カルピス

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カルピスは、日本飲料乳製品メーカーであるカルピス株式会社英称:Calpis Co., Ltd.)および、同社が製造しアサヒ飲料が販売する乳酸菌飲料の名称である。ローマ字表記はCALPIS、日本以外ではCalpicoとも。

カルピス本社は、東京都渋谷区に所在していた。2012年(平成24年)10月に味の素が保有していた全株式をアサヒ飲料等を傘下に持つアサヒグループホールディングスに譲渡され、同社の完全子会社となった。2016年(平成28年)1月のアサヒグループにおける飲料事業の再編に伴って、アサヒ飲料の機能子会社となる2代目法人となり、本社が東京都墨田区吾妻橋アサヒビール本社ビルへ移転した。併せて、「カルピス」の登録商標についてもカルピスから親会社のアサヒ飲料に商標権が移管された。

現在のコーポレート・スローガンは「カラダにピース。CALPIS」。

企業

ファイル:Calpis Co., Ltd. Building.JPG
旧カルピス本社
(現在はグループ会社のアサヒカルピスウェルネスの本社となっている)

企業としてのカルピスの創業者は、僧侶出身の三島海雲である。創業初期は国分グループだった。名付け親は山田耕筰と、当時芝学園校長だった渡辺海旭。創業初期より、後に日本初の乳酸菌飲料となる「カルピス」を生産していた [1]。これと共に、脱脂乳の生産の際に副産品として製造を開始したとされるカルピスバターが主力商品である。

味の素との提携後は、カルピスを製造時に水で希釈調合しすぐに飲めるようにした清涼飲料水「カルピスウォーター」の生産、ミネラルウォーターの「エビアン」やワインの輸入、カクテルカルピスサワー」などのアルコール飲料にも進出している。

Calpisが牛の尿の意味の英語: cow piss「カウ ピス」と聞こえることから、米国ではCALPICO(カルピコ)という名称で販売される。なお、製造情報の欄には輸出会社として「CALPIS CO.,LTD.」と書かれている。

味の素は2007年(平成19年)6月11日に同年10月1日付で、カルピス社を完全子会社化することで合意したと発表した。カルピス経営陣は他社との提携も考慮したが、今後の少子高齢化で懸念される日本市場の規模縮小と、それを補うための海外市場展開、更にはいわゆる三角合併の解禁による海外企業の買収攻勢への対応を見据え、この統合案しかないと表明。苦渋の決断だったとしている。

2012年5月8日、味の素がアサヒグループホールディングスにカルピスの全株式を2012年10月1日付、約1200億円で売却する内容の株式譲渡契約締結が発表された[2][3]。同年10月に株式譲渡が行われ、アサヒグループホールディングスの子会社となった。同時に「業務提携:味の素株式会社」の記載も削除されている。統合後はアサヒ傘下の会社とマレーシアにてカルピス飲料を共同開発し、東南アジア向けに現地の趣向に対応させ、ハラル認証も取得している。

2016年1月1日にアサヒグループの飲料事業の再編が行われ、事業ごとにグループ会社へ継承・移管した後、アサヒ飲料と合併。カルピスで行われていた国内飲料製造事業と乳製品事業はカルピスフーズサービスへ継承され、(2代目)カルピスとしてアサヒ飲料の機能子会社となった。

