日本の近代化産業遺産)
- 東海大学社会教育センター(博物館等、三保文化ランドは2006年を以って緑地公園としてのリニューアルに向けて閉館中)
- エスパルス練習場(Jリーグ1部清水エスパルスの練習場・本社がある。連日多くの見学者が訪れる)
- 興津
- 清見寺(奈良時代創建の古寺。朝鮮通信使史跡として福山市の福禅寺、岡山県の本蓮寺と共に国指定史跡でもある。)
- 独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」「果樹研究所」カンキツ研究興津拠点(旧農商務省農事試験場園芸部)
- 水口屋ギャラリー(興津宿の脇本陣。フェルケール博物館別館 ※水口屋はオリバー・スタットラー著「ジャパニーズ・イン(歴史の宿)水口屋物語」で海外にもその名を知られ、1957年(昭和32年)静岡国体の際には昭和天皇も宿泊した名門旅館であったが港湾建設による海岸の消滅とともにその幕を閉じた。)
- 小島
- 由比
- 倉沢の宿(由比宿から薩埵峠へ向かう途中、寺尾・倉沢地区と呼ばれる集落を通るが、この界隈にも古い木造建築が多く残っている)
- 東海道広重美術館
- 東海道由比宿、おもしろ宿場館(弥次喜多道中のキャラクター人形などを使って、江戸時代の由比宿の様子を分かり易く再現した見学施設)
- 正雪紺屋(江戸時代に活躍した軍学者・由比正雪の生家とされる染物店)
- 蒲原
- 蒲原城跡
- 旧五十嵐邸(登録有形文化財) - 蒲原宿に残る歯科医院兼住宅として使われていた建物。江戸時代から明治頃に建てられた町家を、大正3年(1914)に洋風の外観に改装したもので、1階の和室の住居部と、2階の診療室・待合室に分かれている。
- 志田邸(切妻造り平入瓦葺きの母屋は安政年間の築で、蒲原宿に現存する建物の中では、最とも古い建物の1つと言われている。元は屋号を「やま六」と言い、醤油や味噌などの醸造業を営んでいたとされ、醸造に使われていた道具類や神棚、提灯を入れる箱などが保存されている)
- 御殿山(桜の名所)
葵区
- 中心部
- 静岡浅間神社(徳川家康が築造。本社は富士宮市)
- 駿府城址(現在は駿府城公園となっており桜の名所徳川家康銅像、家康手植ミカン、復元された駿府城巽櫓・東御門 他)
- 徳川慶喜旧居跡(紺屋町(現浮月楼)、西草深町の2か所)、西郷隆盛・山岡鉄舟会見場跡(葵区伝馬町のペガサート)
- 山田長政生家跡(葵区浅間通り商店街)
- 臨済寺(徳川家康が幼少期を過ごした寺)
- 長源院(徳川家康の位牌、印籠などの遺品がある)
- 清水寺(徳川家康が奉納した千手観音がある)
- 宝台院
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静岡浅間神社 舞殿(重文)、大拝殿(重文)(2015年3月26日撮影)
- Rinzai-ji1.jpg
臨済寺(本堂・国宝重要文化財、庭園・史蹟名勝天然記念物)(2016年8月14日撮影)
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長源院 山門(三門解脱)(2013年12月10日撮影)
- Kiyomizudera Shizuoka-8.jpg
清水寺 観音堂(県指定有形文化財)(2017年9月20日撮影)
- 安倍川以西
駿河区
- 静岡駅南・有度山周辺
-
- 登呂遺跡
- 久能山東照宮
- 旧マッケンジー邸(名誉市民マッケンジー夫人の旧邸宅。スペイン風洋館)
- 「やぶきた」原樹 (日本の茶樹の大半を占める主要品種の原木、静岡県指定天然記念物)
- 小鹿神明社のクス(伊勢神明社の大クス)(静岡県指定天然記念物)
- 石蔵院のお葉付公孫樹(静岡県指定天然記念物)
- 安倍川以西
温泉
名産品
- 緑茶
- ワサビ・ワサビ漬け
- 安倍川餅
- 静岡おでん
- とろろ汁
- プラモデル
- 駿河竹千筋細工
- ひな人形
- 駿河漆器
- 賎機焼
- 駿河凧
- 祝い鯛
- 首振り虎
- 井川メンパ
- マグロおよびマグロ缶詰(シーチキン他)
- 追分羊羹
- サクラエビ
- 温州みかん
- 石垣イチゴ
- しずまえ鮮魚 - 豊かな漁場であるにもかかわらず、全国的な知名度は今ひとつ[38]な、この地域の魚を盛り上げようと、たちあげられたブランド。
