MBSラジオ
MBSラジオ MBS Radio | |
---|---|
種別 | AMラジオ放送 |
放送対象地域 | 近畿広域圏 |
系列 | JRN、NRN系 |
略称 | MBS-R |
愛称 | MBSラジオ |
コールサイン | JOOR |
開局日 | 1951年9月1日 |
本社 |
〒530-8304 大阪府大阪市北区茶屋町17-1 |
演奏所 | 本社と同じ |
親局 / 出力 | 大阪(高石) 1179kHz / 50kW |
主な中継局 |
京都:1179kHz 生駒FM補完中継局(生駒山):90.6MHz |
公式サイト | MBSラジオ [MBS1179.com] |
MBSラジオ(エムビーエスラジオ)は、大阪府大阪市に本社を置くラジオ・テレビ兼営局である毎日放送 (MBS) のラジオ放送部門の呼称である。
2011年7月24日までは「毎日放送ラジオ」の呼称も同等に用いられ、おたよりのあて先などはこちらで紹介されることが多かったが、現在では「MBSラジオ」の呼称に置き換えられている。なおMBSでは、2017年4月1日の認定放送持株会社(旧・毎日放送→MBSメディアホールディングス)移行の際に放送事業(新・毎日放送)がテレビとラジオとに分割しなかったため、今後も本項目名は「MBSのラジオ部門の呼称」である。
Contents
概要
コールサインは JOOR
AM放送の周波数は1179kHz(京都中継局も同一周波数)開局時は1210kHzであり、その後1180kHz[1]を経て現在に至る。
本放送の開始は、1951年9月1日、大阪市北区角田町の阪急百貨店うめだ本店屋上に建てられたスタジオから中波放送を開始[2]。同じ日の朝6時30分に開局した名古屋市の中部日本放送(CBCラジオ)に続いて正午に放送を開始した。第一声は、坂本登志子アナウンサーの「JOOR、みなさまの新日本放送でございます。」であった。
開局当初は、『うっかりテスト』、『知らぬが佛(ほとけ)』、『バイバイ・ゲーム』、『おたのしみヒント』といった、一般参加のバラエティ番組が中心の編成だった。
ネットワークはJRN、NRNにそれぞれ加盟するクロスネット局である(該当項参照)。
2010年4月から、「ラ・ラ・ラ ラブラジオ 1179 MBS」というキャッチフレーズを使用。それ以前は「MBSラジオはOKステーション」で、その前は「耳のごちそうMBS(毎日放送)ラジオ1179」であった。2013年4月からは、プロ野球中継の『MBSタイガースライブ』などでのステーションジングルで、(AM放送の周波数に「7」が入っていることにちなんで)「ラッキー7(セブン)のあるラジオ MBSラジオ」というキャッチフレーズも使用していた。FM補完中継局の運用によるワイドFMの本放送開始年の2016年1月からは「MBSラジオもFA宣言!!」(FA=FMのFとAMのAを合わせたもの)、2017年4月からは「もっと聴いてね。MBS」というキャッチフレーズを使用している。
新聞の番組表表記は1958年の新日本放送から毎日放送に社名が変更されて以来、長年に渡って「毎日放送」「毎日 MBS」「毎日ラジオ」「毎日」と各紙によって異っていたが、2011年7月24日にテレビ部門の地上デジタル放送完全移行を機に、同日から「毎日テレビ」の表記が「MBSテレビ」に変更されることに伴い、ラジオもこれに準拠して「MBSラジオ」(または「MBS 毎日」「MBS」)の表記に変更された[3]。
日本国内の放送局が編成する天気予報では初めて、日本気象協会の担当者が直接概況を説明する方式を導入。現在でも、夜間~早朝の時間帯を除く放送で、この方式を継承している。その一方で、テレビ・ラジオとも、関西ローカル向けに放送する天気予報の呼称を「お天気のお知らせ」にほぼ統一。ラジオでは、押尾コータロー・DEPAPEPE・NAOTO (ヴァイオリニスト)などが演奏するインストゥルメンタルを、天気予報や交通情報のBGMに採用している。毎日放送が2016年9月に気象庁から気象予報業務の実施許可を受けたことから、2017年4月以降の生放送番組の一部では、気象情報部(放送上の通称は「MBSお天気部」)の独自観測による天気予報を同部と契約している南気象予報士事務所所属の予報士が伝えている。
ラジオを聴きながら歴史のある場所などをウォーキングするリスナー参加型イベントラジオウォークを1982年(昭和57年)に国内の放送局ではじめて実施した。このイベントは、現在に至るまで、毎年早春(2011年までは2月11日、2012年以降は春分の日)に開催されている。
2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)のため、3月13日・19日・20日に深夜番組の一部を休止する代わりに、上泉雄一(毎日放送アナウンサー)の進行でフィラー番組として「ミュージックアワー」を放送。洋楽や洋画のサウンドトラックを流す合間に、番組の放送休止告知や地震関連ニュースを随時挿入した。
本放送の開始から65周年を迎えた2016年9月には、開局当初スタジオを設けていた阪急百貨店うめだ本店の屋上に、民間放送誕生の地を示す記念の銅製プレートを設置した[4]。また、65周年記念のステーションソングとして、「Thank you! Happy today!~MBSラジオのうた~」(かつて『MBSヤングタウン』でパーソナリティを務めていたつんく♂のオリジナル曲)を発表。同月5日(月曜日)からは、自社制作・平日帯ワイド番組のパーソナリティ(子守康範・浜村淳・松井愛・近藤光史・上泉雄一)と味覚糖によるコラボレーション企画として、「あめちゃんでつながろう!プロジェクト」を地域・期間限定で展開していた。さらに、ワイドFMの周波数が90.6MHzであることにちなんで、この年から9月6日を「MBSラジオの日」[5]に制定。2016年9月6日には、『ありがとう浜村淳です』の放送中に、日本記念日協会から記念日としての登録証が授与された。
