赤穂市
赤穂市(あこうし)は、兵庫県の南西部、岡山県との県境に位置する市。瀬戸内海国立公園の一部を成す。西播磨県民局の管轄。旧赤穂郡。
Contents
概要
のちに忠臣蔵として語り伝えられることとなる赤穂事件ゆかりの地である。毎年12月14日には赤穂市最大の催しとして赤穂義士祭が行われている。古くから塩田(入浜式塩田・揚浜式塩田・流下式塩田)が栄え、生産されている塩は「赤穂の塩」として全国に流通している。市の中心部を流れる、千種川(名水百選)の豊富な水系に恵まれた赤穂市は水道料金(簡易水道を除く家庭用水道料金)が国内で一番安い[1]。402年前(1616年)に敷設され、現在でも市内の随所にその遺構が残る赤穂上水[2]は、神田上水(東京都)福山上水(広島県)と並んで日本三大上水道(江戸三大上水道)のひとつに数えられる[3]。2012年(平成24年)2月、赤穂市は「健康とスポーツを新機軸としたスポーツ先進都市」の実現を目指すため「スポーツ都市」とすることを宣言している。
地理
播磨灘に注ぐ千種川(名水百選)の河口に広がる平野地に、赤穂城を中心とした城下町の名残が残る市街地と、古い港町の町並みが美しく、牡蠣の養殖が盛んな坂越(都市景観100選、日本遺産)、瀬戸内海国立公園で赤穂温泉のある御崎などで知られる。
赤穂市は、恐竜が生息していた約8200万年前(白亜紀後期)に火山が噴火してできた巨大な赤穂カルデラ(赤穂コールドロン)の中に市域がスッポリ入る珍しい特徴の地形にあり、その規模は南北約16キロ・東西約21キロにも及び、日本国内では阿蘇カルデラ(約25km)、姶良カルデラ(約20km)に匹敵する。カルデラに特徴的な地層で、割れ目にマグマが入り込んで出来る「平行岩脈群」が赤穂御崎を中心とする海岸域に多く露出しており、現在でも見ることが出来る[4][5][6][7]。
気候
瀬戸内海沿岸に位置する赤穂市は、日本の気候区分でいう瀬戸内海式気候に属し、1年間を通して晴天の日が多いため、古くから塩田が栄えた。12月から2月までの平均気温は5.1℃(平成24年度)であり、積雪もほとんどない。
隣接している自治体
歴史
赤穂市域の全部または一部はかつて、吉備国に属した。吉備国は弥生時代・古墳時代に筑紫・出雲・ヤマト・毛野などと並んで日本列島を代表する政権として繁栄し、ヤマトと連合して列島の統一・治世に貢献したが、吉備の興隆に脅威を感じたヤマトに勢力を削減され、備前・備中・備後・美作に分割され、さらに赤穂市域は播磨国へと移されることになったという。これ以後、経済・文化の面で結びつきの強い旧吉備地域の政治的な統一は現在に至るまで達成されていない。
- 1951年(昭和26年)9月1日 - 赤穂郡赤穂町・坂越町・高雄村が合併して発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 赤穂郡有年村を編入。
- 1963年(昭和38年)9月1日 - 岡山県和気郡日生町の一部(寺山を除く大字福浦)を編入。
- 赤穂郡上郡町との間で合併協議を行っていたが、2007年(平成19年)9月に行われた住民投票で合併反対票が賛成票を大きく上回った。これを受けて、上郡町との合併は断念された。
行政
- 市長:明石元秀(2015年1月27日就任、現在1期目)
歴代市長
- 鳥羽嘉壽夫(1951年10月1日 - 1953年5月22日)
- 小幡榮亮(1953年5月23日 - 1973年5月22日)
- 笠木忠男(1973年5月23日 - 1989年5月22日)
- 岩崎俊男(1989年5月23日 - 1991年1月26日)
- 北爪照夫(1991年1月27日 - 2003年1月26日)
- 豆田正明(2003年1月27日 - 2015年1月26日)
立法
市議会
- 定数:18名
- 任期:2013年(平成25年)4月9日 - 2017年(平成29年)4月8日
- 議長:家入時治(政翔会)
- 副議長:藤友俊男(赤諒会)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
赤諒会 | 4 | ◎土遠孝昌、有田光一、藤友俊男、重松英二 |
新風 | 4 | ◎奥藤隆裕、瓢敏雄、山田昌弘、永安弘 |
政翔会 | 3 | ◎田端智孝、家入時治、竹内友江 |
日本共産党赤穂市会議員団 | 2 | ◎小林篤二、川本孝明 |
経政会 | 2 | ◎釣昭彦、藤本敏弘 |
公明党 | 2 | ◎木下守、前川弘文 |
無会派 | 1 | 小路克洋 |
2016年4月5日現在。
兵庫県議会(赤穂市、赤穂郡及び佐用郡選挙区)
- 定数:1名
- 任期:2015年(平成27年)6月11日 - 2019年(平成31年)6月10日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
長岡壯壽 | 自由民主党 | 4 |
2014年3月24日の県議会本会議で、旧「赤穂市及び赤穂郡選挙区」は佐用郡選挙区と統合されることが決まった。定数は合わせて1名[8]。
姉妹都市・提携都市
姉妹都市
- 笠間市(茨城県) - 1980年(昭和55年)11月7日姉妹都市提携
- 山鹿市(熊本県) - 2002年(平成14年)2月3日姉妹都市提携
- ロッキングハム市(オーストラリア連邦西オーストラリア州) - 1997年(平成9年)4月姉妹都市提携
圏域提携都市
- 東備西播定住自立圏 - 2009年(平成21年)連携協定を締結。
- 播磨圏域連携中枢都市圏 - 2015年(平成27年)姫路市と播磨圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結。
- (参加自治体)姫路市、赤穂市、相生市、加古川市、高砂市、加西市、宍粟市、たつの市、稲美町、播磨町、市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町の8市8町で構成。
義士親善友好都市
