九重町
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九重町（ここのえまち）は、大分県の中西部にある町である。玖珠郡に属する。
地理
ファイル:Yamanami Highway.jpg
町内のやまなみハイウェイ、正面は九重山
大分県中西部に位置しており、全域が山地である。町域の多くは阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。南西部は熊本県と県境をなしている。中心駅はJR九州久大本線の豊後中村駅であり、役場最寄り駅は同本線の引治駅である。
地熱による発電量が多く、電力自給率は全国の市町村で最大の2,293%に達する[1]。
隣接する市町村
- 大分県
- 熊本県
地名
- 田野（旧飯田村）
- 湯坪（旧飯田村）
- 後野上（旧飯田村・野上町）
- 野上（旧飯田村・野上町）
- 右田（旧東飯田村・野上町）
- 恵良（旧東飯田村）
- 松木（旧東飯田村）
- 粟野（旧南山田村）
- 菅原（旧南山田村）
- 引治（旧南山田村）
- 町田（旧南山田村）
歴史
近現代
- 1896年（明治29年）3月29日 - 飯田村及び東飯田村の各一部が新設合併して野上村となる。
- 1951年（昭和26年）1月1日 - 野上村が町制施行して野上町となる。
- 1955年（昭和30年）2月1日 - 東飯田村・野上町・飯田村・南山田村が新設合併して九重町となる。
姉妹都市
地域
人口
| 九重町（に相当する地域）の人口の推移 | |
| 総務省統計局 国勢調査より |
教育
中学校
- 町立
- ここのえ緑陽中学校 - 2013年4月に、野上中学校、飯田中学校、東飯田中学校、南山田中学校の4校を統合して開校[2]。
小学校
- 町立
- 野上小学校
- 野矢小学校
- 飯田小学校
- 東飯田小学校
- 南山田小学校
- 淮園小学校
町政
国政・県政
国政
"「大分県第2区」"
衆議院小選挙区選挙では、大分2区に属する。直近の第47回衆議院議員総選挙（2014年12月）での選出議員は以下のとおり。
県政
大分県議会議員選挙では、本町と玖珠町（玖珠郡）とで一選挙区をなす。定数は1人。直近の第18回統一地方選挙（2015年4月）での選出議員は以下のとおり[5][6]。
- 浜田洋 （自由民主党）
公共機関
国の行政機関
- 九州地方環境事務所阿蘇自然環境事務所くじゅう自然保護官事務所
国立大学法人
- 九州地区国立大学九重共同研修所（湯坪字八丁原）
産業
町内の著名な企業
交通
空港
鉄道
中心駅は豊後中村駅（役場最寄り駅は引治駅）。
バス路線
一般路線バス
高速バス
特急バス
コミュニティバス
道路
高速道路
一般国道
主要地方道
- 大分県道・熊本県道11号別府一の宮線（九州横断道路・やまなみハイウェイ）
- 大分県道40号飯田高原中村線
名所・観光スポット・催事
温泉
町域各地に温泉が湧出しており、小規模ながら温泉地が形成されている。
その他の名所・観光スポット
- 飯田高原
- 九酔渓
- 震動の滝（日本の滝百選）
- 竜門の滝
- 九重"夢"大吊橋 - 2006年10月30日に開通した、有料の観光人道橋。震動の滝も眼下に眺望できる。
- 九重森林公園スキー場 - 五ヶ瀬ハイランドスキー場に次ぐ、日本で2番目に南に存在するスキー場。
- 九州芸術の杜 - 俳優の榎木孝明・大野勝彦・後藤純男・工藤和男・平塚運一の5つの美術館がある。
催事
- 九重氷の祭典 - 飯田高原にて、氷を使った彫像などが展示される。
脚注
- ↑ 自然エネルギー：電力自給率100％以上は全国89市町村に、トップは地熱が豊富な大分県の九重町 スマートジャパン（ITmedia）、2014年11月27日
- ↑ ここのえ緑陽中学校開校について 九重町
- ↑ 九重町長に日野氏 前議長、一騎打ちを制す 大分合同新聞、2016年10月17日
- ↑ 任期満了一覧表 大分県ホームページ
- ↑ 開票結果-道府県議選・大分県【統一地方選2015】 読売新聞
- ↑ 選挙区別議員名簿 大分県ホームページ
外部リンク
典拠レコード: