M-1グランプリ
『M-1グランプリ』(エムワングランプリ)は、吉本興業が主催する漫才のコンクールである。通称「M-1」。2001年から2010年までと2015年から、毎年12月(2010年までは下旬、2015年からは上旬)に開催されている。朝日放送 (ABC) が制作し、テレビ朝日系列で放送を行っている。
第10回までは、オートバックスセブンが特別協賛(冠スポンサー)となっていた。第10回までは、特別協賛会社の名をとり、正式名称は「オートバックス 〜M-1グランプリ〜」であった。決勝戦開催日がクリスマスに重なった2001年の第1回大会と2005年の第5回大会の2度の正式名称は「オートバックス・クリスマス・M-1グランプリ」であった。
Contents
概要
大会の概要
2001年に島田紳助が「漫才に恩返しをしたい」と「芸人を辞めるきっかけを与える」ことを目標に企画し[1]吉本興業の主催で創設された、結成から10年以下のコンビ、グループを対象とした漫才のコンクールである(詳細は、#出場資格を参照)。
「M-1」という名称は、「漫才」(MANZAI) の「M」の頭文字を取ったもので「F1グランプリ」「K-1グランプリ」等に倣ったもの[2]。しかし、漫才に限らずコント[3]・トーク・歌等の芸が許されている。また、ギター等多少の小道具であれば持ち込みは許されるが、第2回大会で審査員の松本人志がテツandトモのネタに対して「これを漫才ととっていいのかは難しい」と語っており、小道具の使用や漫才以外の芸は実質的に認められない傾向がある。
ピンマイクは使用不可で、使えるのはセンターマイク1本のみ。但し、スタッフが舞台下から指向性マイクを向けている[4]ので、センターマイクから多少離れていても問題はない。
第10回(2010年)で一旦終了
主催の吉本興業と朝日放送は2010年12月12日の準決勝終了後、M-1グランプリの開催を第10回となる2010年で終了し、後継のプロジェクトを発足することを発表した。大会終了の理由として、吉本興業は「大会を通じて、漫才が隅々まで広まった。10年の節目をもって発展的解消することが、次につながる」と説明している[5]。M-1グランプリをきっかけに、特に関西では多くの芸人が漫才を始めるきっかけとなった。
しかし、M-1グランプリの終了をきっかけに目標を失い辞めてしまう若手芸人が続出してしまったため、2011年より後継プロジェクトとして、フジテレビ系列で「THE MANZAI」が開催されることが2011年4月26日決定し、同じく島田紳助が大会実行委員長を務めることとなった。司会はナインティナイン[6]。紳助はこの年の8月に自らの不祥事の責任を取って芸能界を引退してしまい、一時期は大会開催も危ぶまれたが、大会を続行する形になった[7]。コンクール型式で4回開催されたが、「M-1」復活に伴い(後述)、「THE MANZAI」は2015年にコンクールを廃し、演芸番組に衣替えした(ただし若手枠のみコンクールが残される)。
なお、M-1の放送・主催を務めた朝日放送と吉本はM-1の後継番組として、大道芸人やパフォーマーの日本一を決める「KAMIWAZA〜神芸〜」の制作を11月29日に発表、2012年1月8日に第1回の決勝をゴールデンタイム (18:56-20:54) で放送した。決勝のMCは「M-1」と同様、今田耕司を起用。また、番組ゼネラルマネージャーをビートたけしが担当した[8]。しかし視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)は振るわず、結局翌2013年に第二回を放映したのみで打ち切られ、KAMIWAZAの実行委員会も消滅している。朝日放送は「KAMIWAZA」の打ち切りについて一切表明していない。
第11回(2015年)から復活
2014年7月30日に、朝日放送の脇阪聰史社長が2015年にM-1を復活させることを発表した [9]。当初は「『THE MANZAI』との開催時期の重複を回避する」として夏季の開催が伝えられていたが、結局は復活前と同じく冬季の開催へ落ち着いた。また、復活を機に出場資格を変更。「プロ・アマ・所属事務所を問わず2人以上で、結成が2000年1月1日以降であり15年以内のコンビ」という基準に達していれば出場できるようになった。さらに、決勝戦の審査員の顔触れも一新。第1回から第10回までの歴代王者10組のうち、スケジュールの都合で辞退した第4回王者のアンタッチャブルを除く9組から、1組あたり1名(合計9名)を起用している(詳細後述)。
なお、2010年まで冠スポンサーであったオートバックスはスポンサーにつかず[10]、複数社による「プレミアムスポンサー」の協賛体制へ移行。2015年には、Cygames[11]、日清食品[12]、ファミリーマート、ユニクロの4社が「プレミアムスポンサー」に付いた。
2015年には、同年8月から予選1回戦をスタート。11月19日に準決勝が開かれた。12月6日には、朝日放送創立65周年記念番組として、14:35 - 16:30に敗者復活戦、18:30 - 21:00に決勝戦の生中継を全国ネットで実施した[13][14]。また、朝日放送ラジオでは、同日の18:00 - 21:00に『ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2015』を生放送。決勝戦のサイマル中継をはさみながら、メッセンジャーあいはら・桂三度・畑中フー(第3回以降のテレビ中継でVTRナレーターを担当)・喜多ゆかり(朝日放送アナウンサー)が関西ローカル向けに当グランプリや出場者にまつわるエピソードを披露した[15]。
その一方で、2011年から全編コンクール形式で開かれてきた「THE MANZAI」では、2015年から構成を再編。本番出場権をかけた若手芸人限定の「プレマスターズ」(関東ローカル 2015年12月12日放送)[16]でのみ、コンクールを実施した。本編については、以前の「THE MANZAI」と同じ形でのネタ見せ(いわゆる「賞レース」の要素を省いた構成)による「年に1度の漫才の祭典」として収録。「プレミアマスターズ」というサブタイトルで、同月20日に放送された[17]。
復活後
第12回(2016年)
Cygames・日清食品・ファミリーマートの3社が「プレミアムスポンサー」として続投したほか、新たにサントリーが「プレミアムスポンサー」に参加。8月1日から、東京・大阪を皮切りに、全国8都市で予選会を開催した。出場資格は、前年と同じく、プロ・アマを問わず結成15年以内の(2001年1月1日以降に結成した)コンビに限定。1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝を経た後に、12月4日に敗者復活戦と決勝戦を実施した。なお、準決勝敗退者には、敗者復活戦への出場権が与えられた。
決勝戦では、審査員を歴代大会最少の5人に限定。前回から中川家礼二が続投する一方で、博多大吉を新たに迎えた。さらに、復活前の審査員だった上沼恵美子・オール巨人・松本人志が復帰した。
朝日放送テレビでは、前年度に続き朝日放送創立65周年記念番組として、12月4日の14:35 - 16:30[18]に敗者復活戦、18:30 - 21:00に決勝大会の生中継を全国ネットで放送した。朝日放送ラジオでも、決勝戦のサイマル中継を組み込んだ『ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2016』を18:00 - 21:00に生放送。前年と同様の構成で、メッセンジャーあいはら・ユウキロック・シャンプーハットこいで・八塚彩美(朝日放送テレビアナウンサー)が出演した。
第13回(2017年)
6月22日に開催が発表されるとともに、予選会へのエントリー受付を開始。8月1日からは、東京・大阪を皮切りに、全国8都市で予選会が開かれた。出場資格は、一昨年までと同じく結成15年以内で、2002年1月1日以降に結成したコンビならプロ・アマ問わず出場を許された。予選は8月1日から、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝の5回。準決勝については、決勝進出枠を従来の8組から9組に増やす一方で、敗退者には従来どおり敗者復活枠による決勝進出の可能性を残している[19]。
決勝戦については、準決勝からの進出組のネタ順を一気に抽選することによって、「『最初にネタを披露する組(トップバッター)は不利で、最後に発表される敗者復活組は有利』という傾向がある」とされてきた従来の構成を一新。生放送の冒頭に敗者復活1組を発表したうえで、準決勝からの進出組と同じ条件で、ネタの披露前ごとにネタ順を抽選する方法へ変更した。この方法では、「笑神籤(えみくじ)」を引いた組がそのままネタを披露できる一方で、ネタ順が最後まで決まらないことによって前述した傾向を排除できることが見込まれていた[20]。そのため、歴代最多に並ぶ10組を対象にネタ順を合計で10回抽選することなどを背景に、テレビ中継の放送時間を過去最長の193分間(18:57 - 22:10)に設定した。
プレミアムスポンサーのCygames、日清食品、ファミリーマート、サントリーは昨年に引き続き特別協賛を続投。決勝戦の審査員については、前年の5名に加えて、復活前に出演していた春風亭小朝と渡辺正行が復帰した。
朝日放送テレビでは決勝の前週にあたる11月26日12:55 - 13:55の枠(同日は『新婚さんいらっしゃい!』『パネルクイズ アタック25』を休止)にて、テレビ朝日系列フルネット24局にて全国ネットでの事前特番として『M-1グランプリ2017村に芸能人がやってきた!〜M-1王者の漫才旅〜』を放送。同番組は5代目王者のブラックマヨネーズと6代目王者のチュートリアルが司会を担当[21]。番組では、第2期歴代王者2組(トレンディエンジェル、銀シャリ)が日本のとある村を訪れ、村民のオーダーメイドによる漫才を披露するものである[22]。続く翌週12月3日に14:35 - 16:30[18]で敗者復活戦と18:57 - 22:10で決勝を生放送。朝日放送ラジオでも、朝日放送テレビアナウンサー・塚本麻里衣の進行で、決勝の様子をサイマル形式で組み込んだ、『ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2017』を19:00 - 22:30に放送した。
出場資格
出場資格は、開催年の4月30日現在で、結成もしくは現在のコンビ名での活動開始から満10年以内のグループであった(第1回は1991年5月以降結成、第2回は1992年5月以降結成となり、第10回は2000年5月以降結成)。その為、5月以降に結成し、8月のエントリーに間に合わせれば、1年目 - 11年目として計11回の出場が可能であった。ただし、現実に11回出場したグループは存在しない。出場条件はグループの芸歴のみであり、10年以内と決められているコンビ結成(グループの芸歴)以外はほとんど不問であり、年齢、個人の芸歴、プロ契約の有無、国籍等は一切不問であった。また、即興で結成されたコンビにも門戸を開いていた。ただし、結成年は自己申告であり、何を以って(本人達の合意日、プロ契約日、初舞台等)結成日とするかも不明であった[23]為、出場資格はそれほど厳密なものではなかった。カンニング等、結成から優に10年を超えた出場者も存在した。また、デビューした年は同じでも、ラストイヤーが異なるコンビも多々存在した[24]。
過去に解散経験があり再結成した場合は解散から再結成の間の年月は含まれない。これによりジャリズムは1991年結成であるが1998年に7年目で一度解散した為、再結成した2004年は8年目という扱いになり2006年まで出場権があった。一方、超新塾は解散こそしていないものの、2015年で出場資格の15年を満了したため、2016年はメンバー6名中4名で「超新塾4/6」というユニットとして当年結成扱いで参加するなど、工夫をもってルールに適合しようとする動きもみられる。
さらに、2008年ではエルシャラカーニが結成より11年以上経過したコンビではあるが、「現在のコンビ名での活動が10年以下」であったため出場が認められた(2006年の丁半コロコロも同様の処置、前述のカンニングも「とんこつなんこつ」という名前で参加したため、出場が認められた)。しかし、ザ・パンチは現在のコンビ名での活動は2003年からであるが、2008年がラストイヤーとされていた。
島田紳助は構想時に、出場資格を若手に限定したことについて、「昔の司法試験のように、30代になっても結果が出ない場合は、止めないと不幸である」と発言していたものの、大学を卒業してからコンビ結成した場合や、コンビを再結成した場合は、30代以降でも優に出場が可能であった。第1回大会は、大学生や会社員を経由して芸人になったますだおかだやDonDokoDonらを除けば、決勝進出者の大多数は20代であったが、大会後期では、決勝進出者の多数がキャリアを積んだ30代の芸人であった。一例として、第10回大会では、銀シャリの鰻・ハライチ・ジャルジャルの5人だけが20代であり、他の決勝進出者15人は30代であった。決勝進出者の高齢化に伴い、第1回大会では結成2年・21歳のキングコングに「脅威のルーキー」というキャッチフレーズが付いていたが、第10回大会では、結成7年・27歳のジャルジャルに「スーパールーキー」というキャッチフレーズが付いていた。また、歴代最多となる9回の決勝進出を果たし、当大会の象徴的存在であった笑い飯は26歳になる年に結成している為、ラストチャンスで優勝した頃には、36歳になっていた。その後第13回大会ではスーパーマラドーナ田中が40歳で決勝進出を果たしている。
2015年に復活の第11回からは結成から満15年以内に延長された。これは一旦終了した2010年の第10回から5年のブランクがあった事でその間にラストイヤーを迎えてしまったコンビへの救済措置の意味合いがある。
審査員の松本人志は2001年に38歳3ヶ月で、南原清隆は38歳10ヶ月で決勝審査員を務めている。2人とも、20代でダウンタウン、もしくは、ウッチャンナンチャンとして頭角を現したこそであり、M-1グランプリ決勝進出者とは、実情が異なる。
2人組のコンビだけでなく3人以上のグループでも出場できる。2006年にザ・プラン9が2人組以外のグループとして初の決勝進出を果たしている。
また、2006年には現役OLの変ホ長調がアマチュアとして初めて決勝進出を果たし、2007年からアマチュアの参加者が増加したと言われる。決勝進出まではいかないまでも、アマチュアで3回戦以上に進出するコンビも毎年数組見受けられる。変ホ長調は、その後、決勝進出経験はないが、追加メンバーを加えた上でキングオブコントにも参加している。
歴代の優勝者
回 | 大会期間 | グループ名 | 通過順位 | 最終得票 | 結成年月 | 所属事務所(当時) | 出場組数 |
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1 | 2001年9月9日-12月25日 | 中川家 | 1位 | 6票 | 1992年4月 | 吉本興業(大阪) | 1,603組 |
2 | 2002年8月24日-12月29日 | ますだおかだ | 2位 | 5票 | 1993年1月 | 松竹芸能 | 1,756組 |
3 | 2003年8月30日-12月28日 | フットボールアワー | 1位 | 4票 | 1999年7月 | 吉本興業(大阪) | 1,906組 |
4 | 2004年9月4日-12月26日 | アンタッチャブル | 1位 | 6票 | 1994年 | プロダクション人力舎 | 2,617組 |
5 | 2005年9月3日-12月25日 | ブラックマヨネーズ | 1位 | 4票 | 1998年4月 | 吉本興業(大阪) | 3,378組 |
6 | 2006年9月2日-12月24日 | チュートリアル | 1位 | 7票 | 1998年5月 | 吉本興業(大阪) | 3,922組 |
7 | 2007年9月1日-12月23日 | サンドウィッチマン | 1位 | 4票 | 1998年9月 | フラットファイヴ | 4,239組 |
8 | 2008年8月30日-12月21日 | NON STYLE | 2位 | 5票 | 2000年5月 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 |
4,489組 |
9 | 2009年8月29日-12月20日 | パンクブーブー | 2位 | 7票 | 2001年4月 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 |
4,629組 |
10 | 2010年8月21日-12月26日 | 笑い飯 | 2位 | 4票 | 2000年7月 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 |
4,835組 |
11 | 2015年8月17日-12月6日 | トレンディエンジェル | 2位 | 6票 | 2004年 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 |
3,472組 |
12 | 2016年8月1日-12月4日 | 銀シャリ | 1位 | 3票 | 2005年6月 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 |
3,503組 |
13 | 2017年8月1日-12月3日 | とろサーモン | 3位 | 4票 | 2002年 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 |
4,094組 |
- 大会期間の最終日が決勝戦開催日および放送日。最終得票が太字のグループは満票、グループ名が太字のグループはラストイヤー(挑戦当時)。[25]
- 歴代優勝組のファーストラウンドの出番順は第7回まで重複することはなかったが、第8回以降6番手(第6回のチュートリアル、第10回の笑い飯)、7番手(第3回のフットボールアワー、第8回のNON STYLE)、8番手(第4回のアンタッチャブル、第9回のパンクブーブー)、9番手(第7回のサンドウィッチマン、第11回のトレンディエンジェル)からは2組の優勝組が出ている。なお、出場組の出番順は下記の歴代の決勝結果を参照のこと。
チャンピオン決定までの道のり
予選(1回戦・2回戦・3回戦・準々決勝・準決勝)
毎年8月上旬(初期は9月上旬から行われ、開催実績とともに早まっている)から11月中旬(第10回までは12月上旬)にかけて予選が行われる。1回戦は全国各地の主要都市(東京21[26]・大阪12・北海道1・仙台1・名古屋1・広島1・福岡1・沖縄1)で開催され、その後は東京と大阪のみで2回戦(東京6・大阪3)、3回戦(東京4・大阪2・京都1)、準々決勝(東京1・大阪1)、準決勝(東京1)が開催される(数字は2017年の各会場の開催日数)。
以前は横浜、高松、浜松、新潟、松山でも1回戦が開催されていた。また、2001年には長野でも1回戦が開催予定だったがエントリーが0だったため開催中止となっていた。
1回戦は前年度準決勝以上に進出したコンビにはシード権があり免除される[27](第2回大会のみ、第1回大会の準決勝以上に進出したコンビは1回戦と2回戦が免除されていた)。また、歴代優勝者は無期限でシード権が与えられる[28]。予選1回戦のみ複数回受ける(一度1回戦で敗退した芸人が再び1回戦にエントリーする場合など)ことが可能だったが、復活大会となった第11回大会以降は再エントリーは不可となった。
3回戦では第5回大会からネタの順番などにより敗退した芸人の中から数組が審議によって追加枠として準決勝に進出できる(進出者が出ない可能性もある)追加合格制度も行われている。第8回大会では2回戦からも追加合格制度が導入された。
第10回大会以降は3回戦と準決勝の間に準々決勝が新設された。準々決勝は東京、大阪各1回ずつの開催。第10回では準々決勝敗退組も敗者復活戦に参加できた。
準決勝は12月中旬(決勝の2週間前頃、2004年までは4週間前頃)に東京会場(例年はルミネtheよしもとだが第8回大会はメルパルクホール、第9回大会はよみうりホール)、大阪会場(なんばグランド花月)で2日続けて行われていたが(順序は年により異なる)、第10回大会以降は準々決勝が追加され、今までの準決勝開催地では準々決勝の開催となったため、東京・両国国技館で1日だけの開催となった。第11回はEX THEATER ROPPONGI、第12回はよみうりホール、第13回はNEW PIER HALLといずれも東京でのみ開催。準決勝終了後、決勝進出8組(第1回大会のみ10組)に絞られる。準決勝で敗れた組は敗者復活戦に挑むことになる。
予選のネタの制限時間は1回戦は2分(第5回大会までは3分)、2・3回戦は3分、準々決勝以降は4分。これらの経過すると終了時間の目安となるサイレンが鳴り出し、さらに一定時間が経つと強制終了となる。ただし、強制終了になっても即失格にはならない(タイムオーバーになったが合格した例もある)。
参加費(エントリー料)として自腹で1組2000円を支払う。予選1回戦で複数回受ける場合は、その度に2000円を支払う。
第12回(2016年)から1回戦でMCが印象に残ったと判断したアマチュアを対象にした「ナイスアマチュア賞」が新設され、ネタ動画が公式youtubeにアップされるようになった[29]。またアマチュアで最も上位に勝ち進んだコンビに「ベストアマチュア賞」が与えられるようになった。
ベストアマチュア賞
回(年) | グループ名 | 最終成績 | 出場会場 | 備考 |
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第12回(2016年) | 晴天サンティ | 準々決勝進出 | 東京 | 大学お笑いサークルの女子大生コンビ。2017年2月に解散。 ボケの吉岡は「シンクロニシティ」というコンビでフリー芸人に転向。 |
第13回(2017年) | 完熟フレッシュ | 準々決勝進出 | 東京 | 元芸人の父親と小学生の娘の親子コンビ。 2018年1月にワタナベエンターテインメント入りしプロに転向。 |
敗者復活戦
決勝進出できなかった(準決勝の欠場も含む)コンビは、敗者復活戦に参加することができる。第9回大会までと第11回大会以降は準決勝敗退組の中から、第10回大会は準々決勝・準決勝敗退組の中から1組だけが決勝の舞台に上がることができる[30]。また第11回大会からは準々決勝敗退組の中から、GYAO!で配信されるネタ映像の再生回数が所定期間内(準決勝進出者発表日から10日間)で1位だった1組が準決勝に進める「GYAO!ワイルドカード」が導入されている。なお第12回大会以降、この枠で準決勝に進んだ芸人には敗者復活戦への参加権は与えられない(つまりこの枠の芸人は、準決勝を勝ち上がらないと決勝には進めないが翌年のシード権は与えられる)。
決勝戦当日の正午(第11回大会以降は14:30)から準決勝敗退者(第10回大会は準々決勝敗退者も)[31]が漫才を披露、そこでの審査において「敗者復活枠」で1組だけが敗者復活戦勝者として決勝に進むことができる。例年、敗者復活戦勝者は決勝戦のテレビ生放送中の2番目のコンビのネタ終了後に発表されていたが、復活後は第12回大会では3番目、第13回大会では笑神籤システムの関係で決勝戦開始前と変化しており、特に第11回大会では8番目、つまり敗者復活枠の出番直前に発表が行われ、発表後すぐに決勝会場へ移動し出番に臨む形だった。
敗者復活戦の模様は第4回大会よりスカイ・A sports+(CS)で生放送されている。これに加え第8回大会は朝日放送、テレビ朝日、メ〜テレ、北海道テレビ、九州朝日放送のワンセグ独立編成でも放送され、Yahoo!プレミアム会員向けのインターネット中継でも配信され、さらに第9回大会からは朝日放送とテレビ朝日系全国ネットで放送されるようになった[32]。第10回大会からは前回よりは漫才の模様が放送されたり、スカイ・エーでの中継が地上波開始後も継続されるなど多少は改善されたが、それでもインターネット中継は地上波開始後に配信が打ち切られるのは変わらず、半分ほどが今までのダイジェストや舞台裏紹介であった。また第10回大会では、舞台袖の控室から出番待ちしている芸人の様子を伝える内容のUSTREAMでのインターネット中継が配信された。第11回大会以降は後述する視聴者投票による審査方法の導入に伴い、全組のネタが地上波全国ネットの生放送で流されるようになった。
敗者復活戦の審査方法は抽選で選出された一般審査員100名とプロの審査員5名が審査を行い、得点を総合して1組が選出される。第11回大会以降は公式サイト上での視聴者投票方式に変更され、最多得票数の1組が決勝進出となる[33]。投票受付は全組のネタが終了してから開始され、決勝戦が始まる18:30が締め切りとなる。また、敗者復活戦の中継に出演したスタジオMCの陣内智則及びゲスト(詳細は下記を参照)も、ゲスト審査員として投票している。ネタ順は第1 - 9回大会が抽選で、第10回大会以降は予選の順位が低い順で決められ(つまり、最後にネタを披露した組が予選9位である。放送時の画面にはコンビ名のテロップとともに順位も表示される)、持ち時間は4分間(第11回大会以降は3分)である。持ち時間を経過すると終了時間の目安となるサイレンが鳴り出し、さらに一定時間(30秒)が経つと強制終了となり、合図となる爆破音のSEが鳴る。敗者復活戦が初めて導入された第2回大会にて、トップバッターの麒麟がこのルールによりネタの途中で強制終了となった。しかし、第6回大会ではわざと失格を狙って5分前後までネタを披露し続けたコンビもあったが、退場するまで強制終了とはならなかった。