送信状況
送信所
AM放送 | ||||
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親局 | 周波数 | 空中線電力 | 所在地 | 備考 |
大阪 | 1179kHz | 50kW | 大阪府高石市西取石6-6-45 (鴨公園南方)[6] |
MBS本社に予備送信所がある(1kW)[7] |
中継局 | 周波数 | 空中線電力 | 所在地 | 備考 |
京都 | 1179kHz | 300W | 京都府京都市東山区今熊野総山町 | 朝日放送ラジオ・ラジオ大阪と共用 |
FM放送 | ||||
中継局 | 周波数 | 空中線電力 | 所在地 | 備考 |
生駒 | 90.6MHz | 7kW[8][9] | 大阪府東大阪市山手町2028番地[10][11] | 実効輻射電力11kW[12] MBSテレビがアナログ放送時代に使用していた鉄塔をラジオ大阪と共用[11] |
送信所工事による深夜の放送休止
通常の放送は原則として毎週日曜深夜に当たる月曜 1:00 - 4:53に放送休止枠を設けており、この時間帯は送信所の大規模な改修工事でない限りはフィラー音楽を放送している。但し、年末年始や年2回行われる聴取率調査期間など、特例により終夜放送となる日もある。
2007年1月8日 - 2月11日に、本局の毎日放送高石ラジオ送信所の工事(送信所のアースワイヤーの交換)のため、終夜放送を休止した。この期間の放送休止時間帯は次の通り。
- 日曜 - 木曜深夜(月曜-金曜未明)0:25 - 4:30
- 金曜深夜(土曜未明)0:25 - 4:55
- 土曜深夜(日曜未明)0:55 - 5:00
工事の間は、月曜 - 木曜の21:00 - 23:55の『ナニワ音楽ショウ』と金曜 21:00 - 23:55の『U.K. BEAT FLYER 1179』が、それぞれ21:00 - 23:20の放送となり、『MBSニュース最終便』以降の番組が繰り上げて放送されたが、『ぷらっと☆ホーム』と『ラジオの達人』などが工事期間中は休止された。2月12日未明から通常通りの終夜放送を再開した。
AM放送
在阪民放AM局共通して言えることだが、中国・四国地方[13]・東海地方[14]へのスピルオーバーが大きいが、放送対象地域内の近畿地方では中継局が京都1局のみのため、近畿北部[15]・近畿南部では受信状態が良くなく、近畿中部でも一部地域は受信状態が良くない[16]。
出力が50kWと高く、夕方から翌朝にかけては電波が電離層に反射されるため、首都圏、中京圏、北陸地方にも電波が届くため遠距離のリスナーも少なくない。夜間は、茨城放送水戸本局 (1197kHz) ・KBSワールドラジオ(※夜8時(20時)~10時(22時)は、日本語放送)(1170kHz)と混信する場合がある。
1980年代、ラジオ送信所の深夜工事実施時に(当時の)演奏所である千里丘放送センターにある予備送信所から直接、1kWの減力放送を行っていたことがある。ベリカードも減力放送バージョンが制作・交付された。なお、現在の予備送信所は本社に設置されている[17]。千里丘から本社(演奏所)が茶屋町に移転した後から近年までは予備送信所は毎日放送千里丘ミリカセンター内に設置されていた。
送信機としては基本的にはNECのPWM-AM送信機(MBT-8000シリーズ)を用いるが、一時期予備機としてNECのデジタルAM送信機(MBT-9000シリーズ)をニッポン放送に先駆けて1990年代に臨時に設置し、試験放送にも使用した。2010年2月28日まで使用される送信機についてはAMステレオタイプであること以外公表されていないが、2010年3月1日よりモノラルタイプに変更された[18]。番組制作・CM制作・番組搬入用の録音メディアとしては、2000年代後半においてPro-MOを積極的に採用している[19]。
親局・京都局ともにAMステレオ放送を実施していたが『2010年2月28日を以てAMステレオ放送を終了し、送信機更新工事後の翌3月1日より従前のモノラルに戻す』旨が公式サイトで発表され[18]、理由は「送信機更新にあたり、AMステレオ放送維持に必要な装置が既に生産終了となっており、メンテナンスの保証が不可能となった為」としていた。そして、同年2月28日深夜(3月1日未明)の放送終了時をもって、東京・大阪の二大都市圏で初めてAMステレオ放送の運用を終了した[20]。
2018年7月29日(28日深夜)午前3時半頃〜午前6時10分まで、台風12号の影響で高石送信所に落雷があり送信塔の真下にある絶縁パネルがショートしたため、約2時間半AM放送が停止した。落雷による放送停止は同社が1951年にラジオ放送を開始して以来初めて。記録に残る放送停止は、2010年3月の人為的なミスによる約1分9秒のみだという。茶屋町の本社にある予備送信所(出力1kW)を使用して代替放送したが、電波は大阪市内と北摂地域周辺にしか届かなかったと見られる。放送エリアである近畿地方の大半で「聞こえていなかったと思われる」とMBSは説明した[21]。
ケーブルテレビ局への無料再送信