沿革

沿革については下記を参照。

初代法人

  • 1916年(大正5年)4月 - 前身となる醍醐味合資会社を設立。
  • 1917年(大正6年) - ラクトー株式会社設立。
  • 1919年(大正8年)7月7日 - カルピス発売。
  • 1923年(大正12年) - カルピス製造株式会社に商号変更。
  • 1948年(昭和23年) - カルピス食品工業株式会社に商号変更。
  • 1951年(昭和26年) - 乳等省令によりカルピスが日本で初めての乳酸菌飲料となる。
  • 1987年(昭和62年) - フランスBSNグループ(現グループ・ダノン)と業務提携。
  • 1990年(平成2年)
    • 1月 - いわゆる「黒人マーク」の使用を、人種差別問題に配慮して中止。
    • 8月 - 第三者割当増資を実施。味の素株式会社が増資を引き受け筆頭株主に。
  • 1991年(平成3年) - 味の素株式会社から飲料事業を譲受、両社の缶入り飲料事業を統合。
  • 1997年(平成9年) - カルピス株式会社に商号変更。
  • 2007年(平成19年)
    • 9月25日 - 上場廃止。
    • 10月1日 - 株式交換により味の素株式会社の完全子会社になる。
    • 10月15日 - アサヒ飲料自動販売機事業の統合を公表。
    • 12月10日 - アサヒ飲料との共同出資で、自動販売機事業の持株会社「アサヒカルピスビバレッジ株式会社」を設立。出資比率はアサヒ80%・カルピス20%である。
  • 2008年(平成20年)1月4日 - 自動販売機事業子会社6社をアサヒカルピスビバレッジに譲渡。
  • 2009年(平成21年)10月1日 - 物流子会社のカルピス物流サービスを、関東エース物流(岡山は関西エース物流)に譲渡。
  • 2012年(平成24年)10月1日 - 株式譲渡によりアサヒグループホールディングス株式会社の完全子会社になる。
  • 2013年(平成25年)
    • 1月21日 - 2012年(平成24年)10月31日に締結した業務提携契約に基づき、自社開発のチルド飲料の製造・販売をグループ会社のエルビーへ移管。
    • 8月31日 - 酒類事業を終了(「カルピスサワー」はグループ会社のアサヒビールに移管され、同年12月10日に新仕様で発売される)。
    • 9月1日 - 国内飲料事業(「カルピスサワー」を除く)及び営業部門をアサヒ飲料へ移管統合。これにより、「カルピスサワー」、エルビーが担当するチルド製品を除く日本国内における「カルピス」ブランドの飲料製品のマーケティングと販売をアサヒ飲料が手掛けるようになる。
  • 2016年(平成28年)1月1日 - 国内飲料製造事業と乳購買を含む乳製品事業を子会社のカルピスフーズサービスへ、機能性食品(通信販売、素材)事業をアサヒグループホールディングス子会社のアサヒカルピスウェルネスへそれぞれ継承、海外飲料事業および発酵応用研究に関する組織と間接機能の一部をアサヒグループホールディングスへ機能移管した後、アサヒ飲料へ吸収合併され解散。

2代目法人

  • 2016年(平成28年)1月1日 - 乳製品の販売を行っていた(初代)カルピス子会社のカルピスフーズサービスが(初代)カルピスから国内飲料製造事業と乳購買を含む乳製品事業を承継して(2代目)カルピス株式会社に商号変更し、アサヒ飲料の子会社に移行。

事業所

  • 本社:東京都墨田区吾妻橋1-23-1
  • 工場:岡山(工場記号BC)、群馬(工場記号KC)がある。国内工場の屋根は暗色系のオレンジ色に統一されている。

由来

1902年(明治35年)、当時25歳の三島は内モンゴル(現在の中華人民共和国内モンゴル自治区)を訪れ[4]、そこで口にしたジョッヘという飲み物を参考にして、1919年(大正8年)にカルピスを開発・発売し、この飲料と同名の企業の創業者となったと伝えられている。脱脂乳を乳酸菌で発酵(酸乳)しこれに加糖、さらに酵母馬乳酒中の酵母と近似[5])による発酵がカルピス独特の風味に不可欠であることは、長く企業秘密とされていたが、1990年代半ばに公開された。

