立教大学
立教大学 | |
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大学設置 | 1922年 |
創立 | 1874年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人立教学院 |
本部所在地 |
東京都豊島区西池袋3-34-1 東経139度42分14.2秒北緯35.7305度 東経139.703944度 |
キャンパス |
池袋(東京都豊島区) 新座(埼玉県新座市) |
学部 |
文学部 異文化コミュニケーション学部 経済学部 経営学部 理学部 社会学部 法学部 観光学部 コミュニティ福祉学部 現代心理学部 |
研究科 |
文学研究科 経済学研究科 経営学研究科 理学研究科 社会学研究科 法学研究科 観光学研究科 コミュニティ福祉学研究科 現代心理学研究科 キリスト教学研究科 ビジネスデザイン研究科 21世紀社会デザイン研究科 異文化コミュニケーション研究科 法務研究科(法科大学院) |
ウェブサイト | 立教大学公式サイト |
立教大学(りっきょうだいがく、英語: Rikkyo University/Saint Paul's University)
Contents
概観
大学全体
立教大学は日本聖公会系のキリスト教主義学校(ミッションスクール)である。もともとは米国聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が設立した聖書教育と洋学教育の私塾である立教学校が母体。設立当初の英語名称はSt.Paul's School。その後に大学として改変されたことから、第二次世界大戦前にはSt.Paul's Collegeと変更。現在は正式な英称をRikkyo Universityとしているが、Saint Paul's UniversityまたはSt.Paul's Universityとも呼ばれる。
立教大学は早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学(後に日本最古の大学野球の対校戦である東京六大学野球となる)で構成される東京六大学(東京六大学野球連盟)の一校である。
「St.Paul's University」は、立教大学の守護聖人が聖パウロであることに由来する。アメリカ聖公会系の学校にはすべて「守護聖人」が存在している。
建学の精神
立教大学は自らを「自由の学府」と呼び、建学の精神を端的に表す言葉として各所で使用している。モットーは“Pro Deo et Patria” 。(ラテン語で、「神と国のために」 [広報 1]。ここで言う「国」とは故郷や祖国といった意味である) 。
教育および研究
立教大学におけるキリスト教学とは他のキリスト教系大学にあるような聖職者養成を目的とした神学では無く、純粋に学問としてキリスト教を研究する宗教学である。従って信仰の有無は問われない。聖書学からキリスト教芸術やキリスト教の倫理学まで広範な領域をキリスト教の視点からカバーしている。
沿革
略歴
米国聖公会(英国国教会起源の会派)の宣教師で、大阪の川口居留地に住み、英語塾「聖テモテ学校」を運営していたチャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が、1874(明治7)年上京し、聖書と英学の教育を目的として東京・築地の外国人居留地に設立した私塾"立教学校"に始まる。その後、関東大震災により築地校舎の消失に遭うも1918(大正7)年、校地を現在の池袋に移し、現在に至る。それ故、日本聖公会で洗礼を受けた信徒たちは、立教大学において学びたいと動機づけられ、実際に彼らが立大生になることが少なくない。
年表
年号 | 沿革 |
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1874年(明治7年) | 東京・築地の外国人居留地付近に立教学校設立 |
1883年(明治16年) | 立教大学校(St. Paul's College)設立。アメリカ合衆国式のカレッジであった。 |
1907年(明治40年) | 専門学校令による大学となり、立教大学と改称。文科、商科、予科を設置。 |
1918年(大正7年) | 池袋へ移転。 |
1922年(大正11年) | 大学令による大学へ昇格。文学部(英文科、哲学科、史学科)、商学部、予科を発足。 |
