讀賣テレビ放送
讀賣テレビ放送 | |
---|---|
放送対象地域 | 近畿広域圏 |
ニュース系列 | NNN |
番組供給系列 | NNS |
愛称 | 読売テレビ、よみうりテレビ(旧称)、ytv |
呼出符号 | JOIX-DTV |
呼出名称 | よみうりデジタルテレビ |
開局日 | 1958年8月28日 |
本社 |
〒540-8510 大阪府大阪市中央区城見 2丁目2番33号 北緯34度41分39.77秒 東経135度32分2.78秒 |
演奏所 | 本社と同じ |
リモコンキーID | 10 |
デジタル親局 | 大阪 14ch |
アナログ親局 | 大阪 10ch |
ガイドチャンネル | 10ch |
主なデジタル中継局 | 主な中継局参照 |
主なアナログ中継局 | 主な中継局参照 |
公式サイト | http://www.ytv.co.jp/ |
讀賣テレビ放送株式会社[1](よみうりテレビほうそう、英称:YOMIURI TELECASTING CORPORATION)は、近畿地方広域圏を放送対象地域とするテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。
通称は読売テレビ、略称はytv。日本テレビ系列(NNN・NNS)の準キー局である。
コールサインはJOIX-DTV(大阪 14ch)、リモコンキーIDは、日本テレビ系列で唯一の「10」。
キャッチフレーズは「GO!GO!happiness」と「ゴー!ゴー!10ch」。
Contents
本社などの所在地
- 本社 - 〒540-8510 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番33号
- 京都支局 - 京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630番地 読売京都ビル5階
- 神戸支局 - 兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目2番10号 読売神戸ビル4階
- 東京支社 - 東京都港区東新橋1丁目6番1号 日本テレビタワー20階[注 1]
- 名古屋支局 - 愛知県名古屋市中区栄4丁目15番32号 日建住生ビル6階
資本構成
2017年1月1日
株主 | 比率 |
---|---|
読売新聞グループ本社 | 20.56% |
日本テレビホールディングス | 15.89% |
過去の資本構成
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
6億5000万円 | 10億円 | 500円 | 1,300,000株 | 283 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
読売ゴルフ | 130,000株 | 10.00% |
日本テレビ放送網 | 127,400株 | 9.80% |
野村土地建物 | 103,740株 | 7.98% |
野村證券 | 65,000株 | 5.00% |
読売新聞社 | 65,000株 | 5.00% |
大阪読売新聞社 | 65,000株 | 5.00% |
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
6億5000万円 | 10億円 | 500円 | 1,300,000株 | 272 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
日本テレビ放送網 | 150,670株 | 11.59% |
読売ゴルフ | 130,000株 | 10.00% |
野村土地建物 | 103,740株 | 7.98% |
野村ホールディングス | 65,000株 | 5.00% |
読売新聞グループ本社 | 65,000株 | 5.00% |
読売新聞大阪本社 | 65,000株 | 5.00% |
株主 | 比率 |
---|---|
日本テレビ放送網 | 11.59% |
読売新聞グループ本社 | 10.78% |
読売ゴルフ | 10.23% |
野村土地建物 | 7.98% |
野村ホールディングス | 5.00% |
UFJ銀行 | 4.00% |
三井住友銀行 | 3.60% |
りそな銀行 | 2.70% |
みずほコーポレート銀行 | 2.40% |
読売新聞大阪本社 | 2.01% |
沿革
|
- 1956年11月26日 - 10kwテレビジョン放送開設免許申請[6]。
- 1957年1月14日 - 大阪讀賣新聞社内に創立事務所開設[6]。
- 1958年
- 1958年
- 1959年
- 1967年
- 4月1日 - 日本テレビとの編成制作協定(N-Y協定)を締結。
- 11月1日 準教育局から一般局へ移行[7]。
- 1978年10月1日 - 音声多重放送開始(日本テレビに続いて2局目)。
- 1988年8月1日 - 本社社屋を大阪市北区東天満から同市東区(現・中央区)城見2-2-33の大阪ビジネスパーク (OBP) 内の現在地に移転する。10マークの使用開始。
- 1989年4月1日 - クリアビジョン放送開始。
- 2000年7月1日 - 開局以来初となるマスコットキャラクター「テレビヤン」(テレビのブラウン管をモチーフにしたキャラクター。後に少しデザインのマイナーチェンジがなされた)がお目見え。
- 2003年12月1日 - 地上デジタル放送「よみうりデジタルテレビ」放送開始(JOIX-DTV、14ch)。本放送開始と同時にアナログ・デジタル統合マスターの運用を開始(この時にマスターのシステム自体もこれまでのNEC製から東芝製のものに変わる)。
- 2005年7月29日 - 8月7日 - 天保山ハーバービレッジを会場とした大規模イベント「天保山10days わくわく宝島」を開催。
- 2007年4月1日 - 開局50周年を前に「ウキウキわくわくキャンペーン」を展開。CIを導入し、ロゴマークを原則として「よみうりテレビ」から「ytv」(報道関連、NNNの発信元テロップなど漢字表記する場合は「讀賣(読売)テレビ」)に変更した。また、3代目マスコットキャラクター「ウキキ」がこの日に誕生した。
- 2009年11月24日 - 東京支社が東京都港区東新橋の「日本テレビタワー」(日本テレビ本社ビル)内に移転。
- 2010年7月5日 - NHKと日本民間放送連盟の申し合わせにより、地上デジタル放送の移行を前提に、アナログ放送においての全番組が画角サイズ16:9のレターボックス放送に移行する(画角サイズ4:3で製作されたCMは除く)。また2010年9月6日から、アナログ放送の黒帯部分に地上デジタル放送の準備を啓発する告知をCM中を除いて常時表示されるようになった。
- 2011年
- 2014年8月28日 - 大阪市中央区城見の大阪ビジネスパーク(OBP)の現社屋から南西へ約400メートル先にあるシアターBRAVA!(MBS所有、2016年春営業終了)の跡地に新社屋を建設することを発表。新社屋の敷地は大阪城の北東側にあり、敷地面積は1万2487平方メートルで現社屋の約1.5倍に広がる。新社屋は2016年秋に着工し、開局記念日に当たる2019年8月28日の稼動開始を目指す。なお現社屋は、パナソニックが2020年4月から全て借り上げ、社内カンパニー「コネクティッドソリューションズ社」を移す[9]。
社史・記念誌
讀賣テレビ放送では、会社の歴史をまとめた本(書籍)として以下の3冊を発行している(2016年7月時点)。
- 近畿の太陽 讀賣テレビ10年史(読売テレビ社史編集委員会・編集) 1969年3月21日発行、467ページ。
- よみうりテレビの20年 写真と証言(よみうりテレビ開局20周年記念事業企画委員会・編) 1979年7月発行、146ページ。
- 読売テレビ50年社史(読売テレビ50年社史編纂委員会 編纂) 2009年4月発行、343ページ。
開局までの経緯
日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)は1953年、東京での開局に先立ち、大阪にも放送免許の申請を電波監理委員会に提出した。しかし、当時の大阪地区の割り当て電波は2波しかなく、NHK大阪放送局と大阪テレビ放送(OTV。現・朝日放送)の2局に免許が与えられ、"日本テレビ大阪放送局"の免許は却下された。却下の理由は「日本テレビは東京地区を代表するもので、これが大阪で電波を出すのは"越境"である」というもの。日本テレビを率いる正力松太郎は、大阪の他札幌・名古屋・福岡にも同局の地域放送局を設立することを電波監理委員会に申請したが、これも大阪と同じ理由で却下された[注 3]。
