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積水ハウス株式会社(せきすいハウス)は、大阪府大阪市北区に本社を置く住宅メーカーである。
1960年積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体とし、積水ハウス産業株式会社を資本金1億円にて設立(1963年に積水ハウス株式会社に商号変更)。現在は積水化学工業の連結対象からは外れている(セキスイハイムは積水化学工業の商品名である)。
Contents
概要
2012年度の販売戸数45098戸で国内第1位(内訳:鉄骨1万1945戸、木造4246戸、集合住宅2万8907戸)、売上高は1兆223億円で大和ハウス工業株式会社に次ぐ第2位。
子会社には積和不動産や積水ハウスリフォームなどがある。社団法人プレハブ建築協会に加盟。
みどり会・三水会の会員企業であり三和グループに属している[1][2]と同時に大輪会の会員企業である[3]。
同社のコーポレートメッセージは2013年5月現在「SLOW&SMART ゆっくり生きてゆく、住まいの先進技術」(ただしテレビ朝日の提供読みは「SLOW&SMART、積水ハウス」と読む)。また広告では「家に帰れば、積水ハウス。」も使用されている。
2001年より「5本の樹」計画として自生種・在来種の植栽を進めており、2013年4月現在累計植栽本数が900万本を突破した。積水ハウスのエクステリア事業の売上高は587億円(2013年1月期)であり、国内最大の造園会社である。
2008年に国際事業部を設置し海外事業へ参入した。2009年のオーストラリアでの住宅事業参入を皮切りに、「シンコ・ランチ」プロジェクトにて米国への居住用不動産事業への参入も果たしている。また2012年には中国・瀋陽に鉄骨住宅生産工場が完成し、操業を開始した。日本の本格的な工業化住宅生産工場が中国に進出したのはこれが初めてである。
2008年6月24日に環境省がエコファースト企業として認定。販売する全ての新築戸建住宅からの生活時の二酸化炭素排出量を1990年比で6%削減すること、次世代省エネ基準以前に施工した約50万戸の住宅の省エネリフォームを推進すること、太陽光発電や燃料電池の導入による二酸化炭素オフ住宅を推進することなどが約束された。
2013年4月26日にグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」内に、SUMUFUMU LABをオープン。同時にダイアログ・イン・ザ・ダークとの共創プログラム「対話のある家」を設置。
2014年6月16日に本社のある梅田スカイビルを中心とする新梅田シティが内閣総理大臣賞を受賞。この内閣総理大臣賞は公益財団法人都市緑化機構が主催する「緑の都市賞」の最上位である[4]。
主な商品
大手プラスチックメーカーである積水化学工業を母体とする積水ハウスは、1963年にプラスチックを材料に住宅を完成させた。脆い上にコストが莫大にかかるためオールプラスチックによる住宅は断念したものの、この経験が基になり、後に鉄骨とプラスチックを使用した新しいプレハブ住宅「A型」を完成させた。
販売体制についても、「A型」発売当初は母体であった積水化学工業が行っていた代理店販売方式を踏襲していたが、東京都千代田区末広町に日本初となる住宅展示場をオープンさせるなど直接販売方式へと移行した。
積水ハウスは鉄骨系プレハブ住宅と木質系プレハブ住宅の両方を販売している[5]。これに対して、積水化学工業の住宅ブランドであるセキスイハイムは、鉄骨ラーメン構造のボックス型ユニットを工場で生産し、建築現場で組み立てるという方式を採用している。
国土交通大臣認定の制振構造である、地震動エネルギー吸収システム「シーカス」(SHEQAS:Sekisui House Earth-Quake Absorbed System)を開発。これまでの一般的な耐震システムでは躯体自体に損壊は見られないものの、内装部への損傷が大きかったためできるだけ揺れを抑える構造が求められていた。ちなみに、同社独自の調査によれば、これまでの構造でも、阪神・淡路大震災ではブレースは数センチ伸びて揺れを吸収し、それ自体の損傷もほとんどみられなかったといっている(※自社独自調査による発表)
