ドーム球場
ドーム球場(ドームきゅうじょう、英: domed stadium)は、ドーム状の屋根を備えた球技用のスタジアム[注 1]。日本ではドーム屋根を備えた野球場を指す事が多い。
Contents
日本
歴史
日本では1988年、東京ドームが日本国内で最初のドーム球場として竣工した[3]。ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム(通称:メトロドーム)をモデルに設計され[1]、メトロドームと同じ空気膜構造方式(エアドーム)を採用している。屋根には二重のテフロン膜を使用して、この幕の間に常時空気を送り込み、更にドーム内の空気圧を0.3%高めて膨張させている。ドーム開きとなった同年4月の公式戦開幕日、首都圏は季節外れの豪雪となったが、ドームの中では快適な野球環境が整えられたため「早速ドーム効果が現れた」と話題になった。
これを嚆矢として日本にはドーム球場が次々と建設され、1993年に国内2番目のドーム球場として「国内初の開閉式屋根」を取り入れた福岡ドームが[4]、1997年に大阪ドームとナゴヤドームがほぼ同時期に、1999年には既存の屋外球場をそのまま活用し、足掛け3年の工期を経て段階的に屋根を架設するという世界でも稀な工法でドーム化した西武ドームが[5]、2001年には屋外のオープンアリーナで養生している天然芝のグラウンドを空気圧で浮上させドーム内に移動させる「ホヴァリングシステム」を世界で初めて採用し[6]、サッカーやラグビーなどにも対応可能な札幌ドームが完成・開場した。
2017年現在、上述の計6箇所が日本野球機構 (NPB) 加盟球団の本拠地として使用されており、セ・パ12球団のうち半数の球団がドーム球場を本拠地としている。また、札幌ドームはサッカーJリーグ・北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムにもなっている。
NPB本拠地球場
- 京セラドーム大阪(大阪ドーム、大阪府大阪市、オリックス・バファローズの本拠地)
- 札幌ドーム(北海道札幌市、北海道日本ハムファイターズの本拠地)
- ナゴヤドーム(愛知県名古屋市、中日ドラゴンズの本拠地)
- 東京ドーム(東京都文京区、読売ジャイアンツの本拠地)
- 福岡 ヤフオク!ドーム(福岡ドーム、福岡県福岡市、福岡ソフトバンクホークスの本拠地)
- メットライフドーム(西武ドーム、埼玉県所沢市、埼玉西武ライオンズの本拠地)
※五十音順
大館樹海ドーム(秋田県大館市)、仙台市屋内グラウンド(シェルコムせんだい、宮城県仙台市)などはNPB本拠地球場ほどの規模ではないがでも硬式野球の実施が可能である。出雲ドーム(島根県出雲市)はフィールドが狭隘で、且つ試合の実施に見合う天井高が確保されていないため、現在は硬式野球の公式戦は行われていない。
また硬式野球以外では札幌コミュニティドーム(つどーむ)、グリーンドーム前橋(現:ヤマダグリーンドーム前橋)、彩の国くまがやドーム、新天城ドーム、有明コロシアム、こまつドーム、長浜ドーム、四日市ドーム、但馬ドーム、豊田スタジアム、御崎公園球技場(現:ノエビアスタジアム神戸)、北九州メディアドーム(小倉競輪場)、大分スポーツ公園総合競技場(現:大分銀行ドーム)などの施設が屋根を架設しており、これらのうち札幌コミュニティドーム、グリーンドーム前橋、彩の国くまがやドーム、長浜ドーム、四日市ドームを除く施設は屋根の開閉が可能となっている。ただし、スライド式のルーフ状屋根を持つもの(有明コロシアム、豊田スタジアム、御崎公園球技場)はドーム球場(ドーム状屋根を持つ球場)に該当しない。
ドーム球場での野球の特別ルール
ドーム球場で野球を行う場合に、屋根やスピーカーなどの懸垂物(屋根から垂れ下がっているもの)に打球が当たるなどの場合に、特別グラウンドルールを設定している。
大阪ドーム(京セラドーム大阪、日本)
場合 | 対処 |
---|---|
フェア地域、ファウル地域に関わらず打球が天井に触れた場合 | 東京ドームと同じ。ただし、移動式屋根「スーパーリング」の最も外側のリングに入った場合のみ本塁打となる。
|
ファウル地域側の天井に当たった場合 | 直ちにボールがプレイングフィールド側に戻ってきてもファウルボール。 |
天井や懸垂物、鉄柱に挟まった場合 | ボールデッドになり、フェア地域の場合は二塁打、ファウル地域の場合はファウルボール。 |
札幌ドーム(日本)
場合 | 対処 |
---|---|
外野部分の天井(フェア地域の天井パネルの奥から3枚目まで)に触れた場合 | 本塁打。 |
他の部分の天井に打球が触れた場合 | 東京ドームと同じ。 |
西武ドーム(メットライフドーム、日本)
場合 | 対処 |
---|---|
フェア地域、ファウル地域に関わらず打球が天井に触れた場合 | 外野フェア地域の天井に当たった場合は本塁打となる。それ以外は東京ドームと同じ。
|
天井や懸垂物、鉄柱に挟まった場合 | 大阪ドームと同じ。 |
東京ドーム(日本)
場合 | 対処 |
---|---|
フェア地域、ファウル地域に関わらず打球が天井に触れた場合 |
ボールインプレイ(プレイ続行)であり、地面などに触れる前に野手が捕球すれば打者はアウトである。地面などに触れた場合は、打球の位置によってフェアかファウルかが判定される。即ち、天井に当たらなかった場合と同じ扱いがなされる。
|
打球が外野の上部懸垂物に当たったり挟まったりした場合 |
ボールデッド(プレイ中断)になり、フェア地域では本塁打、ファウル地域ではファウルボール。 |
打球が天井に挟まった場合 |
ボールデッドになり、フェア地域の場合は二塁打、ファウル地域の場合はファウルボール。 |
ナゴヤドーム(日本)
場合 | 対処 |
---|---|
フェア地域、ファウル地域に関わらず打球が天井に触れた場合 | 東京ドームと同じ。 |
打球が外野の上部懸垂物に当たったり挟まったりした場合 | 東京ドームと同じ。 |
打球が天井に挟まった場合 | 東京ドームと同じ。 |
内野中央にあるスピーカー | 当たった場合はボールインプレイ。挟まった場合はボールデッドになるとともに二塁打になる。 |
福岡ドーム(福岡 ヤフオク!ドーム、日本)
場合 | 対処 |
---|---|
フェア地域、ファウル地域に関わらず打球が天井に触れた場合 | 東京ドームと同じ。 |
天井や懸垂物、鉄柱に挟まった場合 | 大阪ドームと同じ。ただし、フェア地域であれば打った選手に賞金500万円が支払われる。 |
コンサート会場としてのドーム球場
日本国内で大規模なコンサートを開催する際にドーム球場を使用することが多い。また、全国主要都市のドーム球場で公演を行う通称「ドームツアー」が開催されている。1997年に大阪ドームとナゴヤドームが開業してから「4大ドームツアー」と冠して行われる場合が多くなり[8][9]、2001年の札幌ドーム開業後は東京・福岡・大阪・ナゴヤ・札幌の各ドームを網羅するコンサートを「5大ドームツアー」と呼ぶようになった[10][11][12]。西武ドームに関しては、プロ野球球団の本拠地であるが、一般的にはこれらに含まれない[注 2]。また、5大ドームに加えて西武ドームも使用して行うコンサートツアーを「6大ドームツアー」と呼ぶことがある[14][15]。
それまで最高峰とされた日本武道館を会場規模や収容人数で遥かに上回る公演が可能であり、演出面でも様々な試みが行なわれている。ただ、国立競技場や日産スタジアム、味の素スタジアムなどの陸上競技場やサッカースタジアムのほうが収容人数は多く、これらを網羅するコンサートツアーは「スタジアムツアー」と呼ばれる。
一方、施設が大型で数万人単位の観客の動員が可能である面、施設使用料はコンサート会場として使用される施設の中でも一際高額であり、ステージ資材・機材なども施設に合わせて大型化・大量化するものが多いので、興行イベントとして設定される損益分岐点のハードルも高いものとなっている。この損益分岐点をクリアする為の有料チケット購入者数や、会場内で販売される関連グッズの売上などの目標値もより高いものとなるため、関連グッズの売行き動向やファン層の購買力・購買意欲そのものを総合的に勘案する必要があり、これらを踏まえてドーム球場をコンサート会場として使用できる全国規模で人気のあるミュージシャンが行う場合が多い。また、ミュージシャン自身も大型会場でのパフォーマンス力が要求されることになる。
ドーム球場は本来「野球場」を目的に屋根はドーム状、壁は円形の造りとなっているため、収容人数という点を除けばコンサート会場には不向きなことが多く、各ドーム球場によって音響や反射などが異なるために、入念な下調べと対策が必要となる会場でもある。
日本で最初となるドーム球場でのコンサートは東京ドームでの『BIG EGG OPENING EVENT』として開催された各種イベントの中で催行されている。最初にマーチングバンド世界選手権のゲストとしてTHE ALFEEが招かれ、後に単独公演としてミック・ジャガー、BOØWY、美空ひばりのコンサートが行われた。こけら落しとして美空ひばりのものが名高いが[16][17]、先に行われたオープン戦や他の公演にもこけら落としの表現がある[18][19]。アーティストとして初めて「5大ドームツアー」を行ったのはSMAPで(バンドとしてはGLAYが、ソロアーティストとしては桑田佳祐が最初)、西武ドームを加えた「6大ドームツアー」を最初に行ったのはMr.Childrenである。
ドームコンサートでの主な出来事
- 1988年BOØWYが東京ドームで『LAST GIGS』を開催。バンド活動に終止符を打った。 4月 4日・4月5日、
- 1988年演歌歌手として初めてのコンサート『不死鳥コンサート』を開催[16][17]。復帰は絶望的と言われた難病から復活のためチケットは即完売し「伝説のコンサート」と呼ばれた。この後、横浜アリーナでもこけら落しコンサートや全国ツアーも開催予定であったが、東京ドームコンサートから1年2ヵ月後の1989年6月24日に帰らぬ人となってしまった。2015年現在、ドーム球場でワンマン公演を行った演歌歌手は美空ひばりだけである。 4月11日、美空ひばりは日本人ソロ歌手かつ
- 1992年長渕剛が『LIVE'92 JAPAN』東京ドーム公演を開催。センターステージでの弾き語り形式でおよそ65,000人の観客を動員した。 5月15日、