義士親善友好都市交流会議(通称:忠臣蔵サミット)1989年(平成元年)創設。全国30を超える市区町自治体が加盟。- 赤穂市の呼びかけで、全国の「赤穂義士ゆかりの地」となる自治体が、親善と友好を深めながら情報を交換、地域の活性化と発展向上のために相互協力していくことを目的に創設。毎年、開催される忠臣蔵サミットは加盟自治体のひとつが開催地となっている。
- (加盟自治体)北海道砂川市 岩手県一関市 栃木県大田原市 茨城県笠間市 茨城県桜川市 群馬県安中市 群馬県藤岡市 東京都千代田区 東京都中央区 東京都港区 東京都新宿区 東京都墨田区 東京都豊島区 新潟県新潟市 新潟県新発田市 長野県諏訪市 愛知県南知多町 愛知県西尾市 滋賀県大津市 滋賀県野洲市 京都市山科区 兵庫県赤穂市 兵庫県明石市 兵庫県相生市 兵庫県豊岡市 兵庫県加西市 兵庫県加東市 兵庫県篠山市 岡山県津山市 広島県三次市 長崎県平戸市 熊本県山鹿市以上、加盟自治体32。その他に、兵庫県多可町、香川県小豆島町と土庄町などが参加調整中。(平成29年調べ)
義士親善友好都市間における災害応急対策活動の相互応援協定 参加23自治体 - 忠臣蔵サミット加盟自治体のうち23の自治体が、災害時における相互応援協定を結んでいる。
- (加盟自治体)北海道砂川市、岩手県一関市、茨城県笠間市、茨城県桜川市、栃木県大田原市、群馬県藤岡市、東京都千代田区、東京都港区、東京都新宿区、東京都墨田区、新潟県新発田市、長野県諏訪市、愛知県西尾市、滋賀県大津市、滋賀県野洲市、兵庫県相生市、兵庫県豊岡市、兵庫県赤穂市、兵庫県加西市、兵庫県篠山市、兵庫県加東市、広島県三次市、熊本県山鹿市。
経済
特産品
- 忠臣蔵に関する物品
- 塩を使った食品
- 赤穂の塩
- 塩味饅頭
- 播州赤穂塩ラーメン - 播州赤穂塩ラーメン組合facebook
- 坂越牡蠣
- 牡蠣加工食品
- イカナゴの釘煮
- 赤穂みかん
- 穂竜 - 赤穂生まれの鑑賞用金魚の品種。銀色の基本色に金色の柄の載った高頭出目パールが特徴。市内で行われる品評会には全国から愛好家が集まる。
兵庫県指定伝統工芸品 赤穂市HP 伝統的工芸品のご紹介
- 赤穂雲火焼 - 江戸時代後期に大嶋黄谷によって創出された焼き物[10]。夕焼け雲を連想させる独特の紋様が特徴。
- 赤穂緞通[11](日本三大緞通) - 江戸時代末期に児島なかによって発案された綿の緞通。全工程が手作業で、挟せて、摘む(つむ)独自の技法で織られ、その独特な色合いと文様は幻の緞通とも言われた。最盛期は高級敷物として海外にも輸出、皇后の御召列車や東宮の御船、枢密院玉座の敷物として使われた。京都祇園祭で保存使用されている屏風飾りの敷物の多くも赤穂緞通である。佐賀の鍋島と大阪の堺と並んで日本三大緞通の一つ[12]。
産業
赤穂市の労働力人口のうち、産業就業者数の割合(2010年調べ)
- 第1次産業就業者数 458人
- 第2次産業就業者数 7,427人
- 第3次産業就業者数 13,591人
主な産業事業所
- アース製薬(研究所・坂越工場・赤穂工場)
- 赤穂あらなみ塩
- 赤穂化成(本社・赤穂工場)
- 赤穂ソルト開発
- 関西電力(赤穂発電所)・(南赤穂変電所)
- 栗田工業(赤穂事業所)
- 黒崎播磨(赤穂工場)
- 正同化学工業(赤穂工場)
- 品川リフラクトリーズ(赤穂工場)
- 住友大阪セメント(赤穂工場)
- タテホ化学工業(本社)
- TOTOバスクリエイト(赤穂工場)
- 日本海水(赤穂工場)
- 日本梱包運輸倉庫(赤穂営業所)
- 三菱電機(系統変電システム製作所)
- 桃井製網(本社・工場)
- ユニチカ(坂越事業所)
- 吉野工業所(赤穂工場)
- 阪本薬品工業(赤穂工場)
- 富士フイルム和光純薬(播磨工場)
- DSLジャパン(赤穂工場)※ 元々は塩野義製薬の工業系試薬品工場として設立されたが、塩野義製薬が2003年(平成15年)にデグサと合弁で企業を設立したことにより、傘下のDSL社へ移管されることになった。
- 大日本プラスチックス(赤穂製造所)
- アコオ機工(本社・工場)
- MORESCO(赤穂工場)
- VAT株式会社(赤穂事業所)
漁業
- 坂越漁港
- 福浦漁港
金融機関
- みなと銀行(赤穂支店) - 指定金融機関
- 中国銀行(赤穂支店)
- トマト銀行(赤穂支店)
- 播州信用金庫(赤穂支店)
- 日生信用金庫(赤穂支店・塩屋出張所)
- 姫路信用金庫(赤穂支店)
- 兵庫信用金庫(赤穂支店・尾崎出張所)
- 淡陽信用組合(赤穂支店)
地域
人口
2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.43%減の50,533人であり、増減率は県下41市町村中19位、49行政区域中27位。
赤穂市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
幼稚園 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
赤穂市立 赤穂幼稚園 | 赤穂市立 赤穂小学校 | 赤穂市立 赤穂中学校 |
赤穂市立 城西幼稚園 | 赤穂市立 城西小学校 | |
赤穂市立 塩屋幼稚園 | 赤穂市立 塩屋小学校 | 赤穂市立 赤穂西中学校 |
赤穂市立 赤穂西幼稚園 | 赤穂市立 赤穂西小学校 | |
赤穂市立 尾崎幼稚園 | 赤穂市立 尾崎小学校 | 赤穂市立 赤穂東中学校 |
赤穂市立 御崎幼稚園 | 赤穂市立 御崎小学校 | |
赤穂市立 坂越幼稚園 | 赤穂市立 坂越小学校 | 赤穂市立 坂越中学校 |
赤穂市立 高雄幼稚園 | 赤穂市立 高雄小学校 | |
赤穂市立 有年幼稚園 | 赤穂市立 有年小学校 | 赤穂市立 有年中学校 |
赤穂市立 原幼稚園 | 赤穂市立 原小学校 |
高等学校 |
---|
兵庫県立 赤穂高等学校 |
特別支援学校 |
---|
兵庫県立 赤穂特別支援学校 |
大学・専門学校 |
---|
関西福祉大学 |
はくほう会医療専門学校赤穂校(旧西はりま医療専門学校) |
