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『遠くへ行きたい』(とおくへいきたい)は、読売テレビを制作局として日本テレビ系列で放送されている紀行番組。 1970年(昭和45年)10月4日放送開始の長寿番組である。
Contents
概要
スポンサードネットの対象が基幹系列局に限定されているためか同時ネットする局は少なく(北海道・STVは基幹系列局にもかかわらず、ノンスポンサーでかつ同時ネットや遅れネット、不定期放送を繰り返している[1])、系列局により毎週放送でも時差で放送する局、不定期で放送する局、未放送の局とそれぞれ分かれている。(#ネットワーク放送局)
一時期、110度CS放送「スカパー!110」(現在のスカパー!)の○○九ちゃん&サイエンス(後の日テレプラス&サイエンス、現在の日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ)でも過去放送分が再放送されていたが2005年4月より日テレプラス&サイエンスにてCSでの放送が再び開始され現在は終了。その後食と旅のフーディーズTVにて再放送中。
2014年2月8日(土曜日)には13:30から1時間スペシャルで『遠くへ行きたい世界遺産スペシャル』が日本テレビ系列全局ネットで放送された。制作はテレビマンユニオンが担当した。
当時の日本国有鉄道(国鉄、現・JRグループ)のキャンペーン『ディスカバー・ジャパン』の一環として1970年10月4日に、永六輔の単独出演で放送を開始。開始当初のタイトルは「六輔さすらいの旅・遠くへ行きたい」。放送時間は日曜22:30 - 23:00(1976年3月28日まで)だった。旅番組で有数の長寿を誇っており、2010年10月に放送開始40周年を迎え、また同年3月28日放送分で放送2000回を迎えた。
番組の内容は、有名芸能人・文化人が、日本各地の風土、歴史、食、温泉宿を訪ね、堪能するというもの。初期の「六輔さすらいの旅」時代は永をレギュラーに据えた紀行番組であったが、1971年に永が観光、グルメ要素を加えたいスタッフとの対立により降板した後(タイトルから「六輔さすらいの旅」が消える)はレギュラー出演者が設けられず、伊丹十三や藤田弓子など数多くの俳優や女優及び著名人(タレント)が週替わりで出演し、回によっては有名監督が撮影の指揮を取るという現在の形となった(前述の通り降板した永も、週替わりの出演者の一人として何度か出演している)。旅の行程について説明するナレーションもレポーターが行う。
同系列の紀行番組『ぶらり途中下車の旅』と違い、訪れた場所の最寄り駅テロップは出てこない。
国鉄分割民営化直前の1986年には、永が分割民営化に反対する意見広告(毎日新聞掲載)に写真入りでコメントを出したため、番組を一時的に降板する事態となった。このとき新聞には“永六輔さん「遠くへ行く」”という皮肉交じりの見出しが掲載されている。
ちなみに主題歌である「遠くへ行きたい」は、永が作詞した。尺八バージョンが永のラジオ番組『誰かとどこかで』(TBSラジオ)でも使用されていた。
永が2016年7月7日に亡くなった(83歳没)ことを受けて、同7月17日(日テレ・ytv基準)の放送回は、当初予定の内容を変更して、番組初期のレギュラーレポーター(「六輔のさすらいの旅」)時代を含め通算46年・82回にわたって出演した旅の行程の中から抜粋して、「永六輔の七転八倒!旅語録」と題した追悼特番(ナレーター・徳光和夫)を放送した[2]。なお永が最後にレポーターとして出演したのは2013年7月21日(2165回)[3]と同8月11日(2168回)[4]の前後編で放送された「笑う京都に!福来る」と題された京都府への取材[5]で、永にとっては2006年以来7年ぶりのレポーターとしての出演だったという。この時は既にパーキンソン病を患っており、自力での歩行が困難で車いす介助が必要だったため、永の孫(当時大学生)も取材に同行した。
番組最多出演者は俳優の渡辺文雄。2004年8月4日に肝臓がんのため亡くなり、同年6月6日放送分(山形県天童市編)が最後の出演となった。渡辺は1972年7月16日放送分の第93回(三重県上野市<現在の伊賀市>)で初登場、364回出演し、番組に多大な貢献をした。
また、1982年4月から1989年9月24日までは日曜8:30 - 9:00の放送であった[注 1]が、同年10月の『中村敦夫のザ・サンデー』(後の『THE・サンデー』→『TheサンデーNEXT』)の開始に伴い、放送時間が日曜7:30 - 8:00に変更された。
2009年4月から『ヤッターマン』が月曜19時台後半からの移動に伴い、7時台は読売テレビ制作枠が存在するようになった。これにより『ヤッターマン』の直後にこの番組を放送する事になるが、一部地域では『ヤッターマン』の枠移動による編成で遅れネットとなった(後述)。
なお、次回予告でのサブタイトル内容表示は、読売テレビ送出マスターの提供クレジットテロップから出している(提供スポンサーのみ「カットイン〜カットアウト」だが、それ以外の表示は全て「フェードイン〜フェードアウト」)ため、同時ネット局では内容を確認できるが、時差ネット局では表示されていない局もあり、その場合は撮影映像のみしか流れない[注 2]。不定期放送の場合は次回予告も放送されない。
長らく日曜7:30 - 8:00での放送が続いてきたが、2013年4月から、同年3月まで当番組の直後に放送していた『シューイチ』を30分繰り上げ・拡大することとなり[6]、当番組は2013年4月7日以降、放送枠を移動して継続[7]。それに伴い関東・関西の同時ネットが解消となりローカル編成となる。
放送時間の変遷
期 | 放送期間 | 読売テレビ(制作局) | 日本テレビ(キー局) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 1970年10月4日 - 1976年3月28日 | 日曜 22:30 - 23:00 | ||
2 | 1976年4月4日 - 1982年3月28日 | 日曜 10:30 - 11:00 | ||
3 | 1982年4月4日 - 1989年9月24日 | 日曜 8:30 - 9:00 | ||
4 | 1989年10月1日 - 2013年3月31日 | 日曜 7:30 - 8:00 | ここまで制作局とキー局で放送時間が同じ。 | |
5 | 2013年4月7日 - 2014年9月28日[7] | 日曜 7:00 - 7:30 | 日曜 5:30 - 6:00[注 3] | ここから制作局とキー局で放送時間が異なる。 |
6 | 2014年10月5日 - | 日曜 6:30 - 7:00 |
なお1978年以降、毎年8月(1991年のみ7月)に放送される大型特別番組『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』編成の際は休止される。正月三が日の場合も原則休止されるが、暦によってはまれに放送されることがあるも、その場合であっても、箱根駅伝中継の関係から制作局では繰り上げ放送となる(2016年1月3日は制作局では通常より30分繰り上げとなり、結果的にキー局と臨時同時ネットとなった)。
スポンサー
- 番組スポンサーは日本国有鉄道(国鉄)の一社提供だった。1987年の国鉄の分割・民営化後もJRグループが提供スポンサーを引き継いだが、現在はJRグループを筆頭に複数社・団体のスポンサーとなっている。以前はJTBや近畿日本ツーリストなどの旅行代理店もスポンサーになっていた事もあった。
- JRグループがメインスポンサーになっている関係のためか、登場するJRの路線名の表示テロップにも「JR」のロゴマークを付けて表示されている(開始時期は不明だが、現在は各社のコーポレートカラー入り)。
- 2005年4月25日のJR福知山線脱線事故に伴い、同年5月1日放送分からJR西日本を含むJRグループは番組スポンサーを一時的に降板していた。その後スポンサーに復帰していたが、羽越本線において特急いなほ脱線事故が発生したため、翌年1月8日放送分から2月19日放送分までスポンサーテロップを自粛していた(前述の2件ともノンスポンサーでスポットCM差し替えの地域を除き、CMは流していた)。
