福岡放送
福岡放送 | |
---|---|
放送対象地域 | 福岡県 |
ニュース系列 | NNN |
番組供給系列 | NNS |
略称 | FBS |
愛称 | FBSテレビ |
呼出符号 | JOFH-DTV |
呼出名称 | ふくおかほうそうデジタルテレビジョン |
開局日 | 1969年4月1日 |
本社 |
〒810-8655 福岡県福岡市中央区清川2丁目22番8号 |
演奏所 | 本社と同じ |
リモコンキーID | 5 |
デジタル親局 | 福岡 32ch |
主なデジタル中継局 |
北九州・行橋・糸島 32ch 久留米・大牟田 21ch 宗像 20ch |
公式サイト | http://www.fbs.co.jp/ |
株式会社福岡放送(ふくおかほうそう、英: Fukuoka Broadcasting System Corporation)は、福岡県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。 略称はFBS。日本テレビ系列に属している。
Contents
会社概要
事業所
- 本社・演奏所
- 支社
- 東京支社:東京都中央区銀座五丁目15番8号 時事通信ビル9階
- 大阪支社:大阪府大阪市北区梅田一丁目2番2-1000号
- 北九州支社:福岡県北九州市小倉北区米町二丁目2番1号 新小倉ビル
- 過去には久留米市にも支社(福岡県南部・佐賀県の広告営業)があったが、福岡本社に統合して廃止した。
- バンコク支局 タイ
- ソウル支局 韓国
その他
- コールサインはJOFH-DTV。NNN・NNSの九州地方の基幹局である。
- NNN系列フルネット局がない佐賀県のNNNニュース取材も行っている。また1990年10月から1991年3月までの半年間、長崎県にNNN系列空白区域が発生したときには長崎支局を開設し、長崎県内の取材も担当していた。全国高等学校サッカー選手権大会の佐賀県大会決勝、及び、全国大会での佐賀県代表出場試合もFBSが中継する。
- キャッチコピーは2012年3月より「5ing!FBS 全力放送」で、地上デジタル放送のキャッチコピーは「地デジも全力放送。」の他、「地域密着No1」も使用していた。2014年の開局45周年の際は「未来(あした)へ」のキャッチコピーが期間限定で使用された。2016年4月から、新キャッチコピー「みたいけん。FBS」が使用されている。「みたいけん」とは博多弁で「見たいから」の意で、「未体験」にも掛けている。
主なチャンネル
直接受信可能エリアは福岡県、佐賀県のほぼ全域と山口県下関 - 宇部市付近の沿岸部、長崎県有明海沿岸部、壱岐、対馬、大分県中津 - 宇佐・日田地域、熊本県北部の一部地域。
NNN系列局のリモコンキーIDは原則「4」となっているが、福岡県では先に開局したJNN系列のRKB毎日放送(RKBテレビ)が福岡地区のアナログ放送チャンネルと同じ「4」を獲得していることに加え、ANN系列の九州朝日放送(KBCテレビ)も福岡地区のアナログ放送チャンネルと同じ「1」を獲得したことでANN系列局が使用することが多い「5」が空いていたことから、札幌テレビ放送(STV)と同番となる「5」を獲得した[1]。佐賀県でもそのまま「5」にプリセットされるが、長崎・熊本・大分・山口の各県では、地元ANN系列局(長崎文化放送・熊本朝日放送・大分朝日放送・山口朝日放送)が「5」を使用しているために枝番が付く。
このことを周知することから、FBSのID画面では「地デジGO!」と宣伝したものを放送した(その一例として、戦隊ヒーローもののかぶり物をした人たちが人文字で「5」をこしらえたり、アイドル風の3人の女の子がテクノ調の曲に合せて指文字で「5」と表し「ラララ地デジGO!」と歌うものもあった)。
局名 | 物理チャンネル | 空中線電力 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|
福岡局 | 32ch | 3kW | 福岡タワー | 当初暫定30Wで運用し、2006年11月試験的に定格に引き上げ。12月以降は定格出力 |
北九州局 | 32ch | 1kW | 皿倉山 | 2006年10月1日開局。当初は暫定10Wで運用し、1ヶ月後に100Wに引き上げ |
久留米局 | 21ch | 30W | 九千部山 | 2006年12月1日開局。当初は暫定3Wで運用 |
大牟田局 | 21ch | 10W | 甘木山 | 2007年6月1日開局。当初は暫定1Wで運用していた |
行橋局 | 32ch | 10W | 大坂山 | 2007年9月1日開局 |
宗像局 | 20ch | 21W | 許斐山 | 2007年9月1日開局。試験放送時は暫定2Wで運用 |
苅田局 | 21ch | 1W | 垂直偏波 | |
筑前山田局 | 21ch | 1W | 熊ヶ畑山 | |
吉田局 | 15ch | 1W | 権現山(小倉南区) | |
黒木局 | 32ch | 1W | ||
須恵局 | 32ch | 1W | 岳城山 | |
太宰府局 | 20ch | 1W | 高雄山 | |
鞍手局 | 32ch | 1W | 六ヶ岳 | 垂直偏波 |
田野浦局 | 36ch | 0.3W | ||
早良局 | 20ch | 0.3W |
アナログ放送
局名 | チャンネル | 空中線電力 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|
福岡局 | 37ch | 30kW | 鴻巣山 | |
北九州局 | 35ch | 10kW | 皿倉山 | |
久留米局 | 52ch | 300W | 九千部山 | |
大牟田局 | 43ch | 300W | 甘木山 | |
行橋局 | 43ch | 100W | 大坂山 | 垂直偏波 |
宗像局 | 47ch | 30W | 許斐山 | |
苅田局 | 37ch | 10W | 垂直偏波 | |
筑前山田局 | 47ch | 10W | 熊ヶ畑山 | |
吉田局 | 43ch | 10W | 権現山(小倉南区) | |
黒木局 | 37ch | 10W | ||
須恵局 | 39ch | 10W | 岳城山 | |
太宰府局 | 61ch | 10W | 高雄山 | |
鞍手局 | 21ch | 10W | 六ヶ岳 | 垂直偏波 |
田野浦局 | 43ch | 3W | ||
早良局 | 44ch | 3W |
オープニング・クロージング
- 現行(2005年-)
- 放送開始の告知(オープニング)は行っておらず、放送終了の告知(クロージング)のみを放送している。夜の福岡の街をヘリコプターでシーサイドももちから天神、キャナルシティ、博多駅の順で映していき、最後に渡辺通りのFBS社屋を空撮した映像にBGMを重ねたものである。本社屋移転に合わせて一新した。
- 1世代前(1994年4月 - 2005年2月27日《本社移転》まで)
-
- 開局25周年に合わせて一新。
- オープニング:モーツァルトの「おもちゃのマーチ」を子供たちが演奏する様子の映像を中心に、左側を中継局の一覧がスクロールする。それまでCH案内は一部中継局だけだったが、このバージョンでは全局が表示された。
- クロージング:擬人化された動物たちがジャズバーで酒と音楽を楽しむ様子を描いた影絵アニメをバックに、右側を中継局の一覧がスクロールする。バックに使われていた楽曲はキャノンボール・アダレイの「Stars Fell on Alabama」を短く編集したもの。
- なお、本社移転当日の最後のCLの前には、「これをもちまして渡辺通現社屋からの放送を終了いたします 明日 あさ5時55分からは福岡市中央区清川の新社屋で放送を開始します これからも多彩なFBSの番組をお楽しみください」というお知らせがあった。
- 2世代前(1982年頃 - 1994年3月)
-
- オープニング:朝をイメージする映像と、軽快なインスト音楽をバックに中継局(一部)の一覧を流した後、ブルーバックで今日の日付・番組一覧を表示する。
- カラーバー→グレーバックに白い輪郭のFBSロゴ→レースカーテンをかけ、花瓶を置いた出窓(窓の向こうは白)→出窓が無人で開く→柄の部分にタオルをかけたテニスラケットの横にテニスボールが置いてあり、もう1つのテニスボールが画面の外から転がってきて、ラケットとテニスボールにぶつかる(バックは白)→白い丸テーブルの上に置かれたバスケットとレモンスカッシュ(1つずつ)→ホワイトバックの右下に「福岡放送」の白テロップ(丸ゴシック体)→ブルーバックになり、日付と曜日を中央に表示。曲が変わり、「おはようございます。ただいまからFBS福岡放送の放送を開始いたします」のアナウンス(女性アナ)→ブルーバックに「このあとの番組」を表示。「このあとの番組はご覧の通りです。今日も一日、FBSテレビジョンの番組でお楽しみください」のアナウンス(1分15秒)
- エンディング:ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの「A Look To My Heart」をバックにレコードのターンテーブルやろうそくの炎などが映る。また、エンディングには「明日の放送開始は○:○○(開始時間)です」 という1枚画を添えていたことがあった。
- オープニング:朝をイメージする映像と、軽快なインスト音楽をバックに中継局(一部)の一覧を流した後、ブルーバックで今日の日付・番組一覧を表示する。
- 三世代前(1969年頃-1982年頃)
- 開局からしばらくはスタジオオーケストラ演奏の「ぼんち可愛や」の演奏とともに、天神祭の切り絵が局名・コールサインとともに静止画で表示していた。
- また、開局当初は福岡市内の夜景写真をバックに中継局一覧→その中継局の所在地図(福岡・佐賀のほぼ全域と山口県西部は黄色く塗りつぶされている)→FBSのロゴと夜景写真というパターンもあった。
フィラー放送
- 定時番組終了後は「日テレNEWS24」が、フィラー番組として放送されている。
- フィラー放送の前には、「日テレNEWS24」のロゴマークが出て、画面下部には「このあとは日テレNEWS24をお送りします」と表示する。
- 「日テレNEWS24」放送中のCMは、(差し替えなどは行われず)「日テレNEWS24」で流れているものがそのまま放送される。
資本構成
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[2][3][4][5][6]
2015年10月1日
株主 | 比率 |
---|---|
九州電力 | 26.7% |
読売新聞グループ本社 | 20.0% |
日本テレビホールディングス | 16.9% |
過去の資本構成
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
3億円 | 12億円 | 500円 | 600,000株 | 19 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
九州電力 | 60,000株 | 10.00% |
平田正蔵 [9] | 58,000株 | 9.66% |
西日本ユウコー商事 | 46,000株 | 7.66% |
読売新聞社 | 42,000株 | 7.00% |
西日本新聞社 | 42,000株 | 7.00% |
九州産業不動産 | 42,000株 | 7.00% |
読売興業 | 36,000株 | 6.00% |
有田一壽 [8] | 36,000株 | 6.00% |
中島忠輔 [8] | 36,000株 | 6.00% |
西日本銀行 | 30,000株 | 5.00% |
福岡銀行 | 30,000株 | 5.00% |
西日本鉄道 | 30,000株 | 5.00% |
沿革
- 当時の本社は博多区築港本町(博多パラダイス)。福岡送信所は福岡市中央区小笹の鴻巣山(新築)、北九州中継局は皿倉山(新築)、久留米中継局は九千部山に設置。
- 当時はUHFチューナー付のテレビが普及しておらずFBSの視聴率が低くなるため、CM放送料をVHF局よりも低く設定せざるを得なかったことや、白黒からカラー放送への過渡期で、キー局の日本テレビでも完全にカラー化されておらず、カラー放送機材が大変高価で、3箇所の基幹送信所とカラー設備を開局当初から揃える余裕がなかったことから、スタジオ、中継用の放送設備や人員を最小限に抑え、テレビカメラなどの放送機材は安価な白黒放送機材を導入し、自社制作番組を極力制作しない方針が取られた。同様の方針は、昭和40年代に開局した他のテレビ局においてもみられた。先発VHF局は、親局(福岡又は八幡)のみ先に開局し、数年後に中継局(八幡又は福岡、久留米)を開局しており、FBSはエリア拡大を優先させた。
- 1969年(昭和44年)
