ソウル特別市
略称: Seoul;서울;ソウル;首尔・首爾 | |
位置 | |
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地図 | |
各種表記 | |
ハングル: | 서울특별시 |
漢字: | 서울特別市 |
日本語読み仮名: | そうるとくべつし |
片仮名転写: | ソウル=トゥクピョルシ |
ローマ字転写 (RR): | Seoul-Teukbyeolsi |
統計(2015年) | |
面積: | 605.21 km2 |
総人口: | 9,904,312[1] 人 |
男子人口: | 4,859,535 人 |
女子人口: | 5,044,777 人 |
人口密度: | 17,000 人/km2 |
行政 | |
国: | 大韓民国 |
下位行政区画: | 25区 |
ISO 3166-2: | KR-11 |
行政区域分類コード: | 11 |
ソウル特別市の木: | イチョウ |
ソウル特別市の花: | チョウセンレンギョウ |
ソウル特別市の鳥: | カササギ |
自治体公式サイト: | ソウル特別市 |
ソウル特別市(ソウルとくべつし、韓国語: 서울특별시、漢字: 서울特別市 、英語:Seoul、Seoul Special Metropolitan City )、通称ソウル
大韓民国の首都で,1級行政区。朝鮮半島の中部西岸寄り,プクハン (北漢) 山 (836m) ,ナムハン (南漢) 山 (606m) などに囲まれた盆地に位置する。月平均気温は-4.9℃ (1月) ~26.2℃ (8月) 。年降水量は 1260mmで,その 60~80%が夏季に集中する。ハン (漢) 江の河口から約 60km上流にある水陸交通の要地で,要害の地でもあるため,早くから開けた。新羅時代に漢陽郡が置かれ,高麗時代には南京となった。李氏朝鮮時代には首都で漢城府と呼ばれ,壮麗な都城が造営された。
19世紀末からは外港インチョン (仁川) の開港,キョンイン (京仁) 鉄道,キョンブ (京釜) 鉄道,キョンウォン (京元) 鉄道などの開通によって,国の交通,経済の中心地として重要性を増した。日本の統治期には京城と改名され,総督府の所在地。独立後,「都城」を意味する古語からソウルの現在名となった。
1946年特別市となる。朝鮮戦争で大きく破壊されたが,近代的なビルや道路網をもつ市街として再建された。中心市街地はチュン (中) 区とチョンノ (鍾路) 区で,ハン江の北岸,プク (北) 岳とナム (南) 山にはさまれた地域にあり,高級商店街,遊興街,金融街,官庁街などが集中する。市域は数次にわたって拡大され,22区からなる。ハン江に多数の橋がかけられ,また地下鉄の開通に伴って特に南郊の発達がめざましい。クロ (九老) 区は工業団地を中心に,キョンイン工業地域の重要な一部となっている。国の文化の中心地でもあり,国立ソウル大学のほか多数の私立大学があり,言論機関なども集まっている。人口の集中と地下鉄,バス路線の拡充によって,住宅,工場などが市域外へも進出し,ソンナム(城南) 市,アニャン (安養) 市,プチョン (富川) 市,ウイジョンブ (議政府) 市などの衛星都市が生まれた。李朝時代の古跡が多く,秘苑,景福宮,昌徳宮,昌慶宮などの宮殿,南大門,東大門などの城門がある。ナム山とプク岳は市街の展望がよい。近郊の山地はグリーンベルトの役割を果たすハイキング地となっており,ナムハン山,プクハン山に城門や城壁が保存されている。
脚注
外部リンク
- 公式
- ソウル特別市公式サイト (日本語)
- 観光
- ソウル特別市文化観光公式サイト (日本語)
- ソウル特別市文化観光公式ブログ (日本語)