愛の劇場
『愛の劇場』(あいのげきじょう)は、1969年2月24日から10月3日までおよび同年11月17日から1970年4月24日まで朝日放送が、1969年10月6日から11月14日までおよび1970年4月27日から2009年3月27日までTBSが制作し、TBS系列局ほかで放送されていた昼の帯テレビドラマシリーズ枠である(この枠で放送された作品名には全て“愛の劇場”と冠される)。通算216作[1]が放送された。字幕放送を実施していた。
Contents
概要
1969年2月24日放送開始。開始当初はネットチェンジ前の朝日放送が制作を担当しており、制作局では13:15 - 13:45に放送していた(系列キー局のTBSでは15分先行の13:00 - 13:30に放送していた)。その後、1970年4月27日にTBSの制作ヘ移行し、制作局のTBSでは13:00 - 13:30に放送していた。
西日本中心のTBS系列局では『シャボン玉寄席』(朝日放送制作)を13:00 - 13:15に放送する関係で、1969年10月6日から11月14日までならびに1970年4月27日から1975年3月28日までは本番組を制作局のTBSより15分遅れとしていた[注 1]。1975年3月31日よりTBS系列全局で13:00 - 13:30での同時ネットにそろえられた。1999年9月以前は、花王(開始当初は花王石鹸)[注 2]の一社提供番組で、「花王 愛の劇場」との名称であったが、その後は花王を含む複数社提供となり、名称から花王の名が外された。花王に社名変更して、その当時のロゴになってからは、他の一社提供番組との共通クレジット(白地に若竹色)を使用していた[注 3]。風呂場や台所の場面では筆頭スポンサーである花王の石鹸・洗剤類、1990年代以降は食卓や台所などに食品事業のエコナやヘルシア緑茶が置かれていた。
作品の内容として、1969年・1970年代は第1作目[1][2][3]『女の絶唱』にみられるような当時「よろめきドラマ[4]」とも称された「昼メロ」[5]が主流で[2]、それ以降は家族や主婦を題材にした感動作や人情ものが主となった。1980年代には 『わが子よ』などに代表される社会派が目立ち[2]、1990年代は『天までとどけ』シリーズや『ラブの贈りもの』『大好き!五つ子』のようなごく普通の家庭を舞台に親子・夫婦愛をテーマとしたホームドラマ、『離婚パーティー』『ひとりっ子同志』『温泉へ行こう』シリーズのようなラブコメディものの作品が多くを占め、愛憎劇系の作品はほとんど作られなかった。また、『ぽっかぽか』のようにレディースコミックを原作とする作品も出現するようになった。この頃より30話(6週間)以内で完結する作品が増加した。
2000年代前半は『新・天までとどけ』・『大好き!五つ子』『温泉へ行こう』の各シリーズ制作で年間のほぼ半分を占めるのが恒例化するが、2004年にこれらシリーズが一旦完結。『大好き!五つ子Go!!』以外は非シリーズ作品で占められた2005年度は『聞かせてよ愛の言葉を』や『貞操問答[注 4]』等、1970年代主流作に通じる愛憎劇タイプの作品が複数制作された。[注 5]。
2006年度は宮藤官九郎脚本の『吾輩は主婦である』、ZARDが主題歌を担当した『すてきにコモン!』など、キャスティングやパブリシティに力を入れるにように変化していき、2007年度はロケ中心で撮影に時間と手間を大きくかけプライムタイム帯のドラマに匹敵する内容の『砂時計』(同時並行で映画版も製作した)と『愛のうた!』が相次いで放送された。
主演は当初は三ツ矢歌子・高千穂ひづるなどの映画女優が、1970年代後半からは島かおり・長内美那子や松本留美など中堅どころの女優が多かったが、1980年代後半以降小川範子・森口博子・南野陽子・中澤裕子・森尾由美・さくら・鈴木亜美などの女優に転身した元アイドルが主演するケースも増えていた。
シリーズの終了とその後
2008年度は『―五つ子』シリーズを除いてラブストーリー・ラブコメディものの作品で占められ、11月からは『砂時計』と作風が似た『ラブレター』が放送されていた。2008年11月27日にTBSの2009年春改編において『ピンポン!』と『2時っチャオ!』を終了させ、2009年3月30日より『ひるおび!』の開始に伴う枠確保の目的で愛の劇場を「同年3月いっぱいをもって終了」[6]、「同年3月いっぱいで終了する方向で調整」[7]、「放送時間変更」[8]、との報道が一部スポーツ紙で行われた(この番組の次の時間に放送される『ひるドラ』も同様の報道が行われた)。TBSは取材に対して「4月の改編は検討中です」(2008年11月時点)と回答[6][9]していたが、2008年12月3日にTBSより正式に翌年3月での枠終了[10][11][12][13][14]が発表された。他に枠廃止の要因として、TBS編成制作本部PRセンターは「主力視聴者層となる40代までの主婦層のドラマ離れによる視聴率低下(2000年代にて5%程度の作品も存在)」を挙げている[2]。
2009年2月23日から放送の『愛の劇場 最終シリーズ 大好き!五つ子』が最終作品となり、同年3月27日の放送をもって終了、同時に「愛の劇場」も40年の歴史に幕を閉じた[注 6]。その後テレビ東京が2008年9月29日から設置していた『Lドラ』[注 7]が2010年4月2日をもって終了。それ以降に現存する民放の帯ドラマ枠は東海テレビが制作してフジテレビ系列で放送される平日13時台の昼ドラの1本のみになっていたが、2016年3月31日をもって終了した(同様に『ライオンのごきげんよう』も放送終了したため)。これにより、民放で放送される新作の帯ドラマ枠は2017年3月まで一旦姿を消した[注 8]。
終了後、枠復活を望む意見が一部で存在する[15]。
オープニングタイトル
- 初代:雫
- 2代目:木
- 楽曲は梓みちよの「もっと人生を下さい」。タイトルコールのアナウンスは矢島正明。
- 3代目:アニメーション
- 楽曲は大貫妙子(タイトル不明)、アナウンスは中村啓子。
- 4代目:泉(3DCG)
- 若竹色の泉から「花王 愛の劇場」のタイトルがスライドインするもの。これにより提供読みが分離(本編Aパートのオープニング後に挿入)され、ジングルにタイトルコールを被せた6秒程度のものとなる。アナウンスは中村啓子。
- 5代目:2匹の子犬(実写)
- 1998年の『風になりたい』から2003年の『銀座まんまんなか!』迄。1999年9月末(「温泉へ行こう」開始後)迄は「花王 愛の劇場」のテロップとタイトル読みが有ったが、10月以降は複数社提供となった為「愛の劇場」の表記とタイトル読みとなる。