祭事・催事
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文化
音楽
- 静岡交響楽団
- コンセール・リベルテ
- 静岡フィルハーモニー管弦楽団
- 清水フィルハーモニー管弦楽団
- シンフォニエッタ静岡
- デリリウムトレーメンス弦楽四重奏団
- 静岡混声合唱団TERRA
食文化
- おでん
- おでんは静岡市で多く食べられており、葵区の青葉横丁・青葉おでん街に店舗が立地する。長年、注ぎ足しして使っているうちに黒くなっただし、具が串に刺してある、黒はんぺん(はんべとも呼ぶ)が入っている、味噌を付けて青海苔や出汁粉(だしこ)をかけるといった特徴があり、酒の肴だけではなく、おかず、おやつとしても食されている。
- おでんは居酒屋や料理屋だけでなく、駄菓子屋や甘味処、大浜プールに隣接した売店などでも、一年を通して提供されている。そういった駄菓子屋や甘味処は、昭和の頃と比べて一時期激減した。キリンビールのコマーシャルに取り上げられ、それにタイアップして紀文から黒はんぺんが発売(大手メーカーで静岡の黒はんぺんが全国発売されるのは初の試み)されるなど、販売促進が行われている。「静岡おでんフェスティバル」を開催し、ご当地B級グルメとしてPRされている。近年では首都圏やバンコクでも静岡おでんが味わえる店が進出している。
- フライ
- フライはおでんと並んで伝統的な居酒屋料理の代表格である。代表的な具材としては黒はんぺんやじゃがいも、ししとうなどの野菜などが用いられる。前述の青葉横町・青葉おでん街などでは、串に刺した具材を目の前で揚げたフライを供してくれる。串カツのように熱々のフライをソースに浸して食べるスタイルである(ただし古くからの店では愛知風に、ソースの入った醤油差しをカウンターに置く店もある)。
- 餃子
- 静岡市は統計上餃子の消費量が多い。過去に餃子の一人当たり消費量が、宇都宮市を抜き日本一になった年もあった(平成7年家計調査年報)。しかし、市民にはさほど認知されていない。静岡市においても餃子を町興しに利用しようという動きもあるが、宇都宮市程に活発ではない。
- 蕎麦
- 参照: 蕎麦#静岡県
- 魚介類
- 清水港・用宗漁港・蒲原漁港・由比漁港、また焼津漁港・大井川漁港にも近いため、海産物に恵まれている。水深の深い駿河湾では桜海老やシラス、タカアシガニ、その他白身の地魚が豊富に獲れる。静岡駅周辺や駿河区の海岸部、清水区に魚を出す料理屋や居酒屋が多い。
- 雑煮
- 本地域の家庭で一般的に食べられている雑煮は角餅・醤油仕立て・煮餅であり、関東風の角餅・醤油仕立て・焼餅、関西風の丸餅・味噌仕立て・煮餅のいずれとも異なる。
- とろろ汁
- 静岡のとろろ汁は「自然薯(じねんじょ)」を摩り下ろして「だし味噌汁」で溶いて麦飯にかけるというもの(とろろご飯)。安倍川を挟んで静岡市街の対岸にある山間の町・駿河区丸子(まりこ=旧丸子宿)は、昔ながらの「とろろ汁」を出すことで知られる。
- もつカレー
- 参照: もつカレー
- 静岡割り(お茶割り)
- 静岡割りは焼酎等を緑茶で割った飲み物。「お茶割り」と呼ばれることが多かったが、2006年6月8日に静岡割り普及推進委員会が設立され、静岡おでん、黒はんぺんとセットで「静岡B級グルメ3点セット」と銘打ち、「静岡割り」として普及活動に乗り出した。
スポーツ
- サッカー
清水地域はJリーグ清水エスパルスのホームタウンであり、小学生サッカークラブ発祥の地でもある。1970年代から約20年の間に旧清水市内の高校は、選手権優勝5回・準優勝4回、高校総体優勝8回・準優勝2回の成績を残している。エスパルスのエス (S)は静岡 (Shizuoka)及び清水 (Shimizu)の頭文字である。
- 野球
プロ野球の球団は存在しないが、横浜ベイスターズは旧大洋時代に静岡草薙球場で春季キャンプを行っていた。また、同球団で選手・監督を務めた山下大輔は清水東高等学校出身である。
