松阪市
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松阪市(まつさかし)は、三重県の中部に位置し、伊勢湾に面する市である。松阪牛の生産で知られる。気候は比較的温暖。
江戸時代は伊勢商人を輩出した商業町であり、現在も紀勢本線や近鉄大阪線・山田線沿線を後背地に持つ三重県の経済拠点の1つである。江戸時代は紀州藩領であった。
Contents
地理
自然
- 山 : 堀坂山、観音岳、白猪山、高見山、鉢ヶ峰、西山、高洲ノ峰、烏岳、局ヶ岳、三条山、迷岳、白倉山、江股の頭、池木屋山、赤倉山、国見山、三峰山、大明神山、桧塚奥峰、神山
- 河川 : 阪内川、金剛川、櫛田川、雲出川
- 湖沼 : 新池、八重田池、四郷池、なめり湖、高束池
- 断層 : 月出の中央構造線
隣接している自治体
歴史
- 1580年(天正8年) - 織田信長の次男・織田信雄が松ヶ島城を築城。
- 1588年(天正16年) - 蒲生氏郷が松坂城築城。
- 1600年(慶長5年) - 古田重勝が松坂藩を立藩。
- 1619年(元和5年) - 古田氏は石見国浜田城に転封となり、紀州藩の藩領(飛び領地)になる。
- 1863年(文久3年) - 御城番長屋が建てられる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県により度会県に属すこととなる。(廃藩置県の直後は、一時的に和歌山県の飛び地であった。)
- 1876年(明治9年) - 飯野郡魚見村(現在の松阪市魚見町)などの農民による伊勢暴動が発生。[1]
- 1893年(明治26年)3月26日 - 明治の松阪大火。中町から愛宕町一帯で1,318戸罹災。
- 1893年(明治26年) - 参宮鉄道(現在の紀勢本線)松阪駅開業。
- 1911年(明治44年) - 飯南郡図書館が開館。(現 松阪市立歴史民俗資料館)
- 1912年(大正元年)8月17日 - 松阪軽便鉄道(のちの松阪電気鉄道、松阪 - 大石間)開業。
- 1930年(昭和5年)3月27日 - 参宮急行電鉄(現在の近鉄山田線)松阪駅開業。
- 1930年(昭和5年) 4月1日 - 伊勢電気鉄道津新地〜新松阪間開業。新松阪駅は現在の黒田町交差点周辺。
- 1945年(昭和20年) 2月4日 - 米軍のB29により久保町周辺が空襲を受ける。死者8名。
- 1950年(昭和25年)5月23日 - 松阪競輪場竣工
- 1951年(昭和26年)12月16日 - 昭和の松阪大火。午後10時40分頃、第二小学校の講堂付近より出火。平生町、愛宕町周辺を中心に約700戸焼失。原因は煙草の不始末とされている。
- 1956年(昭和31年)10月15日 - 六軒駅(旧三雲町)で列車衝突事故が発生。修学旅行中の高校生を中心に42名の死者を出す惨事となる。→六軒事故
- 1961年(昭和36年)1月22日 - 伊勢電気鉄道江戸橋〜新松阪廃止。廃線跡は近鉄道路となっている。
- 1964年(昭和39年)12月14日 - 松阪電気鉄道松阪〜大石間廃止。
- 1969年(昭和44年)10月6日 - 現在の市役所本庁舎落成。
- 1970年(昭和45年)11月5日 - 本居宣長記念館落成開館。
- 1975年(昭和50年) - 国道23号南勢バイパス開通。
- 1976年(昭和50年)6月20日 - 駅前通り拡幅事業のうち、新町〜黒田町間完成。
- 1980年(昭和55年) - 駅前商店街(呼称:ベルタウン)の近代化事業が完成。
- 1981年(昭和56年) 3月1日 - 駅前通り拡幅事業が全街区で完成。
- 1982年(昭和57年) - 松阪大学(現・三重中京大学)開学。川井町に市民文化会館を新築移転。
- 1982年(昭和57年) 8月1日 - 台風10号により被害を受ける。死者9人。
- 1987年(昭和62年)6月12日 - 川井町に新図書館竣工。