- JR北海道の本拠であるSTVはノンスポンサーで同時ネットや遅れネット、不定期放送で対応し(下記参照)[1]、JR四国本社のある香川・西日本放送は2010年4月現在、遅れネットで放送されている。
- STVは当初同時ネットで放送。その後は不定期放送だったが、2006年4月1日より時差ネットでレギュラー放送を再開(土曜5:30 - 、遅れネットでノンスポンサー)したものの、わずか5回放送しただけで同年4月29日をもって打ち切りになった。その後6月30日金曜日の10:55から放送されたため、再び不定期放送となる。以前の不定期放送の時に比べて放送される週が多い傾向となっていたが、『どさんこサンデー』の放送終了に伴い、10月1日放送分から2011年10月2日放送分まで再び同時ネットで放送。10月9日からはアニメ『HUNTER×HUNTER』(制作局の日本テレビより1週遅れ)を放送することになったため、翌々日朝放送の遅れネットになる[1]。しかし、ノンスポンサーでスポットCMに差し替えて放送しているため、スポンサーCMは視聴不可能である(スポンサーの表示部分が流れるところも含めてすべてスポットCMに差し替え)。
- なお、同時ネット再開初回は放送事故を避けるためからか番組ネットスポンサーだけはそのまま付いた上で放送していた。一旦2009年4月17日から毎週金曜10:25 - 10:55で遅れネットで放送されていた(字幕放送も未実施)が、2010年1月10日放送分から再び同時ネットの放送(字幕放送も再開、但しノンスポンサー)に戻した。先述のとおり、10月9日からはアニメを放送することになったため、遅れネットになるが、字幕放送は以前の時差ネットとは異なり実施される(9日遅れの放送になってからは再び字幕放送は非対応となった。一方同時ネットでは割愛されていた次回予告の映像もスポンサー表示のない状態でそのまま流してエンドタイトル表示する形での放送となった、)。
- 広島テレビでも2008年4月より同時ネットに移行したが、スポンサーは時差ネット時代と同じJRグループ(過去には白十字も)のみである。そのためJRグループ以外の企業のCM枠は番宣等に差し替えている他、時期によってはローカルスポンサーが加わる事もある。さらに、2011年5月頃からは次回予告をカットしてスポットCMを増枠している。2013年4月以降も本番組を読売テレビと同時ネットで放送し、従前通り次回予告をカットしている。
- 上記のように、2013年3月時点で現在スポンサードネットで同時ネットを行っていた局は4局のみだった(制作局の読売テレビの他、日テレ・中京テレビ・福岡放送)。
テーマ曲
番組のテーマ曲「遠くへ行きたい」(作詞:永六輔、作曲:中村八大)は、元々は1962年に『夢であいましょう』(NHK総合テレビ)の「今月の歌」としてジェリー藤尾が歌った曲だったが、この番組ではデューク・エイセスが歌った。その後、時代とともにさまざまなジャンルの歌手に歌い継がれている。なお、尺八で演奏されたインストバージョンもあり、こちらも番宣CMや永のラジオ番組『誰かとどこかで』(TBSラジオ)等で使用されている。2010年1月から10月までは「番組40周年イヤー」と称し、歴代のオープニングを順不同(番組冒頭の表紙画とともに月替り)で放送した。
2014年4月からは歴代のオープニングテーマ曲を週替わりで使用しているほか、本編中にも流れることがある(時には渥美清、尾崎紀世彦[8]、比嘉栄昇[注 4]、そしてジェリー藤尾[注 5]など、テーマ曲に使われなかった人物が歌ったバージョンが流れることもある)。
テーマ曲を歌った歌手
- デューク・エイセス(1970年10月 - 、編曲:山本直純)2010年4月も使用。蒸気機関車の汽笛と走行音をイメージした曲調。
- 永六輔(1971年4月 - )
- 小室等と六文銭(1971年10月 - )
- 小林旭(1972年4月 - )
- 東京混声合唱団(1972年10月 - )
- 赤い鳥(1973年4月 - )
- 上條恒彦(1974年1月 - 、編曲:前田憲男)2010年7月も使用。
