日本の世界遺産
日本の世界遺産(にっぽんのせかいいさん、にほんのせかいいさん)は、ユネスコの世界遺産に登録されている日本国内の文化・自然遺産の一覧。Category:日本の世界遺産に索引がある。
Contents
文化遺産
自然遺産
画像 | ID | 登録名 | 登録年 | 所在地 | 登録基準 | 保護管理 |
---|---|---|---|---|---|---|
120x120ピクセル | 662 | 屋久島 | 1993年 | 鹿児島県 | (7), (9) | 屋久島国立公園 屋久島原生自然環境保全地域 |
120px | 663 | 白神山地 | 1993年 | 青森県 秋田県 |
(9) | 白神山地自然環境保全地域 |
120px | 1193 | 知床 | 2005年 | 北海道 | (9), (10) | 知床国立公園 遠音別岳原生自然環境保全地域 |
120px | 1362 | 小笠原諸島 | 2011年 | 東京都 | (9) | 小笠原国立公園 南硫黄島原生自然環境保全地域 |
複合遺産
なし
危機遺産
なし
地域別
現在、47都道府県中26都道府県(北海道、青森県、岩手県、秋田県、栃木県、群馬県、東京都、富山県、山梨県、岐阜県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、島根県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)に日本の世界遺産がある。
分布図
北海道
東北地方
- 白神山地(青森県西津軽郡鰺ヶ沢町、深浦町、中津軽郡西目屋村、秋田県山本郡藤里町)(1993年12月登録)
- 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(岩手県西磐井郡平泉町)(2011年6月登録)
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(2015年7月登録)
関東地方
- 日光の社寺(栃木県日光市)(1999年12月登録)
- 富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県富岡市、伊勢崎市、藤岡市、甘楽郡下仁田町)(2014年6月登録)
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(2016年7月登録)
- 小笠原諸島(東京都小笠原村)(2011年6月登録)
中部地方
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995年12月登録)
- 富士山-信仰の対象と芸術の源泉(静岡県静岡市、富士宮市、御殿場市、裾野市、駿東郡小山町、山梨県富士吉田市、南都留郡富士河口湖町、山中湖村、忍野村、南巨摩郡身延町)(2013年6月登録)
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(2015年7月登録)
近畿地方
- 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県生駒郡斑鳩町)(1993年12月登録)
- 姫路城(兵庫県姫路市)(1993年12月登録)
- 古都京都の文化財(京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市)(1994年12月登録)
- 古都奈良の文化財(奈良県奈良市)(1998年12月登録)
- 紀伊山地の霊場と参詣道(奈良県五條市、吉野郡吉野町、天川村、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、和歌山県新宮市、田辺市、橋本市、東牟婁郡那智勝浦町、串本町、伊都郡高野町、九度山町、かつらぎ町、西牟婁郡白浜町、すさみ町、上富田町、三重県尾鷲市、熊野市、南牟婁郡御浜町、紀宝町、北牟婁郡紀北町、度会郡大紀町)(2004年7月・2016年10月登録)
中国地方
- 原爆ドーム(広島県広島市中区)(1996年12月登録)
- 厳島神社(広島県廿日市市)(1996年12月登録)
- 石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県大田市)(2007年6月登録)
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(2015年7月登録)
四国地方
なし
九州・沖縄地方
- 屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)(1993年12月登録)
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県那覇市、うるま市、南城市、国頭郡今帰仁村、中頭郡読谷村、北中城村、中城村)(2000年11月登録)
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(2015年7月登録)
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 (2017年7月登録)(福岡県宗像市、福津市)
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(2018年6月登録)
暫定リスト掲載物件
