細野晴臣
細野 晴臣 | |
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基本情報 | |
別名 |
ハリー ハリー細野 宇野主水 西原朱夏 |
生誕 | 1947年7月9日(77歳) |
出身地 | 日本 東京都港区 |
学歴 | 立教大学社会学部観光学科(当時)卒 |
ジャンル |
ロック フュージョン エキゾチカ テクノポップ アンビエント エレクトロニカ ワールドミュージック ニューエイジ |
職業 |
ミュージシャン ベーシスト シンガーソングライター 作曲家 編曲家 音楽プロデューサー |
担当楽器 |
ボーカル ベース ギター ピアノ キーボード シンセサイザー シンセベース オルガン ドラムス ヴィブラフォン パーカッション マンドリン リゾネーター・ギター シロフォン マリンバ 三味線 スティールパン |
活動期間 | 1969年 - |
レーベル |
ベルウッド・レコード (1973年 - 1975年) 日本クラウン/パナム (1975年 - 1977年) アルファレコード (1978年 - 1982年) アルファレコード/YEN (1982年 - 1984年) テイチク/ノン・スタンダード、モナド (1984年 - 1987年) エピック・ソニー (1987年 - 1996年) エイベックス/cutting edge/daisyworld discs (1996年 - 2003年) コロムビアミュージックエンタテインメント → 日本コロムビア/daisyworld discs (2008年 - ) |
事務所 | ミディアム |
共同作業者 |
エイプリル・フール はっぴいえんど ティン・パン・アレー イエロー・マジック・オーケストラ フレンズ・オブ・アース HIS スケッチ・ショウ ヒューマン・オーディオ・スポンジ |
公式サイト | Daisy World Wide Web |
著名使用楽器 | |
ヘフナー・500-1 ミュージックマン・スティングレイ アープ・オデッセイ モーグ Multimoog |
細野 晴臣(ほその はるおみ、1947年7月9日 - )は、日本のミュージシャン。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授。2008年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
Contents
略歴
1947年(昭和22年)、東京都港区生まれ。特に裕福ではないが、厳しい環境でもなく自由な少年時代を過ごした。父方の祖父は鉄道官僚で、タイタニック号処女航海唯一の日本人乗客であった細野正文。母方の祖父である中谷孝男はピアノ調律師、叔母が外資系の映画会社勤務という環境から、幼い頃からポピュラー音楽に親しんだ。中学時代にロックに興味を持ち、15歳あたりからギターを手に友人とバンドを組む。漫画家を志したこともあるが、立教高等学校(現・立教新座高等学校)、立教大学の同級生だった西岸良平の才能に感服し、漫画家を諦め音楽の道を進むことを決意する[1]。高校時代からフォークの洗礼を受け、ボーカルにも挑戦し始める[2]。この頃、ボブ・ディランに大きな影響を受けた。
立教大学在学中にベースを始め、数多くのバンドを経た1969年、エイプリル・フールのベーシストとしてメジャーデビュー。その後、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂とはっぴいえんどを結成し、日本語ロックの礎を築く(本人は当初、日本語でロックを歌うことに反対していたという)。1973年のはっぴいえんど解散後、ソロ活動と平行して鈴木茂、林立夫、松任谷正隆とキャラメル・ママ(のちにティン・パン・アレーと改名)を結成。演奏・プロデュースチームとして多数のアーティストの楽曲に参加、荒井由実などのプロデュースも行う。
自身のソロ・アルバムでは、ファーストの『HOSONO HOUSE』(1973年)は当時埼玉県狭山市のアメリカ村にあった自宅で録音を行い、その後の『トロピカル・ダンディー』(1975年)、『泰安洋行』(1976年)、『はらいそ』(1978年)と続く「トロピカル三部作」では南国・楽園志向にアプローチし、この三部作でのニューオーリンズや沖縄、ハワイ、中国などの音楽をごった煮にしたサウンドは海外の好事家からも注目されるようになる(この作品に加えて、プロデュース作品である西岡恭蔵の『ろっかばいまいべいびい』がある。名義上はプロデュースだが、実質は共作である)。漫画家の諸星大二郎のファンであり、彼の漫画のタイトルから曲名をつけたこともある。
シンセサイザー・コンピュータを用いた音楽やディスコへの興味が高まっていった1978年、元サディスティック・ミカ・バンドの高橋幸宏、当時スタジオ・ミュージシャンでもあった坂本龍一とイエロー・マジック・オーケストラ (Y.M.O.) を結成。当初は細野主体の企画もののバンドと捉えられていたが、1980年にはその活動がブームを巻き起こす。Y.M.O.の成功をきっかけにメディアにも露出するようになり、アイドル・歌謡曲界への多数の楽曲提供、新人発掘のためのレーベル「YEN」の高橋との共同による立ち上げなど個人としても精力的に活動を行う。また、ヴィデオ・ゲーム「ゼビウス」の音源をダンス・ミュージックにアレンジした『ビデオ・ゲーム・ミュージック』(1984年)をプロデュース、ゲーム・ミュージックが音楽ジャンルとして確立するきっかけをつくった。
1983年のYMO散開(解散)後は、テイチクに移籍し、「Non Standard」と「Monado」の2つのレーベルを立ち上げる。Non Standardレーベルからはピチカート・ファイヴやWorld Standardを輩出。また、自身の代表作として映画『銀河鉄道の夜』のサウンド・トラックを手掛ける。Monadoレーベルからは実験的な作品を中心にいわゆる「観光音楽」と呼ばれる作品を発表。代表作として映画『パラダイスビュー』のサウンド・トラックを手掛ける。その後、1989年にエピック・ソニーに移籍し、ソロアルバム『omni Sight Seeing』を発表。また、映画『紫式部 源氏物語』のサウンド・トラックを手掛ける。その後、ソロアルバム『メディスン・コンピレーション』を発表。その後もプロデューサーや作曲家としての活動や映画音楽の提供(『メゾン・ド・ヒミコ』他)などをこなしながらも、ソロアルバム発表や多くの他アーティストとのユニット(別項参照)結成など自己の音楽活動も枚挙に暇が無い。
Y.M.O.時代からの多忙と、日本のバブル崩壊以前の消費社会に対する疲弊に辟易とした後、1980年代後期にはワールド・ミュージック、1990年代にはアンビエント・ミュージックに深くアプローチし、大量消費に頼らない音楽を模索した。
自身のレーベル「daisyworld discs」を1996年に創設、2002年よりYMO時代の盟友、高橋幸宏とスケッチ・ショウ (SKETCH SHOW) を結成しフォーキーなエレクトロニカサウンドに取り組む。また2005年にはHISにてシングルをリリース、翌年この名義にて忌野清志郎のライブに参加するなどしている。
SKETCH SHOWは坂本龍一ともコラボレートしており、ライヴやコンピレーション・アルバムでは3人でヒューマン・オーディオ・スポンジ (HAS) として活動も行う。2007年にはHASとしてのライブ活動のほか、YMOとしても「RYDEEN 79/07」を発表、さらにはHASYMOとしても「RESCUE」を発表するなど、活発な活動を行っている。
その一方で、2005年9月に狭山稲荷山公園で行われたハイドパーク・ミュージック・フェスティバルでは久々にヴォーカルをとって『HOSONO HOUSE』の曲を披露。以降、東京シャイネスやハリー・ホソノ・クインテットなどのユニットを結成し、カントリー&ウェスタンスタイルのライブ活動を行う。これらの活動は2007年9月に発売されたソロ・アルバム「FLYING SAUCER 1947」に結実する。また、同年4月に坂本龍一の立ち上げたレーベル「commmons」からトリビュート・アルバムが発売され、同年7月にはトリビュートライヴが日比谷野外音楽堂で催された。2008年にはトリビュート・アルバムの続編も発表されている。
音楽家としての活動以外にも、俳優としてテレビドラマや映画に出演したり、また低音が響く声が評価され、TV番組やコマーシャルのナレーターとして起用されることも増えている。 しかし、本人は自分の声が嫌いなようで、Y.M.O.のアルバム『BGM』に収録されている「ラップ現象」など、イコライザーで自身の声の低域をカットしている楽曲もある。
2008年3月、平成19年度芸術選奨の大衆芸能部門で文部科学大臣賞を受賞。
