西田敏行
西田 敏行(にしだ としゆき、1947年11月4日 - )は、日本の俳優、歌手、タレント、司会者。
福島県郡山市出身。オフィスコバック所属。明治大学付属中野高等学校卒業、明治大学農学部中退。身長166cm、体重80kg超。主演の映画『釣りバカ日誌』は1988年(昭和63年)から2009年(平成21年)まで22作続いた代表作。日本俳優連合理事長。日本アカデミー賞組織委員会副会長[1]。4歳年下の夫人との間に2女あり。
来歴・人物
幼少・学生時代
西田の父方の祖は和泉国伯太藩家老職を務めた今井家で、幼くして大阪府和泉市出身の父が亡くなり、5歳の時に薩摩藩士を祖に持つ郡山市内在住の伯母(母の姉)夫婦の西田家に引き取られた。
少年時代は映画好きの養父に連れられ映画館へ通い、チャンバラ映画に熱中。観る側より映画のスクリーンに映る自分の姿をぼんやり夢想していた。中学校に入り、演劇に興味を持つが、演劇部は女性部員ばかりで、当時、男子生徒の部活動といえば、スポーツが一般的だった風潮もあり、悶々とした3年間を過ごす。映画で「東京弁」に触れるうち、「俺このままずっとこの多感な時期こっちで暮らしていると、福島弁が染みついちゃって、もしかしたら標準語をしゃべれなくなっちゃうんじゃないか」との危機感を感じ始め[2]、演劇が好きでも福島弁でしか演じられない現状に自問し、標準語を習得したいと思い始め、両親を説得の上、中学卒業と共に上京。
高校に進学するとバレーボール部に入部。たまたま男子部員が居なくて困っていた演劇部の女子部員から、男役として部に協力してほしい、と請われ、顧問のような形で演劇部に参加する。
1966年(昭和41年)、明治大学入学と同時に日本演技アカデミー夜間部に入る。同年大学を中退して夜間部から昼間部に移り、翌年に卒業。仲間と劇団『シアター67』を結成するが失敗。ちょうどその頃、1967年(昭和42年)に『渥美清の泣いてたまるか』(TBS)でテレビ俳優としてデビューしている。
本格的に役者へ
1968年(昭和43年)、青年座俳優養成所に入り、1970年(昭和45年)に卒業し、青年座座員となる。同年の青年座7月公演『情痴』(作:西島大)で初舞台。1971年(昭和46年)の10月公演『写楽考』(作:矢代静一)では早くも主役に抜擢され大器の片鱗を見せた。その後は役者として不遇の日々を送るが、1976年(昭和51年)にレギュラー出演した『いごこち満点』と『三男三女婿一匹』(共にTBS)で注目を集め、森繁久彌のアドリブにも堂々と渡り合う硬軟自在で個性的な演技と、愛嬌のある顔立ちや体型で人気を獲得。1977年(昭和52年)には『特捜最前線』(テレビ朝日)、1978年(昭和53年)には『西遊記』(日本テレビ)に重要な役でレギュラー出演。さらに1980年(昭和55年)には『池中玄太80キロ』(日本テレビ)と『サンキュー先生』(テレビ朝日)で主演、翌1981年(昭和56年)にもNHK大河ドラマ『おんな太閤記』で準主役を務めるなど、連続ドラマで活躍。
また、歌手活動も精力的に行い、1981年(昭和56年)4月に発売した『もしもピアノが弾けたなら』(『池中玄太80キロ』第2シリーズ主題歌)は大ヒットとなった。なお、NHK紅白歌合戦において、基本の4パターンである司会、歌手、審査員、応援(ナレーションを含めると5パターン)全てで出演経験があるのは西田のみである。素朴で飾り気のないキャラクターやトーク、アドリブの巧さ、コメディアン・エンターテイナーぶりはバラエティ番組やコント番組でも注目され、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』を始め、数多くの番組に出演、その他司会など、演劇活動以外でもマルチな才能を発揮している。
1986年(昭和61年)、映画『植村直己物語』に主演。西田にとっては明大農学部の先輩で、映画公開の2年前、1984年2月にマッキンリーで消息を絶った冒険家・植村直己を演じた。この作品ではモンブラン(フランス)、エベレスト(ネパール、中国)、マッキンリー、北極など植村の足跡を追う5大陸ロケを敢行。話題となったが、7ヶ月に及ぶ長期ロケは過酷なもので西田は死を覚悟して臨んだ[3]。「実際に大自然と対峙し、つくづく抗えないことがあるんだと痛感させられました。同時に、大自然の中に身を置いて芝居をするという経験が、僕に言葉にはならない、いろんなものを与えてくれたという意味で、エポックメーキングになった作品だと思います」と、自身にとって大きな転機となった作品だとしている[4]。2年後の1988年6月公開の映画『敦煌』でも長期の現地ロケに参加。一時は「極地俳優」の異名をとった。
1988年(昭和63年)から映画『釣りバカ日誌』シリーズに出演。三國連太郎とのコンビで、最終の第20作(特別編2本を入れると22作)まで約22年に及ぶ長期シリーズとなり、自身の代表作の1つとなった。ちなみに西田の映画初出演作品は、三國主演の『襤褸の旗』(監督:吉村公三郎、足尾銅山鉱毒事件を題材にした作品、1974年)で、反体制派農民の一人、多々良治平という役だった[5]。
1994年(平成6年)、東宝ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』で森繁久彌、上條恒彦に次ぐ3代目テヴィエ役に抜擢、その後7年にわたり出演している。
さらなる活躍
2000年(平成12年)、『ネイチァリングスペシャル「風雪の聖地アンデス縦断4000キロ」- 西田敏行53歳 米大陸最高峰アコンカグアに挑む -」』(テレビ朝日、2001年5月28日放送)の収録のため、南米最高峰アコンカグア(標高 6,962 m)登山に挑戦している。この当時、焼肉とビールをこよなく愛し、大食漢で大酒飲みでありながら、運動と言えば数か月に1度のゴルフ程度の上、1日の喫煙量は80本以上のヘビースモーカーという生活で、体重は94kg。そのため中性脂肪が人並外れて高いなど身体的な不安材料を抱えながらも、8月からネパールでの高地トレーニングを開始。11月上旬にアタックを開始したが、強風や低温など天候に恵まれず、スケジュール的に無理と判断。高度6,830m地点で登頂を断念している。尚、『植村直己物語』の撮影以来、知己の関係である小西浩文を登山隊長に迎え、国内有数の登山家がサポーターとして同行した[6][7]。
2001年(平成13年)朝日放送→朝日放送テレビ『探偵!ナイトスクープ』の2代目局長に起用され、1月26日放送分からレギュラー出演している(詳しくは後述の「探偵ナイトスクープ」参照)。初代局長・上岡龍太郎が2000年3月末で芸能界引退のため降板(番組では4月放送分まで)。西田は番組からの熱心な打診を受け内諾していたものの、大河ドラマ『葵 徳川三代』の収録が完了するや上述のアコンカグア登山のスケジュールに追われており、その収録を終えなければ出演できない状況だった。そのため番組内では登場まで西田の名前を伏せ、局長席に「鋭意交渉中」の札を掛け続けて探偵、顧問が週替わりで進行役を務めた。局長としての初出演は日本への帰国直後、そのままABCホールに直行しての収録となり、ニットシャツにジーンズ、顔中に無精髭をたくわえたワイルドな出で立ちでの登場となった。
同年11月7日、首の骨が変形し、頸椎の神経が圧迫され、手足がしびれる「頸椎性脊髄症」を患い入院。15日に神経圧迫部位を除去する手術を行い、翌月には退院・復帰している[8]。
2003年(平成15年)3月3日夜、自宅で心筋梗塞のため倒れ緊急入院[9]。処置が早く、症状も安定していたため28日には退院している[10]。上述の通り肉食中心の生活でヘビースモーカーだったが、入院中、吉永小百合から手紙をもらい、そこに書かれていた「タバコだけはやめてね、西やん」の言葉に一念発起し禁煙宣言した[注釈 2]。また体重も82kgまで減量した。復帰後のインタビューで「ここで死んだら遺作(のタイトル)が『ゲロッパ!』になるが、それだけは避けたかった」と、この時の出演映画の告知とユーモアを交えたコメントを述べ、全快をアピールしている。
2004年(平成16年)1月1日、前日をもって青年座を退団。元青年座スタッフで、長年マネージャーを務めていた小林保男が設立したオフィスコバックに移籍。これは自身の健康上の事とともに2001年10月18日、師事していた青年座元プロデューサーで青年座映画放送代表取締役の金井彰久(声優、かないみかの父)が65歳で死去[11]したことが契機となっている。
2008年(平成20年)11月、長年にわたる演劇界での業績が認められ、紫綬褒章を受章[12]。
同年4月からNHKラジオ第1のラジオドラマ番組『新日曜名作座』に竹下景子とともに起用される。森繁久彌と加藤道子のコンビで50年にわたり放送された『日曜名作座』の番組スタイルを継承している。
