カルピスウォーター
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種類 | 乳清飲料 |
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製造元 | カルピス |
販売元 | アサヒ飲料 |
販売開始 | 1991年 |
色 | 白色 |
公式サイト | カルピスウォーター |
カルピスウォーター(Calpis Water)は、カルピス株式会社(二代目法人)が製造し、アサヒ飲料が販売する乳清飲料。
概要
1991年に当時のカルピス食品工業株式会社より発売された。
同社の商品ラインナップの中核を成すカルピスは濃縮されている原液が瓶詰めされている商品である。従って、飲用時には希釈する手間がかかってしまう。この原液を単純に水で希釈しただけの飲料は、時間経過により粒子の凝集・沈澱などの劣化が生じるため、1919年以来濃縮タイプのみ発売され、その後も1973年に炭酸飲料タイプ(カルピスソーダ)が発売されているのみであった。
その後の技術進歩により、粒子径を濃縮タイプの2.07マイクロメートルから0.25マイクロメートルに細かくし[1]、鮮度保持のため窒素ガスを封入することにより炭酸飲料ではない、本品の商品化が実現した。
発売開始時のCMのキャッチコピーは「遅くなってごめん」。「遅い」に関連してCMには当初カメのキャラクターが使われた。一般家庭におけるカルピスの利便性を高める意味で、顧客からの期待が寄せられていた商品であったため、年間500万ケース突破でヒットと呼ばれる清涼飲料水業界において、2000万ケースを超える出荷を達成し、1991年のヒット商品番付にランクされる史上稀に見るヒット商品となった。
かつては「カルピスウォーター・レモン」や「カルピスウォーター・ライト」といった派生商品も発売されたが、現在は「カルピスウォーター」1種類のみとなっている。
夏を中心に、冷凍対応ペットボトルが主にコンビニエンスストアやスーパーで販売される。
年表
- 1991年 - カルピスウォーター発売。当初のラインナップは缶入りのみ。
- 1993年 - カルピスウォーター・レモン発売。
- 1994年 - カルピスウォーター・ライト発売。
- 2012年 - カルピスウォーター・ゼロを夏季限定で発売。
- 2016年 - アサヒグループの飲料事業再編で、カルピスウォーターなどカルピス社の全商品の販売元がアサヒ飲料に移管される。
CM
- 1993年 - 西田尚美 、後藤久美子
- 1994年 - 奥山佳恵
- 1995〜1997年 - 内田有紀
- 1998〜1999年 - Coming Century
- 2000年 - 酒井彩名、トロ(ゲーム「どこでもいっしょ」のキャラクター)
- 2001年 - 平山綾、トロ
- 2002年 - 土屋アンナ
- 2003〜2004年 - BoA
- 2005〜2008年 - 長澤まさみ(2011年に川島が通う学校の先生役として再度出演)
- 2009〜2011年 - 川島海荷(2010年は主演映画『私の優しくない先輩』とのコラボレーションではんにゃ・金田哲と共演)
- 2012〜2014年 - 能年玲奈
- 2015年 - 黒島結菜
- 2016年〜 - 永野芽郁[2]
関連項目
脚注
- ↑ カルピスウォーターの秘密
- ↑ “長澤まさみ・能年玲奈らに続く抜擢 ブレイク一直線の永野芽郁”. モデルプレス (2016年4月4日). . 2016閲覧.