大阪では、その当時に読売新聞が大阪に進出したばかりで、朝日新聞、毎日新聞などと販売競争で激しく競い合った。大阪テレビ放送は朝日新聞・毎日新聞と朝日放送・新日本放送(現・毎日放送)によって設立されたテレビ局であることから、当時の大阪讀賣新聞社(現・読売新聞大阪本社)社長・務臺光雄は「両紙を相手に部数を伸ばすには、自社系列のテレビ局を持つ事が必要」と確信し、読売側も大阪讀賣新聞社を中心に関西の財界などの出資によるテレビ局を作ろうと決心。務臺が発起人代表となって、財界から発起人集めを行った。
放送局の社名は「新大阪テレビ放送株式会社」(しんおおさかテレビほうそう。略称:NOTV=New Osaka Television。『ノーテレ』と呼ばれた)とし、1957年2月に設立の発起人総会を実施。社屋は大阪市北区岩井町(現・東天満)の東本願寺天満別院跡地に建設された。1956年10月に放送免許の申請を郵政大臣に提出した。そして、1957年10月に準教育局として新大阪テレビ放送に予備免許が交付(第10チャンネル、JOIX-TV)された。1958年2月12日に創立総会を行い、同年8月1日に社名を「新大阪テレビ放送」から「讀賣テレビ放送株式会社」(略称・YTV、愛称・よみうりテレビ)へ変更、同月28日にOTVにネットされていた日本テレビの番組を完全移行させる形で近畿地区では2局目の民放テレビ局として開局した。
読売テレビの開局でこれまでOTVのクロスネット政策のため近畿地方に流れなかった日本テレビ番組のスポンサーの不満[注 4]が解消し、読売新聞の西日本での部数増に大きく貢献した。
ネットワークの移り変わり
- 1958年8月28日 - 開局。日本テレビ系列の第1号局として「ステーション・ネット局」を宣言。以降一貫して番組全般は日本テレビとなる。
- 1966年4月1日 - ニュースネットワークNNNが発足し加盟。
- 1972年6月14日 - この日発足のNNSに加盟。
社旗
当社の社旗は、読売新聞社のものと同じデザインである。ただし、文字の部分に関しては黒字で「讀賣(改行)テレビ」と表記される(読売新聞社は、赤字で「讀賣」と表記)。また色合いも読売新聞社の社旗は朱色に近い赤色だが、讀賣テレビの社旗はワイン色に近い赤色になっている。
略称・ロゴ
この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 |
初代のロゴ表記には、大文字の“YTV”と斜面の“よみうりテレビ”の2種類があった。開局30周年の1988年8月からは10マーク[注 5]を導入し、「10マーク」と「よみうりテレビ」の使用が主となる。開局50周年記念の一環として、2007年4月から、小文字の略称新ロゴ「ytv」を導入し、NNS全国ネット向け・関西ローカルを問わずほぼすべての番組で表示することになった。但し、日本テレビから送出されるNNNの各種ニュース番組及びCS放送日テレNEWS24の取材クレジット表示は「讀賣(読売)テレビ」としている。
ローカル放送と一部全国ネット番組ではペットキャラクター(1996年 - 2000年はアイニー君、その後2007年3月までテレビヤン)をクレジットに併記していた。クレジット表示はアイニー君の場合は「制作・著作 (左にアイニー君のイラスト)よみうりテレビ」、テレビヤンの場合は「制作・著作 よみうりテレビ(その右にテレビヤンのイラスト)」だった。
愛称としてのよみうりテレビ
開局から2007年3月まで、自社制作番組のクレジットは関西ローカル・全国ネットを問わずにひらがな表記の愛称「よみうりテレビ」と表記していた。
ただし、番組等以外の事業に関しては「読売テレビ」或いは「讀賣テレビ」と表記されていた(被ネット局側がロゴ出しをした場合の例外あり)。実例として1990年代後半に広島テレビ (HTV) が阪神vs広島戦を実況を差し替えて中継した際に制作・著作ロゴをHTV側で送出したため、「制作著作 広島テレビ・読売テレビ」と漢字で表記されたケースがあったが、平仮名で「広島テレビ・よみうりテレビ」と表記した場合もあり、一貫性がなかった。また、過去には山口放送 (KRY) 制作の『防府読売マラソン』でもネット局のロール表示の際に漢字ロゴが使われたケースもあった)。青森放送(RAB)が制作・中継し、本局も制作協力する『青森県民駅伝競走大会』(毎年9月開催)のエンドロールでは「読売テレビ」或いは「讀賣テレビ」と表記している。
見解としては「番組関連の表記は『よみうりテレビ』、事業関連や一般的な表記としては『讀賣(読売)テレビ』、そして事務的な場合など正式な企業名(登記社名)を表記する必要性がある場合に限り『讀賣(読売)テレビ放送』と使い分け」ていたようである。
社章(バッジ)については、開局から1982年までは楕円の中に“YTV”ロゴを入れたものが用いられたが、開局25周年の1983年からは、長方形の中に“Y”と“O”を幾何学的にあしらったものに変更された。
テレビカメラなど、一部の放送機材や一部の送信所でも『讀賣(読売)テレビ』と表記している。現在は放送機材にも現行のロゴを使用している。
ytvへの移行
新ロゴマークは、黄色のytvの右上にチャンネル数10(テン)を表すオレンジ色の点(テンボール)をデザインしており、ytv・となる。なお、2008年は同年8月28日の開局満50年を記念して1年間限定でytv・50thと表記した。また、2013年も開局55周年を記念して1年間限定で55のオレンジボールも用いられていた。これを機に段階的に「よみうりテレビ」ロゴと「10」マークが廃止された。長年使用していた影響からか、「よみうり」ロゴ廃止後も「よみうりテレビ」の記述が見られる。なお、「ytv」の小文字での表記はロゴマークや読売テレビ社内で使用されているだけであって、大文字の「YTV」でも何ら問題ない。
2007年4月からは、地上デジタル放送に於いて画面右上にウォーターマークとして「ytv・」ロゴの表示を行うようになった(提供クレジット時は除く、ワンセグでは非表示)が、あまり透過していないため、少し目立ってしまう。なお、この表示はキー局の日本テレビをはじめ、広島テレビ、福岡放送などでも実施している。
2008年4月以降、番組関連での「制作クレジット」「番組宣伝ポスター」「社名“マーク”」としては「ytv・」を用い、「社名」を表示する時には「讀賣(読売)テレビ」もしくは「讀賣(読売)テレビ放送」を使用するようにしている(今後も各種メディア等によっては、「よみうりテレビ」と表記される場合もある。)。
2013年に開局55周年を迎えた際、ロゴマークの後ろに笑顔のボールが付け加えられた記念ロゴが使用された。ボールの中に55の数字で笑顔を表し、讀賣テレビの番組で視聴者に笑顔に届けるという意味を込めたものとなっている。
また、デジタルテレビのEPGでは2007年3月31日までは"よみうりテレビ"と表記されていたが、同年4月1日からは"読売テレビ"に変更されている。なお、2011年7月25日0時前のアナログ波停波直前の画面の局名は「よみうりテレビ」と表示された[8]。
再放送番組に関しては基本的に旧ロゴのままだが、『ルパン三世 PartIII』の再放送用素材は、制作会社のトムス・エンタテインメント側が「東京ムービー新社」表記を現社名に改めた物を作成した際、作品の著作権が讀賣テレビにも残っているためか「よみうりテレビ」ロゴを「ytv」ロゴに改めた上で表記している。
新聞などのテレビ欄
- 新聞のテレビ欄は、株主である読売新聞とその系列のスポーツ報知は2014年6月8日付まで「よみうりテレビ」と表記されるのが多かったが、読売新聞は同年6月9日付夕刊(スポーツ報知は同月10日付)以降、その他の新聞やテレビ情報誌と同様に「讀賣(読売)テレビ」(又は単に「讀賣(読売)」)と表記されるのは多くなった(新聞等に限らずテレビカメラなど一部の放送機材や一部の送信所にも旧ロゴで「讀賣(読売)テレビ」と表記しているものがある。)。この状態は現在でも続いており、略称である「ytv」が愛称として定着しているとはまだ言い難い。