2011年秋からは、大阪市内でケーブルテレビサービスを提供するJ:COMの一部エリアを対象に、データ放送の音声送信機能を利用したコミュニティチャンネルによるラジオ放送再送信の実証実験を実施。大都市圏では初の試みで、MBSラジオでも実験を告知するスポットCMを随時放送していた[22]。2012年4月23日からは、大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県のJ:COMエリア全域で、コミュニティチャンネル(12チャンネル)のデータ放送を利用した全日無料再送信を本格的に実施。2013年7月から2015年3月までは、J:COM関西との共同制作番組『魁!!なすなか塾』を、MBSラジオ・J:COM関西コミュニティチャンネル(11チャンネル)の双方で放送していた(2015年4月以降はJ:COM関西の単独制作・放送へ移行)。
radiko
2010年3月15日から、ほかの在阪ラジオ5局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」を試験的に開始した。ただし、同年11月30日までは配信エリアを大阪・京都・兵庫・奈良の2府2県に[23][24][25]、同年12月1日からは、滋賀県・和歌山県[26]を加えた関西2府4県のみに制限しながら、他の在阪民放ラジオ局とともに本格的な運用へ移行していた。
2014年4月1日から運用を開始した「radiko.jpプレミアム」については、関西地方の「radiko」参加局で唯一、開始時からの参加を見送った[27]。ただし、運用開始直後から、「参加について様々な検討を行っている段階」として今後の参加に含みを持たせていた[28]。8月11日には、9月1日の12:00頃から「プレミアム」向けの配信を開始する予定であることを正式に発表[29]。9月1日には、当初の予定より早く、生ワイド番組『上泉雄一のええなぁ!』の11時台から配信を開始した[30]。ただし、配信開始の時点では、『アッパレやってまーす!』の木曜日と『テゴマスのラジオ』(いずれもジャニーズ事務所所属のタレントがパーソナリティを務める深夜番組(2018年4月以降は、解禁されている))と、NTTドコモのCMは配信されず、フィラーとなる(関西地区のradikoプレミアム会員は対象外となっている。)。
また、2016年10月11日正午からradikoでタイムフリーサービスの実証実験が始まったことを機に、公式サイトを同サービスに対応した内容へリニューアル。当日放送された自社制作番組での主な発言・出来事やキャンペーン(「MBSラジオ スペシャルウィーク」など)に関する情報を、トピックス形式の記事で紹介している。同年11月からは、「スマートニュース」上に公式チャンネルを開設。上記の記事を配信するほか、radikoへのリンクを付けている。
FM補完放送(ワイドFM)
毎日放送では、AM放送のサービスエリア内における難聴・災害対策を目的に、総務省へFM補完放送(ワイドFM)の免許を申請。その結果、朝日放送(ABC)・大阪放送(OBC)と共に、2015年7月27日付で予備免許を交付された。
予備免許の交付後は、試験電波の発射を経て、2016年2月29日付でABC・OBCと共にFM補完中継局本免許を交付。3月19日(土曜日)の12:00に編成する『ほんまもんのワイドFMをハッキリ愛して』(MBS・ABC・OBCの共同制作・同時生放送による特別番組)から、従来のAM放送と並行しながら、関西地区のラジオ局では初めて生駒FM補完中継局からの本放送を開始した[31]。
周波数は90.6MHzで、大阪府のほぼ全域と兵庫県・京都府・和歌山県・奈良県の一部をサービスエリアに設定。2015年入社のアナウンサー・玉巻映美が、MBSラジオの「ワイドFM大使」として、ABC・OBCの番組やPRイベントにも登場している。
MBSラジオでは、本放送開始前の2016年2月から、「MBSラジオはFA宣言!!」(上記のエリアでFM補完放送とAM放送を同時に実施することを日本プロ野球のFA<フリーエージェント>宣言になぞらえたキャンペーン)を単独で展開し、周波数90.6にちなんで阪神タイガースの高山俊(背番号9)、大和(背番号0)の両選手と、金本知憲監督(背番号6)をポスターに起用している。また、2016年が(新日本放送時代からの通算で)AM放送の開始から65周年にも当たることにちなんで、ワイドFM対応・LEDライト内蔵のポータブルラジオにMBSラジオオリジナルの付属品を入れたセットを完全受注生産方式で提供。本放送開始の直前には、希望するリスナーから抽選で進呈した後に、ラジオショッピングや自局で運営するショッピングサイトを通じて数量限定で販売していた。なお、販売終了後は、90.6MHzのみ受信できるオリジナルのバッチ型ラジオ(通称「MBS906オンリーのバッチラジオ」)を製作。自社制作番組のノベルティグッズやリスナー向けプレゼントに用いられているほか、MBSラジオが主催・関与するイベントで数量限定の無料配布を実施することもある。
2016年4月改編では、ワイドFMの周波数にちなんで月 - 土曜日の深夜(火 - 日曜日の未明)に編成する音楽系の番組に、「MMZ(MBS-FM MUSIC ZONE)906!」という共通のタイトルを冠していた[32]。同年10月改編からは、「MBS +music」(毎日放送全体の音楽系番組・イベントコンセプト)との統合によって、「906」を残しつつも「+music 906!」に改められている。
聴取状況