マスメディア
放送局名 | デジタル放送 | アナログ放送 (2011年(平成23年)7月24日終了時点) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リモコンキーID | チャンネル | 空中線電力 | ERP | チャンネル | 空中線電力 | ERP | |||
映像 | 音声 | 映像 | 音声 | ||||||
NHK 神戸総合 |
1 | 22 | 1W | 4.9W | 50 | 10W | 2.5W | 32W | 10W |
NHK 大阪教育 |
2 | 13 | 52 | ||||||
SUN サンテレビジョン |
3 | 26 | 4.2W | 56 | 8.1W | ||||
MBS 毎日放送 |
4 | 16 | 54 | ||||||
ABC 朝日放送 |
6 | 15 | 58 | ||||||
KTV 関西テレビ放送 |
8 | 17 | 60 | ||||||
ytv 讀賣テレビ放送 |
10 | 14 | 62 |
交通
JR線では、新快速電車が朝夕直通運転することにより、京阪神から乗換することなく播州赤穂駅へ直結(大阪駅から約90分、三ノ宮駅から約70分)している。
車の場合、吹田ICから約90分、神戸JCTから約70分で山陽自動車道赤穂ICへアクセスする。
赤穂線は西相生・坂越・播州赤穂の3駅が近畿圏エリアとしてIC乗車カード「ICOCA」を利用することができていたが、2018年夏に岡山・広島・山陰・香川エリア、石川エリアにその利用範囲が拡大されるのに伴い、播州赤穂から長船駅間の9駅が追加される[13]。
国鉄・JRの旧国名を冠する駅の中で、正式名称でない「〇州」という呼び方を採用している唯一の駅である。 「播磨国」(兵庫県西部の令制国名)の別称である「播州」を冠したのは、長野県にあった飯田線の赤穂駅(あかほえき、現在の駒ケ根駅)との混同を避けるためとされる。
その他、山陽新幹線が相生駅 - 岡山駅間で当市を通過している。 なお赤穂線の開業以前、有年駅 - 播州赤穂駅(国鉄(JR)の駅とは別位置)に赤穂鉄道という私鉄線も存在した。
バス
- 路線バス
- ウエスト神姫 - 市全域、及び隣接する市・郡部との連絡。
- 陣たくん号(旧くらちゃん号) 運行詳細HP [1] - 市内の観光名所めぐりができる期間限定周遊バス。2014年(平成26年)4月より、名称を赤穂市のマスコットキャラクター名に変更し、新たに「陣たくん号」として運行。指定期間中の土・日・祝祭日、播州赤穂駅と坂越駅を起点に一日三往復する。
- ゆらのすけ 運行詳細HP [2] - 市内5つのルートを運行するコミュニティ型の市内循環バス。祝日も運行(日曜日と12月29日 - 1月3日は運休)。
- ていじゅうろう 運行詳細HP [3] - 2年の試験運行を経て2014年(平成26年) 3月より本格運行開始。東備西播定住自立圏形成推進協議会から受託運行されている圏域バス。日曜日は運休。上郡ルート(上郡駅 - イオン赤穂店 - 赤穂市民病院)と、備前ルート(吉永病院- 三石駅 - 赤穂市民病院 - イオン赤穂店)の2路線。2015年(平成27年) 9月までは、備前ルートの月、水、金曜日を備前バス(日生運輸株式会社)が運行していた。
道路
港湾
名所・旧跡・観光スポット・施設
赤穂観光情報センター[4] – JR播州赤穂駅構内2階にある社団法人赤穂観光協会の運営する観光案内所。市内及び近隣地域の観光案内の他、宿泊やレンタサイクルなどの情報を提供する。土産物や義士グッズなどを販売するコーナーもある。
加里屋・上仮屋(中心市街地)エリア
- 赤穂城跡(国の史跡、日本100名城、日本の歴史公園100選)
- 本丸庭園・二之丸庭園(国の名勝)
- 赤穂大石神社
- 義芳門 – 欅材入母屋造の四脚門。1872年(明治5年)に建てられた湊川神社の神門を、1942年(昭和17年)に移築。
- 義士宝物殿
- 赤穂義士木像館
- 大石邸長屋門
- 大石邸庭園
- 花岳寺 – 新西国三十三箇所観音霊場第31番
- 山門 – 元禄時代を偲ぶ数少ない建物で赤穂市指定文化財。元の赤穂城塩屋総門を1868年(明治元年)に移築。
- 義士宝物館
- 義士木像堂
- 忠義塚
- 赤穂藩主3代(浅野家・永井家・森家)、大石家、赤穂義士墓所
- 鳴らずの鐘
- 大石名残の松
- 御成道 – 花岳寺門前から赤穂城までの南北の道。道沿いの古い町屋は赤穂市市街地景観重要建築物に指定。
- 萬福寺 – 播磨六坊の一つ。多くの義士の遺墨が残る赤穂義士ゆかりの寺。
- 永応寺 – 播磨六坊の一つ。赤穂城下に建立された最古の寺院。赤穂藩主浅野家、赤穂義士ゆかりの寺。
- お城通り – 赤穂駅と赤穂城跡を結ぶメインストリート。城下町風への修景が進められている。
- 息継ぎ広場 – 息継ぎ井戸
- からくり時計「義士あんどん」 – 高さ約4mのあんどん型のからくり時計。朝9時から夜8時までの毎正時、陣太鼓の音と共に扉が開かれ、からくり人形が忠臣蔵の4つの名場面を再現する。上演時間はナレーション付きで約3分間。
- 赤穂情報物産館 – お城通りに面し、息継ぎ広場の横にある赤穂観光アンテナショップ。塩味饅頭や赤穂塩など、約150種類の地元の土産物、義士関連グッズなどを集めて販売する。2階では、仮名手本忠臣蔵などの歌舞伎や、忠臣蔵を題材に採り上げたの映画やドラマなどの資料、赤穂ロケの様子などをパネル展示している。
- 赤穂緞通加里屋工房 – 織方の技法(赤穂市指定文化財)の見学や、機織体験もできる。※要予約。有料。
- 赤穂玩具博物館 [5] – 古民家を活用した個人博物館。大正・昭和を中心とした昔懐かしい玩具3000点以上展示。
- BEATLES博物館「サロン ド グラス オニオン」 – 熱烈なTHE BEATLESファンである個人収集家が、古民家を活用して館長を務める博物館。2万点を超える貴重な収蔵品を展示。午前11時〜午後4時開館。月・木曜休み(祝日は開館)。
