長浜市
長浜市(ながはまし)は、滋賀県の北東部(湖北地方)に位置する市である。
中心市街は羽柴秀吉が長浜城の城下町として整備して以来の湖北地方の中心地で、長浜城廃城後は大通寺(長浜御坊)の門前町、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展した。姉川古戦場など戦国時代の史跡が多く、国友は近世に国内有数の鉄砲生産拠点として栄えた。
Contents
地理
滋賀県北部に位置し、東西約25km、南北約40kmと市域は東西に短く南北に長い[1]。概ね東端を伊吹山地、北端を野坂山地、西端を琵琶湖で区切られている。
主要都市からの距離(鉄道、長浜駅から[2])は大津市(大津駅)まで65.4km、京都市(京都駅)まで75.4km、大阪市(大阪駅)まで118.2km、名古屋市(名古屋駅)まで87.6km、福井市(福井駅)まで92.2km、岐阜市(岐阜駅)まで57.3kmである。市域面積は680.79km²で、広さは滋賀県下第2位である。
平成の大合併により市域は琵琶湖から岐阜県・福井県境まで拡大し、湖北地方の大部分を占める。
隣接する市町
広袤(こうぼう)
国土地理院地理情報によると、長浜市の東西南北の位置は次の通りである。
北端 北緯35度42分13秒東経136度10分29秒 ↑ |
||
西端 北緯35度27分55秒東経136度5分30秒← |
中心点 | 東端 →北緯35度24分56秒東経136度21分47秒 |
↓ 南端 北緯35度20分19秒東経136度12分35秒 |
気候
長浜市は日本海側気候で、冬季は1mm以上の降水を観測する日が多くなる。旧長浜市・旧浅井町・旧木之本町・旧西浅井町は豪雪地帯に指定されており、冬季雪が多くなる。特に、旧余呉町は特別豪雪地帯に指定されており、冬季雪が非常に多くなる。
長浜(旧虎姫町)の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 15.0(59) | 19.3(66.7) | 22.1(71.8) | 28.1(82.6) | 30.7(87.3) | 34.0(93.2) | 36.0(96.8) | 37.4(99.3) | 36.0(96.8) | 29.6(85.3) | 23.7(74.7) | 18.5(65.3) | 37.4(99.3) |
平均最高気温 °C (°F) | 6.4(43.5) | 7.1(44.8) | 11.3(52.3) | 17.6(63.7) | 22.2(72) | 25.7(78.3) | 29.4(84.9) | 31.5(88.7) | 27.2(81) | 21.2(70.2) | 15.3(59.5) | 9.6(49.3) | 18.71(65.68) |
日平均気温 °C (°F) | 2.6(36.7) | 3.0(37.4) | 6.4(43.5) | 12.1(53.8) | 16.9(62.4) | 20.9(69.6) | 24.8(76.6) | 26.3(79.3) | 22.3(72.1) | 16.0(60.8) | 10.3(50.5) | 5.3(41.5) | 13.9(57) |
平均最低気温 °C (°F) | -0.7(30.7) | -0.7(30.7) | 1.7(35.1) | 6.8(44.2) | 11.9(53.4) | 16.8(62.2) | 21.1(70) | 22.3(72.1) | 18.2(64.8) | 11.4(52.5) | 5.7(42.3) | 1.6(34.9) | 9.6(49.3) |
最低気温記録 °C (°F) | -9.4(15.1) | -11.4(11.5) | -6.9(19.6) | -2.2(28) | 1.9(35.4) | 6.6(43.9) | 12.8(55) | 12.8(55) | 7.4(45.3) | 0.8(33.4) | -2.4(27.7) | -5.8(21.6) | -11.4(11.5) |
降水量 mm (inches) | 129.9(5.114) | 101.8(4.008) | 112.0(4.409) | 106.0(4.173) | 138.7(5.461) | 181.0(7.126) | 202.0(7.953) | 102.2(4.024) | 149.8(5.898) | 108.5(4.272) | 96.1(3.783) | 117.8(4.638) | 1,545.8(60.858) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 17.6 | 14.9 | 13.9 | 10.8 | 10.9 | 12.0 | 12.8 | 8.0 | 10.9 | 10.0 | 11.7 | 15.9 | 149.4 |