- 1988年(昭和63年) 2月1日 - 開府400年および市制施行55周年記念式典を挙行。
- 1989年(平成元年) - 中心商店街(呼称:よいほモール)の近代化事業が完成。
- 1990年(平成2年)12月6日 - 伊勢自動車道久居IC〜勢和多気IC開通。市内に松阪ICが設けられる。
- 2007年(平成19年)4月15日 - 国道23号線中勢バイパス、小津町〜嬉野新屋庄町間、暫定2車線で供用開始。
- 2012年(平成24年) 2月5日 - 国道23号線中勢バイパス、嬉野新屋庄町〜津市境間、暫定2車線で完成。小津交差点改良完成。市内全区間で供用開始する。
- 2013年(平成25年)12月18日 - 三重中京大学閉学[2]。
行政区域の変遷
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、松坂城下の大部分(松坂中町・松坂魚町・松坂殿町・松坂新坐町・松坂新町・松坂日野町・松坂湊町・松坂愛宕町・松坂白粉町および松坂川井町・松坂西町・松坂本町の各一部)・松坂町作地および鎌田村・西岸江村・垣鼻村・大黒田村・西之庄村の各一部の区域をもって飯高郡松阪町が発足。この際、表記が「松坂」から「松阪」になる[3][4]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が飯南郡に変更。
- 1921年(大正10年)1月1日 - 飯南郡鈴止村を編入。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 飯南郡港村の一部(大字鎌田・松阪・石津・荒木・郷津・高町屋・大口)を編入。
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 飯南郡神戸村を編入。
- 1933年(昭和8年)2月1日 - 飯南郡松阪町が市制施行して松阪市となる。
- 1948年(昭和23年)12月25日 - 飯南郡松江村・朝見村を編入。
- 1951年(昭和26年)12月1日 - 飯南郡伊勢寺村を編入。
- 1952年(昭和27年)12月1日 - 飯南郡機殿村を編入。
- 1954年(昭和29年)10月15日 - 飯南郡花岡町・松尾村・港村・西黒部村・一志郡阿坂村・松ヶ崎村・多気郡東黒部村を編入。
- 1955年(昭和30年)3月15日 - 一志郡宇気郷村の一部(大字柚原・飯福田・与原・後山)を編入。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 飯南郡大石村・茅広江村・射和村・漕代村を編入。
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 飯南郡大河内村・櫛田村を編入。
- 1989年(平成元年)3月31日 - 多気郡明和町と境界変更。
- 2002年(平成14年)5月17日 - 多気郡明和町と境界変更。
- 2005年(平成17年)1月1日 - 一志郡嬉野町・三雲町・飯南郡飯南町・飯高町と合併し、改めて松阪市が発足。
人口
松阪市全体としては、合併が行われた2005年(平成17年)以降人口が減少傾向にあるが、嬉野地区と三雲地区では宅地開発により人口増加がみられ、飯南地区と飯高地区では人口減少が著しい[5]。
松阪市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
官選旧松阪市長 | ||||
1 | 小出三郎 | 1933年(昭和8年)3月24日 | 1937年(昭和12年)3月22日 | |
2 | 和田潤 | 1937年(昭和12年)6月1日 | 1941年(昭和16年)5月31日 | |
3 | 後藤脩 | 1941年(昭和16年)10月29日 | 1946年(昭和21年)11月24日 | |
公選旧松阪市長 | ||||
