チューリップテレビ
チューリップテレビ | |
---|---|
放送対象地域 | 富山県 |
ニュース系列 | JNN |
番組供給系列 | TBSネットワーク |
略称 | TUT |
愛称 | チューリップテレビ、チューリップ |
呼出符号 | JOJH-DTV |
呼出名称 |
チューリップテレビ デジタルテレビジョン |
開局日 | 1990年10月1日 |
本社 |
〒933-0912 富山県高岡市丸の内1番40号 |
演奏所 | 〒930-8539 富山県富山市奥田本町8番24号 |
リモコンキーID | 6 |
デジタル親局 | 富山 22ch |
アナログ親局 | 富山 32ch |
ガイドチャンネル | 32ch |
公式サイト | http://www.tulip-tv.co.jp/ |
特記事項: 2006年10月1日に地上デジタル放送開始。 |
株式会社チューリップテレビ(英: Tulip-TV Inc.)は、富山県を放送対象地域とするテレビジョン放送の特定地上基幹放送事業者である。
Contents
概要
TBSテレビをキー局とするJNN系列のテレビ局。富山親局のコールサインはJOJH-DTV。リモコンキーIDは「6」、親局の物理チャンネルは22chで、どちらもTBSと同じ。
出資母体や設立の経緯から、富山県の地上波テレビ局で唯一高岡市に本社を置く。放送センターは別途富山市に設置しており、放送・送出は放送センターから行っている。 略称のTUTは開局時の社名「テレビユー富山」(TV-U Toyama、開局からわずか2年しか使われず[1])から来ているが、「Tulip Television」と読むことで、現社名の略称とも解釈している[2]。旧社名の"テレビユー"は、1980年代以降に開局したJNN系列の後発UHF局に統一してつけられた名称(あいテレビを除く)であるが、同じ名称を用いているテレビユー山形やテレビユー福島とは事情が違い[3]、地元企業が相当の資本参加をしていることに特徴がある。なお、チューリップは富山県の県花でもある。
データ放送を実施しており、番組表サービス「Gガイド」を配信している。
放送センターはインテックの旧社屋を使用している[4]。また、本社は創業時から移転を繰り返している。
事業所
- 本社・高岡支社
- 放送センター・富山支社
- 富山県富山市奥田本町8番24号(郵便番号930-8539)
- 新川支社
- 富山県魚津市釈迦堂一丁目12番18号 魚津商工会議所ビル5階
- 金沢支社
- 東京支社
- 大阪支社
資本構成
概要
高岡市の財界トップといえる三協立山、富山市発祥のIT企業インテック、キー局のTBSHDが主要株主。
これ以下は、大手マスコミ各社と地元紙各社が、薄く広く資本参加している。ニュース配信などで協力関係にある富山新聞(企業体としては北國新聞)だけでなく、競合するはずの北日本新聞や、朝日新聞、読売新聞、中日新聞、日本経済新聞、フジ・メディア・ホールディングスも資本参加している。こうした呉越同舟ともとれる株主構成は、民放の免許枠が限られている地方の後発局にある特徴といえる。
2015年3月31日 - 2016年3月31日
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
20億円 | 80億円 | 5万円 | 40,000株 | 73 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
三協立山 | 5,000株 | 12.50% |
インテック | 4,900株 | 12.25% |
東京放送ホールディングス | 4,400株 | 11.00% |
朝日新聞社 | 1,600株 | 4.00% |
読売新聞東京本社 | 1,600株 | 4.00% |
フジ・メディア・ホールディングス | 1,600株 | 4.00% |
北國新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
中日新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
日本経済新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
中部日本放送 | 1,200株 | 3.00% |
北日本新聞社 | 1,200株 | 3.00% |
