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=== 最新鋭の宇宙食 ===
 
=== 最新鋭の宇宙食 ===
 
2010年3月には、最新鋭の宇宙食として、世界初の宇宙食[[ちらし寿司]]「'''スペース・チラシ'''」、宇宙食[[豚肉|豚]][[しゃぶしゃぶ|しゃぶ]]「'''スペース・ブタシャブ'''」、[[端午の節句]]用の宇宙食[[柏餅]]「'''スペース・カシワ'''」を開発。これもスペース・ラム同様野口宇宙飛行士のリクエストに応じて開発し、JAXAに提供され、ISSに運び込まれている。なお、これらの宇宙食は2010年[[3月27日]]より東京・大阪で行われているイベントにも展示された<ref>[http://www.nissinfoods-holdings.co.jp/news/news_release.html?nid=1850 弊社開発 世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」等の概要について] - 日清食品ホールディングス株式会社</ref>。
 
2010年3月には、最新鋭の宇宙食として、世界初の宇宙食[[ちらし寿司]]「'''スペース・チラシ'''」、宇宙食[[豚肉|豚]][[しゃぶしゃぶ|しゃぶ]]「'''スペース・ブタシャブ'''」、[[端午の節句]]用の宇宙食[[柏餅]]「'''スペース・カシワ'''」を開発。これもスペース・ラム同様野口宇宙飛行士のリクエストに応じて開発し、JAXAに提供され、ISSに運び込まれている。なお、これらの宇宙食は2010年[[3月27日]]より東京・大阪で行われているイベントにも展示された<ref>[http://www.nissinfoods-holdings.co.jp/news/news_release.html?nid=1850 弊社開発 世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」等の概要について] - 日清食品ホールディングス株式会社</ref>。
 
== その他 ==
 
* 水を注いで[[電子レンジ]]に入れる「e-noodle」を2001年初頭に発売したが、調理時間が6分もかかる(熱量500Wの家庭用電子レンジでの場合)ことや、コンビニエンスストアで一般的に使われている熱量1500Wの業務用電子レンジで調理できなかったことが関係して、すぐに消滅した。しかしこの失敗がのちに200mlの水を容器に注いで電子レンジで調理する電子レンジ調理専用カップ焼そば「'''UFO NEXT GENERATION'''」の誕生に繋がる。「UFO NEXT GENERATION」は熱量1500Wの業務用電子レンジでも調理可能で、それで調理した場合は約2分30秒で完了する。
 
* 近畿2府4県向けのCMでは、毎年プロ野球開幕直前から「NISSIN GoGo [[阪神タイガース|タイガース]]キャンペーン」CMが放送されている。
 
* 地域限定商品などのエリア分けにおいて、特に[[関東地方|関東]]エリアでは、他の食品・飲料メーカーが関東地方・[[甲信越地方]]・[[静岡県]]をひとつの範囲としているのに対し、静岡県を除外して西日本([[中部地方|中部]]・[[東海地方|東海]])エリアとしている。かつて、東西日本を分けて[[懸賞]](プレゼント)を展開していた際には静岡県も東日本として東京本社で応募を受け付けていた。
 
* 2008年に、カップヌードルの容器を紙製のECOカップに変更したところ、'''においの強いもの(例:衣類用[[防虫剤]]、家庭用・トイレ用の[[芳香剤]]など)のそばに置くと移り香が起きる場合がある'''ことが判明した。現在は、その点を改良した新型ECOカップが順次販売されている。なお同時期には、におい移りを防ぐために、保存方法についての注意喚起を伝える内容の、社告形式のCMが放映された。また輸送用段ボール(24個梱包)にもスーパーマーケットで在庫保管される場合に備え「移り香注意 臭いの強い物と共に保存しない」と注意書が印刷されるようになった。
 
* 2010年には、カップヌードルの限定商品「タイムカン」の包装状態に問題があるため、同製品の自主回収を伝える、お詫びCMが放映された。
 
* [[2011年]][[3月11日]]に[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])が発生し、テレビ・ラジオCM及び番組提供を数日間自粛([[ACジャパン]]の公共CMなどに差し替え)およびプレゼントキャンペーンを中止した(当時行われていたキャンペーンも途中で[[打ち切り]]とした)ほか、[[3月22日]]に発売予定だった「[[行列のできる店のラーメン]] [[横浜中華街|横濱中華街]]特濃担々麺」「[[カップヌードル]]しお」の2品の発売を延期した(その後、前者は[[4月11日]]、後者は[[5月16日]]に発売されることが決まった<ref>[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=2197 「行列のできる店のラーメン 横濱中華街 特濃担々麺」 「カップヌードルしお」 発売日決定のお知らせ]- 日清食品のリリース、2011年4月19日閲覧</ref>)。
 
* 2010年代より[[湖池屋]]と提携して『UNIQUE PROJECT』を実施している。
 
 
=== 日本生活協同組合連合会との共同開発 ===
 
[[日本生活協同組合連合会]]との共同開発により「鶏ガララーメン」「コープの焼そば」「コープヌードル」および「コープのラーメン屋さん」シリーズを製造、全国各地の生協へ供給している<ref name="coop">詳細は[[日本生活協同組合連合会]]公式サイト[http://jccu.coop/goods/ 「コープ商品」] を参照。</ref>。
 
*「鶏ガララーメン」は、チキンラーメンとほぼ同じ(ただし、麺のつなぎとなる原料に[[自然薯|やまのいも]]粉が含まれていないため食感が若干異なっていた)商品。パッケージも、カラーリングがチキンラーメンと似ており、チキンラーメン同様、たまごポケット麺も採用。しかし2009年10月中旬の出荷分をもって販売終了。
 
*「コープの焼そば」は、袋めんタイプの日清焼そばとほぼ同じ商品。パッケージもカラーリングをはじめ、「焼そば」のロゴや、表面の調理例写真がほぼ同一である等、非常によく似ている<ref name="coop"/>。
 
*「コープヌードル」は、カップヌードルとほぼ同じ商品。ただし、麺に卵白と卵殻カルシウムを練り込み、カップは紙ベースのエコカップを使用している。「しょうゆ味」「カレー味」「シーフード」のほか、カップヌードルにはない「とんこつ」がある。なお、商品ロゴはカップヌードルのものに酷似している<ref name="coop"/>。
 
*「コープのラーメン屋さん」は、「日清のラーメン屋さん」とほぼ同じ商品。ただし、麺に卵白と卵殻カルシウムを練り込んでおり、また「旭川しょうゆ風味」のしょうゆ原料の丸大豆には「有機栽培丸大豆」を使用、「札幌みそ風味」のみそ原料の大豆には「非遺伝子組換え大豆」を使用、「函館しお風味」は1食あたりの塩分量を7%カット、また全商品でビーフ由来の原料を使用しない等、コープの理念である「安心原料にこだわった」ものとなっている。通常、5食パックのみでの販売である<ref name="coop"/>。
 
 
=== 災害に対する対応 ===
 
* 物流倉庫等には「非常災害時以外使用禁止」指定のカップヌードル100万食がランニングストックとして用意され、現在もその慣習は続けられている(在庫としての保管のため商品は常時入れ替わっている)。社会福祉活動に非常に熱心であった、創業者[[安藤百福]]の意を汲んだものである。
 
* [[阪神・淡路大震災]]の際、大量のカップヌードルと割り箸を積んだトラック、給湯車のコンビ「カップヌードル号」を被災地に出動させ被災者・避難者に供給。救援活動への協力が評価され感謝状を受けた。
 
* [[2007年]][[7月17日]]、[[新潟県中越沖地震]]の被災地にカップヌードル1万1000食を送ると発表した。また、[[阪神・淡路大震災|阪神大震災]]や[[新潟県中越地震]]でも活躍した[[キッチンカー]]「チキンラーメン号」2台を急きょ現地に向かわせた。
 
* [[2011年]][[3月11日]]に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])においては、「カップヌードル」をはじめカップめん100万食を被災地に救援物資として緊急無償提供したほか、給湯機能付の「チキンラーメン号」7台を現地に派遣した。また、[[農林水産省]]の要請で[[社団法人]][[日本即席食品工業協会]]に「どん兵衛」など134,400食の商品を救援物資として提供した<ref>[http://www.nissinfoods-holdings.co.jp/news/news_release.html?nid=2193 東北地方太平洋沖地震への弊社グループの対応について] - 日清食品ホールディングス、2011年3月28日</ref>。
 
 
=== 小麦売り渡し価格と製品価格の関係 ===
 
原材料価格の高騰を理由に2008年1月、17年ぶりにカップめんや袋めんを値上げした(カップ麺1つ当たり数十円)。一方2009年4月より[[輸入]][[コムギ|小麦]]政府引き渡し価格が値下げする際、中川晋社長は「既存商品の付加価値向上」や「麺増量の新商品投入」で『小麦の値下がりを消費者に還元する』として、既存商品の値下げは見送る方針を表明し下記の理由を挙げた<ref name="msn20090326">[http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090326/biz0903260942006-n1.htm カップヌードルの肉が進化? 日清食品、値下げ見送り“価値向上” - 1] / [http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090326/biz0903260942006-n2.htm 2] msn産経ニュース 2009年3月26日</ref>。
 
* 小麦売り渡し価格が下がっても、値下げでは1個あたり何十銭の還元にしかならない。
 
* 2009年4月値下げ後の小麦売り渡し価格は、2006年時点と比べて36%高い水準にある。
 
* 既存商品のコアブランドを汎用品にするわけにはいかない。
 
* カップ麺で実売価格が100円前後となる「スープヌードル」「ソース焼きそば」「大盛屋」など数品目揃えて低価格商品のラインナップを充実させて節約志向の消費者需要を満たし、[[プライベートブランド|PB商品]]に対抗可能な状態を完成させた。
 
 
=== ラ王を巡る騒動・問題 ===
 
2010年7月に「ラ王」を8月で生産終了することを発表し「ラ王追湯式典」と題したイベントを大々的に展開したのち、8月2日に生産終了後、1か月もたたないうちに新「ラ王」を発売したが、その展開と同名新商品に関する情報が公表されないまま旧商品生産終了後の直近時期に新発売された手法には、多くの消費者などから批判も相次いだ<ref name="it20100825">{{Cite news|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/25/news087.html|title=「ラ王」1カ月で“復活”に怒りのファンも「閉店商法だ」|work=IT Media News|date=2010年8月25日|accessdate=2010年9月8日}}<br/>{{Cite news|url=http://www.j-cast.com/2010/08/26074362.html?p=all|title=「追湯商法にしてやられた」怒ったり、あきれたり「ラ王」1か月足らずでリニューアル「復活」|work=J-CASTニュース|date=2010年8月26日|accessdate=2010年9月15日}}<br/>{{Cite news|url=http://japan.cnet.com/news/business/story/0,3800104746,20419675,00.htm|title=「日清食品『ラ王』 追湯式典&復活」のストーリー|work=CNET Japan|date=2010年9月8日}}</ref>。{{See also|日清ラ王#2代目発売に関する批判}}さらに同年9月8日には、新「ラ王」の山頂で[[照英|男性タレント]]が新「ラ王」を食べる所作をしているテレビCMが、その撮影において一般登山者の登頂を妨害して撮影したことが露見したため、このCMの放映を自粛することを決定した(後述)。
 
 
; {{Anchor|ラ王CM撮影問題|CM撮影をめぐる問題}}
 
[[File:05 Yarigatake from Higashikamaone 2000-8-16.jpg|200px|thumb|right|槍ヶ岳山頂]]
 
2010年(平成22年)[[9月9日]]から放送予定だった、[[日清ラ王]]の[[テレビ]][[コマーシャルメッセージ|CM]]([[照英]]出演)撮影が[[槍ヶ岳]]山頂で行なわれた際、トラブル発生の為、険しい山道で多数の登山客らを足止めしたと報道された<ref>[http://www.47news.jp/news/2010/09/post_20100909183803.html 日清、ラ王のCM自粛 撮影で登山者足止めに批判]共同通信2010年9月</ref><ref>[http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010090900843 「日清ラ王」のCM中止=槍ケ岳で撮影トラブル]時事通信2010年9月</ref>。また、撮影は[[ヘリコプター]]を使ったが、撮影に際して、[[環境省]][[中部地方環境事務所]]松本自然環境事務所から広告代理店の[[電通]]と、製作会社の葵プロモーション(現・[[AOI Pro.]])は、登山者に迷惑をかけないことと、周辺環境へ配慮し、ヘリコプターを飛ばさないことを事前に求められていたが、これを日清食品に対し伝えていなかった。
 
 
当問題発覚後、環境省の[[中部地方環境事務所#管内事務所|松本自然環境事務所]]は3社に報告を要求、「非常に遺憾」とする文書を出し、現地の国有林を管理する[[中部森林管理局]]中信森林管理署も9月に3社を指導、謝罪文提出を求めた<ref>[http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201010190095.html ラ王CM強行撮影、環境省が日清・電通を指導]asahi.com2010年10月</ref>。これにより当CMの放送自粛と新たな内容への変更が発表された<ref>[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2010&mn=9&nid=2020 弊社商品のCM撮影に関するお詫び] - 日清食品 2010年9月8日</ref>。
 
 
放送自粛後、場所を[[東京スカイツリー]]に変え、[[ちゃぶ台]]、俳優など同じコンセプトで撮影されたものが放送された<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/5075316/ 放送自粛で話題となった「日清ラ王」が新CM……今度はスカイツリーで(RBB TODAY) - livedoor ニュース]</ref>。
 
 
=== 矢口真里を起用したCM問題 ===
 
2016年4月、[[矢口真里]]を起用したカップヌードル リッチのCMを放送。矢口真里の不倫をネタにしたものであったが、非難が殺到し放映が中止となり、同社はお詫びを行った<ref>[http://www.cupnoodle.jp/s/obakasuniversity/ いまだ!バカやろう! - 日清カップヌードル]</ref>。
 
  
 
== CM出演者 ==
 
== CM出演者 ==

2018/8/5/ (日) 10:45時点における最新版

日清食品株式会社(にっしんしょくひん、Nissin Food Products Co., Ltd.)は、大阪府大阪市淀川区東京都新宿区に本社を置くインスタントラーメンを中心とした食品加工会社。日清食品ホールディングス株式会社(旧・日清食品株式会社)の持ち株会社化に伴う事業会社として2008年10月1日に設立された。

概説

1948年9月4日「中交総社」として設立され、1958年「日清食品」として引き継がれた。創業者の安藤百福によってインスタントラーメンの草分けである「チキンラーメン」が開発された。

企業理念・創業者精神

  • 食足世平(しょくそくせへい) - 「食が足りてこそ世の中が平和になる」
  • 食創為世(しょくそういせい)- 「世の中のために食を創造する」
  • 美健賢食(びけんけんしょく) - 「美しく健康な身体は賢い食生活から」
  • 食為聖職(しょくいせいしょく) - 「食の仕事は聖職である」

歴史

事業所・工場

営業拠点については日清食品HPの会社情報を参照。

生産工場

ファイル:Nissin-foods Kanto factory.jpg
関東工場(茨城県取手市)
業態 工場名 記号 所在地
自社工場 関東工場 A 茨城県取手市清水667
静岡工場 F 静岡県焼津市相川17-2
滋賀工場 O 滋賀県栗東市下鈎140-1
下関工場 B 山口県下関市小月小島1-1-12
グループ
工場
札幌日清株式会社 T 北海道千歳市上長都1042
東日本明星株式会社
明星食品グループ)
R 埼玉県比企郡嵐山町川島2360
西日本明星株式会社
(明星食品グループ)
W 兵庫県神戸市東灘区深江浜町34-2
協力工場 ラミーパスタ工業株式会社 P 群馬県渋川市中村1166
鳥取缶詰株式会社 V 鳥取県境港市渡町1460

関連会社

宇宙食

宇宙食開発の取り組みは、創業者・安藤百福の「人間はどこに行っても、どんな環境でも食べなければならない。宇宙に行っても同じ。」という思いから始まった。

宇宙食ラーメン「スペース・ラム」

2005年7月下旬に打ち上げられたスペースシャトルディスカバリー」を使用したミッション (STSー114) に、世界初の宇宙食ラーメンスペース・ラム (Space Ram) 」が搭載された。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と共同で開発したもので、宇宙船内という特殊な環境下でもラーメンが楽しめるという画期的なものである(参考)。

特徴は以下の通り。

  • 味はカップヌードルベース - レギュラー(しょうゆ)のほか、乗員の宇宙飛行士野口聡一のリクエストにより、カレー・みそ・とんこつの全4種類を用意。
  • 70度で湯戻し可能 - スペースシャトル内で給湯できる上限湯温である摂氏70度の湯で戻せる麺。
  • 飛散防止 - 微小重力下で、精密機器やスイッチ類が露出した宇宙船内でスープ等の液体の細粒を含む食品の細片が飛散するのは厳禁のため、スープは粘度を上げ、麺は戻しても形状を保つ一口大の塊状麺を採用。これが、3個で1食分として、特製の合成樹脂パックに入っている。量的には、レギュラーサイズの約半分であるカップヌードルミニとほぼ同じである。

このように、麺類ならではの「すする」ような食べ方こそできないものの、味や食感はカップヌードルとほぼ同じで、実際に宇宙で食べた野口も非常に満足であったと語っている。

「宇宙篇」CF

2005年11月2日より放映された、カップヌードルの「NO BORDER」シリーズCFの第7作目「宇宙篇」では、宇宙飛行士が空中に浮遊する塊状麺を食べるシーンがあるが、これは実際に国際宇宙ステーション (ISS) 内のロシア居住モジュールで撮影されたものである[6]

このCF撮影は、JAXAやロシア連邦宇宙庁などの全面協力のもと、約2年間の準備期間を経て実現したもので、2005年10月1日に打ち上げられたソユーズロケットに撮影機材や特製カップヌードルが搭載され、ISSへ送られた。

実際の撮影に当たっては、地上の管制センターとISSの間で連続最長10分の交信が可能な「リアルタイム・ダウンリンク」を使用して撮影の指示を出す等、一企業のCF撮影としては破格の国際協力が行われた。

この撮影に使われたカップヌードルは、上記の「スペース・ラム」をベースに、CF撮影用としてカップヌードルのロゴなどをパックに印刷した特製のもので、ソユーズへの搭載およびISSへの持ち込み許可などの厳しい基準をクリアしたものである[7]

最新鋭の宇宙食

2010年3月には、最新鋭の宇宙食として、世界初の宇宙食ちらし寿司スペース・チラシ」、宇宙食しゃぶスペース・ブタシャブ」、端午の節句用の宇宙食柏餅スペース・カシワ」を開発。これもスペース・ラム同様野口宇宙飛行士のリクエストに応じて開発し、JAXAに提供され、ISSに運び込まれている。なお、これらの宇宙食は2010年3月27日より東京・大阪で行われているイベントにも展示された[8]

CM出演者

出演中

現在。本社HPのCM NOW on AIRでも視聴可能。ただし、出演契約中であっても現在放送されていない場合もある。

男性

女性

キャラクター

過去のCM出演者

製品別に列挙。

どん兵衛

麺の達人

☆は「スープの達人」にも出演

ラーメン屋さん

チキンラーメン

UFO

日清焼そば

出前一丁

※は北海道地区のみ「道産子」のCMにも出演

ラ王

ごんぶと

☆は「がんそば」のCMにも出演

Spa王

日清麺職人

太麺堂々

具多(GooTa)

とんがらし麺

ニッチン

その他

※すでに終売となっている製品も含む。

ラーメン系
うどん・そば系
焼そば系
その他

企業CM

キャンペーンCM

  • 小林克也(カップヌードル・ウォーキングカラオケプレゼントキャンペーン)
  • 円広志(チキンラーメン・出前一丁 阪神タイガースキャンペーン)※関西地区のみ
  • 笑い飯(チキンラーメン・出前一丁 阪神タイガースキャンペーン、2011年)※関西地区のみ[10]
  • サバンナ(チキンラーメン・出前一丁 阪神タイガースキャンペーン、2012年)※関西地区のみ[11]

提供番組

太字で記載しているものは一社提供番組(冠スポンサー番組含む)。

テレビ

ここに列挙している番組は代表的なもの。このほか深夜番組や、不定期特別番組スポーツ中継など)の提供をしていることが多い。

日本テレビ読売テレビ
テレビ朝日朝日放送テレビ
TBS毎日放送
テレビ東京テレビ大阪
  • 現在は無し
フジテレビ関西テレビ
各局

ラジオ

ほか多数

かつての提供番組

★は番組自体現在も継続中。

日本テレビ・読売テレビ系
TBS系 (朝日放送→毎日放送)
フジテレビ・関西テレビ系
NET→テレビ朝日系 (毎日放送→朝日放送テレビ)
東京12チャンネル→テレビ東京・テレビ大阪系
BSデジタル
テレビその他
ラジオ

他多数

イベント協賛

太字冠大会

オフィシャルスポンサー

過去

など

脚注

注釈

  1. 西武ライオンズ時代の1993年には、同業者のエースコック「スーパーカップ」のCMに出演していた。
  2. 同業者であるサッポロ一番「塩カルビ焼そば」のCMにも出演していた。
  3. 2009年春には、木村拓哉出演のカップヌードルのCM「コロチャー編」にも写真で出演していた。
  4. この他Cygamesファミリーマートサントリーがプレミアムスポンサーを務める。
  5. 2010年9月まではカウキャッチャーだった。2015年4月よりCMが字幕対応になった。
  6. 福島テレビ制作。フジテレビ、uhb岩手めんこいテレビ仙台放送秋田テレビさくらんぼテレビNST長野放送テレビ静岡山梨放送(日本テレビ系列)、青森テレビ(TBS系列)へもネット(ただし青森テレビは遅れネット)。
  7. 現『金曜ロードSHOW!
  8. 同業者で、現在グループ会社である明星食品も前スポンサーだった。
  9. 現『中居正広の金曜日のスマイルたちへ
  10. 2008年10月1日 - 11月21日までの隔日提供しており、この期間の放送番組であった温泉へGo!とのコラボレーションCMを流していた。
  11. 1969年の放送開始時、関東地区ではNET(現:テレビ朝日)系へネットしていたが、その後東京12チャンネル(現:テレビ東京)へ移行し、1975年4月ネットチェンジでTBS系へ移行、1982年まで続く。
  12. 2008年12月に番組とのタイアップで、番組認定による「ラ王」「ごんぶと」の受験生応援商品を発売した。
  13. 2016年7月30日放送をもって、クール途中で降板。
  14. 当番組に一時期、カップヌードルライトのCMに出ている内田恭子が出演していたが、その内田の酒・清涼飲料の出演CMが番組スポンサーの1つであるサントリーのライバル会社・キリンであるため、ライバル会社の宣伝にならないように取られた措置。
  15. ちなみに2007年8月31日放送に宇多田ヒカルが出演した際、カップヌードルのCMソング「Kiss & Cry」を熱唱した。
  16. 現在は系列企業の日清シスコが提供。
  17. 2010年1月より所属契約を結び、ロゴ(「日清のどん兵衛」。ただし一部海外ツアーでは「CUP NOODLE」)入りのウェアーやキャップなどを着用してプレーしている。
  18. スポンサー契約を結び、カップヌードルのロゴ入りウェアを着用してプレーしている。
  19. 2012年4月より所属契約を結び、ロゴが入りテニスウェアを着用してプレーしている。
  20. かつて「カップヌードル」名義でチームスポンサーについていた。

出典

  1. 日清の「ラ王」復活 独自の製法で「専門店に迫る味」 - MSN産経ニュース 2010年8月24日
  2. 日清食品「どん兵衛」刷新 めん太さ最大級 - SankeiBiz、2010年10月19日
  3. “「東北地方太平洋沖地震」の影響に関するお知らせ” (PDF). 日清食品ホールディングス株式会社. (2011年3月15日). http://www.nissinfoods-holdings.co.jp/img/show_pdf.php?type=news&image=2189_pdf_1.pdf&pdf=1 . 2011閲覧. 
  4. 「インスタントラーメン発明記念館」の名称を「カップヌードルミュージアム 大阪池田」に改称(日清食品ホールディングス 2017年8月10日)
  5. 「PRODUCT X」第一弾「音彦 (おとひこ)」(10月23日予約受付開始)日清食品プレスリリース(2017年10月23日)2017年10月28日閲覧
  6. プレスリリース記事
  7. 参考
  8. 弊社開発 世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」等の概要について - 日清食品ホールディングス株式会社
  9. 9.0 9.1 “北乃きい&広瀬アリス:高校サッカーマネジャーコンビでCM共演 "やっちゃった"男子にエール”. まんたんウェブ(毎日新聞デジタル). (2011年6月7日). http://mantan-web.jp/2011/06/07/20110607dog00m200005000c.html 
  10. “笑い飯:「日清のCMをやるためにM-1優勝しました」関西限定で夫婦コント”. 毎日新聞デジタル. (2011年5月9日). http://mantan-web.jp/2011/05/10/20110509dog00m200054000c.html . 2011閲覧. 
  11. “サバンナが阪神タイガースキャンペーンを刑事コントで盛り上げる!”. Webザテレビジョン. (2012年4月5日). http://news.thetv.jp/article/29370/ 
  12. フジに激震 有力スポンサーが相次いで「契約解除」の波紋 日刊ゲンダイ、2016年8月13日[注 13]
  13. 【コラム】民放ラジオ番組の変遷(特別編3) CBCラジオ「RadiChubu-ラジチューブ-」2017年6月18日

関連項目

外部リンク

  • 日清食品グループ (日本語) - 2014年4月、旧・日清食品公式サイトを日清食品グループのポータルサイトとしてリニューアル。