- 社史によると、開局間もない頃はスタジオサブの機材が整備されておらず、ローカルのスタジオ生放送番組は白黒放送機材を搭載した中継車をスタジオサブ代わりにして放送していたため、しばらくの間カラー化されなかった。スタジオも近年のテレビスタジオのようなしっかりしたものではなく、他の部屋からの音が聞こえるようなものだった。開局当時はメイク担当者もいなかった。
- ただし、マイクロ波中継器を他社に先駆けて導入するなど、スタジオ設備が整っていない代わりに、屋外からの生中継は当初から積極的に行っていたようである。
- 社史によると、開局間もない頃はスタジオサブの機材が整備されておらず、ローカルのスタジオ生放送番組は白黒放送機材を搭載した中継車をスタジオサブ代わりにして放送していたため、しばらくの間カラー化されなかった。スタジオも近年のテレビスタジオのようなしっかりしたものではなく、他の部屋からの音が聞こえるようなものだった。開局当時はメイク担当者もいなかった。
- 1972年(昭和47年)9月13日 - カラー中継車導入。[13]
- 1979年(昭和54年)開局10周年
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 福岡送信所の送信機を更新。(UHF30kw級の送信所では世界初となる全固体化送信機)[15]
- 1987年(昭和62年)11月29日 - テレビジョン文字多重放送実施(福岡地区かつ関西以西の民放初)。
- 1990年(平成2年)10月1日 - 長崎支局を設置(長崎国際テレビ開局延期による設置で1991年(平成3年)4月1日の開局により廃止となった)。
- 1994年(平成6年)3月10日 - 矢部中継局を最後にアナログテレビ中継局の開局が終了。[16]開局25周年
- 1997年(平成9年) - CM間引き問題発覚、後に同様の問題で発覚した北陸放送と同時に処分を受ける。日本民間放送連盟・NNSの会員資格を除名・停止させられた。その際には24時間テレビの自主的な募金活動を自粛し、くまもと県民テレビが九州地区幹事局を代行した。
- 2000年(平成12年)11月 - ロゴを現在の物に変更(デザインは藤井フミヤ)(旧ロゴは開局から用いられた物で、赤でF、青でB、黄色でSを角書体にしたものだった。ただし、マイク、中継局の外壁、表札は旧ロゴのまま)。
- 2002年(平成14年)11月 - 中央区清川に新社屋着工開始(エフエム福岡南東)。
- 2004年(平成16年)9月 - 開局35周年事業の一環として、中央区清川の現社屋が完成。
- 2005年(平成17年)2月27日 - 現社屋に移転、2度目の本社屋移転。同時にデジタル対応マスターへ更新(NEC製)結果は、キー局の日テレより1年の僅差を費やした。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 地上デジタル放送開始。
- 2011年(平成23年)7月24日 - 地上アナログ放送終了。
ネットワークの移り変わり
- 1969年(昭和44年)4月1日 - この日の開局以来日本テレビ系列マストバイ局である。ニュースネットワークNNNに加盟したが全日に限れば九州では初であった。日本テレビ九州分室から九州全般の取材を継承したが、徐々にクロスネット局に移行。
- 1972年(昭和47年)6月14日 - この日発足のNNSに加盟。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 熊本県の取材を熊本県民テレビに移管。
- 1990年(平成2年)10月1日 - テレビ長崎の日本テレビ系離脱により長崎支局を開設。
- 1991年(平成3年)4月1日 - 長崎県の取材を長崎国際テレビに移管。以降取材エリアが福岡・佐賀両県のみとなる。と同日にTVQ九州放送の開局で一部番販ネットしていたテレビ東京系の番組が同局に移行して姿を消す。
- 1997年(平成9年) - CM間引き問題で日本民間放送連盟・NNSから活動停止処分を受けるが1年で解除。
福岡県と日テレ系
当初、福岡県の日テレ系列は八幡市(現・北九州市)に本社を置いていたテレビ西日本(TNC)であった。これは当時、TNCに日テレが資本参加していたことが主な理由としている。また当時のTNCは朝日新聞社も資本参加していたので、福岡市にある九州朝日放送(KBC、当時は日本教育テレビ(NET、現・テレビ朝日)とフジテレビジョンの2つのキー局のクロスネット局だった)と合併させて福岡県全域をカバーする朝日系テレビ局を開局することを条件にTNCは関門地域、KBCは福岡地域を主対象として開局させた。
しかし、その後朝日新聞社はTNCから資本撤退した事でKBCとの合併は撤回、互いに相図ってサービスエリアの相互乗り入れをして両局は全県放送を開始したが、入れ替わる形で山口放送(KRY)が下関市に関門テレビ放送局を開局(当初はTNCのサービスエリアを考慮し、日テレ系の徳山=現・周南本局とは番組内容を代えて事実上はNETメインの独立局扱いとして開局)。さらに読売新聞西部版の創刊で、TNCとの資本関係が強い西日本新聞に重圧を与えることになる。
更にTNCとKBCが全県放送を開始したことにより、同じように毎日新聞資本でラジオ九州(福岡市)と西部毎日テレビジョン放送(小倉市=現・北九州市)の統合で誕生したRKB毎日放送側が反発。その事から毎日側がUHFによる新テレビ局を開局させる計画につながって、読売側も資本参画する動きまで出る事態となった。そのため、TNCと西日本新聞はこのまま日テレ系で続ける事が難しいとしてスポンサーからの反対を押し切って1964年(昭和39年)10月にフジ系列への一本化を強行し、またKBCもフジ系列とのクロスネットを捨てNET系に一本化。日テレ系フルネットのテレビ局が福岡県から一旦消滅することとなった。それとほぼ同時に、山口放送も事実上NETメインだった関門局も徳山本局と同じ日テレ系に一本化し、FBSが開局するまでは事実上福岡県での日テレ系列を補完する役割を持っていた。また福岡県でも日テレ系列の一部の番組は番販の形でRKBなどがネット受けしていた。また報道に関しては、九州地区のNNNのフルネット局がこの期間中消失してしまっていた[17]関係で、日本テレビが福岡に九州分室を設置して取材を担当していた[18]。