敗者復活戦勝者は、発表後即座に敗者復活戦が行われた会場から決勝のスタジオに車で向かう(第2 - 4回及び第11回大会以降は同一施設での開催のため徒歩移動)。第5回大会ではワゴンカー、第6回大会は特製の装飾が施されたオープンカー、第7回大会は競走馬輸送用のトラック、第8 - 10回大会は東京無線のタクシーで決勝スタジオまで向かう。だが第6回大会は開催日がクリスマス・イヴだったため渋滞により途中から自転車に[34]、第7回大会もやはり渋滞でバイクに乗り換える事態になった。タクシーでの移動となった第8回大会では、敗者復活戦司会者の藤井隆が「6年間模索してきてようやくたどり着いた手段」と評価していたものの、それでも第9回大会はやはり渋滞のため途中でバイクに乗り換えた。
第8・10・11回大会以外は敗者復活戦の出場を辞退するコンビが出ている。
敗者復活戦は12月の屋外(第6回大会を除く)でのネタ披露であるため、決勝の放送では敗者復活戦を「地獄」、敗者復活戦勝者は「地獄よりの生還者」とアナウンスしているが、若手芸人に取って同じ世代が一堂に会するこの機会を「天国」と評する向きもある[35]。また、第7回大会でサンドウィッチマンが敗者復活から優勝したためか、第8回大会からは紹介VTRが長くなった。さらに、2年連続でファーストラウンドを1位通過したため、第9回大会には「下克上の時が来た」とまで言われた。
歴代の敗者復活戦出場(準決勝敗退)コンビ
第1回は敗者復活制度がないので準決勝敗退コンビ、敗者復活戦勝者と復活者の決勝での結果は下表に記載。
準決勝初進出 |
準決勝初進出後決勝進出
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準決勝進出
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[出場辞退] キャン×キャン、シャンプーハット、ランディーズ、ロザン
準決勝初進出 |
準決勝進出
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[出場辞退] インパルス、シャンプーハット、ランディーズ
準決勝初進出 |
準決勝初進出後、決勝進出
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準決勝進出
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[出場辞退] キングコング、スピードワゴン、ライセンス、ランディーズ、レギュラー
準決勝初進出 |
準決勝進出
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[出場辞退] オリエンタルラジオ、レイザーラモン
準決勝初進出 |
準決勝進出
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[出場辞退] カルパチーノ
準決勝初進出 |
準決勝進出
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準決勝初進出 |
準決勝進出
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今回初めて出場辞退者が出なかった。
準決勝初進出 |
準決勝進出
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[出場辞退] なりきんショージ(村上ショージ・担当マネージャーの結婚式があった為)
準々決勝(準決勝)初進出 |
準々決勝(準決勝)進出
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準々決勝敗退組
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準決勝敗退組
- 24位:笑撃戦隊
- 23位:チーモンチョーチュウ
- 22位:千鳥
- 21位:マヂカルラブリー
- 20位:プリマ旦那
- 19位:POISON GIRL BAND
- 18位:ウーマンラッシュアワー
- 17位:我が家
- 16位:アーリアン(解散)
- 15位:磁石
- 14位:東京ダイナマイト
- 13位:ゆったり感
- 12位:タイムマシーン3号
- 11位:モンスターエンジン
- 10位:囲碁将棋
- 09位:パンクブーブー
今年度の敗者復活戦のネタ順は準々決勝と準決勝における審査員の得点順(得点の低い順)だった。
太字はラストイヤー
第8・10回大会に続き出場辞退者が出なかった。また今年度の敗者復活戦のネタ順は準決勝における審査員の得点順(得点の低い順)だった。
敗者復活戦勝者
※第1回(2001年)は敗者復活戦なし。
回(年) | グループ名 | 決勝1回戦の結果 (後ろの数字は満点の点数) |
最終決戦の結果 |
---|---|---|---|
第2回(2002年) | スピードワゴン | 7位・535/700点 | - |
第3回(2003年) | アンタッチャブル | 3位・616/700点 | 3位・0票 |
第4回(2004年) | 麒麟 | 3位・634/700点 | 3位・0票 |
第5回(2005年) | 千鳥 | 6位・607/700点 | - |
第6回(2006年) | ライセンス | 6位・609/700点 | - |
第7回(2007年) | サンドウィッチマン | 1位・651/700点 | 優勝・4票 |
第8回(2008年) | オードリー | 1位・649/700点 | 2位・2票 |
第9回(2009年) | NON STYLE | 3位・641/700点 | 3位・0票 |
第10回(2010年) | パンクブーブー | 1位・668/700点 | 3位・0票 |
第11回(2015年) | トレンディエンジェル | 2位・825/900点 | 優勝・6票 |
第12回(2016年) | 和牛 | 2位・469/500点 | 2位・1票 |
第13回(2017年) | スーパーマラドーナ | 4位・640/700点 | - |
- 敗者復活戦勝者で最初に最終決戦に進出したのは第3回のアンタッチャブル。
- これまでの大会13回のうち、12組中8組が最終決戦に進出している。
- 敗者復活戦勝者の最低順位は2002年のスピードワゴンの7位。また、この年のスピードワゴンと2016年の和牛以外は600点以上を記録している(ただし2016年は審査員5名で500点満点のため、特例と見るべきであろう。なお700点満点に換算すると四捨五入で657点となる)。また敗者復活戦勝者からの最下位は出ていない。
GYAO!ワイルドカード枠
回(年) | グループ名 | 準決勝の結果 | 敗者復活戦の結果 | 決勝1回戦の結果 | 最終決戦の結果 |
---|---|---|---|---|---|
第11回(2015年) | ニッポンの社長 | 敗退(28位) | 20位(最下位) | - | - |
第12回(2016年) | 馬鹿よ貴方は | 敗退(11位) | 参加権なし | - | - |
第13回(2017年) | アキナ | 敗退(23位) | 参加権なし | - | - |
決勝戦
12月に決勝大会が開催、テレビ生放送(朝日放送制作、テレビ朝日系全国列ネット)が行われる。朝日放送が2017年度上期まで日曜日のゴールデンタイムに制作枠を持っていた関係で、決勝戦の放送枠は同月の日曜日の夜に設定されることが多い(2005年からテレビ朝日が独占放送する「フィギュアスケート・グランプリファイナル」の翌週に放送されることが多くなっており、後の提供クレジットの後に来週の予告で表示している)。第1回はこの年の最終火曜日で放送された(朝日放送が火曜日にゴールデンタイムに制作枠を持っているためでもある)。
決勝ファーストラウンド
準決勝で選ばれた決勝進出者8組+敗者復活戦勝者1組の計9組全員の漫才が披露され、決勝戦審査員の採点を総合しての得点で上位3組が最終決戦に進出する。ネタ順は敗者復活戦勝者が9番手と決められており、敗者復活戦勝者を除いた8組が決勝進出者発表の翌日に抽選で決定される。持ち時間は4分でそれを超えると減点の対象となる。第5回大会では4分30秒以上超えてしまうと1秒につき1点の減点となるルールがアナウンスされた。
4組目からは終了後の採点で1組ずつ脱落者が発生し、7組目からそれに加え最終決戦に進む組が1組ずつ出る。4位以下の公式順位はここで確定する。
最終決戦
決勝ファーストラウンドで勝ち残った上位3組(第1回のみ2組)が順位に関係なく決勝ファーストラウンドとは別のネタを披露し、決勝戦審査員が3組で一番おもしろいと思ったコンビに投票する「指名投票制」で行われ、最も多く票を集めたコンビが優勝となる。なお、同じ得票数になった場合には決勝ファーストラウンドの順位が高かった方が上位に認定されるのだが(下記例参照)、2位と3位を決めたことしかなかった[36]。このためファーストラウンドを3位通過したコンビが優勝するためには必ず過半数以上の得票を獲得する必要がある。最終決戦進出組の公式順位は最終決戦での順位が優先される。
- (例)コンビA…650点/1票、コンビB…640点/3票、コンビC…630点/3票の場合は優勝・コンビB、2位・コンビC、3位・コンビAとなる。
最終決戦のネタ順は第4回までは進出した3組で再抽選で決定していたが、第5回からはファーストラウンド1位から順に任意で選択できるようになった。
また、第2回以降は前述の通り3組が最終決戦に進出するが、3組とも得票があったのは第7,11,12回の3回のみで他の回では3位は0票で終わっている[37]。
歴代の優勝コンビのうち、ファーストラウンド1位通過のコンビが7組、2位通過のコンビが5組であり、3位通過のコンビが優勝した事はなかったが、第13回でとろサーモンが初めて優勝した。(第12回までの3位通過のコンビの最高成績は第5回の笑い飯、第7回のトータルテンボス、第10回のスリムクラブ、第11回の銀シャリの2位である)。
この最終決戦の制度は後に『ABCお笑い新人グランプリ』や『R-1ぐらんぷり』など他の演芸コンクールの決勝大会でもM-1にならって採用された[38]。
チャンピオンが決定すると、キャノン砲から大量の銀の紙吹雪がステージいっぱいに降る[39]。
決勝戦の会場と放送内容
回 | 決勝会場 | 敗者復活戦会場 |
---|---|---|
1 | レモンスタジオ | (敗者復活戦なし) |
2 | パナソニックセンター有明スタジオ | パナソニックセンター東京前特設会場 |
3 | ||
4 | ||
5 | テレビ朝日本社第1スタジオ | 神宮球場 |
6 | 有明コロシアム | |
7 | 大井競馬場 | |
8 | ||
9 | ||
10 | ||
11 | 六本木ヒルズアリーナ | |
12 | ||
13 |
2003年の第3回からステレオ放送を実施、2004年の第4回から放送時間も2時間半に増大した。翌2005年の第5回から、第4回まで使用されたセットから電飾が多い派手なものに大幅にチェンジされた。審査員の点数は審査員席上の大型スクリーンに映されるようになり、第1回大会で設けられた「チャンピオンズシート」同様の「暫定ボックス」なる、暫定上位3組が着席して後続のコンビの審査を待つスペースが設けられた。さらに、CM前のジングル・提供表示時のBGMが変更され、ハイビジョン制作として放送された[40]。またほぼ同時期に2006年の第6回では前年のセットの大まかな形態はそのままで、さらに派手な装飾が施された。
第5回より会場がキー局・テレビ朝日本社に変更になったのは、ほぼ同時期に有明地区で行われているコミックマーケット参加者による混雑を避けるためにとられた措置だとの俗説があるが[41]、実際はパナソニックセンター有明スタジオにおける松下グループ(当時)と吉本興業の共同運営の契約が継続されず、吉本興業が同スタジオの運営から離れたことが直接的な理由である。また、この変更以後、テレビ朝日が企画協力という形で制作に関与している。ただし、漫才に使用されるスタンドマイクはABCのロゴ入りのものが使用されている。
優勝者に贈られる賞品
- 優勝トロフィー(優勝者の名が刻まれる)
- 優勝賞金1000万円(番組特製の1000万円の小切手)
- 第10回までの副賞
- 特別協賛のオートバックスセブンからカー用品券(100万円相当)
- オートバックスセブンのCM出演権(第1回大会のみの副賞だったが第6回大会から復活)
- 第11回の副賞
- 第12回の副賞
- Cygamesからハワイ旅行
- 日清食品から「M-1のどん」広告出演権
- ファミリーマートからファミマプレミアムチキン(骨付き)100kg
- サントリーからザ・プレミアムモルツ1年分
- 第13回の副賞
また優勝者には賞品以外にも優勝特典として本大会への1回戦無期限シード権が与えられる。
審査方法の変遷
第2回以降では現行の審査方法となったが、第1回では第2回以降と審査方法が異なる点がいくつかある。
第1回(2001年)
東京会場の審査員(7人)には1人100点の持ち点が与えられる[42]。このほか、札幌・大阪・福岡の吉本興業の劇場に集まった各100人の一般客が1人1点で審査する(合計300点)。東京会場の審査員と合計すると満点は1000点。ただ、唯一関東出身のコンビであったおぎやはぎ、松竹芸能所属のますだおかだとアメリカザリガニ、すでに大阪から東京に進出し東京吉本に所属のDonDokoDon等に対して大阪会場の得票が低い(下記参照)など公平性に欠けるとの意見が出たり[43]、この方式になることが大会直前になって出場者に伝えられるなど、混乱を招いた。また、会場の比率は吉本の芸人ファンが多く、その結果吉本所属のコンビに票が集中するなどの事態が多く発生し、明らかにシステムの欠陥があったため批判の的となった(ただし、今大会のこの審査方法で準優勝を果たしたハリガネロック(当時)のメンバーであったユウキロックは自身の著書内でこの非難の声に対して苦言を呈している(詳細はハリガネロックの項も参照)など、この審査方法に肯定的な人物も少なからず存在している)。10組のうち、得点上位2組が決勝と異なるネタを披露し、東京会場の審査員がステージ上で1人ずつ順番にどちらが面白かったかボタンを押して投票して優勝コンビを決定[44]。
ちなみに優勝者決定後の表彰でも賞金贈呈後はトロフィーや花束など贈呈者の名前が呼ばれてからステージに立ったり、司会の赤坂泰彦がファーストラウンドのハリガネロックのネタ直後に中川家を「石川家」、最終決戦のネタ順抽選後にハリガネロックを「アメリカンロック」(アメリカザリガニと混同したと思われる)と、それぞれコンビ名を言い間違えたりと円滑に進まなかった為、審査員の松本人志が「もう滅茶苦茶やん!」と発言、赤坂はその場で謝罪した。以後、赤坂はM-1グランプリに一度も出演していない。
第2回以降と同様の方式が採られた場合
もし一般客の得点が排除された場合、以下の順位となる(カッコ内は公式順位との比較)。
- 中川家 596点(順位変動なし)
- ますだおかだ 575点(2ランクアップ)
- アメリカザリガニ 568点(順位変動なし)
- ハリガネロック 567点(2ランクダウン)
- 麒麟 542点(順位変動なし)
- フットボールアワー 535点(順位変動なし)
- キングコング 528点(順位変動なし)
- DonDokoDon 520点(1ランクアップ)
- おぎやはぎ 497点(1ランクアップ)
- チュートリアル 483点(2ランクダウン)
第2回以降
第1回の審査の欠陥から根本的に見直し現在のルールに至った。一般客の審査が排除され、7人(第11回は9人、第12回は5人)の審査員(メンバーについては決勝戦審査員欄を参照)が1人100点の持ち点(審査員の人数×100点が満点)で審査する。得点上位3組が最終決戦に進出し、決勝と異なるネタを披露、審査員が一斉に最も面白かったコンビをボタンで判定して優勝コンビを決める。ただし最終決戦の票が同じ場合、決勝1回戦の得点が高いほうが優勝コンビとなる。
- ファーストラウンド
第4回ではタカアンドトシと笑い飯が同点になった。このときは審査員7人のうち3人が点数が割れており、2人が笑い飯よりタカアンドトシに高い点数をつけていたため、タカアンドトシを上位に認定した。この2組は最後に敗者復活枠で披露した麒麟がその点数を上回り、最終決戦に残らなかったため特に混乱はなかったものの、実は4組以上が1位、3組以上が2位、2組以上が同点で3位になるというような場合を想定していなかった。第5回大会以降しばらくはこのような事態は起きていなかったが、第10回でパンクブーブーと笑い飯が再び1位で同点になった。両者とも最終決戦に残ったものの、ネタ順決めに影響する関係で、4人が高い点数をつけていたパンクブーブーを1位通過、笑い飯を2位通過とした(ただし本放送時は両者ともテロップ上「1位通過」と表示されていたが、DVDでは修正されている)。
さらに第1回大会からあくまで目安程度で「ネタは4分以内」と定められていたが、第3回大会では麒麟が約5分半、第4回大会で笑い飯が約6分半と持ち時間を大幅に超えてネタをやってしまったため、第5回以降は持ち時間が厳守されることとなった。持ち時間の4分を超えると減点の対象となり、4分30秒以上超えてしまうと1秒につき1点の減点となるため、出場者はまず持ち時間以内に終わることが目標となる。
- 最終決戦
第2回-第4回までは審査員のモニターで一斉に表示したが、決勝会場を移した第5回以降は大型スクリーンで発表され、左から1人ずつ順に開票する形式となり、第6回以降は司会の今田耕司が開票結果を1つずつ読み上げていく方式になった。また、第7・8・10・11回では優勝コンビが審査員の過半数の票を得ることが確定する直前(第10回以前は4票目、第11回は5票目を獲得する直前)に間を置いて開票された。
歴代の決勝結果
- 順位は最終決戦の順位による順序、最終決戦が同票数の場合もしくは最終決戦に残らなかったグループはファーストラウンドの順位による順序。
- 最終決戦に残ったグループの出番順・得点は「(ファーストラウンド)/(最終決戦)」で表記。
- 所属事務所は出場当時。
- 敗者復活戦勝者は番組キャッチフレーズが無いので(敗者復活)とした。
- 最終決戦での投票先(最終得票)については「得点詳細」における数字を太字して示す。
- 順位、グループ名、所属事務所、番組キャッチフレーズ、出番順、得点の表は「順位」の矢印部分をクリックすると順位順、「出番順」の矢印部分をクリックするとファーストラウンドの出番順、「得点」の矢印部分をクリックするとファーストラウンドの得点順の順序となる。
第1回(2001年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|
優勝 | 中川家 吉本興業(大阪) |
笑いのDNA | 1番/1番 | 829点/6票 |
2位 | ハリガネロック 吉本興業(大阪) |
武闘派 | 10番/2番 | 809点/1票 |
3位 | アメリカザリガニ 松竹芸能 |
3オクターブの衝撃 | 4番 | 796点 |
4位 | ますだおかだ 松竹芸能 |
実力主義 | 8番 | 770点 |
5位 | 麒麟 吉本興業(大阪) |
無印(ノーマーク) | 7番 | 741点 |
6位 | フットボールアワー 吉本興業(大阪) |
奇跡の顔面 | 2番 | 726点 |
7位 | キングコング 吉本興業(大阪) |
驚異のルーキー | 6番 | 707点 |
8位 | チュートリアル 吉本興業(大阪) |
お笑い陰陽師 | 3番 | 637点 |
9位 | DonDokoDon 吉本興業(東京) |
無冠の帝王 | 9番 | 614点 |
10位 | おぎやはぎ プロダクション人力舎 |
東京の星 | 5番 | 540点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
特別審 査員計 |
一般審 査員計 |
紳助 |
松本 |
鴻上 |
石井 |
小朝 |
青島 |
きよし |
札幌 |
大阪 |
福岡 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中川家 | 6 | 829 | 596 | 233 | 80 | 70 | 85 | 90 | 90 | 90 | 91 | 65 | 89 | 79 |
ハリガネロック | 1 | 809 | 567 | 242 | 75 | 60 | 85 | 92 | 70 | 90 | 95 | 85 | 85 | 72 |
アメリカザリガニ | - | 796 | 568 | 228 | 74 | 65 | 84 | 92 | 80 | 85 | 88 | 84 | 57 | 87 |
ますだおかだ | - | 770 | 575 | 195 | 78 | 70 | 84 | 88 | 80 | 80 | 95 | 75 | 52 | 68 |
麒麟 | - | 741 | 542 | 199 | 75 | 75 | 83 | 90 | 65 | 75 | 79 | 54 | 82 | 63 |
フットボールアワー | - | 726 | 535 | 191 | 66 | 55 | 82 | 82 | 80 | 80 | 90 | 62 | 83 | 46 |
キングコング | - | 707 | 528 | 179 | 74 | 55 | 83 | 76 | 70 | 75 | 95 | 64 | 55 | 60 |
チュートリアル | - | 637 | 483 | 154 | 60 | 50 | 75 | 68 | 75 | 75 | 80 | 38 | 67 | 49 |
DonDokoDon | - | 614 | 520 | 94 | 64 | 65 | 84 | 82 | 65 | 85 | 75 | 47 | 18 | 29 |
おぎやはぎ | - | 540 | 497 | 43 | 50 | 60 | 73 | 82 | 75 | 80 | 77 | 22 | 9 | 12 |
- 備考
- ファーストラウンドで1番目と最後(10番目)にネタをしたコンビが最終決戦に進出したのは、2016年現在唯一である。
- 第2回以降の方式に合わせた場合、決勝の中川家の596点は歴代最低の決勝1位通過点数であり、チュートリアルの483点は歴代最低点数である。
- ファーストラウンドと最終決戦の両方でトップバッターを務めて優勝したコンビは2017年時点で中川家のみとなっている。
- 歴代のチャンピオンが4組出場していた(歴代最多)。
第2回(2002年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | ますだおかだ 松竹芸能 |
2年連続 | 打倒吉本を合言葉に今年も決勝へ | 2番/3番 | 612点/5票 |
2位 | フットボールアワー 吉本興業(大阪) |
2年連続 | 漫才新人賞を総なめにしてきた若手実力派 | 5番/1番 | 621点/2票 |
3位 | 笑い飯 吉本興業(大阪) |
初出場 (ノーシード) |
今年もM-1予選にノーシードの新星が現れた | 6番/2番 | 567点/0票 |
4位 | おぎやはぎ プロダクション人力舎 |
2年連続 | 前回東京からはただ1組の決勝進出 | 7番 | 561点 |
5位 | ハリガネロック 吉本興業(東京) |
2年連続 | 前回準優勝 リベンジだけに燃えたこの1年 | 1番 | 545点 |
6位 | テツandトモ ニチエンプロダクション |
初出場 (ノーシード) |
現代版音楽漫才がM-1に新風を吹き込む | 4番 | 539点 |
7位 | スピードワゴン M2カンパニー |
初出場 (ノーシード) |
(敗者復活) | 9番 | 535点 |
8位 | ダイノジ 吉本興業(東京) |
初出場 | 大分県出身の重量級コンビが涙の初出場 | 3番 | 534点 |
9位 | アメリカザリガニ 松竹芸能 |
2年連続 | 前回は高熱をおして堂々の第3位 | 8番 | 525点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
大竹 |
石井 |
洋七 |
カウス |
談志 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ますだおかだ | 5 | 612 | 89 | 70 | 92 | 90 | 96 | 95 | 80 |
フットボールアワー | 2 | 621 | 89 | 85 | 91 | 95 | 94 | 97 | 70 |
笑い飯 | 0 | 567 | 86 | 80 | 80 | 84 | 84 | 83 | 70 |
おぎやはぎ | - | 561 | 76 | 80 | 79 | 79 | 85 | 82 | 80 |
ハリガネロック | - | 545 | 75 | 65 | 83 | 81 | 86 | 85 | 70 |
テツandトモ | - | 539 | 76 | 65 | 77 | 82 | 79 | 90 | 70 |
スピードワゴン | - | 535 | 73 | 75 | 80 | 86 | 86 | 85 | 50 |
ダイノジ | - | 534 | 83 | 60 | 78 | 78 | 81 | 84 | 70 |
アメリカザリガニ | - | 525 | 73 | 60 | 78 | 78 | 83 | 83 | 70 |
- 備考
- この回から現行ルールとなり、敗者復活戦が導入された。
- 吉本興業所属コンビの決勝進出が過半数割れ(吉本4、吉本以外5)だったのはこの回のみ。
- 2組目のますだおかだが、初めて600点以上の点数を獲得した。
- 初めてファーストラウンド2位のコンビが優勝した。
- 松竹芸能からの優勝者は唯一。
- 笑い飯が初のノーシードからの最終決戦進出を達成した。また、笑い飯の567点は最終決戦に進出したコンビの中では最も低く[45]、500点台で最終決戦進出を果たした唯一のコンビでもある。