- 安田南(1974年4月 - )
- 平尾昌晃と西崎みどり(1974年10月 - )
- 風車(1975年4月 - 、編曲:羽田健太郎)
- ボニージャックス(1976年4月 - 、編曲:西脇久夫)
- 森田公一とトップギャラン(1976年10月 - 、編曲:森田公一)2010年1月も使用。
- 豊島たづみ(1981年4月 - )
- 鯨井ゆかり(1981年7月 - 、編曲:小六禮次郎)
- 古谷一行(1982年4月 - 、編曲:青木望)
- 渡辺真知子(1982年10月 - 、編曲:堀越信泰)2010年2月も使用。
- ダ・カーポ(1985年10月 - 、編曲:島津秀雄)2010年5月も使用。ダ・カーポの榊原まさとし・広子夫妻は現在も週替りの出演者として登場している[注 6]。
- 岩崎宏美(放送当時は「益田宏美」名義。1990年10月 - 、編曲:堀越信泰、演奏:ポワソン)2010年3月も使用[注 7]。
- オユンナ(1994年1月 - 、編曲:姫神)2010年6月も使用。原曲は4拍子だが、ここでは3拍子に編曲されている。
- 石川さゆり(1998年5月 - 、編曲・ギター:岡崎倫典、二胡:許可)2010年8月も使用。
- さだまさし(2000年10月 - 、編曲:渡辺俊幸)2010年9,10月も使用。また2016年9月11日の放送でも使用された。[注 8]
- 元ちとせ(2004年3月 - 、編曲:ライオンメリィ)
- 森山良子(2005年5月 - 、編曲:納浩一)「番組40周年イヤー」期間中はインストが開始・終了時の提供クレジット表示のみに流れた。
- Chage(2011年1月 - 、編曲:渡辺等)2011年9月11日放送回(石川県・能登半島の旅)に本人が出演。
- 一青窈(2012年12月 - 、編曲:武部聡志)
- フラリーパッド(2017年6月 - 、編曲:和泉一弥) - 不定期に使用。
旅した都道府県ベスト10
- 1位 北海道 137回
- 2位 長野県 125回
- 3位 京都府 103回
- 4位 静岡県 95回
- 5位 新潟県 81回
- 6位 青森県 71回
- 7位 兵庫県 64回
- 8位 鹿児島県 63回
- 9位 岐阜県 62回
- 10位 奈良県 広島県 58回
- ※第2182回まで[9]
ネット局
(2018年4月現在)
放送対象地域 | 放送局 | 放送時間 | 備考 | 先行・遅れ |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 読売テレビ (ytv) |
日曜日 7:00 - 7:30 |
|
【制作局】 |
中京広域圏 | 中京テレビ (CTV) |
|
同時ネット | |
福岡県 | 福岡放送 (FBS) | |||
広島県 | 広島テレビ (HTV) |
| ||
関東広域圏 | 日本テレビ (NTV) |
日曜日 6:30 - 7:00 |
|
先行ネット |
長野県 | テレビ信州 (TSB) |
| ||
宮城県 | ミヤギテレビ (MMT) |
遅れネット | ||
北海道 | 札幌テレビ (STV) |
日曜日 16:25 - 16:55 |
| |
青森県 | 青森放送 (RAB) |
金曜日 10:25 - 10:55 |
||
富山県 | 北日本放送 (KNB) |
金曜日 15:54 - 16:23 |
| |
石川県 | テレビ金沢 (KTK) |
金曜日 10:25 - 10:55 |
| |
鳥取県 島根県 |
日本海テレビ (NKT) |
土曜日 5:29 - 5:59 |
| |
愛媛県 | 南海放送 (RNB) |
日曜日 12:55 - 13:25 |
| |
長崎県 | 長崎国際テレビ (NIB) |
日曜日 17:00 - 17:30 |
| |
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ (KYT) |
日曜日 16:55 - 17:25 |
|
不定期放送
- テレビ岩手(TVI):定期放送では1989年3月25日をもって打ち切り。2015年から日曜午後を中心に不定期で放送。