社名は、「カルシウム」とサンスクリットの「サルピス」(सर्पिस्, sarpis, 漢訳:熟酥=じゅくそ)を合わせたものである。サンスクリット「サルピルマンダ」(sarpir-maṇḍa, 漢訳:醍醐)を使用し、「サルピス」・「カルピル」とする案もあった。同社では重要なことを決める際には、その道の第一人者を訪ねる「日本一主義」があり、音楽の第一人者の山田に社名について相談したところ、「カルピス」が最も響きが良いということで現行社名・商品名になったという。

元々は、パナマ帽を被った黒人男性がストローでグラス入りのカルピスを飲んでいる図案化イラストが商標だった。これは第一次世界大戦終戦後のドイツで苦しむ画家を救うために当時の社長の三島が開催した「国際懸賞ポスター展」で、3位を受賞したドイツ人デザイナーオットー・デュンケルスビューラーによる作品を使用したものである。これは「黒人マーク」と呼ばれるようになり、1989年(平成元年)に一部から“差別思想につながる”との指摘を受けて現行マークに変更された。また、カルピスは「黒人マーク」を白黒反転させたマークも商標登録している。

商品

カルピス

乳酸菌飲料のカルピスは、原液は非常に高濃度で、そのままでの飲用は推奨されていない。水、湯または牛乳で2.5から5倍程度に希釈して飲用とする。かき氷のシロップとして、またカルピスハイなどの材料にも使われる。原液はその濃さから常温保存しても腐敗しにくい性質があり、戦前から一般家庭の常備品や日本軍補給品として、戦後は贈答用としても広く使われている。

飲料のカルピスは1919年(大正8年)7月7日に販売が開始された。この時のカルピスは現在の薬用養命酒のような下膨れのビンで、ミロのヴィーナスが描かれた紙箱の包装だった。1922年に水玉模様の包装紙を巻いたものになる。カルピスのパッケージの水玉模様は、発売日の七夕に因んで天の川英語: Milky Way(ミルキーウェイ))をイメージしたもの。最初は青色地に白い無地玉で、1953年(昭和28年)に色を逆にし、白地に青い水玉とした[6][7]

1927年(昭和2年)には森永乳業よりコーラスが発売され、1980年代まで人気を二分した。

1941年に軍用カルピス、1943年に軍用ビタカルピスが製造され、大日本帝国陸軍の原料資材提供を受け、兵士の健康飲料とされた。ビタカルピスはオレンジ色の水玉模様の包装紙で包まれていた。軍隊調理法にも、練乳とクエン酸などを混ぜて作る代用品である「カルピス様飲料速製法」というレシピが載っている[8][9]

1969年にオレンジカルピス・グレープカルピスも登場[10]。その後は希釈済みの製品として、1973年(昭和48年)に炭酸水で希釈したカルピスソーダを発売。炭酸水希釈のソーダ飲料としたのは、当時の技術では普通の水による希釈では、長期の品質維持に問題があったためである。1980年代も終盤に差し掛かると生活様式の変化により、飲用時に希釈が必要な従来の原液カルピスは、一般家庭では徐々に疎遠な存在となっていった。1991年(平成3年)には、希釈の手間を省いたカルピスウォーターが発売され、大ヒット商品となった。

原液のカルピスは、瓶詰めの商品で、瓶が重いことなどから1995年(平成7年)に紙パック入りが登場した。これが近年の販売の主体となっている。これにより、商品のコンパクト化が実現された。

2012年(平成24年)4月9日より、新たに開発した4層構造のプラスチックボトル「ピースボトル」を採用。レギュラー・ダイエット・ぶどうが全面リニューアルし、新規発売のオレンジとマンゴーも同じ「ピースボトル」を採用。主原料の砂糖・生乳の価格高騰が続いていることから、希望小売価格は据え置きながら、内容量は従来の紙容器から30mL少なくなり、470mLとなった。

このピースボトルのモチーフは、昔の水玉包装のカルピスで、懐かしさや親しみを与えようとデザインされた。風味維持のために光、空気を遮断する、プラスチック4層構造。ペットボトルよりも耐熱性に弱い素材であり、カルピス製造時の熱殺菌、充填、冷却に伴う容器の変形を防ぐための様々なノウハウが必要だという。紙パックに比べ持ちやすいカーブをもたせ、また液切れのよいキャップを採用した、単に薄めて飲む以外にもかき氷に掛けるなどの使い方に配慮している。廃棄の際もキャップとボトルとラベルは同じ素材で分別不要である[11]

自社の派生商品

  • カルピスバター - カルピスの製造工程で、脱脂乳を製造する過程で生まれる乳脂肪分を活用したもの。アサヒ飲料との合併後も引き続き自社で製造・販売されている。

アサヒグループが発売する派生商品

  • アサヒ飲料
    • カルピス カロリー60%オフ - 2015年(平成27年)3月発売。以前発売されていた「カルピスダイエット(2006年(平成18年)発売)」同様、通常の「カルピス」に比べてカロリー60%カットしたことに加え、「カルピス」と同量の発酵乳を配合しつつ、専用開発の発酵技術により糖質も60%カットを実現した。
    • カルピス ぶどう
    • カルピス みかん
    • カルピス いちご - 2015年11月9日から2016年2月末日までの期間限定販売。[12]
    • カルピスウォーター - 1991年(平成3年)発売。薄めずに飲める手軽さから大ヒットとなった。
    • カルピスソーダ - 1973年(昭和48年)発売。乳性炭酸飲料ブームの先駆け的商品。
    • カルピスソーダ - マスカット味
    • ゼロカロリーのカルピスすっきり - 2016年(平成28年)4月発売。沖縄海塩をブレンドし、ナトリウムを42mg/100mL含有するゼロカロリー設計の乳性飲料。以前発売されていた「カルピスオアシス(2013年(平成25年)4月発売)」の後継製品。
    • カルピス酸乳 アミールS - カルピスの製造過程で生まれる酸乳血圧抑制効果に着目した健康飲料。特定保健用食品認可。普及初期のテレビCMには長嶋茂雄が起用された。当初はグリーンの瓶入りで発売されていたが、現在はペットボトル入りである。
    • 「カルピス由来の乳酸菌科学から」シリーズ
      • 届く強さの乳酸菌 - プレミアムガセリ菌CP2305配合
      • 守る働く乳酸菌 - L-92乳酸菌配合
    • 味わいメロンクリームソーダ
    • アサヒおいしい水 プラス カルピスの乳酸菌 - 2016年7月発売。天然水に「カルピス」の乳酸菌を加えて「クリアウォーター製法」で仕上げたフレーバーウォーター。カルピスとアサヒ飲料の統合により、「カルピス」と「アサヒおいしい水」が同じアサヒ飲料のブランドとなったことで実現した製品でもある。「アサヒおいしい水」の項目も参照。
    • カラダカルピス - 2017年(平成29年)4月4日発売。体脂肪を減らす機能を持つ乳酸菌CP1563株を配合した機能性表示食品
  • アサヒビール
    • カルピスサワー - カルピスをウォッカで割ったカクテル。かつては自社で販売していたが、2013年(平成25年)にカルピス社のアサヒグループ入りに伴い、同年12月から同グループ傘下のアサヒビールからの販売に移行した。
  • アサヒグループ食品(アサヒブランド)
    • カルピス×ミンティア - タブレット「ミンティア」のカルピスフレーバー。2015年(平成27年)12月には赤パッケージの「受カルピ~ス!」仕様が数量限定で発売された(なお、「受カルピ~ス!」もアサヒ飲料の登録商標である)。
    • カルピスタブレット
    • カルピスキャンディ - かつてはカンロ株式会社から販売されていたが、カルピス社のアサヒグループ入りに伴い、アサヒフードアンドヘルスケアからの販売に移行したのを経て、2016年1月からアサヒグループ食品からの販売に再移行した。
    • カルピスソフトキャンディ ふんわり仕立て - 2015年(平成27年)11月発売。
    • カルピスグミ
    • カルピスソフトキャンディボール

