見老津駅
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見老津駅(みろづえき)は、和歌山県西牟婁郡すさみ町見老津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
当駅と周参見駅の間はおよそ10kmもあるため、間には双子山信号場が設けられている。
歴史
1938年10月、国鉄紀勢西線の周参見駅から江住駅までの開通に伴って開業。その後当駅は1959年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1938年(昭和13年)9月7日 - 紀勢西線の駅として開業[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 亀山駅から和歌山駅(現在の紀和駅)までの間が紀勢本線とされ、当駅もその所属となる[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 無人駅化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する、行違い可能な地上駅。駅舎は線路西側、ホームから構内踏切を介して線路を平面横断(遮断機、警報機つき)してスロープを降りたところにあり、国道と線路にはさまれた狭い場所であるため妻面に出入口がある構造となっている。駅舎は木造である。トイレは、駅舎横に設置されている。
新宮駅管理の無人駅であり、自動券売機の設置もない。乗車駅証明書発行機はあるが壊れている(2014年8月時点でも壊れたまま現存)。出札窓口も木の板でふさがれている。かつては駅舎内にミニ水族館(南紀枯木灘海洋生物研究所)があった。
駅舎内には駅ノートが設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | W きのくに線 | 紀伊田辺・和歌山方面 |
2 | 串本・新宮方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
駅周辺
国道42号沿いにあり、海も近い。附近の海岸は枯木灘と呼ばれる。
- 見老津保育所
- 大辺路 - 長井坂の登下山口に近い
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 27 |
1999年 | 27 |
2000年 | 19 |
2001年 | 13 |
2002年 | 12 |
2003年 | 10 |
2004年 | 9 |
2005年 | 8 |
2006年 | 7 |
2007年 | 11 |
2008年 | 12 |
2009年 | 15 |
2010年 | 12 |
2011年 | 13 |
2012年 | 13 |
2013年 | 14 |
2014年 | 14 |
2015年 | 14 |
2016年 | 11 |
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- ■ 紀勢本線(新宮 - 和歌山 - 和歌山市)(きのくに線 : 新宮 - 和歌山 W)
- (亀山方面<<)新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - (双子山信号場) - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山(>>天王寺方面) - 紀和 - 和歌山市