北見市
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北見市(きたみし)
北海道北東部にある市。北見盆地を占め,南西部は石狩山地に接する。市域中央を常呂川が北流しオホーツク海に注ぐ。 1942年野付牛町を改称し市制施行。 1956年相内村を編入。 2006年端野町,常呂町,留辺蘂町と合体。旧称の野付牛 (のつけうし) はアイヌ語のヌプウンケシ (野の端の意) に由来する。道東の交通,文化,経済の中心地の一つ。常呂川流域に肥沃な低地が広がる。 1897年第7師団に属する屯田兵と,土佐藩の片岡氏ほか 112戸による北光社が入植し,開墾。第2次世界大戦までは重要な輸出品目であったハッカの生産で発展。タマネギ,ジャガイモ,テンサイなどを多産し,酪農も行なわれる。北部では水産業も盛んで,オホーツク海沿岸ではサケなどの沿岸漁業,サロマ湖ではホタテガイ,カキなどの養殖が行なわれる。西部は網走地方有数の林業地域で,素材生産と製材,チップ材などの木材加工業が盛ん。常呂川支流の無加川流域にエゾムラサキツツジの群落で知られる温根湯温泉がある。常呂遺跡は国の史跡に指定。サロマ湖一帯は網走国定公園に属する。 JR石北本線,国道 39号線,238号線,242号線,333号線が通る。
脚注
外部リンク
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産業
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