トナミホールディングス | 1,200株 | 3.00% |
過去の資本構成
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
20億円 | 80億円 | 5万円 | 40,000株 | 75 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
三協アルミニウム工業 | 4,000株 | 10.00% |
インテック | 4,000株 | 10.00% |
朝日新聞社 | 1,600株 | 4.00% |
読売新聞東京本社 | 1,600株 | 4.00% |
北國新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
中日新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
日本経済新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
産業経済新聞社 | 1,200株 | 3.00% |
中部日本放送 | 1,200株 | 3.00% |
北日本新聞社 | 1,200株 | 3.00% |
毎日新聞社 | 1,200株 | 3.00% |
トナミ運輸 | 1,200株 | 3.00% |
沿革
- 1986年1月17日 第14次UHF新免7地区プランが郵政省(現・総務省)より割り当てられる。これにより富山地区に第3波のテレビ局の周波数が割り当てられ、同年3月20日までに62件の申請を受け付ける[9]。
- 1989年
- 1990年
- 5月24日 呉羽送信所着工[10]。
- 7月20日 日本民間放送連盟に加盟[10]。
- 7月31日 呉羽送信所竣工[10]。
- 8月1日 放送センター改修工事竣工[10]。
- 8月21日 試験電波発射開始[10]。
- 9月1日 TBSとのマイクロ回線開通[10]。
- 9月21日 テレビ放送本免許交付。同時に呉羽基幹局および高岡万葉、宇奈月、宇奈月大原、福光の各中継局が開局[10]。
- 9月24日 サービス放送開始[10]。
- 10月1日 富山県3番目の民放テレビ局として開局。当時の会社名は株式会社 テレビユー富山であったが、愛称として当初より現社名と同じ「チューリップテレビ」を用いており、ロゴマークも「TUT」をチューリップに見立てたものを当初より使用していた。
- 1992年10月1日 愛称として使用していた株式会社 チューリップテレビに社名変更[11]。
- 2000年
- 2006年
- 2009年11月25日 「宇奈月大原」・「細入猪谷」の両デジタル中継局開局。これにより富山県内でのデジタル中継局の整備が完了。
- 2011年7月24日 12時でアナログ放送を終了。翌25日の0時で完全停波。
- 2013年1月25日 富山民放3局共同キャンペーン テレビはイ・ロ・ハ!?を富山県内民放3局で展開。
- 2017年 富山市議会の政務活動費に関する不正を暴き第65回菊池寛賞を受賞。地方の民放テレビ局が受賞するのは2度目で、1997年に豊島報道で受賞した山陽放送以来20年ぶり[14]。
ネットワークの変遷
放送チャンネル
富山県は地形の関係上、設置が必要な中継局の数が抑えられるため、他の平成新局に比べ中継局設置率が高く、アナログ放送では同県初のUHF局である富山テレビ放送より1局少ないだけだった(設置されていない中継局は氷見論田のみだったが、地上デジタル放送ではデジタル新局として中継局が設置された)。なお、富山県内全域の他、石川・新潟各県の一部地域でも受信可能。
- 親局
- 中継局
アナログ放送概要
放送チャンネルは、2011年7月24日の12時で終了した時点のもの。
- 親局
- 富山(呉羽山) 32ch JOJH-TV
- 中継局
- 細入猪谷 37ch
- 小矢部 39ch
- 大沢野 41ch
- 上平 41ch
- 高岡万葉 42ch
- 宇奈月 44ch
- 八尾小長谷 53ch
- 高岡矢田 53ch
- 越中平 53ch
- 上平赤尾 54ch
- 氷見 55ch(垂直偏波)
- 大山小見 57ch
- 宇奈月大原 60ch
- 福光 60ch
- 利賀 60ch
- 高岡二上 61ch
番組編成の特徴
