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朝来駅(あっそえき)は、和歌山県西牟婁郡上富田町朝来にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。
上富田町の中心部付近に位置し、町内唯一の駅である。特急は全列車通過する。
歴史
- 1933年(昭和8年)12月20日 - 国鉄紀勢西線の紀伊田辺駅から紀伊富田駅までの延伸に伴い開業する[1]。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 戦災のため、駅舎を改築する[2]。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅と新鹿駅間の開通による線路名称改定に伴い、紀勢本線所属駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継する[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路東側新宮寄りに駅舎があり、駅舎とホームは構内踏切が結ぶ。なおこの構内踏切には遮断機がついている。
古くからの駅舎が残り、改札口付近には近距離(大人1,660円区間まで)の乗車券を販売する無人駅簡易型自動券売機が設置されている。JR職員が常勤していない無人駅(紀伊田辺駅管理)となっているが、駅舎が社会福祉法人のデイサービスセンターとして利用されている。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | W きのくに線 | 周参見・新宮方面 |
2 | 紀伊田辺・和歌山方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 355 |
1999年 | 314 |
2000年 | 270 |
2001年 | 245 |
2002年 | 211 |
2003年 | 207 |
2004年 | 214 |
2005年 | 211 |
2006年 | 221 |
2007年 | 226 |
2008年 | 278 |
2009年 | 280 |
2010年 | 266 |
2011年 | 265 |
2012年 | 267 |
2013年 | 305 |
2014年 | 288 |
2015年 | 280 |
2016年 | 260 |
駅周辺
駅付近には熊野街道(国道42号)と朝来街道(国道311号)が通っており、朝来はこの二つの分岐点として古来より栄えていた。また、短いながらも駅前商店街が形成されており、周辺にはJA(紀南農業協同組合)が経営するスーパーマーケットのほか、物販店舗(コンビニエンスストア・ドラッグストア)や飲食店・パチンコ店などがある。
- 国道42号
- 国道311号
- 上富田町役場
- 田辺市立美術館
- 和歌山県立熊野高等学校
- 上富田町立上富田中学校
- 上富田町立朝来小学校
- 上富田郵便局
- ファッションセンターしまむら
- Honda Cars 紀州南・朝来店
- シキボウクリーニング上富田工場(シキボウリネン朝来・シキボウの子会社)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 朝来駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- ■ 紀勢本線(新宮 - 和歌山 - 和歌山市)(きのくに線 : 新宮 - 和歌山 W)
- (亀山方面<<)新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - (双子山信号場) - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山(>>天王寺方面) - 紀和 - 和歌山市