鉄骨構法
- ISシリーズ
- Beシリーズ
木造構法(シャーウッド)
エスバイエル(現ヤマダ・エスバイエルホーム)の木質パネル一体構法に影響を受けている。エスバイエルが所有していた特許である壁体内換気システムなどの特許が切れた後に、これらの構法を採用した。
- Gravisシリーズ
- パーソナルオーダーメイドシリーズ
3,4階建て住宅
- ビエナ(鉄骨構法)
- マキシオ(木造構法)
ゼロエネルギー住宅
- グリーンファーストゼロシリーズ
分譲マンション
- グランドメゾン
賃貸住宅
- シャーメゾン
かつてはツーバイフォー工法も手掛けていたが、積水化学工業が展開するセキスイツーユーホーム(現・セキスイハイム)、三井ホームなどのライバルに苦戦し、1990年代(バブル崩壊以降)にツーバイフォー工法から撤退した。
主な関係会社
連結子会社
- 積和不動産東北株式会社
- 積和不動産株式会社
- 積和不動産関東株式会社
- 積和不動産中部株式会社
- 積和不動産関西株式会社
- 積和不動産中国株式会社
- 積和不動産九州株式会社
- 積和グランドマスト株式会社
- 積水ハウスリフォーム株式会社
- 積水ハウスフィナンシャルサービス株式会社
- 積水ハウス投資顧問株式会社
- 積水ハウス・アセットマネジメント株式会社
- 積水ハウス梅田オペレーション株式会社
- 積和ウッド株式会社
- 積和建設グループ19社
- スカイレールサービス株式会社
- 株式会社住まいの図書館
持分法適用関連会社
- アルメタックス株式会社
- 日本パワーファスニング株式会社
- 日本住宅ローン株式会社
- 鳳ホールディングス株式会社(鴻池組の親会社)
主な分譲開発地
分譲住宅地
北海道
東北
- 外旭川分譲地 - 秋田県
- コモンヒルズ御所野 - 秋田県
関東
- 佐倉そめい野 - 千葉県佐倉市染井野
- 神和台 - 名谷町の中山地区の一部が、積水ハウスによって造成されてできた住宅地
- 霞ヶ丘団地- 旧団地地域内に大京の大型分譲マンションや積水ハウスなどによる戸建分譲住宅の建設プロジェクトが進められる
- コモンシティひがしはる野(東大宮)積水ハウス - 埼玉県さいたま市
- コモンガーデン草加 - 埼玉県草加市
- コモンステージ武蔵府中「杜季の街」(第1期) - 東京都府中市
- コモンライフ岩槻南平野 - 埼玉県さいたま市
- コモンステージひたち野パルケ - 茨城県牛久市
- コモンステージ上福岡 - 埼玉県ふじみ野市
- コモンステージおゆみ野南 - 千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-26-83他
- つくば研究学園新都の街 - 茨城県つくば市
- つくば豊里の杜さくら公園前 - 茨城県つくば市
- コモンガーデン仲町台 - 横浜市
- コモンステージひたち野 パーク・イン・パーク - 牛久市ひたち野西
- コモンシティ甚目寺
- コモンスクエア南大沢 サナレアの丘 - 東京都八王子市
- コモンステージ武蔵府中 杜季(とき)の街 - 東京都府中市
- かずさの杜ちはら台 - 千葉県市原市
- コモアしおつ - 1987年に積水ハウスが四方津駅北側を造成、山梨県上野原市
- コモンガーデン阿見本郷 - 茨城県稲敷郡阿見町
- コモンステージ東鳩ケ谷ArtGardenさくら木の丘 - 埼玉県川口市
- コモンステージ上福岡 - 埼玉県ふじみ野市
- コモンヒルズみなみ野「イーストウィング」- 東京都八王子市
- コモンステージひたち野パルケ・デル・ソル - 茨城県牛久市
- コモンステージ坂戸にっさい六花雲雀野 - 埼玉県坂戸市
- クラスヒルはるひ野 - 神奈川県川崎市
- コモンステージおゆみ野 FIRST HILLS - 千葉県千葉市緑区おゆみ野
- コモンヒルズセンター北「育みの丘」- 神奈川県横浜市都筑区
- 古河ニュータウンけやき平 - 茨城県古河市
- コモンスクエア南大沢 - 東京都八王子市
- コモンガーデン本郷の杜 - 埼玉県さいたま市北区