- 自社制作番組の割合は他の在富民放2局と比べると少なめであったが、近年では特別番組を放送する頻度が多くなっており、ゴールデンタイムでも頻繁に放送されている。この他、深夜枠に自社制作のニュース番組を編成している。
- 平日の深夜枠に深夜ドラマをまとめて放送するなどTBS発の番組だけでなく他系列の番組も積極的に放送する傾向にある。しかし、これによりTBS発の番組は遅れ放送になったり、他系列の番組を優先したことでその遅れ日数が広がるなどの影響も出ている。これにより、『イカさまタコさま』を水曜放送時代に本放送分と深夜版を並行して放送するなど不可解な編成も生じている。
- ドラマの再放送については、系列外でありながら『特命係長 只野仁』などテレビ朝日系列のドラマが過去に何度も再放送されている。
- 2018年3月31日まで全曜日早朝(平日4:00 - 4:25、土曜・日曜4:00 - 4:30)にTBSニュースバードを定時番組として放送していたが、2018年4月改編で『はやドキ!』をネット開始するため終了となった。
- 2009年から2010年までは、水曜19時のローカルセールス枠でCBC制作『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』を同時ネットしていた。
- 1990年代[15]から2000年代後半までは富山県の民放局で最も多くのテレビ東京系アニメを放送していたが、2000年代後半から『しましまとらのしまじろう』を打ち切る等減少傾向となり、2017年現在は『ポケットモンスターシリーズ』のみの放送となっている。テレビ朝日系アニメに関しては開局当初から放送されていた木曜19:00 - 19:30枠(『ハーイあっこです』等)を筆頭に『Vガンダム』から『ガンダムX』までのガンダムシリーズや『おジャ魔女どれみシリーズ』などを放送したことがあるが、現在は全く放送していない。なお、ローカル枠のアニメには「まんが劇場」(以前は「チューリップまんが劇場」)という枠名が付いていたが、『ポケモン』のみの放送となってからは表示されなくなった。
- 深夜アニメについては、『マクロスF』、『けいおん!』、『日常』、『進撃の巨人』、『TBS木曜深夜アニメ枠』などの放送実績があり、他の在富民放2局と比較すると若干多い。ピーエーワークス(富山県のアニメ制作会社)制作のアニメについても『Angel Beats!』[16]、『SHIROBAKO』、『Charlotte』、『サクラクエスト』『天狼 Sirius the Jaeger』と若干放送実績がある。また、富山県を舞台とする作品についても『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』、『ゆるゆり さん☆ハイ!』『クロムクロ』で放送実績がある(クロムクロは、ピーエーワークス制作アニメでもある)。
現在放送中の番組
※太字は字幕放送。
自社制作番組
- N6(月曜 - 金曜 18:15 - 18:53)
- NEWS深夜便(月曜 - 木曜 23:56 - 翌日0:11)
- チューリップテレビNEWS (金曜 22:54 - 23:00)
- ハッピータイム(月曜 - 金曜 18:53 - 19:00、土曜 17:23 - 17:30、日曜 16:53 - 17:00)
- はなまるショッピング(テレビショッピング、月曜 - 金曜 10:50 - 10:56)
- 不定期で『特選!はなまるショッピング』も放送。
- さいたろうくんTV・さきちゃんTV(番組ガイド)
- 生活ナビテレビ(スポット生活情報番組)
- 富山市政だより(火曜 10:55 - 11:00)
- きとキュン♡トラベラーwith T(水曜 0:11 - 0:36)
- ミタイノコレクション(土曜 16:48 - 17:23)
- ViVa! Weekend(土曜 18:50 - 18:55)
- 富山メモらナイト(火曜 21:54 - 22:00、再放送・金曜 10:55 - 11:00)※富山県広報番組
- 富山県ふるさとCM大賞(1年に1回放送)
- 柴田理恵認定 ゆるゆる富山遺産(2005年 - 、1・5・8月の年3回放送)
ブロックネット番組
TBS系列番組
※遅れネット番組を掲載。
- なかい君の学スイッチ(火曜 0:11 - 1:10)
- クレイジージャーニー(木曜 0:11 - 1:10)
- 本能Z(木曜 1:10 - 2:10、CBCテレビ制作)
- JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス(土曜 2:40 - 3:10)
- アメージパング!(日曜 2:08 - 2:38)
- 怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜(日曜 2:38 - 3:08)
- 皇室アルバム(日曜 6:30 - 6:45、毎日放送制作)
- トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!(不定期放送)
テレビ朝日系列番組
- 金曜ナイトドラマ/土曜ナイトドラマ(水曜 0:36 - 1:36、一部作品のみ放送)
- 探偵!ナイトスクープ(金曜 0:10 - 1:07、朝日放送テレビ制作)
- おかずのクッキング(金曜 9:55 - 10:20)
- 世界の村で発見!こんなところに日本人(土曜 13:00 - 13:54、朝日放送制作)
- 林修の今でしょ!講座(土曜 15:54 - 16:48)
- 中居正広のミになる図書館(不定期放送)
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(不定期放送、朝日放送制作)
- クイズプレゼンバラエティーQさま!!(不定期放送)
- 池上彰のニュースそうだったのか!!(不定期放送)
テレビ東京系列番組
- 侠飯〜おとこめし〜(月曜 0:50 - 1:30)
- 出没!アド街ック天国(水曜 9:55 - 10:50)
- ありえへん∞世界(木曜 9:55 - 10:50)
- 初森ベマーズ(金曜 1:07 - 1:48)
- YOUは何しに日本へ?(金曜 13:55 - 14:50)
- 開運!なんでも鑑定団(土曜 12:00 - 13:00、再放送・日曜 13:00 - 14:00)
- THE フィッシング(日曜 5:30 - 6:00、テレビ大阪制作、BBTから移行)
- ポケットモンスター サン&ムーン(日曜 6:00 - 6:30)
- 劇場版ポケットモンスターは午後の再放送枠で放送。
- 完成!ドリームハウス(かつてはレギュラー版も放送、現在はスペシャルを不定期放送)
- 土曜スペシャル(主に平日午後に不定期放送)
- 日曜ビッグバラエティ(主に平日午後に不定期放送)
その他の番組
- 太陽と緑の健やかタイム(月曜 - 金曜 14:50 - 14:58)
- ニュース女子(月曜 2:00 - 3:00、DHCテレビ制作)
- 人狼ゲーム LOST EDEN(火曜 1:10 - 1:40、テレビ埼玉ほか共同制作)
- NGT48のにいがったフレンド! (火曜 1:40 - 2:10、テレビ新潟制作)
- Music B.B.(水曜 1:36 - 2:06)
- ロバートの秋山竜次音楽事務所(木曜 2:10 - 2:40、テレビ埼玉制作)
- 天狼 Sirius the Jaeger(金曜 1:48 - 2:18)
- うたなび! (金曜 10:20 - 10:50)[17]
開局時にネット移行したTBS系列の番組
▼印がついている番組は、途中打ち切りから移行した番組。
- 北日本放送から
- ナショナル劇場
- 東芝日曜劇場
- 金曜21時ドラマ枠
- まんが日本昔ばなし
- すてきな出逢い いい朝8時
- キッチンパトロール
- 愛の劇場
- 全国高等学校ラグビーフットボール大会
- クイズ100人に聞きました▼[18]
- 毎日放送制作木曜20時枠▼[19]
- 日曜放談▼[20]
- 兼高かおる世界の旅▼[21]
- 富山テレビから
TUTが開局して初めて富山で放送されたTBS系列の番組
- JNNおはようニュース&スポーツ
- 平日朝の情報番組枠[25]
- モーニングEye
- 関口宏のサンデーモーニング
- 平日正午の枠[26]
- 3時にあいましょう
- JNNニュースの森
- 筑紫哲也 NEWS23
- JNN報道特集
- ドラマチック22
- ギミア・ぶれいく
- いい旅・日本
- 地球ZIG ZAG
- 月曜ドラマスペシャル
- 水曜ロードショー
- わいわいスポーツ塾
- わくわく動物ランド
- クイズダービー
- 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
- 日立 世界・ふしぎ発見!
- アッコにおまかせ!