- ハリガネロックの審査発表時に一瞬洋七の評点が遅れたため「8点」と表示され、会場が騒然となり、後に「86点」になるというハプニングがあった。
- 最終決戦進出の3組は、全組が歴代のチャンピオンである。
第3回(2003年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | フットボールアワー 吉本興業(大阪) |
3年連続3回目 | 悲願 | 7番/3番 | 663点/4票 |
2位 | 笑い飯 吉本興業(大阪) |
2年連続2回目 | ∞(インフィニティ) | 4番/1番 | 656点/3票 |
3位 | アンタッチャブル プロダクション人力舎 |
初出場 (ノーシード) |
(敗者復活) | 9番/2番 | 616点/0票 |
4位 | 2丁拳銃 吉本興業(東京) |
初出場 | ラストチャンス | 5番 | 608点 |
5位 | りあるキッズ 吉本興業(大阪) |
初出場 | 最年少 | 8番 | 601点 |
6位 | スピードワゴン ホリプロコム[46] |
2年連続2回目 | 正門突破 | 3番 | 572点 |
7位 | アメリカザリガニ 松竹芸能 |
3年連続3回目 | 3度目の正直 | 6番 | 564点 |
8位 | 麒麟 吉本興業(大阪) |
2年ぶり2回目 | 返り咲き | 2番 | 554点 |
9位 | 千鳥 吉本興業(大阪) |
初出場 | 無印(ノーマーク) | 1番 | 552点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
南原 |
洋七 |
石井 |
大竹 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フットボールアワー | 4 | 663 | 98 | 97 | 89 | 97 | 95 | 89 | 98 |
笑い飯 | 3 | 656 | 99 | 95 | 90 | 95 | 92 | 90 | 95 |
アンタッチャブル | 0 | 616 | 92 | 84 | 85 | 90 | 92 | 87 | 86 |
2丁拳銃 | - | 608 | 91 | 80 | 87 | 95 | 86 | 83 | 86 |
りあるキッズ | - | 601 | 90 | 85 | 81 | 93 | 85 | 83 | 84 |
スピードワゴン | - | 572 | 85 | 74 | 81 | 85 | 86 | 82 | 79 |
アメリカザリガニ | - | 564 | 80 | 70 | 84 | 90 | 83 | 76 | 81 |
麒麟 | - | 554 | 84 | 75 | 76 | 84 | 78 | 75 | 82 |
千鳥 | - | 552 | 82 | 70 | 82 | 75 | 84 | 79 | 80 |
- 備考
- この回から参加資格が結成10年未満から結成10年以内に変更となる。
- フットボールアワーが2年連続でファーストラウンドを1位通過した。ファーストラウンドを1位通過を複数回しているコンビはフットボールアワーのみである(第2・3回)。
- 4組目の笑い飯が、初めて全審査員から90点以上の評点かつ650点以上の点数を獲得した。それまでの最高点であった第2回フットボールアワーの621点を35点も更新するものであり、島田紳助の99点も相俟って、場内は騒然となった。しかし、3組後に出て来たフットボールアワーが、再度最高点を更新した。
- 上述のフットボールアワーと笑い飯に加え、敗者復活戦から勝ち上がったアンタッチャブルの対戦は、公式DVDで「史上最強の三つ巴」と謳われている。
- この回から全ての審査員の最高点が90点以上になり、最低点も70点以上になった。
- アンタッチャブルが初めて敗者復活からの最終決戦進出を果たした(結果は3位)。
- 最終決戦進出の3組は、全組が歴代のチャンピオンである。
- この回から今田耕司が司会に起用された。また、畑中ふうがこの回からナレーションに起用された。
第4回(2004年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | アンタッチャブル プロダクション人力舎 |
2年連続2回目 | 悲願の正面突破 | 8番/1番 | 673点/6票 |
2位 | 南海キャンディーズ 吉本興業(大阪) |
初出場 | 初物尽くし | 5番/3番 | 639点/1票 |
3位 | 麒麟 吉本興業(大阪) |
2年連続3回目 | (敗者復活) | 9番/2番 | 634点/0票 |
4位 | タカアンドトシ 吉本興業(東京) |
初出場 | 直球勝負 | 2番 | 615点 |
5位 | 笑い飯 吉本興業(大阪) |
3年連続3回目 | 予測不能 | 7番 | 615点 |
6位 | POISON GIRL BAND 吉本興業(東京) |
初出場 | 支離滅裂のアーティスト | 6番 | 603点 |
7位 | トータルテンボス 吉本興業(東京) |
初出場 | The渋谷系 | 4番 | 587点 |
8位 | 東京ダイナマイト オフィス北野 |
初出場 (ノーシード) |
"ビート"の遺伝子 | 3番 | 583点 |
9位 | 千鳥 吉本興業(大阪) |
2年連続2回目 | リベンジ | 1番 | 582点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
きよし |
南原 |
大竹 |
洋七 |
小朝 |
石井 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アンタッチャブル | 6 | 673 | 97 | 96 | 95 | 97 | 95 | 96 | 97 |
南海キャンディーズ | 1 | 639 | 90 | 92 | 86 | 92 | 90 | 95 | 94 |
麒麟 | 0 | 634 | 89 | 88 | 89 | 92 | 88 | 92 | 96 |
タカアンドトシ | - | 615 | 86 | 86 | 82 | 91 | 85 | 90 | 95 |
笑い飯 | - | 615 | 84 | 89 | 82 | 91 | 85 | 89 | 95 |
POISON GIRL BAND | - | 603 | 87 | 85 | 83 | 81 | 88 | 89 | 90 |
トータルテンボス | - | 587 | 80 | 84 | 79 | 84 | 84 | 88 | 88 |
東京ダイナマイト | - | 583 | 82 | 80 | 76 | 83 | 87 | 86 | 89 |
千鳥 | - | 582 | 83 | 83 | 81 | 78 | 82 | 82 | 93 |
- 備考
- アンタッチャブルが、決勝1回戦で「審査員全員からの単独1位評価」を達成した。これはM-1で歴代唯一の快挙である。
- アンタッチャブルが、決勝1回戦で得た673点はM-1の歴代最高得点であり、各審査員の点数で最も低い点数が95点であったことも歴代最高である。
- 決勝1位と2位の差(34点)は歴代最大である。
- 第2回以降、初めて最終決戦で1番目にネタを披露したコンビが優勝した。
- ファーストラウンドで笑い飯とタカアンドトシが615点で同点となったが、審査員の得点がより高い点数がつけられたタカアンドトシを4位、笑い飯を5位とした(タカアンドトシ2票(きよし、石井)、笑い飯1票(南原)、同点4票(大竹、洋七、小朝、カウス)でタカアンドトシを4位認定。詳しくは上記を参照)。
- 初めて関西出身でないコンビが優勝した。人力舎所属の優勝者は唯一。因みに関東地方出身の優勝者は山崎弘也(埼玉)が初めてであり、中部地方出身の優勝者は2018年現在、柴田英嗣(静岡)が唯一である。また、歴代で決勝に進出している非よしもと系の事務所に所属するコンビの中で、アンタッチャブルは2018年現在、唯一最終決戦に複数回進出経験のあるコンビとなっている(2003年・2004年の2年連続2回目)。
- 千鳥1位→タカアンドトシ1位→東京ダイナマイト2位→トータルテンボス2位→南海キャンディーズ1位→POISON GIRL BAND3位→笑い飯3位→アンタッチャブル1位→麒麟(敗者復活)3位、と全組がネタ終了時点では3位以内に入った為、全組が暫定ボックスの椅子に座った(歴代初の珍事)。
- 南海キャンディーズ・山崎静代が初の女性決勝進出者となった。最終決戦にも進出し、女性で唯一の最終決戦進出者である。
- 敗者復活戦勝者の麒麟を含め9組中この回ラストイヤーで初出場だったタカアンドトシを除く8組は決勝に複数回進出している。
- 初めて大阪からの決勝進出者が東京からの決勝進出者を下回った(東京5、大阪4)。
第5回(2005年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | ブラックマヨネーズ 吉本興業(大阪) |
初出場 | モテない男たちの逆襲 | 5番/3番 | 659点/4票 |
2位 | 笑い飯 吉本興業(大阪) |
4年連続4回目 | 予測不能のWボケ | 1番/2番 | 633点/3票 |
3位 | 麒麟 吉本興業(大阪) |
3年連続4回目 | M-1チルドレン | 8番/1番 | 646点/0票 |
4位 | 品川庄司 吉本興業(東京) |
初出場 | 不屈のお調子者 | 6番 | 626点 |
5位 | チュートリアル 吉本興業(大阪) |
4年ぶり2回目 | 暴走するイケメン漫才[47] | 4番 | 622点 |
6位 | 千鳥 吉本興業(大阪) |
3年連続3回目 | (敗者復活) | 9番 | 607点 |
7位 | タイムマシーン3号 アップフロントエージェンシー |
初出場 | DVD版:アキバ系カリスマデブ 再放送版:秋葉系カリスマ芸人[48] |
7番 | 571点 |
8位 | アジアン 吉本興業(大阪) |
初出場 | 肉と骨のハーモニー | 2番 | 564点 |
9位 | 南海キャンディーズ 吉本興業(大阪) |
2年連続2回目 | 相方以上恋人未満 | 3番 | 552点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
渡辺 |
大竹 |
洋七 |
石井 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブラックマヨネーズ | 4 | 659 | 95 | 95 | 93 | 90 | 96 | 94 | 96 |
笑い飯 | 3 | 633 | 85 | 95 | 90 | 85 | 91 | 92 | 95 |
麒麟 | 0 | 646 | 88 | 90 | 91 | 90 | 95 | 95 | 97 |
品川庄司 | - | 626 | 85 | 90 | 87 | 89 | 95 | 91 | 89 |
チュートリアル | - | 622 | 85 | 95 | 86 | 84 | 86 | 95 | 91 |
千鳥 | - | 607 | 82 | 80 | 89 | 88 | 86 | 89 | 93 |
タイムマシーン3号 | - | 571 | 76 | 75 | 83 | 82 | 82 | 85 | 88 |
アジアン | - | 564 | 75 | 70 | 80 | 82 | 81 | 86 | 90 |
南海キャンディーズ | - | 552 | 72 | 75 | 79 | 79 | 79 | 80 | 88 |
- 備考
- 得点、投票の発表方法が第4回までは審査員全員同時に行われていたが、今大会から1人ずつ(審査員席左側から)発表されるようになった。
- 準決勝の日程が決勝の4週間前の土・日曜から2週間前の土・日曜に変更された。
- 笑い飯が連続決勝進出回数の新記録(4年連続)を樹立した。
- 今大会から会場が変わった為か、演出面でのトラブルがいくつか見られた。
- 笑い飯のジャッジを開票する際に島田洋七の得点のみが開票されず、表示された合計点に洋七が口頭でジャッジした得点を加えて正式な合計点を発表した。
- タイムマシーン3号のジャッジを開票する際に、1組前にネタを披露した品川庄司のジャッジがもう1回出てきてしまった。ミスが発覚したとき、タイムマシーン3号は崩れ落ちるほど落ち込んでいた。
- 放送中の時間に一部の場面でテロップがまとも出ないという放送事故的なトラブルが起きた(番組冒頭で本来は司会者のテロップが出るところが謝って「南海キャンディーズ・最終決戦」と表示されていた等)。その為、2000年での「ミュージックステーション」で番組中に字幕スーパーが出ないお詫びがあったが、番組中での字幕スーパーが出ないお詫びはなかった。
- 初めて女性のみのコンビ(アジアン)が決勝進出を果たした。
- 放送中にJR羽越本線脱線事故が発生し、麒麟の漫才の最中にニュース速報のテロップが表示された。
第6回(2006年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | チュートリアル 吉本興業(大阪) |
2年連続3回目 | 華麗なる妄想族 | 6番/3番 | 664点/7票 |
2位 | フットボールアワー 吉本興業(東京) |
3年ぶり4回目 | 帰ってきた王者 | 2番/2番 | 640点/0票 |
3位 | 麒麟 吉本興業(大阪) |
4年連続5回目 | 空腹のファンタジスタ | 4番/1番 | 627点/0票 |
4位 | 笑い飯 吉本興業(大阪) |
5年連続5回目 | 予測不能のWボケ | 8番 | 626点 |
5位 | トータルテンボス 吉本興業(東京) |
2年ぶり2回目 | ハンパねぇ渋谷系漫才 | 5番 | 613点 |
6位 | ライセンス 吉本興業(東京) |
初出場 | (敗者復活) | 9番 | 609点 |
7位 | ザ・プラン9 吉本興業(大阪) |
初出場 | 5人の漫才革命児 | 3番 | 597点 |
8位 | 変ホ長調 (アマチュア) |
初出場 | 史上最強のアマチュア | 7番 | 576点 |
9位 | POISON GIRL BAND 吉本興業(東京) |
2年ぶり2回目 | 暴走する異次元漫才 | 1番 | 570点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
南原 |
渡辺 |
洋七 |
大竹 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チュートリアル | 7 | 664 | 97 | 95 | 95 | 90 | 98 | 92 | 97 |
フットボールアワー | 0 | 640 | 90 | 90 | 94 | 90 | 91 | 89 | 96 |
麒麟 | 0 | 627 | 88 | 87 | 91 | 89 | 92 | 86 | 94 |
笑い飯 | - | 626 | 89 | 89 | 92 | 85 | 90 | 89 | 92 |
トータルテンボス | - | 613 | 87 | 90 | 88 | 85 | 90 | 83 | 90 |
ライセンス | - | 609 | 85 | 85 | 90 | 88 | 89 | 83 | 89 |
ザ・プラン9 | - | 597 | 83 | 80 | 89 | 80 | 90 | 82 | 93 |
変ホ長調 | - | 576 | 82 | 75 | 84 | 79 | 85 | 83 | 88 |
POISON GIRL BAND | - | 570 | 76 | 85 | 85 | 75 | 81 | 83 | 85 |
- 備考
- 今大会は様々な要素で過去に例が無い決勝進出組が続出し話題となった。
- 変ホ長調は大会史上初めてアマチュアからの決勝進出を果たした。この年の変ホ長調以降、M-1でアマチュアの芸人が決勝に進出した例はない。
- 2003年大会の王者であるフットボールアワーが今大会3年振りにM-1に再挑戦して見事4度目の決勝進出を果たした。過去のM-1王者が優勝後に再びM-1に再挑戦したのはこの年のフットボールアワーが初である[49]。
- ザ・プラン9が5人組のグループ[50]としては大会史上初の決勝進出を果たした。2018年現在、コンビ以外のグループがM-1の決勝に進出した例はこの年のザ・プラン9のみとなっている。
- 敗者復活戦の勝者を含め、決勝進出組の所属事務所が全て吉本興業だったのは2018年現在この年のみとなっている(アマチュアとして出場した変ホ長調は例外とする)。
- チュートリアルが決勝で「審査員全員からの1位評価(決勝)」及び「審査員全員からの投票(最終決戦)」を達成した為、パーフェクト優勝と言われる。ただし、渡辺がフットボールアワーにも同点1位評価をしている為、審査員全員からの単独1位評価(決勝)ではない。
- 初めて最終決戦に決勝初出場組、敗者復活組のいずれもが進出しなかった(初出場勢の最高位はライセンス(敗者復活組)の6位)。
- 麒麟が最終決戦連続進出回数の新記録(3年連続)を樹立した。また、麒麟は今大会で最後の決勝進出となった(準決勝には第8回まで進出)。
- ライセンスはこの年がラストイヤーだったが、敗者復活組がラストイヤーのコンビとなったのは2018年現在この年のみとなっている[51]。
- 第4回大会以来2大会ぶりにファーストラウンドの順位が最終決戦を経ても変わらなかった。
- 最終決戦進出かファーストラウンド敗退かを分ける3位と4位の点差が1点と歴代最小であった。
- この回から第9回(2009年)まで敗者復活組の紹介VTR(歴代の敗者復活組の映像をまとめたもの)が披露されるようになった。
- 今大会は様々な要素で過去に例が無い決勝進出組が続出し話題となった。
第7回(2007年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | サンドウィッチマン フラットファイヴ |
初出場 | (敗者復活) | 9番/3番 | 651点/4票 |
2位 | トータルテンボス よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京[52] |
2年連続3回目 | ハンパねぇラストチャンス | 5番/1番 | 646点/2票 |
3位 | キングコング よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
6年ぶり2回目 (ノーシード) |
帰ってきたスーパールーキー | 6番/2番 | 650点/1票 |
4位 | ハリセンボン よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 (ノーシード) |
(デブ+ヤセ)×ブサイク=爆笑 | 7番 | 608点 |
5位 | 笑い飯 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
6年連続6回目 | 予測不能のWボケ | 1番 | 604点 |
6位 | ザブングル ワタナベエンターテインメント |
初出場 | 奇跡の顔面 | 3番 | 597点 |
7位 | ダイアン よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | お笑い月見草 | 8番 | 593点 |
8位 | 千鳥 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2年ぶり4回目 | オレ流漫才 | 4番 | 580点 |
9位 | POISON GIRL BAND よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2年連続3回目 | 屈辱からの脱出 | 2番 | 577点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
上沼 |
石井 |
巨人 |
大竹 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サンドウィッチマン | 4 | 651 | 98 | 95 | 95 | 95 | 92 | 84 | 92 |
トータルテンボス | 2 | 646 | 96 | 93 | 95 | 95 | 90 | 84 | 93 |
キングコング | 1 | 650 | 96 | 93 | 97 | 95 | 88 | 90 | 91 |
ハリセンボン | - | 608 | 86 | 88 | 93 | 84 | 86 | 85 | 86 |
笑い飯 | - | 604 | 85 | 85 | 89 | 85 | 83 | 85 | 92 |
ザブングル | - | 597 | 86 | 90 | 92 | 84 | 79 | 84 | 82 |
ダイアン | - | 593 | 86 | 85 | 89 | 86 | 81 | 82 | 84 |
千鳥 | - | 580 | 86 | 80 | 85 | 80 | 87 | 81 | 81 |
POISON GIRL BAND | - | 577 | 75 | 90 | 81 | 82 | 84 | 80 | 85 |
- 備考
- サンドウィッチマンが史上初の敗者復活からの優勝を達成した。また最終決戦で敗者復活組に得票があったのも初めてであった。
- フラットファイヴ所属の優勝者は唯一(吉本興業所属でないコンビの優勝はこの回が最後)。また、東北地方出身(伊達、富澤共に宮城)のコンビが優勝したのも唯一である。
- 3組が最終決戦に進出するようになった第2回以降で初めて最終決戦進出の3組全てに得票があった。
- 笑い飯が決勝進出回数の単独最多記録を樹立した。
- ハリセンボンが女性のみのコンビとしては最高位の4位を記録した。
- 最終決戦進出かファーストラウンド敗退かを分ける3位と4位の点差が38点と歴代最大であった。一方、最終決戦進出の上位3組の点差は5点と歴代最小であった(1位と2位の得点差が1点とこちらも歴代最小)。
- 敗者復活戦会場がこの回から第10回まで大井競馬場になった。
- 上沼恵美子が女性として初めて審査員に起用された。
第8回(2008年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | NON STYLE よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | ストリート系漫才 | 7番/2番 | 644点/5票 |
2位 | オードリー ケイダッシュ |
初出場 | (敗者復活) | 9番/3番 | 649点/2票 |
3位 | ナイツ マセキ芸能社 |
初出場 | 浅草の星 | 4番/1番 | 640点/0票 |
4位 | 笑い飯 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
7年連続7回目 | 孤高のWボケ | 2番 | 637点 |
5位 | U字工事 アミー・パーク |
初出場 | I ♥ とちぎ | 5番 | 623点 |
6位 | ダイアン よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2年連続2回目 | お笑い月見草 | 1番 | 619点 |
7位 | モンスターエンジン よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | 変幻自在の高性能漫才 | 3番 | 614点 |
8位 | キングコング よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2年連続3回目 | 逆襲のスーパールーキー | 8番 | 612点 |
9位 | ザ・パンチ よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | ラストチャッチャチャーンス | 6番 | 591点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
上沼 |
渡辺 |
巨人 |
大竹 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NON STYLE | 5 | 644 | 94 | 93 | 95 | 90 | 91 | 90 | 91 |
オードリー | 2 | 649 | 89 | 95 | 92 | 92 | 91 | 92 | 98 |
ナイツ | 0 | 640 | 89 | 93 | 95 | 91 | 89 | 89 | 94 |
笑い飯 | - | 637 | 95 | 89 | 95 | 91 | 91 | 88 | 88 |
U字工事 | - | 623 | 91 | 85 | 93 | 90 | 84 | 88 | 92 |
ダイアン | - | 619 | 89 | 85 | 90 | 90 | 86 | 86 | 93 |
モンスターエンジン | - | 614 | 91 | 83 | 85 | 88 | 89 | 88 | 90 |
キングコング | - | 612 | 88 | 86 | 90 | 89 | 86 | 87 | 86 |
ザ・パンチ | - | 591 | 87 | 80 | 88 | 85 | 83 | 83 | 85 |
- 備考
- 第1回を除き唯一、最終決戦進出の3組が全て決勝初出場組となった(それに伴い前回に引き続き2年連続で最終決戦進出組はいずれも最終決戦初進出である)。
- 決勝初出場が6組と第2回以降では最多。
- 2年連続で敗者復活組がファーストラウンド1位になった。
- 初めて全ての審査員の最低点が80点以上になった(最低点は松本人志がザ・パンチに評点した80点)。
- 第2回以来、6年ぶりにファーストラウンドを1位で通過した組の総合得点が650点を超えなかった。
- NON STYLEは第5回大会のブラックマヨネーズ以来となる、決勝初選出初優勝(第7回のサンドウィッチマンは敗者復活)。
- 初めて最終決戦で2番目にネタをやったコンビが優勝した。
- 第2回以来、6年ぶりにファーストラウンドを1位以外の順位で通過したコンビが優勝した(ファーストラウンド2位通過で優勝)。
- 初めて東京吉本所属のコンビが優勝した[53](優勝後、東京吉本所属となったコンビはいる[54])。
- 初めてどちらもNSC卒業生ではない吉本所属のコンビが優勝した(第6回優勝のチュートリアル福田もNSCに入学していないが、両方ともNSC出身でないのは初)。
- オードリーはファーストラウンド1位通過を経験したが優勝を経験していないコンビになった[55]。
- 第4回以来、4年ぶりに女性の決勝進出者がいなかった。
- 最終決戦進出の3組が全て異なる事務所に所属しているのはこの回のみ。また、2018年現在よしもとクリエイティブ・エージェンシー以外の事務所に所属するコンビが最終決戦に進出したのはこの年が最後となっている。
- ザ・パンチはラストイヤーで決勝進出を果たしたコンビとしては初めて最下位となってしまった。なお、ラストイヤーに決勝進出を果たして最下位となったのは2018年現在もザ・パンチのみとなっている。
- この回から女性司会者は上戸彩で固定され、2017年大会終了時点まで出演を継続している。
- 最終決戦進出の3組が、後に別番組で巴でコンビを組んでコラボネタを披露している。
- NON STYLEとオードリー:2009年の史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチで石田と若林が漫才を披露して優勝した。
- NON STYLEとナイツ:2014年の史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチで石田と塙が漫才を披露して優勝した。
- オードリーとナイツ:爆笑レッドカーペットのコラボカーペットで4人で漫才を披露した。
第9回(2009年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | パンクブーブー よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 9年目の正直 | 8番/2番 | 651点/7票 |
2位 | 笑い飯 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
8年連続8回目 | 孤高のWボケ | 5番/3番 | 668点/0票 |
3位 | NON STYLE よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2年連続2回目 | (敗者復活) | 9番/1番 | 641点/0票 |
4位 | ナイツ マセキ芸能社 |
2年連続2回目 | 浅草の星 | 1番 | 634点 |
5位 | ハライチ ワタナベエンターテインメント |
初出場 | 原市生まれM-1育ち | 6番 | 628点 |
6位 | 東京ダイナマイト よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京[56] |
5年ぶり2回目 | 逆襲の異端児 | 3番 | 614点 |
7位 | モンスターエンジン よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2年連続2回目 | ネタの精密機械 | 7番 | 610点 |
8位 | 南海キャンディーズ よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
4年ぶり3回目 | 漫才という名の赤い糸 | 2番 | 607点 |
9位 | ハリセンボン よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2年ぶり2回目 | 恋する漫才師 | 4番 | 595点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
上沼 |
東国原 |
巨人 |
渡辺 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パンクブーブー | 7 | 651 | 94 | 93 | 98 | 88 | 90 | 91 | 97 |
笑い飯 | 0 | 668 | 100 | 95 | 98 | 92 | 93 | 92 | 98 |
NON STYLE | 0 | 641 | 90 | 92 | 98 | 89 | 87 | 90 | 95 |
ナイツ | - | 634 | 91 | 85 | 93 | 88 | 90 | 91 | 96 |
ハライチ | - | 628 | 90 | 88 | 91 | 86 | 89 | 89 | 95 |
東京ダイナマイト | - | 614 | 85 | 88 | 90 | 85 | 86 | 90 | 90 |
モンスターエンジン | - | 610 | 89 | 83 | 90 | 85 | 87 | 89 | 87 |
南海キャンディーズ | - | 607 | 85 | 83 | 90 | 89 | 84 | 88 | 88 |
ハリセンボン | - | 595 | 82 | 80 | 87 | 87 | 85 | 85 | 89 |
- 備考
- パンクブーブーが、最終決戦で第6回のチュートリアル以来2組目となる「審査員全員からの得票」を達成した。
- 第7回から3年連続で決勝初出場組が優勝した。
- 初めて福岡吉本出身および九州出身(佐藤は大分、黒瀬は福岡)のコンビが優勝した。ただし、優勝当時は東京吉本に所属していた。
- 笑い飯がM-1史上初かつ唯一の審査員個人の最高点である100点(紳助)を獲得した[57]。
- 笑い飯が、決勝で第4回アンタッチャブル、第6回チュートリアル以来3組目となる「審査員全員からの1位評価」を達成した。ただし、上沼がパンクブーブーとNON STYLEにも同点1位評価をしている為、審査員全員からの単独1位評価ではない。
- 初めてファーストラウンド1位のコンビが最終決戦で票を獲得できなかった。
- 前年王者のNON STYLEが敗者復活戦で大井競馬場にいたため、第2回以降番組冒頭で毎回行われていた前年度優勝者によるトロフィー返還が行われなかった。またNON STYLEが挑戦者であることを考慮し、番組中のオートバックスのCMにはNON STYLEを起用したものは放送されなかった。
- 提供読みは従来の朝日放送のアナウンサーではなく、ナレーションの畑中フーが担当。提供クレジットのうちAflacとP&Gはカラー表示した。
- 第5回から5年連続で最終決戦初進出組が優勝した(うち決勝初出場優勝は4組)。
- 第8回以降、大阪からの決勝進出者が東京からの決勝進出者をさらに下回った(東京7、大阪2)。
- 決勝初出場が2組と過去最少。また初出場の2組は翌年も決勝進出し、結果的にこの年の決勝進出全組が複数回決勝進出組となった。
- 最終決戦進出の3組は、2008年, 2009年, 2010年のチャンピオンである。
- 決勝進出した9組が全組2000年以降結成になったのはこの回が初。また、パンクブーブーは21世紀になってから結成したコンビの中で初の優勝組となった。
- 吉本以外のコンビ(ナイツ)がトップバッターだったのは、全大会を通じてこの回が初。また、女性コンビ(ハリセンボン)が最下位になったのもこの回のみ。
- この大会で優勝したパンクブーブーはこの2年後『THE MANZAI』初代優勝に輝いた。『M-1』と『THE MANZAI』の2冠を達成したのは、後にも先にもパンクブーブーのみである。
第10回(2010年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | 笑い飯 よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京[58] |
9年連続9回目 | 孤高のWボケ | 6番/2番 | 668点/4票 |
2位 | スリムクラブ よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 無印(ノーマーク)島人(しまんちゅ) | 3番/1番 | 644点/3票 |
3位 | パンクブーブー よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2年連続2回目 | (敗者復活) | 9番/3番 | 668点/0票 |
4位 | ピース よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 (ノーシード) |
笑いのアーティスト | 8番 | 629点 |
5位 | 銀シャリ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | 昭和をまとった新世代 | 4番 | 627点 |
6位 | ナイツ マセキ芸能社 |
3年連続3回目 | 浅草の星 | 5番 | 626点 |
7位 | ハライチ ワタナベエンターテインメント |
2年連続2回目 | 進化するムチャぶり漫才 | 7番 | 620点 |
8位 | ジャルジャル よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | スーパールーキー | 2番 | 606点 |
9位 | カナリア よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 羽ばたけ!ラストイヤー[59] | 1番 | 592点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
紳助 |
松本 |
南原 |
大竹 |
渡辺 |
宮迫 |
カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
笑い飯 | 4 | 668 | 96 | 96 | 98 | 97 | 90 | 95 | 96 |
スリムクラブ | 3 | 644 | 91 | 96 | 93 | 91 | 88 | 91 | 94 |
パンクブーブー | 0 | 668 | 97 | 97 | 94 | 91 | 95 | 98 | 96 |
ピース | - | 629 | 88 | 89 | 87 | 89 | 89 | 92 | 95 |
銀シャリ | - | 627 | 87 | 90 | 89 | 89 | 87 | 93 | 92 |
ナイツ | - | 626 | 92 | 88 | 90 | 90 | 88 | 91 | 87 |
ハライチ | - | 620 | 87 | 86 | 89 | 90 | 90 | 90 | 88 |
ジャルジャル | - | 606 | 86 | 87 | 88 | 89 | 87 | 90 | 79 |
カナリア | - | 592 | 81 | 85 | 86 | 87 | 85 | 88 | 80 |
- 備考
- 第3回の千鳥以来、7年ぶりに決勝初出場組(カナリア)がファーストラウンドで1番目にネタをした。
- 第7回のキングコングとハリセンボン以来、3年ぶりにノーシードのコンビ(ピース)が決勝に進出した(ただしピースは過去にシード経験がある)。
- 第6回のチュートリアル以来、4年ぶりに決勝経験者が優勝した。また、笑い飯は初出場から優勝まで最も時間がかかった(9年)。
- 第8回から3年連続でファーストラウンド2位および最終決戦ネタ順2番目および2000年以降結成のコンビが優勝した。
- 第7回から4年連続で敗者復活組が最終決戦に進出した。また、第8回以来、2年ぶりに敗者復活組がファーストラウンド1位になった。
- ファーストラウンドで笑い飯とパンクブーブーが668点で同点となったが、より高い点数をつけた審査員が多かったパンクブーブーを1位通過、笑い飯を2位通過とした(パンクブーブー4票(紳助、松本、渡辺、宮迫)、笑い飯2票(南原、大竹)、同点1票(カウス)でパンクブーブーを1位認定。詳しくは上記を参照)。
- 前年のNON STYLEと同様、前年王者パンクブーブーが敗者復活戦で大井競馬場にいたため、前年度優勝者によるトロフィー返還が行われなかった。またパンクブーブーが挑戦者であることを考慮し、番組中のオートバックスのCMにはパンクブーブーを起用したものは放送されなかった。そのことについてパンクブーブー黒瀬が敗者復活者発表前のインタビューで触れ、抗議した。
- スリムクラブはファーストラウンドで3番目にネタをして初めて最終決戦に進出したコンビとなった。
- 初めてファーストラウンド1位のコンビが最終決戦で3位になった。
- 第7回以来、3年ぶりに70点台の得点が出た(中田カウスがジャルジャルに評点した79点[60])。
- 第3回以来、7年ぶりに松本人志が96点以上の評点をした(スリムクラブ、笑い飯に96点、パンクブーブーに97点[61])。
- 出場者のネタ披露中、画面左下に審査員の表情がワイプ画像で映し出されていた。
- 敗者復活組であるパンクブーブーのファーストラウンドでの668点は、歴代の敗者復活組の中で過去最高得点(歴代でも2位タイ)である。
- 出場9組の平均点は過去最高の631.1点[62]であった。
- ナレーションにおいて、この回まで英語アナウンスを担当していたアラン・Jはこの回を最後に降板した。
第11回(2015年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | トレンディエンジェル よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 (ノーシード) |
(敗者復活) | 9番/2番 | 825点/6票 |
2位 | 銀シャリ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2大会連続2回目 | 昭和をまとった新世代 再び! | 6番/1番 | 818点/2票 |
3位 | ジャルジャル よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2大会連続2回目 | フリースタイルが止まらない! | 5番/3番 | 834点/1票 |
4位 | タイムマシーン3号 太田プロダクション[63] |
6大会ぶり2回目 | 器用なおデブさんは好きですか? | 8番 | 816点 |
5位 | スーパーマラドーナ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 (ノーシード) |
震える子羊ボケまくる! | 3番 | 813点 |
6位 | 和牛 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 (ノーシード) |
心にさされ!非情な愛のボケ | 4番 | 806点 |
7位 | メイプル超合金 サンミュージックプロダクション |
初出場 (ノーシード) |
誰も知らない超ダークホース | 1番 | 796点 |
8位 | 馬鹿よ貴方は オフィス北野 |
初出場 (ノーシード) |
静かなる毒舌漫才 | 2番 | 791点 |
9位 | ハライチ ワタナベエンターテインメント |
3大会連続3回目 | 澤部、今日も騒ぐってよ | 7番 | 788点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
礼二 |
増田 |
岩尾 |
吉田 |
徳井 |
富澤 |
石田 |
佐藤 |
哲夫 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トレンディエンジェル | 6 | 825 | 94 | 93 | 89 | 93 | 88 | 93 | 92 | 92 | 91 |
銀シャリ | 2 | 818 | 91 | 91 | 92 | 89 | 95 | 92 | 87 | 89 | 92 |
ジャルジャル | 1 | 834 | 89 | 89 | 96 | 90 | 96 | 94 | 94 | 93 | 93 |
タイムマシーン3号 | - | 816 | 93 | 90 | 90 | 89 | 88 | 93 | 94 | 91 | 88 |
スーパーマラドーナ | - | 813 | 92 | 87 | 93 | 90 | 89 | 91 | 88 | 93 | 90 |
和牛 | - | 806 | 90 | 92 | 92 | 86 | 90 | 90 | 88 | 90 | 88 |
メイプル超合金 | - | 796 | 87 | 85 | 89 | 85 | 91 | 92 | 89 | 89 | 89 |
馬鹿よ貴方は | - | 791 | 88 | 85 | 90 | 83 | 89 | 93 | 83 | 90 | 90 |
ハライチ | - | 788 | 92 | 89 | 85 | 83 | 89 | 89 | 86 | 88 | 87 |
- 備考
- 5年ぶりに復活。その記念として過去10回の優勝コンビのうちアンタッチャブルを除く各組から1人ずつ歴代王者が審査員として出演。審査員が初の9人となった。出場者によっては審査員が年下になることもあった[64]。
- トレンディエンジェルが第7回のサンドウィッチマン以来史上2組目・8年ぶり(4大会ぶり)の敗者復活からの優勝を達成した。またトレンディエンジェルは初のノーシードからの優勝コンビとなった(ただし過去にシード歴がある)。また第4回のアンタッチャブル山崎以来11年ぶり(7大会ぶり)となる関東出身の優勝者となった(たかしは東京、斎藤は神奈川)。また東京NSC出身者としては初めての優勝。
- 第9回のパンクブーブー以来、2大会ぶり(6年ぶり)に決勝初出場組が優勝した。
- 第8回から4大会連続でファーストラウンド2位および最終決戦ネタ順2番目および2000年以降結成のコンビが優勝した。
- 第7回から5大会連続で敗者復活組が最終決戦に進出した、また敗者復活組がファーストラウンド2位で通過したのは初めて。
- 3組が最終決戦に進出するようになった第2回以降で第7回から4大会ぶり(8年ぶり)に最終決戦進出の3組全てに得票があった。
- ジャルジャルはファーストラウンド1位通過を経験したが優勝を経験していない2組目のコンビになった(1組目は第8回大会のオードリー)。また、ファーストラウンド単独1位で通過し最終3位に沈んだ初めてのコンビにもなった[65]。
- 徳井がトレンディエンジェルとタイムマシーン3号につけた「88点」は今回の徳井の最低評点である。これは最下位のハライチの評点(89点)をも下回っている。これはM-1では史上初の事態である(なお、R-1ぐらんぷりでは2010年に前例がある[66])。
- タイムマシーン3号が「滅びの呪文はタニタ」のオチで締めくくった際、それに対してタニタが同社のTwitterで反応した[67]。
- シード制度が導入された第2回以降でノーシードからの決勝進出が5組と過去最多となった。また初出場組はいずれもノーシードであった(ただしトレンディエンジェル、スーパーマラドーナ、和牛の3組は過去にシード歴がある)。
- この回からナレーションにおいて、イディス・カユミが英語アナウンス、バッキー木場が日本語アナウンスに起用された。
第12回(2016年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | 銀シャリ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
3大会連続3回目 | 王道漫才 | 4番/3番 | 470点/3票 |
2位 | 和牛 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2大会連続2回目 | (敗者復活) | 9番/2番 | 469点/1票 |
3位 | スーパーマラドーナ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
2大会連続2回目 | 虚弱 × 最強 | 7番/1番 | 459点/1票 |
4位 | さらば青春の光 ザ・森東 |
初出場 | 予測不能 | 8番 | 448点 |
5位 | アキナ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 (ノーシード) |
変幻自在 | 1番 | 446点 |
6位 | ハライチ ワタナベエンターテインメント |
4大会連続4回目 | シン・ハライチ | 6番 | 446点 |
7位 | カミナリ グレープカンパニー |
初出場 (ノーシード) |
ダークホース | 2番 | 441点 |
8位 | スリムクラブ よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2大会ぶり2回目 (ノーシード) |
一撃必殺 | 5番 | 441点 |
9位 | 相席スタート よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 婚活系漫才 | 3番 | 436点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
上沼 |
松本 |
大吉 |
礼二 |
巨人 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
銀シャリ | 3 | 470 | 95 | 95 | 93 | 91 | 96 |
和牛 | 1 | 469 | 95 | 93 | 91 | 95 | 95 |
スーパーマラドーナ | 1 | 459 | 93 | 89 | 92 | 95 | 90 |
さらば青春の光 | - | 448 | 91 | 90 | 90 | 90 | 87 |
アキナ | - | 446 | 89 | 87 | 89 | 89 | 92 |
ハライチ | - | 446 | 93 | 85 | 89 | 88 | 91 |
カミナリ | - | 441 | 81 | 89 | 90 | 90 | 91 |
スリムクラブ | - | 441 | 89 | 90 | 88 | 89 | 85 |
相席スタート | - | 436 | 90 | 84 | 87 | 88 | 87 |
- 備考
- 第7回から6大会連続で敗者復活組が最終決戦に進出した、また2大会連続で敗者復活組がファーストラウンド2位で通過した。
- 2大会連続で最終決戦進出の3組全てに得票があった。
- 第6回大会以来6大会ぶり(10年ぶり)に最終決戦に決勝初出場組が進出しなかった(初出場勢の最高位はさらば青春の光の4位)。ファーストラウンドの順位と最終順位で変動が無かったのも第6回以来6大会ぶり(10年ぶり)である。
- 第10回大会から2大会ぶり(6年ぶり)に同点を獲得した組が出た(カミナリとスリムクラブ、アキナとハライチ)。なお、番組内では言及されなかったが、過去の同様な例に対する対処法が適用されるとすると、アキナとカミナリの方がそれぞれ3人の審査員からより高い点数を獲得しているため上の順位となる。よって、5位:アキナ、6位:ハライチ、7位:カミナリ、8位:スリムクラブとなる。番組の公式サイトの順位表でもそのような表記や説明もある。
- なお、順位の優劣をつけずに番組が進行したため、同点となった組の敗退が決まった際には2組合わせて敗退コメントを行った。
- 第10回から3大会連続でファーストラウンドネタ順8番のコンビが4位で終了した。また3大会連続で初出場コンビがネタ順1番手となった。
- 第7回以来5大会ぶり(9年ぶり)にファーストラウンド1位通過のコンビが優勝した。
- 第4回以来8大会ぶり(12年ぶり)に全組が暫定ボックスに座った。(アキナ1位→カミナリ2位→相席スタート3位→銀シャリ1位→スリムクラブ3位→ハライチ2位→スーパーマラドーナ2位→さらば青春の光3位→和牛2位)
- 2年連続で同一のエントリーナンバーが決勝進出した。(カミナリのエントリーナンバー73は、昨年の和牛のエントリーナンバー)
- 前回休演していたナレーターの畑中フーがこの回からナレーターに復帰した。
第13回(2017年)
順位 | グループ名 所属事務所 |
決勝出場回数 | 番組キャッチフレーズ | 出番順 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | とろサーモン よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | ついにキターーー!! | 3番/1番 | 645点/4票 |
2位 | 和牛 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
3大会連続3回目 | 3度目の正直 | 9番/3番 | 653点/3票 |
3位 | ミキ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | 兄弟漫才 | 8番/2番 | 650点/0票 |
4位 | かまいたち よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 | 史上初の2冠へ[68] | 5番 | 640点 |
4位 | スーパーマラドーナ よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
3大会連続3回目 | (敗者復活) | 4番 | 640点 |
6位 | ジャルジャル よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
2大会ぶり3回目 | 帰ってきたフリースタイル | 10番 | 636点 |