日本政府は、登録の前提となる暫定リストに文化遺産7件、自然遺産1件を掲載している。英語名は世界遺産センターの暫定リスト[1]、日本語名は文化遺産については文化遺産オンライン[2]による。
文化遺産の候補
画像 | 日本語名 (リスト記載名・英語) |
記載年月 | 備考 |
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100px | 古都鎌倉の神社・寺院ほか | 1992年10月 | 「武家の古都・鎌倉」として2012年に推薦されたが、翌年、第37回世界遺産委員会での審議前に「不登録」決議回避のため取り下げ。再推薦時期は未定。 |
Temples, Shrines and other structures of Ancient Kamakura | |||
100px | 彦根城 | 1992年10月 | |
Hikone-Jo(castle) | |||
100px | 飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 | 2007年1月 | |
Asuka-Fujiwara: Archaeological sites of Japan’s Ancient Capitals and Related Properties | |||
100px | 北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群 | 2009年1月 | 2018年7月19日に文化審議会により2020年審議の正式候補に選定された[3]。考古遺跡のみで構成される候補地は国内初。但し、2020年からは文化遺産・自然遺産を問わず審議対象は一国一件に限られるようになり、自然遺産候補として奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島も2020年の推薦を目指していることから、最終的にどちらかに絞らなければならない。また、全体審議数も上限35件となり、登録数の少ない国が優先されるため、推薦物件が多い場合には日本からの推薦が受理されない可能性もある[4]。 |
Jômon Archaeological Sites in Hokkaidô, Northern Tôhoku, and other regions | |||
百舌鳥・古市古墳群 | 2010年11月 | 2019年審議に向けて正式推薦され、2018年1月30日に世界遺産センターに推薦書が受理された[5]。 | |
Mozu-Furuichi Kofungun, Ancient Tumulus Clusters | |||
100px | 金を中心とする佐渡鉱山の遺産群 | 2010年11月 | 2020年審議に向けた推薦候補だったが[6]、2021年審議以降の推薦となった。 |
The Sado complex of heritage mines, primarily gold mines | |||
100px | 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(拡張) | 2012年9月 | |
Hiraizumi - Temples, Gardens and Archaeological Sites Representing the Buddhist Pure Land (extension) |
自然遺産の候補
画像 | 日本語名 (リスト記載名・英語) |
記載年月 | 備考 |
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100px | 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島[7] | 2016年2月[8] | 日本は2013年1月に暫定リスト記載を決定したが[9]、世界遺産センターから不備を指摘され記載が保留[10]、2016年2月1日に正式記載。2017年のIUCNによる現地調査を経て、2018年5月に登録延期勧告が出されたため推薦を取り下げ、2020年の審議を目指すことになった[11]。但し、2020年からは文化遺産・自然遺産を問わず審議対象は一国一件に限られるようになり、文化遺産候補として北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群も2020年の推薦を目指していることから、最終的にどちらかに絞らなければならない。また、全体審議数も上限35件となり、登録数の少ない国が優先されるため、推薦物件が多い場合には日本からの推薦が受理されない可能性もある[4]。 |
Amami-Oshima Island, Tokunoshima Island, the northern part of Okinawa Island and Iriomote Island[8] |
複合遺産の候補
なし
暫定リストへの越境遺産の提案
外国から、越境遺産(国境を越える世界遺産)の共同提案の可能性が打診されている事例もある。
- 生物系統学の揺籃地 - 2009年、8か国13資産から成る「生物系統学の揺籃地」を暫定リストへの記載をスウェーデンが計画し、スウェーデン国内の6資産が暫定リストに先行記載された。スウェーデン国外の資産には植物学者カール・ツンベルクゆかりの日本の長崎県出島と神奈川県箱根町が含まれる[12]。
暫定リストへの過去の提案
文化遺産推薦に向けた公募
