前田吟
前田 吟(まえだ ぎん、1944年(昭和19年)2月21日 - )は、日本の俳優。本名及び旧芸名は前田 信明(まえだ のぶあき)。マエダ企画所属。次男は俳優の前田淳、四男は競技ダンス選手の前田亨。
Contents
来歴・人物
1944年2月21日に山口県防府市にて生まれる。父親は同盟通信(現在の共同通信)山口支局に勤務する記者、母親はタイプライター教師であった。家庭環境不良のため、生後間もなくして前田家の養子に入るが、5歳の時に養母を、12歳の時に養父を亡くす。その後は実家に戻らず、知り合いの家を転々とし、中学卒業後は山口県立防府高等学校に進学するが1960年に1年で中退する。
高校中退後は大阪の家具屋に就職していたが、黒澤明監督の『野良犬』や『七人の侍』を見て感動。役者を志し、演劇研究所に通うようになる。それと並行して高校卒業の資格を取るために通信教育の高校へも入る。1962年、通信教育による高校卒業資格取得後、本格的に役者を目指して上京する。東京芸術座研究所第1期生となり、1963年、劇団俳優座養成所15期生となる。同期に地井武男、原田芳雄、夏八木勲、小野武彦、村井国夫、林隆三、高橋長英、秋野太作、浜畑賢吉、竜崎勝、栗原小巻、太地喜和子、赤座美代子、三田和代らがいる。工事現場や印刷工、サンドウィッチマンなどの労働に励みながら役者になるチャンスをうかがった。1964年、2学年上の妻と結婚する。
大阪の家具屋時代には、当時大阪市淀川区十三で新婚生活を送っていた大村崑の兵庫県尼崎への引っ越しを手伝ったことがある。
デビューから1966年までは本名の前田信明で活動し、翌1967年より現在の芸名へ改名し活動中。
俳優仲間からは「吟ちゃん」、後輩の役者達やタレント陣からは「吟さん」の愛称で呼ばれる。
1964年、『判決』第1シリーズ・第105話「沖縄の子」(NET)でデビュー。1965年、『純愛物語』(朝日放送)に主役として出演する。
1968年、現在の芸名に改名直後に出演した『ドレイ工場』で誠実な工員役を演じる。この演技が山田洋次監督の目にとまり、1969年、山田監督の映画『男はつらいよ』に寅次郎の妹さくらに惚れる印刷工・諏訪博役として出演した。この役柄に前田の人柄がベストマッチし、さくらと結婚した博としてシリーズ48作全部に出演した。26年の付き合いとなった渥美清からは一度も演技についての助言はなかったが哲学者みたいに『吟ちゃん、スーパーマンは飛べないんだよ』と言われることはあり、僕の解釈としては、『映画の中のスーパーマンは空を飛べるけど、スーパーマンを演じる役者は空を飛べない』ということ。役者は全てを自分で表現するしかない。寅さんはみんなを笑わせて劇場で大歓声を受けているけど、あれは役柄としての『寅さん』であって、『俺自身はあんなに人を笑わせたり楽しませたりできないんだよ』と渥美さんは言いたかったんじゃないかなと推測している。
1973年には深作欣二監督『仁義なき戦い 広島死闘篇』で広能組々長(菅原文太)の子分・島田幸一を演じる。
橋田壽賀子・石井ふく子関連作品には多数出演しており、特に『渡る世間は鬼ばかり』での野田弥生の夫・野田良役は20数年に渡って演じたキャラクターとして有名。
大映ドラマへの起用も多く、しぶとい悪役を好演した。
2002年4月、テレビ朝日系の『スーパーモーニング』の司会を務めたことがある。
また、歌手としてもシングルレコード3枚、シングルCD1枚をリリースしている。
近年ではテレビ・ラジオのバラエティ番組やトーク番組、新聞・雑誌等のインタビューへの出演も多い。
出演
テレビドラマ
- 判決(NET)
- 第1シリーズ・第105話「沖縄の子」(1964年)
- 近鉄金曜劇場(ABC / TBSほかJNN基幹局)
- 『愛とこころのシリーズ・純愛物語』(1965年、制作はTBS)
- 若者たち(1966年、CX / 俳優座)
- 七人の刑事(1967年、TBS)
- 第275話「動物の時間」(1967年)
- 第326話「ハロー! ボクサー」(1968年)
- 特別機動捜査隊(NET / 東映)
- 第293話「飛び散る青春」(1967年)
- 第299話「夜の季節」(1967年)
- 大河ドラマ(NHK)
- 風 第15話「見ろ! 言え! 聞け!」(1968年、TBS / 松竹)
- 三匹の侍 第5シリーズ 第23話「紙人形」(1968年、CX) - 富吉
- 泣いてたまるか 最終話「男はつらい」(1968年、TBS / 国際放映)
- 東京コンバット(1968年 - 1969年、CX / 東宝) - 桜井警部補
- 女殺し屋 花笠お竜 第6話「殺人街道に花が舞う」(1969年、12ch / 国際放映)
