国道150号
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国道150号(こくどう150ごう)は、静岡県静岡市清水区から同県浜松市に至る一般国道である。
Contents
概要
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。政令上の起点は清水市となっているが、合併と政令指定都市移行に伴って静岡市清水区となっている。
- 起点 : 清水市[注釈 2](静岡市清水区羽衣橋北詰=国道149号起点)
- 終点 : 浜松市(相生町交差点=国道152号交点)
- 重要な経過地 : 静岡市(大谷)、焼津市、榛原郡相良町[注釈 3]、磐田市(万正寺)、磐田郡竜洋町[注釈 4]
- 総延長 : 125.0 km(静岡県 90.8 km、静岡市 25.1 km、浜松市 9.2 km)[2][注釈 5]
- 重用延長 : 0.2 km(静岡県 0.1 km、静岡市 - km、浜松市 0.1 km)[2][注釈 5]
- 未供用延長 : - km(静岡県 - km、静岡市 - km、浜松市 - km)[2][注釈 5]
- 実延長 : 124.9 km(静岡県 90.7 km、静岡市 25.1 km、浜松市 9.1 km)[2][注釈 5]
- 指定区間 : なし[3]
歴史
起点について、当初は国道1号駿河大橋(安倍川)西詰の丸子新田交差点(手越原I.C交差点)にあった[4]が、1981年(昭和56年)に静岡市の広野交差点から清水市[注釈 2]までの静岡県道26号静岡久能清水線の一部および静岡県道204号大谷用宗線を編入し[5]、起点も清水市に変更された。その後も枝状に分かれることとなった広野交差点から丸子新田交差点までの区間も国道150号として扱われていたが、2005年に静岡市へ移管された[5][注釈 6]。これにより、起点側で国道1号とは直接接続することはなくなった。
年表
- 1953年(昭和28年)5月18日
- 1965年(昭和40年)4月1日
- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道150号として指定施行[7]。
- 1981年(昭和56年)4月30日
- 2004年(平成16年)7月30日
- 静岡バイパスの広野交差点 - 焼津バイパスの木屋川交差点を本線に転換。
- 2005年(平成17年)2月1日
- 広野交差点 - 木屋川交差点(大崩海岸沿いを経由する旧道)を静岡県道416号静岡焼津線に、手越原I.C. - 広野交差点を静岡市道手越原広野三丁目線に指定[5][注釈 6]。
路線状況
静岡市・焼津市の「バイパス」区間および御前崎市内は概ね4車線化されている。
バイパス
通称
- しみずマリンロード
- いちごライン
- 久能街道
- 掛塚街道(浜松市)
- 遠州大橋通り(浜松市)
道の駅
地理
静岡市から浜松市においては内陸を通過する国道1号に対し、駿河湾・遠州灘を沿うように大きく南に迂回する。
静岡市の久能街道や牧之原市南部では駿河湾を望めるほど海岸に近接している。安倍川、大井川、天竜川を渡る。
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
出典
- ↑ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 10. . 2017閲覧.
- ↑ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ 人文社 1989, pp. 102,111.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 “様式集 (PDF)”. 静岡県交通基盤部. . 2014閲覧.
- ↑ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ “一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和56年4月30日政令第153号)”. 法庫. . 2013閲覧.
- ↑ ただし、どちらも起点、終点を示す標識等はない。
参考文献
- 人文社 (1989), 東名・中央圏広域道路地図 (1989年8月 ed.), 人文社, ISBN 4-7959-0055-8