4 | 庄司桂一 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1955年(昭和30年)4月30日 | |
5 | 後藤脩 | 1955年(昭和30年)5月1日 | 1957年(昭和32年)1月15日 | |
6 | 梅川文男 | 1957年(昭和32年)3月4日 | 1968年(昭和43年)4月4日 | |
7 | 吉田逸郎 | 1968年(昭和43年)5月23日 | 1988年(昭和63年)5月22日 | |
8 | 奥田清晴 | 1988年(昭和63年)5月23日 | 2000年(平成12年)5月22日 | |
9 | 野呂昭彦 | 2000年(平成12年)5月23日 | 2003年(平成15年)2月18日 | |
10 | 下村猛 | 2003年(平成15年)4月27日 | 2004年(平成16年)12月31日 | |
松阪市長 | ||||
1 | 下村猛 | 2005年(平成17年)2月6日 | 2009年(平成21年)2月5日 | |
2 | 山中光茂 | 2009年(平成21年)2月6日 | 2015年(平成27年)9月30日 | |
3 | 竹上真人 | 2015年(平成27年)10月4日 | 現職 |
議会
市議会:議員定数28名 / 任期: 平成25年8月1日 - 平成29年7月31日
- 議長:中島清晴 (就任:平成25年8月12日)
- 副議長:山本芳敬 (就任:平成25年8月12日)
会派名 | 議員数 |
---|---|
真政クラブ | 8 |
市民民主クラブ | 5 |
青凛会 | 3 |
あかつき会 | 3 |
日本共産党 | 3 |
公明党 | 3 |
無会派 | 3 |
欠員 | 0 |
産業
名産
企業
松阪市に本社を置く企業
かつて存在した企業
松阪市に工場を置く企業
姉妹都市・提携都市
海外
- 友好都市
国内
- 提携都市
地域
健康
総合病院
- Matsusaka City Hospital 20090920.jpg
松阪市民病院
- Matsusaka Central General Hospital 20090920.jpg
松阪中央総合病院
- Saiseikai Matsusaka General Hospital 20090909.jpg
済生会松阪総合病院
教育
大学・短期大学
私立
- 三重中京大学(2013年12月18日閉学[2])
- 三重中京大学短期大学部(2011年10月17日閉学[2])
専修学校
- 松阪看護専門学校
- 三重県農業大学校(専修学校専門課程)
高等学校
県立
私立
中学校
市立
松阪市・多気町学校組合立
私立
小学校
市立
特別支援学校
図書館
- 松阪市図書館(松阪図書館・嬉野図書館)
日本郵政グループ
(2012年12月現在)
- 日本郵便株式会社
- 松阪郵便局(南町)
- 嬉野郵便局(嬉野須賀町)
- 大石郵便局(小片野町)
- 飯南郵便局(飯南町横野)
- 粥見郵便局(飯南町粥見)
- 宮前郵便局(飯高町宮前)
- 川俣郵便局(飯高町七日市)
- 波瀬郵便局(飯高町波瀬)
- 以上は集配局で、この他窓口業務のみを行う郵便局が33箇所(うち簡易郵便局が4箇所)ある。
- ゆうちょ銀行
- 名古屋支店 松阪出張所(南町/松阪郵便局と併設。ATMはホリデーサービス実施。)
- 名古屋支店 メガマート松阪川井町店内出張所(川井町)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- 名古屋支店 松阪市役所内出張所(殿町/市役所屋外)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、松阪駅前・松阪久保・六軒・松阪徳和・松阪船江・嬉野・粥見・宮前の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※松阪市内の郵便番号は以下の通り。