- 連続テレビ小説(NHK)
- 鬼平犯科帳(八代目松本幸四郎版)
- 第1シリーズ 第5話「怪談さざ浪伝兵衛」(1969年、NET / 東宝) - さざ浪伝兵衛
- 天を斬る 第15話「旅の終わりの女」(1970年、NET / 東映) - 三谷陣蔵
- 金メダルへのターン!(1970年、CX / 東宝) - 水島コーチ
- ザ・ガードマン(TBS / 大映テレビ室)
- 第277話「銀行ギャングのふるさとは墓場」(1970年)
- 第338話「負けられないわ! 嫁と姑 女の戦争」(1971年)
- ポーラテレビ小説 (TBS)
- 「花もめん」(1970年 - 1971年) - 村林栄吉
- 「吉井川」(1972年 - 1973年) - 仁吉
- 「おゆき」(1977年) - 松丸
- 軍兵衛目安箱 第12話「流離の町」(1971年、NET / 東映) - 佐吉
- 大岡越前 第2部 第12話「まごころ」(1971年、TBS / C.A.L) - 玄吉
- おれは男だ! 第20話「さらば海の恋人よ!」(1971年、NTV / 松竹)
- 人形佐七捕物帳 第13話「ほおづき大尽」(NET / 東宝) - 又蔵
- 遠山の金さん捕物帳 第53話「仕掛花火に泣く女」(1971年、NET / 東映) - 玉屋喜一
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 荒野の素浪人 第34話「脱走 火攻めの死刑台」(1972年、NET / 三船プロ) - 喜八
- 赤ひげ 第7話「あすなろう」(1972年、NHK) - 文次
- 姫君捕物控(1972年、NTV / ユニオン映画) - 主水之助
- ありがとう 第3部(1973年、TBS) - 清水健二
- 白い影(1973年、TBS)
- あんたがたどこさ(1973年 - 1974年、TBS)
- 風の中のあいつ(1973年 - 1974年、TBS) - 玉五郎
- 必殺仕置人 第12話「女ひとりの地獄旅」(1973年、ABC / 松竹) - 畠山段正
- 助け人走る 第26話「凶運大見料」(1974年、ABC / 松竹) - 多吉
- おしどり右京捕物車(1974年、ABC / 松竹) - 秋山左之介
- アドベンチャーコメディ 夏の家族(1974年、CX)
- となりのとなり(1974年、NTV)
- 池田大助捕物日記 第10話「三尺高い空の上」(1974年、KTV)
- 傷だらけの天使 第24話「渡辺綱に小指の思い出を」(1975年、NTV / 東宝) - 銀竜会幹部・村田
- けんか安兵衛 第4話「身代り」(1975年、KTV) - 巳之吉
- 俺たちの勲章 第4話「刑事くずれ」(1975年、NTV / 東宝) - 原田三郎
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風 第4話「かみそり地獄」(1975年、CX / 東宝) - 直吉
- 太陽にほえろ! 第154話「自首」(1975年、NTV / 東宝) - 田川幸三
- 燃える捜査網 第5話「友情に向って走れ!!」(1975年、NET / 東映) - 丸田隆司
- 夜明けの刑事(TBS / 大映テレビ)
- 第45話「ハイ、こちら中ピ連です!!」(1975年)
- 第79話「名犬ペンジー探偵物語」(1976年)
- 人魚亭異聞 無法街の素浪人 第23話「さらばミスターの旦那」(1976年、NET / 三船プロ) - 吉田直次郎
- 銀河テレビ小説(NHK)
- となりの芝生(1976年) - 高平要
- 男たちの旅路 第1部(1976年、NHK) - 後藤士長
- 高原へいらっしゃい(1976年、TBS) - 大貫徹夫
- 赤い運命(1976年、TBS / 大映テレビ) - 大竹修三
- 東芝 日曜劇場 / 女と味噌汁 その24(1976年、TBS)
- 伝七捕物帳 第136話「孝心 涙の力石」(1977年、NTV / ユニオン映画) - 丑松
- 赤い激流(1977年、TBS / 大映テレビ) - 東山正彦
- ライオン奥様劇場 (CX)
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風III 第35話「左手は生きている」(1978年、CX / 東宝)
- 赤い激突(1978年、TBS / 大映テレビ) - 大谷一郎
- 江戸の渦潮 第16話「男の出会いと別れと」(1978年、CX / 東宝)
- ゆうひが丘の総理大臣(1978年 - 1979年、NTV / ユニオン映画) - ゆうひが丘学園教師・山下健三