7位 | さや香 よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 |
初出場 (ノーシード) |
無印(ノーマーク) | 7番 | 628点 |
8位 | ゆにばーす よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 野生女×インドア男 | 1番 | 626点 |
9位 | カミナリ グレープカンパニー |
2大会連続2回目 | 進化のどつき漫才 | 2番 | 618点 |
10位 | マヂカルラブリー よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 |
初出場 | 摩訶不思議 | 6番 | 607点 |
グループ名 | 最終 得票 |
一回戦 得点計 |
上沼 |
松本 |
大吉 |
小朝 |
礼二 |
渡辺 |
巨人 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
とろサーモン | 4 | 645 | 93 | 92 | 93 | 93 | 93 | 93 | 88 |
和牛 | 3 | 653 | 95 | 93 | 94 | 94 | 93 | 92 | 92 |
ミキ | 0 | 650 | 95 | 94 | 91 | 92 | 91 | 94 | 93 |
かまいたち | - | 640 | 89 | 91 | 92 | 90 | 94 | 89 | 95 |
スーパーマラドーナ | - | 640 | 89 | 90 | 93 | 91 | 92 | 91 | 94 |
ジャルジャル | - | 636 | 90 | 95 | 91 | 90 | 89 | 88 | 93 |
さや香 | - | 628 | 90 | 90 | 90 | 90 | 90 | 91 | 87 |
ゆにばーす | - | 626 | 90 | 87 | 92 | 91 | 90 | 87 | 89 |
カミナリ | - | 618 | 90 | 85 | 91 | 90 | 89 | 86 | 87 |
マヂカルラブリー | - | 607 | 83 | 84 | 88 | 89 | 88 | 89 | 86 |
- 備考
- 正規の決勝進出者が9組となり、敗者復活組を含めて第1回以来12大会ぶり(16年ぶり)に10組で争うことになった。
- よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属コンビが合計9組(敗者復活組を含む)と過去最多となった(吉本所属以外のコンビが1組のみの事例は第5回・第6回に続く3回目)。
- ゆにばーす・はら及びさや香・新山士彦は、大会史上初となる平成生まれの決勝進出者となった。更に新山は1990年代生まれでは初の決勝進出者となった。
- 3年連続で男女コンビが初出場で決勝に進出した(2015年:メイプル超合金、2016年:相席スタート、2017年:ゆにばーす)。
- かまいたちは史上初めてキングオブコント優勝後に決勝進出したコンビとなった[69]。
- 大会史上初めてファーストラウンドを3位で通過したコンビ(とろサーモン)が優勝した。また、大会史上初めて2年連続で同じコンビ(和牛)が準優勝(2位)となった。
- 第4回以来9大会ぶり(13年ぶり)に最終決戦で1番目にネタを披露したコンビが優勝した。
- 敗者復活戦勝者であるスーパーマラドーナは4位に終わり、かつ前回まで(第12回まで)における敗者復活戦勝者がファーストラウンドで敗退した最後の回が第6回(2006年)であるため、第7回(2007年)から6大会に渡って続いていた敗者復活戦勝者の最終決戦進出記録がこの年で途切れる事となった。ただし、今大会でのスーパーマラドーナが記録した点数及び順位(640点・4位)は、歴代の最終決戦に進出出来なかった敗者復活戦勝者の中では最高記録である。
- 2大会連続で同点を獲得した組が出た(かまいたちとスーパーマラドーナ)。なお、番組内では言及されなかったが、過去の同様な例に対する対処法が適用されるとすると、両組それぞれ3人の審査員からより高い点数を獲得しており(かまいたち:巨人・礼二・松本、スーパーマラドーナ:渡辺・小朝・大吉、同点:上沼)、この点でも順位が同じとなるが(審査員の評価人数が等しくなるのも史上初)、このまま最終決戦に進出した場合の扱いについては発表がなく、公式サイトでも前回と異なり両組を4位タイとして扱っている。また、公式サイトの順位表では最高評点が高かったかまいたちの方が上に記載された(かまいたち95点、スーパーマラドーナ94点、いずれもオール巨人の評点)。
- なお、順位の優劣をつけずに番組が進行したため、同点となった組の敗退が決まった際には前年同様2組合わせて敗退コメントを行った。
- 審査員が7人体制で行われた大会で初めてファーストラウンドの得点が600点以下のコンビが出なかった。
- 4094組が大会に出場し、第10回以来3大会ぶり(7年ぶり)に4000組以上の出場となった。
- 第10回から4大会連続で初出場、更に3年連続でノーシードからの初出場コンビがトップバッターとなった。またトップバッターとは異なる初出場コンビが前回から2大会連続でファーストラウンド最下位で終了した。
- スーパーマラドーナ田中は第6回の変ホ長調小田以来となる40代での決勝進出者となった(プロとしては最年長での決勝進出)。
- 番組放送時間拡大・笑神籤導入によるスタンバイ時間確保に伴い第10回以来4大会ぶりに決勝出場者のネタ前紹介VTRが復活した。
- ファーストラウンド1位から最下位の点数差が46点で700点満点で行われた大会の中では過去最小の点数差となった。
決勝でのネタ披露順番の決定方法
ファーストラウンドのネタ披露順番は進出者8組(第1回のみ10組)の代表者がエントリーナンバーの順に抽選[70]を行い決定する(第4回のみゲストの吉田沙保里を迎えての代理人抽選で決定した)。番組中に決定する敗者復活戦勝者は自動的に最後の9番目に登場することになっていた。
ちなみに第1・4回は決勝のテレビ放送の番組冒頭で、第3回は朝日放送・テレビ朝日などの一部の系列局で直前特番の放送で、第5-9回は決勝進出者決定の翌日に行われる記者会見の場で、第10回は準決勝後即発表・抽選会を行い、第11回は準決勝当日の決勝進出者発表会見の場で抽選を行った。
第12回ではネタ披露順の決定方法が初めて大きな変更が行われ、始めに希望順に予備抽選を行い引いた番号の若い組から希望するネタ順を自ら選択する方式となった[71]。この時は準決勝翌日の決勝進出者発表会見の場で決定した。
第13回でも大きな変更が行われ、決勝当日にMCが1組ずつ笑神籤(えみくじ)を引いてゆき、出てきたコンビがネタを披露する形式となった。そのため、敗者復活組の出番がファーストラウンドの最後ではなくなり[72]、敗者復活戦勝者は番組冒頭で発表されることになった。
最終決戦のネタ順は第1-2回・第4回はファーストラウンドの得点順に抽選になっていたが、第5回からファーストラウンドの得点順に自由に選ぶことになった。第3回のみファーストラウンドのネタ順で抽選となっている。なお、第5回以降はファーストラウンドを1位通過したコンビは必ず3番を選んでおり、2位通過したコンビは第5回の麒麟が1番を選んだ以外は必ず2番を選んでいる。
また、朝日放送が製作したM-1関連特集番組(ナンバ壱番館、速報!M-1への道など)ではネタ披露順について以下のように分析している。本項では最終決戦進出コンビとファーストラウンド最下位のコンビを記載する。また、優勝コンビは太字で記載する。
出番順 | 最終決戦進出組(回、順位) | 最下位に終わった組(回) | 平均点 | 平均順位 |
---|---|---|---|---|
1 | 中川家(第1回、1位通過・最終優勝) 笑い飯(第5回、3位通過・最終2位) |
千鳥(第3・4回) POISON GIRL BAND(第6回) カナリア(第10回) |
84.73点 | 6.2位 |
2 | ますだおかだ(第2回、2位通過・最終優勝) フットボールアワー(第6回、2位通過・最終2位) |
POISON GIRL BAND(第7回) | 84.75点 | 6.4位 |
3 | スリムクラブ(第10回、3位通過・最終2位)[73] とろサーモン(第13回、3位通過・最終優勝) |
(チュートリアル)(第1回)[74] 南海キャンディーズ(第5回) 相席スタート(第12回) |
83.52点 | 6.7位 |
4 | 笑い飯(第3回、2位通過・最終2位) 麒麟(第6回、3位通過・最終3位) ナイツ(第8回、3位通過・最終3位) 銀シャリ(第12回、1位通過・最終優勝) |
ハリセンボン(第9回) | 86.49点 | 4.8位 |
5 | フットボールアワー(第2回、1位通過・最終2位) 南海キャンディーズ(第4回、2位通過・最終2位) ブラックマヨネーズ(第5回、1位通過・最終優勝) トータルテンボス(第7回、3位通過・最終2位) 笑い飯(第9回、1位通過・最終2位) ジャルジャル(第11回、1位通過・最終3位) |
おぎやはぎ(第1回)[75] | 88.21点 | 3.8位 |
6 | 笑い飯(第2回、3位通過・最終3位) チュートリアル(第6回、1位通過・最終優勝) キングコング(第7回、2位通過・最終3位) 笑い飯(第10回、2位通過・最終優勝) 銀シャリ(第11回、3位通過・最終2位) |
ザ・パンチ(第8回)
マヂカルラブリー(第13回) |
86.52点 | 5.0位 |
7 | フットボールアワー(第3回、1位通過・最終優勝) NON STYLE(第8回、2位通過・最終優勝) スーパーマラドーナ(第12回、3位通過・最終3位) |
ハライチ(第11回) | 85.71点 | 5.3位 |
8 | (ますだおかだ)(第1回・2位)[76] アンタッチャブル(第4回、1位通過・最終優勝) 麒麟(第5回、2位通過・最終3位) パンクブーブー(第9回、2位通過・最終優勝) ミキ(第13回、2位通過・最終3位) |
アメリカザリガニ(第2回) | 87.45点 | 4.2位 |
9 (第2-12回は敗者復活枠) |
アンタッチャブル(第3回、3位通過・最終3位) 麒麟(第4回、3位通過・最終3位) サンドウィッチマン(第7回、1位通過・最終優勝) オードリー(第8回、1位通過・最終2位) NON STYLE(第9回、3位通過・最終3位) パンクブーブー(第10回、1位通過・最終3位) トレンディエンジェル(第11回、2位通過・最終優勝) 和牛(第12回、2位通過・最終2位)(第13回、1位通過・最終2位) |
(該当者なし) | 87.79点 | 3.4位 |
10 (第1、13回のみ) |
ハリガネロック(第1回、2位通過[77]・最終2位) | (該当者なし) | 85.93点 | 5.0位 |
- 1番は以降の出演コンビの基準点を作る[78]上に会場の空気が暖まっていないため当たり外れが大きく、通常芸人が最も嫌がる順番とされている。特に個性派や初出場のコンビには不利であり[79]、最下位で終わるコンビも多く最終決戦へは過去2組しか進出しなかった。
- 会場の空気が暖まってきた中頃の3-5番が最も有利[80]。最終決戦進出率が高い順番であり、ほとんどの出場コンビがこの順番を希望する傾向にある[81]が、最下位で終わるコンビが出ることもあった。
- 8・9(第2回 - 第12回では敗者復活組)・10番(第1回・第13回)は観客が中弛みして食傷気味になるため正統派のコンビには不利だが個性派のコンビに有利。ただし、手前に個性派のコンビが続くと逆転することもある。
- ネタ順について、王者であるチュートリアルとサンドウィッチマンはともに「トップバッターを引くぐらいなら敗者復活から行った方がよっぽどいい」と述べている[82]。サンドウィッチマンは実際に敗者復活枠から優勝している。
- 2・3・10番からはファーストラウンド1位通過のコンビは出ておらず、10番からは優勝コンビは出ていない。
- 9・10番からは最下位のコンビは出ていない。
- 表中の平均点は審査員1人辺りの平均点であり、平均順位はファーストラウンド通過順位の平均である。また、いずれについても第1回に関しては特別審査員のみの得点に限定した上で算出している。
決勝戦司会・進行・審査員
司会・進行
テレビ
回 | 司会 | その他 |
---|---|---|
1 | 島田紳助、赤坂泰彦、菊川怜 | |
2 | 西川きよし、山寺宏一、中山エミリ | 芸人へのインタビュー:木村祐一 |
3 | 今田耕司、西川きよし、小池栄子 | |
4 | 今田耕司、井上和香 | 芸人へのインタビュー:木村祐一 抽選会スペシャルゲスト:吉田沙保里 |
5 | 今田耕司、小池栄子 | 芸人へのインタビュー:木村祐一 |
6 | 今田耕司、眞鍋かをり | |
7 | 今田耕司、小池栄子 | |
8 | 今田耕司、上戸彩 | |
9 | ||
10 | ||
11 | 敗者復活戦MC・控室リポート:ヒロド歩美(朝日放送アナウンサー) 敗者復活戦MC:陣内智則 | |
12 | ||
13 |
ラジオ
回 | 出演者 |
---|---|
11 | メッセンジャーあいはら、桂三度、畑中ふう、喜多ゆかり(朝日放送アナウンサー) |
12 | メッセンジャーあいはら、シャンプーハットこいで、ユウキロック、八塚彩美(朝日放送アナウンサー) |
13 | メッセンジャーあいはら、ダイアン西澤、ユウキロック、塚本麻里衣(朝日放送アナウンサー) |
- 進行は朝日放送のスタジオから行う[83]。
審査員
審査員席の順番は舞台下手から観客席側への順[84]。太字は最終決戦で優勝組に投票した審査員。
回 | 審査員 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 島田紳助 | 松本人志 | 鴻上尚史 | ラサール石井 | 春風亭小朝 | 青島幸男 | 西川きよし | ||
2 | 島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | ラサール石井 | 島田洋七 | 中田カウス | 立川談志 | ||
3 | 島田紳助 | 松本人志 | 南原清隆 | 島田洋七 | ラサール石井 | 大竹まこと | 中田カウス | ||
4 | 西川きよし | 南原清隆 | 大竹まこと | 島田洋七 | 春風亭小朝 | ラサール石井 | 中田カウス | ||
5 | 島田紳助 | 松本人志 | 渡辺正行 | 大竹まこと | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス | ||
6 | 島田紳助 | 松本人志 | 南原清隆 | 渡辺正行 | 島田洋七 | 大竹まこと | 中田カウス | ||
7 | 島田紳助 | 松本人志 | 上沼恵美子 | ラサール石井 | オール巨人 | 大竹まこと | 中田カウス | ||
8 | 島田紳助 | 松本人志 | 上沼恵美子 | 渡辺正行 | オール巨人 | 大竹まこと | 中田カウス | ||
9 | 島田紳助 | 松本人志 | 上沼恵美子 | 東国原英夫 | オール巨人 | 渡辺正行 | 中田カウス | ||
10 | 島田紳助 | 松本人志 | 南原清隆 | 大竹一樹 | 渡辺正行 | 宮迫博之 | 中田カウス | ||
11 | 礼二 | 増田英彦 | 岩尾望 | 吉田敬 | 徳井義実 | 富澤たけし | 石田明 | 佐藤哲夫 | 哲夫 |
12 | 上沼恵美子 | 松本人志 | 博多大吉 | 礼二 | オール巨人 | ||||
13 | 上沼恵美子 | 松本人志 | 博多大吉 | 春風亭小朝 | 礼二 | 渡辺正行 | オール巨人 |
- 島田紳助は第10回まで審査委員長及び大会実行委員長を兼務。第11回以降は紳助の引退により、どちらも空席となっている。過去の大会の審査シーンをVTRで放送する場合にも、紳助の顔や声が出ないようにVTRを編集している(ただし、紳助の名前が書かれたものだけは普通に映ることがある)。
- 第10回までの審査員人選の基準は、出場者が「この人になら芸を評価されても異存はない人物」とされている。漫才はもちろん、コントや落語をメインに活躍した人物も選出されている。2015年以降は「基本的に漫才で活躍した人物」が、審査員に選ばれており、第11回大会では、アンタッチャブルを除く歴代M-1王者が務めた[85]。2016年は中川家礼二の他、松本人志、オール巨人、上沼恵美子、博多大吉といった、漫才で活躍した人物が選ばれている。なお、礼二や松本、チュートリアルの徳井、サンドウィッチマンの富澤など、コントでも活躍した人物も選ばれているが、基本的にコントでの実績は配慮されないとされる。
- 第1回大会の西川きよしは、歴代唯一の現役国会議員であった。西川は第4回にも審査員を務めたが、この時は既に国会議員を引退していた。
- 青島幸男・立川談志は国会議員経験者であり、談志は政務次官も経験している。東国原英夫は、審査員を務めた後に国会議員を経験した。
- 第9回大会では、東国原が大会史上初の現職の都道府県知事として審査員を務めることになった(経験者を含めた場合第1回の青島以来2人目)。
- 大竹まこと・ラサール石井・渡辺正行は兄弟番組の「R-1ぐらんぷり」でも審査員経験がある。加えて石井と大竹は朝日放送主催の「ABCお笑い新人グランプリ」、渡辺は「ABCお笑いグランプリ」での審査員経験もある。
- 松本人志・大竹一樹は「キングオブコント」でも審査員経験がある。松本は2016、17年に、「キングオブコント」と、「M-1グランプリ」両方の大会で審査員を担当した唯一の人物である。
- オール巨人は高校生版M-1「M-1甲子園」及び「ハイスクールマンザイ」でも審査員を務めている。
- 第10回大会では紳助自らが上田晋也・名倉潤・明石家さんまに審査員として参加するよう依頼したが、上田には「勘弁して下さい」、名倉には「紳助さんの頼みならなんでも聞きますけど、それだけは勘弁して下さい。10年早いですわ」、さんまには「俺がつけたら全員0点や」と言われ断られた。
- 歴代最年少審査員…石田明(35歳9ヶ月、第11回大会)
- 歴代最年長審査員…青島幸男(69歳5ヶ月、第1回大会)
- 西川きよし、渡辺正行、大竹一樹、オール巨人、大竹まこと、春風亭小朝、ラサール石井はM-1の後継企画「THE MANZAI」でも審査員を務めた。
- 春風亭小朝、渡辺正行、博多大吉は出演したすべての回で自身が最終決戦に投票したコンビが優勝している。
ゲスト
回 | ゲスト | 備考 |
---|---|---|
5 | 田丸麻紀、丸山和也、安田美沙子、三倉茉奈・佳奈、アンタッチャブル(前回王者) | |
6 | 北島康介、大林素子、生稲晃子、三倉茉奈・佳奈、大沢あかね、岩佐真悠子、ブラックマヨネーズ(前回王者) | |
7 | 中澤佑二、三倉茉奈・佳奈、ギャル曽根、安倍麻美、ピエール瀧、チュートリアル(前回王者) | |
8 | 中澤佑二、矢口真里、岡田唯、青島あきな、大林素子、ミッキー・カーチス、サンドウィッチマン(前回王者) | |
9 | 中澤佑二、浦沢直樹、三倉茉奈・佳奈、ピエール瀧、桜庭和志、石川梨華、吉澤ひとみ、優木まおみ、松嶋初音、misono、神戸蘭子、ANI、東ちづる | |
11 | スピードワゴン、佐々木主浩(敗者復活戦ゲスト) | |
12 | 浜口京子、佐野ひなこ(敗者復活戦ゲスト)、トレンディエンジェル(前回王者、敗者復活戦会場からのレポートを担当) | |
13 | 足立梨花、近藤千尋、川田裕美(敗者復活戦ゲスト)、銀シャリ(前回王者)、トレンディエンジェル(前々回王者) |
第5回から第8回までは前回王者もゲスト出演していた。第9回は、第10回は前回王者が敗者復活戦に出場したため、番組開始時には会場に来ておらず、優勝トロフィーの返還も行われなかった。
ナレーション
各種テロップの変遷
2001年〜2004年までは一斉に点数が出ていたが、2005年以降左から順に出るようになった。
各種記録等
各記録
- 「決勝進出」は「敗者復活枠」による敗者復活組も含む。
- 第1回の決勝1回戦は上記の問題点があったことを考慮し、特別審査員による得点に限ることとする。
- 記録保持者欄で太字で記載されているのは同記録で複数の記録を兼ねている保持者を指す。また複数の記録を兼ねている場合は一方の記録のみを記載している。
- 得点の記録は、審査員の人数の関係上から第10回以前と第11回と第12回を併記し、審査員ごとの平均点も合わせて記載する(小数点1位まで。2位は四捨五入)。
項目 | 記録 | 記録保持者 | 放送回 |
---|---|---|---|
コンビ結成から優勝までの最長記録 (コンビ結成から決勝初出場までの最長記録も兼ねる) |
15年5ヶ月 | とろサーモン | 第13回 |
コンビ結成から優勝までの最短記録 | 4年8ヶ月 | フットボールアワー | 第3回 |
コンビ結成から決勝初出場までの最短記録 | 1年5ヶ月[86] | 変ホ長調 | 第6回 |
決勝進出最年長記録 | 41歳[87] | 小田ひとみ(変ホ長調) | 第6回 |
決勝進出最年少記録 | 18歳99日[87] | 安田善紀(りあるキッズ) | 第3回 |
最年長優勝記録 | 38歳66日[87] | 久保田和靖(とろサーモン) | 第13回 |
最年少優勝記録 | 28歳9日[87] | 岩尾望(フットボールアワー) | 第3回 |
決勝進出最長芸歴 (優勝時の最長芸歴記録も兼ねる) |
19年 | 村田秀亮(とろサーモン) | 第13回 |
決勝進出最短芸歴 | 2年[88] | キングコング(梶原雄太、西野亮廣) | 第1回 |
優勝時の最短芸歴 | 8年7ヶ月 | NON STYLE(石田明、井上裕介) | 第8回 |
最多決勝進出回数 (最多連続決勝及び連続準決勝進出記録も兼ねる) |
9回連続 | 笑い飯 | 第2-10回 |
最終決戦最多進出回数 | 5回 | 笑い飯 | 第2,3,5,9,10回 |
最終決戦連続進出回数 | 3回連続 | 麒麟 | 第4-6回 |
決勝1回戦1位通過回数 (最多連続決勝1回戦1位通過記録も兼ねる) |
2回連続 | フットボールアワー | 第2,3回 |
決勝1回戦最下位回数 (最多連続決勝1回戦最下位記録も兼ねる) |
2回連続 | 千鳥 | 第3,4回 |
POISON GIRL BAND | 第6,7回 | ||
決勝1回戦最高得点 | 673 / 700点(平均96.1点) | アンタッチャブル | 第4回 |
834 / 900点(平均92.7点) | ジャルジャル | 第11回 | |
470 / 500点(平均94点) | 銀シャリ | 第12回 | |
決勝1回戦最低得点 | 483 / 700点(平均69.0点) | チュートリアル | 第1回 |
788 / 900点(平均87.6点) | ハライチ | 第11回 | |
436 / 500点(平均87.4点) | 相席スタート | 第12回 | |
最終決戦進出最低得点 | 567 / 700点(平均81.0点) | 笑い飯 | 第2回 |
決勝1回戦敗退最高得点 | 640 / 700点(平均91.4点) | かまいたち | 第13回 |
スーパーマラドーナ | |||
決勝1回戦1位通過最低得点 | 596 / 700点(平均85.1点) | 中川家 | 第1回 |
決勝1回戦最下位最高得点 | 607 / 700点(平均86.7点) | マヂカルラブリー | 第13回 |
788 / 900点(平均87.6点) | ハライチ | 第11回 | |
436 / 500点(平均87.4点) | 相席スタート | 第12回 | |
決勝1回戦審査員最高得点 ※()内は評点した審査員 |
100点(満点) | 笑い飯(島田紳助) | 第9回 |
決勝1回戦審査員最低得点 ※()内は評点した審査員 |
50点 | チュートリアル(松本人志) | 第1回 |
おぎやはぎ(島田紳助) | |||
スピードワゴン(立川談志) | 第2回 | ||
決勝1回戦での審査員からの1位評価数 | 7人(全員) | アンタッチャブル[89] | 第4回 |
チュートリアル[90] | 第6回 | ||
笑い飯[91] | 第9回 | ||
決勝1回戦での審査員からの最下位評価数 | 6人 | 南海キャンディーズ[92] | 第5回 |
ザ・パンチ[93] | 第8回 | ||
カナリア[94] | 第10回 | ||
マヂカルラブリー[95] | 第13回 | ||
決勝1回戦1位と最下位の最大得点差 | 113点 | 1位 - 中川家(596点) 最下位 - チュートリアル(483点) |
第1回 |
決勝1回戦1位と最下位の最小得点差 | 34点 | 1位 - 銀シャリ(470点) 最下位 - 相席スタート(436点) |
第12回 |
優勝コンビの最終決戦最多得票 | 7票(満票) | チュートリアル | 第6回 |
パンクブーブー | 第9回 | ||
優勝コンビの最終決戦最少得票 | 3票[96] | 銀シャリ | 第12回 |
準優勝コンビの最終決戦最多得票 | 3票 | 笑い飯 | 第3,5回 |
スリムクラブ | 第10回 | ||
和牛 | 第13回 | ||
3位コンビの最終決戦最多得票 | 1票 | キングコング | 第7回 |
ジャルジャル | 第11回 | ||
スーパーマラドーナ | 第12回 | ||
第2回以降で決勝初出場での優勝 (トレンディエンジェルはノーシードからの最終決戦進出記録も兼ねる) |
6組 | ブラックマヨネーズ | 第5回 |
サンドウィッチマン | 第7回 | ||
NON STYLE | 第8回 | ||
パンクブーブー | 第9回 | ||
トレンディエンジェル | 第11回 | ||
とろサーモン | 第13回 | ||
ノーシードからの最終決戦進出 | 4組[97] | 笑い飯 | 第2回 |