他社との提携商品

他社と提携し、商品名に「カルピス」を冠した商品も数多い。

その他の商品

なお、「カルピス」や後述する「ぐんぐんグルト」を含むカルピスブランドの製品は合併に伴ってアサヒ飲料の製品となった。下記以外の製品についてはアサヒ飲料#主要ブランドを参照。

  • ぐんぐんグルト - カルシウムを多く配合した乳性飲料。2003年(平成15年)発売。本製品はアサヒ飲料との合併後も「CALPIS」ブランドのままである。

過去に存在した商品

  • ザ・プレミアムカルピス - 2007年(平成19年)発売。カルピス社が創業90周年を記念して3種類の乳酸菌をブレンド。
  • アミノカルピスシリーズ
  • カルピスとマッコリのお酒 - 2010年(平成22年)発売。カルピスとマッコリをソーダで割ったもの。
  • カルピコ - 1973年(昭和48年)頃発売されたフルーツ味の炭酸飲料。当初、グレープとプラムの2種類で発売された。コカ・コーラ社の「ファンタ」の圧倒的シェアを切り崩すには至らず、1970年代後半には姿を消した。「同じ品名であっても、日本国内と海外で商品の実態が違う」という事例の1つである。
    なお、カルピコを「カルピス入りコーラ」の品名とする説が一部にあるが、これは誤り。ただし「カルピスソーダ」のラインナップにコーラ味が存在していた時期はある。
  • Sun New - 1983年(昭和58年)頃発売。現在のアミールシリーズと同様、酸乳に着目した飲料で、品名は「酸乳」をそのまま類似発音の英単語に置き換えたもの。
  • カピーホワイト - 1983年(昭和58年)頃。乳成分から作られたアイソトニック飲料。カルピス版スポーツドリンクという位置づけ。明石家さんまが当時のテレビCMに出演し、CMソングは来生たかおの「まどろみミステリー」、ナレーションには森本レオが起用された。キャッチコピーは「助けてよ、カピー」「アイソトニックが美味しくなりました。常識を裏切ってごめんなさい」。商品自体はかなり短命に終わった。
  • オリゴCC - 1990年代初期にブームとなった機能性飲料の有力商品の1つ。腸内のビフィズス菌を増やす効果のあるオリゴ糖を配合する。
  • 梅烏龍茶 - 1991年(平成3年)頃発売された。烏龍茶に梅の風味を加えた烏龍茶飲料。開けると梅の香りが漂う。飲んだ直後の風味は梅の酸味と烏龍茶の苦味がブレンドされ、美味とは言いがたい。生産期間も極めて短かった模様。
  • サポーター - 1990年代前半に発売されたスポーツドリンク。発売時はサッカー日本代表公式スポーツドリンクだった。2000年(平成12年)にその座をキリンビバレッジの「侍」に譲り、当社のスポーツドリンクは「アミノバイタル」に移行した。
  • オバルチン - オリンピック公認の麦芽飲料として日本ではカルピスが販売していた。
  • エビアン - カルピスからの販売は2008年(平成20年)4月13日をもって終了。現在は伊藤園が販売。
  • 冴え緑茶 - アサヒにすでに「十六茶」などがあるため販売終了。
  • AGF(味の素ゼネラルフーヅ)ブランド缶コーヒー飲料(ブレンディー・カフェ・ラ・モード) - 2008年(平成20年)にアサヒ飲料と自動販売機事業を統合し、アサヒには既に「WONDA」があるため販売を終了した。
  • ストロングルト - ミルクプロテイン、ミルクカルシウム、ローヤルゼリーを配合した、20 - 30代の男性にフォーカスした元気なカラダ作りを応援する乳性飲料。キャッチコピーは“乳性カラダメイキング”。2010年(平成22年)3月29日発売。
  • 紅茶伝説 - 1991年(平成3年)に味の素から譲受した商品の中で唯一、アサヒの子会社になるまで発売されていた。アサヒに「旬摘み紅茶」が存在するため販売を終えた。
  • アミノバイタル - 元は味の素のアミノ飲料ブランドであるため、ラベルには「AJINOMOTO」のロゴが記されていた。アサヒとの自動販売機統合後、旧カルピスの自販機ではアサヒの「スーパーH2O」は缶入り、当商品はペットボトル入りと棲み分けられた。アサヒグループホールディングス傘下に移行したことに伴って販売を終了。2013年(平成25年)3月からは製造ノウハウおよび商標ライセンスに関する契約を締結したキリンビバレッジが販売している。
  • アルギンZゴールド - 元は味の素の栄養ドリンクのブランド。味の素子会社だった2006年にブランドを拝借する形で発売するも、アサヒグループ入りに伴い終売。