- MOGITATE!バナナ大使
- クイズ日本昔がおもしろい
- 地球発19時
- テレビ探偵団
- 新世界紀行
- すばらしき仲間
- クイズ!!ひらめきパスワード(MBS制作)
- Ryu's Bar 気ままにいい夜(MBS制作)
ほか多数
アナウンサー
かつて在籍していたアナウンサー
- 荒木幸子(現・編成局)
- 麻生和寛(2015年-2018年)
- 石川愛恵(元NHK富山放送局)
- 石黒智也
- 市山浩子
- 浦口直樹(TBSアナウンサー、開局当初TBSから出向で在籍。開局に携わる)
- 大友夕可里(当局→富山エフエム放送→フリー)
- 大鋸さち子(元ラジオたかおか)
- 岡添弘子(元あいテレビ、現ボイスワークス所属)
- 金井准子
- 鎌田香奈
- 木倉玲美
- 佐々木美佳子(元・新潟放送)
- 佐藤浩二(テレビ神奈川に移籍[27])
- 菅谷祥子(元テレビ和歌山)
- 瀬戸加容子(元NHK徳島放送局、静岡第一テレビ、現オールウェーブ・アソシエツ所属)
- 田代直子(現名古屋タレントビューロー所属)
- 谷口菜月(2014年-2018年)
- 谷平真奈
- 田中いずみ
- 寺崎春香(現アドバンス社所属)
- 徳竹貴光(元ウェザーマップ、その後ANNの番組(富山県内では未ネット)に出演)
- 富並望美(2012年-2017年)
- 當間睦子
- 中岡由佳(現セントフォース所属、NHK Eテレ『きょうの健康』キャスター)
- 長谷川綾子(現富山情報ビジネス専門学校講師)
- 西野由香(富山エフエム放送アナウンサー→フリー→当局(アナウンサー、制作部長、編成部長等)→2016年4月からアドバンス社富山支社長[28])
- 畑野直子
- 花村あづさ(2000年 - 2003年、エクステンション所属)
- 馬場宏治
- 福田佳緒理(現フリー)
- 前川由紀子
- 松井克仁
- 松田亜希(その後NHK金沢放送局契約キャスターを経て、現在はフリー)
- 槙谷茂博
- 宮城克文
- 柳下詩織(2000年 - 2008年)
- 山川あかね
- 山崎奈津子(現アイ・カンパニー所属、KNBなどのCMナレーション)
- 山田愛
- 山本彰治
- 吉見晶代
その他出演者
- 田中星児(歌手、開局初期に『ちゅーりっぷワイド』のメイン司会者として携わる)
- 五木田武信(フリーアナウンサー、田中星児から交代で『ちゅーりっぷワイド』のメイン司会者に。その後『ニュースの森とやま』のメインを馬場宏治と交代するまで担当した)
マスコットキャラクター
局キャラクターは、チューリップの球根を擬人化したさいたろうくんとさきちゃん。(2000年2月27日に初登場)で、番宣番組「さいたろうくんTV」「さきちゃんTV」にも局キャラがアニメで登場している。
また、開局3周年にあたる1993年には、「3ねんAぐみチューリップ花子」というキャラクターが使用されていた時期がある[29]。
天気予報
- オープニング映像はこれまでに3代制作されている。そのうち現行の3代目は1代目のリメイクである(なお、1代目のオープニング映像は2009年2月現在放送終了直前の天気予報で使われていたが、3代目に変わった)。
- アナウンスは生ではなく女性による自動音声である。放送終了直前などアナウンスがない場合もある。開局以来初代の自動音声が長らく使われていたが、2009年1月に自動音声が更新され最新版(2代目)になった。
- 通常表示する予報範囲は富山県東部・西部、石川県能登・加賀、岐阜県飛騨地方、新潟県上越地方、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡である(岐阜県飛騨地方、新潟県上越地方は『みのもんたの朝ズバッ!』内と放送終了直前の天気予報のみ予報している)。
- ちなみに、オープニングとクロージングの時に流れる音楽は、通常の天気予報のBGMと全く同じである。
オープニング・クロージング紹介
- アナログ
- 前半は全てヘリ撮影。最初に映し出されるものは、チューリップテレビ演奏所。その後、富山市街や富山新港などの上空の映像(開局当初は省略されていた)、途中から、コールサインとロゴマーク、「チューリップテレビ」の社名ロゴが表示。最後は「チューリップテレビ」と言う局名なのか、チューリップ畑の映像が終始映っている。この際、映像出力、音声出力、県内の各中継局がスタッフロール形式のテロップで出て来る。