- 6代目:ピアノ(3DCGアニメ、ハイビジョン制作)
- 2004年に愛の劇場35周年を記念して作られ、『コスメの魔法』から使用。ピアノの鍵盤を足で踏み、メロディを奏でる赤・青・緑・黄の小さな4つのキャラクター(名前は不明)が映り、女性ナレーションが「愛の劇場」とアナウンスする。2004年作品はタイトルの上に「35 ANNIVERSARY」の付記があるが2005年以降は省かれている。
平均視聴率上位3作品
※2009年2月時点[16]
- 第1位『岸壁の母』(1977年11月 - 12月、10周年記念番組の第1作目、主演:市原悦子)19.1%
- 第2位『別れて生きる時も』(1978年1月 - 3月、主演:松原智恵子)17.6%
- 第3位『白衣の姉妹』(1978年3月 - 5月、主演:島かおり)17.3%
放送リスト
タイトル | 放送期間 | 主演 | 備考 |
---|---|---|---|
新・女の絶唱 | 1970年1月 - 2月 | 三ツ矢歌子、小泉博 | |
女のうず潮 | 1970年2月 - 4月 | 松山容子、木村功 | ここまで朝日放送制作 |
愛の荒野 | 1970年4月 - 6月 | 高千穂ひづる | これ以後TBS制作 |
愛と死と | 1970年6月 - 8月 | 島かおり | |
波の塔 | 1970年8月 - 10月 | 桜町弘子 | |
智恵子抄 | 1970年11月 - 12月 | 木村功、佐藤オリエ | |
氷点 | 1971年1月 - 3月 | 小山明子 | |
第二の結婚 | 1971年3月 - 5月 | 園井啓介、高千穂ひづる | |
女の河 | 1971年5月 - 7月 | 松尾嘉代 | |
夏の嵐 | 1971年7月 - 8月 | 長内美那子 | |
人妻椿 | 1971年8月 - 10月 | 三ツ矢歌子、船戸順 | |
真実一路 | 1971年11月 - 12月 | 林美智子 | |
北信濃絶唱 | 1972年1月 - 3月 | 島かおり | |
妻ふたたび | 1972年3月 - 5月 | 沢井桂子 | |
愛染椿 | 1972年5月 - 7月 | 三ツ矢歌子 | |
喜びも悲しみも幾歳月 | 1972年7月 - 8月 | 園井啓介、吉行和子 | |
月よりの使者 | 1972年8月 - 10月 | 北川めぐみ | |
乳房よ永遠に | 1972年10月 - 12月 | 長山藍子 | |
越前竹人形 | 1973年1月 - 2月 | 司葉子、池田秀一 | |
美しき煩悩 | 1973年2月 - 4月 | 山本陽子 | |
愛ある日々 | 1973年4月 - 6月 | 高千穂ひづる | |
婚期 | 1973年7月 - 8月 | 日色ともゑ | |
人生の並木路 | 1973年8月 - 10月 | 川津祐介 | |
花のいのち | 1973年10月 - 12月 | 白川由美 | |
放浪記 | 1974年1月 - 3月 | 樫山文枝 | |
五番町夕霧楼 | 1974年3月 - 5月 | 三浦真弓 | |
妻は告白する | 1974年5月 - 7月 | 磯野洋子 | |
母の鈴 | 1974年7月 - 8月 | 佐藤オリヱ | |
真珠夫人 | 1974年9月 - 10月 | 光本幸子 | |
二十一歳の父 | 1974年10月 - 12月 | 島かおり | |
しろがね心中 | 1975年1月 - 2月 | 大空真弓 | |
妻と女の間 | 1975年3月 - 5月 | 三ツ矢歌子 | 1975年3月31日から近畿地区のネット局が本枠の初期の制作局でもある朝日放送から毎日放送へ変更。 また、同時にTBS系列局の放送時間が13:00 - 13:30に統一。 |
赤い殺意 | 1975年5月 - 7月 | 市原悦子 | |
忍ぶ川 | 1975年7月 - 8月 | 上村香子 | |
ここに幸あり | 1975年9月 - 10月 | 松本留美 | |
愛の断崖 | 1975年11月 - 12月 | 松原智恵子 | |
浮雲 | 1976年1月 - 3月 | 佐藤オリエ | |
名もなく貧しく美しく | 1976年3月 - 5月 | 島かおり、東野英心 | |
愛の秘密 | 1976年5月 - 7月 | 三ツ矢歌子 | |
絶唱 | 1976年7月 - 8月 | 吉沢京子 | |
君恋し | 1976年8月 - 10月 | 松本留美 | |
幻の殺意 | 1976年11月 - 12月 | 小林千登勢 | |
私は忘れたい | 1977年1月 - 3月 | 大空真弓 | |
乱れる | 1977年3月 - 5月 | 武原英子 | |
愛と死のかたみ | 1977年5月 - 7月 | 島かおり | |
母の肖像 | 1977年7月 - 9月 | 吉沢京子 | |
誰か故郷を想わざる | 1977年9月 - 11月 | 松本留美 | |
岸壁の母 | 1977年11月 - 12月 | 市原悦子 | |
別れて生きる時も | 1978年1月 - 3月 | 松原智恵子 | |
白衣の姉妹 | 1978年3月 - 5月 | 島かおり、沢井桃子 | |
声 赤い耳鳴り | 1978年5月 - 6月 | 小林千登勢 | |
微笑 | 1978年7月 - 8月 | 河内桃子 | |
愛の終着駅 | 1978年8月 - 10月 | 松本留美 | |
転落の詩集 | 1978年10月 - 12月 | 上村香子 | |
女の一生 | 1979年1月 - 3月 | 和泉雅子 | |
母子草 | 1979年3月 - 5月 | 長内美那子 | |
体の中を風が吹く | 1979年5月 - 7月 | 香山美子 | |
二十四の瞳 | 1979年7月 - 8月 | 島かおり | |
北の宿から | 1979年9月 - 10月 | 松本留美 | |
幻の花嫁 | 1979年10月 - 12月 | 樫山文枝 |
タイトル | 放送期間 | 主演 | 備考 |
---|---|---|---|
古都 | 1980年1月 - 3月 | 岡江久美子 | |
愛とおそれと | 1980年3月 - 5月 | 三ツ矢歌子 | |
わが母は聖母なりき | 1980年5月 - 7月 | 市原悦子 | |
ダンプかあちゃん | 1980年7月 - 8月 | 松本留美 | |
愛の旅路 | 1980年9月 - 10月 | 樋口可南子 | |
再会の海 | 1980年11月 - 12月 | 風吹ジュン | |
燃える命 | 1981年1月 - 2月 | 酒井和歌子 | |
下町の空 | 1981年3月 - 5月 | 島かおり | |