- スポーツ報知(大阪本社版)のテレビ欄には、本局の番組欄の左端に長年に渡って縦長サイズ(テレビ番組表のサイズ)で「今夜の見もの」として連日一つの番組を紹介する広告を掲載している。また2007年4月から産経新聞の夕刊(大阪本社版)のテレビ欄に「読売テレビの今夜の見もの」という広告を連日掲載していたが、2008年4月からは明朝の『ズームイン!!SUPER』の番組内容紹介(ytvローカルパート)に変わった。
キャッチコピー
- ハロー10ch(1980年 - 1995年) - サンリオが製作したマスコットキャラクター「ハローちゃん」が存在していた。
- あしたのテレビへ。その1。OPEN(1995年 - 1996年)親局では、「それって日テレ?」
- よみうりテレビは、あなたに「ぴたっ」とします。(1996年)親局では、「日テレちゃんパワー!」
- i need 10(1997年 - 2000年)親局では、「それでいいのよ日テレちゃん」「日テレ営業中!」
- テレビヤン(2000年 - 2006年)親局では、「日テレブランド?」「&日テレ」
- ウキウキわくわくytv(2007年 - 2012年)親局では、「日テレチン!」
- GO!GO!happiness(2013年 - 現在)親局では、「Go next 60」
- ゴー!ゴー!10ch(2014年 - 現在)
読売テレビ番組の分野別一覧
- ニュース・情報…『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネットten.』、『ウェークアップ!ぷらす』などを報道局が制作。
- スポーツ番組…『プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム』や『全英への道 ミズノオープン』など中継番組全般を制作スポーツ局・スポーツ制作部が制作している。
- バラエティ番組(全国ネット版)…『鳥人間コンテスト選手権大会』や『ベストヒット歌謡祭』などは制作スポーツ局・制作部が制作。『ダウンタウンDX』や『秘密のケンミンSHOW』などは制作スポーツ局・東京制作部が制作している。
- バラエティ番組(ローカル版)…制作スポーツ局・制作部が制作している。主に『大阪ほんわかテレビ』や『そこまで言って委員会NP』など。
- ドラマ … 制作スポーツ局・東京制作部が制作している。
- アニメ … 編成局・アニメ事業部が制作している。(2009年7月1日に新設。従来は制作スポーツ局・東京制作部が制作)主に『僕のヒーローアカデミア』や『名探偵コナン』など。
放送番組の特色
平日は以下の様に早朝から19時まで、生放送の報道・情報番組を中心にして放送されている。
- (不定期で休止することがあるが、『日テレNEWS24』→)『もうすぐ す・またん!』(5:08 - 5:20)→『朝生ワイド す・またん!』(5:20 - 6:30)→『ZIP!』(6:30 - 8:00)→『スッキリ』(8:00 - 10:25)→各曜日別番組(10:25 - 11:25)→『NNNストレイトニュース』(11:30 - 11:45)→『ヒルナンデス!』(11:55 - 13:55)→『情報ライブ ミヤネ屋』(13:55 - 15:50)→バラエティ番組の再放送など(15:50 - 16:47)→『かんさい情報ネットten.』(16:47 - 19:00)
深夜自社枠
火曜日未明(月曜日深夜)に設けられている日本テレビ制作アニメの遅れネット以外は、自社制作番組の再放送や、映画・連続ドラマの宣伝や告知番組の放送に充てられている。 開始時間も当日の編成により遅れる事がある。
月曜日 (日曜日深夜) |
火曜日 (月曜日深夜) |
水曜日 (火曜日深夜) |
木曜日 (水曜日深夜) |
金曜日 (木曜日深夜) |
土曜日 (金曜日深夜) |
日曜日 (土曜日深夜) |
---|---|---|---|---|---|---|
サンデースクエア (1:32 - 2:32) |
MANPA (1:59 - 3:43) |
火曜ナイトパーク (1:59 - 4:01) |
水曜スターナイト
(1:29 - 2:32) |
- これらは新聞の番組表やEPG(アナログ放送時代はGコードも)でも枠名でまとめてもしくは枠名のみ掲載され、枠内で放送する番組の開始時刻も表記されないため、一つの番組(特に枠後半の番組)だけ視聴もしくは録画予約したい場合の障害となっている(2010年頃から、月曜以外は新聞の番組表では独立番組扱いとなっているが、月曜については引き続き枠名表記で枠内の番組開始時刻は表記されていない)。
NNS全国ネット向け
- 長年に亘って平日14時台を中心とした生放送ワイドショー番組を放送している。現在の『情報ライブ ミヤネ屋』は元々関西ローカルで夕方に放送されていた番組。2007年9月まで放送していた『ザ・ワイド』は日本テレビと共同制作の形を採った(詳細は『ザ・ワイド』参照)。
- 1990年4月より他系列の在阪局同様、土曜日8時台・9時台前半に情報番組を放送している。現在は報道局が制作主体となっている『ウェークアップ!ぷらす』。この時間帯としては在阪民放唯一の報道番組であり、在阪局制作番組でありながらNNNの討論・報道番組としても扱われている。
- プライムタイムの制作番組は、木曜日21時の『秘密のケンミンSHOW』、同22時の『ダウンタウンDX』の2本を制作している。枠が連続していることもあり、近年では日本テレビの人気番組に倣い(例:『深イイ』×『しゃべくり』合体スペシャル)、この2番組の合体スペシャルを改編期を中心に放送されることもある[注 6]。また、『NEWS ZERO』を挟んだ23時59分には『木曜ドラマ』を制作しており、都合木曜日は3本の制作番組が並ぶ。
- 報道・情報系番組を除く3本の全国ネット番組は地上デジタル放送あるいはワンセグのデータ放送に対応している。
- アニメ枠は長年月曜19時台に編成されていたが、後述する2009年4月の改編で土曜18時と日曜7時に放送枠が変更された。2013年4月からは『シューイチ』の放送時間拡大によって『遠くへ行きたい』が日曜7時に放送されることになり、アニメの放送枠が土曜17時半に移動したため、土曜夕方に読売テレビ制作のアニメが2本連続放送されることになった。
- かつては月曜のプライムタイムにも制作枠があり、連続ドラマやバラエティ番組も手がけた事があったが、視聴率の不振が続いた為、前者は2004年3月、後者も日本テレビ制作番組と枠交換するも2008年2月をもって撤退[注 7]、そして2009年4月改編で平日19時枠に帯バラエティ番組『サプライズ』がスタートした為、長年守り続けたアニメ枠までも枠移動を余儀なくされた。
- 深夜番組では『11PM』の火・木曜日分を担当して以来、現在のプラチナイト枠に至るまで全国ネット番組を途切れなく制作している。2008年10月2日より同枠にて、4年半ぶりに連続ドラマを放送している。2010年4月からは『サプライズ』終了に伴う19時台の同局制作枠廃止(枠を日テレに事実上返上)に伴い、読売テレビ発・全国ネットは木曜日に集中する事になる(夜間に関しては21時台・22時台と『木曜ドラマ』のみとなる)。
全国ネットに相当する番組
完全な全国ネットではないが、『遠くへ行きたい』や一部の深夜番組が日本テレビを始めとした複数の系列局で放送されている。
日曜昼に放送されている『そこまで言って委員会NP』は、関東などを除いた全国24局同時ネットで放送されている(関西では20%超の高視聴率で占拠率は50%近く[注 8]を叩き出す事がある人気番組)。日本テレビが番組ネットを打診したが、初代司会のやしきたかじんら出演者は「関東圏には流すな」と拒否、日本テレビでは放送されていないというエピソードを持つ(が、2016年からは自社動画サイト上で、2017年3月26日放送分からはTVerでも配信されるようになった)。
ちなみに中京広域圏の中京テレビとの親交が深く、全国ネット化に先駆け『ミヤネ屋』を一足早く(2007年9月24日から)ネットした。この際「-ミヤネ屋」に東京制作部のスタッフを派遣しており、2009年に始まったローカル番組『愛の修羅バラ!』ではレギュラー番組としては初めての共同制作を行っていた(現在は『上沼・高田のクギズケ!』)。そのほか、土曜朝の『あさパラ!』を唯一同時ネットしていたが、2011年3月末で中京テレビの編成上の都合で打ち切ったが、2018年3月から再開された(その後、2016年4月から広島テレビが同時ネットを開始)。
関西ローカル番組
- 金曜19:00(※2015年3月までは、日曜22:30)からの『大阪ほんわかテレビ』や土曜16:00からの『土曜はダメよ!』などを制作している。
- 1999年4月より日曜の昼に関西ローカルの情報バラエティ『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』の放送を開始し、一躍話題となる。同番組はキー局や地方局のワイドショーでは話せない芸能界の裏情報が満載の番組としてエリア外でも異名を轟かせていた。これに伴って1998年まで同時ネットされていた『防府読売マラソン』(山口放送制作)の中継を深夜放送枠の時差ネットで録画放送している。2009年から2010年までは中京テレビと共同制作の『愛の修羅バラ!』を放送。
- 関西ローカル向けのワイドショーを2001年10月から2009年3月まで平日の10時台に編成していたが、2004年に若年層をターゲットにしたなるみ・陣内智則司会の『なるトモ!』をスタートさせた。2005年10月から『なるトモ!』は日本テレビ・中京テレビ・広島テレビ・くまもと県民テレビでもネットされる事になり、念願の“東京進出”を果たす。関西発のワイドショーが関東でもネットされたのは『2時のワイドショー』→『Beアップル2時!』以来12年半振りであり、共同制作の『ザ・ワイド』で約1年間放送されていた大阪からのパートを含めると10年ぶりの事だった。しかし、日本テレビでの放送は僅か半年で終了した。
- 1990年代から日本テレビ系列の平日夕方時間帯(午後4・5時台)はローカル情報番組(帯番組)を編成している局(STV・FBSなど)が多くなっているが、読売テレビは長年夕方にはローカル情報番組を編成する事なく、1995年3月までは17:00からは連続ドラマの再放送などを行い、その後は「情報ライブ ミヤネ屋」が読売テレビで開始されるまでの実に11年に渡り、「サスペンス傑作劇場」という2時間ドラマの再放送枠で一定の視聴率を保っていた。ローカル番組を編成するMBS(『ちちんぷいぷい』)やABC(『ワイドABCDE〜す』や『ムーブ!』など)に対抗すべく2005年11月から毎週金曜日に元ABCアナウンサーの宮根誠司を司会に起用した自社制作の情報番組『激テレ★金曜日』をスタート。翌2006年7月31日からは再放送枠を廃止し、『激テレ★金曜日』を帯番組に発展させた『情報ライブ ミヤネ屋』を開始した。2007年10月1日から同年9月28日に終了した『ザ・ワイド』の後継番組として放送時間を13:55からに移動、全国ネットとなった。
- 以前は『おはようニュースマガジン』『元気モンTV』『あさイチ!』など平日早朝時間帯にローカル情報番組を放送していたが、2006年6月30日で一旦終了。7月3日からは日本テレビの『ズームイン!!SUPER』をフルネットし、その中で30分ほどのローカルコーナーを放送。2010年3月29日からは3年9ヶ月ぶりに早朝の自社制作情報番組『朝生ワイド す・またん!』を放送。
- 他の在阪局と同様に全国ネットではプロ野球中継のうち読売ジャイアンツ戦を関西地区では阪神タイガース戦中継に差し替えるケースが見られる(二元中継の場合もあり。2007年5月28日にはオリックス・バファローズ戦を中継)。
- かつては阪神応援番組の先駆者的番組『週刊トラトラタイガース』を放送していた。現在は後述の『ZIP!』のローカルコーナー内で「ウル虎!Sports」を毎日放送している。
- 毎年春と夏(『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の開催当日)には朝9時半から夕方にかけて長時間の生ワイドスペシャルを企画しており、当該時間枠の生放送番組の拡大版が放送されている(2005年夏は放送なし)。また、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の放送枠でも珍しく比較的自主制作枠が多い。
- 自社製作の深夜番組については、一部の番組を日本テレビ系列局にネットされており、日本テレビでは水曜深夜に3枠連続で当社製作番組を放送されている。
- 1992年10月から放送された深夜番組『たかじんnoばぁ〜』は、関西地区で最高視聴率25.1%(占拠率56%)を記録し、読売テレビ深夜番組史上最高視聴率を記録した。(この記録は破られていない)
アニメ
- 本局では1967年に放送が開始された紙芝居の名作をアニメ化した『黄金バット』でアニメーション制作に参入した。在阪局のアニメ参入は毎日放送(MBS)に次いで2局目。
- 1990年代以降、諏訪道彦プロデューサー主導によるアニメ制作に力を入れており、MBSと並んで在阪局ではアニメ制作に力を入れている事で知られている。諏訪がプロデュースした代表的な作品としては、1996年1月に放送が開始された『名探偵コナン』や『結界師』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』『シティーハンター』『YAWARA!』読売新聞朝刊に連載中の植田まさし作による4コマ漫画をアニメ化した『コボちゃん』等。NNS系列全国ネットのアニメを数多く制作している。最近では『エンジェル・ハート』等の深夜アニメも手掛けている。
- 本局発全国ネットのアニメ番組では、ポケモンショックを教訓とした視聴注意テロップ「○○からのお願い…テレビアニメを見るときは部屋を明るくして画面からはなれてくださいね(○○には“コナン”や“結界師”等のメインキャラクターの名前が入る)」という他局では見られない特徴的な視聴の注意文を使用している[注 9](日本テレビ制作の『それいけ!アンパンマン』および『MANPA』の読売テレビ制作関与以外の番組では単に「テレビアニメを見るときは-」という表示である)。
- 視聴注意テロップについては以前は全日のみ表示であった。深夜での放送については、2007年10月に月曜夜7時枠から深夜に移動した『結界師』では表示された。一方、土曜夕方5:30に放送されていた『電波教師』の深夜での再放送(2015年7月 - 同年12月)では表示されていなかったが、同じく土曜夕方5:30に放送されていた『タイムボカン24』の深夜での再放送(2017年4月 - 6月)および『僕のヒーローアカデミア』(2018年1月 - 3月)では表示されている。2018年4月以降は『MANPA』の第2部以降の作品において表示されている。
- また午後7時からアニメ映画を放送する場合は視聴注意テロップが表示されていた(2009年春に枠廃止)が、日本テレビ発である『金曜ロードSHOW!』でアニメ映画を放送する場合は表示されない。
- 一部作品を除きオープニング・エンディングテーマの楽曲名の表示は、OP・ED冒頭で一回と途中スタッフのクレジットと共に一回出しているため、2回楽曲名が表示されるようになっている。
- 1995年[注 10]から2009年まで、月曜7時台は本局制作のアニメ2本立てという編成が続いていたが、安定していた視聴率も2005年頃から低迷していた。その結果、19:00 - 19:30に放送されていた『結界師』が2007年10月改編で全国ネットから深夜枠へ"降格"(一部の局は打ち切り)となった。同年内いっぱいは『名探偵コナン』の1時間スペシャルや単発2時間特番で凌ぎ、2008年1月からはかつてフジテレビで放送された『ヤッターマン』のリメイク版を放送していた。
- 2009年3月時点で、在阪局でゴールデンタイムにアニメ枠を持っていたのは本局のみだった(1996年まではABCも持っていた。MBSも1994年に1度全廃したが2005年に1年間だけ復活)。
- 本局の本社前には『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンのブロンズ像が建てられている。
- UHFアニメの参入は在阪局としては最後発で、2006年7月からの『無敵看板娘』で参入を果たし(この作品にも製作委員会に加わっている。しかし関東圏の独立局と比べると放送時期は3週間程遅れていた)、これにより全ての在阪局及び近畿地方の民放テレビ局がUHFアニメを放送する事になった。但し、完全な外部製作のUHFアニメは2012年7月期の『薄桜鬼 黎明録』まで無かった。
- 1987年から1995年にかけて、学校の休み期間に『アニメだいすき!』と称した枠でOVAを集中して放送していた事でも知られる。
- 系列会社のyteと連携している。
その他
- 関西圏の広域局で自社系のCS放送局を持っていない[注 11] (他、大阪府域局のテレビ大阪も同様。関西テレビもかつては持っていたが撤退)。
- 社屋10階に社員食堂としてカフェテリアコーナーがあり、東側が食堂生駒、西側が喫茶コーナー六甲である。
- 在阪民放で唯一大株主に鉄道会社が入らないが、鉄道会社での番組宣伝は積極的に行われており、特に西日本旅客鉄道(JR西日本)では大阪駅に専用ボードがあるなど改編期を中心に番組の中吊り広告を展開している。また、大阪環状線で1編成貸し切りのジャック広告を行う事もある。毎年夏から秋頃にJR西日本管内の特定地域(例外で四国・九州を舞台にした実績あり)を舞台とした『名探偵コナンミステリーツアー』(但し1990年代は『金田一少年の事件簿』や『探偵学園Q』が扱われたことがある。)が行われている。なお、読売テレビ本社の最寄駅である京橋駅は、JR西日本と京阪電気鉄道の沿線に当たる。
- 2011年12月より、「ytv」という右上にあるウォーターマークの位置が前回よりも右上にロゴが上がった。
日本テレビとの関係
在阪準キー局は在京キー局と対立しがちであるが、読売テレビは日本テレビの意向を受けて設立された放送局という経緯もあり、両局の関係は非常に良好であるといえる。また、在阪準キー局4局で唯一系列・ネットワークの体裁が開局以来一貫して変わっていない[注 12]。
かつては『お昼のワイドショー』(初期)、また『11PM』の火・木曜放送分を放送開始から終了まで制作を担当し(後継番組の『EXテレビ』でも)、2000年代においても『ズームイン!!SUPER』に当時同局解説委員の辛坊治郎がレギュラー出演したり、2009年4月 - 2010年3月まで放送された『SUPER SURPRISE』(開始当初のタイトルは『サプライズ』)においても、前述の『11PM』『EXテレビ』と同様、水曜放送分の制作を担当した。また2007年9月まで放送されていた『ザ・ワイド』では同局との共同制作を行い、前期は本局発の情報コーナーを設けたり、積極的に関西からリポーターの中継を入れたり、後期には当時同局解説委員の岩田公雄がレギュラー出演していた。
本局制作の全国ネット番組(『どっちの料理ショー』など)に日本テレビのアナウンサーが出演したり、同じく本局制作の全国ネット番組の『ウェークアップ!ぷらす』や『ミヤネ屋』には日本テレビも協力し、同局の記者や解説委員も多く出演している。『ウェークアップ!ぷらす』においては、東京で出演するゲストを東京・汐留の日本テレビスタジオに招いてネットを繋いだり、インタビュー映像に出演する識者のコメントを同局で収録する等、積極的な交流がなされている(党首討論や立候補予定者の討論など企画によって汐留のスタジオから全編生放送することもある)。
改編期に放送されている『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』に読売テレビから『ミヤネ屋』や『秘密のケンミンSHOW』チームがゲスト出演している。深夜番組は日本テレビと共に同日ネットを行う番組が他局と比べて多い。また『名探偵コナン』に関しては劇場版での制作に日本テレビのスタッフが参加したり、汐留社屋内にある日テレショップでのグッズ販売も行っている。2009年3月には日本テレビ55周年・読売テレビ50周年の両局の記念番組として、『ルパン三世VS名探偵コナン』が放送された。
なお読売テレビの東京支社は2009年11月24日に東京・汐留の「日本テレビタワー」(日本テレビ本社ビル)内に移転し、在京キー局の本社内に在阪準キー局の東京支社が入居する形となった[注 13][注 14]。
小西美穂の様に報道などで評価、本局から日本テレビに移籍する社員もいる。自社制作の深夜番組の多くは日本テレビにもネットされ、中京広域圏の中京テレビとも番組制作など(『特報!EXPOプレス』や『愛の修羅バラ!』等)で積極的に協力がなされている。
一方で、他の在阪局同様に日本テレビとは異なる番組編成を取る時間帯も少なくなく[注 15]、中には先述の『そこまで言って委員会NP』等の様に出演者の猛反対を受けた等の理由で日本テレビにはネットされない場合もある。
そして、1980年代後半から1990年代前半頃にかけて日本テレビ制作のアニメ作品のネットに消極的な時期があった。
日本テレビ系列で平日夕方5時台に放送されたアニメは、当初は同時間帯で放送されていた。しかし1988年10月から当該時間でローカル番組『ざまぁKANKAN!』の放送が開始されると、同年4月の開始当初は同時ネット(金曜17時)だった『魔神英雄伝ワタル』は木曜16時台に移動、後に平日の朝の10時台に放送時間が変更され、次番組も含めて1年間は当該時間での放送が続き、その後は平日の早朝5時台に放送時間が変更される等、変動が激しかった。さらに『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(2代目)の様に放送時間が取れない等の事情により、放送回数を飛ばしていきなり最終回にしてしまう等、対応に問題があった。また夕方時間帯で放送時期は『アニメだいすき!』枠が割り込む時もあった。この時期に平日早朝に放送されたアニメは他にも『電脳警察サイバーコップ』(これは特撮作品だが、ローカルセールス化後はこの時間帯で放送された。)・『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』・『魔動王グランゾート』・『機動警察パトレイバー』・『魔神英雄伝ワタル2』・『からくり剣豪伝ムサシロード』・『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』・『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(2代目)・『ママは小学4年生』・『ミラクル☆ガールズ』が挙げられる。
『それいけ!アンパンマン』はこの時期に土曜日や日曜日の早朝に放送時間が変更されている。
自社及び日本テレビ制作の深夜アニメは、現在では月曜深夜の『MANPA』枠の中で放送している(前述の『無敵看板娘』もこの枠で放送されていた)。しかし、日テレ制作の作品は大幅な遅れネットを生じる事がある。
企画ネット番組とみなすことが多いとされる『キユーピー3分クッキング』は、近畿広域圏では日本テレビ制作のものを読売テレビが放送している。
また、独自番宣も日本テレビ制作のものと同一フォーマットのもの放送されることが他局に比べ多い。2016年春においては全国ネット番組のみならず自社ローカル番組を含め日テレの部分をytvに差し替えたものを放送した。
スタジオ
現社屋は、本局の開局30周年記念事業の一つとして1988年4月に完成した。その後段階的に社内の引っ越しやスタジオ稼動を行い同年8月1日に主調整室(マスター)も移転して、完全に現社屋での放送となった。
しかし、現社屋は、読売テレビが制作する番組(大阪発)が増えたために、就労者数がおよそ1800人と多くなり、また、会議室や出演者の控室の不足が目立ち、さらに、空調設備や放送機材の更新が控えており、さらに現社屋は築30年が経過して老朽化が激しい[10][11]。
そこで、2014年8月28日の開局記念日に、大阪市中央区の大阪ビジネスパーク地区(OBP)へ新しい社屋を建設し移転すると発表[10]。移転場所は南西へおよそ400メートルの大阪城の北東側にあるシアターBRAVA!跡地に移転し、そこへ新社屋を建てる[10][12]。敷地面積は1万2487平方メートルで、現社屋の約1.5倍になる[10]。延べ床面積も現社屋から25%から40%増えて、4万平方メートルから4万5000平方メートルを想定している[11]。さらに、就労者数が増加しても対応することができるため、各所に分散している関連会社も集約できることになっている[11]。
スケジュールは2016年秋に着工し、2019年2月に竣工、2019年の読売テレビの開局記念日にあたる8月28日から放送を始めることになっている[10][11]。
大阪本社
- 第1スタジオ(HD/SD・2F・180坪)…『大阪ほんわかテレビ』、『そこまで言って委員会NP』、『ウェークアップ!ぷらす』
- 第2スタジオ(HD/SD・2F・100坪)…『朝生ワイド す・またん!』、『あさパラ!』
- 第3スタジオ(HD/SD・2F・100坪)…『情報ライブ ミヤネ屋』
- ニューススタジオ(HD対応、75坪)…『かんさい情報ネットten.』
- 旧本社は汎用スタジオが2つ(報道用を含めると3つ)だった事から、現本社移転に際してはスタジオを新たに1つ増設。汎用スタジオは大型スタジオ1つ、中型スタジオ2つの計3つとなり、全体のスタジオ面積を拡大し大型化させた。なお、現本社移転時には1スタは旧本社1スタ、2スタは旧本社2スタからそれぞれ機材を移設して対応した。
東京都内
- 多摩スタジオ(東京都八王子市、閉鎖)
- 1993年、本局における「東京での番組制作の拠点」を目指し、東京都八王子市の京王相模原線京王堀之内駅前に建設されたスタジオである。在阪局では関西テレビが東京メディアシティ内に設置したレモンスタジオに続いて2番目に開設した東京のテレビスタジオだった。
- スタジオは2つあり、オープン時は第1スタジオ及び第1副調整室(サブ)のみに機材を整備し、この機材を第2スタジオと分けて運用されていた。この他にVTR編集室やMA室なども整備され、本局だけではなく東京地区での他局の番組収録にも使ってもらえる様な設備を目指していた事もある。当時は自社制作番組『即席!明るい改造計画』などの番組収録に使用されていた。『失楽園』(ドラマ編)も同スタジオで一部収録された。
- しかし、都心部から距離が離れていた事や、タレントやスタッフの移動に時間的制約が掛かる事が一番のネックとなり、それによる稼働率の低さからスタジオ運営の採算が取れず、やむを得ず同所の売却を検討したが買い手がつかなかった。このため、2003年に建物を解体し更地状態にした上で売却した。現在は同所跡地にマンションが建設されている。
- このスタジオで制作されていた番組については都内の貸しスタジオに分散され、閉鎖当時にこのスタジオで収録されていた番組は渋谷ビデオスタジオ(2007年9月閉鎖)や東京タワースタジオ(旧・東京タワー芝公園スタジオ、現・東京タワーメディアセンター)、東京メディアシティなどでの収録に切り替えられた。
- なお、現在の東京での収録番組については下記の様になっている。
- 『秘密のケンミンSHOW』…東京メディアシティ内のTMC-A1スタジオ(テクノマックスが運営。スタジオ管理は開設時の運営元である国際放映が担当)
- 『ダウンタウンDX』…東京メディアシティ内のTBS砧スタジオ(緑山スタジオ・シティが運営)。
- また、一部番組は日本テレビが運営する生田スタジオ(神奈川県川崎市多摩区)で収録されるケースもある。
- 読売テレビ東京支社(東京都港区日本テレビタワー20階)
- 読売テレビ本社 - 東京支社間には常時使用可能な専用中継回線が引いてあり、『情報ライブ ミヤネ屋』などで使用されている。
情報カメラ設置ポイント
- 大阪市中央区城見(TWIN21)
- 大阪駅
- 新大阪駅
- 関西国際空港
- 大阪国際空港
- 大阪府吹田市(EXPOシティ)
- 兵庫県神戸市(ポートピアホテル)
- 神戸空港
- 明石海峡大橋(淡路島・淡路サービスエリア)
- 京都市中京区川端四条(カモガワビル)
- 京都府大山崎町(名神高速道路・大山崎JCT付近)
- 京都府福知山市
- 滋賀県大津市(NHK大津放送局、びわ湖大津プリンスホテル、瀬田西IC)
- 滋賀県彦根市(名神高速道路・彦根IC、彦根トンネル付近)
- 奈良県奈良市
- 和歌山県西牟婁郡白浜町
アナウンサー
※はアナウンス部長経験者。公式ホームページ上“チームYTVアナ”において所属アナウンサーの出身地や生年月日、血液型[13]などの簡略なプロフィールを記載。
現在
入社順。
- 1983年 牧野誠三(他部署への異動を経て、2011年からアナウンス部に復帰)
- 1985年 萩原章嘉
- 1991年 小澤昭博、三浦隆志
- 1993年 尾山憲一
- 1996年 野村明大(2007年から報道局記者、2013年7月から同局プロデューサーをそれぞれ兼務)
- 2000年 森若佐紀子
- 2005年 本野大輔
- 2006年 虎谷温子
- 2007年 吉田奈央(2016年12月から産前産後休暇中)
- 2008年 林マオ、山本隆弥
- 2009年 立田恭三
- 2011年 中谷しのぶ
- 2015年 諸國沙代子、平松翔馬
- 2016年 黒木千晶
- 2017年 中村秀香、岩原大起
- 2018年 澤口実歩[14]
元・アナウンサー
- 生田博巳(読売テレビ開局時にNHKから移籍、退社後に大阪でアナウンサー養成学校の生田教室を主宰。一時期『南海太郎』の変名でラジオ大阪の野球解説者も務めた)
- 寄藤隆也(読売テレビ開局の第一声を行った)
- 羽川英樹
- 鎌田龍児
- 竹山祐一
- 小城敏(放送運営局)
- 一丁田修一
- 佐藤忠功
- 岩田公雄(定年延長後、学習院大学法学部特別客員教授・現在は『情報ライブ ミヤネ屋』や『ウェークアップ!ぷらす』のコメンテーターで出演)
- 山本純也(営業局)
- 結城豊弘(制作局部長待遇チーフプロデューサー兼報道局、元:編成局情報番組センター統括プロデューサー)
- 坂泰知(報道局チーフプロデューサー)
- 赤松智子
- 村上順子
- 中元綾子(退社後、広島ホームテレビアナウンサー・小学校教諭を経て、広島県拠点のフリーアナウンサーとして活動)
- 山田孝子
- 下山英三
- 石黒新
- 辛坊治郎(大阪綜合研究所代表・退社後も『ウェークアップ!ぷらす』MCとして出演。)
- 村田真哉(元:編成局宣伝部長)
- 斎藤敬(取締役報道局解説委員長、元:報道局長兼務)
- 森武史(情報スポーツ局情報番組センター次長)
- 大田良平(報道記者、2017年2月から『かんさい情報ネットten.』のフィールドキャスターを兼務)
- 小林杏奈(編成局宣伝部)
- 五十嵐竜馬(報道記者)
- 川田裕美(退社後、セント・フォース所属のフリーアナウンサーへ転身、読売テレビ制作の番組にもレギュラーで出演中)
- 道浦俊彦(報道局専門部長)
- 脇浜紀子(コンテンツビジネスセンター・コンテンツ事業部を経て京都産業大学教授へ転身)
- 増井渚(退社後、セント・フォース所属のフリーアナウンサーへ転身)
- 横須賀ゆきの(報道局)
- 清水健(在職中に一般社団法人清水健基金を設立、退社後は基金の活動に専念)
- 植村なおみ(2017年6月4日付でアナウンサー業を引退して他部署に転身)
記者
- 河中可志子
- 嶋田麻里
- 田中麻美
- 波止荘子
- 中島舞子
- 橋本雅之(2017年2月から大田と共に『かんさい情報ネットten.』のフィールドキャスターを兼務)
- 中村和可奈
解説委員
※2015年度までは、在阪局で唯一、解説委員を置いていた。
放送技術概要、送信所・中継局等一覧
リモコンキーID
- リモコンキーIDはアナログ親局のチャンネル番号を引き継ぎ「10」である。
- アナログ親局が10chであった民放7局の中で唯一地上波デジタル放送でも「10」を採用した放送局である[注 16]。
- キー局の日本テレビのリモコンキーIDは日本テレビのアナログ親局と同じ「4」で、NNS系列全29局中21局で使われる[注 17]。
送信所
- コールサイン - JOIX-DTV
- コールネーム - よみうりデジタルテレビ
- 3桁 - 101・102・103
- 物理 - 14ch(周波数 479.142857MHz)
- 空中線電力 - 3kW・実効輻射電力 - 30kW(放送区域内世帯数 約580万世帯)
- 地上デジタル放送の物理チャンネル14chはかつてNHK UHFテレビ実験局(大阪)が使用していた。
- 送信所施設は毎日放送(デジタルテレビ)と共同使用(デジタル放送開始以前は局単独の施設だったが、デジタル放送開始に伴いMBSが相乗り)。
中継局
- 大阪府
- 滋賀県
- 京都府
- 兵庫県
- 奈良県
- 栃原 14ch
- 三郷立野 40ch
- 和歌山県
アナログ放送の概要
2011年7月24日停波時点
- コールサイン - JOIX-TV
- コールネーム - よみうりテレビ
- 映像 - 10kW、音声 - 2.5kW
- 生駒山送信所 10ch
中継局
チャンネル番号について
大阪地区のアナログテレビ放送の第10chである。既に開局していたOTV(現・ABC。6ch)、既に設立されていた大関西テレビ放送(現・KTV。8ch。ただし、本局より3ヵ月後に開局)に続く大阪地区に割り当てられた民放3・4波目のチャンネルを巡り、NJB(現・MBS)、近畿教育文化テレビ及び関西教育文化放送との競願になり事態が硬直した際、NOTV側は兵庫県姫路地区のNHK向けに割り当てられていた第2chを大阪地区へ振り向けることを提案。これが通って、当時第4chで送信されていたNHK大阪放送局は第2chが割り当てられることになり、大阪地区は民放に2波、空いた第4chと第10chが準教育局として免許を与えられることになった。しかし教育専門局2社の処遇を巡り、当時郵政大臣であった田中角栄がMBSとNOTVにそれぞれ合併するよう示唆したのに対し、NOTVが断固拒否した。次いで教育2社が合併してMBSとNOTVのいずれかと合併することとなり、押し付けあった挙句NOTVはキー局の日本テレビ放送網(東京)と同じ第4chを断念する代わりに単独開局の道を選び第10chを割り当てられた[注 18]。MBSは若いチャンネルである第4chの獲得を条件に教育局と合併することを呑んだ。
1988年に開局30周年を記念してytvは「10マーク」[注 19]を導入した。
また、地上デジタル放送におけるリモコンキーIDを在阪他局同様にアナログ放送のチャンネル番号を引き継ぎ「10」としたことで、前述の通りアナログ親局10chの民放で唯一「10」を採用した[注 16]だけでなく、NNN/NNS系列のみならず4大系列で唯一2桁の番号を採用した局でもある[注 20]。
区域外再放送
以下のケーブルテレビでは、区域外再放送が行われているが、在阪局の中では最も少ない局数に留まっている。これは在阪局で唯一、自局の放送対象地域(近畿広域圏)に隣接する全ての地域に同一系列局が存在するためで、各系列局の同意が得られていないことなどが影響している。
特に徳島県は民放テレビが同一系列の県域局四国放送1局しかない特例地域であるが、その四国放送は日本テレビ系列の非マストバイ局であり、ネットされていない日本テレビ系列全国ネット番組が少なくない(ただし2011年4月以降はNNSマストバイ指定のレギュラー番組は全て同時ネットされるようになった)。こうした事情から、徳島県内のケーブルテレビ事業者各社は四国放送・読売テレビとも協議を行ってきたが不調に終わった。そのため、読売テレビはデジタル再放送の要望を取り下げる代わりに、デジアナ変換での再放送を提案し、2015年3月まで12社で再放送が実施された[15]。一方で従前からデジタル再放送をしていたひのきは、総務大臣裁定を申請、同意裁定がされた[16]ため、継続して再放送している。
そのほか、MBS・ABCを区域外再放送している福井県では同一系列の福井放送(ただし日本テレビ系列メインのテレビ朝日系列とのクロスネット)がある為、本局の区域外再放送は行われていない一方、三重県伊賀地方では大阪方面への流動が多い事情から在阪広域民放4局の区域外再放送が行われている。
香川県と岡山県での区域外再放送は2011年7月24日に終了した。
- 三重県
- アドバンスコープ
- 伊賀上野ケーブルテレビ (ICT)
- ZTV(東紀州〈紀南〉地域のみ)
- 徳島県
- ひのき (CUEtv)
関連会社
- 株式会社読売テレビエンタープライズ
- 株式会社ytv Nextry(2011年2月、これまでの株式会社映像企画、株式会社よみうりテレビ映像、株式会社サウンドエフェクトの3社を統合して設立された)
- 株式会社よみうりテレビサービス
- 株式会社ワイズビジョン
- 株式会社エイデック
- 株式会社よみうり文化センター
- 株式会社センテンス
- 株式会社放送事業社
事件・事故
不祥事・トラブル
- 2004年2月13日 - 映画イベント「CINEMA DAISUKI 映画祭2003」に応募した当選者のメールアドレス150人分が流出した。メールアドレスのCCとBCCを誤って入力した事が原因だった。謝罪し、誤送信したメールを削除するようお願いした。
- 2005年9月22日 - 北海道知床での番組ロケで騒いでいた読売テレビスタッフとお笑い芸人たちに男性観光客が口頭で注意。しかし、この男性観光客は読売テレビスタッフと参加していたお笑い芸人の村上ショージに口汚く反論された上に体を押さえつけられて一時監禁されたとして警察に通報した。駆けつけた警察署員の前でも読売テレビスタッフらの態度は変わらず、男性観光客は後日読売テレビへ抗議。当初は謝罪の意志を示さなかったが、再度警察に相談したところ、ようやく行き過ぎた言動に対して読売テレビと村上が男性に謝罪する事態となった[17]。
- 2007年6月17日 - この年4月22日に放送された討論バラエティ番組『たかじんのそこまで言って委員会』にて、当事者に取材せず、事実の確認をしない内容を放送したとして謝罪した。詳細はたかじんのそこまで言って委員会#番組中の公式謝罪を参照。
- 2007年7月16日 - この日放送の『名探偵コナンスペシャル』にて視聴者クイズを出題したが、インターネットによる応募だった事と放送終了後30分を締め切りに設定したために応募者のアクセスが集中し、長時間に渡り読売テレビのサーバ自体が落ちるという羽目になった。これにより次週23日のクイズからは企画を「24時間タイムリミットクイズ」と変更し、クイズの締め切りを放送翌日午後8時までとした。
- 2007年12月12日 - 奈良県磯城郡田原本町の医師宅放火殺人の供述調書漏洩事件で、同年9月28日に調書の写しから京都大学医学研究科の教授の指紋が検出されたと報道したのは誤りだったとし、教授に謝罪文を提出した。教授は「大学のプロジェクトや生活に支障が出た」として本局に謝罪を求めていた。本局は、12月10日付で取締役報道局長や記者ら5人を処分したが、詳細は明らかにできないとしている。
- 2010年12月 - 同局の報道番組で、あいりん地区での向精神薬の売買などの貧困ビジネスの実態などを紹介する内容の特集が組まれた際、大阪市在住の男性が、この特集に匿名で取材協力したが、その直後に殺人未遂事件に遭った。この男性は、同局が音声加工などで身元を秘匿するなどの処置を十分に行っていなかったためだとして、同日に大阪地裁に慰謝料などを求める訴えを起こした[18]。その後2013年6月30日付で、同社が男性に慰謝料や解決金など計約6,300万円を支払うことで和解が成立した[19]。
- 2011年7月25日 - 同局は2007年から、給与を年俸制に変更し、さらに次長職を廃止するという新人事制度に移行した。さらに、次長職にある組合員らに対し、契約に署名するよう執拗に要求し、従わなかった7人を一般職に降格した。大阪府労働委員会は、この行為が不当労働行為に該当するとして、同局に対し2011年7月25日付で再発防止の誓約書を作成するよう命じた[20]。
- 2011年9月4日 - この日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』で、子供からの質問に対し出演者が回答するコーナーにおいて、「東北の肉や野菜を食べるとどうなるか」との質問に対し、この日出演していた中部大学教授の武田邦彦が、岩手県一関市の放射線数値を示した上で、「食べると健康を害する」、「今、東北で農作業はすべきでない」等と回答した。これに対し、一関市の勝部修市長は、「農家の感情を逆撫でする非常識発言である」などと主張し、武田に対し抗議の電子メールを送付する事態となった。読売テレビ側は、「武田教授に批判的な意見も取り入れており、全体的に見れば内容に問題はない」と主張している[21]が、この発言の影響で、遅れネットで放送予定だった福岡放送はこの日の放送を中止した。
- 2017年1月13日 - 「クチコミ新発見!旅ぷら」のロケで京都市を訪れていた松本伊代と早見優が、JR山陰本線(嵯峨野線)の線路内に無断で入り込んで歩いていたとして、京都府警察は2人を書類送検[22]。これを受け同局は、同番組の放送予定を中止とした[23]。
64分にわたる放送中断
- 1990年5月9日午後1時59分から午後3時3分頃まで、近畿圏(読売テレビの放送エリア)に於いて本局の放送が64分間も中断する放送事故があった。原因は奈良県生駒山にある送信所のトラブルと見られ、送信所に技術スタッフが急行するまでの間画面は砂嵐(ザラザラ画面)だった。そのため近畿圏のみ午後2時からの『2時のワイドショー』が見られず、午後3時からの日本テレビからのネット受けの『キャッチ』も冒頭の3分程削られる状態となった。これだけの放送中断は史上初であり、本局に約1,500件もの苦情が寄せられた。
脚注
注釈
- ↑ 在阪準キー局の東京支社が在京キー局の本社ビル内に入居するのは読売テレビが唯一である。系列局で見ると本局の他、南海放送も入居している。またTBS系列の準キー局である毎日放送は東京・赤坂の東京放送ホールディングス (TBSHD) 敷地内にある「赤坂Bizタワー」内に東京支社が入居している。
- ↑ 同年9月1日から7時30分、翌年1月18日から7時放送開始
- ↑ このような越境免許は、2013年に開局したInter-FM NAGOYA(当初は東京のInterFMが運営した「名古屋放送局」だったが、のちに同社が完全出資した新会社「株式会社Radio NEO」が運営、局名も「Radio NEO」に改められる)の例が該当する
- ↑ 当時の大阪テレビの番組編成はラジオ東京優勢の編成であったため(ニュースにいたってはYTV開局前からラジオ東京のもののみ放送されていた)。
- ↑ 新ロゴ制定後も数年間本社の駐車場の入口に10マークが残っていた。
- ↑ 基本的にエンディングは、DX側の終盤に番組別でスタッフクレジットとともに次回予告を流す(制作著作:ytvはDX側のみ表示。なお、一部回を除く)。
- ↑ 過去に日本テレビの『スーパーテレビ情報最前線』と制作枠を交換し、21時が読売テレビ、22時が日本テレビの制作枠となっていたが、2008年4月に『情報ライブ ミヤネ屋』の日本テレビでの放送開始(14時台ネットワークセールス化)と引き換えに交換。
- ↑ ネット局のうち北日本放送・福岡放送・くまもと県民テレビでも関西地区以上の高視聴率を獲得している。
- ↑ テレビ朝日の『クレヨンしんちゃん』でも同様の注意文が出るが、本局では全ての作品でこの形に統一している
- ↑ この頃から現在に至るまで、提供クレジットの提供読みは各作品の主要キャラクターが行うのが最大の特徴の一つとなっている。
- ↑ 自社製作番組のうち、ニュース番組は日テレNEWS24。プロ野球中継の阪神・巨人戦は日テレG+。その他の一般番組(過去に放送されたものを含む)は日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブなど複数の放送事業者に配給されている。
- ↑ 読売テレビのエリアに隣接する在名広域民放テレビ局4局は、系列・ネットワークの体裁は4局全てで開局以来変更の経験がある。
- ↑ ラジオ局に例えると、FM大阪の東京支社がTOKYO FMの本社が入居するJFNセンタービル(東京都千代田区麹町)の例があるが、TOKYO FMやFM大阪が加盟するJFNの放送局の東京支社は全社FMセンタービルに入居している。
- ↑ 同様の例として、毎日放送東京支社がTBS本社敷地内赤坂サカスに2008年より入居している。
- ↑ 過去には『朝の連続ドラマ』放送の為に『ルックルックこんにちは』を時差放送した例がある。また先述の様に読売グループの放送局でありながら『週刊トラトラタイガース』や『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』(共に放送終了)を関西ローカルで制作・放送している。また、ズームイン!シリーズも例外なくタイトルの差し替えのない時間帯であっても、第2部(6:30以降)の内容の差し替えは他地域の局に比べ多い。
- ↑ 16.0 16.1 NNN/NNS系列の山形放送と南海放送は日本テレビ合わせの「4」、ANN系列キー局のテレビ朝日は「5」、JNN系列の宮崎放送と山陰放送はTBSテレビ合わせの「6」、JNN系列の琉球放送は10chにもかかわらず「1」を希望して「3」。
- ↑ NNS加盟局で「4」が使われないのは、本局のほかは札幌テレビ放送(アナログ親局と同じ「5」)・青森放送・北日本放送・日本海テレビジョン放送・四国放送(いずれもアナログ親局と同じ「1」)・福井放送(MBSテレビなどの隣府県民放が使用しない「7」)・福岡放送(「4」がRKB毎日放送に割り当てられたため、札幌テレビ合わせの「5」)がある。
- ↑ これで腸捻転解消まで東京地区と大阪地区では4chと10chで系列ベースで逆転することになった(NET:10-MBS:4, NTV:4-ytv:10)。
- ↑ ブラウン管のなかに10をデザインしたもの。東京の日本教育テレビ(NETテレビ、現・テレビ朝日)や沖縄の琉球放送も類似のマークを制定していた。
- ↑ TXNも含めた5大系列でも本局以外の2桁IDはテレビ愛知のみで、こちらはTXN系列を理由にキー局のテレビ東京と同じ「7」を希望していたが、その「7」どころか隣の「8」(FNN/FNS加盟局が原則だが、当該局が「1」になったので空いていた)も共に隣県の独立局が先に獲得したため、最後は他局のアナログ放送のチャンネルだった「9」と「11」を避けて「10」を採用した。この2局以外の2桁IDも「12」を採用した放送大学だけで、同局の地上波が2018年9月に終了後は2桁ID自体が本局とテレビ愛知だけになる。
出典
- ↑ 会社概要 - 読売テレビ公式サイト内
- ↑ “総務省 電波利用ホームページ”. 総務省. . 2017閲覧.
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』 洋文社、1978-12、245。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、349。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、372。
- ↑ 6.00 6.01 6.02 6.03 6.04 6.05 6.06 6.07 6.08 6.09 6.10 6.11 『民間放送十年史』(日本民間放送連盟・1961年) 516~517ページ「読売テレビ 年表」
- ↑ 日本放送協会 総合放送文化研究所 放送学研究28 日本のテレビ編成117ページ 1976年発行
- ↑ 8.0 8.1 2011年7月24日のアナログ放送終了時の読売テレビ YouTube
- ↑ “パナソニック、大阪都心に拠点…企業向け強化へ”. 読売新聞. (2017年4月18日) . 2017閲覧.
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 “読売テレビが19年に新社屋…大阪市のOBP内”. 読売新聞. (2014年8月29日) . 2014閲覧.
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 “読売テレビ放送、大阪ビジネスパークに新本社-制作番組増で手狭に”. 日刊工業新聞. (2014年9月1日) . 2014閲覧.
- ↑ “BRAVA!跡地に読売テレビ、敷地面積は現在の1・5倍”. サンケイスポーツ. (2014年8月28日) . 2014閲覧.
- ↑ 「血液型を扱う番組」に対する要望放送倫理・番組向上機構[BPO]青少年委員会 放送と青少年に関する委員会 2004年12月8日
- ↑ “読テレ新人・澤口実歩アナ 入社式後に速攻お披露目「震え止まらない」…慶大卒”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2018-04-025) . 2018閲覧.
- ↑ 徳島新聞Web 2011年7月13日 カウントダウン地デジ化 県内CATV12社、読売テレビ放送
- ↑ 徳島県の有線テレビジョン放送事業者からの再放送同意に係る裁定申請に関する裁定 総務省報道資料 平成25年7月23日
- ↑ 吉本タレント、世界遺産で大暴走も反省なし - 『ZAKZAK』(夕刊フジ電子版)2005年10月18日付
- ↑ 損賠提訴:取材協力で襲撃 被害男性、読売テレビを 毎日新聞 2011年11月8日
- ↑ 読売テレビ:匿名の取材協力者と和解 解決金100万円 毎日新聞 2013年7月7日
- ↑ 給与下がる年俸制、一般職降格…読売TVの不当労働行為を認定 産経新聞 2011年7月26日
- ↑ 東日本大震災:「東北の野菜や肉、健康害する」中部大教授、テレビ番組で発言 毎日新聞 2011年9月7日
- ↑ 線路立ち入り 松本伊代さん、早見優さん書類送検 ブログ掲載 毎日新聞 2017年2月10日
- ↑ 線路立ち入り 読売テレビ放映中止 松本伊代さん書類送検 毎日新聞 2017年2月11日
関連項目
外部リンク
- 読売テレビ(ytv)
- 読売テレビ - 公式YouTubeチャンネル
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- テンプレート:読売新聞グループ本社