2009年(平成21年)には里見浩太朗の後を受け、日本俳優連合第5代理事長に就任[13]。俳優の資質や地位の向上・権利問題などにも取り組んでいる。
2010年(平成22年)3月、『釣りバカ日誌』シリーズで、22年の長きにわたり国民に笑いと感動を与え続け、日本映画界へ残した数々の功績を讃えられ、三國連太郎と共に第33回日本アカデミー賞会長功労賞を受賞[14]。
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災が発生、出身地である福島県も甚大な被害を受けた事を受け、支援ライブへの出演[15]のほか、積極的な支援活動を行っている。震災以降、月に2 - 3回は単身、地元・郡山に戻り長期滞在する生活になっているという[16]。
2012年(平成24年)3月15日、社団法人日本喜劇人協会主催の喜劇人大賞を受賞[17]。
2013年(平成25年)3月27日、『池中玄太80キロ』で恋人役で共演した坂口良子が57歳で死去[18]。西田は談話を発表し「早過ぎるよアッコ・・・池中玄太は号泣しています」と、ドラマ内での役名(暁子=アッコ)で呼びかけ、その無念さを表した[19]。また、4月14日には『釣りバカ日誌』シリーズでコンビを組んだ三國連太郎が急性呼吸不全で死去。7月19日にグランドハイアット東京で営まれた「お別れの会」で西田は祭壇に“お別れの言葉”を述べ、故人を偲ぶとともに「実に見事な生涯でした」と、90年の生涯を称賛した[20]。
2014年(平成26年)7月1日、9月12日〜16日に開催予定の「第7回したまちコメディ映画祭in台東」でコメディ栄誉賞を受賞することと、リスペクト上映として第1作目の『釣りバカ日誌』の上映が決定した[21][22]。
2016年(平成28年)2月1日、自宅ベッドから転落して首を痛め、「頸椎亜脱臼」と診断される[23]。出演中のドラマ『家族ノカタチ』の撮影には参加を続けたが、12日に大阪の朝日放送で予定されていた『探偵!ナイトスクープ』の収録は、大事をとって欠席(3月4日・11日放送分)。2月26日に収録に復帰した[24]。4月19日、腰椎の一部を頸椎に移植する手術を受ける[25]。手術後に胆のう炎を発症。5月6日に予定されていた『探偵!ナイトスクープ』の収録を取りやめ [26]、5月12日に胆のうの摘出手術を受けた[27]。5月19日、『人生の楽園』のナレーションで仕事復帰。6月3日、『探偵!ナイトスクープ』の収録(6月24日、7月1日放送分)でテレビ画面への復帰を果たした[28]。6月11日に退院[29]。この際に入院などについて薬物使用疑惑などのデマが流れ、 同年8月、所属事務所により、被害届が警視庁赤坂署に提出され[30]、「違法な書き込みに対して、書き込みした人物を特定し、業務妨害及び名誉毀損を理由として、刑事、民事の責任追及を現在進めているところ」といった警告文が発表され[31]、同年10月4日、ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(第4シリーズ)の制作発表会見で、「(2016年4月、5月に頸椎亜脱臼の手術と胆嚢炎の手術のため)入院についても、いろいろネットのニュースで書かれて、『シャブ隠しのために入院したらしいぞ』とまで言われた。私は“シャブ中”ではございませんので、一つよろしくお願いします」と、ネット中の噂話を明確に否定した[32]。
2017年(平成29年)7月5日、警視庁赤坂署は実際には(前述の)薬物などの使用の事実はなく、書き込みは虚偽の内容だと判断し、偽計業務妨害容疑で、中傷記事を書き込みしたり転載したりした男女三人を書類送検した[30]。
2018年(平成30年)4月の春の叙勲で旭日小綬章を受章。 同年7月30日、福島県が県民栄誉賞を贈ることを発表し、内堀雅雄知事は同年4月の旭日小授章の受章が直接のきっかけになったと記者会見で語った。尚、表彰式は同年9月17日に福島県郡山市で行われる[33]。
エピソード
- 大河ドラマについて
NHK大河ドラマに数多く出演しており、初出演した1972年(昭和47年)の『新・平家物語』から、2013年(平成25年)放送の『八重の桜』まで、出演作品数は計12作にのぼり、『山河燃ゆ』1984年(昭和59年)、『翔ぶが如く』1990年(平成2年)、『八代将軍吉宗』1995年(平成7年)、『葵 徳川三代』2000年(平成12年)の4作で主演を務めている。主演4回は57作(2017年現在)放送されている大河ドラマで最多になる。
歴代の徳川将軍家の人物を演じることが多く、『八代将軍吉宗』では徳川吉宗、『葵 徳川三代』では徳川秀忠、『功名が辻』では徳川家康、と、3名の徳川家将軍を演じている。特に『功名が辻』では家康を演じるにあたり、数多く残されている家康の肖像画などの姿により近づけるために、特殊メイクで福耳を施して演じた[注釈 3]。また、『おんな太閤記』では豊臣秀吉を演じ、西田の台詞「おかか」(正室・ねねの呼称)は当時の流行語になった。なお、大河ドラマで三英傑のうち二人以上演じたのは西田が唯一である[注釈 4]。
1990年(平成2年)の『翔ぶが如く』に西郷隆盛役で出演を依頼された際に故郷(会津)の友人に相談したところ、「長州は駄目だが、薩摩なら大丈夫だ」と言われたので出演を引き受けたとのこと[35]。尚、後に養父(西田家)が薩摩藩士の子孫であった事がNHK総合「ファミリーヒストリー」(2017年10月4日放送)にて判明し、高祖父、祖父が薩英戦争や西南戦争に従軍していたことがわかった。また、2013年(平成25年)の『八重の桜』に西郷頼母役で出演をし、両西郷を演じるのは日本テレビの年末時代劇で出演していた里見浩太朗についで二人目である。
- 松崎しげるらとの親交
互いが売れ始める前(松崎24歳、西田26歳)からの飲み友達で、毎晩のように飲み歩いては、互いの愚痴を吐き出しながら、励まし合う仲だった。そんな中でも知り合いや先輩が経営する飲食店に顔を出してリクエストに応えて歌うと、無料で飲み食いさせてもらえるメリットがあった。そうした中で出来上がったのが「客の出す3つの『お題』を入れて即興で歌を作る」という、落語の三題噺のようなネタ。松崎は元より、西田も歌唱力と音楽的センスがあったため、二人の即興デュエットは当時の六本木界隈では有名になった。その噂を聞きつけたTBSのスタッフが二人を進行役に起用したテレビ番組が『ハッスル銀座』(1975年)だった。この番組では、視聴者から寄せられるハガキのエピソードを元に即興で歌を作り、披露するコーナーが評判となった。この番組出演が契機となり、翌1976年には松崎は『愛のメモリー』がCMに起用され、スペインのマジョルカ音楽祭・最優秀歌唱賞を受賞する等注目され始め、西田はTBSのドラマ『三男三女婿一匹』への出演などを経て、その主役を喰うほどの演技力が高く評価される。さらに翌1977年には共にブレイクし、人気を不動のものにしていく。以来、親交は続き、現在でも無二の親友同士である[36]。 また、この松崎に加え、柴俊夫、田中健、志垣太郎も当時からの親密な友人で、家族ぐるみで親交がある。『即興ソング』は現在でも松崎、西田の十八番ネタである。
武田鉄矢とも親交が深く、NET→テレビ朝日『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』(1976年10月 - 1978年3月)の番組中のコントで初共演し、二人でコーナーを担当するようになって以来、家族ぐるみの仲である。
- 田淵幸一との親交
プロ野球は福島県出身ということで東北楽天ゴールデンイーグルスファンクラブ名誉会員として名を連ねているが、自身は大の阪神タイガースファン(阪神ファン)である。2006年5月には、甲子園球場で行われた阪神対ヤクルト戦にて始球式を務めている。
1979年(昭和54年)にはいしいひさいち原作のアニメ映画『がんばれ!!タブチくん!!』で主人公のタブチくんの声を担当した。プロ野球阪神タイガースのファンで、『がんばれ!!タブチくん!!』のタブチ役を演じたことから、映画のモデルである田淵幸一と今日まで長く親交を続けている。ちなみに『探偵!ナイトスクープ』に元阪神の田淵がときどきゲスト出演するのはこの縁からである。
番組の局長(司会者)になって以来、番組以外でも「局長」と呼ばれることが増えている。起用された理由は「同番組の大ファン」だったから。同番組では関西弁交じりで話し、非常に涙もろい一面が伺え、依頼内容に少しでも感動的な要素があると、ほぼもれなく涙を流している。そのあまりに涙もろい点から、大阪で移動にタクシーを利用すると、運転手に「なんであれで泣くの?」と聞かれることがあるという[37]。
