長野県
面積 1万3561.56km2(境界未定)。
人口 209万8804(2015)。
年降水量 932.7mm(長野市)。
年平均気温 11.9℃(長野市)。
県庁所在地 長野市。
県木 シラカバ。
県花 リンドウ。
県鳥 ライチョウ。
本州の中央部に位置する県。飛騨山脈,木曾山脈,赤石山脈および那須火山帯,富士火山帯,乗鞍火山帯に属する山々をはじめ 3000m級の山が多く,「日本の屋根」といわれる。山地の間を千曲川と支流の犀川,天竜川,木曾川が流れ,長野盆地,上田盆地,佐久盆地,松本盆地,諏訪盆地,伊那盆地と木曾谷が開けて,おもな平地となっている。中央部を南北にフォッサ・マグナが通る。海に面さず,大陸性気候を示す。早くから開発され信濃国となっていた。江戸時代には 15の藩領のほか天領,旗本領などに分割され,明治初期には長野,筑摩の 2県となり,1876年合併して今日の長野県となる。農業はリンゴ,アンズ,ナシ,ブドウなどの果樹とキャベツ,ハクサイ,セロリー,レタスなど高冷地野菜の栽培が盛ん。森林資源に恵まれ,特に木曾谷のヒノキは日本三大美林の一つ。新産業都市に指定された松本諏訪地区を中心に,精密機器,電機部品などの組み立て工業が立地している。観光資源はきわめて豊富。登山では特に飛騨山脈の槍ヶ岳付近が「アルプス銀座」と呼ばれるほど登山者が多い。高原や火山裾野には避暑地,スキー場として著名な地が多い。温泉も各所に湧出。木曾谷や盆地を結ぶ峠には歴史を偲ばせる景観が少なくない。それらの多くは国立・国定公園に指定され,県内には中部山岳国立公園,南アルプス国立公園,上信越高原国立公園,秩父多摩甲斐国立公園,妙高戸隠連山国立公園,妙義荒船佐久高原国定公園,八ヶ岳中信高原国定公園,天竜奥三河国定公園がある。中央自動車道,長野自動車道,上信越自動車道の開通で,内陸部と各主要都市間の交通が短縮。北陸新幹線の開通で東京との距離も縮まった。1998年には長野オリンピック冬季競技大会が開催された。
外部リンク
- 長野県
- さわやか信州旅ネット - 信州・長野県観光協会