1923年(大正12年) | 関東大震災により、築地キャンパス壊滅。 |
1931年(昭和6年) | 商学部を経済学部に改称。 |
1941年(昭和16年) | 太平洋戦争勃発。外国人教員本国送還。 |
1943年(昭和18年) | 文学部、教会閉鎖。 |
1944年(昭和19年) | 理科専門学校設置。 |
1946年(昭和21年) | 文学部復活。キリスト教学科、英米文学科。 |
1947年(昭和22年) | 文学部社会学科設置。 |
1948年(昭和23年) | 理科専門学校を改組、理学部設置。 |
1949年(昭和24年) | 新制大学として認可・発足。文学部、経済学部、理学部。 |
1956年(昭和31年) | 文学部日本文学科設置。 |
1956年(昭和31年) | 板橋区と練馬区にまたがる土地を東京都から借り受け、総合グラウンド「セントポール・グリーンハイツ」竣工[広報 2](現東京都立城北中央公園)。 |
1958年(昭和33年) | 社会学部設置。 新座校地を東武鉄道より譲り受ける。 |
1959年(昭和34年) | 法学部設置。 |
1962年(昭和37年) | 文学部心理教育学科を心理学科・教育学科に分割。 |
1963年(昭和38年) | 文学部ドイツ文学科、フランス文学科設置。 |
1964年(昭和39年) | 社会学部産業関係学科設置。 |
1967年(昭和42年) | 社会学部観光学科設置。 |
1969年(昭和44年) | 志木市富士見町に学院総合グラウンド完成。 |
1970年(昭和45年) | 総合グラウンド「セントポール・グリーンハイツ」の土地を東京都に返還。 |
1988年(昭和63年) | 法学部国際・比較法学科設置。 |
1990年(平成2年) | 武蔵野新座キャンパス開設。 |
1996年(平成8年) | 法学部政治学科設置。 |
1998年(平成10年) | 観光学部・コミュニティ福祉学部設置。 |
2002年(平成14年) | 経済学部会計ファイナンス学科、社会学部現代文化学科、理学部生命理学科設置。 大学院独立研究科発足。 |
2004年(平成16年) | 法科大学院設置[1]。 |
2006年(平成18年) | 経営学部、現代心理学部設置。 経済学部経済政策学科、社会学部メディア社会学科、文学部文学科、観光学部交流文化学科、コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科設置。 文学部日本文学科、英米文学科、フランス文学科、ドイツ文学科、心理学科、経済学部経営学科、社会学部産業関係学科募集停止。 武蔵野新座キャンパスを新座キャンパスへ改称。 |
2007年(平成19年) | 法学部の国際・比較法学科を国際ビジネス法学科に名称変更。 |
2008年(平成20年) | 異文化コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)設置。 コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科設置。 |
2009年(平成21年) | 文学研究科組織神学専攻募集停止、キリスト教学研究科設置。 |
2016年(平成28年) | 社会学部に「国際社会コース」、異文化コミュニケーション学部に「Dual Language Pathway」を設置。 |
2018年(平成30年) | 法科大学院の学生募集を停止[1]。 |
基礎データ
所在地
象徴
校歌
- 校歌:栄光の立教
- 作詞:諸星寅一、補作詞:杉浦貞二郎、作曲:島崎赤太郎。大正10年(1921年)に東京六大学野球連盟に加盟したのをきっかけに作られた。作詞は当時の学長事務取扱・杉浦貞二郎が、立教中学校教諭の諸星寅一に依頼。出来上がった歌詞の各節末尾に杉浦学長の発案で「自由の学府」の文句を付け加え完成した。それに東京音楽学校(現・東京芸術大学)教授の島崎赤太郎が曲をつけ、大正15年(1926年)、校歌「栄光の立教」が誕生した。その年の卒業式で初めて公に歌われた。携帯電話の着信メロディーとしてもダウンロードできる。
- 第一応援歌:行け立教健児
- 作詞:小藤武門、作曲:土橋啓二。昭和21年(1946年)、戦争で中断していた東京六大学野球連盟が華々しく復活した。「新しい時代には、新しい応援歌を」と当時の応援団団長・小藤武門が古今聖歌集の聖歌300番を基に作詞をした。
- 第二応援歌:St.Paul's will shine tonight
- 昭和2年(1927年)、米国カリフォルニア州フレズノで日系二世を中心に結成された野球チーム「the Fresno Athletic Club」が来日し、本学バスケットボール部とバスケットボールの親善試合を行った。試合後、フレズノ側が自チームの応援歌「セント・フレズノ ウィル シャイン…」を「リッキョー ウィル シャイン…」と歌い、勝った立教を祝福した。この歌はバスケ部歌となり、やがて大学の応援歌となった。授業開始・終了時のチャイムとしても使われている。詳細含めフレスノ野球団を参照。
教育および研究
組織
学部
- 文学部 (池袋キャンパス)
- 異文化コミュニケーション学部 (池袋キャンパス)
- 異文化コミュニケーション学科[注釈 1]
- 経済学部 (池袋キャンパス)
- 経済学科
- 経済分析コース
- 経済社会コース
- 国際経済コース
- 2年次から各コースに分かれる
- 経済政策学科[注釈 2]
- 会計ファイナンス学科[注釈 3]
- 経済学科
- 経営学部 (池袋キャンパス)
- 「リーダーシップの育成」を目標に掲げ、グローバル化する社会に資する人材を育成すべく、独自のプログラムを展開している。学外の高校や企業とのコラボレーションも盛んで、学部生は一年生の段階から、授業を通して企業から提示されたプロジェクト課題に取り組み、問題解決やプレゼンテーションなど実践的なスキルを身につけてゆく。
- 法学部 (池袋キャンパス)
- 法学科
- 政治学科
- 国際ビジネス法学科
- コミュニティ福祉学部 (新座キャンパス)
- グローバルリベラルアーツプログラム (池袋キャンパス)
- 2017年より開設。原則、英語で授業が行われる科目の履修だけで学位の取得が可能となっている。2年次の秋学期から始まる留学までは、GLAP生全員が寮で生活する。その上で、2年次の秋学期から3年次の春学期までの1年間、全員が海外の協定校に留学する。帰国後は、「Humanities」「Citizenship」「Business」という3分野から専門領域を選択し、4年次には、「Final Year Seminar」を履修しつつ、卒業論文を執筆する。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」採択を受け、開設された。
大学院
- キリスト教学研究科(博士前期課程・後期課程)
- ビジネスデザイン研究科(博士前期課程・後期課程)
- 文学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 日本文学専攻
- 英米文学専攻
- ドイツ文学専攻
- フランス文学専攻
- 史学専攻
- 超域文化学専攻
- 2010年4月に地理学専攻から名称変更。人文地理学、文化人類学、考古学、民俗学、地域研究を融合した研究、教育を実施
- 教育学専攻
- 比較文明学専攻
- 「現代文明学領域」、「文明工学領域」、「言語多文化学領域」、「文明表象学領域」という4つの研究領域(科目群)を設置
- 経済学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 経済学専攻
- 前期課程に社会人コースを設置。夜間や土曜日に展開される科目を中心に履修することが可能となっている。
- 本学唯一の院生による自治会を有している。
- 経済学専攻
- 経営学研究科
- 経営学専攻(博士前期課程・後期課程)
- 前期課程のコース
- アカデミック・コース - 研究者養成のためのコース
- プロフェッショナル・コース - 高度職業人養成のためのコース
- 専門分野
- マネジメント分野
- マーケティング分野
- アカウンティング&ファイナンス分野
- 前期課程のコース
- 国際経営学専攻(博士前期課程)
- 全科目が英語で開講
- 経営学専攻(博士前期課程・後期課程)
- 理学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 物理学専攻
- 理論物理学研究室、原子核・放射線物理学研究室、宇宙・地球系物理学研究室がある
- 化学専攻
- 数学専攻
- 生命理学専攻
- 教員は、「分子生物学」、「生物化学」、「分子細胞生物学」の3領域に分かれている
- 物理学専攻
- 社会学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 社会学専攻
- 2006年に、社会学専攻と応用社会学専攻の2専攻体制から1専攻体制に改編。「社会研究領域」、「政策研究領域」、「文化研究領域」、「都市研究領域」、「メディア研究領域」、「コミュニケーション研究領域」という6つの研究領域がある
- 社会学専攻
- 法学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 法学政治学専攻
- 2006年に、比較法専攻、民刑事法専攻、政治学専攻を法学政治学専攻に改編。法学・政治学の垣根を越えた科目履修による、基礎的研究能力の育成と高度の専門知識の修得を教育目標としている
- 法学政治学専攻
- 観光学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 観光学専攻
- 「観光行動・観光文化研究」、「観光地域・観光地計画研究」、「観光産業・観光事業経営研究」の3分野がある
- 観光学専攻
- コミュニティ福祉学研究科(博士前期課程・後期課程)
- コミュニティ福祉学専攻
- 「社会福祉学系」、「コミュニティ政策学系」、「スポーツウエルネス学系」、「福祉人間学系」の4分野からなるカリキュラムを展開
- コミュニティ福祉学専攻
- 現代心理学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 心理学専攻
- 臨床心理学専攻
- 映像身体学専攻
- 研究領域は「基盤研究系」(理論研究)、「制作・表現系」(実践研究)、「プロデュース系」(芸術制作の運営研究)の3部門からなる
- ビジネスデザイン研究科(博士前期課程・後期課程)
- ビジネスデザイン専攻
- 社会人のためのビジネススクール型大学院で、就業経験が2年以上あることが応募要件となっている
- ビジネスデザイン専攻
- 21世紀社会デザイン研究科(博士前期課程・後期課程)
- 比較組織ネットワーク学専攻
- 研究領域には「コミュニティデザイン学」、「危機管理学」、「社会組織理論」がある
- 比較組織ネットワーク学専攻
- 異文化コミュニケーション研究科
- 異文化コミュニケーション専攻(博士前期課程・後期課程)
- 「異文化コミュニケーション」、「環境コミュニケーション」、「言語コミュニケーション」、「通訳翻訳コミュニケーション」の4分野を複合的に研究
- 言語科学専攻(博士前期課程)
- 2012年4月に開設。「言語科学」と「言語教育」の2領域を設置
- 異文化コミュニケーション専攻(博士前期課程・後期課程)
- 法務研究科(法科大学院)
附属機関
- 総合研究センター
- アメリカ研究所
- 立教大学における最初の研究所として1939年に設立。
- キリスト教教育研究所
- ラテンアメリカ研究所
- 社会福祉研究所
- 観光研究所
- アジア地域研究所(CAAS)
- 英語教育研究所
- 教会音楽研究所
- 日本学研究所
- ウエルネス研究所
- ビジネスロー研究所
- グローバル都市研究所
- ESD研究所
- アメリカ研究所
- 社会デザイン研究科附属機関
- 社会デザイン研究所
- コミュニティ福祉学部附属機関
- コミュニティ福祉研究所
- 経営学部附属機関
- リーダーシップ研究所
- 経済学部附属機関
- 経済研究所
- 法務研究科附属機関
- 法曹実務研究所
- 理学研究科附属機関
- 先端科学計測研究センター
- 未来分子研究センター
- 生命理学研究センター
- 数理物理学研究センター
- 現代心理学部附属機関
- 心理芸術人文学研究所
- 心理教育相談所
- 原子力研究所(神奈川県横須賀市長坂2-5-1)
- 1957年に設立。アメリカ聖公会から寄贈された原子炉は1961年に初臨界に達したが、2001年に稼働を停止した。現在は廃止措置中
- ジェンダーフォーラム
- 立教学院史資料センター
- ビジネスクリエイター創出センター
- 平和・コミュニティ研究機構
- 江戸川乱歩記念大衆文化研究センター
- 共生社会研究センター
- 社会情報教育研究センター
- 観光ADRセンター
- 全学共通カリキュラム運営センター
- 全学共通カリキュラム運営センター
- 英語教育研究室
- ドイツ語教育研究室
- フランス語教育研究室
- スペイン語教育研究室
- 中国語教育研究室
- 諸言語教育研究室
- 総合教育科目構想・運営チーム
- 人文学系サポートグループ
- 自然・情報科学系サポートグループ
- 社会科学系サポートグループ
- スポーツ人間科学系サポートグループ
- 全学共通カリキュラム運営センター
- ランゲージセンター
