行田市

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行田市(ぎょうだし)は、埼玉県北部にある人口約8万人のである。旧・武蔵国埼玉郡。 「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が日本遺産に認定されている。映画「のぼうの城」、小説・ドラマ「陸王」の舞台にもなって、放送期間中に大きな経済効果があった[1]

地理

北は利根川を境に群馬県と接する。ほぼ全域が利根川と荒川沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形である。標高は海抜19.7メートル(行田市役所)、市全体では海抜20メートル前後である。最高点は海抜36メートル(さきたま古墳公園内)である。

利根川左岸(群馬県側)にも市域があるが、利根川の河川敷であるため居住者はいない。

熊谷市との市境付近(国道17号と国道125号バイパスの交点付近)に、全国でも珍しい複数の飛び地が存在する[2]

1990年(平成2年)撮影の行田市中心部周辺の空中写真。
1990年撮影の9枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。


歴史

ファイル:Saitama Hassyo no Hi.JPG
さきたま古墳公園に設置されている埼玉県名発祥之碑。


近世以前

行田市大字埼玉(さきたま)は、古くは『万葉集』に「さきたまの津」という記述があり、『風土記』にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」とあるように、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされる。

古墳時代には稲荷山古墳などが造成され、これらからは金文字の入った金錯銘鉄剣など貴重な文化財が出土している。

室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。

戦国時代には後北条氏と結んだため、豊臣秀吉小田原征伐の際には石田三成に攻撃を受けることとなる(忍城の戦い)。

江戸時代には阿部氏、後に松平氏城下町。石高は十万石。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、明治時代を迎えて機械化され一大産地となる。戦後は洋装化が進んだため衰退したが、今でも生産は行われているほか、足袋から転じた繊維産業が地場産業として一定の地位を占めている。

近代以後

市域の成立まで

気候

隣市であり、当市と気候がほぼ同じである熊谷市の気候を参照のこと。

人口

行田市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

昼間・夜間人口

各回の国勢調査結果より算出

調査年度 昼間人口 夜間人口 当市比率 埼玉県比率
1990年(平成2年) 78,770 87,009 0.91 0.85
1995年(平成7年) 79,167 90,427 0.88 0.85
2000年(平成12年) 79,454 90,530 0.88 0.86
2005年(平成17年) 77,946 88,815 0.88 0.88
2010年(平成22年) 75,919 85,801 0.88 0.89
2015年(平成27年) 73,756 82,113 0.90 0.89

年齢別人口(高齢化率)

各回の国勢調査結果より算出

調査年度 年少人口
(0〜14歳)
生産年齢人口
(15歳〜64歳)
老年人口
(65歳以上)
人数 比率 人数 比率 人数 比率
1980年(昭和55年) 19,119 24.8 51,036 66.3 6,804 8.8
1985年(昭和60年) 19,496 23.4 55,451 66.7 8,232 9.9
1990年(平成2年) 17,143 19.7 59,935 68.9 9,931 11.4
1995年(平成7年) 15,416 17.0 62,823 69.5 12,188 13.5
2000年(平成12年) 13,518 14.9 62,627 69.2 14,352 15.9
2005年(平成17年) 12,040 13.6 60,235 67.8 16,505 18.6
2010年(平成22年) 10,777 12.6 55,733 65.0 19,208 22.4
2015年(平成27年) 9,475 11.6 49,541 60.5 22,874 27.9

従業・通学等の状況

各回の国勢調査結果より算出

調査年度 無業者[5] 従業者
(自宅内)
従業・通学者
(自宅外の当市内)
従業・通学者
(県内の他市町村へ)
従業・通学者
(他都道府県へ)
人数 比率 人数 比率 人数 比率 人数 比率 人数 比率
1990年(平成2年) 25,579 29.4 9,943 11.4 29,289 33.7 16,631 19.1 5,498 6.3
1995年(平成7年) 28,090 31.1 8,057 8.9 28,415 31.4 19,446 21.5 6,326 7.0
2000年(平成12年) 29,781 32.9 7,792 8.6 25,942 28.7 20,312 22.4 6,048 6.7
2005年(平成17年) 30,509 34.4 6,229 7.0 24,300 27.4 20,937 23.6 5,957 6.7
2010年(平成22年) 30,767 35.9 4,743 5.5 22,376 26.1 19,517 22.7 5,444 6.3
2015年(平成27年) 29,996 38.0 4,275 5.4 20,761 26.3 18,770 23.8 5,074 6.4