CM出演者

現在
  • 長澤まさみ(カルピス・「カルピス」ブランドCMおよびサウンドロゴも担当。過去にカルピスウォーターシリーズ)
  • 永野芽郁(カルピスウォーター)
  • 竹野内豊(カラダカルピス)
過去

歴代CMソング

歌手名 曲名 備考
1970年 オズモンド・ブラザーズ カルピスのうた[13] カルピスウォーター
1971年
1972年
1982年 尾崎亜美 My Song for You (CALPIS for you) カルピスウォーター
三田寛子 駈けてきた処女(おとめ) カルピスソーダ
1983年 来生たかお まどろみミステリー カピーホワイト
1984年 スターダストレビュー 夢伝説 『夏の氷カルピス篇』
鈴木雄大 君は誘惑風 カルピスソーダ
1986年 斉藤由貴 予感 カルピスウォーター
1987年 斉藤由貴 ONE カルピスウォーター
うしろの正面だあれ カルピスウォーター・ホットカルピス
1992年 マイカ・プロジェクト 白いKiss カルピスウォーター
1993年 大貫妙子 しあわせのサンドウィッチ カルピスウォーター
1994年 class 永遠の素顔 カルピスウォーター
NOKKO ライブがはねたら カルピスウォーターライト
1995年 内田有紀 明日は明日の風が吹く カルピスウォーター
1997年 岡村孝子 明日の幸せ カルピスウォーター
1998年 Coming Century 夏のかけら カルピスウォーター
やまがたすみこ
-
カルピス ホット ギフト
2000年 aiko 桜の時 カルピスウォーター
2001年 My Little Lover 日傘 〜japanese beauty〜 カルピスウォーター
2002年 スピッツ ハネモノ カルピスウォーター
山下達郎 夏コイの味 カルピスウォーター『夏コイの味篇』
2003年 BoA Shine We Are! カルピスウォーター・アミノカルピス
つじあやの ありきたりなロマンス カルピスウォーター
ウルフルズ 愛がなくちゃ カルピスギフト
2004年 ウルフルズ バンザイ 〜好きでよかった〜 カルピスウォーター『初恋の味篇』(トータス松本出演)
BoA コノヨノシルシ カルピスウォーター・カルピスウォーター世界フルーツ紀行シチリア島レモン
2005年 サンボマスター 歌声よおこれ カルピスウォーター・カルピスソーダ『青春と恋/予告ホームラン篇』『青春と恋/ラブレター篇』
joy (藤井ミチヨ) Wonderful Day (カルピスできたよ) カルピスウォーター『春の女の子篇』『春の兄弟篇』『夏の女の子篇』『夏の兄弟篇』
2006年 サクラメリーメン サイハテホーム カルピスウォーター『まさみの想い・クマ篇』『まさみの想い・海篇』
2007年 D-51 Forever Friends カルピスウォーター『少年の夏・バス停篇』
風味堂 そっとLove Song… ザ・プレミアムカルピス
2008年 D-51 Travelers of life カルピスウォーター『まさみの告白篇』
2009年 阿部真央 I wanna see you カルピスウォーター『ガンバレ初恋 こっそり篇』
2010年 阿部真央 ロンリー カルピスウォーター『初恋実況 あいつのボトル篇』『初恋実況 二人きり篇』
小田切大 やってみようのうた カルピスウォーター
2011年 aiko 恋のスーパーボール カルピスウォーター
2012年 NICO Touches the Walls 夏の大三角形 カルピスウォーター『全力の君に ライブ準備篇』
平井大 Angel 〜First Love〜 feat.ALEXXX カルピスウォーターゼロ
2013年 いきものがかり 1 2 3 〜恋がはじまる〜 カルピスウォーター『恋の宣誓 春/夏篇』
田島貴男 CALPIS for you カルピスウォーター『未来へピース篇』
前川清 東京砂漠 カルピス オアシス『都会のオアシス篇』
GReeeeN イカロス カルピスソーダ『カルピスソーダ スーパーシズルLIVE篇』
2014年 いきものがかり ラブソングはとまらないよ カルピスウォーター『映画みたいな恋篇/夏祭りの恋篇』
ファンキー加藤 輝け カルピスソーダ『白熱!大凧揚げ篇』
2015年 YOUR SONG IS GOOD 涙を吹き飛ばせ! カルピスソーダ『ジンセーを走りつづける!篇』
Mr.Children 運命 カルピスウォーター『海の近くで 初夏篇/風鈴の中で 夏篇』
2016年 BUMP OF CHICKEN 宝石になった日 カルピスウォーター『登場篇/青春と花火篇』
2017年 全力少年 カルピスウォーター『全力で少年篇』
secret base〜君がくれたもの〜 カルピスウォーター『君と夏の終わり篇』
2018年 SHISHAMO 水色の日々 カルピスウォーター『大・卒業篇』
ねぇ、 カルピスウォーター『大・告白篇』

