双子山信号場

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座標: 東経135度31分25秒北緯33.53389度 東経135.52361度33.53389; 135.52361


双子山信号場(ふたごやましんごうじょう)は、和歌山県西牟婁郡すさみ町和深川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線信号場である。見老津駅周参見駅の間が単線で約10kmもあるため、開設された。JR西日本管内の紀勢本線では唯一の単線交換信号場である。和歌山駅 - 紀伊田辺駅間複線化以前には南広信号場(現、広川ビーチ駅付近)があった。

構造

列車交換用に設けられた信号場である。海側の線路(1番線)を本線とした一線スルー式となっており、副本線である内陸側の線路(2番線)をともども双方向に出発信号機を備えている。そのため、行違いのない限りは上下方向に関係なく1番線を通行し、2番線は行違い待ちを行う列車のみが運転停車する。1番線周参見方、2番線見老津方に、それぞれ安全側線が設けられており、通常は無人の信号所で和歌山指令所にて遠隔操作・監視をしているが、毎年1回串本駅白浜駅合同で異常時取扱い訓練を行っている。

歴史

周辺

双子山の山裾にあり、山の谷間を縫って設置されており、移動手段は国道42号を走る路線バス以外交通機関はない。

隣の駅

西日本旅客鉄道
紀勢本線
見老津駅 - (双子山信号場) - 周参見駅