- 「シフォンの丘」(八王子みなみ野シティ) - 東京都八王子市
- かずさの杜ちはら台
- コモンステージひたち野
- グリーンタウン高尾住宅
- みらい平 陽光台 - みらい平202街区、TXみらい平駅最寄、共同分譲
- コモンアベニュー毛野 -
中部
- 矢田川ザ・シーン城北(超高層棟を持つ積水ハウスの集合住宅群)
- コモンヒルズ北山 - 岐阜市
- グリーンランド柄山 - 岐阜県各務原市
- 岐阜グリーンランド - 岐阜県岐阜市日野南、1989年
北陸
近畿
- コモンシティ星田- 大阪府住宅供給公社と積水ハウスにより、開発が進められた。
- 和大学園前ふじと台 - 和歌山県和歌山市、学園城郭都市
- きらりタウン近江舞子 - 滋賀県大津市南小松
- リフレ岬望海坂 - 大阪府岬町
- 和大学園前「ふじと台」- 和歌山県和歌山市
- グリーンピア佐野 - 東近江市佐野町
- 高槻日吉台4番町宅地開発
- 藤井寺分譲地“藤井寺市春日丘”
- 狭山駅西側の住宅地「南海さやまハーモニータウン」(積水ハウスが分譲)
- コモンステージ田原台
- 旧幣久良神社敷地 - 積水ハウスによる宅地開発
中国
- ヴェルコリーナ山口 - 山口県山口市小郡
- スカイレールサービス住宅地「スカイレールタウンみどり坂」の開発を青木あすなろ建設(当時は青木建設)らと
四国
- サンディスク陽南台 - 松江市国屋町
九州
- コモンライフおさゆき、ビューシティ 楡の木坂(にれのきさか) - いずれも北九州市小倉南区。現在のURによる徳力団地開発を契機として造成された住宅団地。コモンライフおさゆきは昭和期の積水ハウス単独事業だが、楡の木坂は平成期における他の事業者との共同事業。
- ヒルサイドアベニュー華里 - 北九州市八幡西区
- 折尾さつき台 - 北九州市八幡西区
- 野田町分譲住宅地 - 熊本市
- フランネル壱岐 - 福岡県福岡市西区, 事業者/福岡県住宅供給公社, 基本計画者として
- コモンライフ新宮浜 - 福岡県糟屋郡新宮町, 基本計画者は宮脇檀建築研究室、1982年
- コモンヒルズ生目心町
- サンアベニュー泉ヶ丘 - 合志市
- コモンガーデンシティ桜路 - 合志市)
- グランドメゾン - シーサイドももち西部ガスミュージアム跡地-西部ガスライフサポートによる24階建ての老人ホームと
開発実績
都市開発
- 六甲アイランドシティ - 神戸市沖の131haの人工島で「行きたい街・住みたい街」をテーマに職住接近、多世代居住、国際色豊かな都市を目指したまちづくり。
- 新梅田シティ - 梅田スカイビルを中心に、国際交流と地域コミュニティーの共生を目指した都市開発。2013年20周年を迎えた。
- シーサイドももち - 福岡市のウォーターフロントの埋め立て、砂浜と松林を再現するなど、緑豊かな住環境を実現したマンションや戸建住宅、商業施設の複合開発。
- 西宮マリナパークシティ - 西宮市の人工島・西宮浜でのマンションと戸建住宅のまちづくり。新西宮ヨットハーバーがある。
- 福岡アイランドシティ - 博多湾の人工島に官民協働で公園や道路などと調和のとれたまちづくり。マンションと戸建て住宅を供給。
- SAXAの杜 - 隣接する公園との一体感を演出した、商業施設、戸建て住宅、集合住宅の複合開発事業。
ビル
- 赤坂ガーデンシティ - 東京都心の再開発事業として「経年美化」の発想を取り入れたオフィスビル。
- 東京ミッドタウン - 旧防衛庁跡地に緑を積極的に取り入れ、美術館やホールなどもそなえた6社のJVによる大規模再開発事業。
- 台場ガーデンシティビル - 臨海副都心のオフィスビル。
- 本町ガーデンシティ - 「都市再生特別地区」の適用を受け、景観に配慮した約130mの高層ビル。高層階はセントレジスホテル大阪。
- ガーデンシティ品川御殿山 - ソニー本社跡地の再開発事業。環境配慮型オフィスビルと賃貸マンションを建築。
- グランフロント大阪 - 大阪最後の一等地といわれる「うめきた」での12社によるJV。オフィス、商業施設、ホテル・サービスアパートメント、分譲住宅、ナレッジキャピタルで構成。
ホテル
- セントレジスホテル大阪 - 事業主体として建築・所有する複合ビル内にあるホテル。
- ザ・リッツ・カールトン京都 - ホテルフジタ京都跡地に土地建物所得。
海外事業
- シンコ・ランチプロジェクト - アメリカのテキサス州で展開。
- ワン・ラウドウンプロジェクト - アメリカのバージニア州で展開。
- セントラルパークプロジェクト - オーストラリアのシドニーで展開。
- ボートハウス・レジデンス - シンガポールで展開。
- プンゴル・ウォータータウン - シンガポールで展開。
- ヒルスタ - シンガポールで展開。
- 裕沁 - 中国で展開。
沿革
- 1960年
- 1961年
- 宅地建物取引業者登録(大阪府知事登録 (1)第6714号)
- 積水ハウス「B型」発売
- メータモジュール採用
- アルミサッシ採用
- 1963年
- 1968年
- 宅地建物取引業者免許(建設大臣免許 (1)第403号)
- 1969年
- 宅地建物取引業者免許(建設大臣免許 (1)第540号)
- 1970年
- 1971年
- 1975年
- 東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第1部信用銘柄に指定
- 本社を大阪市北区中之島6丁目2番27号に移転
- 1977年
- Pro-Renta Haus-u. Wohnungsvermietung,s G.m.b.H.設立
- 株式をGBC(包括無記名証券)の形で西ドイツ・フランクフルト証券取引所へ上場
- 1980年
- 1981年
- EDR(欧州預託証券)形式により、ルクセンブルク証券取引所に上場
- 1984年
- 1987年
- 1989年
- トーヨド建設株式会社が積水ハウス木造株式会社に商号変更
- 1993年
- 大阪市北区に梅田スカイビル竣工、同時に本社を同ビルへ移転
- 1995年
- 2000年
- 低層賃貸住宅を「シャーメゾン」としてブランド名統一
- 2001年
- 累積建築戸数150万戸達成
- 2002年
- 滋賀工場に「住まいの夢工場」オープン
- 住宅におけるユニバーサルデザインの本格展開を宣言
- 2003年
- 2004年
- 東北工場に「東北 住まいの夢工場」を設置
- 2005年
- 積和不動産6社を100%完全子会社化
- リフォーム事業を会社分割し、100%子会社の積水ハウスリフォーム株式会社に承継
- 2006年
- 東京支社を赤坂ガーデンシティに移転
- 2007年
- 2008年
- 代表取締役会長兼CEOに和田 勇就任
- 代表取締役社長兼COOに阿部 俊則就任
- 2009年
- オーストラリア連邦における住宅事業を発表
- 2010年
- 積水ハウスグループ 2010年度中期経営計画発表
- 累積建築戸数200万戸達成
- 地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」にスターティングメンバーとして参画
- 2011年
- 2012年
- 2014年
- 100%子会社である積水ハウス投資顧問株式会社が資産の運用を行う、積水ハウス・リート投資法人が不動産投資信託証券市場へ上場[7]
- 2016年
- 鴻池組の親会社である鳳ホールディングス株式会社を持分法適用関連会社とする。
- 「なでしこ銘柄」に選出。2012年の選出から通算で4回(2013年は選出されず)、連続して3年選出された。
許認可登録
- 建設業許可
- 建築工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
- 土木工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
- 内装仕上工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
- 塗装工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
- 防水工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
- 電気工事業 国土交通大臣許可(特-25)第5295号
- 造園工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
- とび・土工工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
- タイル・れんが・ブロック工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
- 宅地建物取引業者
- 国土交通大臣免許(13)第540号
- 一級建築士事務所登録
- 大阪府知事登録(ヌ)第3208号 他
- その他
- 型式適合認定
- 住宅型式性能認定
- 型式部材等製造者認証
- 型式住宅部分等製造者認証
CM
- 1970年代に放送され(積水ハウス50年史によると、初放送は1970年~1971年放送の赤き血のイレブン)は、後にオムニバスCDにも収録された「積水ハウスの歌(作曲:小林亜星、作詞:羽柴秀彦)」を何度かアレンジしている。メロディーのみで、サビの最後の部分を流している程度の時期もあったが、2010年の50周年を記念して村上ゆきの歌唱による歌詞を変更した新バージョン(作詞:一倉宏)が放送開始しており、現在は村上バージョンに加えて曽我部恵一(村上とのデュエットバージョンもあり)やアルケミストの歌唱によるバージョンも流されている(2006年に「トリプル・キッチン」や「全日本大学駅伝」の放送内でグループ会社を紹介する1分間のCMが流れたが、ここでは南佳孝が歌っていた)。また、「積水ハウスの歌」を、同社のサウンドロゴと考えがちな意見も多い。イセハラエフエム放送では、1時間ヘッドくらいの頻度でフルコーラスが流れていた。
- かつて放送されたCMの中には、商品独自のCMソングと「積水ハウスの歌」を組み合わせて使用していた(「メーターモジュール」のCMなど)。
- CMのナレーターには長い期間、森本レオを起用していた。かつては積水ハウスといえば森本の声がイメージできるほどであった。
- CMは建設業界では珍しく、いち早くハイビジョン撮影を採用している。
- 「住まいの参観日」のイメージキャラクターとしてバーバパパ一家を採用している。かつては佃公彦の「ほのぼのファミリー」がイメージキャラクターとして採用されていた。
CM出演者
現在
過去
- 森本レオ(ナレーター)
- 下條アトム(ナレーター)
- 槇大輔(ナレーター)
- 三倉茉奈・佳奈(1998年)
- 染谷将太(2003年)
- 松浦紗知子(2004年)
- 内藤惟人(2004年)
- 多部未華子(2004年-)
- 小林翼(2005年)
- えれな(2006年)
- 西秋愛菜(2006年)
- 泉澤祐希(2006年)
- 田中佳奈(2006年)
- 桑代貴明(2006年-2007年)
- 日下部そう(2007年)
- 山田健太(2007年)
- 江口洋介(2007年-2008年)
- 二階堂ふみ(2007年-)
- 中村優子(2008年)
- 香里奈(2005年-2013年)
- 遠藤憲一(ナレーター)
- 大塚明夫(ナレーター)
- 天海祐希
- 毛利衛
ほか
CMソング
- シャーメゾン(賃貸住宅部門)~スガシカオ「JUNE」・「午後のパレード」・「1/3000ピース」・「コノユビトマレ」・「TOKYO LIFE」)
- 木造住宅シャーウッドや他のCMでは、オリジナルBGMなどを使用
スポンサリング番組
テレビ(現在)
90秒(30秒×3)以上
- 2016年10月改編で不定期に放送される「積水ハウススペシャル[8]」を除いて90秒のCMは流れなくなった。
60秒(30秒×2)
- 情報プレゼンターとくダネ!(フジテレビ系)毎週木曜日朝8:30頃~9:30前後のパートで放送。
- ネプリーグ(フジテレビ)
- 情報7days ニュースキャスター(TBS系・土曜22:00 - 23:24 隔週前後半入れ替え)[9]
- 世界一受けたい授業(日本テレビ)
- 金曜ロードSHOW!(日本テレビ)
- 水曜エンタ(テレビ東京・水曜21:00 - 22:54 隔週前後半入れ替え)(~2017年3月)→金曜8時のドラマ(2017年4月~[10])[11]
30秒