- 秋田放送(ABS):幾度もの休止と再開を繰り返しており、近年では2017年11月26日に宮崎県が放送されたのが最後。
- 福島中央テレビ(FCT):打ち切りと放送再開を繰り返している。2005年10月から放送していたが、2007年9月に一度打ち切りとなる。その後、2009年4月に放送を再開したが2010年3月をもって再び打ち切り。2010年4月以降は、旅先として福島県が登場する回を不定期で放送している。
- 山口放送(KRY):2010年4月16日の放送までは定期番組として放送していた。同年5月にゴルフ中継の埋め草番組として2度放送、さらに2011年1月、2012年3月に山口県が登場した回を放送した。
- 四国放送(JRT):2011年4月14日から木曜 10:55 - 11:25で放送再開したが、頻繁に休止になる。それ以前は水曜 11:00 - 11:30に放送されていたが、途中で打ち切った。
- 高知放送(RKC):主に高知県が登場する回を土日の昼間に放送する。
- くまもと県民テレビ(KKT):かつては遅れネットの時期を含め定期放送をおこなっていたが2008年12月をもって打ち切り。現在は熊本県が登場する回のみ日曜午後などに数週遅れで放送している。
- ※その他、独立局でも一部過去の番組を再放送する局あり。
かつて放送していた局
- 青森テレビ(ATV):TBS系列。1970年代から1980年代の一時期放送。日曜7:00⇒10:30[注 11]から放送。当時、日本テレビ系列局である青森放送があるにも関わらず、当局でネットしていた。途中から本来のネット局である青森放送に戻った[12]。
- 山形放送(YBC):かつて1980年代から90年代前半にかけて放送していた。2009年4月に放送再開したが、2013年3月31日で一旦打ち切り。ただし、第1日曜は『時を越えて〜山形の過去・いま・未来〜』を放送する為に休止していた。2015年10月4日に放送再開したが、2016年4月10日をもって再び打ち切り。
- 山梨放送(YBS)
- 信越放送 (SBC) :TBS系列。1975年4月6日~1976年3月21日放送。日曜深夜の遅れネット。[13]
- テレビ新潟(TeNY):開局当時から『ときめき十字星』、『岡本綾子のスーパーゴルフ』といったテレビ東京の番組放送の為、時差ネット。
- 静岡放送(SBS):TBS系列。静岡第一テレビ開局以前に放送されていた事がある[14]。
- 静岡第一テレビ(SDT):2008年10月で打ち切り、2013年6月2日から放送再開されるも同年秋で再び打ち切り。
- 北陸放送(MRO):TBS系列。テレビ金沢開局以前に放送されていた事がある。
- 石川テレビ(ITC):フジテレビ系列。1970年代に放送。
- 福井放送(FBC)
- 奈良テレビ(TVN):独立局
- 西日本放送(RNC)
- 中国放送(RCC):TBS系列、1973年4月1日から1974年3月31日まで日曜23:00 - 23:30に放送(それ以前の広島テレビまたは広島ホームテレビ〈UHT→HOME、NET→テレビ朝日系列〉での放送有無や、広島テレビでの放送開始(あるいは再開)時期は不明)[15][注 12][注 13]。
- 熊本放送(RKK):TBS系列、くまもと県民テレビ開局以前に放送されていた事がある。
- テレビ大分(TOS):フジテレビ系列とのクロスネット局。
- 大分放送(OBS):TBS系列、単発で放送。
スタッフ
- タイトル画:安野光雅(リポーターとしても何度か出演している)
- プロデューサー:沼田賢治(読売テレビ)、森明子(テレビマンユニオン)、吉田一夫(田園工房)
- 過去のプロデューサー:高田純一、中間利彦(いずれも読売テレビ)
- チーフプロデューサー:岡本浩一(読売テレビ)、土𣘺正道(テレビマンユニオン)、池田眞人(田園工房)
- 過去のチーフプロデューサー:田中壽一、梅田尚哉、堀口良則、木谷俊樹、中村泰規(いずれも読売テレビ)、村田亨(テレビマンユニオン)
- 演出(週替わりで担当)
- テレビマンユニオン:伏谷毅彦、保坂秀司、松田朋之、植田裕久、田中徹