- 「515-00xx」「515-01xx」「515-02xx」「515-08xx」「515-11xx」「515-21xx」=合併以前からの松阪市域(後述の地域を除く)および旧三雲町域。松阪郵便局の集配担当。
- 「515-12xx」=大石町、小片野町、茅原町、広瀬町、六呂木町。大石郵便局の集配担当。
- 「515-23xx」「515-24xx」=飯福田町(いふたちょう)、小野町(おおのちょう)、大阿坂町、小阿坂町、美濃田町、与原町、柚原町(ゆはらちょう)、後山町および旧嬉野町域。嬉野郵便局の集配担当。
- 「515-13xx」=飯南町深野、飯南町横野、飯南町下仁柿、飯南町上仁柿。飯南郵便局の集配担当。
- 「515-14xx」=飯南町粥見、飯南町向粥見、飯南町有間野。粥見郵便局の集配担当。
- 「515-15xx」=旧飯高町域東部。宮前郵便局の集配担当。
- 「515-16xx」=旧飯高町域中部。川俣郵便局の集配担当。
- 「515-17xx」=旧飯高町域西部。波瀬郵便局の集配担当。
- 「519-21xx」=上蛸路町、下蛸路町、中万町(ちゅうまちょう)、八太町、射和町(いざわちょう)、阿波曽町、庄町、御麻生薗町(みおぞのちょう)(および多気郡多気町の一部地域)。多気郵便局(多気町相可)の集配担当。
交通
鉄道
市の中心となる駅:松阪駅
- 東海旅客鉄道(JR東海
- 近畿日本鉄道(近鉄)
路線バス
高速バス
- 東京高速線: 大宮駅・池袋駅・新宿駅・立川駅・横浜駅 - 松阪駅前・伊勢市駅前・鳥羽BC (三重交通、三交伊勢志摩交通、西武観光バス) ※夜行
- 南紀特急バス: 松阪中央病院・松阪駅前 - 多気町 - 滝原宮前 - 紀伊長島 - 尾鷲市病院前 - 熊野古道センター (三重交通、三重急行自動車)
- 東京駅・横浜駅 - 名古屋駅・松阪市民文化会館前・近鉄松阪駅・宇治山田駅 (青木バス) ※夜行
一般路線バス
- 三重交通
- 三重急行自動車
- 鈴の音バス
- 大口線
- 三雲松阪線
- 宇気郷コミュニティバス
- 黒部・東地区コミュニティバス
- 飯南コミュニティバス「ほほえみ」(旧飯南町内)
- 飯高波瀬森コミュニティバスたかみ
- 嬉野おおきんバス
道路
高速道路
一般国道
三重県道
港湾
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
観光スポット
- 松阪市文化財センター・はにわ館
- うきさとむら
- 松阪木綿手織りセンター
- みえこどもの城
レジャー
- 赤目一志峡県立自然公園
- 道の駅飯高駅
- 香肌峡温泉いいたかの湯
- 松阪農業公園ベルファーム
- ウエストパーク松阪
- 松名瀬海水浴場
- 松阪競輪場
- 松阪森林公園
- リバーサイド茶倉
- 高須町公園オートキャンプ場
- 松阪市中部台運動公園
- 松ヶ崎公園
- 相津峠
祭り
- 粥だめし火だめし (1月14日、阿射加神社)
- 愛宕市 (1月24日、愛宕山竜泉寺)
- 星まつり (2月節分、善福寺)
- よいよい神事 (2月11日、和屋町・立田町・朝田町) (2月15日、大乗寺)
- 初午大祭(3月最初の午の日、岡寺)
- 宣長まつり(4月上旬の日曜日)
- 奥香肌湖春まつり (4月上旬の日曜日)
- 伊勢山上山開き (4月の日曜日、飯福田寺)
- 神御衣奉織始祭 (5月1日・10月1日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 神御衣奉織鎮謝祭 (5月13日・10月13日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 嬉野うきさと祭り (6月上旬の日曜、嬉野小原町)
- 古田重勝墓前祭 (6月16日、愛宕山竜泉寺)
- 堀坂大権現祭礼 (6月30日〜7月1日、堀坂山)
- 虫おくり (7月13日、和屋町)
- 湯たて神事(お湯神事) (7月15日、御厨神社)