提供番組

にち10ダバダ(10時台)のみ提供。毎週投稿者への景品も提供。

現在はスポットCM又はアサヒ飲料提供番組で弊社の商品CMを流している。

過去

関連項目

脚注

  1. 企業情報:2.日本初の乳酸菌飲料「カルピス」の誕生秘話:カルピス”. calpis. . 2016閲覧.
  2. カルピス株式会社に関する株式譲渡契約締結のお知らせ (味の素株式会社2012年5月8日付プレスリリース)
  3. カルピス株式会社の株式の取得(子会社化)に関する株式売買契約締結のお知らせ (PDF) (アサヒグループホールディングス株式会社2012年5月8日付プレスリリース)
  4. 公益財団法人 三島海雲記念財団 設立趣意書
  5. 渡辺恂子, 池田なぎさ, & 水谷潤. (1998). 中国内蒙古伝統的発酵乳とカルピス酸乳の理化学性状および構成菌比較. ミルクサイエンス, 47(1), 1-8. (PDF)” (1998年(平成10年)). . 2016閲覧.
  6. ニッポン・ロングセラー考 COMZINE by NTTコムウェア カルピス
  7. カルピス水玉ヒストリー
  8. 軍隊調理法 「カルピス様飲料速製法」- 国立国会図書館デジタルコレクション
  9. 軍隊料理は不思議でうまい」 - デイリーポータルZによる再現記事
  10. 【カルピス】日本初の乳酸飲料の秘密(男の浪漫伝説 Vol.14) |ドリームメール
  11. 包装技術2012.11
  12. カルピス、甘ずっぱさと華やかな香りの「『カルピス』いちご」を期間限定発売
  13. 同名で2曲が存在し、作詞・作曲:小林亜星のものと作詞:岩谷時子、作曲:筒美京平のものがある。2曲共に、当時カルピスのキャンペーンの懸賞品としてソノシートが制作され当選者に配布されている。

外部リンク