4年後の1969年(昭和44年)4月1日、福岡初のUHFテレビ局となるFBSが開局。TNCのネットチェンジから4年半、読売新聞と日本テレビにとって待望のフルネット局が誕生したが、上記の経緯から最初は福岡と久留米だけの開局であり、北九州局の開局は、KRY関門局とのエリア調整に時間を要し5か月遅れで開局した[19](ちなみに、その後開局したTXN九州(現・TVQ九州放送)は福岡・久留米・北九州同時に開局している)。
シンボルマーク
2000年(平成12年)11月1日から採用している新しいシンボルマーク(参考リンク)は福岡県久留米市出身のミュージシャン藤井フミヤがデザインした。コンセプトは「family・家族」で、FBSの頭文字「F」をモチーフに子どもを抱いた聖母をイメージしている。
マスコットキャラクター
- ゆめんた
- 1994年から、開局25周年を記念して2と5を組み合わせたピッピィと言うキャラクターが存在。
- また、これとは別に2016年4月の「みたいけん。FBS」のキャッチコピー制定と同時に頭の部分が大きい目になった犬のキャラクターも登場した[20]。
概況
- 現在8か所の情報カメラを所有している(本社屋上、福岡空港、博多港(福岡サンパレス[21])、久留米、北九州、北九州空港、関門橋、波戸岬)。社史によると、福岡空港に情報カメラを設置したのはFBSが初めてである。
- 2007年9月28日まで『ズームイン!!SUPER』は途中の6:30から放送(ただし、6:00のNNNニュースSUPERは同時ネット)、2007年10月1日から放送終了まではフルネットで放送していた。
- 2015年9月28日より『Oha!4 NEWS LIVE(第2部)』の差し替え番組として、自社制作番組『バリはやッ!ZIP!』を放送[22]。
- NNN基幹局では唯一MANPAの放送経歴がなかったが、2012年1月から同年12月にかけて『輪廻のラグランジェ』[23]シリーズと『緋色の欠片』シリーズをネットした。その一方で日本テレビの深夜アニメ枠においては積極的にネットしてはいるが、MANPA放送期間中は1作品も放送していない。また、MBS制作の『進撃の巨人』[24]を2013年4月から9月まで放送したことから系列外局制作アニメも積極的に放送していたが[25]、長らく深夜アニメを放送していた月曜枠が2015年1月クールをもって廃枠となった。また、月曜枠以外の枠で深夜アニメの放送もなく、2015年4月からFBSの深夜アニメの放送本数が0になった。2015年10月より木曜深夜に『ルパン三世(2015年シリーズ)』を放送開始し、半年ぶりに復活したものの、2016年3月末で廃止。これにより、日テレ系基幹局で唯一、深夜アニメを放送しなくなり、番販バラエティーばかりになった。また、2016年10月期は在福テレビ局では唯一、深夜アニメを放送していなかった。ただし、2017年1月よりエルドライブを放送。
- スポーツ中継など止むを得ない場合以外でも単発のバラエティなどを特別編成などとの理由で入れ込む習性のある局であり、それにより深夜アニメ等レギュラー番組を休止することがある。過去の編成ではTVQやTNCなど他の在福局のように遅れた分を次週に連続放送などで取り戻さない方針であった。例として寄生獣が挙げられる。ルパン三世では連続放送を実施している。
過去のエピソード
- 鴻巣山の鉄塔は福岡空港の建物高さ制限の関係で計画段階よりも低くなった。そのため、鉄塔の上部を途中で切ったようなデザインとなった。アナログ放送末期は福岡市内の都市化が進み、高層建物が増えたため、福岡市内や周辺市町村で、画面にノイズが乗る地域もあった。鉄塔のライトアップは開局時から行われ、送信所を福岡タワーに移転した現在も行っている。
- サンセルコ社屋時代はスタジオが1つしかなく、L1スタジオと呼んでいた。築港本町の社屋には本格的なスタジオがなく、当時のFBSにとって制作スタジオの設置は悲願であったが、サンセルコは渡辺通南部の再開発に伴うテナントビルで、FBS専用に設計された建物ではなかったため、スタジオの形が長方形で美術倉庫も狭く、使い勝手はあまりよくなかった。その後、福岡ダイエーホークスの発足に伴い、スポーツ中継が増えたことから、L1サブの他に、中継受けサブが設置された。
- 1980年10月 - 1982年3月の間、フジテレビ系列のテレビ西日本(TNC)が編成上の都合で放送しなかったローカルセールス枠(土曜日18:00 - 18:30)の『Xボンバー』 → 『めちゃっこドタコン』 → 『ハニーハニーのすてきな冒険』を、1日遅れの日曜日7:30 - 8:00枠で放送しており、1982年の4月 - 5月には、関西テレビにおける先行放送(土曜日 8:00 - 8:30)を受信する形で、ハニーハニーを土曜日8:15 - 8:45枠で先行放送していたこともあった。
- 1997年にCM間引き問題が発覚した(同年には北陸放送(TBS系列)、1999年秋には静岡第一テレビ(日本テレビ系列)でも発覚)。これはFBSに在籍していた南條岳彦が、FBS時代のエピソードを時系列に描き地方局について問題提起した『メディアのしくみ』(明石書店、1996)が、あとがきでCM間引きの噂を書いていたことをヒントに、西日本新聞社が取材を始めスクープしたものといわれている。このため、NNS系列各局が参加して毎年8月に放送する「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」ではNNS/NNNの系列局会員資格停止処置により独自の募金活動ができず、番組自体は放送されたもののローカルニュース以外は日テレの番組を垂れ流しせざるを得なかった(会員活動停止中の間は熊本県民テレビが基幹局であった)。
- 新社屋での放送が開始した後も、事業部事務所だけは暫くの間もサンセルコビルに残る予定である。同時に提供クレジットをイワタ新ゴシック体(NTV・ytvと同一)に変更した。
- 開局時のキャッチフレーズは「楽しいFBS」である。また県内初のUHFテレビ局であることから、催事が行われると同時に県内では(特に福岡市と北九州市)VHFチューナーのみのテレビが主流だったことから、UHFコンバータとUHFアンテナの普及活動が行われていた。設立母体の九州電力の検針員が各家庭にコンバータを案内するチラシを投函していた。UHFオールチャンネルのコンバータは高額だったため、安価な37チャンネル又は35チャンネルのみのコンバータが開発された。
- NNS系列の企画ネット番組「めばえ」は放送していないが、1970年代から80年代にかけて、赤ちゃんの写真を募集して放送していた。写真に名前や住所(市区町村まで)のテロップを表示し、オルゴールの音楽に乗せて、1回5分程度早朝や夕方に放送していた。当時は家庭用ビデオデッキが普及しておらず、テレビの画面を写真に撮って保存した家庭もあった。2018年1月現在は、「NEWSめんたいPlus」の番組ラストで「はじめまして赤ちゃん」のコーナーがあり、そこで毎日1組の夫婦の出産後から退院までを放送している。
- サンセルコ社屋時代、スポットニュースはスタジオからではなく、報道部に設置した顔出しカメラから放送していた。アナウンサーの後ろに衝立を置いていた場合と置かなかった場合があり、衝立がなかった場合は記者が後方のデスクで仕事をしている様子が映っていたこともあった。
スタジオ
※全スタジオHD対応。
- Aスタジオ - 社屋1階。110坪。3層吹き抜け。現在は夢空間スポーツ及びFBS金曜トレビアン、各種特別番組(報道以外)などで使用。副調整室(Aサブ)は2階に設置。
- Bスタジオ - 社屋1階。2層吹き抜け。現在はめんたいワイド、バリはやッ!ZIP!で使用。本スタジオにはIHクッキングヒーターが設置されているため、各番組で調理等を行う際に使用。旧社屋時代と同様に、ワンタッチコントローラーを使用し、ハンディカメラ以外はリモコン雲台を装備した小型スタジオカメラをサブからリモートコントロールしている。あらかじめ登録した撮影構図を本番中に呼び出すことができ、固定カメラはカメラマンなしで運用している。副調整室(Bサブ)は2階に設置。Aスタジオより面積が狭い。
- Nスタジオ(FBSニュースセンター) - 社屋3階。主にFBSニュースとNEWSめんたいPlusで使用。台風などの報道特番にも使用される。副調整室(Nサブ)はキャスター席やデスクの奥にある。
番組
自社制作番組
- 報道
- NEWSめんたいPlus(月曜 - 金曜 18:15 - 19:00)
- FBS NEWS(NNNストレイトニュース内 平日11:40頃、土曜11:30頃、日曜11:40頃)
- 過去には月曜 - 金曜 20:54 - 21:00にも放送されていた。
- 情報・ワイドショー
- バリはやッ!ZIP!(月曜 - 金曜 5:20 - 6:30、2015年9月28日開始)
- バリはやッ!サタデー(土曜 16:25 - 16:55、2016年10月1日開始)
- めんたいワイド(月曜 - 金曜 15:48 - 17:53)
- WAO(木曜 1:29 - 1:40)
- FBS金曜トレビアン(金曜 10:25 - 10:55)
- 頑張るキミに花束を!(金曜 19:00 - 19:56、2016年4月15日開始)
- 九州まるごと生情報(毎年夏・冬の年2回放送、NNN九州系列6局共同制作、放送回によっては2010年以降「九州まるごとサプライズ」として放送された年もある。)
- バラエティ
- ナンデモ特命係 発見らくちゃく!(火曜 0:54 - 1:24。広島テレビでも遅れネットで放送)
- 神伝説を残す男たち10神アクター (水曜 0:59 - 1:29)
- クロ女子白書(木曜 0:54 - 1:24)
- わくわく農園(土曜 22:54 - 23:00)
- 福岡人志、松本×黒瀬アドリブドライブ(土曜 9:30 - 10:25)※不定期特番
- 福岡すっぴんツアー(土曜、日曜午後不定期特番。九州ブロックネット)
- FBS大感謝祭!(毎年3月第2-3土曜日)
- 映画
- ウィークエンドセレクション(土曜 1:55 - )- 深夜映画※放送時間は映画により異なる
- 教養・ドキュメンタリー
- ミライ創造! シゴト劇場(シアター)(月曜 21:54 - 22:00)
- Life is Flower 価値ある暮らしのエッセンス(木曜 21:54 - 22:00)
- 九州Dreamingウーマン(土曜 9:25 - 9:30)
- あなたとmy channel FBS(第1日曜 5:45 - 6:00)
- こちら北九編集部!(日曜 17:25 - 17:30)
- 夢∞無限大FUKUOKA(月曜 1:25 - 1:40)
- 目撃者f(毎月最終日曜の翌日未明 1:25 - 1:55)
- 九州××××(開始は1982年、毎年末に放送、NNN九州系列6局共同制作、九州各県の一年間の重大ニュースや話題を振り返る報道特番、「×」はその年の西暦がつけられる。番組中のナレーションは男女ともに6局のアナウンサーから選ばれる。2010年と2012年にロゴが一新され、2012年~2015年はスタジオ進行に変更しコメンテーターに辛坊治郎を迎えた。)
- スポーツ
- Fun!BASEBALL!! - 福岡ソフトバンクホークス戦中継
- 夢空間スポーツ(日曜 16:55 - 17:25)
- BEST GLOVE(月曜未明不定期)
- スカパー!制作
- Jリーグ中継
- 日テレプラス プロ野球中継 HAWKS Perfect Live(2012年のみ 正式には福岡ソフトバンクホークスとCS日本<日テレプラス>の共同制作であるが、福岡放送も製作協力団体として参加し、球団の公式映像として他の在福局・在京キー局に映像を提供。)
日本テレビ系時差ネット番組
- バラエティ
- スクール革命!(月曜 1:55 - 2:55)
- 沸騰ワード10(月曜 10:25 - 11:23)
- 採用!フリップNEWS(火曜 1:29 - 2:04、中京テレビ制作)
- 浜ちゃんが!(水曜 1:29 - 1:59、読売テレビ制作)
- AKBINGO!(水曜 1:59 - 2:29)
- にけつッ!!(木曜 1:59 - 2:29、読売テレビ制作)
- HKTBINGO!(金曜 0:59 - 1:29)
- ニノさん(日曜 1:00 - 1:30)
- 所さんの目がテン!(日曜 6:30 - 7:00)
- 報道・情報番組
- 皇室日記(日曜 5:30 - 5:45、30分先行)
独立局・プロダクション制作番組
終了した自社制作番組
- がんばれ太平洋ライオンズ(1973年6月18日 - 9月21日)
- Night Jack FUKUOKA (1984年10月 - 1990年9月25日)
- 朝一番!OKINKATV(末期は『ジパングあさ6』のローカル差し替えとして放送)
- はやおきだいすき+ジパング(1997年6月30日 - 1998年3月27日)
- バッテキ!
