はしのえみ
はしの えみ(1973年10月23日 - )は、日本のモデル、タレント、司会者である。旧姓及び旧芸名:橋野 恵美(はしの えみ)、本名:綱島 恵美。鹿児島県鹿児島市出身。東京都立新宿山吹高等学校卒業。所属事務所は佐藤企画。愛称は「えみちゃん」「はしえみ」。夫は俳優の綱島郷太郎。
Contents
来歴・人物
鹿児島県立松陽高等学校1年修了後、単身上京した[1]。萩本欽一プロデュースの演劇集団「欽ちゃん劇団」出身。在籍中、芝居に限らず、CHA-CHAのバックダンサーや、音楽ユニット「CHU-CHU」や「ブカブカ」などに参加する。
その後、一時期休業し[2]、1996年7月、22歳で『王様のブランチ』(TBSテレビ)の「ブランチリポーター」となる[2]。1998年にはユニット「BRAN-KO」を結成し、CDも発売する[2]。また、"姫様"に代表されるさまざまなキャラクターに扮してリポートをおこない、人気を得た[2]。フロントメンバーとしてレギュラーとなり、2014年3月29日放送をもって番組を卒業するまで務めた[2]。
1998年4月、芸名をひらがな表記に変える。
松浦亜弥のモノマネが得意で、「あややがいてくれて良かった」と語っている。松浦とは2003年12月に『ザ・ベストテン2003』にて共演もしている。
2004年放送のNHK大河ドラマ『新選組!』で時代劇にも出演。のち2006年10月2日-11月24日に放送された帯ドラマ『みこん六姉妹』(CBC制作・TBS系)でテレビドラマ初主演する。
また、2005年7月18日放送分から中京テレビ制作のクイズ番組『サルヂエ』の「サルちゃん」として、病気で降板した岡田眞澄演じる「サルさん」の、当初3日間限定の代理司会として出演。同年10月19日放送分より同番組のゴールデンタイム進出(日本テレビ・中京テレビ共同制作)に伴い、レギュラー司会に抜擢された(2007年1月の番組終了まで)。2008年4月12日から、NHK『週刊こどもニュース』の6代目お母さん役を務め、NHKでの初のレギュラー番組となる。
2009年1月1日に、『みこん六姉妹』で共演した俳優・綱島郷太郎と結婚。同年10月20日に地元で挙式を行った[3]。
2015年5月16日、第1子妊娠を公表[4]。同年10月16日、第1子女児を出産[5]。出産は予定外の帝王切開で行われたが[6]、5日後の10月21日には退院した[7]。
エピソード
- 10歳の時、鹿児島テレビ(KTS)の視聴者参加のど自慢番組に出場、松田聖子の『Rock'n Rouge』を熱唱した。
- お酒が好きで、チューハイ派である。「仕事終わりに500ml缶を飲み干すのが至福の時」と語っている。しかし、酒豪ではないので、大量に飲めるわけではないとのこと。
- スケジュールに隙間が出来ると、年に何度も鹿児島に帰省するほど郷土愛が強く、仕事上でも出演番組での郷里紹介には力を入れている。『秘密のケンミンSHOW』(2012年5月24日放送)[8][9]では、番組内ドラマで鹿児島弁(薩隅方言)を披露した[10]。
- 2007年2月5日、自営業の実父が死去。当日は舞台「仇討物語 でんでん虫」に出演し、終演後にすぐ帰省したが、父の臨終には立ち会えなかった。
- 2008年1月5日、東京・新宿区で「肖像権啓蒙キャンペーン」が行われた際に、そのキャンペーンに同席していた、磯山さやかと熊田曜子がアイコラ被害の実体験を披露したところ、自身もアイコラの被害を告白している。
出演
テレビバラエティ
- 冒険!ゴジランド(テレビ東京)
- はなきんデータランド(1992年2月 - 1995年3月、テレビ朝日)
- 王様のブランチ(1996年7月 - 2014年3月、TBSテレビ)
- タミヤRCカーグランプリ(1997年4月 - 1999年3月、テレビ東京)
- Gパラダイス 爆裂遊戯団(1998年10月 - 1999年3月、テレビ東京)
- キャイ〜ン・寛平の女神の真相(1999年10月 - 2000年3月、TBSテレビ)
- キャイ〜ン・寛平の女神の誘惑(2000年4月 - 2000年9月、TBSテレビ)
- 年中夢中コンビニ宴ス(2000年10月 - 2001年3月、テレビ朝日)
- ポンキッキーズ(2000年10月 - 2001年3月、フジテレビ) - 魔女の「エミージョ」 役
- ポンキッキーズ21(2001年4月 - 2004年3月、フジテレビ) - 魔女の「エミージョ」 役
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(2001年4月4日 - 2005年3月29日、フジテレビ)
- クイズ!目からウロコ(2001年4月 - 2001年9月、フジテレビ)
- あんたにグラッツェ!・あんグラNOW!(2001年 - 2004年、中京テレビ制作・日本テレビ)
- マジカル頭脳パワー!!復活スペシャル(2001年12月29日、日本テレビ)