- 赤穂市立歴史博物館 – 赤穂事件や忠臣蔵、赤穂藩、赤穂上水、坂越北前船、赤穂塩の歴史などを詳しく紹介展示。
- 赤穂市立民俗資料館(旧大蔵省赤穂塩務局庁舎) – 国会議事堂を建設した、旧大蔵省の臨時建築部の技師であった大熊喜邦の設計。庁舎は1905年(明治38年)に施行された塩専売法に伴い建てられた国内で現存する最古の建造物である。明治建築史上において価値が高く、兵庫県の重要有形文化財に指定されている。
- 赤穂市文化会館 -ハーモニーホール- [6] – 客席数は、大ホール1,168席(1階:846席 2階:316席 車椅子:6席)、小ホール384席(最大:432席 電動180席 移動最大252席)。クラシックに重点を置いた能や歌舞伎などにも対応できる本格的な多目的ホール。1992年(平成4年)5月竣工。
- 赤穂市立図書館[7] – 2002年(平成14年)グッドデザイン賞(建築環境デザイン部門)受賞。日本の最も美しい図書館(エクスナレッジ社刊)41館に選出。館内には、草間弥生「水玉の銀河2011」、奈良美智「メルティング・ムーン」などのアート作品がある。
- 赤穂市立赤穂城南緑地公園 – 城南緑地とも呼ばれる。市立の総合運動公園で体育館、武道館、屋内プール、野球場、陸上競技場、テニスコート、相撲場の他、バラ園などがあり、国体や県大会の西播磨のメイン会場にもなっている。
- 赤穂市民総合体育館 [8]
塩屋(高山)・天和エリア
- 塩屋荒神社
- 赤穂ピクニック公園
- 塩屋山みかん園
- 恋ヶ浜
尾崎エリア
- 赤穂八幡宮 – 大石良雄や赤穂浪士関係の文化財を数多く所蔵。秋季例祭での獅子舞は兵庫県無形民俗文化財。
- おせど(大石良雄仮寓地跡)
- 普門寺 – 木造千手観音坐像(十一面千手千眼観世音菩薩坐像)は、国の重要文化財。
- 丸山県民サンビーチ – 松林が続く人気の海水浴場。ビーチ沿いの山手には、テントサイト34区画を備えたキャンプ場がある。駐車場(125台)、炊飯場、シャワー(浄水)も併設。全て無料。(シャワーは海水浴期間のみ)
- たでのはな美術館 – 日本板画院同人の館主によって収集された近代版画1200点あまりを展示する個人の版画専門美術館。
御崎エリア
- 赤穂御崎 (国の名勝、瀬戸内海国立公園、日本百景、日本の夕陽百選、恋人の聖地、美しい日本の歩きたくなるみち500選)
- 赤穂温泉(赤穂御崎温泉)(名湯百選)
- 伊和都比売神社(御崎明神) – 式内社。古来より航海安全、縁結びの神として信仰。
- 大石名残の松 – 内蔵助が赤穂を離れる船から眺めたという松。花岳寺の“大石名残の松”とは別。
- たたみ岩(御前岩)
- きらきら坂 – にちよう朝市「御崎マルシェ」(毎月第二日曜日開催)[9]
- 福浦海水浴場 – 赤穂御崎の海岸遊歩道沿いにあり、最盛期の昭和レトロな雰囲気が残る海水浴場。そのロケーションから、近年、民宿などがリニューアルし復興の兆しがある。
- 東福浦海水浴場(大塚海岸) – 赤穂御崎から続く海岸遊歩道の東端にある海水浴場。夏はキャンプ客や音楽イベントなどで賑わう。
- ライオン岩
- 赤穂御崎展望広場
- 大石内蔵助銅像 – 内蔵助旅立ちの姿の像。
- 赤穂市立野外活動センター [10] – 瀬戸内海国立公園が一望できる市営のキャンプ場。テント/大4サイト、小20サイト。管理棟1棟(宿泊60人)。
- 桃井ミュージアム[11]-赤穂雲火焼展示館-
- 兵庫県立赤穂海浜公園[12] – 塩田跡に造られた面積71.7haに及ぶ、西播磨地区で最大規模の県立公園。
- 赤穂海浜・赤穂元禄スポーツセンター [16] – 赤穂海浜公園に隣接し、全面人工芝の一般用サッカーコート(1面)、フットサルコート(3面)などを兼備えた多目的グラウンド施設。ナイター設備、駐車場完備。要予約。兵庫県から用地を無償借用した赤穂市が施設を維持管理する。2015年(平成27年)5月竣工。
- 赤穂市立田淵記念館(赤穂市立美術工芸館 田淵記念館)
- 赤穂緞通工房 東浜 [17] – 赤穂緞通の一畳敷織機を常設、製作工程を見学できる。赤穂市東浜町に2016年(平成28年)5月開設。
- 唐船山 – 千種川の河口東岸にある、標高19mの兵庫県で一番低い山。播磨灘 – 瀬戸内海、赤穂市街地の眺望を楽しめる。昔、唐船が沈没して島(唐船島)となり、やがて陸続きとなった山で、頂上で足踏みするとドンドンと内部の空洞で反響すると言い伝えられる。
- 赤穂唐船サンビーチ – 県立赤穂海浜公園の南側に広がる遠浅の砂浜で、海水浴や潮干狩りで人気のレジャースポット。駐車場や休憩所等の設備もある。
坂越エリア
- 生島樹林 (国の天然記念物、瀬戸内海国立公園)
- 秦河勝の墓
- 宝珠山(宝珠山 – 茶臼山登山道(ウォーキングコース)/宝珠山八十八箇所霊場)
- 小倉御前(小倉宮)の墓・石碑
- 辰巳柳太郎生家 – 顕彰碑「夢」
- 坂越大道 – 千種川の高瀬舟船着き場と坂越の港を結ぶ全長300m程の大通り。通りの両側には坂越で最も往時の面影を残す美しい町並みが続く。近年、古民家を活用したカフェや人気スイーツ店が出店し、赤穂の新しい観光スポットになっている。
- 黒崎墓所-他所三昧(兵庫県指定史跡) – 1710年(宝永7年)から1840年(嘉永元年)頃にかけて、坂越浦海域で航海中に海難や病気などによって客死した人々の集団墓地。
- 坂越緞通工房 [18] – 赤穂緞通の技法を伝承、製作している個人工房。見学は事前に問合せが必要。
- 坂越大泊鉱山跡 – アース製薬坂越工場の背後にある、丸山の中腹に残る鉱山跡。鉱石から高品位の金が確認された後は、国内有望の金鉱脈として「昭和のゴールドラッシュ」「瀬戸内の金山」として脚光を浴びた。1959年(昭和34年)に採掘開始、1974年(昭和49年)に閉山と15年でその役割を終えたが、2016年(平成28年)に、赤穂市域全体が火山の噴火による国内最大規模のカルデラ地形内であることが判明、残る鉱山産業遺構が再評価されている。
- みかんのへた山古墳
- 海の駅しおさい市場
- 天塩スタジオ赤穂 [19] – 塩や味噌造りなどの体験教室や、食育セミナーなどを通して和食文化の発信にと、2016年(平成28年)5月に赤穂化成坂越本社内にオープンしたキッチン付きのイベントスペース。2015年(平成27年)10月にオープンした天塩東京スタジオに続いて2ヵ所目の開設。レンタルスペースとしての貸し出しもある。予約制。
高雄エリア
- 尼子山 – 標高259m。別名「赤穂富士」とも言う。
- 赤穂ふれあいの森 – シイやアカマツ、コナラ、希少なシリブカガシの林などが見られる、総面積が約180haの広大な森林公園。山頂広場までは車道が整備されており、清流千種川を見下ろし、遠くに西播磨の山々や瀬戸内の海までを見渡せる絶景は、高雄橋と共に山陽新幹線の人気の撮影ポイントでもある。
- 神護寺 – 周世の高雄山にある天台宗の寺院跡。鎌倉初期の文治年中(1185 – 90年)に京都の神護寺を中興した文覚小人が開いたと伝えられる。『播磨鑑』には天平神護(765 – 66年)に和気清麻呂が建立したとも記述されている。仏像2体と境内にある手水鉢(大石良欽寄進)や石灯籠(大石良雄寄進)など石造物5基が赤穂市有形文化財に指定されている。
- 高雄橋 – 周辺に人家なども少なく、清流千種川を跨ぐ山陽新幹線橋梁には防音壁もないため、新幹線の車両全景が撮影が可能で、橋上からの眺めは国内でも有数の名撮影地になっている。JRのCMに度々登場する西日本屈指の新幹線撮影ポイント。休日には多数の撮影者が訪れる。
有年エリア
- かぶ〜んうね – JR有年駅側から赤穂ふれあいの森に向かう途中にあるかぶと虫の観察施設。毎夏、期間限定でオープンする。かぶと虫の販売も有る。
- 有年原・田中遺跡公園
- 赤穂市立有年考古館 [20]
- 東有年・沖田遺跡公園
祭事・催事
- 赤穂かきまつり(1月下旬 - 2月上旬の日曜日) - JR赤穂線沿線の牡蠣の産地(相生・赤穂・日生)で週替わりリレー形式で行われる牡蠣祭りで、最大規模のまつり。毎年、中四国や京阪神などから2万人前後の人出がある。会場は兵庫県立赤穂海浜公園。
- 赤穂かきまつり2019 - 2018年度(平成30年度)は2019年(平成31年)2月3日(日)9:00~開催予定。かきの即売、焼きガキの無料配布、かきの味噌汁の販売の他、多数のグルメ屋台やブースが出店。多彩なイベントで賑わう。
- 春の義士祭(4月第2日曜日) - 大石神社で開催される春の義士桜祭。公募で選ばれた女人義士行列などのパレードなどがある。
- 市民の夕べ~播州赤穂花火大会~(8月第1土曜日) - 2018年(平成30年)で48回目を迎える赤穂の夏の恒例の花火大会。本年は、県政150周年を迎える記念県民連携事業として8月11日(土)に開催される。兵庫県立赤穂海浜公園を会場に、約2500発の打ち上げ花火と、盆踊りや夜店、各種ステージ、企画イベントで賑わう。
- 坂越たこまつり(8月上旬の日曜日) - 2018年(平成30年)は8月5日(日)17:00頃からの開催。 「坂越盆踊り」は赤穂市の無形民俗文化財で17世紀頃から伝わる。
- ル・ポン国際音楽祭(10月上旬) - 赤穂市ゆかりの樫本大進が音楽監督を務める室内楽の国際音楽祭。2016年、10回目となる記念公演を東京サントリーホールにおいて皇后陛下ご臨席の元に開催。(ル・ポン国際音楽祭2018公式HP)
- 坂越の船祭り(10月第2日曜日) - 国の重要無形民俗文化財、日本遺産。瀬戸内三大船祭りの一つ。
- 赤穂八幡宮神行式(10月第3日曜日) - 兵庫県指定重要無形民俗文化財。
- 赤穂でぇしょん祭り(11月第1日曜日) - 近畿、中国、四国を中心に全国から約50団体のよさこいチームが赤穂海浜公園に集う。多数のご当地グルメ飲食ブースやフリーマーケットなどが出店、よさこいの忘年会ともいわれる祭り。
- 第15回赤穂でぇしょん祭り - 2018年(平成30年)は11月4日(日)開催。(赤穂でえしょん祭り連絡協議会HP)
- 赤穂シティマラソン(11月) - 第1回、3回-7回大会が全国ランニング大会100撰に選出。第8回赤穂シティマラソンは2018年(平成30年)11月11日(日)開催。(第8回赤穂シティマラソン公式HP)
- 忠臣蔵ウイーク(義士祭前約1週間)忠臣蔵ウイーク2017 オフィシャルサイト - 多彩な忠臣蔵関連の企画やイベントで赤穂市内が忠臣蔵一色になる週間。2018年で7回目を迎える忠臣蔵ウイークは、12月9日(土)から14日(金)まで実施される。
- 赤穂義士祭(12月14日)第114回赤穂義士祭 赤穂市HP
- 第115回赤穂義士祭 - 2018年(平成30年)は12月14日(金)開催。2018年で115回目を迎える赤穂義士祭では、俳優高橋英樹が義士行列に大石内蔵助役で初出演する事が内定している。
出身有名人
- 大石良雄(良雄は諱で、通称(仮名)は内蔵助。妻はりく。赤穂藩筆頭家老1,500石。赤穂四十七士のリーダー。)
- 大石良金(幼名は松之丞(まつのじょう)、通称は主税(ちから)。大石良雄の長男として赤穂四十七士の裏門隊のリーダーを担う。)
- 服部武雄(新選組、のち御陵衛士。)1832年、赤穂藩の服部覚平として生まれる。
- 鞍懸寅次郎(1834年赤穂生まれ。幕末-明治時代の志士、官僚。赤穂藩士のち津山藩の国事周旋掛に就任。江戸遊学を成して儒学者の塩谷宕陰や水戸の会沢正志斎らに学び「富籤論」を著わす。小豆島でイギリス海軍水兵が起した島民誤射事件での逸話は有名。1871年8月、津山で暴漢に射殺された。享年38歳。)
- 長安周得(本名は義信。幕末から明治にかけて活躍した絵師。土佐派の佐野龍雲に絵を学ぶ。文政十年(1827)に朝廷より法橋位に叙せられた。花岳寺本堂に残る虎の天井画は義信の作といわれる。)
- 北條文信(明治から大正にかけて活躍した絵師。法橋位に叙せられた。)
- 長安雅山(赤穂町生まれの画人。長安義信(周得)は祖父。橋本雅邦の門弟。赤穂義士の研究成果を絵画に反映。)