日照時間 | 90.9 | 112.0 | 150.8 | 182.2 | 189.4 | 148.5 | 168.6 | 214.9 | 163.3 | 160.1 | 123.4 | 99.1 | 1,802.8 |
出典: 気象庁 |
柳ケ瀬(旧余呉町)の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inches) | 310.2(12.213) | 221.7(8.728) | 196.4(7.732) | 159.1(6.264) | 200.4(7.89) | 237.5(9.35) | 275.0(10.827) | 166.4(6.551) | 228.1(8.98) | 166.1(6.539) | 214.4(8.441) | 320.1(12.602) | 2,691.4(105.961) |
降雪量 cm (inches) | 221(87) | 192(75.6) | 76(29.9) | 5(2) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 91(35.8) | 572(225.2) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 21.8 | 18.4 | 16.8 | 13.0 | 12.9 | 13.1 | 13.9 | 10.0 | 13.0 | 12.6 | 15.6 | 20.5 | 181.6 |
出典: 気象庁 |
歴史
市名の由来
元々は「今浜」と呼ばれていたが、天正3年(1575年)頃に豊臣秀吉が「長浜」と改称したとされる。共通語では「長浜」は平板型アクセントで発音されることが多いが、正しくは「なが」または「が」を高く発音するアクセントである。NHKでは、平板型アクセントを第1アクセントとしつつ、「が」を高く発音するアクセントも「地元放送局アクセント」として許容している[3]。
行政区域の変遷
長浜市市域の変遷表 | ||||||||||||
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郡 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和39年 | 昭和40年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
坂 田 郡 |
長浜町 | 昭和18年4月1日 長浜市 |
長浜市 | 平成18年2月13日 長浜市 |
平成22年1月1日 長浜市に編入 |
長浜市 | ||||||
六荘村 | ||||||||||||
神照村 | ||||||||||||
北郷里村 | ||||||||||||
南郷里村 | ||||||||||||
西黒田村 | ||||||||||||
法性寺村 (一部) |
明治30年3月1日 分立 神田村 | |||||||||||
東 浅 井 郡 | ||||||||||||
湯田村 | 昭和29年10月1日 浅井町 |
浅井町 | 浅井町 | |||||||||
下草野村 | ||||||||||||
七尾村 | ||||||||||||
田根村 | ||||||||||||
上草野村 | 昭和31年5月3日 浅井町に編入 | |||||||||||
南福村 | 明治23年3月15日 改称 大郷村 |
大郷村 | 昭和31年9月25日 びわ村 |
昭和46年4月1日 町制(びわ町) | ||||||||
竹生村 | ||||||||||||
速水村 | 昭和30年1月1日 湖北町 |
昭和31年9月30日 湖北町 |
湖北町 | |||||||||
小谷村 | ||||||||||||
朝日村 | ||||||||||||
伊 香 郡 [4] |
木之本村 | 大正7年4月1日 町制 |
昭和18年6月1日 木之本町 |
木之本町 | 昭和29年12月1日 木之本町 |
木之本町 | ||||||
伊香具村 | 昭和23年5月10日 分立 伊香具村 | |||||||||||
杉野村 | ||||||||||||
高時村 | ||||||||||||
南富永村 | 昭和29年12月1日 高月町 |
高月町 | 高月町 | |||||||||
北富永村 | ||||||||||||
古保利村 | ||||||||||||
七郷村 | 昭和30年3月31日 高月町に編入 | |||||||||||
余呉村 | 昭和29年12月15日 余呉村 |
余呉村 | 昭和46年4月1日 町制 |
余呉町 | ||||||||
丹生村 | ||||||||||||
片岡村 | ||||||||||||
西浅井郡 塩津村 |
明治30年4月1日 伊香郡 |
塩津村 | 塩津村 | 昭和30年4月1日 西浅井村 |
昭和46年4月1日 町制 |
西浅井町 | ||||||
西浅井郡 永原村 |
明治30年4月1日 伊香郡 |
永原村 | 永原村 |
沿革
長浜市 | |
---|---|
廃止日 | 2006年2月13日 |
廃止理由 |
新設合併 長浜市(旧)、浅井町、びわ町→長浜市(新) |
現在の自治体 | 長浜市(新) |
廃止時点のデータ | |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 滋賀県 |
団体コード | 25203-4 |
面積 | 45.50km2 |
総人口 |
63,057人 (2005年12月1日) |
隣接自治体 | 米原市、浅井町、虎姫町、びわ町 |
長浜市役所 | |
所在地 | 滋賀県現在の長浜市役所と同じ |
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 坂田郡長浜町・神照村・六荘村・南郷里村・北郷里村・西黒田村・神田村が合併して長浜市が発足。
- 2006年(平成18年)2月13日 - 東浅井郡浅井町・びわ町と合併し、改めて長浜市が発足。2代目の市章を制定[5]。
- 2006年(平成18年)3月5日 - 合併後初の市長選挙実施。
- 2006年(平成18年)10月14日 - JR長浜駅の5代目駅舎が改築竣工。
- 2007年(平成19年)6月2日 - 安倍晋三(当時内閣総理大臣)が来市。嘉田由紀子(滋賀県知事)らとともに大手門通りを視察。黒壁スクエア・まちづくり役場および竹生島でカワウの糞害による環境被害なども視察(と思われる)。
- 2008年(平成20年)1月15日 - 景観行政団体になる。
- 2010年(平成22年)1月1日 - 東浅井郡虎姫町・湖北町・伊香郡高月町・木之本町・余呉町・西浅井町を編入。人口は大津市と草津市に次ぐ県下第三の都市となった。面積は2010年合併前の247.01km2から680.79km2となり[6]、県下第1位(琵琶湖を含めた面積は高島市に次ぐ第2位)となる。旧余呉町は近畿地方で唯一の特別豪雪地帯に指定されている。
- 2015年(平成27年)1月5日 - 市役所本庁舎を八幡東町に移転し、新庁舎での業務を開始[7]。
行政
二役
- 市長 - 藤井勇治(2010年3月5日から)
- 副市長 - 吉浜隆雄(2013年4月1日から)
市長選挙
2018年
- 当日有権者数:96,161人
- 男:46,499人
- 女:49,662人
- 投票率:43.98%(前回比 ▼2.3ポイント)
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 投票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 藤井勇治 | 67 | 無所属 | 現 | 27,062票 | 64.7% | 自民・民進・公明推薦 |
中川勇 | 66 | 無所属 | 新 | 14,781票 | 35.3% |
2014年
- 有権者数:95,752人
- 男:46,201人
- 女:49,551人
- 投票率:46.28%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 藤井勇治 | 63 | 無所属 | 現 | 32,895票 | 75.1% | 自民・民主・公明・みんな推薦 |
石井幸子 | 50 | 日本維新の会 | 新 | 10,885票 | 24.9% |
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
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旧・長浜市(1943年〜2006年) | |||
1 | 前川鬼子男 | 1943年8月1日 | 1946年11月12日 |
2 | 加田桂三 | 1947年4月5日 | 1951年4月4日 |
3 | 寺本太十郎 | 1951年4月26日 | 1955年4月25日 |
4 | 岡野清 | 1955年5月1日 | 1955年12月7日 |
5-7 | 金澤薫 | 1956年1月20日 | 1967年10月1日 |
8-11 | 片山喜三郎 | 1967年11月12日 | 1983年11月11日 |