一般的にはベーシストやキーボーディストとして知られているがギター、ピアノ、オルガン、ドラムス、ヴィブラフォーン、シロフォン、三味線とマルチに演奏出来る。実際にクラウン時代の『トロピカル・ダンディー』や『泰安洋行』では、上記した楽器を演奏している他、ドラマーとしては、実際に大瀧詠一の「恋の汽車ポッポ」で、別名の宇野主水で参加している。また、荒井由実のルージュの伝言のVTRにおいてドラムで参加しており、「細野さん、ドラム叩けるの?」と本人から辛口のコメントをもらっている。[3]
狭山に住んでいた頃、「寝図美」と言う名前の猫を飼っていた[4]。
また、1970年代には、幾つかの雑誌にコラムを書いている。当時出したアルバムの事などである。それらのコラムは、CD-BOX『HARRY HOSONO CROWN YEARS 1974-1977』のブックレットに転載されており、読む事が出来る。アルバム『トロピカル・ダンディー』の歌詞カードにも「島について」と言うコラムを寄せている。
母方の祖父、中谷孝男は、ヤマハ勤務を経て、社団法人日本ピアノ調律師協会の前身である全国ピアノ技術者協会の創設に力尽。 文筆の才に優れ、数多くのピアノ技術書を翻訳して刊行し、国立音楽大学の音響工学科講師を務める等日本屈指のピアノ調律師として名を馳せた。
祖父・細野正文とタイタニック号
細野晴臣の父方の祖父である細野正文は、日本人で唯一豪華客船タイタニック号に乗船し、事故から生還した人物である。映画『タイタニック』の公開に合わせ、1998年にウォルター・ロード『タイタニック号の最期』(佐藤亮一訳、ちくま文庫)が再刊され、細野は祖父のことを記した文章を寄せた。
また、ギャヴィン・ブライアーズの『タイタニック号の沈没』の1994年版CDの日本盤[5]ライナーノートでも、本件に関する質疑に答えている。
細野は2012年、事故犠牲者の共同墓地があるカナダのハリファックスを訪れており、その模様は2012年6月7日のNHKBSプレミアム「旅のチカラ」で放送された。大西洋海洋博物館に展示されている乗船名簿に祖父の名を見つける(M.Hosonoではなく、M.Hasonoと間違っている。)。事故が起きた100年前と同じ4月21日に行われた追悼式を再現した式典に参加する等した。また、犠牲者の共同墓地も訪れた。 細野は、同じミュージシャンとしてタイタニック号沈没まで演奏していて犠牲になった8人の音楽家の事が気になっていたと言う。
関連バンド・ユニット
- エイプリル・フール
- はっぴいえんど
- ティン・パン・アレー
- イエロー・マジック・オーケストラ
- フレンズ・オブ・アース
- HIS
- LOVE,PEACE&TRANCE
- スウィング・スロー - コシミハルとのユニット。
- HAT
- ハリーとマック - 久保田麻琴とのユニット。
- ティンパン - 林立夫、鈴木茂とのユニット。
- スケッチ・ショウ
- ヒューマン・オーディオ・スポンジ
- 東京シャイネス
- ハリー・ホソノ&ワールドシャイネス
- HASYMO
ディスコグラフィ
シングル
- 恋は桃色/福は内鬼は外(1973年)
- 絹街道/ハニー・ムーン(1975年)
- 北京ダック/ブラック・ピーナッツ(1976年)
- 三国志メイン・テーマ/三国志ラヴ・テーマ(1982年)
- スーパー・ゼビウス(1984年)※12インチ
- Making of NON-STANDARD MUSIC/MONAD MUSIC(1984年)※12インチ
- 銀河鉄道の夜/別離のテーマ(1985年)
アルバム
サウンドトラック
- 銀河鉄道の夜(1985年) ※メインテーマは90年代に入ってCMでも使われた。
- パラダイスビュー(1985年)
- 紫式部 源氏物語(1987年)
- メゾン・ド・ヒミコ(2005年)
- EX MACHINA -エクスマキナ-(2007年)
- グーグーだって猫である(2008年)
ベストアルバム
- 決定版 細野晴臣ベスト・セレクション(1990年)
- ベスト 15(1992年)
- Harry Up Hosono(1996年)
ユニット
- フレンド・オア・フォー?(1985年) - フレンズ・オブ・アース名義
- デクライン・オブ・O.T.T(1986年) - フレンズ・オブ・アース名義
- セックス・エナジー・アンド・スター(1986年) - フレンズ・オブ・アース名義
- 日本の人(1991年) - HIS名義
- LOVE, PEACE & TRANCE(1995年) - LOVE, PEACE & TRANCE名義
- N. D. E(1995年) - 細野晴臣+ゴウ・ホトダ ビル・ラズウェル 寺田康彦名義
- Tokyo-Frankfurt-New York(1996年) - HAT名義
- Interpieces Organization(1996年) - 細野晴臣&ビル・ラズウェル名義
- swing slow(1996年) - スウィング・スロー名義
- DSP Holiday(1998年) HAT名義
- ルイジアナ珍道中(1999年) - ハリーとマック名義
リミックス
- 細野晴臣 In The '90s Michael Brook Remix(1990年)
- Mental Sports Mixes(1993年)
- JADO KEN ISHII(1998年) - シングル
- MIX FORM(2004年) - PROGRESSIVE FOrM
編集盤 ボックスセット
- HOSONO BOX 1969-2000(2000年)
- MONAD BOX(2002年)
- Tribute to Haruomi Hosono(2007年)
- Tribute to Haruomi Hosono 2(2008年)
- 細野晴臣アーカイヴスVol.1(2008年)
- 細野晴臣の歌謡曲〜20世紀BOX(2009年)※6枚組
- HARRY HOSONO CROWN YEARS 1974-1977 ※CD3枚組+DVD1枚
参加作品
- MUJI BGM1980-2000
- 1980年から誕生して20周年目の2000年まで無印良品店内で掛けられたオリジナルBGMを集めたコンピレーションアルバムで、disc-aの「Original BGM」、「Talking-BGM ver.」が細野の作品。ただし、店頭販売は終了(廃盤)している。
演奏で参加した事のあるアーティスト
細野は1970年代に多くの作品で演奏に参加している。ここでは、はっぴいえんど、ティン・パン・アレーとして演奏に関わったアーティスト以外の1曲でも演奏で関わった事のあるアーティストを記する。
あがた森魚、生田敬太郎、いとうたかお、井上陽水、遠藤賢司、大瀧詠一、大野義雄、岡林信康、小椋佳、加川良、笠井紀美子、加藤和彦、金延幸子、ガロ、喜多嶋修、小坂忠、斎藤任弘、ザ・ディランII、沢チエ、ジミー・蒔田、高田渡、寺本圭一、友部正人、中川イサト、中川五郎、中山ラビ、中島みゆき、西岡恭蔵、布谷文夫、平尾昌晃、ブレッド&バター、星野源、ミッキー・カーチス、南正人、南佳孝、森山良子、矢野顕子、山下達郎、山本コウタロー、和田アキ子等
主な提供楽曲
- だって、ホルモンラブ(伊武雅刀)
- ハイスクールララバイ(イモ欽トリオ)
- ティアドロップ探偵団(イモ欽トリオ)
- ティーンエイジ・イーグルス(イモ欽トリオ)
- エレクトリック・スーパーマン(イモ欽トリオ)
- しあわせ音頭(柏原芳恵)
- 三つ編みヒロイン(KAYO)
- きたかチョーさんまってたドン(川上さんと長島さん)
- 正しいプロ野球訓辞小唄(川上さんと長島さん)
- バイバイベイビー(久保田麻琴)
- は・じ・め・て(小泉今日子)
- 連れてってファンタァジェン(小泉今日子)
- しらけちまうぜ(小坂忠)
- コズミック・サーフィン(コスミック・インベンション)
- ハートブレイク太陽族(スターボー)
- 七夕の夜、君に逢いたい(Chappie)
- 玉姫様(戸川純)
- 心のアンテナ(中川翔子)
- 硝子のプリズム(中川翔子)
- ルネサンス-優しさで変えて-(中森明菜)
- モナムール(グラスに半分の黄昏)(中森明菜)
- 禁区(中森明菜)
- 100℃バカンス(中森明菜)
- 椿姫の夏(早瀬優香子)
- まるちゃんの静岡音頭(ピエール瀧)
- 仏蘭西映画(藤村美樹)
- 夢・恋・人(藤村美樹)
- 妖星傅(藤村美樹)
- 春 Mon Amour(藤村美樹)
- キテレツ大百科のうた(堀江美都子)
- ブルージュの鐘(松田聖子)
- 黄色いカーディガン(松田聖子)
- 天国のキッス(松田聖子)
- わがままな片想い(松田聖子)
- ガラスの林檎(松田聖子)
- ピンクのモーツァルト(松田聖子)
- 硝子のプリズム(松田聖子)
- Paradise Beach(ソフィーのテーマ)(松原みき)
- 月下美人(松本伊代)
- ねらわれた少女(真鍋ちえみ)
- ウイスキー色の街で(森進一)
- 紐育物語(森進一)
- ミラクルライト(森高千里)
- 風の谷のナウシカ(安田成美)
- 銀色のハーモニカ(安田成美)
- 夢色グライダー(やまがたすみこ)
- 赤道小町ドキッ(山下久美子)
- 哲学しよう(山田邦子)
- 見えない世界(和田アキ子)
- クイズグランプリ(フジテレビ) - 1975年頃から最終回までのオープニングテーマ
- NHKニュースTODAY(NHK総合テレビ) - オープニングテーマ
- ただいま(星野源)
- 青空挽歌(裕木奈江)
- いたずらがき(裕木奈江)
著書
- レコード・プロデューサーはスーパーマンをめざす CBS・ソニー出版, 1979.8
- 地平線の階段 八曜社, 1979.11
- 花に水 冬樹社, 1984.9 (カセットブック)
- 技術の秘儀(吉成真由美との共著) 朝日出版社, 1984.12
- レコード・プロデューサーはスーパーマンをめざす 徳間書店, 1984.7
- 地平線の階段 徳間書店, 1985.5
- 観光(中沢新一との共著) 角川書店, 1985.6
- ネコの日 八曜社, 1985.6
- 音楽少年漂流記 新潮社, 1988.1
- 季刊音楽誌「H2」エイチ・ツー創刊0号(責任編集) 筑摩書房, 1991.9
- The endless talking 細野晴臣インタビュー集(編・北中正和) 筑摩書房, 1992.3
- テクノドン(編著・後藤繁雄) 小学館, 1993.7
- アンビエント・ドライヴァー マーブルトロン, 2006.9
- 対談の本 ロックンロールから枝豆まで マーブルトロン, 2007.3
- 分福茶釜(聞き手・鈴木惣一朗) 平凡社, 2008.6
- 神楽感覚(鎌田東二との共著) 作品社, 2008.10
- HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅(編・中矢俊一郎) 河出書房新社, 2014.3
- とまっていた時計がまたうごきはじめた(聞き手・鈴木惣一郎) 平凡社, 2014.11
- 地平線の相談(星野源との共著)文藝春秋, 2015.3
- 映画を聴きましょう キネマ旬報社, 2017.11.7
主な出演番組
- 細野晴臣 DAISYWORLD(J-WAVE) - 放送終了
- Daisy Holiday (InterFM DAISY HOLIDAY! 毎週日曜25:30-26:00)
- スマイル(関西テレビ放送 毎週水曜21:54-22:00) - ナレーション(放送終了)
- 大科学実験(NHK教育テレビ 毎週水曜19:40-19:50 毎週金曜午前10:45〜午前10:55 他) - ナレーション
- Eテレ2355(NHK教育テレビ 毎週月曜〜金曜23:55〜24:00) - オープニング曲『2355氏、帰る』ヴォーカル、タイトルコール(サウンドロゴ)
- きこえタマゴ!(NHKラジオ第1) - オープニングナレーション
主な出演CM
- 富士写真フィルム -『フジカセット』Yellow Magic Orchestraとして出演(1980年) ※広告は、(1980年〜1981年)
- 麒麟麦酒
- 『ビヤ樽』 ※田中康夫・春風亭小朝と共演(1983年)
- キリンラガービール(2007年) ※YMOの3人で出演。BGMは「RYDEEN 79/07」/YMO
- SK&F -『コンタック600』(1983年) ※BGMは「Pietro Germi」
- ナムコ - namcot「オモいカルチャーをオモチャーという」(1984年) ※BGMは「NON-STANDARD MIXTURE」
- ライオン - 全自動洗濯機用洗剤 Dash「いえ、それではなく全自動用の……」(1989年)
- 東芝 カラーテレビ -「BAZOOKA(バズーカ)」(1989年)
- NEC - 「NECパソコンフェア'93」(1993年)
- サターン ※ナレーションのみ(1997年)
- ローソン:ローソンへ行かなくちゃ - (Let's Go!、Let's go!II、SWEET CANDY、いつもの店、ミラクルライト)(1997年〜1999年) 森高千里と夫婦役で共演。
- NTT東日本 iタウンページ ※ナレーションのみ(1998年)
- NTTドコモ - ポケベル ※加藤あいと共演のサルの声で出演。「サル語、お上手ですね」(2000年)
- TBCグループ 「エステは進化していますTBC」ハカセくん篇(2001年) ハカセくんの声で出演。木村拓哉と共演
- トヨタ自動車
- ナレーション(2003年)
- カローラフィールダー(2007年、2015年) ※2007年版(2代目・E140G前期型)は図書館司書の役で木村拓哉と共演、2015年版(3代目・E160G後期型)は木村拓哉のほか加藤ミリヤ、石川さゆりと共演
- ツムラ(現:バスクリン) - 入浴剤『きき湯』「炭酸効果の粒が効く〜」(2003年〜2004年)
- サントリー - 烏龍茶『音韻調』※ナレーション(2005年) ※BGMは二胡アレンジによる「ライディーン」/YMO
- 東京ガス(2010年)※妻夫木聡と共演
- 江崎グリコ - ポッキー(2010年)※YMOの3人で出演。BGMは「ライディーン」
- 旭化成ホームズ - ヘーベルハウス(2012年)※ナレーション。BGMも細野によるもの。
- 資生堂 - IHADA(2015年)※ナレーション
映画
- 宵待草 (1974年、神代辰巳監督) - 音楽
- 夏の秘密 (1982年、川上裕通監督) - 音楽
- 居酒屋兆治 (1983年、降旗康男監督) - 出演
- A Y.M.O. FILM PROPAGANDA (1984年、佐藤信監督) - 出演
- 危険な女たち(1985年、野村芳太郎監督) - 作曲(主題曲「ミステリユ」)
- 四月の魚 (1985年、大林宣彦監督) - 出演
- 銀河鉄道の夜 (1985年、杉井ギサブロー監督) - 音楽
- パラダイスビュー (1985年、高嶺剛監督) - 音楽、出演
- 人間の約束 (1986年、吉田喜重監督) - 音楽
- ジャズ大名 (1986年、岡本喜八監督) - 出演
- 紫式部 源氏物語 (1987年、杉井ギサブロー監督) - 音楽
- 微熱少年 (1987年、松本隆監督) - 出演
- ほしをつぐもの (1990年、小水一男監督) - 音楽
- サザン・ウィンズ [http://jfac.jp/culture/news/n-southern-winds-asian-three-fold-mirror/](1993年) - 音楽
- On The Way (2000年、崔在銀監督) - 音楽
- メゾン・ド・ヒミコ (2005年、犬童一心監督) - 音楽
- EX MACHINA -エクスマキナ- (2007年、荒牧伸志監督) - 音楽、音楽監修
- グーグーだって猫である (2008年、犬童一心監督) - 音楽、テーマソング
- ノルウェイの森 (2010年、トラン・アン・ユン監督) - 出演
- モヒカン故郷に帰る(2016年、沖田修一監督) - 主題歌「MOHICAN」[6]
- 万引き家族(2018年、是枝裕和監督) - 音楽
- 犬ヶ島(2018年、ウェス・アンダーソン監督) - 日本語吹替[7]
テレビドラマ
- はぐれ刑事(日本テレビ / 1975) - 音楽
- 家路〜ママ・ドント・クライ(TBS / 1979) - 出演
- 人形劇 三国志(NHK総合テレビ / 1982) - テーマ曲製作
- 南の島の小さな飛行機 バーディー(NHK総合テレビ / 2005・アニメーション作品)- 音楽
- ウォーカーズ〜迷子の大人たち(NHK総合テレビ 2006)音楽
出典
- ↑ 細野晴臣 - ほそやのWEBページ
- ↑ 学内の演劇サークルからその音楽知識と才能には一目置かれ劇団内でフォーク曲演奏などには招聘されることもあったと云う。このサークルに携わっていた永倉万治らは、のち東京キッドブラザースに参加している。
- ↑ ルージュの伝言
- ↑ ボックスセット『Harry Hosono/Crown Years 1974-1977』のブックレットに一緒に写った写真が掲載されている。
- ↑ 日本盤CDは翌年の1995年に発売された事に注意。
- ↑ “細野晴臣 8年ぶり映画主題歌、監督ラブコールで書き下ろし”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年10月9日) . 2015閲覧.
- ↑ “「犬ヶ島」吹替版に細野晴臣が参加”. 映画ナタリー (2018年5月7日). . 2018閲覧.
関連項目
- 細野正文
- バッファロー・スプリングフィールド
- マーティン・デニー
- センチメンタル・シティ・ロマンス
- ガロ
- アルファレコード
- LDKスタジオ
- ノン・スタンダード
- ピチカート・ファイヴ
- テクノ歌謡
- 福澤もろ
- 遠藤賢司
- 小坂忠
- 奥村靫正
- ジョンソン基地
- 狭山稲荷山公園(米軍管轄時、住宅街の地域)
外部リンク
- Hosono Haruomi.jp
- Daisy World Wide Web
- 日本コロムビア | 細野晴臣
- [1] - Discogs
- Haruomi Hosono - VGMdb
- ほぼ日刊イトイ新聞 横尾忠則、細野晴臣、糸井重里、3人が集まった日
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