- なお、2008年7月24日からはアナログ放送のみ映像を変更。上空映像のみで、出力コメント及び中継局テロップなしの30秒に短縮され、残り30秒はフェードインする形で画面が切り替わり地上アナログ放送終了告知画面(無音)を放送している。
- デジタル放送
- 夕焼けに染まる街の映像から始まり、青空広がるバックにチューリップが咲く映像(この際『JOJH-DTV チューリップテレビ デジタルテレビジョン』とCGで表示される)とライトアップされるチューリップ公園、おわら風の盆の映像に続き、最後は五箇山の合掌集落の映像で終わる。
なお、アナログ・デジタル共に、アナウンスは以下の通りだった。
- 放送開始アナウンス
- 「おはようございます。JOJH-(D)TV、チューリップテレビです。本日も、チューリップテレビの番組でお楽しみ下さい。」
- 放送終了アナウンス
- 「ご覧頂いた(2008年7月24日以降よりアナログのみ『ご覧いただいている』)チャンネルは、JOJH-(D)TV、チューリップテレビです。これで、本日の放送を終了させて頂きます。どうぞごゆっくりお休み下さい。」
このオープニングとクロージングは、ニコニコ動画の公式チャンネルでも見ることができる。
BGM:「チューリップテレビオリジナルテーマ」作曲:杉本竜一
- このBGMは局名告知以外でも天気予報で使われることが多い。
放送終了後はカラーバー(右下にTUTの文字)が表示されしばらくすると黒画面(PN信号)→停波となる。放送開始4分前に再びカラーバーが表示されOPが放送される。
その他
- 本社は高岡市広小路にある高岡商工ビルの3階にある。過去に何度か社屋を移転している。
- 富山市の放送センターはFMとやまの本社・演奏所に隣接している。そのためか、FMとやまの番組でチューリップテレビが主催するイベントのCMが放送されることがある。
- 開局当初は、地球!朝一番→JNNニュースコール開始の直前に時報を流していた。
- 過去に隣県の岐阜放送と番組の共同制作を行ったことがある。
- 開局初期の『JNNフラッシュニュース』では、オープニングとエンディングに「滝流れ」オープニング時代の中村八大作曲のテーマ曲を使用していた(TBS系列では北陸放送・宮崎放送などを除き、基本的に既に開局前に使用をやめていた)。
- チューリップテレビのテレビ欄表記は、一般的に「チューリップ」であるが、日本経済新聞(北陸)のテレビ欄では「チューリップTV」(フルサイズ掲載)、朝日新聞(大阪本社)では「チューリップテレビ」(富山はフルサイズ、石川はハーフサイズ掲載)となっている。
- 略称であるTUTは通常の放送上では使用されないが、BS-TBSで放送される『NEWS21 サタデースコープ』および『NEWS21 サンデースコープ経済版』の1コーナー「列島3000キロ」ではこれが使用される(ロゴマークがないため[30]、通常のニュースフォントで表示される)。
- 公式サイトでは長らく番組表を設けていなかったが、2009年4月に公式サイトがリニューアルされたと同時に1週間分の番組表が設置された。
- 2009年8月3日、ニコニコ動画に公式チャンネル「チューリップテレビちゃんねる」を開設。地方局としては同じくTBS系列である琉球放送に次ぐものとなる。コンテンツとしては自社アナウンサーの自己紹介、『ふるさとCM大賞』の優秀作品や富山県内で行われたイベントなどの動画が主だが、局の公式ページとしては珍しく放送終了後のカラーバーやオープニング・クロージング映像なども公開している(特にカラーバーはそれだけで「カラーバーですけど何か?」「夏休みカラーバー祭り」「無理して見たらダメなカラーバー」と、3本もの動画を公開している)。
- TBSニュースバード(CS放送)のJNN系列局が取材したニュース項目はその放送局の英字略称ロゴを画面右端下に表記するのが慣例となっているが、当局は「TUT」ではなく「チューリップテレビ」(社名ロゴ)として表記される。
関連会社
- 株式会社北陸チューリップ:テレビ制作会社
その他の富山県の放送局
コミュニティ放送局
脚注
- ↑ 半年後に開局したTXN九州→TVQ九州放送や2年後に開局した伊予テレビ→あいテレビでは、創業時の社名である「TXN九州」や「伊予テレビ」の社名は10年間使われた。
- ↑ なお、当局では略称をなるべく前面に出さないようにしており、TBSが制作する生番組などで当局の名称をコメントする場合、「TUT」ではなく、必ず「(富山・)チューリップテレビ」と表現している。また、ロゴや文字での画面表示も他系列局とは異なり、略称ではなくカタカナで表示している(一部例外あり)。
- ↑ TUYとTUFは両局ともキー局の東京放送(現:東京放送ホールディングス)が中心となって設立されている。
- ↑ 北日本新聞 1990年10月2日付朝刊28面より
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015-11-20、333。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、340。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、302。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、322。
- ↑ 9.0 9.1 9.2 9.3 9.4 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)4ページより。
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 10.5 10.6 10.7 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)5ページより。
- ↑ 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)10ページより。
- ↑ 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)25ページより。
- ↑ 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)27ページより。
- ↑ チューリップテレビ報道制作局 第65回菊地寛賞を受賞
- ↑ チューリップテレビがテレビ東京系アニメを開始した時期は開局から1年後の1991年10月からであるが、この時に3本も同時に開始されており(『炎の闘球児 ドッジ弾平』、『絶対無敵ライジンオー』、『ジャンケンマン』の3本)、他の平成新局と比べてもかなり早いペースだった。
- ↑ 但し特別編は未放送。
- ↑ 放送時間は過去に深夜になったり早朝になったりを繰り返していた。
- ↑ KNBでは1984年9月に打ち切り。
- ↑ KNBでは『世界まるごとHOWマッチ』終了の1990年3月に打ち切り。
- ↑ KNBでは1990年3月に打ち切り。
- ↑ 開局前のサービス放送中に最終回を迎えた。
- ↑ 初期はKNBで放送していた。
- ↑ TUT開局時は『サンデーピアス』から。
- ↑ 正確には、第1・第2シリーズはKNBで放送、富山テレビは第3シリーズのみ放送していた。
- ↑ 開局前のサービス放送で『THE WAVE』の最終週を放送後、『ビッグモーニング』から正式に放送開始。
- ↑ 開局前のサービス放送で『ぴりっとタケロー』の最終週を放送後、『悠々!お昼です』から正式に放送開始。
- ↑ “卒業生一覧”. 東京アナウンスセミナー. . 2016閲覧.
- ↑ “アドバンスアナウンサースクール (PDF)”. 株式会社アドバンス社. . 2016閲覧.
- ↑ 『チューリップテレビ開局10周年のあゆみ』(平成12年(2000年)11月15日、チューリップテレビ発行)12ページより。
- ↑ 中国放送(RCC)が富山県からプロ野球中継を放送した際に制作協力としてクレジットする場合、1998頃には「TUT」の「U」をシンボルマークとして、「T」をゴシック体としたロゴが使われたことがあったが、正式なものかは不明。その他の年度に同局が放送した際には、2005年はシンボルマークと和文ロゴで、2006年度は「TUT」のゴシック体(当時のRCCのテレビ用ロゴに準じたFutura体)で表記した。
外部リンク
- テンプレート:JNN