12-13 | 松宮資男 | 1983年11月12日 | 1991年11月11日 |
14 | 川島信也 | 1991年11月12日 | 1995年11月11日 |
15 | 清水久行 | 1995年11月12日 | 1999年11月11日 |
16 | 川島信也 | 1999年11月12日 | 2003年11月11日 |
17 | 宮腰健 | 2003年11月12日 | 2006年2月12日 |
新・長浜市(2006年〜現在) | |||
橋本健 (市長職務執行者) |
2006年2月13日 | 2006年3月5日 | |
18 | 川島信也 | 2006年3月6日 | 2010年3月4日 |
19 | 藤井勇治 | 2010年3月5日 | 現職 |
行政組織機構図
長浜市の行政組織機構図は次の通りである。
- 凡例
斜体 | 課内室 |
太字 | 出先機関 |
アンダーライン | 福祉事務所 |
- 市長の事務部局・北部振興局・7支所
市長 | 副市長 | 秘書室 市民広報室 | |||
総務部 | 総務課 | 財産管理室 | |||
防災危機管理課 | 原子力安全対策室 | ||||
人事課 | 経営企画室 コンプライアンス推進室 | ||||
財政課 庁舎整備室 | |||||
人権施策推進課 | 長浜地域総合センター | ||||
契約検査課 | |||||
企画部 | 企画政策課 市民協働推進課 情報政策課 生涯学習・文化スポーツ課 | ||||
市民生活部 | 環境保全課 | 地域エネルギー振興室 | |||
保健医療課 市民課 税務課 滞納整理課 | |||||
健康福祉部 | 社会福祉課 | ||||
しょうがい福祉課 | 長浜市発達支援センター | ||||
子育て支援課 | 長浜市家庭児童相談室 | ||||
健康推進課 | 地域医療室 北部健康推進センター | ||||
高齢福祉介護課 | |||||
地域包括支援課 | 長浜地域包括支援センター 北部地域包括支援センター | ||||
湖北地域介護認定審査室 | |||||
産業経済部 | 商工振興課 長浜駅周辺まちなか活性化室 観光振興課 農政課 | ||||
森林整備課 | 鳥獣害対策室 | ||||
都市建設部 | 都市計画課 | 交通対策室 用地対策室 | |||
道路河川課 | |||||
建築住宅課 | 住宅適正化推進室 | ||||
開発建築指導課 上下水道課 | |||||
北部振興局 | 地域振興課 | 木之本総合センター | |||
福祉生活課 産業振興課 建設課 上下水道課 | |||||
浅井支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
びわ支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
虎姫支所 | 地域振興課 | 虎姫コミュニティセンター | |||
福祉生活課 | |||||
湖北支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
高月支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
木之本支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
余呉支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
西浅井支所 | 地域振興課 福祉生活課 | ||||
会計管理者 | 会計課 |
- 議会・行政委員会
議会 | 事務局 | |||
教育委員会 | 教育長 | 事務局 | 教育総務課 | 文化財保護センター 長浜城歴史博物館 |
教育指導課 | 虎姫教育指導事務所 木之本教育指導事務所 図書館 教育センター 青少年センター | |||
すこやか教育推進課 | 学校給食センター | |||
幼児課 | ||||
選挙管理委員会 | 事務局 | |||
公平委員会 | ||||
監査委員 | ||||
農業委員会 | ||||
固定資産評価審査委員会 |
市役所支所
平成の大合併前の旧町の役場は市役所支所となっている。
- 浅井支所 - 〒526-0292 内保町2490-1
- びわ支所 - 〒526-0102 落合町645
- 虎姫支所 - 〒529-0141 五村106
- 湖北支所 - 〒529-0341 湖北町速水2745
- 高月支所 - 〒529-0233 高月町渡岸寺160
- 木之本支所 - 〒529-0492 木之本町木之本1757-2
- 余呉支所 - 〒529-0515 余呉町中之郷958
- 西浅井支所 - 〒529-0792 西浅井町大浦2590
