初島駅
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初島駅(はつしまえき)は、和歌山県有田市初島町浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
和歌山駅 - 御坊駅間を快速運転する列車は通過となるため、事実上は各駅停車しか停車しない。しかし、1987年から1989年にかけての海水浴シーズンには、一部の特急が停車したことがある。
歴史
- 1938年(昭和13年)12月15日 - 紀勢西線の下津駅 - 箕島駅間に駅員無配置簡易停車場として新設開業[1]。同じ日には冷水浦駅も開業している。
- 1942年(昭和17年)1月15日 - 東亜燃料工業株式会社(現・JXTGエネルギー)専用側線の工事が完成、同線に発着する車扱貨物の取り扱いを開始する。駅長以下8名の職員が配置される[1]。
- 1944年(昭和19年)3月28日 - 駅舎竣工[1]。
- 1945年(昭和20年)7月28日 - 空襲を受け、駅舎焼失[1]。
- 1949年(昭和24年)3月14日 - 新駅舎竣工[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 線路名称改定。紀勢西線が紀勢本線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道に承継。
- 2007年(平成19年) - 3月から4月にかけて、駅の補強工事が行われる。
- 2018年(平成30年)3月17日 - この日より終日無人駅となる[2]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。配線上では棒線駅であるが、場内・出発信号機を備え、閉塞の境界として機能している。線路東側に駅舎があり、駅舎からホームへは跨線橋で連絡している。駅舎は1949年竣工のものを使用している。
御坊駅が管理する無人駅である。タッチパネル式自動券売機が1台設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | W きのくに線 | 御坊・白浜・新宮方面 |
2 | 和歌山・天王寺方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
駅設備
- 平成22年4月ごろから、1番のりば、2番のりばともに簡易自動放送が使用されている。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 536 |
1999年 | 488 |
2000年 | 475 |
2001年 | 448 |
2002年 | 435 |
2003年 | 414 |
2004年 | 399 |
2005年 | 393 |
2006年 | 397 |
2007年 | 407 |
2008年 | 414 |
2009年 | 392 |
2010年 | 407 |
2011年 | 419 |
2012年 | 396 |
2013年 | 402 |
2014年 | 403 |
2015年 | 398 |
2016年 | 340 |
駅周辺
駅の隣にJXTGエネルギー和歌山製油所がある。
- 有田市役所初島支所
- 有田市立初島小学校
- 有田市立初島中学校
- 有田初島郵便局
- 国道42号
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- ■ 紀勢本線(新宮 - 和歌山 - 和歌山市)(きのくに線 : 新宮 - 和歌山 W)
- (亀山方面<<)新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - (双子山信号場) - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山(>>天王寺方面) - 紀和 - 和歌山市