- 1993年12月30日・12月31日、X JAPANが東京ドームで行ったライブ『日本直撃カウントダウン X JAPAN Returns』はドーム球場で日本人ミュージシャンが最初に行った「年越しライブ」である。このライブは、世界進出に向けて「X JAPAN」とグループ名を改名してから最初のライブでもあった。ライブでは1曲の演奏時間が30分弱ある「ART OF LIFE」を含む15曲を演奏し、1997年の解散ライブ『The Last Live』とともにファンの間では伝説のライブとなっている。
- 2001年THE YELLOW MONKEYが初の東京ドーム公演の中でバンド活動を完全休止することを宣言した。復活を約束するも、3年後の2004年7月7日、正式に解散した。2004年12月26日には休止宣言をした東京ドームにメンバーが再集結し『THE YELLOW MONKEYの葬式』として1曲『JAM』のみを演奏した。事実上、2001年の東京ドーム公演がラストライブとなった。 1月 8日、
- 2001年ゆずが東京ドームで弾き語り形式のライブ『ふたりのビッグ(エッグ)ショー』を開催。 6月29日、
- 2006年SPIRAL SPIDERSがインディーズバンド初となる東京ドーム公演を開催。観客動員数は200人と史上最少規模であった。客席はグラウンド上にござを敷いて設置された。 1月13日、
- 2008年攻撃再開 2008 I.V.〜破滅に向かって〜 破壊の夜』を東京ドームで開催。機材トラブルなどで開演時間が予定より2時間オーバーした。さらにアンコールで演奏した「ART OF LIFE」の途中でYOSHIKIが失神しライブはそのまま終了するという怒涛の展開になった[20]。 3月28日、前年に活動再開を発表したX JAPANが再開後初となるライブ『
- 2009年12月16日、アメリカのロックバンドガンズ・アンド・ローゼズが京セラドーム大阪で公演を行ったが、この日はオープニング・アクトを務めたムックの演奏終了後、機材トラブルにより開演時間が遅れて午後9時に開演。その後3時間演奏を行い、終演時間が翌17日午前0時1分となった[21]。
- 2010年12月25日、再始動したLUNA SEAが一夜限りで以前のバンド名“LUNACY”となり、黒服であれば入場無料となるライブ『LUNACY 黒服限定GIG 〜the Holy Night〜』を開催。抽選で選ばれた黒服の5万人が東京ドームに集った[22]。
- 2011年氷室京介が東京ドームで東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティー・ライブ『KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”』を開催。全編BOØWYの楽曲で構成されたライブは2日間でおよそ110,000人を動員し[23]、収益金・寄付金・義援金は岩手・宮城・福島の3県へ均等に配分して寄付された[24]。 6月11日・6月12日、
ドームツアーを開催したアーティスト
- 5大ドーム(札幌・東京・ナゴヤ・大阪・福岡)公演を行ったアーティスト
- SMAP(2001年、2002年、2005年、2006年、2008年、2010年、2012年、2014年 - 2015年)
- GLAY(2001年 - 2002年)
- 桑田佳祐(2002年、2017年)
- KinKi Kids(2002年 - 2003年)
- ボン・ジョヴィ(2003年)
- B'z(2003年、2006年)
- MISIA(2004年)
- イーグルス(2004年)
- サザンオールスターズ(2005年、2015年)※尚、1999年にもドームツアーが行われたが、札幌ドームが開業前だったため、四大ドームツアーである。
- Mr.Children(2005年、2009年、2012年、2015年、2017年)
- ビリー・ジョエル(2006年)
- 嵐(2008年、2009年 - 2010年、2010年 - 2011年、2012年 - 2013年、2013年、2014年、2015年、2016年 - 2017年、2017年 - 2018年)
- EXILE(2008年、2011年、2013年、2015年)
- 小田和正(2011年)
- 関ジャニ∞(2011年 - 2012年、2013年 - 2014年、2014年 - 2015年、2015年 - 2016年、2016年 - 2017年、2017年)
- 安室奈美恵(2012年)
- EXILE TRIBE(2012年、2014年)
- 東方神起(2013年、2015年)
- AKB48(2013年)
- 福山雅治(2014年)
- BIGBANG(2013年 - 2014年、2014年 - 2015年)
- DREAMS COME TRUE(2015年)
- 三代目J Soul Brothers(2015年[注 3]、2016年 - 2017年)
- EXILE ATSUSHI(2016年[注 4])
- 通算で5大ドーム公演を行なったアーティスト
- ローリング・ストーンズ(1989年 東京、1995年 東京・福岡、1998年・2003年 東京・大阪、2006年 札幌・東京・ナゴヤ)
- エアロスミス(1998年 東京・ナゴヤ・大阪・福岡、2004年 札幌・東京・ナゴヤ・大阪)
- サイモン&ガーファンクル(1993年 東京・福岡、2009年 札幌・東京・ナゴヤ・大阪)