議会
市議会
- 議長 - 溝口 治夫
- 副議長 - 北田 康隆
会派名 | 議席数 |
---|---|
新しい風 | 8 |
プロジェクト21 | 6 |
今浜会 | 4 |
日本共産党 | 3 |
長浜維新の会 | 3 |
公明党 | 2 |
無所属 | 4 |
合計 | 30 |
県議会
氏名 | 会派名 |
---|---|
青木 甚浩 | 自由民主党議員団 |
大橋 通伸 | チームしが |
川島 隆二 | 自由民主党議員団 |
野田 藤雄 | 自由民主党議員団 |
衆議院
氏名 | 会派名 |
---|---|
上野賢一郎 | 自由民主党 |
公共機関
警察
消防
湖北地域消防組合が管轄する。
- 長浜消防署
- 東浅井分署
- 伊香分署
- びわ出張所
- 浅井出張所
- 西浅井出張所
- 余呉出張所
裁判所
検察庁
人口
- 2010年の合併後の人口は126,587人。
- 平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、4.78%減の118,193人であり、増減率は県下19市町村中17位。
長浜市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
長浜市(に相当する地域)の国勢調査人口の変遷を以下に示す[10]。 {{ #invoke:Chart | bar chart | group 1 = 99354 : 100449 : 103897 : 104733 : 102065 : 122679 : 122076 : 119893 : 117066 : 115361 : 114977 : 118058 : 119988 : 122393 : 121481 : 122415 : 123862 : 124498 : 124131 | stack = 1 | width = 600 | group names = 国勢調査人口 | colors = skyblue | x legends = '20 : '25 : '30 : '35 : '40 : '47 : '50 : '55 : '60 : '65 : '70 : '75 : '80 : '85 : '90 : '95 : '00 : '05 : '10 }}
選挙区
衆議院選挙の小選挙区は彦根市や米原市などが属する滋賀2区に属する。
経済
商工業都市。工場労働者として3000人以上のブラジル人労働者らが生活する。
主な企業
主な商業施設
都市開発
- 長浜サイエンスパーク
- 田村町にある開発地。国内のバイオ産業の拠点として注目されている。
農林水産業
農業
- 出典:[11]
- JA北びわこ
- 戸数:4,760戸(2010年)
- 専業農家:351戸(2010年)
- 兼業農家:2,573戸(2010年)
耕地面積 (単位:ha) |
経営体数 (単位:経営体) |
---|---|
0.3未満 | 70 |
0.3 - 0.5 | 560 |
0.5 - 1.0 | 989 |
1.0 - 1.5 | 517 |
1.5 - 2.0 | 258 |
2.0 - 5.0 | 383 |
5.0 - 10.0 | 152 |
10.0以上 | 120 |
合計 | 3,049 |
観光業
竹生島や長浜城(今浜城)、戦国時代の史跡をはじめとする歴史的文化遺産に加え、1980年代以降黒壁スクエアを核とした旧市街再生が進められ、滋賀県内最大の観光都市として成長している。旧長浜市域は年間300万人の観光客が訪れる。
姉妹都市・提携都市
長浜市のウェブサイトでは、「姉妹都市」3(国外2、国内1)、「友好都市」国内1、「その他交流のある都市」国内7を挙げている(2017年2月)[12]。
姉妹都市・友好都市
国内
- 火縄銃の縁(火縄銃伝来地である種子島と、火縄銃産地である国友)[13]。1983年(昭和58年)、長浜城歴史博物館開館を記念し第1回が開催された「長浜出世まつり」に「種子島鉄砲隊」が出演、また「種子島鉄砲まつり」に「国友鉄砲隊」が出演するなど交流が進み[13]、1987年(昭和62年)10月に国友鉄砲資料館が開館するのに際して友好都市盟約が結ばれた[13]。
- 龍野藩(脇坂氏)の藩祖脇坂安治が、旧湖北町域出身であることが縁[13][15]。2005年(平成17年)に龍野市が周辺の町と合併し「たつの市」となり、2010年(平成22年)に湖北町は長浜市に編入されたが、姉妹都市交流は引き継がれ、姉妹都市災害相互応援協定も新たに結び直された[13]。
国外