静岡草薙球場は県内の中心的球場で、全国高等学校野球選手権静岡大会の会場である。2006年までは毎年11月にパリーグ東西対抗が同球場で行われていたほか、かつては横浜・DeNA主催の公式戦・交流戦が年2試合程度行われていた。読売ジャイアンツや東北楽天ゴールデンイーグルスのオープン戦やイースタン・リーグ戦も開催されている。日米野球が行われたことがあり、沢村栄治がベーブ・ルースらアメリカチーム相手に9三振を獲ったというエピソードがあり、球場ゲート前にその対戦を再現した銅像が建っている。
2012年、プロ野球球団創設に向けての新部署設置と予算計上することが報道された[39]。
高校野球では、静岡高校の選手権優勝や静岡商業高校のセンバツ優勝などがある。
社会人野球では、クラブチームの静岡硬式野球倶楽部が活動している。1991年に全日本クラブ野球選手権大会を制覇した。
- バスケットボール
WリーグにシャンソンVマジックが存在する。1980年代から90年代にかけて、日本リーグ、Wリーグで優勝を果たすなど黄金時代を築いた。
プロバスケットボールのBリーグを目指す男子のクラブチームを静岡市に創設する計画が2018年より進められている[40]。
- その他のスポーツ
- 水鳥体操館(アテネ五輪金メダリスト選手の水鳥寿思など体操選手を輩出)
- 三津山ボクシングジム(ボクシング・プロボクサーを輩出)
- 清水ペガサス体操クラブ
- 静岡プロレス
- 靜甲(ソフトボール女子1部リーグ)
- バルーンバレーボール (静岡市が発祥)
マスメディア
テレビ放送
- ※ チャンネルはリモコンキーIDと市内各テレビ中継局の物理チャンネルを表記する。
放送局名 | リモコン キーID |
日本平D | 静岡籠上 | 玉川 | 清沢 | 静岡大原
(大原) |
井川 | 静岡丸子 | 清水興津 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NHK静岡 総合 |
1 | 20ch | 30ch | 16ch | 52ch | 16ch | 16ch | 30ch | 36ch |
NHK静岡 教育 |
2 | 13ch | 34ch | 14ch | 45ch | 14ch | 14ch | 34ch | 37ch |
SDT 静岡第一テレビ |
4 | 19ch | -- | 25ch | 25ch | 27ch | 25ch | -- | -- |
SATV 静岡朝日テレビ |
5 | 18ch | -- | 23ch | 23ch | 29ch | 23ch | -- | -- |
SBS 静岡放送 |
6 | 15ch | -- | 21ch | 21ch | 24ch | 21ch | -- | -- |
SUT テレビ静岡 |
8 | 17ch | -- | 22ch | 22ch | 26ch | 22ch | -- | -- |
ラジオ放送
- AM放送
- FM放送(県域局)
- NHK静岡放送局 FM放送 88.8MHz
- 静岡エフエム放送(K-mix) 静岡 79.2MHz - JFN系。送信所親局とサテライトスタジオのみ。本社:浜松市
- 静岡放送(SBSラジオ)FM補完中継局 93.9MHz - 所在地は焼津市・藤枝市の高草山。
- FM放送(コミュニティFM局)
トンネル内の再送信設備
- 東名高速道路 - NHK静岡第1放送、NHK東京第1放送、NHK第2放送、SBSラジオ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、NHK静岡FM放送、K-mix
- 国道1号、国道150号 - NHK静岡第1放送、NHK東京第1放送、NHK第2放送、SBSラジオ、ニッポン放送、NHK静岡FM放送、K-mix、FM-Hi!、マリンパル(賤機山トンネルのみ)
- 国道362号、その他県道は基本的にはコミュニティFMを除く静岡局、トンネルによってはニッポン放送、FM-Hi!の再送信がある。国道52号には再送信設備のあるトンネルはない。
ケーブルテレビ放送
- トコちゃんねる静岡(清水区蒲原地区・由比地区を除いた全域※郊外の一部・山間部全域はエリア外)
- @TCOM(TOKAIコミュニケーションズ 清水区蒲原地区・由比地区のみ)
新聞
- 静岡新聞(部数約70万。県紙では全国的にも規模が大きい)
