秋田県
あきたけん 秋田県 | |
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地方 | 東北地方 |
団体コード | 05000-8 |
ISO 3166-2:JP | JP-05 |
面積 |
11,637.52km2 |
総人口 |
985,021人 (推計人口、2018年4月1日) |
人口密度 | 84.6人/km2 |
隣接都道府県 | 青森県、岩手県、宮城県、山形県 |
県の木 | 秋田杉 |
県の花 | フキノトウ |
県の鳥 | ヤマドリ |
県の魚 県の歌 |
ハタハタ 秋田県民歌、県民の歌 |
秋田県庁 | |
所在地 |
〒010-8570 秋田県秋田市山王四丁目1番1号(本庁) 〒010-8572 秋田県秋田市山王三丁目1番1号(第二庁舎) |
外部リンク | 秋田県 |
秋田県(あきたけん)
東北地方の北西部,日本海岸に面する県。東境に奥羽山脈,中央に出羽山地,西部に男鹿半島と鳥海山 (2236m) が連なり,横手,大館の諸盆地が介在。これらから雄物川,米代川,子吉川などが日本海に注ぎ,下流部に秋田,能代,本荘の平野が開ける。十和田湖,田沢湖はカルデラ湖で,田沢湖は深度 423mの日本最深湖。八郎潟は砂州で限られた浅い潟湖で,干拓が完成し,調整池や承水路のみを残して消失した。十和田八幡平国立公園のほか,男鹿,鳥海,栗駒国定公園がある。気候は冬は厳寒で,深雪の日本海岸気候。春は山麓でフェーン現象が起こる。夏は高温でイネの発育に適し,米を多産。秋の紅葉は早く,冬は「はま風」と呼ばれる北西季節風が強い。明治1 (1868) 年出羽が羽前,羽後に分離,同4年秋田,亀田,本荘,矢島,岩崎の諸県と鹿角郡 (陸中) を合わせて秋田県が成立した。全県の平野は水稲単作地帯。米代川流域は秋田杉の本場で,日本の三大美林の一つ。天然のスギが減産したため,標高 800m以上のブナ林が注目されている。家具や漆器,こけしの製造,合板工業,酒造が盛んである。また秋田油田,天然ガス田は丘陵,平地,海底に及ぶ。かつては全国一の非鉄金属鉱山県だったが,1994年の花岡鉱山 (大館市) を最後にすべて閉山。 1962年秋田湾新産業都市の指定後,金属,電気,機械などの重工業が発展し,火力発電所も建設され,電子関連の先端産業の立地も増えた。しかし,木材,食料品,衣服,印刷などの軽工業の比重が依然として高い。 JR奥羽本線と羽越本線,それに並走する国道13号線,7号線は県の主要幹線。奥羽山脈を越え,岩手県とを結ぶ交通路として JR花輪線 (大館-好摩) と国道 282号線 (津軽街道) ,JR田沢湖線 (大曲-盛岡) ,秋田新幹線と国道 46号線 (角館街道) ,JR北上線 (横手-北上)と国道107号線 (平和街道) が並走している。さらに秋田市と北上市を結ぶ秋田自動車道が開通している。
外部リンク
先代: 秋田藩 岩崎県・本荘県・亀田県・矢島県 |
行政区の変遷 1871年 - |
次代: ----- |