行政

歴代首長

代(旧忍町) 氏名 就任年月日 退任年月日
村上多熊 1889年5月8日 1890年12月28日
2 古市直之進 1891年3月24日 1899年4月11日
3 村上多熊 1899年5月4日 1903年5月3日
4 吉田謹蔵 1903年8月26日 1911年9月11日
5 森脩 1911年11月8日 1913年4月7日
6 古市直之進 1913年10月11日 1921年10月18日
7 水谷麻之助 1921年11月9日 1928年1月24日
8 高城駿 1928年1月25日 1945年12月15日
9 原田俊郎 1946年3月8日 1946年12月24日
10 奥貫賢一 1947年4月5日 1949年5月2日
代(市) 氏名 就任年月日 退任年月日
奥貫賢一 1949年5月3日 1951年4月5日
2 馬場秀夫 1951年4月24日 1955年4月30日
3 奥貫賢一 1955年5月1日 1959年4月30日
4 - 11 中川直木 1959年5月1日 1991年4月30日
12 山口治郎 1991年5月1日 1995年4月30日
13 1995年5月1日 1999年4月30日
14 1999年5月1日 2003年4月30日
15 横田昭夫 2003年5月1日 2007年4月30日
16 工藤正司 2007年5月1日 2011年4月30日
17 2011年5月1日 2015年4月30日
18 2015年5月1日 現職(任期:2019年4月30日まで)

財政

2016年度(平成28年度)予算
  • 一般会計 258億5,000万円
    • 市税収入見込額 100億1,962万円(38.8%)
    • 国庫支出金 33億8,308万円(13.1%)
    • 市債 25億7,900万円(10.0%)
  • 特別会計 199億8,121万円
2015年度(平成27年度)決算
  • 一般会計
    • 歳入決算額 285億8,093万円(うち市税収103億円)
    • 歳出決算額 273億6,818万円


財政指標(2014年度)

特色のある取り組み

2008年から市内の『古代蓮の里』近隣の水田に色彩の異なる複数のを植え付け、文字や図柄等を表現している。2015年にはギネス世界記録に認定されている。
  • 行田市費負担による教職員の任用
市立小中学校の教職員は一般的には都道府県で採用活動が行われ、都道府県予算で任用される。それとは別に、きめ細やかな指導の充実を図るため、小・中学校全学年で35人学級を実施していることに伴い、増加した学級数に応じて市費による教員採用を行っている(1年間の任期制)。

経済

商業

年間商品販売額 : 1,551億5,500万円(2015年度[6]

  • 県内第20位(県内40市のうち)。
事業所数は664で、このうち卸売業は167事業所、小売業は497事業所となっている。年間商品販売額のうち、卸売業が879億2300万円、小売業が672億3,200万円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。
大型店舗
市内には百貨店駅ビルは存在しない。ロードサイド型店舗においては、国道17号熊谷バイパス沿いにカインズモール2006年10月にオープンしている。また、市内中心部にパシオス1989年12月オープン)がある[7]
かつては市内中心部にニチイ、持田地区に忠実屋フランツ(1989年10月オープン。後にダイエー)が存在したが、2000年頃までに全て閉店し建物も解体されている。
家電量販店
国道125号桜町交差点付近にヤマダ電機テックランド行田店、カインズモール内にベイシア電器行田店がある。
かつては、市内長野地区に第一家電、城西地区にヤマダ電機(現在の店舗とは異なり、小規模な店舗)があったが、いずれも閉店している。
映画館
市内には映画館は従来から存在しない。
スーパーマーケット、ホームセンター
市内には10店舗余りのスーパーマーケットが存在する。3店舗体制のベルクをはじめ、西友マミーマートヤオコーベイシアエコスビッグハウス業務スーパーなどが市内中心部や持田地区で営業している。その他の農村地区にはスーパーマーケットは存在しない。 ホームセンターはケーヨーデイツーカインズホームが営業している。
かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、ニチイとりせん[8]ダイエーライフビッグ・エーなどが、ホームセンターはセキチュー島忠などが営業していた。
ホテル
個人経営のビジネスホテル・旅館が市内にわずかに点在する。全国チェーンのホテルは存在しない。国道17号熊谷バイパスの持田地区付近にレジャーホテルが多数存在している地域がある。
金融機関
銀行は市が指定金融機関に指定する埼玉りそな銀行のほか、武蔵野銀行足利銀行群馬銀行東和銀行ゆうちょ銀行の支店がある。その他の金融機関は、埼玉縣信用金庫熊谷商工信用組合JAバンクの支店・出張所がある。
都市銀行(メガバンク)の支店・出張所・ATMは存在しない。