- 建通新聞(建設専門紙)
コミュニティー誌・情報誌
- 静岡ぐるぐるマップ
- 季刊清水
- 静岡市Walker
- すろーかる
本社を置くマスメディア
- 静岡新聞社(日刊紙。駿河区)
- 静岡放送(ラテ兼営。テレビはJNN系列、ラジオはJRN/NRN系列。駿河区)
- テレビ静岡(FNN系列。駿河区)
- 静岡朝日テレビ(ANN系列。葵区)
- 静岡第一テレビ(NNN系列。駿河区)
- 建通新聞社(建設専門紙。駿河区)
拠点を置くマスメディア
- 朝日新聞社静岡総局(葵区)
- 毎日新聞社静岡支局(葵区)
- 読売新聞東京本社静岡支局(葵区)
- 日本経済新聞社静岡支局(葵区)
- 産業経済新聞社(産経新聞)静岡支局(葵区)
- 中日新聞社(中日新聞・東京新聞)静岡総局(葵区)
- 日刊スポーツ新聞社静岡支局(葵区)
- スポーツニッポン新聞社静岡支局(葵区)
- 報知新聞社(スポーツ報知)静岡支局(葵区)
- 共同通信社静岡支局(駿河区)
- 時事通信社静岡支局(葵区)
- 静岡エフエム放送静岡支社(葵区)
出身有名人
- 参照: 静岡市出身の人物一覧
静岡市観光親善大使
作品
漫画
- ちびまる子ちゃん (さくらももこ 1986年 - 1996年[43], 2007年 - 2011年[44])- 作者の出身地旧清水市が舞台
- 無明逆流れ(とみ新蔵 1967年)
- シグルイ(山口貴由 2003年 - 2010年)
- 腕 -駿河城御前試合-(南條範夫原作・森秀樹作画 2011年 - 2012年)
- ローカル女子の遠吠え(瀬戸口みづき、2014年 - 連載中)
テレビドラマ
- 徳川家康(1964年 NET(現テレビ朝日))
- 徳川家康(1983年、NHK大河ドラマ)
- 松本清張スペシャル Dの複合(1993年、フジテレビ金曜エンタテイメント)
- 徳川慶喜(1998年、NHK大河ドラマ)
- 葵 徳川三代(2000年、NHK大河ドラマ)
- 次郎長 背負い富士(2006年、NHK木曜時代劇)
- 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い(2007年、NHK木曜時代劇)
小説
- 次郎長三国志(村上元三 1952年 - 1954年)、背負い富士(山本一力 2006年)、巴川(村松友視 1994年)ほか清水港関係小説多数。
- 徳川家康(山岡荘八 1950年 - 1967年)
- 駿河城御前試合(南條範夫 1956年 - 1962年) - 「無明逆流れ」「シグルイ」「腕 -駿河城御前試合-」の原作。
- Dの複合(松本清張 1965年 - 1968年) - 市内の三保の松原が舞台となっている。
- 寺町三丁目十一番地(渡辺茂男 1969年)
- 柳生十兵衛七番勝負(津本陽 2004年)
- イニシエーション・ラブ(乾くるみ 2004年)、- 1986年頃の静岡市を舞台としている。2015年の映画化の際はロケ地にもなった。
テレビアニメ
- ちびまる子ちゃん(1990年 - 、フジテレビ) - 清水市(現・清水区)。
- いぬかみっ!(2006年、テレビ東京)
- シグルイ(2007年、WOWOW)
- 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG(2011年、BS11)
- ガンダムビルドファイターズ(2013年、テレビ東京)
- 魔法少女大戦(2014年、TOKYO MX) - 静岡浅間大社、グランシップ
- ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜(2016年、TOKYO MX) - 清水区内
ドラマ撮影地
- 西部警察 PART-II(1982年、テレビ朝日) - 日本全国縦断ロケの第一弾として静岡でロケーションが行われた。
- 女かじき特急便 (1982年、日本テレビ)
- 転校少女Y (1984年、TBS)
- もっとあぶない刑事 (1988年、日本テレビ)
- Alice 6(1995年、SUT / UX) - 静岡市・伊豆市
- 僕だけのマドンナ(2003年、フジテレビ) - 用宗漁港。
- WATER BOYS2 (2004年、フジテレビ) - グランシップ。