- ごごネタ!雪月花TV(CBCテレビ発・TBS系)※2011年4月6日~毎週水曜日(「えなりかずき・そらナビ!」終了以来のCBC発全国ネット番組)*2016年3月30日で番組終了。
- イッポウ(CBCテレビ)
- 開運!なんでも鑑定団(テレビ東京のみ)
- NEWS930α(tvk・木曜)
- UP!(メ〜テレ・木曜、金曜)
- 報道ステーション(月曜日)
- 木曜ミステリー(テレビ朝日系・木曜)[12][13]
- ともに2016年9月まで長きに渡り提供していた日曜洋画劇場→日曜エンタテインメント(同系)に代わってテレビ朝日系の2016年10月~通常提供番組。2017年4月より60秒扱いのクレジット・提供読みになっている。
など。
その他
※「日曜洋画劇場」などの休止振り替えで入る場合が多い。
- 中部日本放送制作全国ネット特番(TBS系・主に土曜・もしくは日曜の午後~夕方)
テレビ(過去)
90秒(30秒×3)以上
- みんなで歌おう'71〜'75(TBS系・水曜21:00 - 21:30→19:00 - 19:30)
- 二郎さんのOh!マイおやじ(ABC制作 NETテレビ(現・テレビ朝日)系・日曜19:00 - 19:30)。
- 七つの文字(TBS系・水曜19:30 - 20:00)*司会は柏村武昭。
- ゆかいな音楽会(TBS系・水曜19:30 - 20:00)*神津善行・中村メイコ夫妻が司会。
60秒(30秒×2)
- わくわく動物ランド(TBS系)
- ブロードキャスター(TBS系)*「わくわく動物ランド」終了から提供。
- 特命リサーチ200X(日本テレビ系)
- スーパースペシャル(日本テレビ系 2000年前後に20時台の枠でスポンサーに入ったことがある)
- 土曜ドラマ(日本テレビ系)
- 金曜エンタテイメント(フジテレビ系)*
- NNNきょうの出来事(日本テレビ系「-the Day」から「SPORTS&NEWS」の時代に提供。月曜・水曜か火曜・木曜の隔日30秒ずつ)
- 水曜ミステリー9(第1期)(テレビ東京系。隔週で提供枠は交互に入れ替えていた。21時台→22時台→21時台の順に。前身の「女と愛とミステリー」途中から)
- 水曜シアター9(テレビ東京系・水曜21:00 - 22:54 隔週前後半入れ替え)*2009年4月8日~2010年9月まで。
- 日曜洋画劇場(テレビ朝日系・日曜21:00 - 22:54 隔週前後半入れ替え)*2013年4月より「日曜エンターテインメント」へ移行。
30秒
- ドラマ30→ひるドラ(毎日放送・中部日本放送交互制作 TBS系・月曜 - 金曜13:30 - 14:00)
- CBCニュースワイド(平日、土曜日)
- FNNスーパーニュース(フジテレビ)
- NEWS FINE(テレビ東京)など
その他
- 積水ハウス スポーツスペシャル 全日本大学駅伝対校選手権大会(テレビ朝日系・毎年11月)2003年 - 2008年(後にJAバンクに交代。弊社は最後の部分に提供。)
- サッポロビール新春スポーツスペシャル 箱根駅伝(日本テレビ系・毎年1月2日・3日)2005年 - 2008年
初のスポンサリング
前述の通り、最初にテレビ番組の提供をしたのは日本テレビ系で次いでTBS系、日本教育テレビ→テレビ朝日系(1973年のモーニングショーの提供時に放送された生コマーシャルがACC賞を受賞)、テレビ東京系(主にテレビ大阪制作の開局記念特別番組から産声を上げた)、フジテレビ系(最初は午前帯の主婦向け情報番組提供とプロ野球ニュース(第2期)以降のローカルセールスから始まっていたらしい。後に大阪国際女子マラソンのスポンサー前後より全国ネット番組のスポンサーへ昇格)の順でテレビ番組のスポンサーとなっている。
ラジオ
- ラジオでもスポンサード活動はしている。ただ、全国ネットでの提供は少ない。
- 関東では長らくニッポン放送での提供が続いたが、2000年代に入り、文化放送昼ワイド番組の1コーナースポンサーとなっている(2013年3月現在は「吉田照美ソコダイジナトコ」の番組内08:12~08:22と「大竹まこと・ゴールデンラジオ!」の番組内14:00~10のコーナースポンサーである)。
- 積水ハウスPRESENTS村上ゆきのスローリビングがスタートした。TBSラジオ2011年4月~(関東ローカルだったがSBC信越放送でもネット開始した)。
- RKBラジオで王理恵のおさんぽノートの1社提供を担当した事があった。
- 関西ローカルでは「三枝輝行の商い勘所」(MBSラジオ)のスポンサーとなっている。
社会貢献活動
- 環境省エコチル調査企業・団体サポーター(2011年-)
不祥事・事件
顧客提訴事件
2006年(平成18年)7月31日、同社に勤務する在日韓国人社員が、人種に基づく差別的発言を受けたとして、同社の顧客に対して300万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求める訴えを大阪地方裁判所に提起した。 なお、同社は事件の訴訟費用を負担し、なお且つこの社員が裁判に出席する時間を勤務時間とみなすなど、この訴訟を全面的に支援する方針であることを表明している。一方、顧客側は同社の欠陥工事(排水の逆勾配工事)を隠蔽した不当請求が事件の原因であると主張している[14]。
2007年4月に裁判所が和解を提案。積水ハウスが提示した和解案を、顧客側は受け入れなかったが、日本人男性が在日韓国人社員に対し、発言で原告の名誉感情を傷付けた事への謝罪と、慰謝料ではなく解決金として30万円を支払うことで8月31日に和解が成立した[15]。
営業停止事件
2007年8月27日、国土交通省近畿地方整備局は、マンションの新築工事で義務付けられている監理技術者を置かなかったことなどを理由に、岐阜・静岡・愛知・三重の東海4県で、積水ハウスに15日間の一部営業停止を命じた[16]。
建築中の住宅に対する損害賠償訴訟
2007年9月21日、名古屋地方裁判所は、名古屋市の男性らが自らが発注し積水ハウスが建築していた住宅と車庫に欠陥があるとし、既に払った建築代金と建築途上の建物の撤去を積水ハウスに対して求めた裁判において、請求をほぼ認容し、既払金400万円と建築途中の建物の撤去を命じる判決を下した[17]。
構造計算書の偽造
建築確認を受けずにアパート建設
同社が、広島市安佐南区に建築を開始したアパートについて、建築確認を受けず、虚偽の確認番号を表示していたことが、7月に判明した(2008年9月6日の各新聞報道にて)[18]。広島市が同社に工事中止命令を出し、同社は建築途中の問題の建物を撤去、改めて建築をやり直すことになった。
雇用問題を巡り派遣社員が提訴
同社の『大阪南カスタマーセンター』で2004年から勤務してきた派遣労働者の30歳代の女性が、2008年8月末に「12月に再雇用する」と上司から告げられ退職したものの、同年10月に「3年間勤務した派遣社員の再雇用は問題がある」などと告げられ、再雇用しないことを通告された。これに対してこの女性は、2009年3月9日に、同社と人材派遣会社・『リクルートスタッフィング』の2社を相手取り、雇用契約の確認や慰謝料100万円の支払いを求め、大阪地裁に提訴した[19]。
法人税の申告漏れ
同社が、大阪国税局の税務調査により、2005年1月期~2009年1月期までの4年間に亘り約4億円の申告漏れを指摘されていたことが、2010年3月に判明した。追徴税額は約1億3000万円[20]。
不適切な電気工事
同社からの2011年10月22日付けの報告により、電気工事業法の規定に違反して、電気工事業の届出を行っていない同社の社員が電気工事を行ったこと及び電気工事士法第3条の規定に反して、電気工事を行った社員の一部は電気工事士の資格を有していなかったことが明らかとなり、同10月28日付けで経済産業省原子力安全・保安院(当時)から厳重注意の処分を受けた。[21]
受動喫煙訴訟
同社の滋賀県の工場に勤務していた女性社員が、男性社員の多くが工場内の喫煙室を利用せず、女性社員の勤務するミシン室で喫煙をし続けていたことで、受動喫煙状態となり、2009年7月に、煙草の煙に起因する化学物質過敏症(シックハウス症候群)と診断された。女性社員は上司に掛け合ったが応じてもらえず、2011年12月に同社を相手取り、慰謝料などを求める訴えを大阪地方裁判所に起こした[22]。一審の大阪地裁は原告の訴えを退けたが、二審の大阪高等裁判所で2016年5月31日付で、積水ハウス側が原告に対し解決金約350万円を支払う内容で和解が成立した[23]。