- 祇園まつり(7月中旬の土・日曜日、八雲神社・松阪神社・御厨神社、射和寺 )
- 嬉野おおきん祭り (7月中旬の土曜、松阪市嬉野地域振興局)
- 愛宕山の火渡り (7月24日、愛宕山竜泉寺)
- 輪越し(夏越し) (7月25日、松阪神社・御厨神社・八雲神社)
- 松阪みなとまつり(7月最終土曜、休止中)
- 四万六千日 (8月9日、岡寺山継松寺)
- かんこ踊り (8月13日〜16日、猟師町・松崎浦町・8月16日 西野町)
- 宮前盆踊り (8月13日、花岡神社)
- ふるさと川俣夢まつり (8月13日、川俣小学校)
- 香肌峡もり夏祭り (8月14日、飯高町森)
- はぜ夏祭り (8月15日、飯高林業総合センター)
- 朝田地蔵会式(地蔵盆) (8月23日、朝田寺)
- 八朔祭 (8月31日〜9月1日、大石不動院)
- 炎の祭典 (9月28日、来迎寺(白粉町))
- 伊勢山上秋季大会式(閉山式) (10月、飯福田寺)
- 宮前Festival(10月最終または11月第1日曜、飯高駅芝生広場)
- 氏郷まつり(11月3日)
- 本居宣長墓前祭 (11月5日、妙楽寺)
- 飯南ふれあい祭 (11月中旬の土・日)
- ふるさと川俣いも祭り (11月23日、川俣小学校)
出身者とゆかりの有名人
- 蒲生氏郷(戦国武将。松阪城を築城し「松阪開府の祖」と称される)
政治家
- 梅川文男(第6代市長、小津安二郎の後輩で田村元の先輩)
- 坂口力(元・公明党衆議院議員、元・厚生労働大臣、松阪北高(現・松阪工高)卒業)
- 田村憲久(現・自民党衆議院議員、田村元の甥)
- 田村元(元・衆議院議長、自民党最高顧問)
- 中川正春(衆議院議員、元・三重県議会議員)
- 野呂昭彦(元・三重県知事、元・松阪市長、元・衆議院議員、旧飯高町出身)
- 野呂恭一(元・衆議院議員、野呂昭彦三重県知事の父、旧飯高町出身)
- 濱口誠(現・国民民主党参議院議員、自動車総連特別中央執行委員)
- 森本哲生(元・民主党衆議院議員、元・三重県議会議員、旧飯南町出身)
- 山中光茂(前・松阪市長、元・三重県議会議員、松下政経塾出身、医師)
経済人
- 大谷嘉兵衛(明治の茶商。貴族院議員)
- 奥田碩(トヨタ自動車相談役、松阪北高(現・松阪工高)卒業)
- 角屋七郎次郎(代々この名を名乗った商人。2代目から10代目まで松阪に住んだ[13])
- 角屋七郎兵衛(江戸時代の朱印船貿易家。鎖国令で帰れずホイアンで日本人街の長となった)
- 三井高利(現在の三井グループの始祖)
学者・文化人
- 石原壮一郎(コラムニスト。扶桑社刊「大人シリーズ」で有名)
- 植村政勝(江戸時代の本草学者、隠密)
- 宇田荻邨(日本画家)
- 大辻隆弘(歌人)
- 奥田三角(江戸時代の儒学者)
- 小津安二郎(映画監督、青春時代を松阪で過ごす)
- 梶井基次郎(松阪を舞台にした小説『城のある町にて』を執筆)
- 佐佐木信綱(歌人、国文学者、第1回文化勲章受章者、幼少の一時期を松阪で過ごす)
- 柴田昌弘(漫画家)
- 曾我蕭白(江戸時代の絵師。朝田寺への滞在時に多くの作品を残していった)
- 竹川竹斎(江戸時代の商人・国学者)
- 丹羽正伯(江戸時代の本草学者)
- 丹羽保次郎(NE式写真電送装置の開発者、東京電機大学初代学長)
- 根来龍之(経営情報学者。垣鼻町出身。)
- 東谷穎人(スペイン文学研究者。神戸市外国語大学元学長)
- 東畑精一(経済学者・農学者。旧嬉野町出身)
- 牧戸太郎(作曲家・編曲家)[14]
- 松浦武四郎(北海道の名付け親。旧三雲町出身)
- 松本駝堂(江戸時代の本草学者、外科医)
- 本居宣長(江戸時代の国学者。『古事記』の詳細な註釈書である『古事記伝』の著者)
- 柚月純(漫画家)
- 和田勉(演出家・映画監督。小学校中頃に鹿児島県鹿屋市へと転居)
芸能人
- あべ静江(女優・歌手)
- 宇都美慶子(シンガーソングライター)
- 梅田悠(女優・元SDN48)
- 桂文我(落語家)
- 岸尾だいすけ(声優)