MBSの聴取率は開局以来長らくライバル局ABCの後塵を拝していた。ABCの人気番組に自社制作が多かったのに対し、MBSはほとんどが東京のTBSラジオか文化放送制作の番組であった。とりわけJRN発足前後(1964〜1966年)は日中ずっとTBSラジオの番組をそのまま放送していたこともあり、在阪局最低の聴取率にまで落ち込んでいた。
その後、『ありがとう浜村淳です』、『ごめんやす馬場章夫です』などの生ワイド番組をはじめとしたローカル向け編成に徹し、聴取率は着実に回復。1980〜1990年代後半までは全日で在阪局トップに躍り出た。2000年代に入っても首位を独走する時期が長く、2005年6月実施の聴取率調査でも在阪局トップとなった。
その一方で、1999年に平日『MBSヤングタウン』の打ち切りや、川村龍一、諸口あきら、馬場章夫らが平日昼間の番組から次々と勇退。現在でも平日深夜時間帯やナイターオフシーズンを中心に、在阪FM各局(FM802やエフエム大阪など)に押されている。特に平日深夜ではFM802開局後、若年層のリスナーがFMに流出した[33]ため、平日『ヤンタン』の打ち切りの前後からは番組路線・編成がたびたび変わっている。
また平日昼間時間帯でも、在阪局の聴取率で常に上位へ食い込む『ありがとう浜村淳です』以外は、苦戦を強いられていた。それでも、日曜早朝に放送されていた『勝谷誠彦の志ジャーナル』(現在は終了)や、平日午後の『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』が高い聴取率を記録したことがあるが、FM局には昼間時間帯でも劣勢を強いられている。
2009年4月には、自社制作番組を編成してきた平日の深夜帯にJRN・NRN系の箱番組を組み込むなど、大規模な番組改編を実施。放送枠の拡大・移動分を含めて、改編率は局史上最大の53%にのぼった。
同年6月の聴取率調査では、ABCを抜いて、初めて在阪局の単独首位に立った[34]。これに対して、ABCでは、調査直後の7月改編で自社制作番組を大量に終了。平日には、深夜帯のみならず、夜間にも東京発のJRN・NRN同時ネット番組が並ぶようになった[35]。ちなみにMBSでは、同年10月の改編でも、自社制作番組の比率を高い水準で維持している。
スポーツ中継では近年、『MBSベースボールパーク』が好調である。ただし、プロ野球以外の伝統的なスポーツイベントでは、聴取率の伸び悩みなどから中継体制を徐々に縮小している[36]。
京阪神地区の聴取率調査の対象期間となる年4回(4月、6月、10月、12月)の各1週間において「MBSラジオスペシャルウイーク」と銘打ち、MBSラジオ全体でのキャンペーンや各番組においてのプレゼントや、ゲスト出演などが用意されることが恒例となっている。近年は若干控え目であったが、聴取率で首位を奪回してからは、生ワイド番組との同時放送形式でテレビCMを流すなどの積極姿勢に転換[37]。2010年の10月改編では、番組改編率が過去最低の13.8%にとどまった[38]。2012年には、4月・6月の調査において、対象区分(6時 - 18時・6時 - 24時・5時 - 29時)の全てで在阪局の首位を記録。2001年6月にビデオリサーチが自主調査を開始してから初めて、2期連続で全時間区分での首位を達成した。また、CMセールスのシェアについては、1999年から在阪5局のトップを維持している[39]。
時報
時報前のCMについては、少なくとも1978年から1980年代の初頭までは、当時存在していた小林脳行が時報前のCMスポンサーに付いていた[40]。しかし、同社は1984年に倒産(1985年に小林製薬へ営業権を譲渡)。その前後から2012年12月31日24時(2013年1月1日0時)までは、長きにわたってめいらく(スジャータ)のCMが流れていた。
「スジャータ」のCMは、収録時期の古い旧版と、後に収録された新版に大別される。MBSラジオでは、時報が流れる時間帯のうち、1時・4時・7時・10時のみ旧版のCMを放送していた(それ以外の時間帯には新版)。1990年代中盤には一時、「スジャータ・IFCコーヒー」のCMも放送。2011年10月1日からは、新版に子供のコーラスを追加したバージョンも流れていた。めいらくはMBS以外にも、HBCラジオ(北海道)・TBCラジオ(宮城県)・文化放送(関東広域圏)(日曜日を除く)・CBCラジオ(中京広域圏)・RKBラジオ(福岡県)でも同様の時報CMを放送していた。しかし、2012年12月31日の24時で、一斉に時報前のCMを終了した。
2013年1月1日1時の時報からは、CBC・QR・RKBとともに、めいらくの単独提供をユニー・サークルKサンクス[41](いずれもユニーグループ・ホールディングス傘下で、現在のユニー・ファミリーマートホールディングス)による共同提供へ移行[42]。奇数時にはサークルKサンクス(現・ファミリーマート)単独のCM、偶数時には「アピタ・ピアゴ」(ユニーが運営するスーパーマーケットのブランド)か「アピタ・ピアゴ・サークルKサンクス(現・ファミリーマート)のスタイルワン」名義のCMを2014年3月31日までそれぞれ流していた。
ユニー・サークルKサンクスが地元・CBC以外のラジオ局の時報CMの提供から撤退した2014年4月1日からは、MBSの独自制作によるヤマダ・エスバイエルホーム(MBSの地元・大阪市北区に本社を置く住宅メーカー)のCMを、時報前に放送。高井美紀・田丸一男・松川浩子・松本麻衣子・河本光正(いずれも毎日放送アナウンサー)によるアナウンスの音源を、交互に使用していた。