- サタッぱち 古舘の買物ブギ!!(2002年4月 - 2002年9月、テレビ朝日)
- 大改造!!劇的ビフォーアフター(2002年4月 - 2003年11月、朝日放送制作・テレビ朝日)
- トリビアの泉(2002年10月 - 2004年6月頃、フジテレビ)
- 中川家ん!(2003年9月 - 2005年3月、毎日放送)
- 決定!これが日本のベスト100全国一斉○○テスト(2003年10月 - 2005年9月、テレビ朝日)
- サルヂエ(2005年10月 - 2007年1月、中京テレビ・日本テレビ共同制作) - サルちゃん 役
- 西川きよしのご縁です!(東海テレビ) - 準レギュラー
- ふしぎのトビラ(2006年3月 - 、東北放送ほか東北・新潟7局ネット)
- ちきゅう屋駄菓子店(2007年4月 - 、CBCテレビ)
- 週末のシンデレラ 世界弾丸トラベラー!!(2007年10月27日、日本テレビ) - トラベラーとして
- 週刊こどもニュース(2008年4月 - 2010年3月、NHK総合) - お母さん 役
- 知っとこ!(2009年8月29日、毎日放送制作・TBSテレビ)ゲスト[注 1]
- サタデーバリューフィーバー「それいけ☆にゃーランド!!」(2009年9月26日、日本テレビ)
- 時代劇おもしろ雑学「虎之巻」(2009年10月5日 - 2012年10月27日、CS放送 時代劇専門チャンネル) - 進行役
- 爆笑レッドシアター(フジテレビ)
- 和風総本家(テレビ東京)
- 新感覚ゲーム クエスタ(2010年4月 - 、NHK総合)
- こんなステキなにっぽんが(2010年5月、NHK BShi・NHK BS2)
- 武田鉄矢のショータイム(2011年4月 - 、NHK BSプレミアム)
- QUEEN'S PAD〜ステキな明日へのメッセージ〜(2012年10月- 2013年3月、BS11)
- 情報TV! 女の時間〜大人の女子力アップナビ〜(2013年4月、BS11)
- Let's天才てれびくん(2015年6月1日 - 4日、NHK教育) - 鹿児島どちゃもん・くろはやとん 役
テレビドラマ
- テニス少女夢伝説!愛と響子(1990年、フジテレビ)
- 宝引の辰捕者帳(1995年3月 - 1995年8月、NHK総合)
- せつない 15th tale「兄貴の恋人」(1998年7月、テレビ朝日)
- ママチャリ刑事(1999年3月、TBSテレビ)
- 天国に一番近い男(1999年3月、TBS)
- 独身生活(1999年7月 - 1999年9月、TBS)
- お見合い結婚(2000年2月、フジテレビ)
- 29歳の憂うつ パラダイスサーティー(2000年4月 - 2000年7月、テレビ朝日)
- ビューティ7(2001年7月、日本テレビ)
- 探偵家族(2002年8月、日本テレビ)
- 共犯者(2003年10月 - 2003年12月、日本テレビ)
- 新選組!(2004年、NHK総合) - まさ(原田左之助の妻) 役
- DRAMA COMPLEX「嘘をつく死体」(2006年4月11日、日本テレビ)
- 7人の女弁護士(2006年5月18日)第6話ゲスト
- ドラマ30・みこん六姉妹(2006年10月2日 - 11月24日、中部日本放送制作、TBSテレビ)※ドラマ初主演
- 火曜ドラマゴールド「大女優殺人事件」(2007年1月、日本テレビ)
- 火曜ドラマゴールド「アガサ・クリスティの予告殺人」(2007年3月、日本テレビ)
- さくら署の女たち(2007年7月11日 - 9月12日、テレビ朝日)
- ドラマ30・みこん六姉妹2(2008年3月3日 - 5月2日、中部日本放送制作・TBSテレビ)
- 警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル 第4話(2015年2月2日、TBS) - 西野絵里子 役
携帯ドラマ
- ロス:タイム:ライフ 第12節・親子篇(2010年6月、LISMO Channel他)
映画
吹き替え
- トップガン(DVD版) - キャロル・ブラッドショウ(メグ・ライアン) 役
- ウィッチマウンテン/地図から消された山(DVD・Blu-ray版) - アレックス・フリードマン博士(カーラ・グギノ) 役
- 運命のボタン(DVD・Blu-ray版) - ノーマ・ルイス(キャメロン・ディアス) 役
ラジオ
- お嬢様の夜ふかし(1998年10月 - 1999年9月、TBSラジオ)
- unun(2001年4月 - 2002年9月、文化放送)
- サントリー・サタデー・ウェイティング・バー (2005年8月、エフエム東京)[11][12]
- 東貴博 ニッポン全国 ラジベガス(2005年10月 - 2006年3月、ニッポン放送)
- はしのえみ 日曜だ!休もう!!(2007年10月 - 2008年3月、NACK5)
