加茂郷駅
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加茂郷駅(かもごうえき)は、和歌山県海南市下津町黒田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
旧・下津町の中心部が近く、利用者も多い。
歴史
この駅は1924年(大正13年)2月、国鉄紀勢西線の最初の開通区間として和歌山駅(現在の紀和駅)から東和歌山駅(現在の和歌山駅)を経て箕島駅までが開通したのと同時に国鉄紀勢西線の加茂郷駅(かもごうえき)として開業した。当駅はその後昭和34年、三木里駅 - 新鹿駅間の開通をもって今の紀勢本線が全通、亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅となり現在に至っている。
- 1924年(大正13年)2月28日 - 紀勢西線の駅として開業[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢本線の駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継[1]。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを有する、中間待避線構造の地上駅。単式の1番ホーム側に駅舎があり、島式の2・3番ホームへは跨線橋で連絡している。古くからの駅舎が使われている。
和歌山駅が管理し、JR西日本の子会社であるジェイアール西日本メンテックが駅業務を受託する業務委託駅として、同社のアルバイト従業員が一人常駐している。POS端末の他、新型タッチパネル式自動券売機が1台設置されているが、高額紙幣(5千円札・1万円札)は使えない。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | W きのくに線 | 和歌山・天王寺方面 | 一部2番のりば |
2・3 | 御坊・新宮方面 | 2番のりばは一部列車のみ |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
下り本線は1番のりば、上り本線は3番のりば。2番のりばは上下線共通の待避線であるが、2015年3月14日現在のダイヤでは当駅での待避は設定されておらず、線路保守目的を兼ねた停車のみとなっている。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 1,368 |
1999年 | 1,305 |
2000年 | 1,197 |
2001年 | 1,136 |
2002年 | 1,072 |
2003年 | 1,058 |
2004年 | 1,044 |
2005年 | 987 |
2006年 | 1,007 |
2007年 | 1,003 |
2008年 | 1,010 |
2009年 | 966 |
2010年 | 1,008 |
2011年 | 960 |
2012年 | 924 |
2013年 | 904 |
2014年 | 816 |
2015年 | 846 |
2016年 | 804 |
駅周辺
- 海南市下津行政局(旧下津町役場)
- 国道42号
- 海南市立下津第二中学校
- 和歌山県立海南高等学校下津分校
- 海南市立海南下津高等学校
- 加茂郷郵便局
路線バス
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- ■ 紀勢本線(新宮 - 和歌山 - 和歌山市)(きのくに線 : 新宮 - 和歌山 W)
- (亀山方面<<)新宮 - 三輪崎 - 紀伊佐野 - 宇久井 - 那智 - 紀伊天満 - 紀伊勝浦 - 湯川 - 太地 - 下里 - 紀伊浦神 - 紀伊田原 - 古座 - 紀伊姫 - 串本 - 紀伊有田 - 田並 - 田子 - 和深 - 江住 - 見老津 - (双子山信号場) - 周参見 - 紀伊日置 - 椿 - 紀伊富田 - 白浜 - 朝来 - 紀伊新庄 - 紀伊田辺 - 芳養 - 南部 - 岩代 - 切目 - 印南 - 稲原 - 和佐 - 道成寺 - 御坊 - 紀伊内原 - 紀伊由良 - 広川ビーチ - 湯浅 - 藤並 - 紀伊宮原 - 箕島 - 初島 - 下津 - 加茂郷 - 冷水浦 - 海南 - 黒江 - 紀三井寺 - 宮前 - 和歌山(>>天王寺方面) - 紀和 - 和歌山市