工業

製造品出荷額 : 1,973億6,062万円(2015年度)

  • 県内第15位(県内40市のうち)。

製造業に属する事業所数は214ある。主な工業団地としては、行田工業団地行田みなみ産業団地がある。古くからの地場産業である足袋や衣料品を製造する企業・商店が市内中心部に点在している。

当市内に本社を置く主な企業
ファイル:Gyoda Saitama Isami Corp School Factory Appearance 201712.jpg
イサミコーポレーションスクール工場。もとは足袋工場であった[9]
当市内に工場・営業所を置く主な会社

農業

農業産出額 : 120億4000万円[10]

  • 県内第8位(県内40市のうち)。
  • 荒川や利根川などの大規模な河川や、市域を流れる多数の用水路によって形成された肥沃な沖積平野が市域の大部分を占める。市内中心部から半径約2km離れた周辺部[11]は田畑が広がる農村地域となっている。
  • 県内の農作物の作付面積では水稲が第3位、大豆が第2位、小麦六条大麦が第3位、二条大麦(主にビール醸造に使用)が第1位となっている。その他にも一般的な野菜(キュウリネギジャガイモナス等)、果樹(ナシブドウスイカ等)を幅広く生産している。

姉妹都市・提携都市

三重県桑名市とは1973年(昭和48年)に姉妹都市提携をしていたが、1998年(平成10年)11月9日福島県白河市を含めて、改めて姉妹都市提携。江戸時代三方領知替えにちなむ。

  • 三重県の旗 桑名市(三重県)
1973年(昭和48年)に姉妹都市提携。
  • 福島県の旗 白河市(福島県)

公共施設

市の施設

ファイル:Gyoda City Hall Minamikawara branch 1.JPG
南河原支所(旧南河原村役場)
  • 行田市役所
  • 南河原支所
  • 保健センター
  • 環境課
  • 小針クリーンセンター
  • 環境センター
  • 勤労会館
  • 商工センター
  • 行田市立図書館(教育文化センター「みらい」内)
  • 教育研修センター(教育文化センター「みらい」内)
  • 中央公民館(教育文化センター「みらい」内)
  • 行田市斎場
  • 老人福祉センター大堰永寿荘
  • 老人福祉センター南河原荘
  • 老人ホーム大寿荘
  • 障害者福祉センター
  • 児童センター
  • 行田市産業文化会館
  • 男女共同参画推進センターVIVAぎょうだ
  • 郷土博物館
  • 古代蓮会館
  • 地域交流センター
  • 南河原隣保館
  • コミュニティセンターみずしろ
  • コミュニティセンター南河原
  • 南河原公民館
  • 地域文化センター
  • 太田公民館
  • 下忍公民館
  • 太井公民館
  • 星宮公民館
  • 埼玉公民館
  • 北河原公民館
  • 児童交通公園
  • 須加公民館
  • 荒木公民館
  • 持田公民館
  • 星河公民館
  • 長野公民館
  • 佐間公民館
  • 忍・行田公民館
  • 史料館
  • 総合公園
    • テニスコート
    • 野球場
    • 運動場
    • 総合体育館(行田グリーンアリーナ)
  • 市民プール
総合公園内に、ウォータースライダー、造波プール、流れるプール等を備えた行田市総合公園プールが1990年にオープンしているが、老朽化等の理由で2012年に営業を終了し解体されている。
  • はにわの館
  • 教育研修センター(下忍分室)
  • 学校給食センター(ひまわり)

県の施設

  • 埼玉県立総合教育センター
  • 行田地方庁舎
    • 利根地域振興センター
    • 行田県税事務所
  • 行田県土整備事務所
  • 荒川左岸北部下水道事務所
  • 熊谷建築安全センター行田駐在
  • 埼玉県企業局行田浄水場
    • 水質管理センター

国の施設

  • 行田税務署
行田市のほか、加須市、羽生市も管轄地域としている。
  • 行田労働基準監督署
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。
  • 行田公共職業安定所(ハローワーク行田)
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。

その他施設

消防

警察

広域行政

一部事務組合
協議会

地域

教育

大学

専修学校(専門学校)

高等学校

市内には2005年度末まで埼玉県立行田進修館高等学校(埼玉県立行田高等学校)、埼玉県立行田工業高等学校埼玉県立行田女子高等学校があったが、この3校は埼玉県立進修館高等学校として統合されたためそれぞれ閉校した。

中学校

小学校


特別支援学校

電話番号

市外局番は市内全域「048」[12]。市内局番が「500〜599」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(熊谷MA)。市域内の収容局は行田別館局、行田埼玉局、行田北河原局、埼玉吹上2局(一部地域)。

郵政

郵便番号は「361-0000〜0084」で、市内にある行田郵便局が集配を担当する。

  • 行田郵便局(03015)
  • 荒木郵便局(03104)
  • 行田北河原郵便局(03122)
  • 行田桜町郵便局(03189)
  • 行田埼玉郵便局(03194)
  • 行田佐間郵便局(03223)
  • 行田本丸郵便局(03272)
  • 行田須加郵便局(03306)
  • 行田谷郷郵便局(03307)
  • 行田若小玉郵便局(03403)
  • 行田駅前郵便局(03416)
  • 行田真名板郵便局(03417)
  • 行田棚田町郵便局(03576)
  • 南河原簡易郵便局(03805)

ナンバープレート

市域の管轄である埼玉運輸支局熊谷自動車登録事務所で「熊谷」ナンバーの交付を受ける。

通信

  • 行田ケーブルテレビ
1992年4月業務開始。利用可能地域は市街地に限られている。
  • 東日本電信電話

住宅団地

  • 佐間団地
  • 行田下忍住宅
  • 行田佐間住宅
  • 行田持田住宅
  • 行田門井住宅
  • 行田第二地産団地

交通

鉄道

中心となる駅:行田市駅秩父鉄道

市の南西部を高崎線が通っており、行田駅がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面(東武伊勢崎線)に出る必要がある。市内中心部からは吹上駅まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、異なる駅である。鉄道会社も異なり、また事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)。
その他、上越新幹線および北陸新幹線大宮駅 - 熊谷駅間で当市南部を通過している。
2017年4月1日に開業したソシオ流通センター駅の所在地は熊谷市であるが、行田市との市境に接しており、行田市と熊谷市で共同開設した請願駅である。

バス

かつては東武バスが営業しており、行田車庫を有する東武バス行田出張所も存在していたが、当該路線が2000年9月に朝日自動車に移管された。営業所は設けられず加須営業所に編入されている(行田出張所敷地は、当初は加須営業所の中継地点として使用継続されていたが、後に解体され、別の場所に新たに行田折り返し場が設置された)。
  • 行田中心部
    • 吹上駅 - 前谷 - 行田折返し場
    • 吹上駅 - 前谷 - 行田市駅
    • 吹上駅 - 前谷 - 総合教育センター
    • 吹上駅 - 佐間 - 行田折返し場
    • 吹上駅 - 佐間 - 工業団地
    • 吹上駅 - 佐間 - 総合教育センター
  • 真名板地区
  • 鴻巣駅 - 免許センター - 真名板十字路
  • 北河原地区
  • 熊谷駅 - 北河原 - 葛和田
  • 南河原地区
  • 熊谷駅 - 南河原支所 - 犬塚
廃止路線

タクシー

タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市深谷市本庄市加須市羽生市などと同じである。

道路

高速道路有料道路
市域内には存在しない。比較的近いところでは、市役所起点で30分程の距離に、東北自動車道羽生IC(羽生市)・加須IC(加須市)、首都圏中央連絡自動車道桶川加納IC桶川市)、関越自動車道東松山IC東松山市)がある。


観光

観光地

「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として、平成29年度「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されている(埼玉県内では初)。

  • 忍城
    1988年2月27日に開館。市内中心部の行田市郷土博物館内に併設(ただし、実在した忍城は平屋であり見た目は全く異なる)されており、忍城趾整備計画の中核施設。往時の建物は1873年、明治維新の際に新政府によって解体されており、敷地跡は住宅、忍中学校、市営野球場、変電所などに転用されていた。
    • 行田市郷土博物館
    御三階櫓のほか、行田市の歴史を「古墳時代を中心とする古代史」「忍城と城下町」「足袋と行田」の3コーナーで解説する常設展示がある。
  • 蔵(日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」)
    1864年1872年に大火が発生し、それをきっかけに蔵造りの耐火性が認められ、土蔵を中心に店舗や倉庫などの蔵造りの建物が多く建てられた。今でも市内には商業蔵と足袋蔵が残っている。また、行田の足袋製造用具及び製品が登録有形民俗文化財に登録されている。
  • 古代蓮の里
    近隣のごみ焼却場建設時に種が発見された古代蓮をはじめとする多種のを生育しており、展望台のある古代蓮会館が併設されている。毎年7月〜8月にかけて開花し、NHKをはじめ、新聞社などマスコミ各社にも取り上げられる。ふるさと創生事業の一つ。
  • 埼玉古墳群埼玉県立さきたま史跡の博物館さきたま古墳公園
    1968年に「金錯銘鉄剣」(国宝)が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳とされる丸墓山古墳が有名であり、当時、有力者の拠点であったと推定されている。世界遺産登録を目指す活動を積極的に行っている。
  • 日本航空館
    富士重工業製のジェット機練習機)・T-1「初鷹」実機などを保存・展示。
  • 水城公園
    忍城の堀跡の南端部を整備して1964年4月に開園した公園。
  • 石田堤
    市南部の鴻巣市との境界付近に存在する戦国時代安土桃山時代)、忍城の水攻めを目的に築かれた総延長28 kmにも及ぶ堤。一部が現存し、「石田堤歴史の広場」として整備されている他、鴻巣市側にも「石田堤史跡公園」がある。

祭事

ご当地グルメ

ご当地キャラクター

  • こぜにちゃん(ゼリーフライのキャラクター)
  • フラべぇ(フライのキャラクター)
  • うきしろちゃん(NPO法人魅力創造倶楽部)
  • ニニギン&コノハちゃん(世界遺産サポーターの会)
  • 行田豆吉(行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会)
  • グリーナ(行田グリーンアリーナ)
  • ウィルビー(行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)
  • ゼリ子ちゃん&ゼリ男くん(行田ゼリーフライ研究会)
  • ケンケン&幸ちゃん(保健センター)
  • 行田ろくでなしキャラズ隊(非公認)

行田市を主な舞台・モデルとした作品

出身有名人

ゆかりのある人物

脚注

  1. 「陸王」経済効果は3カ月間で10億円、県が試算 行田市内の観光案内所、放送期間中の来客増加率77%埼玉新聞、2018年行田
  2. 当地はかつて星宮村があったところで、戦後に熊谷市と行田市への編入を巡り、村を二分するような編入騒動があったことで現在のような飛び地が生まれた。
  3. 1931年(昭和6年)に廃止。
  4. 図典 日本の市町村章 p73
  5. 従業または通学をしていない者
  6. 埼玉県市町村勢概要 平成27年
  7. 開業当時はスーパーや書店などをテナントに入れた複合大型店舗であったが、現在は衣料品のみの販売を行っており、売場面積を縮小している。
  8. パシオスのオープン前は国道125号を挟んだ向かい側で営業し、パシオスがオープンした後はテナントとして1階で営業していた。
  9. 日本遺産 足袋蔵めぐり - 行田市観光協会. 2018年2月3日閲覧。
  10. 2015年農林業センサス - 埼玉県庁
  11. 国道125号行田バイパスから北部、国道125号の行田工業団地から東部、国道17号熊谷バイパスより南部の各地域。
  12. 1999年7月20日より。それ以前は「0485」であった
  13. 埼玉県報 定期 第3009号 (平成30年6月8日発行) 埼玉県行田県土整備事務所長告示第17号 県道熊谷羽生線の区域の変更埼玉県報 定期 第3019号 (平成30年7月13日発行) 埼玉県行田県土整備事務所長告示第8号 一般国道125号の区域の変更
  14. 【鳥居みゆきさん、行田市観光大使に委嘱】

外部リンク

テンプレート:行田市の町・字