- 松崎伊織(大日本帝国海軍中将、艦政本部大阪監督長。)
- 平田内蔵吉(医学者、民間療法家。弟の平田晋策は戦争小説家。長男の平田穂生はシナリオライター。孫の平田オリザは劇作家。)
- 是川銀蔵(事業家、投資家、慈善家、日本最後の相場師とも呼ばれた。)
- 平尾孤城(大正 - 昭和期の赤穂義士研究家。赤穂市と吉良町(西尾市)の交流に尽力。赤穂城大手門・大手隅櫓の復元、義士木像の建立を果たす。)
- 中村義夫(尾崎生まれの洋画家。渡仏し、フランス絵画を学ぶ。帰国後は志賀直哉らと交流。奈良市にアトリエを構える。)
- 河原侃二(赤穂町生まれの俳優・詩人・写真家。萩原朔太郎、北原白秋、室生犀星、などが参加した詩誌『侏儒』(こびと)を創刊、17歳にして同誌の編集人となる。)
- 辰巳柳太郎(坂越生まれの俳優。島田正吾と共に新国劇を支え、緒形拳などを育てた。)
- 坂本武(坂越生まれの映画俳優。無声映画の時代から小津安二郎や木下恵介などの映画に多数出演。初期の小津作品(喜八物)で好演。)
- 藤本達夫(ローマオリンピック競泳男子4×200m自由形リレー銀メダリスト。)
- 西山松之助(東京教育大学名誉教授 家元制度研究家。)
- 廣山堯道(文学博士。日本塩業史研究の第一人者。赤穂の博物館や民俗学研究の礎を築いた。)
- 木村碩志(日本の企業家、薬学者。アース製薬の元常務取締役で、同社の大ヒット商品「ごきぶりホイホイ」の生みの親。同社の前身である木村製薬所の創業者・木村秀蔵を祖父に持つ。
- 三浦寛二(芸能プロダクション社長。歌手尾崎紀世彦のマネージャー時には「また逢う日まで」が日本レコード大賞を受賞(1971年)。カノックスでは、創業者の久世光彦らと共に、TBS系のドラマを中心に数々の名作をプロデュースした。代表作「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (テレビドラマ)」。)
- 土佐信道(吉本興業所属の中小企業/電機メーカーを模した芸術ユニット、明和電機の「代表取締役社長」かつ「正社員」で、正道は兄。明和電機とは土佐兄弟の父親が赤穂市内で経営していた電気部品メーカー(有)明和電機に由来する。)
- 土佐正道(明和電機のメンバーで、元「代表取締役社長」、現「会長」。信道の兄。)
- 大西厚樹(ファッションデザイナー。BIGI GROUPのブランド「アツキ オオニシ(ATSUKI ONISHI)」メンズブランド「ルパート(RUPERT)」を創設。)
- 秋田泰治(赤穂市在住の作詞家 石本美由起、宮川哲夫、星野哲郎らと同じ高橋掬太郎門下。)
- 鍋島壽夫(日本の映画プロデューサー。代表作に、「その男、凶暴につき」「ハチ公物語」「四十七人の刺客」「最後の忠臣蔵」「蜩ノ記」「関ヶ原 (映画)」(2017)、などがある。)
- 武本康弘(アニメーター、アニメ演出家、監督。代表監督作品に、劇場公開版アニメ「涼宮ハルヒの消失」、「映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-」、TVアニメ「小林さんちのメイドラゴン 」などがある。)
- 友道康夫(坂越出身。JRA栗東トレーニングセンターに所属しているG1優勝馬の調教師。GIを制した管理馬には、アドマイヤジュピタ、アンライバルド、ヴィルシーナ、マカヒキ、ヴィブロス、シュヴァルグランなどがいる。)
- 佐野真之(映画・アニメなどの影像クリエーター。プロデューサー。アスミック・エース代表取締役社長。代表作品に、「の・ようなもの のようなもの」(2015)、「一週間フレンズ。」(2017)、「関ヶ原 (映画)」(2017)、TVアニメ「3月のライオン」(2016)などがある。
- 後藤仁(坂越出身の日本画家・絵本画家。孫文記念館『移情閣』などの金唐革紙の制作。NHK大河ドラマ「元禄繚乱」障壁画制作。)[14]
- 濱田隼平(中京テレビ放送のアナウンサー。元山口朝日放送アナウンサー。)
- 釣俊輔(日本の音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、作詞家。アゲハスプリングス所属[15]。
- 小国以載(角海老宝石ボクシングジム所属のプロボクサー。第40代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級、第37代日本スーパーバンタム級王者、第23代IBF世界スーパーバンタム級王者。)
ゆかりの有名人
- 秦河勝(大和朝廷で活躍した秦氏出身の豪族。聖徳太子の側近。晩年、千種川流域を開拓し坂越にて没。)
- 浅野長矩(赤穂藩第3代藩主。江戸城・松の廊下にて吉良義央に刃傷。即日切腹。)
- 赤穂浪士(元禄15年12月14日(1703年1月30日)、旧主浅野長矩の仇である高家吉良義央の屋敷に討ち入った(赤穂事件)元赤穂藩士大石良雄以下47人の武士。赤穂藩の出身者は大石良雄ら約半数、次いで多いのが常陸国真壁藩や笠間藩の出身者であった。)
- 山鹿素行(兵方学者・儒学者。江戸幕府により、朱子学を批判して赤穂藩に流罪とされた。浅野家では山鹿流軍学を教授、赤穂城の築城にも助言した。)
- 吉良義央(幕府高家旗本。「忠臣蔵」の敵役。)
- 森長直(備中西江原藩の第2代藩主。後に赤穂藩の初代藩主となり、塩田開発に積極的に取り組む。)
- 赤松滄洲(江戸時代中期の儒学者。実父、養父共に、播磨国の豪族赤松氏出身。赤穂藩の儒臣となり、藩校設立に尽力、家老にまでなった。)
- 大鳥圭介(江戸末期の陸軍奉行。のち明治政府で駐清公使。)
- 大高又次郎(幕末の尊皇攘夷派志士で、林田藩士。赤穂浪士四十七士の一人大高忠雄の子孫。)
- 仙珪和尚(花岳寺21代(明治4年 - 大正元年)住職。桜魂社を組織して大石邸址ほかの用地を買収 大石神社の創設に奔走)
- 藤本東一良(洋画家。日本芸術院会員。伊豆下田生まれ。両親が赤穂で廻船業を営む。)
- 新倉美子(戦後、ジャズ歌手・女優として活躍。赤穂出身の俳優辰巳柳太郎の長女。)