- 検察官キソガワ(2005年、BSジャパン) - 青葉おでん街[45]
- 次郎長背負い富士(2006年、NHK木曜時代劇)- 10話(最終話);三保の松原[45]
- 白夜行 (2006年、TBS)
- 輪舞曲(ロンド)(2007年、TBS) - カナサシ重工[45]。
- 風林火山(2007年、NHK大河ドラマ) - 臨済寺、今川氏館跡、久能山東照宮、清見寺。
- 華麗なる一族(2007年、TBS)- 日本平ホテル[45]。
- 血痕 警科研・湯川愛子の鑑定ファイル第2作(2007年) - 駿府城公園[45]。
- 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い(2007年、NHK木曜時代劇) - 久能山東照宮。
- コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2008年、フジテレビ)
- 魔王(2008年、TBS)
- 篤姫(2008年、NHK大河ドラマ) - 宝台院、浮月楼。
- 不毛地帯(2009年、フジテレビ) - グランシップ。
- 万引きGメン・二階堂雪第18作(2009年) - 静岡徳洲会病院[45]。
- GOLD(2010年、フジテレビ) - 静岡市役所、静岡県立水泳場。
- 熱海の捜査官(2010年、テレビ朝日)
- 杜拉拉昇職記(Go Lala Go!)(2010年、中国ドラマ)- 青葉おでん街[46][47][45]。
- コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2010年) - 供用開始前の新東名高速道路。
- 江〜姫たちの戦国〜(2011年、NHK大河ドラマ) - 駿府城公園、久能山東照宮。
- 熱海の捜査官(2010年、テレビ朝日金曜ナイトドラマ) - 清水区蒲原小金の路上。
- JIN-仁- 第2期第2話 (2011年、TBS) - 静岡浅間神社
- それでも、生きてゆく(2011年、フジテレビ)
- 運命の人(2012年、TBS) - 静岡県庁本館。
- TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜(2013年、TBS金曜ドラマ) - 興津第二埠頭
- 潜入探偵トカゲ(2013年、TBS木曜ドラマ9) - ホテルセンチュリー静岡。
- とんび(2013年、TBS日曜劇場) - 久能山東照宮。
- ちびまる子ちゃんスペシャル(実写版)(2013年、フジテレビカスペ!) - 清水入江小学校、巴川、三保の松原。
- 警視庁捜査一課9係(2013年、テレビ朝日) - 東海大学海洋学部。
映画撮影地
映像外部リンク | |
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16px 『幕が上がる』映画予告編 - YouTube 踊る大捜査線シリーズでも知られる本広克行が監督を務めた青春映画。静岡市の旧庵原高校などで撮影された。 |
- サラリーマン清水港(1962年)
- 続サラリーマン清水港(1962年)
- 乱れる(1964年)
- クレージーの無責任清水港(1966年)
- クレージーの殴り込み清水港(1970年)
- ユー・ガッタ・チャンス(1985年)
- みんなあげちゃう(1985年)
- ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲(1987年) - 静岡鉄道[45]。
- シュート!(1994年)
- Lie Lie Lie (1997年)
- ピンチランナー(2000年)- 東海大学付属翔洋高等学校。
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)
- ぷりてぃ・ウーマン(2003年) - 静岡鉄道[45]。
- 69 sixty nine(2004年)- 旧東海大学第一高等学校[45]。
- デコトラの鷲 恋の花咲く清水港(2005年) - いちご海岸通り[45]。
- 実録・東海道抗争 白と黒(2006年) - 三保生涯学習交流館[45]。