しづの生涯 | 1981年5月 - 7月 | 大空真弓 | |
わが子よ | 1981年7月 - 8月 | 小林千登勢 | |
ふたりの旅路 | 1981年8月 - 10月 | 永井秀明 | |
あした幸福 | 1981年11月 - 12月 | 和泉雅子 | |
夫婦 | 1982年1月 - 3月 | 岩崎加根子 | |
秘密 | 1982年3月 - 5月 | 上村香子 | |
流れる星は生きている | 1982年5月 - 7月 | 島かおり | |
わが子よII | 1982年7月 - 8月 | 高部知子、小林千登勢 | |
赤い関係 | 1982年8月 - 11月 | 大空真弓 | |
挽歌 | 1982年11月 - 12月 | 平淑恵 | |
母も娘も | 1983年1月 - 2月 | 浜木綿子 | |
トラックかあちゃん | 1983年2月 - 4月 | 長谷直美 | |
めだかの歌 | 1983年4月 - 5月 | 新克利 | |
女橋 | 1983年5月 - 7月 | 市原悦子 | |
わが子よIII | 1983年7月 - 9月 | 小林千登勢 | |
家族づくり | 1983年9月 - 10月 | 藤田弓子 | |
妻の定年 | 1983年10月 - 12月 | 水野久美 | 1983年12月から福島県のネット局が福島テレビからテレビユー福島へ変更 |
黒革の手帖 | 1984年1月 - 2月 | 大谷直子 | |
花さくらんぼ | 1984年2月 - 4月 | 坂上味和 | |
妻の旅立ち | 1984年4月 - 6月 | 香川京子 | |
人生はガタゴト列車 | 1984年6月 - 7月 | 島かおり | |
わが子よIV | 1984年7月 - 9月 | 小林千登勢 | |
その時、妻は | 1984年9月 - 11月 | 中田喜子 | |
雪舞い | 1984年11月 - 12月 | 香山美子 | |
愛ってなに | 1985年1月 - 3月 | 長山藍子 | |
忘却の愛 | 1985年3月 - 4月 | 永島暎子 | |
遥かなり母と娘の旅路 | 1985年4月 - 5月 | 松尾嘉代 | |
娘が愛した人は | 1985年6月 - 7月 | 高橋悦史 | |
わが子よV | 1985年7月 - 8月 | 小林千登勢 | |
お鏡 | 1985年9月 - 10月 | 市原悦子 | |
その時、妻はII | 1985年10月 - 12月 | 中田喜子 | |
家庭って? | 1986年1月 - 2月 | 大空真弓 | |
あなただったら? | 1986年3月 - 4月 | 杉田かおる | |
袖ふれあうも嫁姑 | 1986年4月 - 5月 | 秋野太作 | |
失われた過去 | 1986年6月 - 7月 | 平淑恵 | |
わが子よVI | 1986年7月 - 8月 | 若林志穂、小林千登勢 | |
母さん、家においでよ | 1986年9月 - 10月 | 津島恵子 | |
氷紋 | 1986年11月 - 12月 | 高橋惠子 | |
ああ家族 | 1987年1月 - 2月 | 赤木春恵、大空真弓 | |
さよならママ | 1987年3月 - 4月 | 平淑恵 | |
三どしま | 1987年4月 - 6月 | 岩崎加根子 | |
愛の激流 | 1987年6月 - 7月 | 香山美子 | |
母さんと呼びたい | 1987年7月 - 8月 | 若葉しおり | |
妻よ妻よ | 1987年8月 - 10月 | 長山藍子 | |
誘惑 | 1987年11月 - 12月 | 芦川よしみ | |
ああ嫁さん | 1988年1月 - 3月 | 池内淳子 | |
殉愛 | 1988年3月 - 4月 | 栗原小巻、伊藤孝雄 | |
心変わり | 1988年5月 - 6月 | 多岐川裕美 | |
ママの色鉛筆 | 1988年6月 - 8月 | 石野真子 | |
料理恋物語 | 1988年8月 - 9月 | 宮崎美子 | |
女に生まれて | 1988年9月 - 11月 | 中田喜子 | |
かけおち通り | 1988年11月 - 12月 | 佳那晃子、新藤栄作 | |
ああわが家 | 1989年1月 - 3月 | 長山藍子 | |
小春の春 | 1989年3月 - 4月 | 片平なぎさ | |
おめでた | 1989年4月 - 5月 | 市毛良枝 | |
鎌倉ペンション物語 | 1989年5月 - 7月 | 沢田亜矢子 | |
夏色の天使 | 1989年7月 - 9月 | 小川範子 | |
結婚の条件 | 1989年9月 - 10月 | 香山美子 | 1989年10月から山形県のネット局が山形放送からテレビユー山形へ変更 |
うらぎり | 1989年10月 - 12月 | 久野綾希子 |
タイトル | 放送期間 | 主演 | 備考 |
---|---|---|---|
ああ結婚 | 1990年1月 - 2月 | 岸田敏志 | |
いつか誰かと | 1990年2月 - 4月 | 宮崎美子 | |
おむこさん | 1990年4月 - 6月 | 石川秀美 | |
一緒に暮らしたい | 1990年6月 - 7月 | 沢田亜矢子 | |
夏色のアルバム | 1990年7月 - 8月 | 原田和美 | |
家族って | 1990年9月 - 11月 | 奈良岡朋子 | 1990年10月から富山県のネット局が北日本放送からチューリップテレビへ変更 |
明日さがし | 1990年11月 - 12月 | 有森也実 | |
ああ相続 | 1991年1月 - 3月 | 赤木春恵 | |
天までとどけ | 1991年3月 - 5月 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
湘南ペンション通り | 1991年5月 - 7月 | 沢田亜矢子 | |
アイとサムの街 | 1991年7月 - 8月 | 上田尚美、上田和美 | |
花嫁 | 1991年9月 - 10月 | 奈良岡朋子、沢田雅美 | |
花を下さい | 1991年10月 - 12月 | 岡田奈々 | |
ああ母さん | 1992年1月 - 2月 | 赤木春恵 | |
おべんきょう | 1992年2月 - 4月 | 坂口良子 | |
結婚専科30 | 1992年4月 - 5月 | 黒田福美 | |
温泉に行きたい | 1992年6月 - 7月 | 沢田亜矢子 | |
天までとどけ2 | 1992年7月 - 8月 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