- 札幌・西武・ナゴヤ・大阪・福岡の変則5大ドーム公演を行ったアーティスト
- B'z(2001年)
- ももいろクローバーZ(2016年)
- 西武・東京・ナゴヤ・大阪・福岡の変則5大ドーム公演を行ったアーティスト
- Kis-My-Ft2(2018年)
- 西武ドームも含めた6大ドーム公演を行なったアーティスト
- Mr.Children(2012年)
- EXILE TRIBE(2012年、2014年)
- 三代目J Soul Brothers(2015年[注 5])
- BIGBANG(2013年 - 2014年、海外アーティスト唯一の開催)
- EXILE ATSUSHI(2016年[注 6])
- 通算で6大ドーム公演を行なったアーティスト
- B'z(1995年 福岡、1997年 東京・ナゴヤ・大阪・福岡、2001年 札幌・西武・ナゴヤ・大阪・福岡)
- AKB48(2011年 西武、2012年 東京、2013年 福岡・札幌・大阪・ナゴヤ・東京)
アメリカ・カナダ
歴史
兼用スタジアム
アメリカ合衆国では、1965年にメジャーリーグ・ヒューストン・アストロズの本拠地として「世界初の全天候型屋根付き球場」リライアント・アストロドームが開場した。屋根付き球場建設の理由は、夏の暑さや蚊の大量発生から球場内を守り、快適な環境を確保するためだった。当時は「スタジアムに屋根を付ける」という発想そのものがあまりなかったので、アストロドームは「世界8番目の不思議」と呼ばれた。当初は屋外球場と同じ環境でプレーできるようにと太陽光を透過するアクリル屋根を設置したが、光が選手の目に入りプレーに支障をきたすことから、すぐに太陽光を通さない屋根に張り直した。この際、建設時から育てていた天然芝が光を遮られたことで生育がストップして枯れてしまったため、世界初の繊維による人工芝「アストロターフ」が開発された(詳細は人工芝の項を参照)。
当時は野球とアメリカンフットボールの兼用が可能なスタジアムの建設が流行していた。アストロドームもアメリカンフットボールとの兼用を前提に設計されており、開場した1965年の9月からヒューストン大学のホームとして使用されていた[29]。1968年からはNFL・ヒューストン・オイラーズ(現・テネシー・タイタンズ)も本拠地として使用するようになった(ヒューストン大学は1997年まで、オイラーズは1996年まで使用)。以降、大リーグ本拠地のドーム球場として建設されたキングドーム(2000年に爆破解体)[30]、ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム(通称・メトロドーム)(2014年解体)[1]、「世界初の可動式屋根付きスタジアム」であるロジャーズ・センター(旧称・スカイドーム、カナダトロント)は、いずれも野球とアメフト(若しくはカナディアンフットボール)兼用スタジアムとなった。1990年にフロリダ州セントピーターズバーグに完成したフロリダ・サンコースト・ドーム(現・トロピカーナ・フィールド)も、開場当初は各種スポーツ競技が開かれていた。(その後、タンパベイ・デビルレイズ(現・タンパベイ・レイズ)誘致をきっかけに野球専用ドーム球場に生まれ変わった。ただし、アリーナフットボール会場としては使用されている)。
モントリオールオリンピックスタジアムは、開場から11年後の1987年に収納が可能な吊り下げ方式の膜状屋根が追加されドーム球場となった。モントリオールオリンピックスタジアムもまたカナディアンフットボールとの兼用球場である。
2016年7月にミネソタ州ミネアポリスにNFLミネソタ・バイキングスの本拠地として完成したUSバンク・スタジアムはルーフ状の固定屋根を持つ屋内競技場であり、旧本拠地であるメトロドームと同様可動席を収納することによって野球の試合を行うことも可能である。当スタジアムでの最初の野球の試合は2017年2月24日午前6時に行われたアイオワ・セントラル・コミュニティカレッジとセンチュリー・カレッジの対戦であり、同日午後6時半よりミネソタ大学対シアトル大学の試合が開催された[31]。他の兼用スタジアムとは異なり、土の部分はピッチャーズプレート周辺のみでありホームプレートを含むベース周辺も人工芝のままである[32]。ミネソタ大学は2017年シーズンにこの試合を含め計13試合の野球の試合を行った[33]。
ボールパーク化
1992年に屋根のない野球場として開場したオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズがファンの絶大な支持を集めてからは、人工芝での選手の故障の多さが指摘されるようになったほか、青空の下、天然芝のグラウンドでの野球観戦を望む観客の意向が汲まれるようになり、野球専用のスタジアム「ボールパーク (ball park)」化が推進されている。ボールパークは「野球専用」・「天然芝のフィールド」・「観衆と選手の親近感、一体感を重視」・「戦前の古い球場や工場などを思わせるスタンドとその周囲をレンガ外壁の建物で囲むモダンクラシック」などを特徴としている。球場名も従来の「ドーム」・「スタジアム」から「パーク」・「フィールド」を称する施設が増えていった。メトロドームの後継として2010年に開場したターゲット・フィールドは、屋根のないボールパークとして開場した。また、野球専用ドーム球場となっているトロピカーナ・フィールドについても、露天野球場への移転が計画されている[34]。