文化庁は2006年と2007年に文化遺産候補を全国から公募した。その中には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」、「「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のように、すでに世界遺産に登録されているものもあり、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」のように暫定リストに記載済みのものもある。また、「萩-日本の近世社会を切り拓いた城下町の顕著な都市遺産」は「萩城下町」として「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に組み込まれて世界遺産に登録されている。その一方で、暫定リスト入りを果たしていない提案も以下のように多く残っている(カッコ内の年は最初に提案された年)[13]。以下の提案は文化審議会によって評価や課題が示されている[14]。
なお、「飛騨高山の町並みと祭礼の場-伝統的な町並みと屋台祭礼の文化的景観-」の無形文化財の要素については、無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の構成資産となった。また、ユネスコの遺産事業とは異なるが、四国霊場は2015年に日本遺産に組み込まれ、阿蘇は世界ジオパークおよび世界農業遺産、宇佐・国東は世界農業遺産、松島は世界で最も美しい湾クラブに登録されるなど、異なる枠組みで評価されている要素を含む物件もある。
- 北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群(北海道、2007年)
- 最上川の文化的景観-舟運と水が育んだ農と祈り、豊饒な大地-(山形県、2006年)[15]
- 松島-貝塚群に見る縄文の原風景(宮城県、2007年)
- 水戸藩の学問・教育遺産群(茨城県、2007年)
- 足尾銅山-日本の近代化・産業化と公害対策の起点-(栃木県、2007年)
- 足利学校と足利氏の遺産(栃木県、2007年)
- 埼玉古墳群-古代東アジア古墳文化の終着点-(埼玉県、2007年)
- 近世高岡の文化遺産群(富山県、2006年)
- 立山・黒部〜防災大国日本のモデル-信仰・砂防・発電-〜(富山県、2007年)
- 城下町金沢の文化遺産群と文化的景観(石川県、2006年)
- 霊峰白山と山麓の文化的景観-自然・生業・信仰-(石川県・福井県・岐阜県、2006年)
- 若狭の社寺建造物群と文化的景観-神仏習合を基調とした中世景観(福井県、2006年)
- 日本製糸業近代化遺産〜日本の近代化をリードし、世界に羽ばたいた糸都岡谷の製糸資産〜(長野県、2007年)
- 善光寺と門前町(長野県、2006年)
- 松本城(長野県、2006年)
- 妻籠宿・馬籠宿と中山道-『夜明け前』の世界-(長野県・岐阜県、2006年)
- 飛騨高山の町並みと祭礼の場-伝統的な町並みと屋台祭礼の文化的景観-(岐阜県、2006年)
- 天橋立-日本の文化景観の原点(京都府、2007年)
- 近世岡山の文化・土木遺産群-岡山藩郡代津田永忠の事績-(岡山県、2007年)
- 三徳山-信仰の山と文化的景観-(鳥取県、2006年)
- 錦帯橋と岩国の町割(山口県、2006年)
- 山口に花開いた大内文化の遺産-京都文化と大陸文化の受容と融合による国際性豊かな独自の文化-(山口県、2007年)
- 四国八十八箇所霊場と遍路道(香川県・愛媛県・徳島県・高知県、2006年)
- 宇佐・国東-「神仏習合」の原風景(大分県、2006年)
- 阿蘇-火山との共生とその文化的景観(熊本県、2007年)
- 竹富島・波照間島の文化的景観〜黒潮に育まれた亜熱帯海域の小島〜(沖縄県、2006年)
自然遺産推薦に向けた選定
自然遺産の候補については、2003年に環境省と林野庁が主催する「世界自然遺産候補地に関する検討会」でリストアップと検証が行われ、その中から、有力候補として知床、小笠原諸島、奄美・琉球が選定された[16](知床は2005年に、小笠原諸島は2011年に、それぞれ世界遺産登録。奄美・琉球は2018年に審議予定)。その過程で漏れた候補は以下の通りである(「比較対象」は、審議の際に、候補地よりも優越するとして挙げられた他国の世界遺産などであり、選定された3件のみが他国の世界遺産よりも優越する可能性を指摘された)[17]。
名称 | 所在地 | 分野 | 比較対象 | 国際的要素 |
---|---|---|---|---|
利尻・礼文・サロベツ原野 | 北海道 | 混交林(日本・満州) | カムチャツカの火山群 | サロベツ原野はラムサール条約登録地。 |
大雪山 | 北海道 | 混交林(日本・満州) | カムチャツカの火山群 トンガリロ国立公園 中部シホテアリン |
|
阿寒・屈斜路・摩周 | 北海道 | 混交林(日本・満州) | イエローストーン国立公園 ンゴロンゴロ保全地域 |
阿寒湖はラムサール条約登録地。 |
日高山脈 | 北海道 | 混交林(日本・満州) | 中部シホテアリン | |
早池峰山 | 東北地方 岩手県 |
夏緑樹林(東アジア) | (該当多し) | |
飯豊・朝日連峰 | 東北・中部 山形県・新潟県・福島県 |
夏緑樹林(東アジア) | 白神山地 | |
奥利根・奥只見・奥日光 | 東北・中部・関東 福島県・栃木県・群馬県・新潟県 |
夏緑樹林(東アジア) | カムチャツカの火山群 白神山地 |
「尾瀬」「奥日光の湿原」はラムサール条約登録地。「只見」は生物圏保存地域。 |
北アルプス | 中部地方 新潟県・富山県・長野県・岐阜県 |
夏緑樹林(東アジア) | カナディアン・ロッキー山脈自然公園群 ヨセミテ国立公園 |
|
富士山 | 中部地方 静岡県・山梨県 |
常緑樹林(日本) | キリマンジャロ国立公園 ハワイ火山国立公園 グヌン・ムル国立公園 |
文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」としては世界遺産リストに登録された。 |
南アルプス | 中部地方 長野県・山梨県・静岡県 |
常緑樹林(日本) | カナディアン・ロッキー山脈自然公園群 | 「南アルプス」は生物圏保存地域。 |
祖母山・傾山・大崩山、九州中央山地と周辺山地 | 九州地方 大分県・宮崎県・熊本県 |
常緑樹林(日本) | ガラホナイ国立公園 マデイラ島の照葉樹林 |
「祖母・傾・大崩」は生物圏保存地域。 |
阿蘇山 | 九州地方 熊本県 |
常緑樹林(日本) | イエローストーン国立公園 ンゴロンゴロ保全地域 |
「阿蘇ジオパーク」は世界ジオパーク。 |
霧島山 | 九州地方 宮崎県・鹿児島県 |
常緑樹林(日本) | カムチャツカの火山群 ハワイ火山国立公園 |
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伊豆七島 | 関東地方 東京都 |
常緑樹林(日本) | ハワイ火山国立公園 | |
三陸海岸 | 東北地方 岩手県・宮城県 |
海岸地形 | グロス・モーン国立公園 ドーセットと東デヴォンの海岸 |
|
山陰海岸 | 近畿・中国地方 京都府・兵庫県・鳥取県 |
海岸地形 | グロス・モーン国立公園 ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸 |
「山陰海岸ジオパーク」は世界ジオパーク。 |
新たな暫定リスト追加の可能性
ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内組織「日本イコモス国内委員会」の岡田保良副委員長(国士舘大教授)は2018年2月8日に宮崎県庁で行われた講演の中で、「政府が選定する国内の推薦候補地について、2019度までに追加など見直し作業を行う可能性がある」との見解を示した[18]。日本イコモス国内委員会は2017年12月8日に、将来的に世界遺産になる可能性がある日本の20世紀遺産を選定している。
また既存登録地の京都ではかねてから古都京都の文化財の拡張登録が取り沙汰されているほか、群馬で富岡製糸場と絹産業遺産群の拡張登録や、和歌山では紀伊山地の霊場と参詣道の再拡張登録を目指す動きがある。
脚注
- ↑ Tentative List (Japan)(2017年5月26日閲覧)
- ↑ 我が国の暫定一覧表記載文化遺産(2017年5月26日閲覧)
- ↑ 縄文遺跡群を推薦=20年の世界遺産候補―文化審 時事通信社2018年7月19日(Yahoo!ニュース)(2018年7月19日閲覧)
- ↑ 4.0 4.1 東京文化財研究所
- ↑ List of nominations received by 1 February 2018 and for examination by the World Heritage Committee at its 43rd session (2019)
- ↑ 文化審議会世界文化遺産部会(第4回)について」(文化庁、2017年7月31日)
- ↑ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会
- ↑ 8.0 8.1 Amami-Oshima Island, Tokunoshima Island, the northern part of Okinawa Island and Iriomote Island
- ↑ 「奄美・琉球」の世界遺産暫定一覧表への記載について(お知らせ)(環境省、2013年1月31日)(2014年4月29日閲覧)
- ↑ 「奄美・琉球」の候補入り保留 世界遺産登録でユネスコ(日本経済新聞、2013年4月6日)(2014年4月29日閲覧)
- ↑ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界遺産一覧表への記載推薦に関する今後の方針について(環境省、2018年6月1日)
- ↑ 西日本新聞 2010年2月18日付
- ↑ 西村幸夫「暫定リストの近況」(『世界遺産年報2008』日経ナショナルジオグラフィック社、2008年、p.38)、佐滝剛弘『「世界遺産」の真実 - 過剰な期待、大いなる誤解』祥伝社〈祥伝社新書〉、2009年、pp.172-173
- ↑ 世界遺産暫定一覧表候補の文化遺産
- ↑ 山形県では2009年6月に現職を破って知事に当選した吉村美栄子が、登録推進事業の中止を打ち出した(佐滝剛弘『「世界遺産」の真実 - 過剰な期待、大いなる誤解』祥伝社〈祥伝社新書〉、2009年、pp.188-191)。
- ↑ 日本ユネスコ協会連盟『世界遺産年報2004』平凡社、pp.47-49
- ↑ 「国際的要素」以外は世界自然遺産候補地に関する検討会(環境省、2018年1月11日閲覧)による。
- ↑ 世界遺産候補追加も 諮問機関の副委員長講演(宮崎日日新聞、2018年2月9日)(2018年2月9日閲覧)