- 吉祥天女(2007年) - 旧マッケンジー邸[45]。
- やじきた道中 てれすこ(2007年)[45]
- エクステ(2007年)- 興津第二埠頭[45]
- 少林少女(2008年) - 静岡県立大学[45]。
- 次郎長三国志(2008年)[45]
- ぐるりのこと。(2008年) - 静岡市民文化会館[45]。
- DIVE!!(2008年) - 静岡県立水泳場[45]。
- フィッシュストーリー(2009年)- 駿河湾フェリー[45]。
- BOX 袴田事件 命とは(2010年)
- 癒しの遊女 濡れ舌の蜜 (2010年) - 七間町。
- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI(2014年)
- 百合子、ダスヴィダーニヤ(2011年)- 旧マッケンジー邸。監督の浜野佐知は静岡城北高校卒である。
- 近キョリ恋愛(2014年)- 青葉シンボルロード。
- 神さまの言うとおり(2014年)- 旧庵原高校。
- 幕が上がる(2015年)
- イニシエーション・ラブ(2015年)- 常磐公園など(原作小説が静岡市を舞台にしている)
鉄道唱歌
1900年に作られた鉄道唱歌・第1集東海道編に静岡市が登場する歌詞は、下記のとおりである。
- 19. 世にも名高き興津鯛 鐘の音響く清見寺 清水につづく江尻より 行けば程なき久能山 (1911年一部修正)
- 20. 三保の松原田子の浦 逆さにうつる富士の嶺を 波にながむる舟人は 夏も冬とや思ふらむ
- 21. 駿州一の大都会 静岡いでて安部川を わたればここぞ宇津ノ谷の 山きりぬきし洞の道
その他
市章・市歌・名誉市民
- 市章 :富士山と波を描いたもの。
- 公募作品
- 2003年5月29日制定
- 市歌 :『わたしの街 静岡』
- エミリー・マーガレッタ・マッケンジー(旧静岡市で福祉事業に貢献)
- 芹沢銈介(人間国宝、旧静岡市名誉市民)
- 松前重義(旧清水市に東海大学を建学、教育・文化に貢献)
- 鈴木与平(旧清水市の経済・発展に貢献)
- 後藤磯吉(1919-2011、はごろもフーズ前会長、清水港の発展に貢献)
- 大野乙次郎(旧蒲原町の財政基盤作りに貢献)
- 佐藤一郎(旧蒲原町の教育・建設・防災行政に貢献)
- 山本良作(旧蒲原町の産業発展に貢献)
- 山本幾太郎(旧蒲原町の産業・教育・福祉に貢献)
市外局番
固定電話の市外局番は、054(200-299、320-399、600-699、900-909)である(焼津市、藤枝市とともに静岡MA)。NTT西日本の一般加入電話の場合、番号帯はいずれも主に、葵区と駿河区は200番台・650番台(一部)、清水区[48]は300番台、焼津市・藤枝市は600番台を使用している。
1990年9月9日、静岡MA(旧静岡市 0542)に藤枝MA(当時の志太2市2町[49] 0546)が編入され、3市2町で市内通話となった。同時に市外局番が054に統一される。
2003年の静清合併当時は、旧静岡市域、志太2市2町が054、旧清水市域が0543(20-99)と、同一市内でも2つの市外局番があり単位料金区域 (MA) も054は静岡MA、0543は清水MAと市外局番ごとに異なっていた。このため、旧静岡市域と旧清水市域の相互間は市外通話となっていた。このため、2007年2月1日に静岡MAに編入され、市内通話となった。市外局番も054に統合された。
学校給食
合併前の名残から、1市3制度となっており、葵区(梅ヶ島小中学校を除く全小中学校)、駿河区(全小中学校)、清水区(一部の小中学校)では市営の学校給食センター(東部、西部、南部、北部、藁科、井川、庵原、両河内)で一括製造し、葵区の梅ヶ島小中学校と清水区の小学校の半数以上では自校調理を採用している。清水区の中学校の半数以上では民間委託を行っている。(個別に弁当持参も可能。)
脚注
- ↑ 静岡市中心市街地活性化基本計画における静岡地区は、静岡駅と葵区役所付近の約250ヘクタールである。
- ↑ 静岡市中心市街地活性化基本計画における清水地区は、清水駅と清水区役所付近の約140ヘクタールである。
- ↑ “中心市街地活性化基本計画”. 静岡市ホームページ. . 2014閲覧.