2014年10月1日から、時報のスポンサーを、大阪市北区に本社を置くECCに変更。時報CMでは、「ECCジュニア」を実際に受講している渡邉このみ(MBSの地元・大阪府出身の子役女優)などが英語を披露している[43]。
なお、時報スポンサーの変更を機に、時報アナウンスも「○時をお知らせします」から「○時です」に変更。2017年4月改編からは、大半の時間帯[44]で、「Thank you! Happy today!~MBSラジオのうた~」のサビをアカペラで歌った音源(原曲のサビの歌詞の一部を、「MBSラジオ」に変更したもの)を時報に続いて流している。
ネットワーク
ラジオはTBSラジオをキー局とするJRNと文化放送・ニッポン放送をキー局とするNRNの双方のネットワークに属する(プロ野球及び競馬中継のネットワークは複雑である。詳しくは『MBSベースボールパーク』『GOGO競馬サンデー!』を参照)。ラジオのニュース番組は、JRNのネットワークに参加している。
2018年春改編現在のネット受け番組は以下の通り(番組名の後の▲は企画ネット番組)。ABC、OBCと比べると本数は少なめ。
- TBSラジオ(JRN)発
- 歌のない歌謡曲▲(『子守康範 朝からてんコモリ!』内)
- ドライバーズ・リクエスト(『上泉雄一のええなぁ!』内)
- ネットワークトゥデイ▲(同上)
- ウィークエンドネットワーク▲(『桜井一枝&井上雅雄のるんるん土曜リクエスト』内)
- 明日へのエール〜ことばにのせて〜
- 中国放送(JRN/NRN)発
- 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(JRNネット扱い)
- RKB毎日放送(JRN)発
- ロバートの家電研究所(2017年10月よりネット開始)
- ニッポン放送(NRN)発
- お早うネットワーク▲(『子守康範 朝からてんコモリ!』内)
- SUZUKIハッピーモーニング・いってらっしゃいシリーズ(同上)
- トヨタ街角ステーション▲(『松井愛のすこ〜し愛して♥』金曜日内)
- 文化放送(NRN)発
- なし(2017年度までNRNネット番組『キニナル』をナイターオフシーズンのみネット)
- STVラジオ(NRN)発
- 大山慎介のちょっと暮らし北海道(かつてMBSの自社制作で放送していた『みんなの北海道』シリーズの後継番組)
- 九州朝日放送(NRN)発
- キャイ〜ンの家電ソムリエ(同じヨドバシカメラ提供の『ロバートの家電研究所』開始後もネット継続)
開局当初、電通が多くの枠を引き受けていたこともあり、ラジオ東京(JOKR。現在のTBSラジオ)、中部日本放送(CBC。現在のCBCラジオ)とネットを組むことが多かった。その後、日本文化放送(NCB。現在の文化放送)の開局に伴い、同局ともネットワークを組み、CBCとの三社で共同制作を行った『青空会議』は街頭録音番組の代表的な番組になった。また、ラジオ東京と組んでいた大相撲中継のネットワークも文化放送と組み直して継続した。また、毎日新聞社の資本関係[45]の都合で、ラジオ関東(現・アール・エフ・ラジオ日本)とのネットを行ったものもあった。
その後、娯楽番組は文化放送やニッポン放送(JOLF。1954年開局)と共同制作を行うことが多くなり、特にニッポン放送とは「FOLスポーツネットワーク」をRKB毎日放送(RKB)と共に結成して、プロ野球中継等スポーツ中継での共同制作を行った。(FOLは各局のコールサイン…FR[RKB]・OR[MBS]・LFの頭文字を組み合わせた物)。
1964年、TBSラジオの提唱により、同局昼枠『オーナー』の同時ネットをRKBと共に行った。翌1965年このネットワークを母体としてJRNが発足。ABCと共に加盟した。発足記念特番は同一番組をABCと時間を分け合って放送した。次いでNRNにも加盟。NRNには当初ラジオドラマなどを制作して放送するなど、積極的に参加していた。
ニュース
開局当初は毎日新聞社が編集権を持つ『毎日新聞ニュース』を放送していたが、1974年に自社取材物や共同通信社等の通信社発のニュースも素材に含めた、自社編集の『毎日ニュース』に切り替わった。
全国ニュースは、1965年までは全国各局の報道素材を自由に交換し合っていたが、JRN・NRNの発足で事情が変わり、JRNはABCが、NRNはラジオ大阪が原則として担当することとなり、締め出された形のMBSは毎日新聞社の全面協力の下、自主取材を行った。特に報道激戦区の東京地区では東京支社のスタッフがキー局に混じりながら自由に取材活動を行っていた。但し、例外的にJRNでは『オーナー』のニュースショーや日曜薄暮の『ニュース新幹線』(いずれも1965〜1966年)、NRNでは『お早うネットワーク』のネット受けと共同制作を行っていた。1975年のテレビのネットチェンジを受け、JRNニュースネットワークにも本格的に参加。現在はJNNから配信を受けたニュースも伝えている。
なお現在ニュースタイトルは、テレビのローカルニュースと同じ『MBSニュース』となっている。
「ラジオ報道部」の活動
MBSには現在でも、ラジオ・テレビ併営局としては全国でも珍しいラジオ報道部(毎日放送ラジオ局報道部)が存在[46]。東京支社に国会取材担当の記者を常駐させるなど、独自の取材活動を展開するかたわら、報道・情報系の生ワイド番組や衆議院議員選挙・参議院議員選挙の開票特別番組を制作している。