- 中山恭子(日本の政治家。元外交官。希望の党の参議院議員(2期)。総理補佐官や内閣府特命担当大臣、拉致問題担当大臣、たちあがれ日本参議院幹事長代理、日本のこころ代表、政策調査会長、参議院会長などを歴任。母親の出身が赤穂。)
- 小池百合子(日本の政治家。ニュースキャスター。自由民主党などの所属の国会議員、大臣を歴任したのち、第20代東京都知事、国政政党「希望の党」初代代表。地域(東京都)政党「都民ファーストの会」創設。希望の党特別顧問、都民ファーストの会特別顧問。母親の恵美子氏は赤穂の塩田地主であった小川家出身で、赤穂高等女学校卒。)
- 吉岡秀隆(日本の俳優。数々の山田洋次監督作品の常連で、ヒット作には三丁目の夕日シリーズなどがある。母親の出身地が赤穂。)
- 樫本大進(ヴァイオリン奏者。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスター。母親が赤穂出身で、幼少期に赤穂市立赤穂小学校に体験入学。ル・ポン国際音楽祭の音楽監督。)
- AKR47(歴史バラエティ番組『戦国鍋TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜』で紹介される、赤穂四十七士をモチーフとした男性アイドルユニット。)
- パク・ジュニョン(韓国・釜山出身の歌手。ジョージ・プロモーション所属。日本デビュー前に赤穂でホームスティした事が縁で赤穂観光大使を務める。12ch(JUNY CHANNEL)カジャカジャ赤穂!)[21]
- 増田里絵(兵庫県姫路市出身。県立赤穂高等学校卒。吉田えりに続き、日本で2人目(男性と同一チームでプレーする)の、女子プロ野球選手(内野手)。)
- 園田涼(兵庫県宝塚市生まれのピアニスト・作曲家。インストゥルメンタル・バンド「ソノダバンド」で2010年にメジャーデビュー。赤穂シティマラソンの公式テーマソングに「はしれ、はしれ」を提供。赤穂観光大使。
- スマイルレンジャー(兵庫県姫路市を拠点として活動する4人組ロックバンド。[赤穂市公認]のミュージックビデオ『ええやん赤穂』を歌う。)
赤穂が関連した主な映画・ドラマ
※1960年以前の作品は「赤穂事件を題材とした作品」参照。
以下、忠臣蔵関連の作品は、出演者のうち主役と大石内蔵助役のみ抜粋。制作中、公開前の作品も含みます。
- 『赤穂浪士 (映画)』(1961年) 東映時代劇の黄金期のオールスターが出演した豪華版。『赤穂浪士 天の巻・地の巻(1956年)』のリメイク。東映創立十周年記念作品。内蔵助-片岡千恵蔵
- 『赤穂浪士 (NHK大河ドラマ)』(1964年)NHK大河ドラマ・第2作。大河ドラマ史上最高の視聴率(53.0%)を記録、平均視聴率は31.9%で歴代4位(2011年現在)。内蔵助-長谷川一夫
- 『縁結び旅行』(1970年)松竹映画「旅行」シリーズ第5作。国鉄播州赤穂駅が舞台。出演/フランキー堺 金井克子 倍賞千恵子 ミヤコ蝶々 伴淳三郎他。
- 『元禄太平記』)(1975年)NHK大河ドラマ・第13作。柳沢吉保-石坂浩二 内蔵助-江守徹
- 『赤穂城断絶』(1978年)東映。「理不尽なり、幕府権力!赤穂は燃えてござる」が名台詞となった深作欣二監督作品。内蔵助-萬屋錦之介
- 『赤穂浪士』(1979年)テレビ朝日開局20周年記念番組。内蔵助-萬屋錦之介
- 『峠の群像』(1982年)NHK大河ドラマ・第20作。内蔵助-緒形拳
- 『四十七人の刺客』(1994年)東宝。日本映画誕生100周年記念作品。市川崑監督。内蔵助-高倉健。
- 『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994年)松竹誕生100周年記念作品。深作欣二監督。民谷伊右衛門-佐藤浩市 内蔵助-津川雅彦。
- 『赤穂浪士』(1999年)テレビ東京『12時間超ワイドドラマ』(現在の『新春ワイド時代劇』)。全六部。内蔵助-松方弘樹
- 『元禄繚乱』(1999年)NHK大河ドラマ・第38作。内蔵助-十八代目中村勘三郎※当時は中村勘九郎
- 『忠臣蔵1/47』(2001年)フジテレビ時代劇ドラマ。堀部安兵衛-木村拓哉 内蔵助-佐藤浩市
- 『忠臣蔵〜決断の時』(2003年) テレビ東京新春ワイド時代劇。テレビ東京と松竹制作。全4部。内蔵助-中村吉右衛門
- 『忠臣蔵』(2004年)テレビ朝日開局45周年記念企画。内蔵助-松平健
- 『最後の忠臣蔵』(2004年11月5日 - 2004年12月10日)NHK金曜時代劇。寺坂吉右衛門-上川隆也 瀬尾孫左衛門-香川照之(九代目市川中車) 内蔵助-北大路欣也
- 『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』(2007年)テレビ東京新春ワイド時代劇。内蔵助-北大路欣也
- 『忠臣蔵〜その男、大石内蔵助』(2010年) テレビ朝日ドラマスペシャル。内蔵助-田村正和
- 『最後の忠臣蔵 (映画)』ワーナー・ブラザース(2010年12月公開) 寺坂吉右衛門-佐藤浩市 瀬尾孫左衛門-役所広司 内蔵助-片岡仁左衛門(特別出演)
- 『忠臣蔵〜その義その愛〜』(2012年)テレビ東京新春ワイド時代劇。堀部安兵衛-内野聖陽 内蔵助-舘ひろし
- 『47RONIN』ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和。(2013年12月公開) 主人公・カイ-キアヌ・リーブス 内蔵助-真田広之
- 『タイムスリップ!堀部安兵衛』(2014年)WEBドラマ。三井不動産レジデンシャル株式会社製作。堀部安兵衛-大森南
- 『ラスト・ナイツ』(全米公開2015年4月3日。日本公開2015年11月14日)原題/The Last Knights of Ako。米配給ライオンズゲート。監督/紀里谷和明。出演/クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、伊原剛志 他。忠臣蔵のストーリーを元にしたアクションアドベンチャー作品。