- ↑ “認定された中心市街地活性化基本計画”. 首相官邸ウェブサイト. . 2014閲覧.
- ↑ 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- ↑ 6.0 6.1 “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. . 2014閲覧.
- ↑ 国土地理院. “全国都道府県市区町村別面積調”. . 2018閲覧.
- ↑ 静岡県 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系)国土地理院(2018年5月2日閲覧)
- ↑ 我が国の人口重心 -平成27年国勢調査結果から-総務省(2018年5月2日閲覧)
- ↑ 静岡県最北端でもある。
- ↑ “静岡市、政令市初の70万人割れ…若者ら流出”. 読売新聞 (2017年4月7日). . 2017閲覧.
- ↑ “静岡市、未曾有の人口減少で「静岡市総合戦略」発動…あらゆる手立て講じて人口流出を歯止め”. Busainess Journal (2017年5月14日). . 2017閲覧.
- ↑ 比定地については異説もある。
- ↑ 『47都道府県うんちく事典』著者八幡和郎125頁
- ↑ この日の直前には村域の一部が町に編入された所が5か所ほどあり、また静岡駅の所在地となる有渡郡南安東村の一部が分離し「静岡栄町」に改称された。なお、飛び地の有渡郡静岡銭座町は、静岡市に入らず千代田村に編入された。
- ↑ 望月政治 編輯 『都章道章府章県章市章のすべて』 日本出版貿易株式会社、1973-07-07。
- ↑ “鹿島紀行特集 第2話登呂遺跡”. 鹿島ホームページ. . 2014閲覧.
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タグです。 「花木鳥
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ “平成23年 台風第15号に関する静岡県気象速報 (PDF)”. 静岡地方気象台ホームページ. . 2014閲覧.
- ↑ 静岡市総務局広報課報道広報係 (2018年4月1日). “各課の仕事と連絡先:静岡市 -- 局・独立機関”. . 2018閲覧.
- ↑ 2003年(平成15年)4月1日公布 平成15年静岡市条例第1号「静岡市の事務所の位置を定める条例」
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- ↑ りぼん版
- ↑ 新聞連載版
- ↑ 45.00 45.01 45.02 45.03 45.04 45.05 45.06 45.07 45.08 45.09 45.10 45.11 45.12 45.13 45.14 45.15 45.16 45.17 45.18 45.19 “静岡市のロケ実績一覧”. 静岡市フィルムサポーターズホームページ. . 2014閲覧.
- ↑ “日本のロケ地が中国人ツアー客に人気”. 人民日報日本語版. (2010年10月20日) . 2014閲覧.
- ↑ 王 家灼 (2011年). “地域ブランドの構築による観光需要の創造に関する一考察 ―中国人観光客を対象として― (PDF)”. 早稲田大学. pp. 122,129. . 2014閲覧.
- ↑ 富士市のごく一部の地域も含む
- ↑ その後平成の大合併期に旧岡部町は藤枝市に、旧大井川町は焼津市に編入された。
関連項目
外部リンク
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