ママ走れ! | 1992年8月 - 10月 | 和泉雅子 | 1992年10月から愛媛県のネット局が南海放送からあいテレビへ変更 同時に秋田放送・福井放送・四国放送で放送されるTBS系列帯番組は本枠のみに |
私の生徒は12人 | 1992年10月 - 12月 | 伊藤かずえ | |
家族の物語 | 1993年1月 - 4月 | 長山藍子 | |
天国からもういちど | 1993年4月 - 5月 | 鳥越マリ、小野寺昭、大島さと子 | |
離婚パーティー | 1993年5月 - 7月 | 石野真子 | |
子子家庭は危機一髪 | 1993年7月 - 8月 | 尾羽智加子、植木悠太、あおい輝彦、市毛良枝 | |
年上でもいいじゃない | 1993年9月 - 10月 | 星野知子 | |
赤い迷宮 | 1993年10月 - 12月 | 森下桂 | |
ママじゃないってば! | 1994年1月 - 2月 | 河合奈保子 | |
天までとどけ3 | 1994年2月21日 - 4月22日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
お見合いの達人 | 1994年4月 - 5月 | 松本伊代 | |
ぽっかぽか | 1994年6月13日 - 7月22日 | 七瀬なつみ、羽場裕一 | |
夏は秘密がいっぱい! | 1994年7月 - 8月 | 尾羽智加子 | |
ひとり家族 | 1994年9月 - 10月 | 中田喜子 | |
いつの日かその胸に | 1994年11月 - 12月 | 松村雄基 | |
とっても母娘 | 1995年1月4日 - 2月17日 | 渡辺典子、奥菜恵 | |
天までとどけ4 | 1995年2月20日 - 4月14日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
パパは保母さん | 1995年4月17日 - 6月2日 | 大柴亨、可愛かずみ | |
あした家族になあれ | 1995年6月5日 - 7月21日 | 生稲晃子 | |
ママに宿題 | 1995年7月24日 - 9月1日 | 床嶋佳子、中本賢 | |
ぽっかぽか2 | 1995年9月4日 - 10月27日 | 七瀬なつみ、羽場裕一 | |
もういちど家族 | 1995年10月30日 - 12月28日 | 長山藍子 | |
ママは大ピンチ!! | 1996年1月4日 - 2月16日 | 城戸真亜子 | |
天までとどけ5 | 1996年2月19日 - 4月12日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
ひよこたちの天使 | 1996年4月15日 - 5月31日 | 芳本美代子 | |
おーい!ムコどの | 1996年6月3日 - 7月19日 | ちはる、布川敏和 | |
ラブの贈りもの | 1996年7月22日 - 8月30日 | 森尾由美 | |
ひとりっ子同志 | 1996年9月2日 - 10月18日 | 中島ひろ子 | |
おひさまがいっぱい | 1996年10月21日 - 12月6日 | 田中広子 | |
ぽっかぽか3 | 1996年12月9日 - 1997年2月14日 | 七瀬なつみ、羽場裕一 | |
天までとどけ6 | 1997年2月17日 - 4月11日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
あした吹く風 | 1997年4月14日 - 5月30日 | 中山忍 | |
ぐっどあふたぬ〜ん | 1997年6月2日 - 7月18日 | 河合美智子 | |
ラブの贈りもの2 | 1997年7月 - 8月 | 森尾由美 | |
WHO!? | 1997年9月1日 - 10月31日 | 星野真理 | |
さしすせそ!? | 1997年11月3日 - 12月26日 | 森口博子 | |
風になりたい | 1998年1月5日 - 2月20日 | 田中美奈子 | |
熱中家族 | 1998年2月23日 - 4月3日 | 中村あずさ | |
天までとどけ7 | 1998年4月6日 - 5月29日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
パパ・レンタル中 | 1998年6月1日 - 7月17日 | 高橋ひとみ、橋爪淳 | |
勇気をだして | 1998年7月20日 - 8月28日 | かとうれいこ | |
39歳の秋 | 1998年8月31日 - 10月23日 | 片平なぎさ | |
再婚トランプ | 1998年10月26日 - 12月4日 | 東ちづる | |
ひなたぼっこ | 1998年12月7日 - 1999年1月29日 | 七瀬なつみ | |
家族になろうよ! | 1999年2月1日 - 3月19日 | 早見優 | |
天までとどけ8 | 1999年3月22日 - 4月9日 | 岡江久美子、綿引勝彦 | |
はれ時々くもり | 1999年4月12日 - 6月4日 | 美保純 | |
空への手紙 | 1999年6月7日 - 7月23日 | 有森也実 | |
大好き!五つ子 | 1999年7月26日 - 9月10日 | 森尾由美 | |
温泉へ行こう | 1999年9月13日 - 12月10日 | 加藤貴子 | 本作の途中までTBS系列局は花王一社提供 それ以後のTBS系列局は同社筆頭の複数社提供に移行 TBS系列外局の秋田放送・福井放送は花王一社提供を継続 |
新・天までとどけ | 1999年12月13日 - 2000年3月17日 | 松田美由紀 |
タイトル | 放送期間 | 主演 | 備考 |
---|---|---|---|
あっとほーむ | 2000年3月20日 - 6月9日 | 尾上紫、谷原章介 | |
ママまっしぐら! | 2000年6月12日 - 7月21日 | 芳本美代子 | |
大好き!五つ子2 | 2000年7月24日 - 9月1日 | 森尾由美 | |
永遠の1/2 | 2000年9月4日 - 11月24日 | 戸田麻衣子、小沢真珠 | |
温泉へ行こう2 | 2000年11月27日 - 2001年2月23日 | 加藤貴子 | |
新・天までとどけ2 | 2001年2月26日 - 4月20日 | 松田美由紀 | |
たのしい幼稚園 | 2001年4月23日 - 7月20日 | 高岡早紀 | |
大好き!五つ子3 | 2001年7月23日 - 8月31日 | 森尾由美 | |
ラブ&ファイト | 2001年9月3日 - 11月30日 | 宮本真希 | |
ママまっしぐら!2 | 2001年12月3日 - 2002年1月25日 | 芳本美代子 | |
温泉へ行こう3 | 2002年1月 - 4月 | 加藤貴子 | |
新・天までとどけ3 | 2002年4月 - 6月 | 松田美由紀 | |
一攫千金夢家族 | 2002年6月 - 7月 | 南野陽子 | |
大好き!五つ子4 | 2002年7月 - 8月 | 森尾由美 | |
太陽と雪のかけら | 2002年9月 - 11月 | 伊藤裕子 | |
ママまっしぐら!3 | 2002年11月 - 12月 | 芳本美代子 | |
またのお越しを | 2003年1月 - 3月 | 原千晶 | |
新・天までとどけ4 | 2003年3月 - 5月 | 松田美由紀 | |
ダンシングライフ | 2003年5月 - 6月 | 遠藤久美子 | |
一攫千金夢家族2 | 2003年6月 - 7月 | 南野陽子 | |
大好き!五つ子5 | 2003年7月 - 8月 | 森尾由美 | |
温泉へ行こう4 | 2003年9月 - 11月 | 加藤貴子 | |
銀座まんまんなか! | 2003年11月 - 12月 | 奥貫薫 | |
コスメの魔法 | 2004年1月 - 2月 | 萬田久子 | |
新・天までとどけ5 | 2004年3月 - 4月 | 松田美由紀 | |
ほーむめーかー | 2004年4月 - 6月 | 中澤裕子 | |
よい子の味方 | 2004年6月 - 7月 | 安達祐実 | |
大好き!五つ子6 | 2004年7月 - 9月 | 森尾由美 | |
すずがくれた音 | 2004年9月 - 10月 | 高田万由子、尾美としのり | |
ママは女医さん | 2004年10月 - 11月 | 床嶋佳子 | |
温泉へ行こう5 | 2004年11月 - 2005年2月 | 加藤貴子 | |
聞かせてよ 愛の言葉を |
2005年2月 - 4月 | 伊藤かずえ | |
うちはステップファミリー | 2005年4月 - 5月 | 森口博子 | |
コスメの魔法2 | 2005年5月 - 7月 | 萬田久子 | |
大好き!五つ子Go!! (第7シリーズ) |
2005年7月 - 9月 | 森尾由美 | |
正しい恋愛のススメ | 2005年9月 - 10月 | 大島さと子、ウエンツ瑛士 | |
貞操問答 | 2005年10月 - 12月 | さくら | |
ママはバレリーナ | 2005年12月 - 2006年2月 | 床嶋佳子 | |
病院へ行こう! | 2006年2月 - 3月 | 六車奈々 | |
すてきにコモン! | 2006年3月 - 5月 | 芳本美代子 | |
吾輩は主婦である | 2006年5月 - 7月 | 斉藤由貴 | |
大好き!五つ子Go²!! (第8シリーズ) |
2006年7月 - 9月 | 森尾由美 | |
スイーツドリーム | 2006年9月 - 10月 | いとうあいこ・東幹久 | |
いい女 | 2006年10月 - 12月 | 石野真子 | |
結婚式へ行こう! | 2006年12月 - 2007年3月 | 石橋奈美 | |
砂時計 | 2007年3月 - 6月 | 佐藤めぐみ | 本作から秋田放送・福井放送は13:25 - 13:55から各局別の放送時間に |
マイフェアボーイ | 2007年6月 - 7月 | 熊谷真実、山本裕典 | |
大好き!五つ子Go³!! (第9シリーズ) |
2007年7月 - 8月 | 森尾由美 | |
家に五女あり | 2007年9月 - 10月 | つぐみ、前田吟 | |
愛のうた! | 2007年10月 - 12月 | 雛形あきこ | |
三代目のヨメ! | 2008年1月 - 3月 | 島崎和歌子 | |
スイート10 〜最後の恋人〜 |
2008年3月 - 5月 | 三浦理恵子 | |
再婚一直線! | 2008年5月 - 7月 | 井森美幸 | |
大好き!五つ子2008 (第10シリーズ) |
2008年7月 - 8月 | 森尾由美 | |
温泉へGo! | 2008年9月 - 11月 | 加藤貴子、池内淳子、大鶴義丹 | |
ラブレター | 2008年11月 - 2009年2月 | 鈴木亜美 | 愛の劇場40周年記念番組 |
愛の劇場 最終シリーズ 大好き!五つ子 |
2009年2月 - 3月 | 森尾由美 | 本枠の最終作品[3][14] |
放映ネット局
※系列は放送当時のもの
※太字の局は1969年2月24日から10月3日までおよび同年11月17日から1970年4月24日まで制作局(朝日放送)と同時ネットしており、1969年10月6日から11月14日までおよび1970年4月27日から1975年3月28日まで制作局(東京放送〈現:TBSテレビ〉)より15分遅れ(13:15 - 13:45)としており、同年3月31日から制作局(東京放送〈現:TBSテレビ〉)と同時ネットとしていた局。
※細字の局は1969年2月24日から10月3日までおよび同年11月17日から1970年4月24日まで制作局(朝日放送)より15分先行(13:00 - 13:30)としており、1969年10月6日から11月14日までおよび1970年4月27日から制作局(東京放送〈現:TBSテレビ〉)と同時ネットとしていた局。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送 | TBS系列 | 「若きいのちの日記」までならびに「君は心の妻だから」から「女のうず潮」までの制作局 1969年10月6日から11月14日までおよび1970年4月27日から1975年3月28日までTBSより15分遅れ |
現:朝日放送テレビ ネットチェンジにより途中打ち切り |
関東広域圏 | 東京放送 | 「古都の雨」ならびに「愛の荒野」以降の制作局 1969年2月24日から10月3日までおよび同年11月17日から1970年4月24日までは朝日放送より15分先行 |
現:TBSテレビ | |
北海道 | 北海道放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
||
青森県 | 青森テレビ | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
1969年12月開局から[注 9] | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
1995年6月までは岩手放送 | |
宮城県 | 東北放送 | |||
秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット | 系列外遅れネット局への送出局(2007年3月まで) |
山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1980年4月から1989年9月まで[注 10] | |
テレビユー山形 | TBS系列 | TBSと同時ネット | 1989年10月開局から | |
福島県 | 福島テレビ | フジテレビ系列 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送より15分先行 →TBSと同時ネット →遅れネット |
1983年11月まで 1983年3月まではTBS系列とのクロスネット局[注 11] |
テレビユー福島 | TBS系列 | TBSと同時ネット | 1983年12月開局から | |
山梨県 | テレビ山梨 | 朝日放送より15分先行 →TBSと同時ネット |
1970年4月開局から | |
新潟県 | 新潟放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
||
長野県 | 信越放送 | 朝日放送より15分先行 →TBSと同時ネット |
||
静岡県 | 静岡放送 | |||
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット | 1990年9月まで[注 12] |
チューリップテレビ | TBS系列 | TBSと同時ネット | 旧:テレビユー富山、1990年10月開局から | |
石川県 | 北陸放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
||
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
遅れネット | 1989年3月までは日本テレビ系単独加盟局 |
中京広域圏 | 中部日本放送 | TBS系列 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
現:CBCテレビ |
近畿広域圏 | 毎日放送 | TBSと同時ネット | 1975年3月31日から、腸捻転解消に伴う移行 | |
島根県 →鳥取県・島根県 |
山陰放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
1972年9月までの放送エリアは島根県のみ 1972年9月より相互乗り入れに伴い鳥取県でも放送 | |
岡山県 →岡山県・香川県 |
山陽放送 | 1983年3月までの免許エリアは岡山県のみ 1983年4月より相互乗り入れに伴い香川県でも放送 | ||
広島県 | 中国放送 | |||
山口県 | テレビ山口 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
1970年4月開局から[注 13] | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット | 途中打ち切り |
愛媛県 | 南海放送 | 1992年9月まで | ||
あいテレビ | TBS系列 | TBSと同時ネット | 旧:伊予テレビ、1992年10月開局から | |
高知県 | テレビ高知 | 朝日放送より15分先行 →TBSと同時ネット |
1970年4月開局から | |
福岡県 | RKB毎日放送 | 朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →朝日放送と同時ネット →TBSから15分遅れ →TBSと同時ネット |
||
長崎県 | 長崎放送 | |||
大分県 | 大分放送 | |||
熊本県 | 熊本放送 | |||
宮崎県 | 宮崎放送 | |||
鹿児島県 | 南日本放送 | |||
沖縄県 | 琉球放送 |
備考
放映ネット局など
- 当時他系列とのクロスネットだった3局では以下の対応が取られていた。
- 青森テレビは1969年12月にNETテレビ系列(現・テレビ朝日系列)メインのクロスネットとして、テレビ山口は1970年4月にフジテレビ系列・NETテレビ系列とのクロスネット局としてそれぞれ開局したが、2局とも腸捻転解消前は朝日放送と同時ネットで放送し、腸捻転解消後はTBSとの同時ネットで放送された。
- 福島テレビは1983年4月1日にTBS系列メインのクロスネット局からフジテレビ系列フルネット局に再ネットチェンジ(JNN脱退・FNN加盟)したものの、視聴者保護のため同年9月30日まで(『家族づくり』第20話まで)はTBSと同時ネットで放送したが、同年10月1日にフジテレビ系列フルネット局に完全移行したため、TBSにおける『家族づくり』第21話以降と『妻の定年』の途中までは14:00 - 14:30に遅れネットで放送された(14:00 - 14:30に遅れネットで放送されていたフジテレビ『ライオン奥様劇場』と事実上の枠交換)[注 11]。なお、『妻の定年』は同年12月からテレビユー福島開局に伴い同時ネットになった。
- 系列外遅れネット局では、TBSから送られた素材を秋田放送(日本テレビ系列)が受け取り、さらにそれを13時台にフジテレビ系ライオン一社提供枠(『ライオン奥様劇場』→『ライオンのいただきます』)を放送していた四国放送(日本テレビ系列)と1983年10月から11月までの福島テレビ(フジテレビ系列)以外のネット局に向けて13:25 - 13:55の時間帯にマイクロネットしていた。このネット形態は、13:25から放送していた2007年3月30日まで続いた。なお、四国放送と1983年10月から11月までの福島テレビは14:00 - 14:30の放送だった。なお、四国放送は当時ネットしていたフジテレビ系列平日午後のワイドショー枠の変遷により15:00 - 15:30に放送された時期もあったが、最終的に同枠の『ビッグトゥデイ』時代に途中飛び降り→フルネット化で途中打ち切りとなっている[注 14]。また、1992年10月1日以降は秋田放送の『ビッグモーニング』と『じゃんけんキッズ』打ち切り並びに南海放送の『ビッグモーニング』と『じゃんけんキッズ』のあいテレビへの放映権移行に伴い、他系列局で唯一放送されるTBS系帯番組となったが、本枠終了と同時にTBS系帯番組の他系列局ネットは全廃された。