- 『暗殺教室』(第1作2015年3月、第2作2016年3月公開)東宝。主要な登場人物に、赤穂47浪士の名前がつけられている。
- 『忠臣蔵の恋 ~四十八人目の忠臣~』(2016年9月24日~2017年2月25日。全20回)NHK土曜時代劇『忠臣蔵の恋 ~四十八人目の忠臣~』番組HP 原作者―諸田玲子「四十八人目の忠臣」。2016年5月から新設されたNHK土曜時代劇の第2弾(NHK総合・毎週土曜日・午後6時10分〜6時45分)。きよ(月光院)-武井咲 礒貝十郎左衛門-福士誠治。
赤穂市内でロケが行われた映画・ドラマ・CM
※一部、ロケ中、公開前の作品も含みます。
- 映画
- 『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009年公開) - 有年大池、長谷池。
- 『超高速!参勤交代』(2014年公開) - 赤穂城本丸門周辺。
- 『超高速!参勤交代 リターンズ』(松竹系 2016年9月10日公開) - 赤穂城本丸厩口門周辺。
- ドラマ
- 『元禄繚乱』(NHK大河ドラマ。1999年) - 赤穂城周辺、赤穂御崎、坂越地区、千種川など。
- 『愛と死をみつめて』(テレビ朝日ドラマスペシャル。2006年) - 坂越浦の街並み。
- 『忠臣蔵〜その男、大石内蔵助』(テレビ朝日ドラマスペシャル。2010年) - 兵庫県立赤穂海浜公園・塩の国、赤穂城跡など。
- 『とんび』(NHKドラマスペシャル。2012年) - JR赤穂線天和駅、赤穂港堤防。
- 『ほしにねがうこと』<前・後編>(NMB48 8th Single「カモネギックス」CD特典ドラマ。2013年) - 赤穂御崎灯台、折方児童センター、大避神社、伊和都比売神社、福浦コミュニティセンターなど8カ所。
- 『必殺仕事人2014』(テレビ朝日ドラマスペシャル。2014年) - 赤穂城跡
- 『LEADERS リーダーズ』(TBSドラマ特別企画。2014年) - 桃井製網赤穂工場。
- 『忠臣蔵の恋 ~四十八人目の忠臣~』(NHK土曜時代劇。2016年9月24日~2017年2月25日。全20回。)NHK土曜時代劇『忠臣蔵の恋 ~四十八人目の忠臣~』 - 赤穂御崎、赤穂城跡など。
- 『みなと署落とし物係 秘密捜査官 危険な二人』(TBS系月曜名作劇場。2017年3月6日(月)20:00~) - 赤穂市文化会館ハーモニーホール、花岳寺通り商店街、赤穂市立民俗資料館など。
- 『LEADERS2 リーダーズ2』(TBS大型スペシャルドラマ。2017年3月26日(日)21:00~) - 桃井製網赤穂工場。
- コマーシャル
- JR西日本『DISCOVER WEST ‐ 新幹線で行く DISCOVER WESTの旅 ‐ 』「こころの、西へ。」編 「海の道」編 他。 - 高雄橋周辺。
- サントリーオールフリー『ドライブでオールフリー』松平健篇(2014年) - 海の駅しおさい市場、丸山県民サンビ-チ。
- 赤穂化成/株式会社天塩 ‐ 天塩のチカラキャンペーン『赤穂の天塩 あましおちゃんと内蔵助』(2017年5月27日より近畿・東海エリアと長野県にて放映を開始) - 丸山県民サンビ-チ。
その他
市外局番は、総務省電気通信番号指定の番号区画432-2に該当し、0791(20 - 29・40 - 59)となっている。
- 0791(20 - 29・40 - 59)エリア
郵便番号は、以下の通りとなっている。
- 赤穂郵便局:678-02xx、678-01xx、678-11xx
電気は、福浦が中国電力、その他が関西電力となっている。これは、かつて福浦が岡山県だったためである(備前福河駅などにその名残が見られる)。
備考
赤穂御崎は、近畿圏内のライダーのツーリングスポットとして有名である。ただし、兵庫県道32号坂越御崎加里屋線は、一部区間が土・日・祝日のみ二輪車通行禁止になっているので注意が必要である。
坂越・尾崎間に「尾崎トンネル」がある。これがあることにより、今まで国道250号線を通る(車で15分)、山際の細い道を通る、御崎を通るしか選択肢がなかったが、トンネルを使えば尾崎まで車で5分で行けるようになった。
脚注
- ↑ 10立方メートル使用時の月額料金は367円で、国内最高値の群馬県長野原町の3510円と比べると約10倍の格差がある。2014年(平成26年)日本水道協会調べ。
- ↑ 神吉和夫、箟源亮、多渕敏樹、中西英之、広山堯道「赤穗水道の沿革と現状」、『日本土木史研究発表会論文集』第1巻、土木学会、1981年、 78-83頁、 doi:10.11532/journalhs1981.1.78。
- ↑ ◆コラム◆ 赤穂上水道について 赤穂市教育委員会
- ↑ 赤穂市中心に巨大カルデラ 8200万年前に形成
- ↑ 巨大カルデラ兵庫・赤穂に 阿蘇や姶良に匹敵、産総研
- ↑ 赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明
- ↑ 兵庫に巨大カルデラ=白亜紀後期に噴火の跡-産総研
- ↑ “県議会定数2減87に 条例改正案可決 兵庫”. 産経ニュース. (2014年3月25日) . 2014-3-26閲覧.
- ↑ 第30回忠臣蔵サミットin三次
- ↑ 雲火焼、料理彩る 江戸期赤穂で生まれた幻の陶器
- ↑ 赤穂緞通(あこうだんつう)
- ↑ 赤穂緞通
- ↑
鉄道
http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/10/page_11308.html ICOCAのご利用エリアが大きく広がります!] - 西日本旅客鉄道、2017年10月18日
- ↑ 後藤仁公式ホームページ「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」後藤仁公式ブログ「後藤 仁(GOTO JIN)の制作・旅日誌」
- ↑ http://www.ageha.net/
外部リンク