- 田園工房:杉生公次、齋藤篤史、千先岳
- テレビマンユニオンでは上記以外の人が演出を担当する場合もある。
- 技術協力:IMAGICA(テレビマンユニオン制作時)、日放(田園工房制作時)
- 制作:読売テレビ、テレビマンユニオン、田園工房
- 通常はテレビマンユニオンが担当しているが、原則毎月最終週のみ田園工房が担当している。
- 2014年3月をもって安野のタイトル画は廃止され、2014年4月からはスタッフがエンディングで表示されている。
パロディ
- めちゃ2イケてるッ! - 番組内に「近くへ行きたい」というパロディーコーナーがある。テーマ曲「近くへ行きたい」(「遠くへ行きたい」の替え歌)もデューク・エイセスが歌っている。タイトルロゴも本家と同じである。又、2007年の元旦SPでは「近くで抜きたい」というパロディも放送した。
- オレたちひょうきん族 - こちらも番組内で「遠くへ行きたくない」というパロディコーナーがあった。大平サブロー扮する、永のパロディーキャラ・「サブ六輔」が登場している。
関連作品
- 『遠くへ行きたいビデオ傑作選』(全10巻 VHS) - 2000年の放送開始30周年を記念して日本通信教育連盟より発行[16]
- 『特選の旅 遠くへ行きたい』 - 放送2000回(2010年3月)を記念して、過去に放送のあった30エリアを構成したガイドムックを実業之日本社が出版している。
関連項目
脚注
注釈
- ↑ この番組の直前には『釣りたてグルメ天国』(日本テレビ制作)があった。
- ↑ 遅れネット時代の広島テレビのように表示されていた例もあった。この場合、サブタイトルの後フェードアウトしているので、送出マスターの提供テロップ入りのハイビジョン素材を録画して流用した物と思われる。そのためか、同局ではアナログ4:3放送の場合、画面左下の「HVハイビジョン番組・字幕放送」テロップが3分の2ほど欠けて表示された。その後同局では同時ネットとなりアナログとデジタルの映像は別々のものになりテロップの欠けも解消されたがエンディングは提供ベースの直前でフェードアウトしてCMを入れた後、自局出しのブルーバック提供クレジットと静止画エンドクレジットに差し替えていた。その後、予告をカットしてCMを増枠するようになり、さらにオープニングイラストが廃止されるなど番組構成が変更されてからは、提供ベースと予告をブルーバックの提供クレジットに差し替えた後、VTRのエンドカードに飛び乗っている。
- ↑ 2013年9月8日は『上田晋也のGoing!特別版 2020年五輪開催地決定の瞬間』の放送延長(3:20 - 6:00、当初予定より30分延長)に伴い、6:00 - 6:30に30分繰り下げて放送された。
- ↑ 2016年3月20日放送分(久本雅美が波照間島へ。ちなみに比嘉らBEGINメンバーは同じ八重山列島の石垣島出身)で使用。
- ↑ 2014年11月23日放送分で使用。
- ↑ 2007年から一時メンバー入りしていた長女・榊原麻理子の出演歴有無は不明。
- ↑ その時もオープニングの主題歌表記は「益田」姓で、(現・岩崎宏美)(当時)などの脚注は表記されなかった。2014年4月以降は使用時にどちらの姓を表記しているか不明。
- ↑ 羽田美智子による長崎への旅であり、本編内でさだ本人も精霊流しのシーンで出演(喪主として)している。
- ↑ 放送中、画面左上に常に「遠くへ行きたい傑作選」とテロップ表示していた。
- ↑ なお、一時期、キー局の日本テレビにおいて『ぶらり途中下車の旅』の放送時間帯で放送していた時期があった。
- ↑ 一時期、青森放送でも土曜10:30から放送した時期があった。
- ↑ この関係で、TBS系列の同時間帯で放送の『東京音楽祭 歌は世界に』は深夜0:05からの1時間5分遅れでの放送となった。
- ↑ 放送当時、本来の日本テレビ系列局である広島テレビはフジテレビ系列とのクロスネット局だったため、編成から外れた日本テレビ・フジテレビの系列の番組は広島ホームテレビが主に引き受けていたが、両局ともに編成できなかった両系列およびNETテレビ系列の番組を中国放送が番販購入または個別スポンサードネットで放送することがあった。
- ↑ 当時は四季映画放送の名称であった。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 トピックス(STVの2011年秋改編)
- ↑ 番組公式サイト(テレビマンユニオン)第2316回「特別番組 永六輔の七転八倒!旅語録」
- ↑ 番組公式サイト(テレビマンユニオン)第2165回「笑う京都に!福来る」
- ↑ 番組公式サイト(テレビマンユニオン)第2168回「笑う京都に!福来る2」
- ↑ 番組公式サイト(テレビマンユニオン)・番組からのお知らせ
- ↑ 日本テレビ : ウッチャン、有吉、淳で3冠奪還へ プライム帯と日曜朝を強化 まんたんウェブ 2013年3月2日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 番組からのお知らせ『遠くへ行きたい』公式サイト、2013年3月22日閲覧
- ↑ 遠くへ行きたい - 2012年6月24日 07:42放送 - TVログサーチ閲覧。
- ↑ http://www.to-ku.com/data/frequent_place.htm
- ↑ 1976年12月の東奥日報テレビ欄のSTVテレビ欄から。
- ↑ 産経新聞出版『月刊TVnavi』北海道版 2018年5月号にて確認。
- ↑ 1969年10月の東奥日報テレビ欄(青森県立図書館にて縮刷版の閲覧)1977年から1979年の東奥日報朝刊テレビ欄(弘前市立図書館にて縮刷版の閲覧)から
- ↑ 1975年4月6日、1976年3月21日 信濃毎日新聞 テレビ欄
- ↑ 1978年8月27日静岡新聞テレビ欄から。
- ↑ 読売新聞・岡山版、1973年4月1日、20ページ・1974年3月31日、テレビ・ラジオ欄。
- ↑ 番組公式サイト(テレビマンユニオン)第1518回・渡辺文雄の31年目の四万十川 この項の文末にプレゼントの紹介がある
外部リンク
読売テレビをはじめとする日本テレビ系列 日曜22:30 - 23:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
遠くへ行きたい
(1970年10月 - 1976年3月) 【ここまで読売テレビ制作枠】 |
||
読売テレビをはじめとする日本テレビ系列 日曜10:30 - 11:00枠 | ||
ベストゴルフ
【ここまで日本テレビ制作枠】 |
遠くへ行きたい
(1976年4月 - 1982年3月) 【この番組のみ読売テレビ制作】 |
|
読売テレビをはじめとする日本テレビ系列 日曜8:30 - 9:00枠 | ||
遠くへ行きたい
(1982年4月 - 1989年9月) 【この番組のみ読売テレビ制作】 |
||
読売テレビ・日本テレビ 日曜7:30 - 8:00枠 | ||
遠くへ行きたい
(1989年10月 - 2013年3月) 【この番組のみ読売テレビ制作】 【ここまでローカル枠】 |
||
読売テレビ 日曜7:00 - 7:30枠 | ||
遠くへ行きたい
(2013年4月 - ) 【ここからローカル枠】 |
-
|
|
日本テレビ 日曜5:30 - 6:00枠 | ||
日テレNEWS24
※3:50 - 5:40 【30分短縮して継続】 【ここまで日テレNEWS24制作】 日テレアップDate! ※5:40 - 6:00 【5:10 - 5:30に枠移動】 【ここまで日本テレビ制作枠】 |
遠くへ行きたい
(2013年4月 - 2014年9月) 【この番組のみ読売テレビ制作枠】 |
NFL倶楽部
※5:10 - 5:40 【ここから日本テレビ制作枠】 【4:40 - 5:10から枠移動】 日テレアップDate! ※5:40 - 6:00 【5:10 - 5:30枠から再移動】 【ここから日本テレビ制作枠】 |
日本テレビ 日曜6:30 - 7:00枠 | ||
遠くへ行きたい
(2014年10月 - ) 【ここから読売テレビ制作枠】 |
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