マレーシア
- マレーシア
- مليسيا
Malaysia - 国の標語:Bersekutu Bertambah Mutu
Unity Is Strength
(マレー語: 団結は力なり)
公用語 | マレーシア語 注1、英語 、中国語 |
---|---|
首都 | クアラルンプール 注2 |
最大の都市 | クアラルンプール |
通貨 | リンギット (MYR) |
時間帯 | UTC +8(DST:なし) |
ISO 3166-1 | MY / MYS |
ccTLD | .my |
国際電話番号 | 60 |
マレーシア(ジャウィ語: مليسيا、マレー語: Malaysia、英語: Malaysia)
東南アジアの連邦制立憲君主国。南シナ海を挟んでマレー半島部とボルネオ島のサバ州,サラワク州からなる。マレー半島部の西マレーシアは山地が多く,北部と中部には石灰岩の浸食によるカルスト地形が見られる。ボルネオ島の東マレーシアは北部沿岸に平野が広がり,インドネシアとの国境には山地が連なる。最高峰は,ボルネオ島北東部のキナバル山(4101m)。気候はいずれも赤道型で,年間を通じて高温多湿である。1957年イギリスから独立し,イギリス連邦に加盟。イギリス領であった 20世紀初頭にゴム園労働者の移入が進められたため人種構成は複雑で,約半数を占めるマレー人(ブミプトラ)のほか中国系が約 4分の1を占め,そのほかインド=パキスタン系がおり,ボルネオ島には先住のイバン族,カダザン族なども住む。マレー語,英語,中国話,タミル語が用いられるが,公用語はマレー語。政府はマレー人優先政策を進めてきたが,1990年代に入って緩和している。宗教はイスラム教徒が約 6割,仏教徒が約 2割を占め,ほかにキリスト教徒,ヒンドゥー教徒など。1980年代にルック・イースト政策により,日本や大韓民国(韓国)などからの投資が激増し製造業が急成長した。天然ゴムとスズがおもな輸出品であったが,21世紀初めには電気・電子機器が主要輸出品となった。木材,スズ,パーム油は世界有数の生産額を誇る。マレー半島東岸沖,サラワク州北東岸,サバ州西岸では石油,天然ガスの生産が盛ん。パーム油を原料とするバイオ燃料の生産も始まった。主食は米で,ほかにトウモロコシ,キャッサバなどが栽培される。東南アジア諸国連合 ASEAN加盟国。(マレーシア史)
外部リンク
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 “World Economic Outlook Database, April 2014” (英語). IMF (2014年4月). . 2014閲覧.
- ↑ 英国の規程法データベース: 連邦マラヤ独立法1957年の (c. 60)
- ↑ 国連条約第10760, 契約は、グレートブリテン及び北部アイルランド、マラヤ連邦、北ボルネオ、サラワク、シンガポールのイギリスの間、マレーシアに関連する