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風IV 第19話「純情わらじばき・爆笑捕物編」(1979年、CX / 東宝) - 弥平次
- 女たちの忠臣蔵 〜いのち燃ゆるまで〜(1979年、TBS)
- 心(1980年 - 1981年、TBS) - 宮寺順一
- ただいま放課後 第1シリーズ(1980年、CX / 東宝) - 原田大作(教頭)
- 赤い死線(1980年、TBS / 大映テレビ) - 野中健二
- 恐怖!パニック!!人喰熊 史上最大の惨劇 羆嵐(1980年/読売テレビ・東映) - 斉田
- 加山雄三のブラックジャック 第9話「助けあい」(1981年、ANB / 松竹)
- 振り袖御免 江戸芙蓉堂医館(1981年、CX / 東宝) - 杉田立卿
- キッド(1981年 - 1982年、NTV)
- 六月の危険な花嫁(1982年、TBS / 大映テレビ)
- 積木くずし 〜親と子の200日戦争〜(1983年、TBS / 東宝) - 穂積隆信 (劇中の役名は、穂高信彦)
- ザ・サスペンス / 松本清張の突風(1983年、TBS / 大映テレビ)
- スチュワーデス物語(1983年 - 1984年、TBS / 大映テレビ) - 木下徳造
- 瑠璃色ゼネレーション(1984年、NTV / 東宝) - 梨田圭一
- 青い瞳の聖ライフ(1984年、CX / 大映テレビ)
- 大江戸神仙伝(1985年、NTV)
- のン姉ちゃん・200W(1985年) ‐ 柳沢修吉
- 土曜ワイド劇場(ANB→EX)
- 家政婦は見た!3(1985年) ‐ 仙波昭夫
- 家政婦は見た!9(1991年) - 秋庭六弥
- 事件記者冴子の殺人スクープ(2001年) - 西山二郎
- 妻たちの課外授業(1985年 - 1986年、NTV)
- ヤヌスの鏡(1985年 - 1986年、CX / 大映テレビ) - 小沢一樹
- 妻たちの課外授業II(1986年 - 1987年、NTV)
- このこ誰の子?(1986年 - 1987年、CX / 大映テレビ) - 杉浦雄一
- ジェニーがやって来た(1986年、NHK)
- ドラマ女の手記 / いのちください(1986年、TX)
- 火曜サスペンス劇場
- 月曜ドラマランド / 宇宙少女モルモ10分の1(1987年、CX) - 白瀬良夫
- 傑作時代劇 / おんなの密書・ボーナスは瓜一個(1987年、ANB / 東映)
- 乱歩賞作家サスペンス / 庭付き一戸建て殺人(1988年、KTV)
- 3年B組金八先生(1988年、TBS)
- 花王愛の劇場(TBS)
- 水曜グランドロマン / ぼくの病気、ガンなの(1989年、NTV) - 笹本幸男
- 必殺スペシャル・春 勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治(1990年、ABC / 松竹) - 高橋景保
- 渡る世間は鬼ばかり(1990年 - 2017年、TBS) - 野田良
※2017年9月18日に放送した渡る世間は鬼ばかり 史上初3時間スペシャルに出演
- 月曜ドラマスペシャル(TBS)
- 『自主退学』(1990年4月23日) - 前島
- 『松本清張作家活動40年記念ドラマSP・西郷札』(1991年) - 幡生粂太郎
- 『冠婚葬祭殺人事件』(1997年8月25日) - 箱崎警視
- 代表取締役刑事 第19話「男と女」(1991年、ANB / 石原プロ)
- 裸の大将放浪記 第48話「二人の清と婆ちゃんと 静岡編」(1991年、KTV) - 山上清 (他数回ゲスト出演)
- 結婚しないかもしれない症候群(1991年、NTV) - 小宮英一
- ララバイ刑事'91・'92(1991年 - 1992年、ANB / 大映テレビ) - 丸山誠一刑事
- はだかの刑事 第1話「93隅田川署 わたしが愛した娘、町-18年目の真実」(1993年、NTV / 東映)
- 青春の影(1994年、ANB) - 内村雄二
- 総務課長戦場を行く! (1994年、CX)
- 日曜劇場(TBS)
- せいぎのみかた(1997年、YTV) - 大久保彰
- 青い鳥(1997年、TBS)
- 名奉行 遠山の金さん(ANB / 東映)
- 遠山の金さんVS女ねずみ(1997年) - 勘平
- 金さんVS女ねずみ(1998年) - 勘平
- 金曜エンタテイメント「お気らく主婦の大冒険シリーズ」(1998年 - 2002年) - 佐川
- Sweet Season 第8話「隠し子」(1998年3月5日、TBS)- 五嶋正