- 沢本忠雄(俳優)
- 田端義夫(歌手)
- 出口陽(SKE48の元メンバー)
- 西野カナ(歌手)
- 野田愛実(歌手・ミュージシャン)
- 松本華奈(女優・声優)
- 村田奈津実(タレント)
スポーツ選手
- 井口佳典(競艇選手)
- 大矢英俊(卓球選手)
- 海田和裕(元競輪選手)
- 斎藤育造(元レスリング選手、ロサンゼルスオリンピックグレコローマン48kg級銅メダル)
- 水谷新太郎 (元プロ野球・ヤクルトスワローズ内野手)
- 清水昭信(元プロ野球・中日ドラゴンズ投手)
- 土性沙羅(レスリング選手、リオデジャネイロオリンピック69kg級金メダル)
- 神谷英慶(プロレスラー、大日本プロレス所属[15])
- 新田雄史(競艇選手)
- 飛弾暁(サッカー選手、ヴィアティン桑名所属)
- 船谷圭祐(サッカー選手、水戸ホーリーホック所属)
- 古木克明(元プロ野球・横浜DeNAベイスターズ→オリックスバファローズ内外野手、元総合格闘家)
- 三重ノ海剛司(第57代横綱・元武蔵川親方→相撲博物館館長)
- 水本裕貴(サッカー選手、サンフレッチェ広島所属、三重高校卒業)
- 燁司大(元幕内力士・元二十山→若藤親方)
- 徳真鵬元久(十両力士)
その他
その他
- メディア等で「松阪」を「まつざか」と読まれることが頻繁にあるが、これは誤りであり、正確には「まつさか」である[16]。地元では「まっさか」あるいは「まっつぁか」のように発音されることも多い。
- 1953年、外櫛田橋 - 宇治山田市外度会橋までの道路(=参宮有料道路)が日本初の有料道路であった(現在の三重県道37号鳥羽松阪線、無料)。
脚注
- ↑ 新政府を動かした「伊勢暴動」 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/arekore/detail.asp?record=24 三重県県史編纂グループ
- ↑ 2.0 2.1 2.2 “三重中京大学”. 2014年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ 「松阪」と「松坂」について|松阪市の概要|松阪市(2013年5月24日)2017年2月11日閲覧。
- ↑ 「大坂」が「大阪」に変更されたこともあり、1889年(明治22年)に「松坂」から「松阪」に改められた。
- ↑ 「若者定住策示せるか 進む中山間地域の人口減 未来への課題 上 〜松阪市長選を前に〜」井上喜博「事故撲滅の啓発 県境越えて協力 紀宝署と新宮署」中日新聞2015年9月23日付朝刊、三重版 三広域12ページ
- ↑ 松阪市ホームページ 平成20年度 松阪市統計書.2015年2月21日閲覧。
- ↑ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
- ↑ 県議会議員の選挙区と定数 三重県選挙管理委員会
- ↑ 亀井千歩子 『47都道府県和菓子/郷土菓子百科』 丸善出版、2016-01-25。ISBN 978-4-621-08975-0。
- ↑ “絶品!さわ餅”. ヒーリングツアー (2011年4月30日). . 2018閲覧.
- ↑ 松阪市和屋町朝見遺跡で発掘調査現地説明会を開催します
- ↑ 中坪遺跡で中世の屋敷地が見つかりました
- ↑ 『伊勢国比佐古文庫旧蔵文書』国文学研究資料館.2014年8月15日閲覧。
- ↑ “牧戸太郎”. 有限会社オフィスビッグバン. . 2014閲覧.
- ↑ “神谷 英慶<大神>”. 大日本プロレス. 2017年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 「松阪」の読み方について|松阪市の概要|松阪市(2013年5月24日)2015年2月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
典拠レコード: