南部駅
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南部駅(みなべえき)は、和歌山県日高郡みなべ町芝にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。
みなべ町の中心駅で、特急「くろしお」の一部が停車する。また、観梅期には臨時停車する特急もある。
歴史
- 1931年(昭和6年)9月21日 - 国鉄紀勢西線の印南駅から当駅までの開通に伴って開業[1]。
- 1932年(昭和7年)11月8日 - 紀勢西線が当駅から紀伊田辺駅まで延伸[1]。途中駅となる。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅 - 新鹿駅間の開通による路線名称改称に伴い、紀勢本線の駅となる[1]。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - ダイヤ改正により特急「くろしお」の一部の列車の停車駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継[1]。
- 2016年(平成28年)12月17日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホームの1番のりば側に駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。古くからの木造瓦葺の駅舎がある。
紀伊田辺駅が管理し、ジェイアール西日本メンテックが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口あり。駅舎には新型の自動券売機が1台設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | W きのくに線 | 和歌山・天王寺・新大阪・京都方面 | |
2 | 和歌山・天王寺方面 | 一部の普通列車 | |
紀伊田辺・白浜・新宮方面 | |||
3 | 紀伊田辺・白浜・新宮方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
下り本線は1番のりば、上り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、基本的には後続の特急の待避を行う普通列車が入線する。2015年3月14日現在のダイヤでは和歌山方面の定期列車の待避は設定されておらず、紀伊田辺方面も臨時特急の待避(当該列車は当駅通過:待避する普通列車は当駅と紀伊田辺駅間時刻変更)のみである。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 866 |
1999年 | 834 |
2000年 | 836 |
2001年 | 826 |
2002年 | 806 |
2003年 | 803 |
2004年 | 792 |
2005年 | 781 |
2006年 | 797 |
2007年 | 842 |
2008年 | 818 |
2009年 | 767 |
2010年 | 771 |
2011年 | 758 |
2012年 | 780 |
2013年 | 799 |
2014年 | 735 |
2015年 | 773 |
2016年 | 799 |
駅周辺
- 国道42号
- みなべ自動車学校
- みなべ町役場
- みなべ町立図書館「ゆめよみ館」
- みなべ町立南部小学校
- みなべ町立南部中学校
- 和歌山県立南部高等学校
- 南部郵便局
- みなべ温泉
- 鶴の湯温泉
- 南部梅林
- 三鍋王子社
- 鹿島神社
- みなべインターチェンジ - 阪和自動車道
- うめ振興館
路線バス
- 龍神自動車
- 田辺駅・紀南病院方面
- みなべコミバス
- 中心部ルート 鶴の湯方面(火曜運休。1日6往復、うち始発は西本庄まで)
- 山間部ルート
- 東部 清川方面(月・水・金に運行。祝日の場合は運休。1日3往復)
- 西部 高城方面(火・木・土に運行。祝日の場合は運休。1日3往復)
- 岩代ルート 岩代方面(火・木・土に運行、1日3往復)
全便、デマンド式となっている。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- ■ 紀勢本線(新宮 - 和歌山 - 和歌山市)(きのくに線 : 新宮 - 和歌山 W)
- (亀山方面<<)新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - (双子山信号場) - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山(>>天王寺方面) - 紀和 - 和歌山市