- 最後まで遅れネット放送を続けた秋田放送と福井放送(日本テレビ系列・テレビ朝日系列)は2007年3月30日(『結婚式へ行こう!』終了と同時)までは月 - 金曜の13:25 - 13:55の枠に3週遅れで放送されていたが、2007年4月2日(『砂時計』開始と同時)から『午後は○○おもいッきりテレビ』のフルネット化に伴い放送時間が変更された(3週遅れは変わらず)。秋田放送では2009年4月17日までは月 - 金曜の16:24 - 16:52に変更された他、福井放送では2007年9月28日(『家に五女あり』第5話)までは月 - 金曜の15:54 - 16:24に、10月3日から2009年4月17日までは『ザ・ワイド』の終了に伴い水 - 金曜の15:00 - 15:30に三たび変更された[注 15](『ザ・ワイド』の後番組である『情報ライブ ミヤネ屋』は14:55で飛び降り)と同時に、2007年10月以降に完全な月 - 金曜帯番組として本枠を放送する系列外局は秋田放送のみとなった。
- スポンサーに関しても、TBS系列局が1999年10月に複数社提供に移行したものの、秋田放送と福井放送では引き続き花王一社提供を本枠終了時の2009年4月17日まで務めた。本枠終了に伴い、秋田放送と福井放送で放送されるTBS制作の連続ドラマのレギュラー放送は『日曜劇場』のみである。
放送時間の変更など
- 関西地区に関しては、1974年以前の朝日放送における夏季開催の全国高等学校野球選手権大会や、1975年以降の毎日放送における春季開催の選抜高等学校野球大会の準決勝・決勝(特に毎日放送の1984 - 2002年における選抜高校野球はそれを中心に準々決勝も同)開催日と重複する場合は高校野球の中継を優先するため[注 16]、翌放送日(金曜日の場合は翌週月曜日)の9:55 - 10:25か試合終了後の当日16:00 - 16:30などに臨時に遅れネットで放送することがあった[注 17]。TBS制作分については、通常ならJNN排他協定により認められていない後日での振替放送が話数調整上の特例の措置であるため特別に認められていたため行われていた。なお、高校野球において中止された場合は定時放送され、移動されるはずの時間は『仮面ライダーシリーズ』や『ナショナル劇場』などのドラマ再放送で埋め合わせされた。
- この他、この時間帯に、全国ネットでJNN排他協定に基づく『JNN報道特別番組』(強い地震及び大事件や事故(特に甚大な被害を伴うもの[17])が発生した場合)やプロ野球における日本シリーズ・近代オリンピック・ワールドベースボールクラシックなどのスポーツ中継放送のために放送ができなかった場合にも近畿地区における高校野球の中継と同様に、話数調整のため、主に翌放送日(金曜日の場合は翌週月曜日)の9:55 - 10:25に振替放送をしたこともあった(まれに当日夕方に振替放送をしたこともあった)。
その他
- 南日本放送は1973年頃、スポンサーがローカルセールスになっており、花王石鹸(当時)とフンドーキン醤油の2社となっていた。
- タイトルや作品がシリーズ化されているケースが複数存在した(『わが子よ』『ああ○○』『天までとどけ』『ぽっかぽか』『温泉へ行こう』『ママまっしぐら!』『大好き!五つ子』『○○へ行こう!』など)。
- 1980年代中盤 - 1990年代前半には新年第一弾(1月開始)として、石井ふく子が関わった作品が多数放送された。
- 7 - 8月頃に放送される作品は夏休み枠として親子で観られるストーリーになる事[注 18]が多く、1980年代には1981年から1986年の間に6作放送された『わが子よ』シリーズ、1989年の『夏色の天使』などがあり、1990年代以降はその頻度が高く、中でも『大好き!五つ子』はシリーズ化し、1999年から2008年まで毎年8月前後の間に放送されていたが、愛の劇場最終作品である「最終シリーズ 大好き!五つ子」は夏休みから外れた2009年2 - 3月に放送された。春休み枠としては、2004年まで『天までとどけ』シリーズが放送されていたが、1992年には夏休みに放送され、1993年には放送が無かった。
- 再放送については枠の関係で1時間2話連続にしているケースが多く、ドラマによっては2話分を1話に編集した再放送向けのバージョンも存在する[注 15]。またTBSの権利切れ後にTBS系列外の地方局または独立テレビ局で放送されることも多く、例としては、広島県ではテレビ朝日系列の広島ホームテレビで放映されたことがあり(同局の場合、製作著作部分は制作プロダクションのみ表記した別画像に差し替えることが多かったが、局によっては差し替えない例もある)、北海道ではテレビ東京系列のテレビ北海道、福岡県ではテレビ東京系列のTVQ九州放送、三重県でも独立局の三重テレビ放送でも放映されたことがある。
- 愛の劇場枠での最多主演は森尾由美の13回(内訳は、ラブの贈り物シリーズで2回、大好き!五つ子シリーズで11回の計13回)。
その他
- 東北放送でかつて放送されていた夜のラジオ番組『独占!ラジオ丼〜生でごめんねっ〜』(通称:ラジ丼)の火曜日に「火曜愛の激情」というコーナーがあった。タイトルは『花王 愛の劇場』から取ったものであるが内容は関連がなく、リスナーからのストーリーをリレー方式で毎週つなげていくものであった。なお、東北放送は『愛の劇場』のネット局でもある。
脚注
注釈
- ↑ 1969年2月24日から10月3日までならびに同年11月17日から1970年4月24日まではTBSほか一部同系列局で本番組を15分先行ネットとしており、同月27日からは本番組を制作局のTBSと同時ネットとしたため、『シャボン玉寄席』は制作局より30分遅れの13:30 - 13:45に放送していた。
- ↑ 『発掘!あるある大事典』のデータ捏造問題により、2007年1月に一時降板していたが、翌年10月に復帰。
- ↑ その後は通常の白テロップだったが、2008年10月から2009年3月まで提供時間が60秒になって以後は、ドラマのオープニングをバックに若竹色テロップを使っていた。また、60秒提供になってからは「清潔で美しく健やかな毎日を目指す」(当時)のコピーは省略されているが、提供の月マークは90秒以上と同じく大き目であった。
- ↑ 『貞操問答』放送と同時期(2005年10月3日から)には「愛の劇場」直後の昼ドラ『ドラマ30』でも『デザイナー』という愛憎系ドラマが放映されており、同年10月17日から11月にかけてのTBS系昼ドラは、2本連続して愛憎劇が放送される状況であった。
- ↑ 複数提供になってからは花王の提供クレジットを自粛した。
- ↑ 同じ日に13:30開始でTBS系列局の毎日放送と中部日本放送が交互で制作してきた帯ドラマ枠『ドラマ30』→『ひるドラ』も終了