- その他のエピソード
イメージ的に「いい人」的な役回りが多いため、「白い巨塔」では金に物を言わせて根回しをする悪役を演じるにあたり、意地汚いイメージを出そうと西田の提案により、付け髭にカツラを着用して演じた(作中でカツラ着用者という設定)。製作発表の席で駄洒落交じりで、「私の役名は財前又一(またいち)ですので、財前ヌーとは読まないで下さい。」と、笑いを誘った。それから4年後には白い巨塔と同じ、山崎豊子原作の『華麗なる一族』に又一と比較して「いい人」である大川一郎役で出演している。この役は又一と同じく、主人公万俵鉄平(演:木村拓哉)の妻の父、いわゆる義父である。また、タクシーに乗る際に共演者である勝村政信が顔バレしないか心配し、気を使ったが、西田がドライバーに「俳優の西田敏行です」と語ってしまったことがある。
打ち上げなどでは、『即興ソング』以外にも旺盛なサービス精神と芸達者ぶりを披露し、周囲を笑いに巻き込んでいる。持ちネタとして、エルビス・プレスリーや丹波哲郎のものまねなどがあり、最近では「シャンソン風『与作』」(北島三郎の『与作』のカラオケに合わせて、でたらめなフランス語を駆使して「シャンソン風」に歌いあげる。シャンソン風なので、サビの部分は「与作」を「ピエール」に変え、語りかける、というもの)が『SMAP×SMAP』など、ゲスト出演したバラエティ番組で紹介されている。
学研の小学生向けに書かれた自伝にて、自らの母について語っており、幼少期に風邪をひいて寝込んでいると、鼻が詰まり眠れずにいたら、母が西田少年の鼻に口を当てて、鼻水を吸い取ったエピソードを引用し、母親の偉大さとありがたみを子供たちに伝えた。
福島生まれだが、高校から東京にいるため、あまり東北弁は話さない。しかし、東北弁が出ることもある。『アウトレイジ ビヨンド』では東北出身者ながら、河内弁で芝居をしていた。
実現しなかった『男はつらいよ』第49作「寅次郎花へんろ」にはマドンナ田中裕子の兄役で出演が予定されており、[38][39]その事が縁で『虹を掴む男』シリーズでは出演を務めた。また二代目寅さん役最有力候補とされていたこともある(渥美清の死去後すぐ報道された)。
- 東日本大震災に関して
東日本大震災の後に中畑清らと共に復興応援CMに出演していた。
2011年4月2日、故郷の福島県郡山市のスーパーで県産の野菜やイチゴ、キュウリなどを食べて安全性のアピールにひと役買った。このとき涙に目を潤ませながら、「美しい福島を汚したのは誰だ!誰が福島をこんなにしたんだ!本当に本当に腹が立つ。福島はどんなことがあっても負けねぇぞ!」と絶叫した。4日には早朝からTBS系『みのもんたの朝ズバッ!』に生出演し、福島第1原発事故の影響で、福島県産の牛肉について不安を煽るような不確定な発表が行われ、撤回・修正された。これには、「あきれて物が言えないですよ。風評被害というのは、一度立っちゃうと、払拭するまでものすごい時間がかかっちゃう」と怒りをあらわにした。同じ日の朝日新聞朝刊では、「我慢強い人が多い福島ですけど、今度だけは、ね。東京電力や原発を進めてきた政治家たちに怒りの声を張り上げたい」と心境を寄せた。
2011年6月14日、東京都内で行われた東日本大震災被災者支援発表会見に出席した。NPOふるさと回帰支援センターの主催で岩手、宮城、福島3県の被災者に向けた他県への移住支援を発表。福島県出身の西田は「原発の反対は現実的でないと言われてきたが、もろくも事故を引き起こした」と憤慨。宮城県出身の菅原文太も「原発の是非を問う国民投票をすべき。菅首相も最後に大きな仕事になる。ドイツもイタリアも脱原発を決めた。良い意味の三国同盟をつくってほしい」と訴え、二人とも「原発はNO!」と語った。
- 政治に関して
「団塊世代の役者としてケジメのつけ方がある」「役者も政治的にならなければ」の持ち主で[40]であり、自らの政治信条を度々述べる事がある。
- 反戦
戦争に反対する思いは母の影響が大きく、「僕も世の中はなんでこう戦火が絶えることがないのか、といつも思っているし、母は僕が子どもの頃から折に触れて、『人間が絶対しちゃいけないことの一つは戦争だ』と口癖のように言っていました。8月6日は広島に原爆が落とされた日なんだよとか。戦争というものは勝者も敗者も何も得るものはないんだという彼女の言葉は強く響いてますね」と述べている[41]。
日本国憲法第9条を含め、護憲に対して肯定的な発言をしている[42]。
- 中国との交流
中国との交流も深く、中国の国営テレビ局であるCCTVは、2012年9月尖閣諸島国有化以降、日本の映画やドラマの放送を一切禁じるようにしている(唯一の例外は、2014年12月に、亡くなった「中国人民の古い友達」と呼ばれている高倉健を偲ぶために、高倉の映画作品を放送した)が、2016年2月中旬に西田が怪我で頸椎亜脱臼したことが分かると、恒例を破り、2月27日に、CCTV映画専門チャンネルの『影人1+1』という番組で、「我々中国人民の古い友達・西田敏行さんへのお見舞い」と、『釣りバカ日誌』19、20を二本連続放送した[43]。
2016年2月中旬、西田が怪我したことの報道された当日は千通以上のお見舞いメッセージ、そして、2016年11月4日、西田の69歳誕生日の当日はまた千通以上のお祝いメッセージが、中国のファンから西田の所属事務所に届いた。
2017年2月、西田は所属事務所の小林保男社長を通じて、中国のファンによる宣伝用ウェイボーアカウントで、前記CCTV映画専門チャンネルの『影人1+1』と応援している中国のファンへ感謝のメッセージを寄せ、中国旧暦新年への挨拶を送った[44]。
- 田中角栄を演じたい
全日本空輸機内誌『翼の王国』2007年8月号でのインタビュー、2016年10月に出版された自伝『役者人生、泣き笑い』、2016年12月8日に放送された『徹子の部屋』、2016年12月12月に放送された『伊集院光とらじおと』、2017年1月8日号の『朝日新聞』、2017年3月26日に放送された『橋幸夫の地球楽団』などにて、「これからは、機会さえあれば、ぜひ田中角栄元総理を演じてみたい」と度々述べている[45]。西田は田中の魅力を「人としても政治家としても、清濁併せのんだ魅力がある。あの風貌と香具師(やし)のような声。人たらしの才。でも、ヒーローでもヒールでもなく、普通のオヤジが『角栄』を演じ切ったのかもしれないとも思うんです」[46]と語っている。
また、「沖縄返還で佐藤栄作元首相がノーベル平和賞をもらったけど、日中国交回復をなしとげた角栄さんが受賞してもよかったのに、と僕は思ってます」[47]、「中国のトップレベルの俳優に周恩来役をやってもらって」[47]、「日中国交回復で周恩来と体当たりでマオタイ酒を交わした名場面を演じてみたいのです」[48]、「日中の国交が回復した際の周恩来とのやりとりだけを抽出して2時間ぐらいのドラマにしても面白いななんて思っています」[49]と度々述べている。
出演
テレビドラマ
- 渥美清の泣いてたまるか (1967年、TBS)
- ありがとう (1970年、TBS)
- 大河ドラマ (NHK)
- 新・平家物語 (1972年) - 北条義時、横山相模介 役[注釈 5]
- 国盗り物語 (1973年) - 弥八 役
- 花神 (1977年) - 山県狂介 役
- おんな太閤記 (1981年) - 豊臣秀吉 役
- 山河燃ゆ (1984年) - 天羽忠 役
- 武田信玄 (1988年) - 山本勘助 役
- 翔ぶが如く (1990年) - 西郷隆盛 役
- 八代将軍吉宗 (1995年) - 徳川吉宗 役
- 葵 徳川三代 (2000年) - 徳川秀忠 役
- 武蔵 MUSASHI (2003年) - 内山半兵衛 役
- 功名が辻 (2006年) - 徳川家康 役
- 八重の桜 (2013年) - 西郷頼母 役
- 西郷どん (2018年)- ナレーション
- ポーラテレビ小説(TBS)
- 原生花園 アンラコロの歌 (1972年) - 浩郎助 役
- 絹の家 (1976年) - 南道 役
- 連続テレビ小説(NHK)
- 白い滑走路 (1974年、TBS) - 森田邦彦 役
- ふりむくな鶴吉 (1974年、NHK) - 寅吉 役
- あんたがたどこさ 第2シリーズ (1975年、TBS)
- 新・坊っちゃん (1975年、NHK) - 山嵐 役
- いごこち満点 (1976年、TBS) - 杉本久右エ門 役
- 三男三女婿一匹 (1976年、TBS)
- 高原へいらっしゃい (1976年、TBS)
- 特捜最前線 (1977年 - 1979年、テレビ朝日) - 高杉陽三刑事 役
- 西遊記 (1978年、日本テレビ) - 猪八戒 役
- 雲を翔びこせ (1978年、TBS) - 渋沢栄一 役
- 熱愛一家・LOVE (1979年、TBS) - 大門孝太郎 役
- 風の隼人 (1979年、NHK) - 益満休之助 役
- あめりか物語 (1979年、NHK) - 熊谷武平 役
- 幸せの陽だまり (1979年、NHK)
- 池中玄太80キロ (1980年4月 - 6月、日本テレビ) - 池中玄太 役
- 港町純情シネマ (1980年4月 - 7月、TBS) - 猿田禄郎 役
- 一人来い二人来いみんな来い (1980年9月 - 1981年1月、TBS) - 金子三郎 役
- サンキュー先生 (1980年9月 - 1981年3月、テレビ朝日) - 石松鈍器 役
- ダウンタウン物語 (1981年1月 - 4月、日本テレビ)
- 池中玄太80キロ パートII (1981年4月 - 8月、日本テレビ) - 池中玄太 役
- 淋しいのはお前だけじゃない (1982年、TBS) - 沼田薫 役
- 夏の王様 (1982年10月6日、日本テレビ「開局30周年記念ミュージカル・ドラマ」)
- 明石貫平35才 (1983年、日本テレビ)
- 外科医 城戸修平 第12話「アラシを呼ぶ男」 (1983年、TBS)
- 死刑執行四十八時間 (1984年、読売テレビ「木曜ゴールデンドラマ」)
- 名門私立女子高校 (1984年、日本テレビ)
- 忍の一字 (1985年、NHK) - 高田兵助 役
- 年末時代劇スペシャル (日本テレビ)
- 西田敏行の泣いてたまるか (1986年10月 - 1987年1月、TBS)
- 女は遊べ物語・戦国亭主操縦法 (1987年、名古屋テレビ)
- オトコだろッ! (1988年、フジテレビ) - 中嶋一郎太 役
- 猫、ふんじゃッた! (1988年10月 - 1989年2月、日本テレビ)
- 池中玄太80キロ パートIII (1989年4月 - 5月、日本テレビ) - 池中玄太 役
- 翔んでる!平賀源内 (1989年5月 - 9月、TBS「ナショナル劇場」) - 平賀源内 役
- いつも心に太陽を (1994年1月 - 3月、TBS「金曜ドラマ」) - 福田裕次郎 役
- 遠山金志郎美容室 (1994年7月 - 9月、日本テレビ) - 遠山金志郎 役
- 竜馬がゆく (1997年、TBS) - 勝海舟 役
- 大追跡! 江戸〜上州〜みちのく〜四国(1997年、朝日放送「大型時代劇スペシャル」) - 瓢六 役
- 織田信長 天下を取ったバカ (1998年、TBS) - 斎藤道三 役
- 烏鯉(からすごい) (1998年、TBS) - 小浜正造 役
- けろりの道頓 秀吉と女を争った男 (1999年、関西テレビ) - 安井道頓 役
- 告知 最愛の妻の末期ガンから死… (1999年、フジテレビ) - 熊沢健一 役
- 発見! 周恩来の東京滞在日記 隣人の肖像(1999年10月3日、TX) - 語り
- 新春ワイド時代劇(テレビ東京)
- 宮本武蔵 (2001年) - 沢庵 役
- 天下騒乱〜徳川三代の陰謀 (2006年) - 土井利勝 役
- 徳川風雲録 八代将軍吉宗 (2008年) - 紀伊国屋文左衛門 役
- 戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち (2011年) - 豊臣秀吉 役
- 影武者 徳川家康 (2014年) - 世良田二郎三郎・徳川家康 役(二役)
- おらが春 (2002年、NHK正月時代劇) - 小林一茶 役
- サスペンス喜劇 瓜二つ (2002年、北海道放送) - 瓜生辰 役
- 春が来た (2002年9月 - 11月、NHK) - 次郎兵衛(月形小介) 役
- すっから母さん (2003年、テレビ東京) - てる子 役
- 白い巨塔 (2003年、フジテレビ「木曜劇場」) - 財前又一 役
- 川、いつか海へ 6つの愛の物語 (2003年、NHK) - 矢島忠 役
- ジイジ〜孫といた夏 (2004年8月 - 9月、NHK「月曜ドラマシリーズ」) - 片岡英吉 役
- タイガー&ドラゴン (2005年1月9日、2005年4月 - 6月、TBS) - 林屋亭どん兵衛(谷中正吉) 役
- ジイジ2〜孫といた夏 (2005年7月 - 8月、NHK「月曜劇場」) - 片岡英吉 役
- 広島 昭和20年8月6日 (2005年8月29日、TBS) - 矢島年明 役
- 特命!刑事どん亀 (2006年4月 - 7月、TBS「ナショナル劇場」) - 亀田呑 役
- マグロ (2007年1月4日・5日、テレビ朝日) - 福原元次 役
- 浅草ふくまる旅館 (2007年1月 - 3月・10月 - 12月、TBS「ナショナル劇場」) - 福丸大吉 役
- 華麗なる一族 (2007年1月 - 3月、TBS「日曜劇場」) - 大川一郎 役
- 王様の心臓〜リア王より〜 (2007年4月6日、日本テレビ) - 刈谷一 役
- ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜 (2007年9月16日) - インタビュー出演
- あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機 (2008年12月24日、TBS) - 徳富蘇峰 役
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 (2009年8月29日、TBS) - 御所河原金吾郎之助佐ヱ門太郎 役
- 父よ、あなたはえらかった〜1969年のオヤジと僕 (2009年11月16日、TBS) - 小野寺利一 役
- スペシャルドラマ「坂の上の雲」 (2009年 - 2011年、NHK) - 高橋是清 役
- テレビ東京開局45周年ドラマスペシャル「シューシャインボーイ」 (2010年3月24日、テレビ東京) - 鈴木一郎 役
- 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜「まる子と会える町」 (2010年4月4日、フジテレビ) - 楠本一郎 役
- 忠臣蔵〜その男、大石内蔵助 (2010年12月25日、テレビ朝日) - 吉良義央 役
- わが家の歴史 (2010年春、フジテレビ開局50周年企画) - 八女時次郎 役
- うぬぼれ刑事 (2010年7月 - 9月、TBS) - 葉造 役
- TAROの塔 (2011年2月 - 3月、NHK) - 堀口茂治 役
- BOSS 2ndシーズン (2011年4月 - 7月、フジテレビ) - 黒原健蔵 役
- 最後の晩餐 〜刑事・遠野一行と七人の容疑者〜 (2011年5月14日、テレビ朝日) - 三条大作 役
- ステキな隠し撮り 完全無欠のコンシェルジュ (2011年11月5日、フジテレビ) - 会社員 役
- 蝶々さん〜最後の武士の娘〜 (2011年11月19日・26日、NHK) - 帯谷宗七 役
- 悪女について (2012年4月30日、TBS) - 友保清次郎 役
- ゴーイング マイ ホーム (2012年10月 - 12月、関西テレビ) - 鳥居治 役
- 女信長 (2013年、フジテレビ) - 織田信秀 役
- いねむり先生 (2013年9月15日、テレビ朝日) - 色川武大 役
- ドクターX〜外科医・大門未知子シリーズ(テレビ朝日) - 蛭間重勝(蛭間十一郎) 役
- 宮本武蔵 (2014年3月15日・16日、テレビ朝日開局55周年記念) - 住持日観 役
- TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部- (2014年4月 - 6月、テレビ朝日) - 谷中寿也 役
- あすなろ三三七拍子 (2014年7月 - 9月、フジテレビ) - 荒川剛 役
- おやじの背中 第3話 (2014年7月27日、TBS) - 小泉金次郎 役
- アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子 (2014年8月9日、フジテレビ) - 千波章吾 役
- 東京にオリンピックを呼んだ男 (2014年10月11日、フジテレビ) - 田畑政治 役
- 信長協奏曲 (2014年10月 - 12月、フジテレビ) - 斎藤道三 役
- オリエント急行殺人事件 (2015年1月11日 - 12日) - 三木武一 役
- 大使閣下の料理人 (2015年1月3日、フジテレビ新春ドラマスペシャル) - 倉木和也 役
- アイムホーム (2015年4月 - 6月、テレビ朝日) - 小机幸男 役
- 民王 (2015年7月 - 9月、テレビ朝日) - 城山和彦 役
- 釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜 (2015年10月 - 12月、テレビ東京) - 鈴木一之助 役[51]
- 釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜 スペシャル(2017年1月2日)
- 釣りバカ日誌〜新米社員 浜崎伝助〜 (2017年4月21日)[52]
- 家族ノカタチ(2016年1月 - 3月、TBS) - 永里陽三 役[53]
- モンタージュ 三億円事件奇譚(2016年6月25・26日、フジテレビ) - 沢田慎之介 役[54]
- 琥珀 (2017年9月15日、テレビ東京) - 米田勝己 役
- パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜(2018年3月24日、テレビ朝日) - 富沢信介 役
- Missデビル 人事の悪魔・椿眞子(2018年4月14日 - 6月16日、日本テレビ) - 喜多村完治 役
- 天才バカボン3(2018年5月4日、日本テレビ) - 紙一重 役
映画
- 沖田総司 (1974年、監督:出目昌伸) - 永倉新八 役
- 襤褸の旗 (1974年、監督:吉村公三郎)
- 狭山裁判 (1976年)
- はなれ瞽女おりん (1977年) - 助太郎 役
- 悪魔が来りて笛を吹く (1979年) - 金田一耕助 役
- 太陽を盗んだ男 (1979年)
- 北斎漫画 (1981年) - 曲亭馬琴 役
- 刑事物語 (1982年)
- ロケーション (1984年)
- 天国の駅 HEAVEN STATION (1984年) - 田川一雄 役
- 植村直己物語 (1986年、監督:佐藤純彌) - 植村直己 役
- 敦煌 (1988年、監督:佐藤純彌) - 朱王礼 役
- 寒椿 (1992年、監督:降旗康男) - 富田岩伍 役
- おろしや国酔夢譚 (1992年、監督:佐藤純彌)
- 天国の大罪 (1992年、監督:舛田利雄)
- 学校 (1993年、監督:山田洋次)
- 学校II (1996年、監督:山田洋次)
- 虹をつかむ男 (1996年)
- 虹をつかむ男 南国奮斗篇 (1997年)
- 陽はまた昇る (2002年)
- ゲロッパ! (2003年、監督:井筒和幸)
- 半落ち (2003年、監督:佐々部清)
- 四日間の奇蹟 (2005年、監督:佐々部清) - 倉野順次 役
- THE 有頂天ホテル (2006年、監督:三谷幸喜) - 徳川膳武 役
- 椿山課長の七日間 (2006年、監督:河野圭太)
- ゲゲゲの鬼太郎 (2007年) - 輪入道 役
- 憑神 (2007年、監督:降旗康男)
- 自虐の詩 (2007年、監督:堤幸彦)
- 陰日向に咲く (2008年、監督:平川雄一朗) - モーゼ 役
- 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン (2008年) - 木佐原芳信 役
- 丘を越えて (2008年、監督:高橋伴明) - 菊池寛 役
- ザ・マジックアワー (2008年、監督:三谷幸喜) - 天塩幸之助 役
- ラーメンガール (2009年、監督:ロバート・アラン・アッカーマン) - マエズミ 役
- 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ (2009年、監督:マキノ雅彦) - 滝沢寛治(園長) 役
- 火天の城 (2009年、監督:田中光敏) - 岡部又右衛門 役
- SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010年、監督:山崎貴) - 徳川彦左衛門 役
- 星守る犬 (2011年、監督:瀧本智行) - おとうさん 役
- 探偵はBARにいる (2011年、監督:橋本一) - 霧島敏夫 役
- はやぶさ/HAYABUSA (2011年、監督:堤幸彦) - 的場泰弘 役
- ステキな金縛り (2011年、監督:三谷幸喜) - 更科六兵衛 役
- アウトレイジ ビヨンド (2012年、監督:北野武) - 西野一雄 役
- 黄金を抱いて翔べ (2012年、監督:井筒和幸) - ジイちゃん(斉藤順三) 役
- 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇] (2012年、監督:金子文紀) - 桂昌院 役
- 清須会議 (2013年、監督:三谷幸喜) - 更科六兵衛 役
- 遺体 明日への十日間 (2013年、監督:君塚良一) - 相葉常夫 役
- 終戦のエンペラー (2013年、監督:ピーター・ウェーバー) - 鹿島大将 役
- キタキツネ物語〜明日へ (2013年、監督:三村順一) - ナレーター
- 武士の献立 (2013年、監督:朝原雄三) - 舟木伝内 役
- あさひるばん[55] (2013年、監督:やまさき十三) - 阪元雷蔵 役
- マエストロ! (2015年、監督:小林聖太郎) - 天道 役
- ジヌよさらば〜かむろば村へ〜 (2015年、監督:松尾スズキ) - 神様(なかぬっさん) 役
- ラブ&ピース(2015年6月27日、アスミック・エース)
- ギャラクシー街道 (2015年10月24日、監督:三谷幸喜) - 堂本博士 役[56]
- 人生の約束 (2016年1月9日、監督:石橋冠) - 西村玄太郎 役[57]
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2017年9月23日、監督:広木隆一) - 浪矢雄治 役
- アウトレイジ 最終章 (2017年10月7日、監督:北野武) - 西野一雄 役
釣りバカ日誌シリーズ
- 釣りバカ日誌 (1988年、シリーズ1作目)
- 釣りバカ日誌2 (1989年)
- 釣りバカ日誌3 (1990年)
- 釣りバカ日誌4 (1991年)
- 釣りバカ日誌5 (1992年)
- 男はつらいよ 寅次郎の縁談 (1993年)※ 釣り人(浜ちゃん)として友情出演
- 釣りバカ日誌6 (1993年)
- 釣りバカ日誌スペシャル (1994年)
- 釣りバカ日誌7 (1994年)
- 釣りバカ日誌8 (1996年)
- 釣りバカ日誌9 (1997年)
- 釣りバカ日誌10 (1998年)
- 花のお江戸の釣りバカ日誌 (1998年)
- 釣りバカ日誌イレブン (2000年)
- 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇 (2001年)
- 釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪! (2002年)
- 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック! (2003年)
- 釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!? (2004年)
- 釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪ (2005年)
- 釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ! (2006年)
- 釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束 (2007年)
- 釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様 (2008年)
- 釣りバカ日誌20 ファイナル (2009年)
舞台
- 情痴 (青年座劇場、1970年)
- どらまないと (青年座劇場、1970年)
- 抱擁家族 (青年座劇場、1971年)
- 写楽考 (俳優座劇場、1971年),(紀伊国屋ホール、1972年)
- 悲喜劇おんな系図 (青年座劇場、1971年)
- 明治の柩 (紀伊国屋ホール、1973年)
- 神々の死 (紀伊国屋ホール、1973年)
- 私はルヴィ (俳優座劇場、1975年)
- 写楽考 (紀伊国屋ホール、1977年)
- セチュアンの善人 (紀伊国屋ホール、1978年)
- 盟三五大切 (国立劇場小劇場、1979年)
- 欲望という名の電車 (紀伊国屋ホール、1979年)
- 冒険ダン吉の冒険 (紀伊国屋ホール、1981年)
- 江戸のろくでなし (サンシャイン劇場、1982年)
- 弥次喜多 (サンシャイン劇場、1985年)
- からゆきさん (サンシャイン劇場、1990年)
- 屋根の上のヴァイオリン弾き (帝国劇場、1994年-2001年),(梅田コマ劇場、2001年)
- つくづく赤い風車-小林一茶- (池袋西口テント劇場、1995年)
- リセット (紀伊国屋ホール、1999年)
ラジオ
- パックインミュージック (TBSラジオ、1978年 - 1982年)
- ザ・バラエティ 西田敏行パロディカルナイト (TBSラジオ、1980年)
- 新日曜名作座 (NHKラジオ第1、2008年-)
劇場アニメ
- がんばれ!!タブチくん!!シリーズ - タブチくん 役
- がんばれ!! タブチくん!! (1979年)
- がんばれ!! タブチくん!!第2弾 激闘ペナントレース (1980年)
- がんばれ!! タブチくん!!初笑い第3弾 あゝツッパリ人生 (1980年)
- ももへの手紙 (2012年) - イワ 役
吹き替え
洋画
海外アニメ
- ロボッツ (2005年) - ビッグウェルド博士 役
人形劇
- ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空(1978年、TBSテレビ) - 牛魔王 役
- 連続人形活劇 新・三銃士 (2009年、NHK教育) - ベルトラン 役
バラエティ
- ハッスル銀座 (TBS) - 松崎しげると司会
- 西田敏行・桜田淳子のもちろん正解 (TBS) - 桜田淳子と司会
- なんてったって好奇心 (フジテレビ) - 司会・逸見政孝の後任
- 正解のないクイズ (フジテレビ)
- ドリフ大爆笑 (フジテレビ) - 83年のクリスマス特番に娘二人とゲスト出演
- みごろ!たべごろ!笑いごろ! (テレビ朝日)
- 今夜は最高! (日本テレビ)
- 地球は僕らの宝島 (朝日放送) - 司会
- 平成ふしぎ探検隊 (朝日放送) - 司会
- これは知ってナイト (朝日放送) - 司会
- 探偵!ナイトスクープ (朝日放送→朝日放送テレビ) - 2代目局長(2001年 - )
- サラリーマンNEO 2007年・年の瀬スペシャル「スーパーの男」 (NHK)
- BSエンターテイメント「西田・武田の笑モード」 (2010年2月6日、NHK-BS2)
- 絶対に笑ってはいけない熱血教師24時 (2012年12月31日、日本テレビ)
ドキュメンタリー・教養番組
- 日中国交回復15周年記念 中国大秘境 世界初公開!〜幻の西域〜パンダと西遊記の里 (1987年3月26日、フジテレビ)
- 人生の楽園 (テレビ朝日) - 2代目ナレーション
- こころの遺伝子 〜あなたがいたから〜 (2010年4月-7月、NHK) - 司会
- “花は咲く”スペシャル
- “花は咲く”スペシャル〜一つの歌がつむぐ物語〜 (2012年9月5日、NHK)
- “花は咲く”スペシャル〜復興を願う心のうた〜 (2013年3月14日、NHK)
- NHKスペシャル 3.11 あの日から2年「福島のいまを知っていますか」 (2013年3月14日、NHK)[59]
- テレビ未来遺産 震災直後… 生死を分ける72時間になすべきこと (2014年3月10日、TBS) - ナビゲーター
- あの日が教えてくれること〜東日本大震災から3年〜 (2014年3月11日、フジテレビ) - スペシャルゲスト
- ETV特集「あの舞をもういちど〜原発事故と民俗芸能」 (2014年6月7日、NHK Eテレ) - 語り
音楽番組
- 夢のビッグスタジオ (1982年、テレビ朝日系) - スケジュール多忙を理由に別撮りとなって降板。西田降板後タモリ、古舘伊知郎(当時テレビ朝日アナウンサー)が司会となるも、数回で打ち切りに。
- 第37回輝く!日本レコード大賞 (TBS) - 司会
- 思い出のメロディー (1992年8月15日、NHK) - 司会
- 誰も知らない泣ける歌 (日本テレビ) - 司会
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1981年(昭和56年)/第32回 | 初 | もしもピアノが弾けたなら | 12/22 | 榊原郁恵 | |
1982年(昭和57年)/第33回 | 2 | ああ上野駅 | 14/22 | 小柳ルミ子 | |
1990年(平成2年)/第41回 | 3 | もしもピアノが弾けたなら(2回目) | 14/29 | 青江三奈 | |
2011年(平成23年)/第62回 | 4 | あの街に生まれて | 17/25 | 小林幸子 |
※ 注意点
- 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
- その他紅白への出演
CM
- ビッグジョン (1975年)(広沢玲子と共演)
- キヤノン カード型電卓・キヤノンカード (1978年-1979年)
- ライオン油脂 ルック・ガラスルック (1979年)
- 1983年には夫人がママローヤルのCMに出演。
- プリマハム
- 日本航空 (1982年)
- 雪印乳業 ネオソフト (1982年-1987年)
- 東京ガス ガス暖房機 (1984年)
- 第一生命 (1985年)
- 「グランドライフ ふぁみりぃ」のCMでは一家で出演。
- 大関酒造 (1986年-1988年)
- ブックローン (リブロック・1980年代後半-1990年まで、CMソングを担当。)
- 大東建託 (1990年)
- 中埜酢店(現:ミツカン)(味ぽん) (1990年-1992年)
- アサヒビール
- エスビー食品(5/8チップ)
- 朝日ソーラー
- KDD(現:KDDI)
- NTT西日本
- はるやま商事
- トヨタ自動車(カムリ)
- カネボウホームプロダクツ(旅の宿)
- 日本石油(日石ワンダフルジョッキー - ※ラジオCM)
- 三菱電機
- 公共広告機構(現:ACジャパン)
- サッポロビール
- カルピス(健茶王)
- ジャンボ宝くじ
- 新・ユーキャンの通信講座(折込作業篇 新聞配達所の所長)
- アートネイチャー
- エバーライフ(皇潤)
- コイケヤ(ポテトチップスPREMIUM、2010年3月 -)
- 眼鏡市場
- スズキ(アルトエコ)「発表会」編・香里奈と共演。「ご当地キャラ」編・香里奈、小林星蘭と共演。
- SUNTORY WHISKY 響(ナレーション)
- 三井住友銀行 いくぞ、ミライ 「投資信託」篇 (2014年10月 - )[61]
音楽
シングル
- 木綿の愛情 (1976年)『パックインミュージック』エンディングテーマ
- 発売元は東芝EMI。
- シンデレラ・マーチ (1978年)
- 風に抱かれて(1980年)
- SHOGUNの同曲のカバー。『池中玄太80キロ』主題歌。
- CBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)移籍第一弾シングル。
- いい夢みろよ/もしもピアノが弾けたなら (1981年)
- 幸福の目じるし (1982年) 『夏の王様』主題歌
- たったひとつの歌だけど (1982年)
- 淋しいのはおまえだけじゃない (1982年) 『淋しいのはお前だけじゃない』主題歌
- おとうさんの歌も聞いてくれ 〜おとうさんはガンバルマン〜 (1982年) 『第一生命』創立80周年記念曲
- リブロック (1983年)『ブックローン』CMソング
- 二番目に云いたいこと (1983年)『明石貫平35才』 主題歌
- ルネッサンス (1984年)『名門私立女子高校』主題歌
- おとこの場面 (1985年)
- 人生ららばい (1986年)『泣いてたまるか』(西田主演のリメイク版) 主題歌
- カップリング曲は挿入歌の「心にてるてる坊主」。
- LOVE〜ラブソングを作ろう〜 (1988年) 『猫、ふんじゃッた!』テーマ曲
- 虹 (1989年)『妻をめとらば』 主題歌
- 時の旅人 (1989年)『ドラえもん のび太の日本誕生』 主題歌
- キラキラ音頭 (1989年) ナショナル劇場『翔んでる!平賀源内』 主題歌
- 冷たくしないで (1991年) 『釣りバカ日誌』 オープニングテーマ
- 旅立たずにはいられない (1992年) 『平成ふしぎ探検隊』 エンディングテーマ
- ぜったいイチバン (1994年) 『KDD』CMソング
- 発売元のソニー・ミュージックエンタテインメント発表で発売20日間の出荷枚数は1万2000枚[62]を記録した。
- とりあえずは元気で行こうぜ (2001年)『釣りバカ日誌』 主題歌
- 空に星があるように (2003年) 『すっから母さん』 エンディングテーマ
- 人生デ☆ラックス (2007年)『ジャンボ宝くじ』CMソング。西田夢蔵名義
- まーるく生きてみませんか (2007年)『浅草ふくまる旅館II』 主題歌
- 発売元はビクターエンタテインメント。
- バトンタッチ (2011年) 娘が結婚する父親の心情を歌っている。
- カップリング曲「あの街に生まれて」は第62回NHK紅白歌合戦で歌唱する。
- 発売元はキングレコード。
- 花は咲く (2012年、「花は咲くプロジェクト」名義) NHK東日本大震災復興応援ソング
- 発売元はフライングドッグ。
シングル以外の楽曲
- MATチームの歌 (1971年)/少年少女合唱団みずうみ
- いかすぜ!この恋 (1980年)アルバム『風に抱かれて』収録
- 西田の持ちネタであるプレスリーの物真似で歌ったナンバー(大滝詠一の自作曲のカヴァー。西田版のプロデュースも大滝が担当)。歌詞はプレスリーの歌のタイトルのみをつないだもので、曲名もプレスリーの主演映画の邦題と同一。曲調もサウンドもプレスリー調で、バックコーラスはザ・キング・トーンズ。尚、大滝は「ロンリーティーンエイジアイドル」と言う曲を提供(作詞、作曲、編曲)している。
- せかいはおどる (1989年?)『ひらけ!ポンキッキ』 挿入歌
- 「MY LOVELY TOWN」 with 尾崎紀世彦(2007年)
- その他
アルバム
- らぶそんぐ……おれ (1977年)
- 続 らぶそんぐ……おれ (1977年)
- 風に抱かれて (1980年)
- もしもピアノが弾けたなら (1981年)
- ミュージカルドラマ 夏の王様 (1982年) - 西田は10曲中5曲を歌唱。
- 西田敏行ライブ〜メルヘン・ロール・イン'82〜 (1982年)
- 青年座「弥次喜多」オリジナルキャスト盤 (1985年)
- 虹〜マイ・フェイバリット・コレクション〜 (1989年)
- 旅立たずにはいられない (1992年)
- 西田敏行の音楽物語 (1)ピーターと狼 (1993年)
- 西田敏行の音楽物語 (2)真夏の夜の夢 (1993年)
- 西田敏行の音楽物語 (3)くるみ割り人形 (1993年)
- 西田敏行の音楽物語 (4)白鳥の湖 (1993年)
- 西田敏行の音楽物語 (5)眠りの森の美女 (1993年)
歌詞提供
PV出演
NHK みんなのうた
- のらねこ三度笠 (放送時期:1980年6月 - 7月期) 作詞:たかはし雅美、作曲:中村勝彦、、アニメーション:倉橋達治
- こんな日がほしかった (放送時期:1984年2月 - 3月期) 作詞:杉紀彦、作曲:森田公一、実写
その他
- 西田敏行さん主演『星守る犬』 (2011年6月3日、朝日新聞夕刊 3面「映画 ART&CULTURE」インタビュー)
- 映画『星守る犬』公開記念対談 西田敏行×村上たかし (2011年6月3日、朝日新聞朝刊全面広告10面)
著書
- 『しゃべって、人生』シンコー・ミュージック 1984
- 『西田敏行地球愛である記 アラスカ365日と赤道横断4万キロ ネイチャリングスペシャル』全国朝日放送 1991
- 『魅せられて石川県 西田敏行さんたち8人が語る』ジュディ・オング,松井昌雄,永井豪,桂文珍,徳田八十吉,川勝平太,竹村節子共著 ベストセラーズ 2007
- 『バカ卒業 映画『釣りバカ日誌』のハマちゃん役を語ろう』小学館 2009
- 『役者人生、泣き笑い』(2016年、河出書房新社)[64]
栄典
受賞歴
映画賞
- 1977年:第15回ゴールデンアロー賞 放送賞 52年度テレビ大賞
- 1989年:日本アカデミー賞最優秀主演男優賞『敦煌』
- 1993年:日刊スポーツ映画大賞主演男優賞『学校』
- 1994年:日本アカデミー賞最優秀主演男優賞『学校』
- 2003年:ブルーリボン賞主演男優賞『ゲロッパ』『釣りバカ日誌14』
- 2003年:毎日映画コンクール主演男優賞『ゲロッパ』『釣りバカ日誌14』
- 2003年:報知映画賞最優秀主演男優賞『ゲロッパ』『釣りバカ日誌14』
- 2010年:日本アカデミー賞会長功労賞『釣りバカ日誌』シリーズ
- 2011年:第24回日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞『ステキな金縛り』『はやぶさ/HAYABUSA』『探偵はBARにいる』[65]
- 2012年:
- 2013年:
- 第22回東京スポーツ映画大賞 男優賞『アウトレイジ ビヨンド』(2013年02月24日)
- 第64回日本放送協会放送文化賞(2013年03月07日)
- 2014年:
- 第7回したまちコメディ映画祭in台東 コメディ栄誉賞
- 2017年:
- 第41回山路ふみ子映画賞 文化財団特別賞
- 2018年:
- 第27回東京スポーツ映画大賞 主演男優賞『アウトレイジ 最終章』
- 第39回ヨコハマ映画祭 特別大賞
ノミネート
日本アカデミー賞
- 1985年:助演男優賞『天国の駅』
- 1987年:主演男優賞『植村直己物語』
- 1993年:主演男優賞『寒椿』
- 1993年:助演男優賞『おろしや国酔夢譚』
- 1997年:主演男優賞『学校II』
- 2004年:主演男優賞『ゲロッパ!』・『釣りバカ日誌14』
- 2018年:助演男優賞『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
脚注
注釈
出典
- ↑ “日本アカデミー賞優秀賞発表 『ふしぎな岬の物語』が最多13部門受賞”. ORICON STYLE (2015年1月14日). . 2015閲覧.
- ↑ “大越健介の現代(いま)をみる|対談|怒りをマグマに -西田敏行さん-”. NHKニュースウォッチ9 (2011年11月7日). 2014年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ “【2月12日】植村直己物語 -日めくり映画2月 邦画編-”. Sponichi Annex. (2011年2月12日). オリジナルの2014年4月16日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “どらく ひとインタビュー 246回 西田敏行さん(2/3)”. 朝日新聞社 (2013年2月25日). 2013年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ “PLAZAインタビューvol.035「西田敏行さん」”. CPRA公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会 実演家著作隣接権センター (2011年12月26日). 2012年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.
- ↑ “世界8000m峰全14座無酸素登頂を目指す私の夢 第11回 小西浩文”. 公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団. . 2013閲覧.
- ↑ “2000年 西田敏行さんと南米アコンカグアへ”. alpinist 小西浩文 website. . 2013閲覧.
- ↑ “西田敏行、入院していた”. 街の灯 (2001年11月27日). 2014年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.[注釈 1]
- ↑ “西田敏行さんが緊急入院 心筋こうそくで倒れ”. 47NEWS. (2003年3月4日). オリジナルの2014年4月16日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “「助けられた命大事に」 西田敏行さん退院 ”. 47NEWS. (2003年3月28日). オリジナルの2014年4月16日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “金井彰久氏死去 / 青年座映画放送代表取締役”. 四国新聞社. (2001年10月19日). オリジナルの2013年11月6日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “2008年秋・紫綬褒章受章者”. シアターリーグ / 演劇ニュース (2008年11月2日). 2013年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.
- ↑ “最新ニュース6.18”. 日本舞台音響事業協同組合 (2009年6月18日). 2014年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ “第33回日本アカデミー賞は『劔岳 点の記』が最多6部門で受賞。作品賞は『沈まぬ太陽』に。”. 週刊シネママガジン (2010年3月7日). . 2013閲覧.
- ↑ “福山、西田ら福島支援ライブで熱唱 1万5000人を魅了”. オリコン (2011年9月10日). . 2013閲覧.
- ↑ “西田敏行が震災以後故郷・福島へUターン 妻は東京に残る”. NEWSポストセブン(ウェブ魚拓によるキャッシュ) (2012年8月12日). . 2013閲覧.
- ↑ “爆笑問題・太田「一時は相方が変な占い師にだまされて」(ウェブ魚拓によるキャッシュ)”. スポーツニッポン. (2012年3月16日) . 2013閲覧.
- ↑ “坂口良子さん、57歳で死去…尾崎健夫と結婚もわずか7か月”. スポーツ報知. (2013年3月30日). オリジナルの2013年11月6日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “西田敏行さん「早過ぎるよアッコ。玄太は号泣してる」”. msn産経ニュース. (2013年3月29日). オリジナルの2013年11月6日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “西田敏行、お別れの言葉「すべて三國連太郎」”. SANSPO.COM. (2013年7月20日). オリジナルの2013年9月26日時点によるアーカイブ。 . 2013閲覧.
- ↑ “西田敏行、“笑い”の殿堂入り!したコメ・コメディ栄誉賞を受賞!”. シネマトゥディ. (2014年7月1日). オリジナルの2014年7月5日時点によるアーカイブ。 . 2014閲覧.
- ↑ “したコメニュース2014 - コメディ栄誉賞に、西田敏行さんが決定!”. 「第7回したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会 (2014年7月1日). . 2014閲覧.
- ↑ “西田敏行が頸椎亜脱臼で手術へ、自宅ベッドから転落し通院治療中”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2016年2月16日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行「ナイトスクープ」収録に復帰”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2016年2月26日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行、頸椎亜脱臼の手術成功 5月6日の仕事復帰目指す”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年4月20日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行、今度は胆のう炎 先月は頸椎手術、6日復帰は中止”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年5月6日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行、胆のう摘出手術成功…首リハビリ開始、今月末退院目指す”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年5月10日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行、涙の復帰 ナイトスクープ収録で「ただいま」近日中に退院”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年6月3日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行が退院「あと15年は稼がせてもらいます」…頸椎亜脱臼と胆のう炎手術で2か月入院”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年6月13日) . 2016閲覧.
- ↑ 30.0 30.1 「西田敏行さん 違法薬物使用」の中傷、ネットで拡散 容疑の男女3人を書類送検
- ↑ http://www.koback.jp/kokuchi201608.html
- ↑ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000531-san-ent
- ↑ 。“西田敏行さんに県民栄誉賞 9月に表彰式”. 毎日新聞. (2018年7月31日) . 2018閲覧.
- ↑ “新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」”. テレビ東京. 2013年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.
- ↑ 朝日新聞 2010年6月8日東京版夕刊2面『ニッポン宝探し -福島-』での本人インタビュー記事より。
- ↑ “vol4. 松崎しげるインタビュー”. OCN TODAY. 2013年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013年5月閲覧.
- ↑ 全日本空輸機内誌『翼の王国』2007年8月号掲載インタビュー
- ↑ 1999年2月26日放送、「渥美清の伝言」
- ↑ 完全版「男はつらいよ」の世界 (集英社文庫) (文庫)山田洋次インタビュー
- ↑ 『朝日新聞』2017年1月8日号
- ↑ 『しんぶん赤旗 日曜版』(13年12月22日号)
- ↑ 『通販生活』(二〇一〇春号)
- ↑ CCTV映画専門チャンネル2016年2月27日番組表
- ↑ 西田敏行から中国のファンへのメッセージ
- ↑ “徹子の部屋 2016年12月8日(木)”. gooテレビ (2016年12月8日). . 2017閲覧.
- ↑ 西田敏行が渥美清さんからかけられた、心の支えとなった一言スポーツ報知
- ↑ 47.0 47.1 自伝『役者人生、泣き笑い』
- ↑ [1]西田敏行さんロングインタビュー「この人、この時」
- ↑ [2]西田敏行さんに聞く『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の魅力(3)いま演じてみたい人は誰ですか?
- ↑ 50.0 50.1 “米倉涼子主演『ドクターX』、10月連ドラ第4弾「心機一転、新しい気持ちで」”. ORICON STYLE (oricon ME). (2016年6月22日) . 2016閲覧.
- ↑ “西田敏行:ハマちゃんからスーさんへ ドラマ「釣りバカ」で濱田岳と新コンビ”. まんたんウェブ (2015年9月7日). . 2015閲覧.
- ↑ 濱田岳主演ドラマ『釣りバカ日誌』シーズン2 4月期放送決定
- ↑ “水原希子、香取慎吾とドラマ初共演「謎な部分が多い」と興味津々”. ORICON STYLE (2015年12月4日). . 2015閲覧.
- ↑ “福士蒼汰主演『モンタージュ』唐沢寿明・西田敏行・遠藤憲一・香川照之ら出演”. マイナビニュース (2016年5月19日). . 2016閲覧.
- ↑ “映画『あさひるばん』公式サイト”. 松竹株式会社. . 2013閲覧.
- ↑ “遠藤憲一が両性具有の宇宙人!三谷最新SFコメディーで出産シーンも”. シネマトゥデイ (2015年4月20日). . 2015閲覧.
- ↑ “江口洋介は短髪!石橋冠監督作「人生の約束」に西田敏行&ビートたけしら主演級ずらり”. 映画.com (2015年3月18日). . 2015閲覧.
- ↑ “西田敏行が「ジャングル・ブック」のんびり屋のクマに息吹き込む、劇中で歌声も披露”. 映画ナタリー. (2016年6月27日) . 2016閲覧.
- ↑ NHKスペシャル 3.11 あの日から2年 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ↑ “西田夢蔵 プロフィール”. Sony Music. 2007年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ “吉高由里子が先輩に人生を学ぶ!? 三井住友銀行の新TV-CM「いくぞ、ミライ。」オン エア開始”. マイナビニュース. (2014年10月24日) . 2014閲覧.
- ↑ 「宴会の歌にイチ押し? 西田敏行のCM曲人気」『日経流通新聞』1994年6月2日付、19頁。
- ↑ “「ズームイン!!SUPER」 2008年9月19日(金)放送内容(西田敏行さん(60)号泣!「誰も知らない泣ける歌」)”. カカクコム (2008年9月19日). . 2017閲覧.
- ↑ “西田敏行が初の自叙伝で美少年だった中学時代や「釣りバカ」語る”. ステージナタリー. (2016年10月28日) . 2016閲覧.
- ↑ “松ケンが主演男優賞 / 映画賞” (日本語). nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2011年12月6日). 2013年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2011閲覧.
外部リンク
- 公式ウェブサイト (2013年3月、2年ぶりの更新再開)
- オフィスコバック
- [3] - allcinema
- 西田敏行 - Movie Walker
- [www.tvdrama-db.com/name/p/key-%E8%A5%BF%E7%94%B0%E3%80%80%E6%95%8F%E8%A1%8C 西田敏行 - テレビドラマ人名録 - ◇テレビドラマデータベース◇]
- [www.facebook.com/pages/%E8%A5%BF%E7%94%B0%E6%95%8F%E8%A1%8C-Nishida-Toshiyuki/263781927002781#!/pages/%E8%A5%BF%E7%94%B0%E6%95%8F%E8%A1%8C-Nishida-Toshiyuki/263781927002781/ 西田敏行 Nishida Toshiyuki] スタッフによる西田敏行Facebookページ (2011年11月25日より更新されている)
- スタッフによる西田敏行Twitter
受賞・業績 |
---|
テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
|
テンプレート:釣りバカ日誌 テンプレート:探偵!ナイトスクープ