- Dr.クラナガン(九州電力提供地域ブロックネット番組。サガテレビでも放送した)
- なぜなぜ九州(上記のDr.クラナガンの前番組。同じく九州電力提供の地域ブロックネット番組だった)
- 夢にエール!(九州電力提供)
- データソムリエ西村雅彦(九州電力提供ミニ番組。木曜 21:54 - 22:00、長崎国際テレビ・鹿児島讀賣テレビ、熊本県民テレビでも放送していた。2012年3月終了。)
- 奥さま10:30
- ミラクルかぼちゃ
- PREMIUM NAGASAKI 極上の長崎へ
- Jumpupホークス
- 所的蛇足講座(自社制作全国ネット番組〈東京支社での制作〉)
- ホットパンツ(自社制作全国ネット番組〈上記と同様〉)
- アッコとマチャミのテレビ→アッコとマチャミの新型テレビ(自社制作全国ネット番組〈上記と同様〉2001年4月2日 - 2005年3月30日)
- サンデーFBS(開局時)
- FBS NOW
- FBSニュースリポート→FBS EVENING NEWS→FBSきょうのニュース→NNN・FBSニュースプラス1
- ニュースプラス1金曜ワイド よかとこドンドン
- 突PingTV!
- バクタレ!
- ハナキン通1丁目
- ゴルフ名物ホール
- 朝ドキッ!九州(月曜 - 金曜 5:20 - 6:30 1998年 - 2007年9月28日)
- 北九州☆きらり
- ギモン解決!ふくおかQ
- ロバートハウス
- パチ王
- ふくおか わかるTV
- ナイトシャッフル⇒ナイトシャッフルG(ゴールデン)(1994年5月1日 - 2016年3月18日)
- NEWS5ちゃん
- 2012年4月から2015年3月までは、『Oha!4 NEWS LIVE』『NEWS ZERO』『Going!Sports&News』『真相報道 バンキシャ!』以外のニュース番組の頭及び『ローカルニュース』(旧『FBS NEWS』・月曜 - 金曜 20:54 - 21:00)にこのタイトルが付けられた。[26]
- 2012年4月から2013年3月までは、火曜21:54と土曜16:55にも設定されていた。
- 心感覚サービス〜こころに響くおもてなし〜(木曜 21:54 - 22:00)
- めんたいワイド増刊号(日曜 10:55 - 11:25)
- 輝け!ゼファーバスケ(ライジングゼファーフクオカ応援番組)
TVQ九州放送開局まで放送していたテレビ東京系の番組
- バトルホーク(1976年10月2日から、土曜 17:00 - 17:30で先行放送。次回予告・エンディングは省略)
- グロイザーX(土曜 17:30 - 18:00枠)
- 合身戦隊メカンダーロボ(土曜 17:00 - 17:30)
- ドン・チャック物語(TNCで放送済みの第1期を、土曜 17:30 - 18:00で再放送。FBSでは第1期の再放送終了後に、第2期の放送を同時間帯で開始)
- ぐるぐるメダマン(土曜 7:15 - 7:45枠)
- バーバパパ(土曜 7:15 - 7:45、TVQ開局後、TVQでも放送)
- 超スーパーカー ガッタイガー(土曜 17:30 - 18:00)
- 恐竜大戦争アイゼンボーグ(土曜 18:00 - 18:30、次回予告・エンディングは省略)
- UFO大戦争 戦え! レッドタイガー(土曜 17:30 - 18:00)
- 恐竜戦隊コセイドン(土曜 18:00 - 18:30、次回予告・エンディングは省略)
- 科学冒険隊タンサー5(土曜 18:00 - 18:30、次回予告・エンディングは省略)
- 森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット(土曜 7:45 - 8:15 → 7:30 - 8:00)
- がんばれゴンベ(土曜 7:30 - 8:00)
- ずっこけナイト ドンデラマンチャ(日曜 7:30 - 8:00)
- 伝説巨神イデオン(1980年5月3日から、土曜 17:30 - 18:00で先行放送。1980年10月4日からは、18:00 - 18:30で6日早く先行放送)
- 戦国魔神ゴーショーグン(土曜 7:00 - 7:30で先行放送)
- 銀河旋風ブライガー(1981年10月3日から、土曜 8:00 - 8:30 → 7:45 - 8:15で3日早く先行放送)
- 銀河烈風バクシンガー(土曜 7:45 - 8:15)
- まんが 水戸黄門(月曜 - 木曜 17:30 - 18:00で集中放送)
- まいっちんぐマチコ先生(月曜 - 木曜 18:00 - 18:30で集中放送)
- トンデラハウスの大冒険(金曜 17:00 - 17:30)
- アニメ親子劇場(金曜 18:00 - 18:30)
- パソコントラベル探偵団(金曜 18:00 - 18:30)
- 銀河疾風サスライガー(土曜7:45 - 8:15)
- サイコアーマー ゴーバリアン(土曜 8:15 - 8:45)
- 宗谷物語(土曜 7:45 - 8:15、1984年6月2日の放送は8:00 - 8:30)
- THE フィッシング (土曜 9:30 - 10:00、1984年6月2日放送)
- レッツGOアイドル (土曜 16:00 - 17:00枠)
- キャプテン翼(当初は木曜 18:00 - 18:30。帯での再放送多数。TVQ開局後に全話再放送。)
- マシンロボ クロノスの大逆襲(土曜 7:00 - 7:30)
- マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ(土曜 7:00 - 7:30)
- ホーム財テクライフ(日曜 7:15-7:30)
- テレビあっとランダム(原則8日遅れ、日曜 12:00 - 13:00)
- 徳光のTVコロンブス(日曜 12:00 - 13:00。91年3月まで。放送期間中にTVQ開局のため移行)
- 亜細亜音楽局(テレビ大阪制作、TVQ開局後もスポンサーの関係で最終回まで放送)
- ウルトラマンM715(月曜 - 金曜 16:55 - 17:00、90年夏頃)
- ジャングル大帝(土曜 7:00 - 7:30)
- ファミリータイズ(TVQ開局後は、TVQで全話再放送)
- ダッシュ四駆郎(再放送はKBC)
- トキメキおちゃめ組(金曜 16:30 - 17:00)
- 花の生涯 井伊大老と桜田門(土曜 14:00 - 16:00、一部ずつ放送)
- 高橋名人の面白ランド
- タモリの音楽は世界だ(土曜深夜 91年3月まで4月からTVQに移行)
所属するアナウンサーなど
アナウンサーはアナウンス部が編成局に設けられるまで(かつての契約アナを含めて)報道部の所属であった。
男性
- 浜崎正樹(1994年)
- 福岡竜馬(1998年)
- 松井礼明(1999年)
- 豊原慎二(2013年、元ザスパ草津選手→北海道放送アナウンサー)
- 元木寛人(2015年)
- 須田健太郎(2016年、元北陸放送アナウンサー)
- 森洸(2016年、元サガテレビアナウンサー)
- 澤田泰佑(2018年)
女性
契約職
主に短時間ニュースを担当。報道専従契約者は以前はアナウンサーとしては扱われていなかった。2013年入社の3人からアナウンサーとして列挙されている。以前は全員が報道専従契約であったが、石崎アナのみ制作番組へも出演している。
- 石崎佳代子(2013年 - 、元テレビ愛媛→セント・フォース)
- 五領いつみ(2016年9月 - 、報道専従契約。元佐賀シティビジョン)
- 齊藤遥陽(2018年4月 - 、報道専従契約。元NHK熊本放送局契約キャスター)
- 平川侑季(2018年4月 - 、報道専従契約。元大分放送)
過去に在籍していたアナウンサー
男性
- 会津泰成(1993年 - 1998年、→作家)
- 今泉清保(1991年 - 1997年、フリーを経て、現:青森テレビ記者・ATVニュースワイド→わっち!!(ニュース)キャスター)
- 斎藤恒雄(1972年 - )
- 齊藤直史(2006年4月 - 2013年9月)
- 酒井健治(1991年 - 1997年、→テレビ大阪)
- 檜川彰人(1986年 - 1990年、ラジオたんぱ・現在のラジオNIKKEIに移籍)
- 牟田剛司(2002年 - 2008年、報道部記者を経て現在は『バリはやッ!ZIP!』他同局プロデューサー)
- 久保俊郎(1978年 - 2015年、同年3月27日『NEWS5ちゃん』最終回当日に定年退職。だが男性アナウンサー不足により、1年間スポーツ部の嘱託に移行して野球中継などをサポートしていた)
- 古賀ゆきひと(1984年 - 2015年12月、エグゼクティブアナウンサー、第24回参議院議員通常選挙出馬のため退社。現・参議院議員。)
女性
- 池田史(1998年 - 2005年)
- 奥田美香子(1995年4月 - 2013年10月)
- 後藤信子(1993年 - )
- 堤信子(1985年4月 - 1995年5月、その後フリー)
- 中村明美(1991年 - )
- 仲谷亜希子(2005年4月 - 2013年3月)
- 生田目理恵(1990年 - )
- 橋本志穂(番組で知り合ったタレント、ガダルカナル・タカと結婚後退社。その後フリーのタレントとして活躍。グルメリポーターの活動が多い)(1990年 - 1994年)
- 林田真心子(1995年4月 - 2000年11月)
- 松吉ゆかり(1987年 - 2016年6月、その後同局報道記者)
- 舘恭子(1991年 - 2016年6月、その後同局報道記者)
- 山田真由美(1999年 - 2016年6月、その後同局報道記者)
- 松井くらら(2015年 - 2018年4月)
契約アナ
- 吉本いく子(元テレビ大分アナウンサー)
- 杝明子(もくめ・あきこ。元テレビ長崎アナウンサー)
- 本田千穂(元テレビ長崎アナウンサー、2012年4月よりテレビ熊本)
- 江崎裕子(元熊本県民テレビアナウンサー)
- 三浦千佳(元熊本県民テレビ契約アナウンサー)
- 丹羽真由実(2013年 - 2016年9月、報道専従契約。元テレビ金沢→テレビ北海道→FOX SPORTS ジャパン専属アナウンサー)
- 田邉有沙(2013年 - 2016年9月、報道専従契約。元岩手めんこいテレビ)
- 高崎恵理(2016年11月 - 2018年3月、報道専従契約。元熊本朝日放送)
アナウンサー以外の出身者
- 濱倫史(RKB毎日放送から移籍し報道記者・ニュースデスク。FBSニュースリポートの司会)
ケーブルテレビ再送信局
以下のケーブルテレビではテレビ放送を再送信している。なお、テレビ放送のデジタル転換により、地元に日本テレビ系のフルネット局がある地域を中心に、順次再送信が取り止められることになっていた。デジタル放送再送信では佐賀県が特例地域として位置付けてある為、FBS側が地上デジタル放送においての区域外再放送に同意した。地上デジタル放送は日本民間放送連盟が区域外再放送を禁止していることから特例地域以外への再送信は原則不可とされていた。
大分県では、2008年7月、TVQ九州放送を除く在福4テレビ局が大分県内のケーブルテレビ事業者(大分ケーブルテレコム・大分ケーブルネットワーク・CTBメディア・ケーブルテレビ佐伯の各4社)に対して地上デジタル放送の区域外再放送を同意。2009年4月までにFBSは大分県のケーブルテレビ局(杵築市ケーブルネットワーク・臼杵市ケーブルネットワーク・国東市ケーブルテレビセンター)にも、その後新規に開局した同県竹田市・九重町・豊後大野市のケーブルテレビ局にも、それぞれ地上デジタル放送の区域外再放送同意した。これは大分県のNNS/NNN(NNS加盟局だがネットワーク業務協定不参加)系列のテレビ大分が現状もFNS/FNNとのクロスネットの関係にあるためで、FBSとともにテレビ西日本とセットで配信する局も多い
山口県下関市のケーブルネット下関では、地元に日本テレビ系のフルネット局(山口放送)があるが、地上デジタル放送の再送信を開始した(2009年11月ごろより)。ただし、同県内のその他のケーブルテレビ局に対してはデジタルでの再送信を拒否している。
長崎県では地域によって対応が分かれ、紆余曲折を経て有明海沿岸・壱岐・対馬などの各業者が再送信を実施している。
太字はデジタル波再送信実施局
- 山口県
- ケーブルネット下関(J:COM 下関)