- 1957年、長浜市に工場のあるヤンマーディーゼル創業者の山岡孫吉(現在の長浜市高月町出身)が、アウクスブルクにルドルフ・ディーゼルの顕彰碑を建てたことが縁[13][16]。なお、同じ契機で兵庫県尼崎市(ヤンマーの工場がある)とアウグスブルクも姉妹都市となっている[16]。
交流のある都市
- 旧高月町域出身の儒学者で、対馬藩に仕え日朝交渉に活躍した雨森芳洲の縁[13]。「友好のまち縁組」という位置づけで、友好都市に準ずる扱いとなっている[12][13]。2004年(平成16年)に厳原町は周辺の町と合併し「対馬市」となり、2010年(平成22年)に高月町は長浜市に編入されたが交流は引き継がれた[13]。2011年、「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会対馬大会」を機に改めて「友好のまち縁組」を締結[13]。
- 災害時相互応援協定
- 災害時相互応援協定
- 災害時相互応援協定
- ほぼ同規模の町ということから、従来より防災や地域振興に関して視察などを行う交流関係にあった[17]。
- 災害応援協定に関する協定
- 災害応援協定に関する協定
過去の交流
- 山内一豊・千代(見性院)夫妻との関係が深い市町、およびその関係を大切にしている市町の集まり。1994年から2007年まで毎年開催されていた。2006年に大河ドラマ「功名が辻」が放映され、一定の成果を収めたことから、翌2007年より民間主導に切り替えられた。
- 2006年(平成18年)、浅井町が長浜市に編入されたあと、長浜市が継承[18]。浅井中学校との間で相互の生徒派遣が行われていた[19]。しかし効果の面などから事業仕分けの対象に挙げられており[19]、2013年以後の時期に[18]自治体間提携は解消された模様。2017年2月現在、長浜市の姉妹都市ページにも[12]、自治体国際化協会の一覧には見られない[16]。
地域
教育
幼稚園・認定こども園
- 長浜市立神照幼稚園(新庄寺町)
- 長浜市立長浜南幼稚園(加田町)
- 長浜市立北郷里幼稚園(春近町)
- 長浜市立わかば幼稚園(八幡東町)
- 長浜市立長浜幼稚園(朝日町)
- 長浜市立長浜北幼稚園(三ツ矢元町)
- 長浜市立長浜西幼稚園(相撲町)
- 長浜市立南郷里幼稚園(新栄町)
- 長浜市立六荘認定こども園(勝町)
- 長浜市立あざい認定こども園(大依町)
- 長浜市立びわ認定こども園(八木浜町)
- 長浜市立とらひめ認定こども園(五村)
- 長浜市立湖北幼稚園(湖北町速水)
- 長浜市立たかつき認定こども園(高月町東柳野)
- 長浜市立きのもと認定こども園(木之本町木之本)
- 長浜市立よご認定こども園(余呉町東野)
- 長浜市立にしあざい認定こども園(西浅井町塩津中)
小学校
- 長浜市立小谷小学校(小谷丁野町)
- 長浜市立速水小学校(湖北町速水)
- 長浜市立朝日小学校(湖北町山本)
- 長浜市立高月小学校(高月町高月)
- 長浜市立富永小学校(高月町井口)
- 長浜市立古保利小学校(高月町西柳野)
- 長浜市立七郷小学校(高月町唐川)
- 長浜市立伊香具小学校(木之本町大音)
- 長浜市立木之本小学校(木之本町木之本)
- 長浜市立杉野小学校(木之本町杉野)
- 長浜市立高時小学校(木之本町古橋)
- 長浜市立塩津小学校(西浅井町塩津中)
- 長浜市立永原小学校(西浅井町大浦)
義務教育学校
- 長浜市立余呉小中学校(余呉町中之郷)
中学校
- 長浜市立北中学校(神照町)
- 長浜市立西中学校(高田町)
- 長浜市立東中学校(堀部町)
- 長浜市立南中学校(永久寺町)
- 長浜市立びわ中学校(弓削町)
- 長浜市立浅井中学校(内保町)
- 長浜市立虎姫中学校(五村)
- 長浜市立湖北中学校(湖北町速水)
- 長浜市立高月中学校(高月町高月)
- 長浜市立木之本中学校(木之本町木之本)
- 長浜市立杉野中学校(木之本町杉野)
- 長浜市立西浅井中学校(西浅井町塩津中)
高等学校
- 滋賀県立虎姫高等学校(宮部町)
- 滋賀県立伊香高等学校(木之本町木之本)
- 滋賀県立長浜北星高等学校(地福寺町)
- 滋賀県立長浜北高等学校(山階町)
- 滋賀県立長浜高等学校(山階町)
- 滋賀県立長浜農業高等学校(名越町)
大学
その他
- 滋賀県立長浜養護学校(今町)
- 滋賀県立長浜北星高等養護学校(地福寺町)
- 滋賀県立看護専門学校(八幡東町)
交通
鉄道