アンタッチャブル | 第3回 | ||
キングコング | 第7回 | ||
準決勝最多出場回数 | 10回 | とろサーモン | 第3-9,11-13回 |
準決勝最多連続出場回数 | 9回連続[98] | 千鳥 | 第2-10回 |
敗者復活戦最多出場回数 (最多連続敗者復活戦出場記録も兼ねる) |
10回連続 | とろサーモン | 第3-12回 |
最年少エントリー記録 | 0歳11ヶ月 | もこちゃんず(アマチュア)[99] | 第8回 |
最年長エントリー記録 | 86歳 | (不明) | 第6回 |
歴代王者に関する特記事項
- 中川家・ますだおかだ・アンタッチャブル・とろサーモンはラストイヤーでの優勝、サンドウィッチマン・笑い飯は1回[100]、ブラックマヨネーズ・チュートリアル・パンクブーブーは2回[101]、NON STYLEは3回[102]、トレンディエンジェル・銀シャリは4回、フットボールアワーは6回の挑戦可能回を残しての優勝であった。NON STYLE・パンクブーブーは優勝の翌年、フットボールアワーは優勝の3年後に出場するも、ラストイヤーは出場せず。ブラックマヨネーズ・チュートリアル・サンドウィッチマン・笑い飯は優勝後に出場しなかった。
- 学年は、1974年度生まれが5人(フットボールアワー後藤・サンドウィッチマン・笑い飯)、1975年度生まれが6人(フットボールアワー岩尾・アンタッチャブル・チュートリアル・パンクブーブー黒瀬)であり、この2学年だけで、王者26人のうち半数弱の11人が集まっていることになる。1976年度生まれのパンクブーブー佐藤も含めると、3学年に12人が集中している。この世代は、1989年度に中学生だった世代である。
- 最年長の王者はますだおかだ岡田の1968年度生まれであり、1969年度生まれの増田と合わせて、1960年代生まれの王者はますだおかだの2人だけである。一方で最年少の王者は1985年度生まれのトレンディエンジェルたかしであり、1980年度生まれの銀シャリ橋本、1983年度生まれの銀シャリ鰻と合わせて、1980年代生まれの王者は3人だけである。
- 島田紳助は構想時に、出場資格を若手に限定したことについて、「昔の司法試験のように、30代になっても結果が出ない場合は、止めないと不幸である」と発言していたものの、大学を卒業してからコンビ結成した場合や、コンビを再結成した場合は、30代以降も出場が可能であり、優勝時に満29歳以下だった王者は中川家礼二・フットボールアワー・アンタッチャブル・NON STYLE・トレンディエンジェルたかしの8人に留まる。残り18人は30代での優勝であり、とろサーモンは、実に38歳での優勝であった。
- サンドウィッチマンのみ、かつてNHK総合テレビにて放送されていたネタ見せ番組「爆笑オンエアバトル」及び、その後継番組である「オンバト+」に1度も出場経験が無い[103]。因みに歴代王者の中ではアンタッチャブルとNON STYLEが「M-1」と「爆笑オンエアバトル」の両方で、トレンディエンジェルが「M-1」と「オンバト+」の両方で優勝を果たした経験のあるコンビとなっている。
- ますだおかだの増田は大阪府守口市立梶小学校及び梶中学校卒業であり、中川家の剛は1年後輩、礼二は2年後輩に当たる。すなわち、同じ小中学校が3人のM-1王者を輩出したことになる。しかし、この逸話を、増田がアッコにおまかせ!で披露したが、和田アキ子に「何にも凄い話じゃないわ」と一蹴された。
視聴率
以下の数値はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイムならびにビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム。
回 | 関東 | 関西 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 9.0% | 21.6% | |
2 | 10.9% | 17.5% | |
3 | 10.7% | 20.6% | |
4 | 11.0% | 18.0% | |
5 | 12.6% | 22.4% | |
6 | 18.0% | 31.1% | [104] |
7 | 18.6% | 30.4% | [105] |
8 | 23.7% | 35.0% | [106] |
9 | 20.6% | 30.3% | [107] |
10 | 18.7% | 23.4% | [108] |
11 | 17.2% | 21.4% | [109] |
12 | 13.5% | 23.8% | [110] |
13 | 15.4% | 24.0% | [111] |
M-1用語
麒麟枠(ダークホース)
ときには優勝候補をも脅かす、ノーマークで決勝まで勝ち上がってきた無名の初出場コンビでいわゆるダークホースのこと。特にノーシードで決勝初出場となったコンビが麒麟枠に挙げられる傾向にある。下馬評などでは注目度が低く、面白ければ通常よりも高い点数がつけられる(その理由は、審査員が「つまらないコンビだろう。」と思い込み、期待をしないからである[112])。名称の由来は第1回に出場した当時決勝進出者で一番無名と言われていた麒麟からきている。基本的に麒麟枠は毎年1組だが、年によっては複数組の時もある。
ちなみに麒麟枠で決勝進出したコンビが獲得した最高得点は、番組内で明記されたコンビに限定した場合は第10回のスリムクラブの644点、根拠が後日談によるコンビも含めた場合は第5回のブラックマヨネーズの659点である。
主催者側から「麒麟枠」と明確に表現されたのは第5回のタイムマシーン3号が最初。
具体的には番組内の紹介VTRもしくは出場者キャッチコピーで「ダークホース」「無印(ノーマーク)」「謎のコンビ」などと呼ばれたコンビを指す(カッコ内は決勝の順位で、優勝コンビは太字で記載)。
- 第1回(2001):麒麟(5位・542点)[113]
- 第2回(2002):笑い飯(3位・567点、ノーシード)
- 第3回(2003):千鳥(9位・552点)[113]
- 第4回(2004):南海キャンディーズ(2位・639点)
- 第5回(2005):タイムマシーン3号(7位・571点)、ブラックマヨネーズ(優勝・659点)[114]
- 第6回(2006):変ホ長調(8位・576点)
- 第7回(2007):ダイアン(7位・593点)[115]
- 第8回(2008):モンスターエンジン(7位・614点)[116]、U字工事(5位・623点)[117]
- 第9回(2009):ハライチ(5位・628点)
- 第10回(2010):スリムクラブ(2位・644点)[118]
- 第11回(2015):メイプル超合金(7位・796点、ノーシード)[119]
- 第12回(2016):カミナリ(7位・441点、ノーシード)[120]
- 第13回(2017):さや香(7位・628点、ノーシード)[121]
なお、「麒麟枠」の明確な定義はなく、事実上その大会で最も知名度がなく初出場の正規決勝進出組が「麒麟枠」に含められているということになる。そのため、敗者復活枠のうちの何組かは麒麟枠候補であったといえる[122]。近年の大会ではあまり「麒麟枠」とは言わず、「ダークホース」「無印(ノーマーク)」「謎のコンビ」などと呼ぶことが多くなった。
その他の用語
ラストイヤー
- 第10回までは結成10年目で、第11回以降は結成15年目でM-1優勝がラストチャンスであること(太字は優勝コンビ、斜字は決勝初出場)。2009年の第9回[123]・2016年の第12回以外は毎回1組以上いた。
- 第1回(2001):中川家(優勝)
- 第2回(2002):ますだおかだ(優勝)
- 第3回(2003):2丁拳銃(4位)
- 第4回(2004):アンタッチャブル(優勝)、タカアンドトシ(4位)
- 第5回(2005):品川庄司(4位)
- 第6回(2006):ライセンス(敗者復活・6位)
- 第7回(2007):トータルテンボス(2位)
- 第8回(2008):ザ・パンチ(9位)
- 第9回(2009):(該当者なし)
- 第10回(2010):笑い飯(優勝)、パンクブーブー(敗者復活・3位)、ナイツ(6位)[124](当時は最後の大会とされたため、厳密にいえば全組)
- 第11回(2015):タイムマシーン3号(4位)
- 第12回(2016):(該当者なし)
- 第13回(2017):とろサーモン(優勝)
返り咲き
- 決勝戦への返り咲きのことを指す。決勝進出を経験したがその後の大会では予選落ちまたは欠場し、さらに後の大会で再度決勝戦に勝ち上がること。第4・8・10回以外は毎回1組以上いた。返り咲きの最長ブランクはタイムマシーン3号の10年(6大会ぶり)。
- 第3回(2003)
- 麒麟(第1回から2年ぶり)
- 第5回(2005)
- チュートリアル(第1回から4年ぶり)
- 第6回(2006)
- トータルテンボス、POISON GIRL BAND(ともに第4回から2年ぶり)
- フットボールアワー(第3回から3年ぶり。ただし第4 - 5回は欠場)
- 第7回(2007)
- キングコング(第1回から6年ぶり。ただし第5 - 6回は欠場)
- 千鳥(第5回敗者復活から2年ぶり)
- 第9回(2009)
- ハリセンボン(第7回から2年ぶり)
- 南海キャンディーズ(第5回から4年ぶり。ただし第6 - 7回は欠場)
- 東京ダイナマイト(第4回から5年ぶり)
- 第11回(2015)
- タイムマシーン3号(第5回から10年ぶり(6大会ぶり))
- 第12回(2016)
- スリムクラブ(第10回から6年ぶり(2大会ぶり))
- 第13回(2017)
- ジャルジャル(第11回から2年ぶり)
- 第3回(2003)
- 敗者復活による返り咲きと返り咲きからの優勝は全大会を通じて第13回終了時点で出ていないが、第5回で返り咲き決勝進出をしたチュートリアルは翌年も決勝進出し優勝した。
最終決戦返り咲き
- 優勝をかけた最終決戦への返り咲きをのことを指す。最終決戦進出を経験したがその後の大会では最終決戦進出を逃し(予選落ち及び欠場も含む)、さらにその後の大会で再度最終決戦に進出すること。最長ブランクは笑い飯2度目の返り咲きの4年(2005年 - 2009年)が最長。
- 第5回(2005):笑い飯(第3回から2年ぶり)
- 第6回(2006):フットボールアワー(第3回から3年ぶり。ただし第4 - 5回は欠場)
- 第9回(2009):笑い飯(第5回から4年ぶり。2度目の返り咲き)
- 最終決戦返り咲きからの優勝は全大会を通じて第13回終了時点で出ていないが、第9回で2度目の返り咲き最終決戦進出をした笑い飯は翌年も最終決戦に進出し優勝した。
正門突破
- 敗者復活戦を制した芸人が、その翌年に準決勝を合格して正規の決勝進出を果たすこと。なお、この呼称は第3回でのスピードワゴンのキャッチフレーズが由来である。
- 第3回(2003):スピードワゴン
- 第4回(2004):アンタッチャブル
- 第5回(2005):麒麟(第1・3・6回でも決勝進出しており、決勝進出は4年連続通算5回になる)
- 第13回(2017):和牛(決勝進出は3年連続通算3回目になる)
- またこれとは逆に、前年の正規決勝進出組が翌年敗者復活で決勝進出した例が以下の6例ある。
- 第4回(2004):麒麟
- 第5回(2005):千鳥(第3・4・7回でも決勝進出しており、決勝進出は3年連続通算4回になる)
- 第9回(2009):NON STYLE
- 第10回(2010):パンクブーブー
- 第12回(2016):和牛
- 第13回(2017):スーパーマラドーナ(決勝進出は3年連続通算3回目になる)
過去の王者の再出場
- 過去3度、過去に優勝した組が再度決勝に出場したことがあり、いずれも最終決戦進出を果たしたが優勝することはできなかった。
- 第6回(2006):フットボールアワー(2003第3回優勝、2位)
- 第9回(2009):NON STYLE(2008第8回優勝、敗者復活・3位)
- 第10回(2010):パンクブーブー(2009第9回優勝、敗者復活・3位)
R-1ぐらんぷり、キングオブコント、THE MANZAIとの複数出場
- M-1と同じ吉本興業が主催するR-1ぐらんぷり、キングオブコント、THE MANZAIの決勝大会において、過去のM-1決勝進出者が出場したり、逆にこれらを経てM-1の決勝に出場したケースがいくつかある。本項ではこれらの大会で複数回決勝に出場した出場者の成績で各大会の最高記録のみを記載した。
- R-1ぐらんぷり
- 第1・5・6回(2001・05・06):チュートリアル(第6回優勝)
- 第5・10回に徳井義実が出場(第5回2位)
- 第1・3・4・5・6回(2001・03・04・05・06):麒麟(第4-6回3位)
- 第8回に川島明が出場(4位)
- 第3・4・5・7回(2003・04・05・07):千鳥(第5回6位)
- 第10回に大悟が出場(ファーストラウンド敗退)
- 第5回(2005):アジアン(8位)
- 第13回に馬場園梓が出場(Aブロック4位)
- 第6回(2006):ザ・プラン9(7位)
- 第2・4回に浅越ゴエ(第2回優勝)、第2・10回にヤナギブソン(第10回ファーストラウンド敗退)、第5・6・8回になだぎ武(第5・6回優勝)が出場
- 第8・9回(2008・09):NON STYLE(第8回優勝)
- 第13回に石田明が出場(Cブロック4位)
- 第10・12回(2010・16):スリムクラブ(第10回2位)
- 第9回に真栄田賢が出場(ベスト4)
- 第1・5・6回(2001・05・06):チュートリアル(第6回優勝)
※余談だが、R-1の第5回大会ではなだぎと徳井という前年のM-1ファイナリストの2人が同点となり、決戦投票の結果4-1でなだぎが勝利。M-1での順位を逆転する結果になった。
- キングオブコント
- 第5・11回(2005・15):タイムマシーン3号(第11回4位)
- 第9回に出場(4位)
- 第7回(2007):サンドウィッチマン(優勝)
- 第2回に出場(2位)
- 第8・9回(2008・09):モンスターエンジン(共に7位)
- 第2・4回に出場(第4回3位)
- 第10・11・13回(2010・15・17):ジャルジャル(第11回3位)
- 第2・3回に出場(第3回4位)
- 第10回(2010):ピース(4位)
- 第3回に出場(2位)
- 第10・11・12回(2010・15・16):銀シャリ(第12回優勝)
- 第5回に出場(7位)
- 第12回(2016):アキナ(5位)
- 第7・8・10回に出場(第8回6位)
- 第12回(2016):さらば青春の光(4位)
- 第5・6・7・8・10回に出場(第5回2位)
- 第13回(2017):かまいたち(4位)
- 第9・10回に出場(第10回優勝)
- 第5・11回(2005・15):タイムマシーン3号(第11回4位)
- THE MANZAI
- 第2・3・4・5・6・7・8・9・10回(2002・03・04・05・06・07・08・09・10):笑い飯(第10回優勝)
- 第2回に出場(1回戦2位)
- 第3・4・5・7回(2003・04・05・07):千鳥(第5回6位)
- 第1・2・3回に出場(第2・3回2位)
- 第3回(2003):2丁拳銃(4位)
- 第4回に出場(1回戦4位)
- 第4・9回(2004・09):東京ダイナマイト(第9回6位)
- 第3回に出場(1回戦3位)
- 第7・8回(2007・08):ダイアン(第8回6位)
- 第4回に出場(1回戦4位)
- 第8・9・10回(2008・09・10):ナイツ(第8回3位)
- 第1回に出場(3位)
- 第8・9回(2008・09):NON STYLE(第8回優勝)
- 第2・3回に出場(第3回3位)
- 第9・10回(2009・10):パンクブーブー(第9回優勝)
- 第1回に出場(優勝)
- 第10・12回(2010・16):スリムクラブ(第10回2位)
- 第1回に出場(1回戦2位)
- 第10・11・12回(2010・15・16):銀シャリ(第12回優勝)
- 第1・3回に出場(ともに1回戦3位)
- 第11・12・13回(2015・16・17):スーパーマラドーナ(第12回3位)
- 第2回に出場(1回戦4位)
- 第11回(2015):馬鹿よ貴方は(8位)
- 第4回に出場(1回戦4位)
- 第11・12・13回(2015・16・17):和牛(第12・13回2位)
- 第4回に出場(1回戦3位)
- 第11回(2015):トレンディエンジェル(優勝)
- 第2・4回に出場(第4回2位)
- 第12回(2016):アキナ(5位)
- 第4回に出場(3位)
- 第2・3・4・5・6・7・8・9・10回(2002・03・04・05・06・07・08・09・10):笑い飯(第10回優勝)
その他
- 決勝放送で1組目が採点されたあと、司会の女性が「ただいまの順位は第1位です!」というと失笑が起こり、「当たり前や!」と今田がツッコミを入れる掛け合いが恒例になっている。それに1組目のコンビ(おもにボケ)が「おっしゃ!」など喜ぶポーズをとり便乗することも多い。
- 2002年から2004年の決勝での舞台の床はTHE MANZAIと同じ模様が使用された。
- 2007年および2008年は、読売テレビ・日本テレビから放送中に挿入するVTRの提供を受けた。そのため、エンドロールに「映像提供 ytv' 日テレ」と両社共公式ロゴでクレジットされていた。また2008年にはU字工事が司会を務める番組の映像を提供したとちぎテレビもエンドロールにクレジットされた。
ジンクス
予選で話題を集めたコンビ
決勝に残るほどの実力はなかったものの、予選に挑戦する様子がスポーツ新聞の記事等で紹介される話題性の高いコンビが毎年登場する。代表的なグループは以下の通り。
- 2001年・第1回大会
- 2002年・第2回大会
- 2003年・第3回大会
- 2004年・第4回大会
- 2005年・第5回大会
- 2006年・第6回大会
- 2007年・第7回大会
- 「座長座長」:小籔千豊と川畑泰史による即席コンビ
- 「ザ☆健康ボーイズ」:なかやまきんに君と八木真澄(サバンナ)による即席コンビ
- 「まえだまえだ」(前田航基、前田旺志郎):8歳と6歳の兄弟コンビで最年少準決勝進出記録を樹立
- 「なちのん」(佐藤夏希、野呂佳代):AKB48メンバー
- 「Wあやの」(太田彩乃、大網亜矢乃):グラビアアイドル
- 「ファイヤーブラザーズ」(大仁田厚、二瓶一将、アントニオ「メタボ」渡辺)
- 「いとう★教授」(いとうあさこ、大輪教授):ピン芸人同士による即席コンビ
- 「10」:「雷電為右衛門」の記録を抜いたM-1史上最多人数の11人漫才
- 「Wフリンズ」:実際に不倫関係にある男女コンビ
- 「ぴっかり高木とR藤本」(ドラゴンボールのベジータとナッパのコスプレでネタ)
- 「あべさく」(あべこうじ、佐久間一行) : ピン芸人同士による即席コンビ
- 「Bコージ」(あべこうじ、Bコース) : 同期(どちらも1997年に芸人デビュー)同士による即席ユニット
- 「オハラオハラ」 : 小原正子(クワバタオハラ)とその母親による親子コンビ
- 「もう中学生ですよ。」(ですよ。、もう中学生) : ピン芸人同士による即席コンビ。
- 2008年・第8回大会
- 2009年・第9回大会
- 2010年・第10回大会
- 2015年・第11回大会
- 「めいどのみやげ」(ティーチャ、サッチィー):80歳の父親と41歳の娘のコンビ
- 「ペッパーズ」:人型ロボット「Pepper」と人間のコンビ
- 「元ホスト」:(城咲仁、ピン芸人のランディー・ヲ様)
- 「SIZE」及び「校長・教頭」:笑いを通じてコミュニケーション能力を育む「笑育(わらいく)」を取り入れている大阪府立金岡高等学校の、元生徒会長・副会長コンビと、同校の校長・教頭コンビ。共に1回戦を突破してニュース等で話題となった
- 2016年・第12回大会
- 「完熟フレッシュ」:元ロックンロールコメディーショーの池田57CRAZYこと池田哲也と、その娘のレイラ(11歳)によるコンビ。3回戦進出を果たしている
- 「シャウト!!」(サンシャイン池崎、バイク川崎バイク):ピン芸人同士による即席コンビ
- 「医者とお兄さん」(おばたのお兄さん、しゅんしゅんクリニックP) : ピン芸人同士による即席コンビ
- 2017年・第13回大会
- 「おいでやすレトリィバァ」(おいでやす小田、ゆりやんレトリィバァ):ピン芸人同士による即席コンビ
- 「薔薇とノンフィクション」(彩羽真矢、松原タニシ): 元宝塚歌劇団宙組の男役で現タレントとピン芸人同士による即席コンビ
- 2018年・第14回大会
このM-1グランプリで作られる限定ユニットに関して、お笑い評論家のラリー遠田は否定的であり、2006年に登場した「たむらけんじと竹山崎」を予選で拝見した際、練習不足の上に制限時間をオーバーし、しかもめちゃくちゃな漫才をしたので準決勝には進出できないだろうと思っていたが、しっかりと3回戦に進出していた。この事は「M-1ひいては吉本興業の話題作りに利用された」と著書に書かれている。
また、10年を超えると出場資格がなくなるのを逆手に取り、名前や外見を変えて出場するコンビも登場している。例えば、第1回の時には11年目だった博多華丸・大吉は、ある作家に「改名すれば、芸歴は1年目にリセットされるので出場できる」と言われて出場している。またコンビ「カンニング」も、「とんこつなんこつ」というコンビ名で、しかも覆面をかぶって出場した(しかしカンニングであることは完全にばれていた)。これらに関してはどう考えても卑怯だとして、現状ではこの手を使う芸人はほとんどいない。
2007年大会では、あべこうじと小原正子(クワバタオハラ)が2つのコンビ(もしくはユニット)を掛け持ちして出場(あべこうじは「あべさく」と「Bコージ」、小原は「クワバタオハラ」と「オハラオハラ」)しているが、「M-1」においては2018年現在、「同一人物が複数のコンビ(ユニット)を掛け持ちして出場すること」に関してはルール上、特に禁止などはされていない。
DVD
全てYOSHIMOTO WORKS (R and C) から発売。主なものとして、その年の大会の決勝戦や優勝記者会見、敗者復活などの特典映像を収録した『完全版』と、決勝戦で披露されたネタを3年分収録した『ベスト版』がある。『完全版』は2枚組となっている(レンタル専用では両A面の1枚になっている)。
そのほか2007年に初回限定生産でリリースしたDVD-BOXや、2011年にリリースしたM-1グランプリ10年を記念したDVDがある。
DVDのジャケットは表面にその年の優勝コンビの写真が大々的に貼られ、裏面ではその年の決勝に進出した全組の写真が貼られている。なお、2010年大会のDVDまではその年の敗者復活戦勝者の写真のみ?マークで隠されており、コンビ名も伏せられていた[128]が、2015年大会以降のDVDでは敗者復活戦勝者も他の決勝進出者と同じく普通に写真が貼られている。
完全版
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2003年12月17日 | M-1グランプリ2001完全版 〜そして伝説は始まった〜 | YRBY-50010 - 11 |
2003年12月17日 | M-1グランプリ2002完全版 〜その激闘のすべて〜 | YRBY-50012 - 13 |
2004年7月14日 | M-1グランプリ2003完全版 〜M-1戦士の熱き魂〜 | YRBY-50017 - 18 |
2005年4月27日 | M-1グランプリ2004完全版 〜いざ! M-1戦国時代へ "東京勢の逆襲"〜 | YRBY-50025 - 26 |
2006年4月26日 | M-1グランプリ2005完全版 〜本命なきクリスマス決戦! "新時代の幕開け"〜 | YRBY-50040 - 41 |
2007年3月19日 | M-1グランプリ2006完全版 史上初! 新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜 | YRBY-50074 - 75 |
2008年3月19日 | M-1グランプリ2007完全版 敗者復活から頂上(てっぺん)へ〜波乱の完全記録〜 | YRBY-90032 - 33 |
2009年3月31日 | M-1グランプリ2008完全版 ストリートから涙の全国制覇!! | YRBY-90116 - 17 |
2010年3月31日 | M-1グランプリ2009完全版 100点満点と連覇を超えた9年目の栄光 | YRBY-90216 - 17 |
2011年3月30日 | M-1グランプリ2010完全版 〜最後の聖戦! 無冠の帝王vs最強の刺客〜 | YRBY-90367 - 68 |
2016年12月2日 | M-1グランプリ2015完全版 5年分の笑撃〜地獄からの生還…再び〜 | YRBN-91035 〜 6 |
2017年7月26日 | M-1グランプリ2016 伝説の死闘! 〜魂の最終決戦〜 | YRBN-91134 〜 5 |
2018年5月23日 | M-1グランプリ2017 人生大逆転! 〜崖っぷちのラストイヤー〜 | YRBN-91212 〜 3 |
2010年版の初回限定特典には2円還元。これは、笑い飯が最終決戦で披露したネタ「小銭の神様」にちなんだもの。
2016年版の初回限定特典には応募抽選はがきが同封されており、応募すればM-1賞(5組10名にM-1グランプリ2017の決勝スタジオ観覧の権利が与えられる)か銀シャリ賞(50名に銀シャリ・鰻がデザインしたお茶碗をプレゼント)のどちらかが抽選で当たる仕組みとなっている。(2017年版は決勝スタジオ観覧のみ)
ベスト版
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2007年12月10日 | M-1グランプリ the BEST 2001〜2003 | YRBY-90010 |
2007年12月10日 | M-1グランプリ the BEST 2004〜2006 | YRBY-90011 |
2010年07月21日 | M-1グランプリ the BEST 2007〜2009 | (通常版)YRBY-90266 (初回限定生産版)YRBY-90264 - 5 |
DVD-BOX
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2007年12月10日 | M-1グランプリ the BEST 2001〜2006 DVD BOX | YRBX-602(初回限定生産) |
PREMIUM COLLECTION
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2011年3月9日 | M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010 | YRBY-90369 - 70 |
DVDでのカット箇所
基本的に放送された内容はすべて収録されているが、一部の芸人のネタは著作権や表現の問題で編集されている。また、基本的にネタ前の芸人の紹介映像や登場する際のBGMは放送時とは異なる[129]。以下にDVDでカットされた内容を示す。グループ名の右の数字は、ファーストラウンドの場合は (1)、最終決戦の場合は (2) である(最終決戦進出組のみ)。右端の列は、該当部分の映像・音声が完全にカットされている場合は「完全」、音声がカットされて映像のみが流れている場合は「音声」とした。
第7回以外は毎年必ず1組はネタの一部をカットされている。第12回大会では優勝者のネタにおいてファーストラウンドだけカットされるという事態が起きてしまった(後述)。
ちなみに、「CM前のあおりで次に出番が来る芸人がポーズを決める部分」と「『最終審査結果の発表は、CMのあとで!!』と女性司会者が言い、上位3組がずっこけるリアクションを取る部分」は毎年カットされている(DVD版では、CMがカットされていて整合性がとれなくなるため)。また、第9回(2009年)はこれらに加えて、「芸人がネタを終え、舞台裏を通って司会の今田耕司・上戸彩がいる司会席まで移動するまでにする今田耕司のコメント」と「今田耕司が審査員に合図を出してから審査員が悩みながらも得点をつける様子を映した部分」、「ネタ審査終了後の審査員の一部コメント(東国原英夫の発言シーンは全て)」もカットされていた。
回 | グループ名 | カットされた内容 | |
---|---|---|---|
1 | アメリカザリガニ | サラダバーのネタ | 完全 |
ますだおかだ | 笑っていいともの番組テーマ曲「ウキウキWATCHING」を(替え歌で)歌った部分 同番組のくだりをパロディした部分 |
完全 | |
ハリガネロック(2) | TOKIOの山口達也のネタ マッチ売りの少女のネタ 近藤真彦のネタ 傘地蔵のおじいさんが薬物中毒であるという旨の発言をした部分 薬物を打つジェスチャー |
完全 | |
2 | ますだおかだ(1) | DREAMS COME TRUEの西川隆宏のネタ CHAGE and ASKAのCHAGEのネタ 藤木直人のネタ 尾崎豊の「15の夜」の替え歌 |
完全[130] |
ますだおかだ(2) | 鈴木宗男のムネオハウスのネタ | 完全[130] | |
3 | 麒麟 | 川島が「サンバ・デ・ジャネイロ」を歌った部分 | 完全 |
スピードワゴン[131] | 「サッちゃん」の曲名及び替え歌部分の大半 (ネタの意味が全くわからなくなるため、一部字幕テロップが付けられた) |
音声 | |
「グリーングリーン」を(替え歌で)歌った部分 | 完全 | ||
4 | トータルテンボス | 「Le Couple」という言葉を発した部分及びそれを派生させた動詞を使用した部分 (該当部分で放送禁止用のピー音が鳴る) |
音声 |
5 | タイムマシーン3号 | 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレードのメロディの曲を(替え歌で)歌った部分 「両国デブニーランド」、「ニックーマウス」という言葉を発した部分 |
音声 |
スタッフの手違いで品川庄司のジャッジが出てから、タイムマシーン3号の本当の得点が出るまでの部分 今田耕司が前述のミスについて言及した部分 |
完全 | ||
6 | ザ・プラン9 | 鈴木つかさがクマのプーさんの物真似をした部分 | 完全 |
麒麟(1) | 川島がロッキーのテーマ「Gonna Fly Now」を歌った部分 | 音声 | |
変ホ長調 | 漫才中に発言した有名人の氏名(蛯原友里、高橋英樹・真麻親子、藤山直美、橋田壽賀子など) | 音声 | |
8 | ナイツ(1) | 塙が下ネタ(スタジオシャブリなど)を発言した部分 塙が「風の谷のナウシカ」の曲を(替え歌で)歌った部分 |
完全 |
ザ・パンチ | パンチ浜崎が「ミッキーマウスマーチ」を歌った部分 | 完全 | |
オードリー(1) | 春日が若林の住所(永福町の「かねじゅうそう」)を発言した部分 若林の住みたい場所を「北の湖部屋でいいだろ!!」と春日がボケた際に「今、日本で一番住みにくい場所」と若林が言った部分 |
完全 | |
9 | ハライチ | 澤部がCMについて言及した部分 | 完全 |
10 | カナリア | 全体に渡って「ドレミのうた」を使用したネタであったため、登場シーンを除いてネタ自体が全てカットされた[132] | 完全 |
11 | トレンディエンジェル(1) | 斎藤がプッチモニの「ぴったりしたいX'mas!」を(替え歌で)歌った部分 | 完全 |
12 | 銀シャリ(1) | 第10回大会のカナリアの時と同様に「ドレミのうた」を題材としたネタを行ったため、ネタ自体が全てカットされた[133] | 完全 |
13 | ミキ(2) | 昴生が「スター・ウォーズ」のテーマ曲を歌った部分[134] | 音声 |
番組使用曲
番組内で使用される背景音楽は開催回によって異なるが、第12回大会(2016年)終了時点までに何度か使用された楽曲には次のようなものがある。
- 大会テーマ曲:スモーク・オン・ザ・ウォーター / ディープ・パープル(第1回から、現在はエンディングでのみ使用されている)
- オープニング
- 地方予選の模様など:Navras / 映画『マトリックス レボリューションズ』より(第8回から)
- 決勝進出者紹介など:He's a Pirate / 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』より(第7回から)
- タイトルバックなど
- Back to the Future / 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より(第5回から)
- The Cavalry / 映画『バトルフィールド・アース』より(第4回まで)
- 審査員紹介
- 短い祝福 / PlayStation用ソフト『I.Q Final』より(第11回まで)
- Back To Earth / 映画『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』より(第11回まで)
- Thor Kills the Destroyer / 映画『マイティ・ソー』より(第12回から)
- ルール説明:End Credits / 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』より
- 各ステージに移った直後のBGM
- ファーストラウンド:
- 最終決戦:
- ファーストラウンド演者登場時ファンファーレ:Zurg's Planet / 映画『トイ・ストーリー2』より
- 出囃子
- ファーストラウンド:Because We Can / ファットボーイ・スリム / 映画『ムーラン・ルージュ』より
- 最終決戦:Salute to Courage / サム・スペンス
- 採点時:Pipeline / 映画『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』より (最後部の十数秒のみ使用)
- 敗者復活戦勝者発表及び最終決戦進出決定ファンファーレ:Flag Parade / 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』より (途中の数秒のみ使用)
- 最終審査発表:Manta Squadron / 映画『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』より
- 優勝者決定時:Fed net March / 映画『スターシップ・トゥルーパーズ』より (0:14の部分から使用)
- 表彰式:スピットファイア 前奏曲 / ウィリアム・ウォルトン
- エンディング:スモーク・オン・ザ・ウォーター / ディープ・パープル
関連番組・イベントなど
- 速報!M-1グランプリへの道 (2003・2004)
- 朝日放送の「百万馬力」枠で放送されたドキュメント番組。
- M-1グランプリ公式ガイドブック (2005)
- 前項の番組の代わりにM-1グランプリの楽しみ方を紹介した。
- M-1グランプリ2005セミファイナル
- 決勝直前の昼に放送された。準決勝全組の模様がダイジェストで紹介された。
- M-1グランプリ前夜祭 (2008・2009)
- 決勝前日深夜に放送された。決勝進出者が出演。2009年は過去9年間の秘蔵映像を紹介された。
- M-1グランプリへの道 まっすぐいこおぜ!
- 2004年に公開された、M-1グランプリを題材にした映画。主演は大谷ノブ彦(ダイノジ)・佐田正樹(バッドボーイズ)。
- M-1リターンズ
- 前年のM-1決勝進出コンビや、今年決勝進出が期待されるコンビなどが出演するライブイベント。1月末になんばグランド花月で開催され、2月に朝日放送で放送され(関西ローカル)他の系列局でも順次放送される。
- M-1グランプリツアースペシャル
- 「 - リターンズ」同様に前年の決勝進出コンビを中心に、過去の決勝進出組や今後の決勝進出が期待されるコンビなどが出演するライブイベントツアー。夏場、主に地方都市を回ってのツアーが繰り広げられる。
- M-1グランプリ プレゼンツ MANZAIカバーズ(2010年9月26日)
- 歴代M-1決勝進出コンビが往年の名作の漫才師のネタをカバーするという企画、尚メンバーによる新作も放送。出演者(カバーしたコンビ)はパンクブーブー (B&B)、ナイツ(青空球児・好児)、笑い飯(Wヤング)、ダイアン(中田ダイマル・ラケット)、東京ダイナマイト(ダウンタウン)、モンスターエンジン(夢路いとし・喜味こいし)、NON STYLE(人生幸朗・生恵幸子)、ハリセンボン
- M-1グランプリ復活記念スペシャル 王者達の緊急サミット!(2015年11月29日)
- 決勝戦1週間前の11月29日13:55 - 15:20(「サンデープレゼント」枠)に放送。歴代M-1王者(2004年のアンタッチャブルは除く)が集結し、裏話などを語り合う。
- M-1グランプリ2015 決勝直前! 10年分の伝説漫才たっぷり見せますSP(2015年12月5日)
- 決戦前日の12月5日16:00 - 17:25に放送。
- 王者からファイナリストまで総勢18組大競演だぞ! M-1オールスター超ネタ祭り(2016年11月22日)
- 決勝戦の12日前の11月22日21:00 - 21:54に放送。歴代の王者&ファイナリストのうち18組が出演、漫才を披露したほか独自の企画として“M-1”をテーマにした前代未聞の“ひとくち漫才”も行われた。
- 歴代王者:トレンディエンジェル、中川家、 NON STYLE、パンクブーブー、笑い飯
- 歴代ファイナリスト:スピードワゴン、ダイアン、タイムマシーン3号、テツandトモ、トータルテンボス、ナイツ、U字工事
- ひとくち漫才:サンドウィッチマン、タカアンドトシ、チュートリアル、ピース、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ
これ以外に、決勝進出者発表直後や決勝前に2時間の特集番組が毎年放送されている(タイトルは毎年異なる)。2005年までは決勝進出者のインタビューや予選の模様などを主にしていたが、2006年以降は前年大会の短縮版を再放送している。また、2007年はテレビ朝日制作の「アメトーーク」の企画「M-1グランプリ芸人」の中で紹介された。
スタッフ
第13回(2017年)時点
- ●が付く者は2017年から加入
- M-1グランプリ事務局:植田隆志●、原田恵子、佐久間浩、石川睦和、金井満晴、川原健太、山浦泰成(山浦→2016年-)、和田美樹●
- 構成:倉本美津留、前田政二、石原健次
- 予選審査員(50音順):浅利哲也、稲見周平、宇田川岳史、大池晶、大井洋一、大塚智仁、金山敏治、北島一人、倉本美津留、小倉マサ志、小堂稔典、庄司卓生、スマイルメロディー、高橋東希也、ハスミマサオ、長谷川朝二(長谷川→以前は構成担当)、前田政二、村上太、森、やまだともカズ、吉原洋、和田儀浩
- ナレーション:畑中ふう、イディス・カユミ、ロビー・ベルグレイド<ロビー→2017年>
- 総合TD:村越順司(ABC)
- TM:野尻勝弘●(ABC)、福元昭彦(テレビ朝日)、本郷勝則(テイクシステムズ)、川崎圭一郎●(アイネックス)
- 総合美術P(プロデューサー):森つねお●
- 美術:小山晃弘
- デザイン:豊田裕基
<ABC本社 Gサブ>
- プロデューサー:竹島和彦(ABC)<以前はプロデューサー►一時離脱>
- ディレクター:髙木伸也●・矢内達也●(全員ABC)
<六本木ヒルズアリーナ 敗者復活会場>
- プロデューサー:佐々木匡哉(ABC、2016年は同会場ディレクター)、佐々木聡・中田美津子(2人共よしもとクリエイティブ・エージェンシー)<2015年->
- ディレクター:南雄大●(ABC、2016年はディレクター)
- FD:黒田源治(エスエスシステム)、新谷洋介●(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 編成:石橋義史<2016年->・丘文奈●・園部充・佐々木真司(全員ABC)
- 番組宣伝:土肥繁葉樹●・阪本美鈴・田中彰(田中→2015年は編成)・高橋寿英・朝比奈紀子・市川貴裕(全員ABC)、笠井陽介・重枝栄子・北川美帆●(全員よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 営業:杉谷透洋●・前原倫子●・朝比茂信●・伊地智厚太(全員ABC)、竹田大輝●、岸英輔●、永谷真美●
- AD:大迫浩幹●、藤本能範●、山岸望●、亀松ゆき子
- デスク:岡由子・中村美恵(全員ABC)、竹山知子(WINSWIN)、菊地裕衣子●、三留紗依
- AP:岡崎由記●(ABC)、山根敏浩
- FD:藤井雅彦・坂巻歩美●(全員WINSWIN)、大久保早紀●
- 取材ディレクター:鈴木顕尚・森俊平・杉浦伸男(全員よしもとブロードエンタテインメント)、西山達也、有元厚二(SPIN GRASS)<全員→●>
- ディレクター:山口正絋・芝聡・北村誠之●<北村→2016年はABC本社 GサブD>・山田拓・下山航平・中村光・大野祐司・渡辺文人●(全員ABC)、石田拓真●、西村晃介●、前田健太●<前田→以前はAD>、羽根田梅子・榊原佑記●<榊原→以前はAD>(WINSWIN)、岡部友明●、森島孝志●
- VTR演出:伊東伸一郎(WINSWIN)、米嶋悟志
- 総合演出:桒山哲治(ABC、2016年はチーフD)
- 演出監修:田中和也(ABC、2016年は総合演出)
- プロデューサー:西尾理志・安井一成・近藤真広●<近藤→2015年は本社DサブD担当、2016年は本社サブP>・佐々木匡哉<佐々木→敗者復活会場P兼>(全員ABC)、植田隆志<事務局兼務>●(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、本岡豊基・風見昌弘・堀脇慎志郎・高井孝平・寺澤英浩 (全員WINSWIN)、黒木明紀(NONPRO)
- チーフプロデューサー:辻史彦(ABC)、村野裕亮(よしもとクリエイティブ・エージェンシー、2016年-)
- WEB企画協力:ヤフー(Yahoo! JAPAN、GYAO!)
- 協力:よしもとクリエイティブ・エージェンシー、よしもとブロードエンタテインメント(旧よしもとビジョン/トラッシュ)、ビープス、ビーダッシュ、ウイング、TASKO inc.、BABY SOUND LUCK、ノンプロダクション/テイクシステムズ、テレビ朝日映像、テルミック、共立、ロッコウ・プロモーション、ヴァルス、森ビル、テレビ朝日クリエイト、テレビ朝日サービス、俳優座劇場、東京美術、アイネックス、ONS、テレフィット、京葉レヂボン、NK特機、つむら工芸、六分機、イングス、シンテイトラスト
- 企画協力:テレビ朝日
- 制作協力:ウインズウイン
- 制作著作:朝日放送、吉本興業
歴代スタッフ
- 企画:島田紳助、谷良一
- オートバックスM-1グランプリ事務局:橋本卓、松田永浩、片山勝三、加地信之、松本裕嗣、垂水愛、西澤嘉洋、田中亮輔、崔勝行、尾北有子、立田喜嗣、近松真、白仁田佳恵、橋本雄一、石井英亮、中川貴史、田中千賀、櫻井久仁子、吉村有起、荒井陽介、梅林修、坂口大輔、上妻正純•(•がつく者→2016年のみ)、プランニングオフィス、エスエムエス、アーチェリープロダクション、トラッシュ/萩原芳樹、前田政二
- M-1グランプリ(西暦年)事務局:嶋和也、笹倉百恵
- 構成:福原フトシ(2001年)、北本かつら(2001年)、松田敬三(2001年)/天野慎也(2005-2007年)/本多正識(2006年)/長谷川朝二
- 予選審査員(50音順):相羽秋夫(2001-2007年)、内田真理苗、尾浦一哉、大倉利晴、オパヤン、鹿島我、片山義文、勝木友香、かわら長介、京都市行、佐藤かんじ、澤田隆治、下田雄大、大工富明、高見孔二、田中直人、谷口聡、谷口雅人、寺本覚、東京コウ塀、中島たもつ、パジャマとりや、水野しげゆき、村上健治、村上太、元木すみお
- ナレーション:バッキー木場(2015,2016年)
- TM:兼岩克(ABC)、中野照規
- 美術プロデューサー:金原典代
- チーフプロデューサー:柴田聡(ABC)、水谷暢宏・片岡秀介(全員よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- プロデューサー:山村啓介・市川寿憲・岩城正良・柴田聡・吉川知仁・栗田正和・山田敬文・田村雄一<田村→2016年>(全員ABC)、藤井智久・岩崎浩(2人共テレビ朝日)、谷良一(吉本興業)、坂内光夫・河内俊昭・三瀬章裕・嶋和也・中澤晋弥・坂口大輔(全員よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、簾畑健治・下田かおる(日本テレワーク)
- 演出:白石和也(ABC)
- 演出→プロデューサー:井口義朗(日本テレワーク)
- チーフディレクター:花苑博康(日本テレワーク)
- AP:加藤香織(ABC)
- 編成:上田博一・石橋義文・今村俊昭・板井昭浩・石田誠・小林正太郎・岸岡孝治・岡田充・横山知彦<岡田・横山→2016年>(全員ABC)、菊池寛之(テレビ朝日)
- 番組宣伝:渡邊亜希子・多田加奈子(全員ABC)、袴田千明(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 営業:田所学・北中彰・川島拓也(全員ABC)、石井岳、生沼教行<生沼→2015年は事務局兼CP>・中山亜矢子(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 協力:ニユーテレス、日本テレビアート、フジアール、vic、スタジオMIC、KBC映像、オムニバス・ジャパン、アクロスザユニバース、本多芸能スポーツサービス、ジー・マックス、ダントー、松谷化学、レモンスタジオ、六本木ヒルズ森タワー、明治神宮野球場、東邦航空、シミズオクト、日本VTRスタジオ、digidelic、マエダオート、有明コロシアム、すきな、アイ・ティ・エス、HIBINO、インターナショナルクリエイティブ、榊原テレビ機配、サイバード、ニュークリアス、SJP、日放、関西東通、KDDI、さがみ、ヤマモリ、東京特殊効果、東京衣裳、川口カツラ店、GPA、glow、COURIER、東京無線タクシー、タカハシレーシング
遅れネット局
- 山梨放送(日本テレビ系列)
- 北日本放送(日本テレビ系列・2009年のみ)
- 富山テレビ(フジテレビ系列・2003年・2007年のみ)
- 山陰中央テレビ(フジテレビ系列)
- 四国放送(日本テレビ系列)
- テレビ高知(TBS系列)
- テレビ宮崎(テレビ朝日系列であるがフジテレビ、日本テレビ両系列も兼ねているため遅れネット)
派生番組
- 「ネタフェス2016」(2016年8月14日)[135]
- 8月14日18:56 - 20:54に生放送。全国20万人に番組が行った街頭アンケートを初め、新聞・雑誌、ネットニュースでの意識調査などでの様々な集計の第1位に選ばれた芸人に特化して行われる漫才ライブ。
- 司会:東野幸治、剛力彩芽
パロディ番組・企画
注目を集める大会なだけに、様々な媒体でパロディの題材にされる事がある。以下はその一例。
- 「N(ナントカ)-1 グランプリ」はM-1グランプリでは好成績を残せなかった(または未出場だった)お笑い芸人が、「漫才以外なら1等賞を獲れる…」という思いを持って5組が集合し、「これだったら誰にも負けない」という自慢の芸を持ち寄り、お笑いNo.1を競う企画であり、「50音-1グランプリ」は仮名50音すべてに『○-1』を制定し優勝する芸人たちを決めていくというゲーム企画となっている。詳細は当該項目を参照の事。
- 「タカアンドトシ単独ライブ in 日本青年館『勝手にM-1グランプリ』」(2009年5月2日・3日開催)
- タカアンドトシによる、文字通りM-1グランプリをパロディした単独ライブ。決勝へ進出した架空の漫才コンビ(「タカアンドトシ」も含む)8+1組を全てタカアンドトシが演じ分けている。司会は今田耕二に代わりあべこうじが担当し、タカ・トシそれぞれの両親が採点しているという設定。またネタだけでなく、オートバックスのCMパロディや、敗者復活戦の架空レポートなども含まれている。なお、この5月3日分公演については当日WOWOWで生中継された[136]他、2009年9月9日にはこの単独ライブの模様をおさめたDVDも発売された。なお、タカアンドトシは本家の「M-1」では第4回大会(2004年度)に1度だけ決勝進出を果たしているが、総合4位に終わっている(詳細上述)。
- 「M」はメールと、モテないのMであり、出場する女性芸能人の中で最も交友範囲が広いかをメールで競う大会。詳細は当該項目を参照の事。
- ロンドンハーツ:「M-2グランプリ」(2016年12月4日放送)
- M-1優勝者決定後の直生放送。今ではすっかり若手にお任せとなってしまった「体を張る企画」に、普段体を使う機会のない中堅クラスの司会者芸人たちが挑戦するという趣旨の番組。過去のM-1王者の山崎弘也(アンタッチャブル)と徳井義実(チュートリアル)を含めた7組のリアクション映像を若手芸人(狩野英孝、斎藤司(トレンディエンジェル)、井上裕介(NON STYLE)、カズレーザー(メイプル超合金)、小宮浩信(三四郎)の5名)が審査し、順位と優勝者を決定する。審査方法はM-1と同じで1人100点の持ち点、計500点満点。直前にM-1王者となった銀シャリもゲスト出演し、足つぼマッサージを体験している。優勝したひとりには賞金1000万ルピア(日本円で約8万円)と、副賞として足つぼマッサージが施された。
- 山崎:スカイダイビング
- 徳井:数日間にわたるサプライズ足つぼマッサージ
- ひとり:目隠し状態で小屋に入り、中にいる物が何かを感触で当てる「小屋の中身は何でしょう?」
- 竹山:数日間にわたる、様々な仕掛けの椅子ドッキリ
- おぎやはぎ:カースタント
- 有吉&バカリズム:箱の中で2人で協力するミニゲームをやり、失敗すると水・粉・泥などが降ってくるリアクション企画
- 淳&藤本:廃病院での肝試し
順位 | メンバー | 斎藤 | 井上 | カズ | 小宮 | 狩野 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 劇団ひとり | 100 | 100 | 99 | 99 | 99 | 497 |
2 | 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)&藤本敏史(FUJIWARA) | 98 | 94 | 90 | 97 | 95 | 474 |
3 | 徳井義実(チュートリアル) | 90 | 94 | 93 | 95 | 93 | 465 |
4 | 山崎弘也(アンタッチャブル) | 95 | 92 | 89 | 90 | 96 | 462 |
5 | おぎやはぎ | 95 | 91 | 94 | 85 | 93 | 458 |
6 | カンニング竹山 | 87 | 88 | 75 | 86 | 85 | 421 |
7 | 有吉弘行&バカリズム | 75 | 68 | 76 | 72 | 70 | 361 |
- 極楽とんぼKAKERUTV:「審査員を審査にカケル審査員審査グランプリ」(2017年12月7日放送)
- 「M-1グランプリ」などの審査員をする芸人を番組内で育成するという企画。芸人のネタを審査する審査員を「審査員審査員」が正しく審査できているか審査するという内容[137]。出演者は以下の通り。
脚注
- ↑ “M-1グランプリ:島田紳助「また違う形で…」復活も示唆”. MANTANWEB (2010年12月28日). . 2017閲覧.
- ↑ 紳助はR-1ぐらんぷり優勝を果たした佐久間一行に対して「R-1って何やねん。M-1からパクりやがって。ま、M-1もK-1からパクったんやけどな」と語ったことがある。
- ↑ ショートコントのようにセットを使用しないものに限る。コントをベースにした漫才を行うことも可能。
- ↑ 時々、舞台下からスタッフが細長い棒のようなものを差し出しているのが映っている。
- ↑ M-1グランプリは今年がラスト - 日刊スポーツ、2010年12月12日
- ↑ 2011年7月24日放送の27時間テレビ内で紳助がナインティナイン(矢部は100kmマラソンのため厳密には岡村に対してのみ)に直々に発表した。
- ↑ 「THE MANZAI 2011」でも大会実行委員長を務める予定だった紳助の引退に伴い紳助の代役的ポジションとしてビートたけしが大会最高顧問という名目で起用された。
- ↑ “『M-1』後継番組は“世界一のパフォーマー”を決める『KAMIWAZA』に! たけしがGM就任”. ORICON STYLE. (2011年11月29日) . 2011閲覧.
- ↑ 来年夏、M-1グランプリ復活 2014年7月30日付 日刊スポーツ
- ↑ 放送枠内においてスポットCMの放送は実施。
- ↑ 2015年から『THE MANZAI』の冠スポンサー及び、2016年から『R-1ぐらんぷり』『キングオブコント』の冠スポンサー。
- ↑ 2012年から2014年まで『THE MANZAI』の冠スポンサー。
- ↑ M1出場資格「結成15年以内」に変更 2015年5月22日付 日刊スポーツ
- ↑ 5年ぶり復活!M-1決勝戦は12・6 視聴者参加の企画も展開 2015年11月4日付 スポニチアネックス
- ↑ 『M-1グランプリ』ラジオで“ウラ実況”同時生放送 ORICON STYLE 2015年12月5日
- ↑ “フジ『THE MANZAI』ネタ見せ番組として継続へ”. ORICON STYLE (2015年11月25日). . 2015閲覧.
- ↑ “トレンディエンジェル出演決定!たけし&ナイナイ「今年のザマンザイは全部面白い」『Cygames THE MANZAI 2015 プレミアマスターズ』”. とれたてフジテレビ (フジテレビジョン). (2015年12月9日) . 2015閲覧.
- ↑ 18.0 18.1 14:30 - 14:35に『直前情報』も別途放送。
- ↑ http://a.excite.co.jp/News/entertainment_g/20171104/Oricon_2100120.amp.html
- ↑ “ネタ順配慮の『M-1』新ルール「トップバッター不利&敗者復活有利説」を追う”. お笑いナタリー. ORICON NEWS (オリコン). (2017年11月18日) . 2017閲覧.
- ↑ “M-1グランプリ事前特番でブラマヨ&チュートがMC、今年は決勝10組で”. お笑いナタリー. ナタリー (ナタリー). (2017年11月5日) . 2017閲覧.
- ↑ M-1グランプリ2017 村に芸能人がやってきた! ~M-1王者の漫才旅~ テレビ朝日番組表より
- ↑ プロデビュー前の結成をカウントするかどうかは本人たちに依存している。例として、ザ・パンチは高校在学中の1998年の結成を結成年としている一方で、幼稚園(当時5歳)からの幼馴染であるチュートリアルは優勝した2006年時点でコンビ歴は26年だったが正式な結成およびプロデビューが1998年のため、2008年まで出場権があった。
- ↑ 例として、同じ2000年デビューのコンビでも、ダイアン、U字工事、オードリーは2009年がラストイヤー、笑い飯、NON STYLEは2010年がラストイヤーとされていた。
- ↑ NON STYLE、パンクブーブー、笑い飯の3組について、当初は2010年が挑戦可能最終年であったが、2015年のM-1復活に伴い出場資格が結成15年以内に変更されたため、挑戦可能回が1回分延長されたが3組とも2015年の復活大会には不参加。決勝戦ではNON STYLEからは石田、パンクブーブーからは佐藤、笑い飯からは哲夫が審査員として出演した。
- ↑ さいたま市・千葉市の吉本所有劇場での開催が各1回含まれるがいずれも東京扱い。
- ↑ シード権は翌年の大会のみ有効。当年準決勝進出以上の成績を収めても翌年準決勝に進出できなかったり欠場した場合は優勝組以外はシード権は無効になる。また準決勝を欠場しても翌年のシード権は認められていた。
- ↑ この制度が適用されたのは優勝した翌年も出場したNON STYLEとパンクブーブーを除けば第6回大会に3年ぶりに出場したフットボールアワーのみである。
- ↑ ナイスアマチュア賞の審査はMCに一任され、必ずしも通過者から選ばれるとは限らない。
- ↑ 敗者復活戦が導入されたのは第2回大会からで、第1回大会では敗者復活戦の枠はなかったため、第1回大会は9組ではなく10組で決勝を行っていた。
- ↑ 準決勝に不参加でも敗者復活戦の出場権はある。2007年のザ・プラン9は浅越ゴエが準決勝直前に体調不良を起こし準決勝に出場しなかったが、敗者復活戦の出場権はあったものの、大事を取り敗者復活戦も辞退した。
- ↑ 「スカイ・A」では例年通り12:00から放送。「スカイ・A」の放送終了時刻の16:00からリレーで生中継。ただし、地上波放映分は各組のダイジェストと決勝進出者紹介がほとんどで、漫才の模様が生放送されたのはキングコングのネタ冒頭ぐらいであった。
- ↑ 第12回大会からは、全組のネタ終了から敗者復活戦の番組放送終了までの間に限りデータ放送からの投票も可能になった。また、第11回大会は一人1票、第12回大会以降は最大3組まで投票できる。
- ↑ 敗者復活したライセンスのライブやトーク番組での証言によると、まず地下鉄で移動し最寄り駅からスタジオまで自転車を使用した模様である。
- ↑ 『敗者復活』 サンドウイッチマン著
- ↑ 第6回はチュートリアルの満票優勝で2位・3位が0票だったため、決勝ファーストラウンドを2位通過したフットボールアワーが2位、3位通過した麒麟が3位と認定された。同様に第9回はパンクブーブーの満票優勝だったため、決勝ファーストラウンドを1位通過した笑い飯が2位、3位通過したNON STYLEが3位と認定された。
- ↑ 最終決戦進出の3組全てに得票があった回はその内2回敗者復活組が優勝している
- ↑ 『キングオブコント』でも第1回では最終決戦を採用していたが、第2回では全組ネタを2回披露する形式に変更されたため、同大会での最終決戦は第7回まで行われなかった。
- ↑ 兄弟番組でもある「R-1ぐらんぷり」、「キングオブコント」と同様
- ↑ ただし、第5-6回ではVTR映像(OPの映像~ロゴが表示されて再びスタジオに映像が移るまで、各コンビの挑戦前の紹介VTR等)では4:3で制作している関係で16:9の地上デジタル放送ではピラーボックスとして左右両サイドに灰色をバックに「M-1 Gramd Prix 2005」と書かれたもの(第5回)、黒い岩のような模様に上下中央に第6回のロゴを表示したもの(第6回)となっていた。
- ↑ 第4回(2004年)はコミックマーケット(12月29,30日開催)との日程重複がなかった。会場変更後も、同日に開催された例はない。
- ↑ ラサール石井の著書「笑いの現場 ひょうきん族前夜からM-1まで」(角川SSC新書、2008年)によると、島田紳助から出番前の打ち合わせで「各審査員とも、最低でも100点満点で50点は入れて欲しい」という提案があったという。その理由は「誰か1人が極端に低い点数をつけると、その影響で他の審査員が高得点でも脱落が決定してしまう。それではダメージが強烈過ぎる」。この採点基準は、第2回以降も、ある種の暗黙の了解として守られ続けているとのこと。
- ↑ ちなみになぜここまで極端な結果になったのかについて審査員のラサール石井はDonDokoDonのネタ披露の直後のトークで「(特別審査員は100点も持ち点を与えられているのに対して)むこう(一般審査員)は(1点を与えるボタンを)押す押さないの、もう二つに一つやからね。はっきり出る。」と発言していた。
- ↑ 投票順は紳助→松本→鴻上→西川→小朝→石井→青島。
- ↑ 第1回のハリガネロックも特別審査員のみの得点に限定すれば同点になるが、その場合は彼らは4位になるため、仮に第1回で第2回以降と同様の方式が取られていた場合は最終決戦に進出できていないことになる。
- ↑ 所属事務所のM2カンパニーがホリプロ傘下に入り社名変更。
- ↑ テロップでは「暴走する…」であったが、ナレーションは「暴発する…」になっていた。
- ↑ テロップは生放送ではミスで流れなかったが、DVDで「アキバ系カリスマデブ」、再放送で「秋葉系カリスマ芸人」とテロップで流れた。
- ↑ その後、2009年大会に前年王者のNON STYLEが、2010年大会に前年王者のパンクブーブーがM-1に再挑戦して決勝に進出している(ただし、この2組はどちらも敗者復活戦から勝ち上がっての決勝進出であり、予選からストレートで勝ち上がって決勝に進出したのはフットボールアワーが唯一となっている)。
- ↑ なお、決勝進出時にザ・プラン9のメンバーであった鈴木つかさが2008年に脱退、その後同じくメンバーだったなだぎ武も2015年に脱退したため、同グループは2018年現在3人組として活動している。
- ↑ 2010年大会に敗者復活枠から決勝へ出場したパンクブーブーも、この年でM-1が一旦終了となるため実質ラストイヤーであった(このため、パンクブーブーに限らず出場者全員が皆そうであった)が、仮にM-1が翌年(2011年)にも開催されていればその年がラストイヤーとなるため出場は可能であった。このため、純粋に敗者復活組が「結成年」だけの縛りでラストイヤーだったのは2018年現在ライセンスのみとなっている。
- ↑ 2007年11月より吉本興業所属タレント先の新事務所。
- ↑ 優勝したNON STYLEは大阪吉本の出身であり、東京進出後の優勝。元から東京吉本所属のコンビの優勝は出なかった。
- ↑ 優勝時大阪吉本所属だったコンビは全組東京進出をしている。
- ↑ 第2回のフットボールアワー、第9回の笑い飯、第10回のパンクブーブーもファーストラウンドを1位通過するも優勝を逃しているが、いずれもその前後の大会(それぞれ第3回、第10回、第9回)で優勝している。
- ↑ オフィス北野からフリー期間を経て2009年夏に移籍
- ↑ それ以前の最高得点も同じく笑い飯。紳助の審査で獲得した99点(第3回)。
- ↑ 2010年春に大阪から移籍
- ↑ 結成年は2003年だが、当時は最後の大会とされていたため、ラストイヤー扱いとなっている
- ↑ これは中田カウスの評点の中では第3回のスピードワゴンと並んで歴代最低得点でもある。
- ↑ これは松本人志の評点の中では第3回のフットボールアワーと並んで歴代最高得点でもある。
- ↑ ちなみにそれ以前の回の平均点(小数点1桁まで)は、第1回541.1点、第2回559.9点、第3回598.7点、第4回614.6点、第5回608.9点、第6回613.6点、第7回611.8点、第8回625.4点、第9回627.6点。
- ↑ 2013年8月にジェイピィールームから移籍
- ↑ スーパーマラドーナの2名とトレンディエンジェル斎藤が今回の審査員の中で最年少の石田よりも年上だった。
- ↑ 前大会のパンクブーブーもファーストラウンドを1位で通過し最終3位に沈んだコンビであるが、彼らの場合、点数自体は笑い飯と同率1位であり単独1位の評点ではないため。ただし、彼らとは違い、ジャルジャルは最終決戦で(1票のみではあるが)得票している。
- ↑ 板尾創路が優勝者(あべこうじ)と最下位の芸人(COWCOW山田よし)にそれぞれ「83点」と「84点」をつけていた。
- ↑ TANITAofficialのツイート(673460632012775425)
- ↑ ただし、実際に史上初の2冠を達成しているのはパンクブーブー (M-1グランプリ2009優勝後、THE MANZAI2011でも優勝している) であるにも関わらず、このようなキャッチコピーをつけられていたことを2018年8月30日放送のアメトークでパンクブーブー黒瀬が嘆いていた。
- ↑ この逆のパターンとして、M-1グランプリ第7回大会王者のサンドウィッチマンがキングオブコント第2回大会決勝に進出した例がある。
- ↑ 第8回は島田紳助が指名した順にくじを引き、第9回は決勝進出者の中でじゃんけんで、第11回は決勝進出者の中から希望順でくじ順を決めた。ちなみにくじ順は第8回は笑い飯、キングコング、ダイアン、ナイツ、NON STYLE、U字工事、ザ・パンチ、モンスターエンジンの順、第9回は南海キャンディーズ、ナイツ、ハリセンボン、ハライチ、東京ダイナマイト、モンスターエンジン、笑い飯、パンクブーブーの順、第11回は馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、和牛、スーパーマラドーナ、ジャルジャル(マネージャーによる代理)、銀シャリ、タイムマシーン3号、ハライチの順。決定したネタ順は過去の決勝結果の項目を参照のこと。
- ↑ 予備抽選結果はスーパーマラドーナ、ハライチ、さらば青春の光、銀シャリ、スリムクラブ、相席スタート、カミナリ、アキナ(マネージャーによる代理)の順。決定したネタ順は過去の決勝結果の項目を参照のこと。
- ↑ 実際この回の敗者復活組のスーパーマラドーナは番組中の抽選の結果4番手の出番となった。
- ↑ ネタ順3番からは第10回でスリムクラブが最終決戦に進出するまで唯一最終決戦進出組が出ておらず、第13回までのファーストラウンド敗退組の最高順位は第11回のスーパーマラドーナが記録した5位だった。
- ↑ 特別審査員のみの得点に限定した場合。実際は8位。
- ↑ 特別審査員のみの得点に限定した場合は9位。
- ↑ 特別審査員の得点のみに限定した場合。実際は4位。
- ↑ 特別審査員のみの得点に限定した場合は4位。
- ↑ 2017年12月12日のよしログにて,第8回優勝者であり、第11回にて審査員を務めたNON STYLEの石田明は「トップバッターがどんなに面白くてもそれ以降のコンビすべてが前のコンビより面白かった場合に細かい点数がつけられないので、10組いればトップバッターの最高点は90点(実際は100点ー後9組=91点)となる。また100点満点をつけることはほぼあり得ないので、トップバッターには85点~87点程度をつけると採点がしやすい。(略)。(第13回大会では)トップバッターのゆにばーすが作った基準点のために5組目のかまいたちあたりまで細かい点数差での採点となり、審査員が採点に窮した」と述べている。“M-1トップバッター不利説を王者が解説 よしログ” (2017年12月12日). . 2018閲覧.
- ↑ 特に初出場でトップバッターになったコンビの中で第3回の千鳥と第10回のカナリアはいずれも最下位で終わっている。
- ↑ ただし、1・2番目のコンビが不調だと暖め役にならなければならないので、1・2番と同様に不利な場合もある。
- ↑ ただし、第6回から第11回までの優勝者の出番は全て6番目以降であり、そのため近年は後半(6-8番目)の出番が好まれる傾向にあった。
- ↑ 「M-1完全読本2001-2010」より。
- ↑ ABCラジオ公式twitter 2015年12月6日
- ↑ 第1回大会の紳助は司会も兼務していた為、司会席で審査を行っていた。
- ↑ 第11回ではアンタッチャブルからは審査員として出演はなかったが柴田英嗣は朝日放送主催の「ABCお笑いグランプリ」で審査員を務めている。
- ↑ 変ホ長調 コンビ情報詳細(M-1グランプリ公式サイト)
- ↑ 87.0 87.1 87.2 87.3 決勝戦放送日を基準とする
- ↑ 第6回の変ホ長調はアマチュアであるため、彼女らを含めるとすれば0年が最短となる。
- ↑ 全員から単独1位かつ95点以上の評価
- ↑ 渡辺正行のみフットボールアワーと同点1位
- ↑ 上沼恵美子のみパンクブーブー、NON STYLEと同点1位
- ↑ 松本人志のみアジアンに最下位評価、中田カウスはタイムマシーン3号と同点最下位
- ↑ 上沼恵美子のみモンスターエンジンに最下位評価
- ↑ 中田カウスのみジャルジャルに最下位評価
- ↑ 渡辺正行のみカミナリに最下位評価。
- ↑ ただし5票中3票獲得で過半数の票は獲得している。
- ↑ 第11回のトレンディエンジェルは決勝初出場での優勝記録も兼ねているため前項の決勝初出場での優勝に太字で記載。
- ↑ 千鳥と同じく笑い飯も第2-10回に9回連続準決勝進出しているが笑い飯は最多決勝進出最多回数及び連続決勝進出記録も兼ねているため前項の最多決勝進出回数に太字で記載。
- ↑ M-1グランプリ2008完全版DVDの特典Diskに収録
- ↑ 笑い飯は優勝当時の出場資格ではラストイヤーだったが、2015年のM-1復活に伴い出場資格が結成15年以内に変更されたため、挑戦可能回が1回分追加された。
- ↑ パンクブーブーは優勝当時の出場資格における残り挑戦可能回は1回だったが、2015年のM-1復活に伴い出場資格が結成15年以内に変更されたため、挑戦可能回が1回分追加された。
- ↑ 優勝当時の出場資格における残り挑戦可能回は2回だったが、2015年のM-1復活に伴い出場資格が結成15年以内に変更されたため、挑戦可能回が1回分追加された。
- ↑ サンドウィッチマン以外の2001年~2010年までの王者は全て「爆笑オンエアバトル」に出場経験がある。一方で2015年王者のトレンディエンジェルは「オンバト+」のみに出場経験があり、また2016年王者の銀シャリと2017年王者のとろサーモンは「爆笑オンエアバトル」と「オンバト+」の両方に出場経験がある。
- ↑ “「M-1」大会史上最高の視聴率…関西では31.1%%”. ZAKZAK. (2006年12月25日)
- ↑ “M-1グランプリ、「結果発表はCMの後で!」瞬間視聴率39.7%”. オリコン. (2007年12月25日)
- ↑ “「M-1」視聴率23・7%、過去最高 クラブW杯決勝は12・8%”. 産経ニュース. (2008年12月22日)
- ↑ “「M-1」視聴率、関西で30%、関東でも20%”. 産経ニュース. (2009年12月21日)
- ↑ “最後の『M-1グランプリ』視聴率は関東18.7% 、関西は23.4%”. オリコン. (2010年12月27日)
- ↑ “5年ぶり『M-1』高視聴率で復活 関東17.2%、関西21.4%”. オリコン. (2015年12月7日)
- ↑ 「M―1」西高東低 関西平均は関東の約2倍23・8% 瞬間最高32・9%[1]
- ↑ とろサーモンが悲願V「M-1」高視聴率 関東15・4%、関西24・0% ともに昨年上回る[2]
- ↑ 第7回のDVD特典の優勝記者会見より
- ↑ 113.0 113.1 出場者キャッチコピーが「無印(ノーマーク)」だった。
- ↑ 第8回のモンスターエンジンの紹介VTRで歴代のダークホースのうちの1組とされていた。
- ↑ 番組内ではナレーションで「謎のコンビ」と呼ばれていた。
- ↑ 番組内では出場者の紹介VTR内で「ダークホース」と呼ばれていた。その際にダークホースとして紹介されていた過去の決勝出場コンビは麒麟、千鳥、南海キャンディーズ、ブラックマヨネーズの4組でタイムマシーン3号はVTRに登場しなかった。
- ↑ 番組内では出場者の紹介VTR内で「謎のコンビ」と呼ばれていた。
- ↑ 番組内では出場者の紹介VTR内で「ダークホース」および「謎のコンビ」と呼ばれていた。また出場者キャッチコピーが「無印(ノーマーク)島人(しまんちゅ)」だった。
- ↑ 出場者キャッチコピーが「誰も知らない超ダークホース」だった。
- ↑ 出場者キャッチコピーが「ダークホース」だった。
- ↑ 出場者キャッチコピーが「無印(ノーマーク)」だった。また番組内での紹介VTRでも「今回のダークホース」と呼ばれていた。
- ↑ ただし、敗者復活枠ではっきりと「ダークホース」といわれたのはアンタッチャブル、サンドウィッチマン、オードリーの3組だけである。
- ↑ 当初は笑い飯とNON STYLEがラストイヤーと言われていたが、この年から10年目の定義が1月結成から4月結成に変わり、両者とも2000年4月以降に結成されたので2010年がラストイヤーとなった(しかし、同年にデビューしたダイアンとU字工事はラストイヤーとされていた)。
- ↑ 復活大会となる2015年の第11回大会では結成15年まで出場できるようになったため3組とも第11回では出場権利が1回分復活したが、この3組で出場したのはナイツだけだった。
- ↑ M-1ニュース -「超有名漫画家コンビがM-1の舞台へ!」
- ↑ M-1ニュース -「元五輪代表が念願のM-1出場!」
- ↑ M-1ニュース -「巫女さん&漫画家「雅画」!1回戦の結果は…?」
- ↑ 敗者復活制度が存在しなかった2001年大会のDVDは除く。また、2007年大会のDVDでは敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝してしまったため、表面では彼らの写真がそのまま貼られているのに、裏面では彼らの写真が?マークで隠されてしまうという事態が発生してしまった。
- ↑ スピードワゴン、タイムマシーン3号、麒麟は該当部分の音声を消して映像のみ流しているため、チャプターの冒頭部分に「著作権の関係で音声をカットしている」旨の表示がなされる。
- ↑ 130.0 130.1 「M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010」では該当箇所の音声のみをカットする処置となっている。
- ↑ DVD-BOX版などではネタ自体がカットされているものもある。また、後述のカナリアとは違い、彼らが披露したのは準決勝ネタであったため、その場合、何も収録されていない(ただし、順位の欄には名前のみある)。
- ↑ 代わりに準決勝ネタが収録されている。ちなみにDVD収録時にこのような措置をとられるのはR-1ではよくあるが、M-1では彼らが唯一である。
- ↑ 代わりに銀シャリ本人による「幻のファーストラウンド漫才完全解説」という特典映像が収録されている。なお、歴代の優勝者において、大会で披露したネタが完全に収録されなかったのは、彼らが唯一である(ただし、最終決戦でのネタはカットされずに通常通り収録されている)。
- ↑ 第12回大会(敗者復活戦)のDVDも同じくカットされている。
- ↑ ネタフェス2016
- ↑ “タカアンドトシがWOWOW本社を突撃訪問!「欧米か!」もさく裂|株式会社WOWOWのニュースリリース”. . 2013-5-22閲覧.
- ↑ “加藤浩次、芸人の“審査員”にピシャリ「辛口ぶってる。鼻につくね」”. livedoorNEWS (2017年12月9日). . 2018閲覧.