赤石山脈
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赤石山脈 | |
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所在地 | 日本 長野県・山梨県・静岡県 |
位置 |
北緯35度40分30秒 東経138度14分19秒 |
最高峰 | 北岳 (3,193m) |
延長 | 120km |
幅 | 40km |
赤石山脈(あかいしさんみゃく、あかしさんみゃく)
南アルプスともいう。長野県と山梨・静岡県との境に南北に延びる山脈。東は前山の巨摩山地を経て釜無川,甲府盆地に限られ,西は前山の伊那山地を経て伊那盆地に限られる。北部には駒ヶ岳,鳳凰三山などがそびえ,また最高峰の北岳 (3192m) と間 (あい) ノ岳,農鳥岳の白根三山がある。仙丈ヶ岳から南方へは長い山嶺がある。南部には荒川岳,赤石岳の高峰があり,聖岳を経て光 (てかり) 岳で終る。おもに中・古生代の堆積岩とその変成岩から成る地塁山脈で,山稜は一般に平坦であるが,前山との間には地質構造線があって,河川は深い縦谷を刻み,山腹は急斜面をなす。仙丈ヶ岳,荒川岳などにはカール地形がみられる。光岳は本州ハイマツ自生の南限。南アルプス国立公園に属するが,山が深いために日本アルプスのなかでは登山者は最も少い。