市の代表駅として中心的な役割を果たしているのは長浜駅で、同駅が市役所への最寄り駅になっている。なお、浅井支所・びわ支所管内には鉄道駅が無い。 日中は北陸本線の長浜駅以南は新快速電車が毎時2本(特急しらさぎは除く)、長浜駅以北と湖西線は新快速電車が毎時1本走っている。この新快速電車を利用すると京都・大阪方面へ乗り換えなしで行くことが可能で、長浜駅から京都駅まで1時間10分程度、大阪駅まで1時間40分程度と2時間以内で行く事が可能である。さらに、長浜駅には特急しらさぎ号が一部ではあるが停車し、乗車券の他に特急券が必要ではあるが、金沢行きを利用すると福井駅まで1時間程度、金沢駅まで1時間50分程度で行くことが可能である。一部時間帯で運行している名古屋行きのしらさぎ号を利用すると、名古屋駅まで1時間10分程度で行く事が可能である。日本三大都市の一角を担う大阪・名古屋や北陸地方の主要都市の福井・金沢へそれぞれ2時間以内で乗り換えなしで行くことができ、交通の便は比較的良い。1991年の北陸線長浜駅 - 田村駅間直流化以降は京都・大阪方面からの電車が多数直通するようになり、京都や大阪のベッドタウンとして著しい発展を遂けてきた。
京都方面からの列車系統の一部は、長浜駅と近江塩津駅は新快速(一部快速)の、永原駅は一部の普通電車の起終点駅としても機能している。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線バス
道路
高速道路
一般国道
一般県道
道の駅
- 湖北みずどりステーション(湖北町今西)
- 塩津海道 あぢかまの里(西浅井町塩津浜)
- 浅井三姉妹の郷(内保町)
港湾
名所・旧跡・観光スポット
- 長浜地区
- 黒壁スクエア
- 真宗大谷派 長浜別院 大通寺(長浜御坊)
- ながはま御坊表参道
- 舎那院
- 長浜八幡宮
- 豊国神社
- 開知学校
- 成田美術館(ルネ・ラリック作品の美術館)
- 慶雲館 (小川治兵衛作の回遊式庭園は国の名勝)
- 旧妙覚院汲月亭庭園
- 知善院
- 長浜城跡:市の史跡
- 豊公園(日本さくら名所百選)
- 長浜鉄道スクエア(旧長浜駅)
- 長浜タワービル
- 浅井地区
- 波久奴神社
- 上許曾神社
- 五先賢の館(海北友松、片桐且元、相応、小野湖山、小堀遠州の資料館)
- 近江孤篷庵(県指定名勝の枯山水庭園と池泉回遊式庭園。小堀遠州の菩提を弔う寺)
- 浅井歴史民俗資料館
- 浅井能楽資料館
- プラザふくらの森
- びわ地区
- 細江神社
- 川道神社
- 虎姫地区
- 湖北地区
- 朝日山神社
- 小谷城跡(国の史跡)
- 伊部宿本陣
- 飯喰山古墳群
- 湖北町水鳥公園
- 琵琶湖水鳥湿地センター・湖北野鳥センター - 道の駅湖北みずどりステーションに隣接
- 葛籠尾崎湖底遺跡資料館(つづらおざきこていいせきしりょうかん)
- 高月地区
- 天河命神社
- 走落神社
- 神高槻神社
- 乃伎多神社
- 渡岸寺観音堂(向源寺)(国宝十一面観音)
- 赤後寺
- 西野薬師堂(充満寺)
- 観音の里歴史民俗資料館
- 東アジア交流ハウス 雨森芳洲庵
- 西野水道
- 古保利古墳群
- 大海道遺跡
- 冷水寺胎内仏資料館
- 北近江リゾート
- 木之本地区
- 賤ヶ岳リフト
- 国民宿舎余呉湖荘(飛び地では無いが、余呉地区からしか道がない。)
- 十一面観音菩薩像(重要文化財)
- 木之本地蔵院浄信寺(重要文化財)
- 鶏足寺
- 石道寺
- 己高閣
- 伊香具神社
- 石作神社・玉作神社
- 佐波加刀神社
- 等波神社
- 與志漏神社
- 賤ヶ岳古戦場
- 土蔵銅山
- 江北図書館 - 1902年開設の私立図書館。2013年度第35回サントリー地域文化賞受賞[20]。
- 余呉地区
- 菅山寺
- 洞寿院
- 全長寺
- 意波閇神社
- 乎彌神社
- 鉛練比古神社
- 丹生神社
- 草岡神社
- 余呉湖の羽衣伝説
- 賤ヶ岳古戦場
- 毛受兄弟の墓
- 中川清秀の墓
- 玄蕃尾城跡
- 大岩山砦跡
- 茶わん祭りの館
- ウッディパル余呉(赤子山スキー場)
- ベルク余呉
- 余呉高原リゾート・ヤップスキー場
- 西浅井地区
- 須賀神社
- 菅浦郷土資料館
- ファイブオーシャン奥琵琶湖(キャンプ場)
- 腹帯観音堂
- 和蔵堂
- 深坂地蔵
- 黒山石仏群
- 八幡神社
- 上の荘の森(水源の森百選)
- 北淡海・丸子船の館
- 正應寺
- 鹽津神社
- 下鹽津神社
- 矢合神社
- 塩津浜遺跡
- その他
祭事・催事
- 大通寺あせび展
- 長浜盆梅展
- 長浜曳山祭の曳山行事(毎年4月9日から15日、国の重要無形民俗文化財)
- 平成19年の曳山祭では大正6年以来実に90年ぶりに長浜八幡宮の境内に全ての曳山(12基)が勢揃いした。
- 総持寺牡丹まつり
- 長浜大花火大会
- 神照寺萩まつり
- 長浜出世まつり
- 長浜あざいあっぱれ祭り
- びわ湖環境ビジネスメッセ
- 観音の里ふるさとまつり(毎年8月の第1日曜日)
- 高時川こいのぼりマラソン(毎年5月のゴールデンウィーク)