舞台
- 「欽ちゃん劇団」公演(1991年6月 - 1993年8月)
- 「やっぱりコント55号」公演(1991年11月、博品館劇場)
- 「やっぱりコント55号」公演(1992年6月、前進座劇場)
- 「欽ちゃん二郎さんコントで御免!」公演(1993年3月、カンダパンセホール)
- 「欽ちゃん劇団爆笑」公演(1995年3月、スパリゾートハワイアンズ)
- 東八郎十三回忌公演「86の13」(2000年7月、新宿シアターアプル)
- 江戸の花嫁(2003年2月、明治座)
- 劇団東京ヴォードヴィルショー第61回公演「エキストラ」(2006年11月、新宿紀伊國屋サザンシアター) ※客演
- 仇討物語 でんでん虫(2007年2月、明治座)
- あらん はらん しらん(2009年1月、明治座)
- 六月燈の三姉妹(2009年8月、赤坂RED/THEATER 鹿児島宝山ホール 鹿児島川内文化ホール)
- いかん どっかん あっけらかん(2011年1月、明治座)
CM
- トヨタ・ノア
- ERA
- 常盤薬品工業「南天のど飴」
- 株式会社ミホミ「こっこ」 テレビCMは静岡地区のみ、ラジオCMは関東のニッポン放送でも放送されている。
- サントリー「BOSS贅沢微糖」『贅沢そば屋』篇(2010年)
- ライフネット生命保険『教えて!私の保険』篇(2011年)
注釈
- ↑ 通常は『王様のブランチ』の生出演があるため、大阪からの生放送である『知っとこ!』のゲスト出演は困難であるが、放送当日は『王様のブランチ』が録画だったため出演可能であった。
出典
- ↑ “桜島のある風景”. 一般社団法人建設コンサルタンツ協会. . 2016閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 “【エンタがビタミン♪】はしのえみ“ブランチ卒業”に惜しむ声。「姫様いなくなってしまうの?」”. Techinsight. (2014年3月29日) . 2016閲覧.
- ↑ はしのえみ、挙式で泣いちゃった…俳優・綱島と幸せいっぱい - スポーツ報知 2009年10月21日
- ↑ “はしのえみ、待望の第1子妊娠!欽ちゃんも感激「楽しみだね」”. SANSPO.COM (2015年5月17日). . 2015閲覧.
- ↑ “はしのえみが第1子女児出産「新米パパママ奮闘するつもりです」”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2015年10月16日) . 2015閲覧.
- ↑ “はしのえみ、予定外の帝王切開を告白 病室には“ファミリー”続々”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年10月19日) . 2015閲覧.
- ↑ “第1子女児出産のはしのえみ退院報告”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2015年10月22日) . 2015閲覧.
- ↑ "[秘密のケンミンSHOW (2012年5月24日放送回) の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)]". 秘密のケンミンSHOW. 讀賣テレビ放送. 2012年5月24日放送.
- ↑ はしのえみ (2012年4月18日). “ケンミンSHOW!|はしのえみオフィシャルブログ 「keep your smile」 powered by アメブロ”. 株式会社サイバーエージェント. . 2015閲覧.
- ↑ はしのえみ (2012年5月25日). “昨日のケンミンSHOW(^O^)|はしのえみオフィシャルブログ 「keep your smile」 powered by アメブロ”. 株式会社サイバーエージェント. . 2015閲覧.
- ↑ SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2005年8月13日の放送
- ↑ SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI PODCAST vol.9
関連項目
外部リンク
- はしの温泉(公式サイト)
- はしのえみオフィシャルブログ「keep your smile」 - Ameba Blog{{#invoke:WikidataCheck|wikidatacheck|property=P3502|value=hashino-emi|category=Ameba Blog ID|namespaces=0}}
- はしのえみ 公式ブログ Powered by LINE - LINE BLOG
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