- 英語ディスカッション教育センター
- 日本語教育センター
- 学校・社会教育講座
- 教職課程
- 学芸員課程
- 司書課程
- 社会教育主事課程
- 総長室
- 教務部
- 学生部
- キャリアセンター
- 新座キャンパス事務部
- 保健室
- 国際センター
- メディアセンター
- ボランティアセンター
- 入学センター
- リサーチ・イニシアティブセンター
- 大学教育開発・支援センター
- 人権・ハラスメント対策センター
- グローバル教育センター
- 立教セカンドステージ大学
- 50歳以上を対象とした生涯学習機関で、修業年限は1年。カリキュラムは、「エイジング社会の教養科目群」、「コミュニティデザインとビジネス科目群」、「セカンドステージ設計科目群」、「ゼミナール・修了論文」で構成されている。文部科学省認可の大学ではないが、修了者は学校教育法105条の規定に基づく「履修証明書」が交付される
- 図書館
- 池袋図書館
- 2012年、本館、池袋メディアライブラリー、人文科学系図書館、社会科学系図書館、自然科学系図書館が統合して誕生
- 新座図書館
- 新座保存書庫
- 池袋図書館
- 旧江戸川乱歩邸
- 立教大学出版会
教育
1997年から始まった全学共通カリキュラムは一般教養科目の新しい展開方法として導入された仕組みであり、このカリキュラムに含まれている「立教科目」と呼ばれる科目群は「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されている。
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
- バイリンガル・ビジネスパーソンの育成~多層イマージョン教育プログラム~(2004年採択)
- 理数教育連携を通じたCBLSプログラム~豊島区との理数教育連携による専門教育プログラム「Community-Based Learning in Science Education」~(2005年採択)
- 国際ビジネスにおける知財活用人材の養成(2006年採択)
- 特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
- 立教科目――建学の精神から学ぶ科目展開(2005年採択)
- 学生相談を核とした全学的学生支援の展開(2006年採択)
- 派遣型高度人材育成協同プラン
- CSR(Corporate Social Responsibility)インターンシップ・プログラム(2005年採択)
- ビジネスデザイン研究科による派遣型ビジネスクリエーター養成プログラム(2006年採択)
- 法科大学院等形成支援プログラム
- 原訴訟資料オンライン共有システムの構築(2004年採択)
- 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
- 持続可能な未来へのリサーチワークショップ(異文化コミュニケーション学構築をめざして)(2005年採択)
- 大学院教育改革支援プログラム
- 観光学研究科によるツーリズム・イノベーターの戦略的育成(2007年採択)
学生生活
学園祭
立教大学の学園祭は池袋キャンパスではSt.Paul's Festival(SPF)、新座キャンパスではIVY Festaと呼ばれ、毎年秋に両キャンパスで開催される。
特にSt.Paul's Festivalは東京六大学学園祭連盟に加盟している。
スポーツ
- 硬式野球部は東京六大学野球連盟に所属している。多くの卒業生がプロ野球へ進んでいる。また、創生期の全日本大学野球選手権大会で3回優勝している。ユニフォームの校名の表記は「RIKKIO」となっている。ローマ字表記と異なるが、IとKが左右対称になるようにデザインされたロゴである。
- アメリカンフットボール部(St.Paul's Rushers)は関東学生アメリカンフットボール連盟1部Bブロックに所属。立教大学の体育会では数少ない学生最高峰リーグで戦っているクラブである。日本のアメリカンフットボールの歴史は、立教大学教授であったポール・ラッシュの尽力により1934年12月8日に実施された日本発の公式戦、立教大学対明治大学との対戦から幕を開けた。以来、立教ラッシャーズは、日本最古のアメリカンフットボールチームとして学生日本一を争う甲子園ボウルに6回出場、内優勝4回という輝かしい成績を残している伝統のある強豪クラブである。また、ポール・ラッシュは日本アメリカンフットボールの父と呼ばれ、日本選手権(ライスボウル)の最優秀選手には、氏の名を冠したポール・ラッシュ杯が授与される。ラッシャーズの愛称もラッシュに因んでいる。
- ラグビー部は1923年創部で、関東ラグビーフットボール協会に所属。関東大学ラグビー対抗戦グループで戦っている。ラグビー草創期からの伝統を持ち、長く低迷していたが近年になって復調の兆しを見せ、2014年度にBグループからAグループに昇格する。
- サッカー部、1923年創部。2008年11月現在、東京都大学サッカー連盟1部に所属。
- バスケットボール部は1921年創部。全日本総合バスケットボール選手権大会で優勝6回、全日本大学バスケットボール選手権大会で7回優勝した古豪であるが、長い低迷が続いていた。近年は低迷から脱出し、現在では関東大学バスケットボールリーグ2部に所属している。
- 相撲部は1919年創部。1964年の全国学生相撲選手権大会にて、立教大学から初の学生横綱を輩出した。1980年~1990年代前半、部員不足に陥り、他の部から「助っ人」も多く出場していた。その様子は、映画「シコふんじゃった。」(1992年 脚本・監督 周防正行)のモデルになり、第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品になった。2017年9月現在は、東日本リーグのBクラス(2部リーグに相当)に所属し、復調の兆しを見せている。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
施設
キャンパス
- 学部(文学部、経済学部、理学部、社会学部、法学部、経営学部、異文化コミュニケーション学部)
- 大学院(文学研究科、経済学研究科、理学研究科、社会学研究科、法学研究科、経営学研究科、ビジネスデザイン研究科、21世紀社会デザイン研究科、異文化コミュニケーション研究科、法務研究科(法科大学院))
- JR 山手線・ 埼京線・ 湘南新宿ライン、 東武東上線、SI 西武池袋線
- 東京メトロ 丸ノ内線・ 有楽町線・副都心線 副都心線 「池袋駅」下車 西口より徒歩約7分。
- 池袋駅西口の商店街では立教大学のスクールカラーである紫のペナントが使用されている。
- 池袋キャンパスは蔦を絡ませた赤レンガの概観が特徴で、「本館」(別名モリス館)・「第一食堂」・「2号館」・「3号館」・「図書館旧館」・「立教学院諸聖徒礼拝堂(チャペル)」は東京都選定歴史的建造物である。また、「図書館本館」は建築家・丹下健三の設計である。
- 独特の雰囲気から、映画やドラマのロケーション撮影に、よく利用される。
- 立教大学は日本聖公会の大学であるため、キリスト教を信仰している立大生たちは、池袋に近い目白聖公会などにおいて、積極的に教会活動を行っている。無論、立大は積極的に学生たちの教会活動を支援している。
- 学部(観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部)
- 大学院(観光学研究科、コミュニティ福祉学研究科、現代心理学研究科)
- 東武東上線(地下鉄有楽町線・副都心線相互乗り入れ)「志木駅」下車。<池袋駅より快速急行17分、急行20分>
- 志木駅南口より徒歩15分、スクールバス3~4分、西武バス<所沢駅東口行>または<清瀬駅北口行>「立教前」下車。
- JR 武蔵野線「新座駅」下車。
- 新座駅南口より徒歩20分、スクールバス5~6分、西武バス<志木駅南口行(北野入口経由)>「立教前」下車。
- 2006年に新座キャンパス全体がグッドデザイン賞建築・環境デザイン部門を受賞している。
- また、新座キャンパス構内にサブウェイ立教大学新座キャンパス店がある(店舗自体は平成エンタープライズが運営)。
- 陸前高田サテライト(陸前高田グローバルキャンパス)
- 陸前高田グローバルキャンパスは岩手大学との共同開設。
- 田町サテライトキャンパス(東京都港区田町キャンパス・イノベーションセンター)
- 田町サテライトキャンパスは、文部科学省が「知の集積拠点」として田町駅至近に構えたキャンパス・イノベーションセンター内に置かれ、ビジネスデザイン研究科シードマネージメントコースの拠点となっていたが、2007年度末で閉鎖した。
対外関係
池袋キャンパスのある豊島区と「豊島区と立教大学による教育連携の協定」を締結、共同でとしま教育文化工房21を設立するなど、豊島区と連携した様々な活動が行われている。
他大学との協定
- 東京12大学広報連絡協議会
- F-Campus(五大学間単位互換制度)
- 大学情報サミット
- 2005年に発足させた情報機関協定。他の加盟校は、五十音順に慶應義塾大学・中央大学・法政大学・明治大学・早稲田大学。
- 全国私立大学FD連携フォーラム
- 図書館閲覧協定締結校
- 山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム加盟校
- 埼玉県大学・短期大学図書館協議会加盟校(新座キャンパスのみ)
- 立教女学院短期大学
- 日本聖公会関係学校協議会
- 世界聖公会大学連合(Colleges & Universities of the Anglican Communion)
姉妹校
学校法人立教女学院は同一人物によって設立されたことから関係が深い。
学校法人立教学院に所属してはいないが、立教大学関係者が設立し関係が深いため便宜上姉妹校とする。
関係校
立教大学はキリスト教の一派である日本聖公会に所属している。
- 聖路加国際大学
- 桃山学院大学
- 神戸国際大学
- 平安女学院大学
- 桃山学院教育大学
- プール学院短期大学
- 神戸松蔭女子学院大学
- 名古屋柳城短期大学
- 聖十字福祉専門学校
- 香蘭女学校中等科・高等科
- 聖ステパノ学園小学校・中学校
系列校
学校法人立教学院では、設置している教育機関を全て同格に扱っており、大学を頂点とする附属校としていない。そのため、本節にてまとめている。
附属学校
学校法人立教学院では、設置している教育機関を全て同格に扱っており、大学を頂点とする附属学校は設置していないため系列校でまとめている。
脚注
注釈
- ↑ 専門科目群として、言語研究関連科目群、通訳翻訳研究関連科目群、コミュニケーション研究関連科目群、グローバル・スタディーズ研究関連科目群がある[広報 3]。また、2012年度以降の入学生に対しては、選択科目の領域専門科目として、複合地域文化領域、異文化コミュニケーション領域、言語教育領域がある[広報 4]。
- ↑ 学科選択科目は、「公共サービスと生活」、「競争と規制」、「グローバル化と地域」、「政策関連科目」に分かれている[広報 5][広報 6]。
- ↑ 学科選択科目は、「アカウンティング」、「ファイナンス」、「マネジメント」がある[広報 5][広報 6]。
- ↑ 選択科目の一つで、2年次から始まるコンセントレーション科目は、マーケティング領域、マネジメント領域、アカウンティング&ファイナンス領域、コミュニケーション領域に分かれている[広報 7]。
- ↑ 代数系研究室、解析系研究室、幾何系研究室、計算数学系研究室がある[広報 8]。
- ↑ 理論物理学研究室、原子核・放射線物理学研究室、宇宙地球系物理学研究室がある[広報 8]。
- ↑ 教員は「反応解析化学グループ」、「構造解析化学グループ」、「物性解析化学グループ」に分かれている[広報 8]。
- ↑ 分子生物学系の研究室、生物化学系の研究室、分子細胞生物学系の研究室がある[広報 8]。
- ↑ 「社会学部共通・社会学科科目」や「学科展開・自由科目」は、「理論と方法」、「自己と関係」、「生活と人生」、「公共性と政策」、「構造と変動」の5領域に分かれている[広報 9]。
- ↑ 「社会学部共通・社会学科科目」や「学科展開・自由科目」は、「情報社会」、「マス・コミュニケーション」、「メディア・コミュニケーション」の3領域と、「メディア実習科目群」に分かれている[広報 9]。
- ↑ 「社会学部共通・社会学科科目」や「学科展開・自由科目」は、「価値とライフスタイル」、「環境とエコロジー」、「グローバル化とエスニシティ」、「都市とコミュニティ」の4領域に分かれている[広報 9]。
- ↑ 専門科目は、(1)理論・制度・サービスの理解、(2)援助の方法や技術の理解、(3)実習・演習等による理解という3つの柱に基づき配置[広報 10]。
- ↑ 専門科目は「コミュニティ政策学」領域、「コミュニティ形成学」領域、「コミュニティ人間学」領域の3つの教育研究領域を柱に配置[広報 10]。
- ↑ 専門科目は「健康運動」領域、「スポーツパフォーマンス」領域の2つの教育研究領域を柱に配置[広報 10]。
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
関係プロジェクトリンク
外部リンク
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