毎年大晦日には、特別番組として『ニュースタックル』を制作。かつては、『諸口あきらのイブニング・レーダー』以降の平日夕方生ワイド番組や、『はやみみラジオ!水野晶子です』(平日早朝)『特集1179』(ナイターオフ番組)『MBSナイトアングル』『MBSニュースレーダー』『RadioNews たね蒔きジャーナル』『ネットワーク1・17』(平日夜間)などの制作に携わっていた。2012年度のナイターオフ編成では、他部署と共同で『with…夜はラジオと決めてます』シリーズ(後述)を制作。また、この編成から、通年番組として『報道するラジオ』(2018年度からは『ニュースなラヂオ』)をレギュラーで制作している。
開票特別番組では、本社・東京支社のラジオスタジオ・主要政党本部内の特設ブースを結びながら、全国の情勢速報を自社制作で放送[47]。ラジオ報道部の記者が自ら激戦区を取材するほか、記者やMBSのアナウンサーが近畿地区の有力候補事務所や各党本部から情勢を報告したり、スタジオから各党の首脳や注目の候補者にインタビューを実施したりする。
- 第46回衆議院議員総選挙の例:2012年12月16日20:00 - 24:30の枠で『報道するラジオ』を核とした『「報道するラジオ」総選挙開票特別番組 “それで、どうなる!”』を編成。
- 第23回参議院議員通常選挙の例:2013年7月21日20:00 - 24:00の枠で同じく『報道するラジオ』を核とした『「報道するラジオ」参院選開票特別番組“それで、いいのか!”』を編成。
スタジオ
- 本社(2014年4月以降は「M館」と呼称)
いずれもM館に設置。生ワイド番組は基本的にαスタジオとβスタジオを交互に使用する。交互に使う体制は千里丘時代から行われており(ラジオ第6・第7スタジオの交互使用)、次の番組の放送準備がしやすいメリットがあるため、茶屋町への移転後も引き続き行われている。茶屋町スタジオの完成当時は双方のスタジオの様子を把握するため、両スタジオにカメラとモニターが設置されていた。
- α(アルファ)スタジオ
- 『ありがとう浜村淳です』(平日午前)、『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』(平日午後)、『ネットワーク1・17』(月曜夜間)、『ありがとう浜村淳です土曜日です』(土曜午前)、『桜井一枝&井上雅雄のるんるん土曜リクエスト』(土曜午後・夕方、夜間に及ぶ場合もあり)、『MBSベースボールパーク』(前座コーナー[48]、後座番組、中継内のスタジオ進行パート、および土・日曜日に放送するナイターオフ版)、『亀山つとむのスポーツマンデー!』(月曜18時台)、『MBSヨル隊』(2017年度平日夜間のナイターオフ番組レーベル)
- β(ベータ)スタジオ
- 『子守康範 朝からてんコモリ!』(平日早朝)、『松井愛のすこ〜し愛して♥』(通年では金曜夕方 → 平日ランチタイム)、『上泉雄一のええなぁ!』シリーズ(平日ランチタイム → 平日夕方)、『ニュースなラヂオ』(月曜夜間)[49]、『かめばかむほど亀井希生です!』(土曜早朝)、『サンデーライブ ゴエでSHOW!』(日曜ランチタイム)、『次は〜新福島!』(2017年度火 - 木曜夜間のナイターオフ番組)、『こちら茶屋町お天気部!』(2017年度金曜20時台のナイターオフ番組)
- 2018年には、1月8日(月曜日・成人の日)から2月上旬まで改修工事を実施した[50]関係で、3月4日(日曜日)まで本社内の会議室(かつての役員室)に仮設したスタジオ[51]から『 - 朝からてんコモリ!』『 - すこ〜し愛して♥』『かめばかむほど - 』『 - ゴエでSHOW!』および『上泉雄一のええなぁ!』シリーズを生放送[52]。対象番組では、リスナーに対して、出演者がその旨を随時伝えていた。
- γ(ガンマ)スタジオ - 『あどりぶラヂオ』(火 - 木曜深夜)の生放送、ラジオCMの録音、ラジオの録音番組の収録などに使用。
- δ(デルタ)スタジオ - ニューススタジオ(報道スタジオ)
- ちゃやまちプラザ(ちゃプラステージ)
- 2014年4月の本社新館(B館)開設を機に、M館1階のエントランスに新設されたオープンスタジオ。ラジオでは『茶屋町アイドルプラザ』の公開録音・生放送などに使用。
- 本社以外
- MBS Tokyo Biz Studio (東京支社)
東京都港区赤坂5丁目3番1号赤坂Bizタワー28(赤坂サカス内)
- 東京支社のスタジオは、近藤勝重(毎日新聞東京本社特任編集委員)がMBSラジオの生放送番組(主にラジオ報道部制作の生ワイド番組)へ出演するたびに、茶屋町の本社スタジオとの二元中継形式で使用。ラジオ収録が主体でテレビ収録や生中継も可能な多目的スタジオであるため、スタジオ設備のうちラジオ対応としては、茶屋町本社で受けサブを必要とせずに生放送を送り出せる[53][54]。
- 『アッパレやってまーす!』、『クリス松村のザ・ヒットスタジオ、ザ・ヒットスタジオ(火)、(水)』((木)は大阪本社より放送)、『イマドキッ』、『アリスのMBSヤングタウン』、『ヤングタウン土曜日』、『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』など
- (近藤は出演していないが、実際に2017年8月1日深夜放送の「ザ・ヒットスタジオ (火)」で、レギュラー出演をしている吉田照美が東京のスタジオから、小池美波(欅坂46)が茶屋町本社スタジオから出演し二元での生放送を届けている(詳細は「ザ・ヒットスタジオ」を参照のこと)。)
撤去