- ↑ 2008年9月29日から2009年4月3日まで11:50 - 12:26の枠に放送されていたが、2009年4月6日以降当枠と同じ13時台前半の枠に移動した(系列局はTXからの裏送りで、従来にほぼ同じの12時から)。これに伴い、放送時間も6分短縮されて30分の番組になり、さらに2009年10月以後は新作の制作を取りやめて再放送に切り替えていた。
- ↑ 2017年4月3日よりテレビ朝日系列で『帯ドラマ劇場』が開始された事で復活。因みに、本枠における『花王 愛の劇場』の初期の制作局にして腸捻転解消前のネット局である朝日放送が同時ネットで放送されている。また、この枠はBS朝日でも遅れネットで放送されている。
- ↑ 1975年3月まではNETテレビ系列とのクロスネット局。クロスネット局当時の青森テレビはJNNには番販で参加していたが、1975年3月31日にANN脱退・JNN正式加盟。
- ↑ それまでは日本テレビ系13時台後半の番組を同時ネットしていた。当番組の放映権がテレビユー山形へ移行後は再び日本テレビ系番組の同時ネット。
- ↑ 11.0 11.1 福島テレビは1983年4月から9月まで視聴者保護のため同時ネットで放送していた他、1983年10月からの当該時間帯は『ライオン奥様劇場』の同時ネットに切り替えたため、テレビユー福島開局までは遅れネットでの放送となった。
- ↑ 北日本放送では当番組の放映権がチューリップテレビに移行後の当該枠は『朝の連続ドラマ』(読売テレビ制作)の遅れネットになったため、『午後は○○おもいッきりテレビ』のフルネット化が1994年1月からとなった。
- ↑ 1978年9月まではテレビ朝日系列とのトリプルネット局。1978年10月から1987年9月まではフジテレビ系列(FNSのみ加盟)とのクロスネット局。
- ↑ 東海テレビ制作昼の帯ドラマと連続放送だった
- ↑ 15.0 15.1 福井放送の2007年10月以降における本放送では、作品によっては再編集バージョンで放送された。月・火曜はアニメ枠となったため未ネットとなった。
- ↑ ただし、1974年以前の夏・1975年以降の春ともTBSをはじめ同時ネット局各局は14時に飛び乗りのパターンが多かった。
- ↑ 1969年に限り、制作局の朝日放送のみ臨時枠移動となり、制作局以外のTBS系列局では本来の放送日時に先行裏送りネットとなった。
- ↑ 遅れネット局では放送日程の調整が行われなかったため、夏休み枠であっても、遅いときには夏休み途上から9月下旬までの放送になることが多かった。
出典
- ↑ 1.0 1.1 愛の劇場 最多「五つ子」で40年の歴史に幕 スポーツニッポン 2008年12月19日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 毎日新聞 2009年1月8日 東京夕刊、特集ワイド:昼ドラ社会学 TBS系「愛の劇場」、愛届け40年に幕
参考資料:
1:昼ドラ低迷:「愛の劇場」終了へ(1)「よろめき」の時代遠く - 毎日jp(毎日新聞)
2:特集ワイド:昼ドラ社会学 TBS系「愛の劇場」、愛届け40年に幕(2/3ページ)
3: / 特集ワイド:昼ドラ社会学 TBS系「愛の劇場」、愛届け40年に幕(3/3ページ) 毎日.jp 2009年1月8日 - ↑ 3.0 3.1 “愛の劇場 最後の作品は「大好き!五つ子」に決定!!” (プレスリリース), TBSテレビ, (2009年1月29日) . 2017閲覧.
- ↑ ベストセラーから生まれた流行語 > ベストセラーと「雰囲気」 > ◆よろめき 月刊基礎知識(現代用語の基礎知識)2005年1月号
- ↑ 小矢野哲夫 / ことばの路地裏「よろめきドラマ」 - 毎日新聞大阪本社版夕刊 2004年7月22日
- ↑ 6.0 6.1 TBS昼ドラ、40年の歴史に幕をおろす サンケイスポーツ 2008年11月27日
- ↑ TBSコスト削減でピンポンなど打ち切り スポーツニッポン 2008年11月27日
- ↑ TBS来春改編で大なた!人気番組が次々終了 nikkansports.com(日刊スポーツ)2008年11月27日・ 日刊スポーツ紙面 2008年11月27日
- ↑ TBS大ナタ!昼ドラ40年の歴史に幕、「ピンポン!」なども終了 msn産経ニュース(産経新聞)2008年11月27日
- ↑ 午後6-8時に大型ニュース番組=TBS系 時事通信社 2008年12月3日
- ↑ TBS「ニュース23」3月終了、ゴールデンに報道番組 朝日新聞 2008年12月3日
- ↑ TBS、来春に昼ドラ枠廃止…「愛の劇場」と「ひるドラ」 読売新聞 2008年12月3日
- ↑ NEWS23、事実上終了へ TBS 47NEWS 2008年12月3日
- ↑ 14.0 14.1 愛の劇場 最多「五つ子」で40年の歴史に幕 スポーツニッポン 2008年12月19日
- ↑ あぁ恋しい『愛の劇場』 - YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2009年6月2日
- ↑ 2009年2月21日放送『チャンネル☆ロック!』より。
- ↑ JR福知山線脱線事故などが該当
関連項目
- 昼ドラ
- 帯ドラマ
- テレビ映画 (TBS系昼ドラ)(前身。1962年4月 - 1968年9月までは平日13:15)
- TBS・朝日放送平日昼1時枠の連続ドラマ(1961年5月 - 1966年11月まで平日13:00に放送された昼ドラ)
- ポーラテレビ小説(1968年10月 - 1986年9月、この番組の前に放送されていた番組)
朝日放送 月 - 金曜13:15 - 13:45枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
TBS 月 - 木曜13:00 - 13:30枠 | ||
テレビ映画
(1968年9月30日 - 1969年2月20日) 【朝日放送制作】 |
花王 愛の劇場
↓ 愛の劇場 (1969年2月24日 - 2009年3月26日) 【1970年4月23日までは朝日放送制作、 1970年4月27日からはTBS制作】 |
|
TBS 金曜13:00 - 13:30枠 | ||
テレビ映画
(1968年10月4日 - 1969年2月21日) 【朝日放送制作】 |
花王 愛の劇場
↓ 愛の劇場 (1969年2月28日 - 2009年3月27日) 【1970年4月24日までは朝日放送制作、 1970年5月1日からはTBS制作】 |