土地購入をめぐる詐欺被害
2017年4月24日、五反田駅から徒歩3分の立地にある旅館「海喜館」の所有者Eを名乗る女と約600坪の旅館敷地を70億円で購入する売買契約を締結。6月1日に売買の窓口となった「IKUTA HOLDINGS株式会社」(千代田区永田町)に所有権移転の仮登記、さらに同日、積水ハウスに移転請求権の仮登記がなされ、同日、売買代金のうち63億円を支払い、直ちに所有権移転登記を申請した。しかし6月9日に法務局より所有者側の書類が真正ではないとして登記申請が却下され、6月24日には相続を原因として所有者Eの実弟である2人の男性に所有権移転の登記がなされた。「池袋のK」と呼ばれる、所有者Eに成りすました女を中心とした地面師グループにより騙し取られたことが発覚した。9月15日、警視庁に詐欺容疑で告訴状を提出した。なお、IKUTA社の本社所在地は登記上、小林興起元衆議院議員の事務所となっているが、事務所側は「登記上、事務所にしていただけ」としている[24][25]。
相続登記後、「池袋のK」らとは連絡が取れなくなり、63億円のうち女からの預かり金7.5億円を相殺したが、残りはほぼ回収困難と見込まれることから55.5億円の特別損失を計上。事件の責任を取る形で、和田勇会長と阿部俊則社長は2カ月間、減俸20%、ほかの取締役は減俸10%とする処分を発表した[26]。
脚注・出典
- ↑ メンバー会社一覧 - みどり会
- ↑ 六大企業集団の無機能化 - 同志社大学学術情報検索システム内にあるPDFファイル。筆者は経済学者の田中彰。
- ↑ 大輪会(だいりんかい)とは - 泉佐野丘陵緑地公式サイト内のページ。
- ↑ 積水ハウスが新梅田シティの緑地で「内閣総理大臣賞」財経新聞、2014年10月16日。
- ↑ よく分かるハウスメーカー 積水ハウス 鉄骨系・木質系両方に独自の耐震技術 All About
- ↑ ケミレスタウン・プロジェクト
- ↑ 積水ハウス・リート投資法人-積水ハウス・リート投資法人の上場のお知らせ
- ↑ これまでにTBS系・テレビ東京系・テレビ大阪制作・テレビ東京系で放送されている。
- ↑ 後継番組の「新・情報7Daysニュースキャスター」にも番組提供中。
- ↑ 「釣りバカ日誌3」より番組提供。
- ↑ 移動初回は特番「世界の秘境で日本食堂第21弾」内にて、移動2回目も「超かわいい映像連発!どうぶつピース!!2時間SP」内にてそれぞれ流れていた。
- ↑ 開始初回は日曜18時57分から木曜19時へ移動してきた「日本人の3割しか知らないことくりぃむしちゅーのハナタカ!優越館2時間スペシャル」内にて20時台2枠に分けて30秒ずつ放送。
- ↑ ただし、広島ホームテレビは差し替えローカルプロ野球中継内にて放送された。
- ↑ 2006年8月7日 東京新聞
- ↑ 2008年8月31日 朝日新聞
- ↑ 「積水ハウス、15日間の一部営業停止、マンション工事で建設業法違反」、日経BP、2007年8月27日。
- ↑ 「積水ハウスに400万円の賠償命令 住宅と車庫に欠陥」、 朝日新聞(個人サイトの転載)
- ↑ 虚偽の確認番号示し建設 積水ハウス、不正指摘されて途中で建物撤去 47NEWS(2008/09/06 12:59【共同通信】)
- ↑ 積水ハウスに地位確認求め提訴 元派遣女性 産経新聞(「ユニオン」と「労働ニュース」アーカイブ)
- ↑ 積水ハウス申告漏れ、資産計上めぐり4億円 大阪国税局指摘 MSN産経ニュース(個人サイトの転載)
- ↑ 不適切な電気工事について(厳重注意)、平成22-10-26原院第2号
- ↑ 「受動喫煙で健康被害」 積水ハウス社員が提訴 朝日新聞 2011年12月12日
- ↑ 積水ハウス 「受動喫煙で被害」元社員と和解 毎日新聞 2016年6月4日
- ↑ 積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口現代ビジネス 2017年8月3日
- ↑ 積水ハウス、「地面師」を告訴 詐欺容疑で55億円被害か日本経済新聞 2017年9月15日
- ↑ 63億円詐欺も痛くない?積水ハウスの超快走東洋経済 2017年9月21日