- 木之本地蔵縁日 毎年8月23・24・25日に地蔵坂及び北国街道沿いが歩行者天国になり沿道にはたくさんの露店が並ぶ。25日には近くの運動公園から花火が打ちあがる。
名物・特産品
マスメディア
- 新聞
- ケイ・キャット - 旧余呉町および旧西浅井町を除く
出身有名人
- 浅井亮政(戦国武将)
- 阿閉貞征(戦国武将)
- 雨森芳洲(儒学者)
- 安養寺氏種(戦国武将)
- 李日韓(大日本プロレス・レフェリー)
- 石田三成(戦国時代の武将)
- 磯野員昌(戦国武将)
- 上田慎一郎(映画監督)
- 上野賢一郎(衆議院議員)
- 小川伸也(バスケットボール選手 - 滋賀レイクスターズ)
- 菊田幸一(刑事法学者)
- 長谷川彰一(元消防庁次長)
- 北川陽大(〜Lefa〜 - 歌手)
- 木谷寿巳(プロ野球選手 - 東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 国友一貫斎(鉄砲鍛冶師)
- 小早川秀秋(安土桃山時代の大名)
- 小堀遠州
- 塩津熊谷氏
- 相応 (僧)
- 田中美衣(柔道家)
- 田中吉政(戦国武将)
- 十二代目田辺南鶴(講談師)
- 近角常観(真宗大谷派僧侶)
- 辻宗範
- 出口哲也(俳優)
- 西田天香(宗教家、一燈園創始者。名誉市民第1号)
- 西野恵荘(充満寺第11代住職)
- 西邑仁平
- 橋本和(サッカー選手 - ヴィッセル神戸)
- 橋本奈穂子(NHKアナウンサー)
- 藤田幸光(バレーボール選手・監督)
- 古澤勝吾(プロ野球選手 - 福岡ソフトバンクホークス)
- 山岡孫吉(ヤンマー創始者)
- 山本義経(山本山 山本判官)
- 吉井長平
- 中川麦茶(プロボクサー)
脚注
- ↑ 長浜市歴史的風致維持向上計画 第1章・長浜市の歴史的風致形成の背景
- ↑ JR時刻表参照
- ↑ 井上裕之 (2016年11月1日). “日本地名と「地元放送局アクセント」〜積年の課題に解を求めて〜”. NHK放送文化研究所. . 2017閲覧.
- ↑ 西浅井町は明治30年まで西浅井郡に所属していた。(明治30年に伊香郡に編入され消滅)
- ↑ 図典 日本の市町村章 p146
- ↑ 国土地理院・合併及び境界確定等による市区町村の面積
- ↑ 加藤明子、田中将隆、石川勝義、桑田潔(2015年1月6日). “県内仕事始め:知事「対話を大切に」 気持ちも新た”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ↑ 平成30年2月25日執行 長浜市長選挙 開票速報
- ↑ 平成26年2月23日執行 長浜市長選挙 開票速報
- ↑ 平成26年度版長浜統計書 第1章:人口・世帯 1-1国勢調査人口の推移(長浜市)
- ↑ 平成24年度版長浜市統計書 6 - 1農家数の推移、6 - 2経営耕地面積規模別経営体数
- ↑ 12.0 12.1 12.2 “長浜市の姉妹都市・友好都市など”. 長浜市. . 2017閲覧.
- ↑ 13.00 13.01 13.02 13.03 13.04 13.05 13.06 13.07 13.08 13.09 13.10 13.11 13.12 13.13 13.14 13.15 13.16 “1. 市勢”. 長浜市. . 2017閲覧.
- ↑ “西之表市 姉妹都市”. 西之表市. . 2017閲覧.
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 “姉妹都市の紹介”. たつの市. . 2017閲覧.
- ↑ 16.0 16.1 16.2 16.3 16.4 16.5 “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. . 2017閲覧.
- ↑ 17.0 17.1 “長浜市の紹介”. 大府市. . 2017閲覧.
- ↑ 18.0 18.1 18.2 “オーストラリアの概況及び地方行政事情 (PDF)”. 自治体国際化協会. p. 23 (2008年1月). . 2017閲覧.
- ↑ 19.0 19.1 “H19長浜市事業仕分け結果(詳細)”. 長浜市. . 2017閲覧.
- ↑ サントリー地域文化賞 滋賀県長浜市『江北図書館』サントリーチャンネル、2013年09月26日
関連項目
外部リンク
- 長浜市役所
- 長浜・米原・奥びわ湖観光サイト 長浜観光協会の情報
- 長浜商工会議所
- 長浜青年会議所
- 長浜み〜な - 地域情報誌『み〜な びわ湖から』の発行
敦賀市 | 福井県敦賀市・南越前町 | 南越前町 岐阜県揖斐川町 |
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