- なんばパークス1階 「パークス・ラジオパラダイス Para Para(通称:パラパラスタジオ)」(生放送対応)
- 土曜昼間に『それゆけ!メッセンジャー』の生放送を実施していたほか、『イマドキッ』内でJAMが担当していたミニコーナーの収録などに使用。
- 阪急グランドビル31階「ラジオポートMBS」
- 堂島地下センター「MBSドーチカサテライトスタジオ」
- 阪神百貨店梅田本店 松下電器のショールーム「ナショナルショールーム アクセス」
- 心斎橋 マツダショールーム内のオープンスタジオ(土曜深夜に放送される番組の公開録音を実施していた。)
- 2003年には、毎日放送の本社(茶屋町)1階のオープンスペースに透明なカプセル状のスタジオ「カプセルスタジオ」を期間限定で設置。『さてはトコトン菊水丸』土曜版などの生放送に使っていた。
脚注
- ↑ 1977年5月15日 - 1978年11月22日まで使用。また、この周波数に変更となった際にカーラジオ(当時はダイヤル式が主流だった)での調整方法を説明したパンフレットが製作された。
- ↑ 2016年の同日、局によって記念プレートが屋上に設置された
- ↑ なお朝日新聞(大阪本社発行版)は朝刊では従来通り「毎日 MBS」の表記になっているが、夕刊では「MBS」の表記に変更された。
- ↑ 『毎日新聞』2016年9月1日付大阪本社発行分・関西版朝刊「雑記帳」を参照
- ↑ 9月6日は「MBSラジオの日」
- ↑ 1951年9月のラジオ放送開局時は大阪市住吉区苅田町四丁目にあった苅田送信所から電波を発射していたが、電波伝搬上の問題から、1961年6月1日に当時の泉北郡高石町に完成した現送信所へ移転した。苅田送信所の跡地は現在、大阪府立大和川高等学校(現・大阪府教育センター附属高等学校)が建っている。
- ↑ 総務省 無線局免許状等情報
- ↑ 近畿広域AMラジオ3社のFM補完中継局に予備免許 - 総務省近畿総合通信局 2015年7月24日
- ↑ MBSラジオがFMラジオでも聴けるようになります! - MBSラジオ 2015年7月27日
- ↑ 奈良県生駒市境に跨る生駒山に設置されるFM補完中継局で、2016年3月19日 12:00から本放送を開始。送信施設はMBSテレビがアナログ放送時代に使っていた送信所に設置。当施設はラジオ大阪も使用する。
- ↑ 11.0 11.1 関西AMラジオ3社が「まいど!ワイドFM」日経ニューメディア IT Pro 2015年7月28日。本記事ではMBSとOBCはMBS旧アナログテレビ送信所に設置と記載あり。
- ↑ 無線局免許状等情報(総務省) - 2016年5月21日閲覧
- ↑ 特に四国東部の徳島県・香川県では聴取率もとれており、頻繁におたより・FAXを紹介されることが多い。
- ↑ 昼間でも中京圏の平野部(濃尾平野など)では聴取可能。また愛知県犬山市のリトルワールドでは日中は良好に聴取することができる。
- ↑ 京都府宮津市ホームページには「毎日放送ラジオ ※当地では聴取不可能、インターネットで聴取可能」と書かれている。テレビ放送等のお知らせ - 京都府宮津市(internet archive)
- ↑ 中京広域圏のCBCラジオや東海ラジオ放送が広域圏全域に多数中継局を設置しているのとは対照的である。
- ↑ 総務省 無線局免許状等情報
- ↑ 18.0 18.1 AMステレオ放送終了のお知らせ MBS1179.com
- ↑ ユーザーインタビュー 株式会社 毎日放送 SONY Pro-Media 放送・業務用レコーディングメディア
- ↑ AMステレオ放送を実施していた局では、九州朝日放送(福岡本局のみ)、熊本放送(熊本本局のみ)に次いで3局目となる。また、MBSと同じ日に北海道放送(札幌局のみ)もAMステレオ放送の運用を終了。さらにそれから半月後(2010年3月14日)にはライバル局のABCラジオもAMステレオの運用を終了している。
- ↑ MBSラジオが落雷で放送停止 放送開始後初トラブル、約2時間半 神戸新聞
- ↑ J:COMチャンネルでMBSラジオが聴ける!デジタルコミュニティチャンネルを活用したラジオ再送信の共同実験を今秋開始
- ↑ 『ラジオ:ネットで同時放送 在京、在阪13局が本格参入』 - 毎日新聞 2010年2月13日
- ↑ 『朝日・毎日放送など、在京と在阪ラジオ13局がネット配信へ』 - 読売新聞 2010年2月13日
- ↑ 『在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ』 - CNET Japan 2010年2月15日
- ↑ エリア対象外の和歌山県南部(新宮市・南牟婁郡など)もradikoを通じて聴取可能。
- ↑ -配信エリアの枠を超え、日本全国で聴取可能に- 『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』を2014年4月1日(火)から開始 - 株式会社radik 2014年3月25日付プレスリリース
- ↑ twitter上のMBSラジオ公式アカウントにおける2014年3月26日のツイートを参照
- ↑ “MBSラジオが9月1日(月)12時(昼)頃より「radiko.jpプレミアム」での配信開始 (PDF)”. MBS ちゃやまち広報室 (2014年8月11日). . 2014閲覧.
- ↑ “「radiko.jp」プレミアムへの配信開始直後のツイート”. 『上泉雄一のええなぁ!』twitter公式アカウント (2014年9月1日). . 2014閲覧.