ボールパーク化に伴い、ドーム状屋根に代わり開放時の屋根がフィールドを覆わないように配慮されたルーフ状の開閉式屋根を持つボールパークも建設されるようになっていった。キングドームに代わるセーフコ・フィールド、アストロドームに代わるミニッツメイド・パーク、チェイス・フィールド、ミラー・パーク、マーリンズ・パークが完成した。しかしこれらは「ドーム状屋根を持つ球場」に該当しないので「屋内球場」・「屋根付球場」・「全天候型球場」・「開閉式屋根付きボールパーク」などと呼ぶのが適切である。
MLB本拠地球場
- トロピカーナ・フィールド(旧称・フロリダ・サンコースト・ドーム)
- ロジャーズ・センター(旧称・スカイドーム)
- 密閉式ドーム球場
- トロピカーナ・フィールド(旧称・フロリダ・サンコースト・ドーム)(フロリダ州セントピーターズバーグ、タンパベイ・レイズの本拠地)
- 開閉式ドーム球場
- ロジャーズ・センター(旧称・スカイドーム)(カナダオンタリオ州トロント、トロント・ブルージェイズの本拠地)
- 開閉式屋根を備えたボールパーク
- チェイス・フィールド(アリゾナ州フェニックス、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地)
- セーフコ・フィールド(ワシントン州シアトル、シアトル・マリナーズの本拠地)
- ミニッツメイド・パーク(テキサス州ヒューストン、ヒューストン・アストロズの本拠地)
- ミラー・パーク(ウィスコンシン州ミルウォーキー、ミルウォーキー・ブルワーズの本拠地)
- マーリンズ・パーク(フロリダ州マイアミ、マイアミ・マーリンズの本拠地)
フットボール専用球場
- ルイジアナ・スーパードーム(メルセデス・ベンツ・スーパードーム)
- BCプレイス・スタジアム
- ポンティアック・シルバードーム
- RCAドーム(2008年解体)
- ジョージア・ドーム
- エドワード・ジョーンズ・ドーム
- フォード・フィールド
- ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム
- ルーカス・オイル・スタジアム
- カウボーイズ・スタジアム(現・AT&Tスタジアム)
アメフトのシーズンは9月から翌年1月までであるため、アメフト専用スタジアムでも暑さや寒さを防ぐためにメルセデス・ベンツ・スーパードームなどのドーム球場が続々と完成した(後にスーパードームではマイナーリーグの試合も開催されている)。カナダにおいてもフットボール専用球場であるBCプレイス・スタジアムが建設されている。
野球場ではいわゆる「ボールパーク」が主流となりドーム球場は減少傾向にあるが、フットボール専用球場としてのドーム球場は1990年代以降も建てられ続けている。
- キャリアー・ドーム(ニューヨーク州シラキュース、シラキュース大学の本拠地)
- メルセデス・ベンツ・スーパードーム(ルイジアナ州ニューオーリンズ、ニューオーリンズ・セインツの本拠地)
- ポンティアック・シルバードーム(ミシガン州ポンティアック、デトロイト・ライオンズの旧本拠地。2017年現在では屋根や人工芝は取り外され野ざらしとなっている)
- RCAドーム(インディアナ州インディアナポリス、インディアナポリス・コルツの旧本拠地。2008年解体)
- ジョージア・ドーム(ジョージア州アトランタ、アトランタ・ファルコンズの旧本拠地)
- アラモドーム(テキサス州サンアントニオ、ニューオーリンズ・セインツが一時的に使用)
- 名称に「ドーム」が付いているが、ドーム型の屋根ではない。
- エドワード・ジョーンズ・ドーム(ミズーリ州セントルイス、ロサンゼルス・ラムズの旧本拠地)
- フォード・フィールド(ミシガン州デトロイト、デトロイト・ライオンズの本拠地)
- ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(アリゾナ州グレンデール、アリゾナ・カージナルスの本拠地、開閉式)
- ルーカス・オイル・スタジアム (インディアナ州インディアナポリス、インディアナポリス・コルツの本拠地、開閉式)
- カウボーイズ・スタジアム(現・AT&Tスタジアム)(テキサス州アーリントン、ダラス・カウボーイズの本拠地、開閉式)
- メルセデス・ベンツ・スタジアム(ジョージア州アトランタ、アトランタ・ファルコンズの本拠地、開閉式)
その他の国
ドーム型屋根を備えた球場としては、韓国・ソウルの高尺スカイドーム、オランダ・アムステルダムのアムステルダム・アレナやドイツ・ゲルゼンキルヒェンのフェルティンス・アレーナ(旧称・アレーナ・アウフシャルケ)がある。
オーストラリア・メルボルンの開閉式屋根を備えた球技場(クリケット、オージーフットボールなどで使用)であるエティハド・スタジアムや、オランダ・アーネムのヘルレドームは、ドーム状の屋根ではないが「ドーム」と名づけている。
ドーム球場での試合中止事例
通常はドーム球場では屋外が天候不良でも球場内が影響を受けることはないため試合中止になることがないが、台風・水害などの自然災害発生時には球場が被害を受けて使用不能になることがあるほか、交通機関が運休して選手が移動できなくなり試合開催が不可能になったり、安全上観客の行き帰りが困難になると判断されたりして、試合中止となる場合がある。
ここでは事情の如何にかかわらず、ドーム球場での試合が中止された事例を挙げる(ただし1998年の西武ドームはドーム化が完全に終わっていなかったためここには含めない)。
- 1976年アストロズ対パイレーツ(アストロドーム) - 洪水で審判、球場関係者、ファンが球場入りできなかったため。 6月15日、
- 1983年ツインズ対エンゼルス(メトロドーム) - 積雪により屋根が破損したため。 4月14日、
- 1990年巨人対中日(東京ドーム) - 中日が新幹線不通により移動できなかったため。 8月10日、
- 1996年 9月22日、巨人対中日(東京ドーム) - 台風による強風でテント状の屋根が揺れ、照明落下の恐れがあったため。
- 1997年 7月26日、中日対巨人(ナゴヤドーム)
- 1997年ダイエー対西武(福岡ドーム)[35] 9月16日、
- 2000年広島(ナゴヤドーム) - 東海豪雨で球場が浸水したため。 9月12日、中日対
- 2001年近鉄対オリックス(大阪ドーム)[35] 8月21日、
- 2001年横浜(東京ドーム) 8月22日、巨人対
- 2001年日本ハム(西武ドーム)[35] 8月22日、西武対
- 2002年10月ヤクルト(東京ドーム) 1日、巨人対
- 2004年[35]。 8月30日、ダイエー対日本ハム(福岡ドーム) - ダイエーが台風による飛行機の欠航で移動できなかったため
- 2004年[35] 9月 7日、近鉄対西武(大阪ドーム)
- 2004年プロ野球再編問題による日本プロ野球選手会のストライキによる。 9月18日・9月19日、日本ハム対近鉄(札幌ドーム) -
- 2004年 9月18日・9月19日、ダイエー対西武(福岡ドーム) - 同上
- 2004年 9月18日・9月19日、中日対巨人(ナゴヤドーム) - 同上
- 2004年10月20日、日本シリーズ・西武対中日(西武ドーム) - 日本シリーズのドーム球場開催としては初の中止。
- 2006年ソフトバンク対楽天(福岡 Yahoo!JAPANドーム)[35] 9月17日、
- 2007年[35]。 7月27日、ソフトバンク対西武(福岡 Yahoo!JAPANドーム) - 西武球団関係者の搭乗飛行機が機材故障で遅延したため
- 2007年[35] 8月 2日、ソフトバンク対オリックス(福岡 Yahoo!JAPANドーム)
- 2011年東日本大震災による社会的情勢を考慮して、プロ野球の開幕が延期。これを受けこの期間に予定された全試合が中止になる。また4月12日以後も東京ドーム・西武ドームで予定された巨人・西武主管試合が中止され、一部を除き代替会場の調整やホームチーム・ビジターチームの入れ替えなどの処置が行われた(具体的な中止になった試合は数多いので割愛)。 3月25日 - 4月10日、
- 2011年台風15号の影響で交通機関の乱れや観客の安全を配慮しての措置[35]。 9月21日、西武対日本ハム(西武ドーム) -
- 2011年 9月21日、巨人対横浜(東京ドーム) - 同上
- 2012年ロッテ(西武ドーム) - 急速に発達した低気圧による暴風の影響で交通機関の乱れや観客の安全を配慮しての措置[35]。 4月 3日、西武対
- 2013年[35]。 9月16日、西武対ロッテ(西武ドーム) - 台風18号の影響で交通機関の乱れや観客の安全を配慮しての措置
- 2014年10月13日、クライマックスシリーズ・オリックス対日本ハム(京セラドーム大阪) - 台風19号の影響で交通機関の乱れや観客の安全を配慮しての措置。クライマックスシリーズのドーム球場開催としては初の中止。
- 2016年熊本地震の発生により、交通機関の乱れや余震活動による観客への影響を考慮しての措置。 4月16日、ソフトバンク対楽天(福岡 ヤフオク!ドーム) -
- 2018年平成30年7月豪雨の影響によりスワローズ側の道具を載せたトラックが球場に届かなかったため。 7月 6日、中日対ヤクルト(ナゴヤドーム) -
ドーム球場計画
世界初のドーム球場・アストロドームの完成前の1958年6月ごろ、当時の日本テレビ社長・清水与七郎らが、東京都新宿区内の社有地(現・新宿六丁目地内。のちの日本テレビゴルフガーデン・新宿住宅総合展示場等立地)に、高さ70mを誇る全天候型の屋根付き球場を建設する構想を明らかにした。全面クレー舗装の屋内型野球場というものだったが、まだ空調設備の技術が未熟だったことなど問題点も数多く、結局実現には至らなかった。
1979年から1984年にかけて、名古屋市でもナゴヤ球場に代わる野球場として、ノリタケカンパニーリミテドにより名古屋市西区則武新町(同社の本社所在地で、現在同社の関連施設「ノリタケの森」が立地する場所)で「ノリタケドーム」を建設する計画があった[36]。
1988年の東京ドーム完成後は、多くの都市圏でドーム球場の建設が検討されたが、福岡、大阪、名古屋、札幌の各市を除きその計画は軒並み頓挫した。1980年代後半に阪神球団が阪神甲子園球場の後継として「阪神ドーム」の建設を検討していた。2000年から2002年ごろには千葉市が千葉マリンスタジアム(現・ZOZOマリンスタジアム)を西武ドーム方式でドーム化する「千葉マリンドーム計画」が浮上したが、ファン・市民から好感触を得られなかったことから、計画が立ち消えとなった。仙台市では宮城球場(現・楽天生命パーク宮城)に代わるドーム球場建設を検討していた(宮城野ボールパーク構想)。広島市でもドーム球場の計画があったが、財政事情や人工芝は選手への負担が大きい等の理由のため、ドーム化を断念した(詳細はMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島を参照)。
1999年から2001年ごろに横浜市が「横浜ドーム」の建設を検討していたが、実現には至らなかった。しかし、経済界を中心として「横浜ドームを実現する会」が再結成され、実現に向けた活動を始めている[37]。
韓国ソウル特別市では1997年頃にLGグループを中心にしてドーム球場が計画され、2002_FIFAワールドカップで使用した後、LGツインズが本拠地として使用する予定であった。設計コンペも行われ優秀作が選定されたものの、用地取得の難航とアジア通貨危機のため、計画は白紙化された。なお、このドーム球場 (Seoul Dome) のデザインは、設計者のウェブサイトで閲覧することができる[38]。また、釜山でもドーム球場の計画があるが、当事者の利害が絡み合い頓挫している[39]。2014年にアメリカのラスベガス・サンズが、ソウル市が保有する蚕室総合運動場一帯に複合リゾート開発プロジェクトを提案し、開場30年以上が経過している蚕室野球場を、開発が白紙になったヨンサン鉄道整備倉の敷地にドーム球場(3万席規模)を移転・新築するという案を出した[40]。その後、ソウル特別市九老区で韓国初となるドーム球場高尺スカイドームが2015年9月に完成、10月に開場した[41]。当初は2011年完成目標であったが[42]、工期が延びていた。
台湾台北市でも台湾初の多目的ドーム施設「台北ドーム」(遠雄巨蛋)が建設中であり、2015年末に施設が完成する予定であった[43][44]が、工事が大幅に遅れ、延期されている。
球場の外観
※五十音順
- Reliant Astrodome.jpg
「世界初のドーム球場」、アストロドーム(アメリカ)
- Amsterdam Arena.jpg
アムステルダム・アレナ(オランダ)
- Izumo dome 1.jpg
出雲ドーム(日本)
- Edward Jones Dome KM.jpg
エドワード・ジョーンズ・ドーム(アメリカ)
- OitaStadium1.JPG
大分スポーツ公園総合競技場(現:大分銀行ドーム、日本)
- Kyocera Dome Osaka1.jpg
大阪ドーム(京セラドーム大阪、日本)
- Odate Jukai Dome1.JPG
大館樹海ドーム(日本)
- Le Stade Olympique 3.jpg
オリンピック・スタジアム(カナダ)
- Cowboys Stadium 2.jpg
カウボーイズ・スタジアム(現・AT&Tスタジアム、アメリカ)
- Mediadome.jpg
北九州メディアドーム(小倉競輪場、日本)
- Komatsu dome.jpg
こまつドーム(日本)
- 札幌コミュニティドーム.jpg
札幌コミュニティドーム(つどーむ、日本)
- Sapporo Dome Hovering Stage.jpg
札幌ドーム(日本)
- GeorgiaDome md.jpg
ジョージア・ドーム(アメリカ)
- Seibu Dome baseball stadium - 01.jpg
西武ドーム(メットライフドーム、日本)
- Shellcom.png
仙台市屋内グラウンド(シェルコムせんだい、日本)
- NagahamaDome.JPG
長浜ドーム(日本)
- Nagoya-Dome.jpg
ナゴヤドーム(日本)
- Tajima dome01s3200.jpg
但馬ドーム(日本)
- Tokyo dome.JPG
東京ドーム(日本)
- Trop09.jpg
トロピカーナ・フィールド(旧称・フロリダ・サンコースト・ドーム、アメリカ)
- Metrodome with new roof.jpg
ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム(通称・メトロドーム、アメリカ)(2014年解体)[1]
- 2010-06-03 Arena AufSchalke 01.jpg
フェルティンス・アレーナ(旧称・アレーナ・アウフシャルケ、ドイツ)
- Ford Field 2007.JPG
フォード・フィールド(アメリカ)
- Fukuoka Dome20130811.jpg
福岡ドーム(福岡 ヤフオク!ドーム、日本)
- Pontiacdome.png
ポンティアック・シルバードーム(アメリカ)
- Louisiana superdome 2004.jpg
ルイジアナ・スーパードーム(メルセデス・ベンツ・スーパードーム、アメリカ)
- LucasOil.JPG
ルーカス・オイル・スタジアム(アメリカ)
- Tigersbluejaysapril2008.jpg
ロジャーズ・センター(旧称・スカイドーム、アメリカ)
- University of Phoenix Stadium aerial.jpg
ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(アメリカ)
- Yokkaichi Dome.jpg
四日市ドーム(日本)
- BC Place, Vancouver (2012) - 05.JPG
BCプレイス・スタジアム(アメリカ)
- Indianapolis-indiana-rca-dome.jpg
RCAドーム(2008年解体、アメリカ)
脚注
注釈
- ↑ ただし、現在では英語圏においても単に屋根付きの競技場の意味で使用する場合がある[2]。
- ↑ アーティストによっては東京ドームを外し、近隣の西武ドームを組み込んだ上で「5大ドーム」と呼ぶことがある[13]。
- ↑ 通常公演では東京を除いた5大ドームおよびSSAスタジアムモードで開催されたが、追加公演では東京と大阪で開催[25]。
- ↑ 当初スケジュールでは東京を除いた5大ドーム公演と発表されていたが、追加公演として東京での公演が加わった[26]。
- ↑ 通常公演では東京を除いた5大ドームおよびSSAスタジアムモードで開催されたが、追加公演では東京と大阪で開催[27]。
- ↑ 当初スケジュールでは東京を除いた5大ドーム公演と発表されていたが、追加公演として東京での公演が加わった[28]。
出典
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- ↑ “Dome - Definition and More from the Merriam-Webster Dictionary” (英語). ウェブスター辞典. メリアム=ウェブスター. . 2014閲覧.
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- ↑ “施設概要 | 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト”. 福岡ソフトバンクホークス. . 2014閲覧.
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- ↑ “天井直撃の打球めぐり「誤審」=プロ野球”. 時事通信. Yahoo!ニュース (2010年8月16日). 2010年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
- ↑ “プレスリリース Yahoo! JAPANがラルク・アン・シエルの東京ドーム公演をインターネットライヴ中継 〜Yahoo! JAPANがラルク・アン・シエルの4大ドームツアー冠スポンサーに!〜”. Yahoo! JAPAN. ヤフー (2000年11月2日). . 2016-2-8閲覧.
- ↑ “氷室京介、4大ドームツアー開催決定 『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』”. ORICON STYLE. オリコン (2015年12月18日). . 2016-2-7閲覧.
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- ↑ “SMAP、東京で皮切り5大ドームツアー”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2014年9月5日). . 2016-2-7閲覧.
- ↑ “嵐、4年連続の5大ドームツアー開催!今年は17公演実施”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年6月29日). . 2016-2-7閲覧.
- ↑ 増田晋侍 (2016年1月17日). “1・4東京ドームにももクロ起用、アミューズとの業務提携から見る新日本プロレスの2016年戦略”. リアルライブ. フェイツ. . 2016-2-8閲覧. “今年行われるももクロの5大ドームツアーの中にも東京ドーム“大会”は含まれていない。”
- ↑ “三代目 JSB、6大ドームツアーのダイジェスト映像を配信”. ORICON STYLE. オリコン (2015年11月20日). . 2016-2-7閲覧.
- ↑ “EXILE ATSUSHI、ソロアーティスト史上初の6大ドームツアー。そして新バンド結成も”. BARKS (2016年5月30日). . 2016-5-30閲覧.
- ↑ 16.0 16.1 不死鳥 in TOKYO DOME (DVD) コロムビアミュージックショップウェブサイト
- ↑ 17.0 17.1 プロジェクトX 挑戦者たち 美空ひばり 復活コンサート 〜伝説の東京ドーム・舞台裏の300人〜 NHKアーカイブス
- ↑ 東京ドームの歴史東京ドームシティ
- ↑ ドーム時代の到来──ミック・ジャガー 東京ドームこけら落し公演ヒビノ株式会社
- ↑ “X JAPAN 3月28日(金)東京ドーム 〜破壊の夜〜、生々しい記録”. BARKS (2008年3月29日). . 2014閲覧.
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