- 京都迷宮案内
- (1999年) - 稲葉仲吾
- (2006年) ‐ 小山勢太郎
- 赤穂浪士(1999年、TX / 東映) - 穂積惣右衛門
- はぐれ刑事純情派(2000年) - 大浦武雄
- こちら本池上署(2005年) - 松山伝次郎
- ウーマンズ・ビート ドラマスペシャル 溺れる人(2005年) - 渡会耕作
- PS -羅生門-(2006年8月09日、EX)
- 浅草ふくまる旅館 (2007年) - 溝口勘太
- 夫婦道 第4話「長女お見合い次女結婚」(2007年、TBS)
- 有閑倶楽部(2007年、NTV)
- おみやさん 第6シリーズ 第5話「京湯葉が呼ぶ殺意! 時効直前名水が真実を暴く!!」(2008年、EX) - 河原雄三
- 相棒 Season7 第19話(最終話)「特命」(2009年、EX) - 小池源一
- スマイル(2009年、TBS) - 町村宗助
- 月曜ゴールデン(TBS)
- 『離婚妻探偵2』(2009年6月15日) - 森谷明弘
- 『警視庁心理捜査官・明日香4』(2014年6月16日) - 野村靖
- 『浅見光彦シリーズ35』(2016年3月28日) - 荒井元博
- 浅見光彦〜最終章〜(2009年10月21日、TBS)第1話 - 憲夫
- 君たちに明日はない(2010年、NHK) - 石綿事務局長
- 853〜刑事・加茂伸之介 第3話「俺達、やっぱり刑事なんです」(2010年1月28日、EX) - 坂口正二郎
- 土曜時代劇 隠密八百八町(2011年1月 - 3月、NHK) - 水野忠成
- ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜 第2夜(2012年4月6日、TBS) - 野上悦男
- Answer〜警視庁検証捜査官 第5話「謎の墜落死!?娘を二度失った母…!!」(2012年5月16日、EX) - 深澤隆太郎
- ドラマ10 いつか陽のあたる場所で(2013年1月 - 3月、NHK) - 大芝文彦
- 水曜ミステリー9
- 「監察医・篠宮葉月 死体は語る8」(2007年) - 中塚幸三
- 「刑事の証明5」(2013年) - 渡辺勉
- 「さすらい署長 風間昭平10」(2013年) - 箱崎寛一郎
- チーム・バチスタシリーズ#チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 第1話(2014年1月7日、KTV) - 木下和雄
- HERO 第3話(2014年7月28日、CX) - 長谷川誠一
- テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画 遠い約束〜星になったこどもたち〜(2014年8月25日、TBS) - 松原友之
- 信長協奏曲 (2014年10月27日、CX) - 村長
- ザ・プレミアム (NHK BSプレミアム)
- 『ラギッド!』(2015年2月21日・2月28日) - 倉持英作
- 三匹のおっさん2〜正義の味方、ふたたび!!〜 最終話(2015年6月12日、TX) - 高橋雅夫
- 刑事7人 第1話(2015年7月15日、EX) - 金子正信
- ふつうが一番 —作家・藤沢周平 父の一言—(2016年7月4日、TBS) - 高澤庄太郎
- 全力失踪(2017年) - 城田健造
映画
- 網走番外地 悪への挑戦(1967年、東映)
- ドレイ工場(1968年、『ドレイ工場』製作上映委員会)
- 孤島の太陽(1968年、日活)
- 男はつらいよシリーズ(全作品、また元となったドラマ 泣いてたまるか最終話「男はつらい」にも出演している)
- 男はつらいよ(1969年)
- 続・男はつらいよ(1969年)
- 男はつらいよ フーテンの寅(1970年)
- 新・男はつらいよ(1970年)
- 男はつらいよ 望郷篇(1970年)
- 男はつらいよ 純情篇(1971年)
- 男はつらいよ 奮闘篇(1971年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年)
- 男はつらいよ 柴又慕情(1972年)
- 男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年)
- 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年)
- 男はつらいよ 私の寅さん(1973年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年)
- 男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年)
- 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年)
- 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年)
- 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年)
- 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年)
- 男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年)
- 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年)
- 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年)
- 男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年)
- 男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年)
- 男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979年)
- 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年)
- 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980年)
- 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年)
- 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年)
- 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年)
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年)
- 男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年)
- 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年)
- 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)
- 男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年)
- 男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年)
- 男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986年)
- 男はつらいよ 知床慕情(1987年)
- 男はつらいよ 寅次郎物語(1987年)
- 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988年)
- 男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989年)
- 男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年)
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年)
- 男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年)
- 男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年)
- 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年)
- 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様(1994年)
- 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年)
- 君が若者なら(1970年、松竹)
- 家族(1970年、松竹)
- 顔役(1971年、大映)
- 故郷(1972年、松竹)
- 仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年、東映)
- 安藤組外伝 人斬り舎弟(1974年、東映)
- 強盗放火殺人囚(1975年、東映)
- 八甲田山(1977年、東宝)
- あすも夕やけ(1977年、近代映画協会)
- 看護婦のオヤジがんばる(1980年、近代映画協会)
- 日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章(1981年、にっかつ)
- 人形嫌い(1982年、東宝東和)
- ふるさと (1983年の映画)(1983年、松竹富士)
- 夢千代日記(1985年、東映)
- ドン松五郎の生活(1986年、東宝東和)
- 春駒のうた(1986、共同映画)
- キネマの天地(1986年、松竹)
- 丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる(1989年、松竹富士)
- 千羽づる(1989年、共同映画)
- 白い手(1990年、東宝)
- 翼の折れたエンジェル(1991年、東宝)
- 就職戦線異状なし(1991年、東宝)
- マークスの山(1995年、松竹)
- 難波金融伝・ミナミの帝王 スペシャル劇場版 /ローンシャーク・・・追い込み(1995年、ケイエスエス)
- 虹をつかむ男(1996年、松竹)
- GOING WEST 西へ…(1997年、松竹)
- プライド・運命の瞬間(1998年、東映)
- 十五才 学校IV(2000年、松竹)
- 郡上一揆(2000年、『郡上一揆』製作委員会)
- 伊能忠敬 子午線の夢(2001年、東映)
- パッチギ!(2004年、シネカノン)
- ハルウララ(2005年、アマナスキネマ東京)
- ニライカナイからの手紙(2005年、ザナドゥー)
- さらば愛しの大統領(2010年)
- のぼうの城(2011年、東宝)
- リトル・マエストラ(2013年2月1日、アルゴ・ピクチャーズ)
- 真夏の方程式(2013年、東宝)
- R100(2013年、ワーナー・ブラザース)
- フローレンスは眠る(2016年、ジャングルウォーク) - 佐藤勇次郎 役[1]
- 3月のライオン(2017年、東宝・アスミック・エース) - 川本相米二 役
舞台
ネットドラマ
- まほろば(主演)
バラエティ
- 上沼恵美子のおしゃべりクッキング(ABC制作・テレビ朝日)
- 有吉反省会(日本テレビ)
- 有吉ゼミ(日本テレビ)
- ウチくる!?(フジテレビ)
- 快傑えみちゃんねる(関西テレビ)
- コメディーお江戸でござる(NHK)
- ザ・わかるっチャー(フジテレビ)
- 大改造!!劇的ビフォーアフター(ABC制作・テレビ朝日)
- ダウンタウンDX(読売テレビ制作・日本テレビ)
- 秘密のケンミンSHOW(読売テレビ制作・日本テレビ)
- 三菱タイムトリップ・テレビ探偵団(TBS)(1991年3月17日放送)
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ)
- ラスタとんねるず'94(フジテレビ)
- ワザあり!にっぽん(中京テレビ制作・日本テレビ)
- 和風総本家(テレビ大阪制作・テレビ東京)
- 2016年8月25日放送分では、司会の増田和也(テレビ東京アナウンサー)がリオデジャネイロ夏季オリンピック中継実況および取材により不在となったため、代役司会を務めた。
情報番組
- スーパーモーニング(テレビ朝日)司会(2002年4月 - 9月)
トーク番組
- 徹子の部屋(テレビ朝日)
- 笑っていいとも! テレフォンショッキング(フジテレビ)
- はなまるカフェ(TBS)
- スタジオパークからこんにちは(NHK)
CM
- 小林製薬 アンメルツヨコヨコ
- ヤマキ めんつゆ カツオシート
- マルサンアイ こうじみそ
- 参天製薬 サンテ40(1986年 - 1990年)
- 浪花屋製菓 元祖浪花屋の柿の種(1980年頃)
- ヱビスビール
- 阿部かまぼこ店
歌手活動
シングルレコード
- 『ささやかな人生』『そんなお前で…』(1980年・ビクターエンタテインメント)
- 『ささやかな人生』は、主演映画『看護婦のオヤジがんばる』(原作:藤田健次)の主題歌。
- 『あゝ単身赴任〜昭和ひとり旅〜』は、同じく俳優の安井昌二(ビクターエンタテインメント)・蟹江敬三(日本クラウン)との競作。
シングルCD
- 2曲ともに、三笠優子とのデュエット。
脚注
- ↑ “作品情報『フローレンスは眠る』”. 映画.com. . 2016閲覧.