- 佐賀県 ※以下の佐賀県内の全ての局が佐賀デジタルネットワーク社(佐賀シティビジョン社に設置)より配信を受ける形となっている。
- 佐賀シティビジョン(ぶんぶんテレビ)
- CRCCメディア(くーみんブロードバンド)(本社福岡県久留米市)
- 唐津ケーブルテレビジョン(ぴ〜ぷる放送)(佐賀県唐津市)
- 多久ケーブルテレビ(多久CATV)(佐賀県多久市)
- 有田ケーブル・ネットワーク(ACN)(佐賀県西松浦郡有田町)
- 西海テレビ(佐賀県伊万里市・長崎県松浦市・北松今福町)
- 伊万里ケーブルテレビジョン(I・CATV)(佐賀県伊万里市)
- テレビ九州(KTK)(佐賀県嬉野市嬉野町)
- ケーブルワン(佐賀県武雄市・大町町・江北町・白石町の一部)
- 長崎県
- ケーブルテレビジョン島原(カボチャテレビ)
- テレビ佐世保※デジタル波再送信については断念した
- 諫早ケーブルテレビジョン放送※2009年8月1日より、パススルー方式でデジタル波再送信開始
- 対馬市CATV
- 壱岐市ケーブルテレビ (2011年4月開始)
- 西九州電設(ひまわりテレビ) (2012年2月1日開始)
- 大分県
- 大分ケーブルテレコム(J:COM 大分)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- 大分ケーブルネットワーク(OCN)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- CTBメディア(CTB)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中(光エリアでは、パススルー方式で デジタル波再送信中)
- KCVコミュニケーションズ(日田)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- ケーブルテレビ佐伯(CTS)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 杵築市ケーブルネットワーク(KDT杵築ど〜んとテレビ)※トランスモジュレーション方式でデジタル波再送信中
- 臼杵市ケーブルネットワーク(U-net)※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 東大分システム※パススルー方式でデジタル波再送信中(2012年1月中旬開始) ※※当初デジタルでは南海放送を再送信していたが当放送局へ変更
- 佐賀関テレビ共聴
- 鶴見ケーブルテレビ(CAT-TV)
- 弥生ケーブルテレビ※CTS経由
- 直川ケーブルテレビ※CTS経由
- 本匠ケーブルテレビ(ホタル)※CTS経由
- ケーブルテレビかまえ※CTS経由
- 豊後高田市ケーブルネットワーク施設※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 国東市ケーブルテレビセンター※パススルー方式でデジタル波再送信中
- 姫島村ケーブルテレビ(ケーブルテレビ姫島)
- 北大ケーブル情報センター(中津)
- 玖珠テレビ組合
- 大山有線テレビ(OYT)
- 豊後大野市ケーブルテレビ
- ここのえケーブルテレビ※パススルー方式でデジタル波再送信中
- たけたケーブルテレビ※パススルー方式でデジタル波再送信中
- (その他、開局予定あり)
脚注
- ↑ STVの放送対象地域である北海道全域では、アナログ時代の札幌親局が5chだったSTVが「5」を獲得したことで、逆にANN系列の北海道テレビ放送が北海道放送の札幌親局が1chだったことで空いた朝日放送テレビ合わせの「6」を獲得するに至った。
- ↑ “総務省 電波利用ホームページ”. 総務省. . 2015閲覧.
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』 洋文社、1978-12、311。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、421。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、450。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2011』 コーケン出版、2011-11、509。
- ↑ 福岡放送 代表取締役会長
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 福岡放送 非常勤取締役
- ↑ 福岡放送 代表取締役社長
- ↑ 福岡放送 取締役会長
- ↑ 11.0 11.1 九州電力 連結子会社
- ↑ 12.0 12.1 12.2 福岡放送30年史p204
- ↑ 福岡放送30年史p208
- ↑ 14.0 14.1 福岡放送30年史p212
- ↑ 福岡放送30年史p215
- ↑ TVQ九州放送除く全在福民放も矢部中継局の開局を最後にアナログテレビ中継局の開局が終了した。
- ↑ 福岡・佐賀以外は、当時県域第1局目のVHF局が、事実上のクロスネットとして日テレ系の番組を編成していた
- ↑ 日本テレビ放送網 『大衆とともに25年 -沿革史-』、1978年、137頁。
- ↑ 北九州局については、山口県方向の出力を絞る指向性が設けられて開局された。これに伴い、スポンサードネットで放送された『巨人の星』『シャボン玉ホリデー』等は、北九州局開局後に完全移行された。
- ↑ みたいけん。FBS
- ↑ TVQ九州放送も同一場所に設置。
- ↑ 2016年4月1日までは『バリはやッ!』。同月4日より現在の番組名に改題。
- ↑ 第1期のエンディングテーマ曲『Hello!』はRKBが『今日感テレビ』でオープニングテーマ曲として使用している。
- ↑ 第3.5話はTBS系全国ネットのため2014年9月28日にRKBで放送された。
- ↑ MBS制作の深夜アニメは過去にも『デビルマンレディー』を放送している。
- ↑ 詳しくはFBS週間番組表を参照。
- ↑ “元AKB小林茉里奈が女子アナ、今日福岡放送入社式”. 日刊スポーツ. (2018年4月2日) . 2018閲覧.
関連項目
外部リンク