- ↑ MBS・ABC・OBC3局にワイドFM免許交付 3月19日放送開始へTHE PAGE 2016年2月29日
- ↑ ニッポン放送制作『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』(2017年3月でネット終了)も含まれていたが、ニッポン放送の許可を得たかどうかは不明。
- ↑ 社史;「毎日放送のあゆみ」より
- ↑ 改編を機に始まった『上泉雄一のええなあ!』『MBSうたぐみ』などが好調だったという。
- ↑ 社屋が大阪市北区大淀南から福島区福島へ移転したことに伴う経費増大、不況によるCM収入減、地デジ中継局設置費用増大等により制作費削減を余儀なくされたことがその理由といわれている。その後、2014年4月改編で平日深夜帯は自社制作に戻している。
- ↑ 全国高等学校ラグビーフットボール大会の期間中には、大阪府大会の決勝や全国大会の1回戦からの完全中継を実施していたが、現在はすべて終了(テレビでは全国大会の決勝戦のみ中継)。1回戦からの全試合完全中継を続けてきた選抜高校野球大会でも、2009年度から、準決勝・決勝のみ中継するようになった。ちなみに、かつては土曜日の午後にも、中央競馬中継を組み込んでいた(現在は日曜日のみ放送)。
- ↑ 2009年10月のスペシャルウィーク期間中には、MBSテレビの平日午前のドラマ再放送枠(9:55 - 10:50)で、『ありがとう浜村淳です』『上泉雄一のええなぁ!』のスタジオからラジオとの同時生放送形式で15秒のスポットCMを流したこともある。
- ↑ 2010年9月10日付『放送ジャーナル』Headline News
- ↑ 2013年新春MBS社長記者会見資料
- ↑ MBSラジオでは、国際電気通信連合(ITU)の取り決めで周波数が10kHzステップから9kHzステップへ移行したことを機に、1978年11月23日午前5時から周波数を1180kHzから現在の1179kHzに変更している当時収録された音源によれば、周波数の変更直前に「バスタニック」(当時小林脳行が発売していた風呂用洗剤)のCMが放送されていたことが確認される。ちなみに、時報前のステーションコールは青木、周波数変更のお知らせのアナウンスは小堀豊子(いずれも当時MBSアナウンサー)がそれぞれ担当した。
- ↑ この当時はサークルKサンクスで、現在のファミリーマート
- ↑ AMラジオで時報CM ユニーとサークルKサンクス(2012/12/27 23:44 日本経済新聞 電子版)
- ↑ ECCは、TBSラジオ(関東広域圏)でも、14時に限って同様の時報CMを放送している。
- ↑ 『MBSベースボールパーク』『Till Dawn Music』などを放送する時間帯、および他局制作番組放送時(例えば『キニナル』は生放送同時ネットのため挿入不可能)を除く。逆に正時(0分)以外に放送を開始する自社制作番組で、本編に入る前に音源を流すことがある。
- ↑ 1978年に読売新聞社に譲渡。
- ↑ かつてはTBSなどにも、同様の部署が存在した。
- ↑ ちなみに、MBS以外のJRN加盟局では、大半がTBSラジオ制作の『JRN選挙開票特別番組』を同時ネットで放送している。
- ↑ 2015年のプロ野球シーズンでナイトゲームを中継する場合には、放送枠を平日午前から平日夕方に移動した『上泉雄一のええなぁ!』で、本編(15:30 - 17:43) → 『気象一口メモ・地震防災メモ』(17:43 - 17:45)に続いて17:46 - 17:53に『まだまだええなぁ! もうすぐベースボールパーク』(上泉と中継のスタジオアシスタントが進行する前座コーナー)を放送。その場合には、上泉が本編のエンディングで「今から(『まだまだええなぁ!』へ出演するために)お隣のスタジオに行ってきます」と述べてから、『気象一口メモ・地震防災メモ』の放送中にβスタジオからαスタジオへ移動する。2015年度のナイターオフ編成でも、上泉が『いっしょにええなぁ みんなでホームイン!』(『もうすぐベースボールパーク』の放送枠を引き継いだ『with Tigers MBSベースボールパーク みんなでホームイン!』の前座番組)に17:53頃まで出演する関係で、同様の措置を講じている。
- ↑ 49.0 49.1 2018年3月まで放送されていた前身番組の『報道するラジオ』時代には、メインパーソナリティらはβスタジオから、番組内でのニュース読みは報道スタジオから放送。
- ↑ 改修までの経緯や改修内容については、『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』2018年3月9日放送分【「特別企画!『ラジオ技術の世界第2弾!祝・新ラジオスタジオ徹底解剖!』】で詳しく紹介。
- ↑ 壁に毛布を積み重ねる程度の防音措置にとどめていたことや、大阪市消防局北消防署がM館とB館に隣接していることから、消防車や救急車のサイレン音が(放送事故とみなされないレベルで)生放送の音声に乗る事態が頻発した。
- ↑ MBSアナブログ 松井愛オフィシャルブログ2018年1月10日付記事「今年もいつも通りに?始まっています。」
- ↑ 生放送番組では、CMを任意の時間に送り出すため、副調整室に「CM送出装置」(CMを送出するための機材で、主調整室に設置されている)をスタートさせるためのリモコンスイッチが必要となるほか、主調整室や社内各所と連絡を取り合うための装置が必要となる。外部設置のサテライトスタジオには、諸事情からそれらが置かれることが少なく、本社内にそれらサテライトスタジオからの音声を受けるための、いわゆる「受けサブ」が必要となる。こういった事情から通常、CM送出などは「受けサブ」が代行する。
「受けサブ」を開くということは、そのサブにも技術要員やディレクター、タイムキーパーなどのスタッフが必要となるため、人件費や技術費などがさらに必要となる。しかし東京支社スタジオは支社内という「常設環境」であることから、本社側の省力化も念頭に置き、東京支社スタジオも「本社内」と同等の環境が用意された。 - ↑ 雑誌「放送技術」2008年5月号より
関連項目
- 毎日放送
- MBSラジオ番組一覧
- TBSラジオ番組一覧
- ニッポン放送番組一覧
- 文化放送番組一覧
- ラジオ局ローカルニュースタイトル一覧
- AMステレオ対応受信機の歴史
- ラテ兼営
- エリアで最初に開局した放送局の一覧 (日本)
外部リンク
- MBSラジオ
- MBS1179RADIO - Google+
- MBS1179RADIO - 公式YouTubeチャンネル
- テンプレート:NRN
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過去