参天製薬
参天製薬株式会社(さんてんせいやく、Santen Pharmaceutical Co., Ltd.)は日本の製薬会社である。
主に眼科向け・大衆向けの目薬、眼科薬、点眼薬などを製造・販売している。東京証券取引所一部上場(証券コード:4536)。
キャッチコピーは「ひと・ひとみ・すこやか(英語:A Clear Vision For Life)」。
Contents
概要
1890年(明治23年)の創業当時から戦前までは風邪薬を主力商品としていたが、戦後は「ひと・ひとみ・すこやか。」をスローガンに、一貫して眼科向け・大衆向けの目薬、眼科薬、点眼薬などを製造・販売し、新商品展開にも力を入れている。日本において医療用目薬ではシェア1位。一般用目薬ではロート製薬に次いで2位のシェアを持つ。
2015年(平成27年)に抗リウマチ薬事業を他社へ事業譲渡したことで、眼科領域に特化した製薬会社となった。
企業名の由来
「参天」という商号の由来は儒教の経典四書の中庸にある「天地の化育を賛く可ければ、即ち以って天地と参となる可し」(本来聖人は万物の秩序と原理(天)と人間社会(地)の調和を助ける)から付けられている。またこれより、当社の企業理念を「天機に参与する」(目をはじめとする、特定の専門分野に努力を傾注し、それによって参天ならではの知恵と組織的能力を培い、患者さんと患者さんを愛する人たちを中心として社会への寄与を行う[1])としている。
ちなみに、santeはフランス語で「健康」という意味がある。
「サンテ」ブランドを巡っての論争
「サンテ」及び「Sante」は同社が使用しているブランドネームであり、登録商標もされている。が、1998年(平成10年)7月に千葉県浦安市で創業した健康食品の通信販売会社「株式会社 サンテ・ジャパン(現:株式会社 インシップ)」に対し、2002年(平成14年)5月、「サンテ」の名前を使わないで欲しい、と損害賠償をインシップ社に請求。インシップ社がこれを受け入れ、それまでの「サンテ・ジャパン」を現在の「インシップ」とした。
沿革
- 1890年(明治23年) - 田口謙吉が、大阪・北浜に薬商田口参天堂を開業。
- 1899年(明治32年) - 「大学目薬」発売。
- 1925年(大正14年) - 参天堂株式会社設立。
- 1945年(昭和20年) - 参天堂製薬株式会社に商号変更。
- 1958年(昭和33年) - 参天製薬株式会社に商号変更。
- 1962年(昭和37年) - 初のプラスチック容器入り目薬(スーパーサンテ)を発売。
- それまでの目薬は、ガラス容器入りで、破損したり価格が高かった。
- 1963年(昭和38年) - 大阪証券取引所第二部上場。
- 1964年(昭和39年) - 東京証券取引所第二部上場。
- 1977年(昭和52年) - 東京・大阪証券取引所の第一部に指定替え。
- 1985年(昭和60年) - 能登工場開設。
- 1996年(平成8年) - 滋賀工場開設。
- 2000年(平成12年)6月 - 大衆向け目薬異物混入を装った脅迫事件[注 1]のときには商品を店頭から一時回収し、同年9月から12月にかけて全ての商品に「ひとみ・すこやか・ラッピング」というプラスチック製のラッピング包装をして販売を再開した。
- 2013年(平成25年)6月 - 本社を大阪市北区のグランフロント大阪に移転[2]。ただし、東淀川区の旧本社は登記上本店として存続。
- 2015年(平成27年)8月3日 - 抗リウマチ薬事業を、この日発足した、あゆみ製薬株式会社(本社:東京都中央区)へ譲渡。
事業所
- 本社 - 大阪市北区
- 下新庄オフィス - 大阪市東淀川区
- 能登工場 - 石川県羽咋郡宝達志水町
- 滋賀工場(滋賀プロダクトサプライセンター) - 滋賀県犬上郡多賀町
- 奈良研究開発センター - 奈良県生駒市
関連会社
国内
海外
- Santen Holdings U.S. Inc. - アメリカ
- Santen Inc. - アメリカ
- Advanced Vision Science, Inc. - アメリカ
- Santen Holdings EU B.V - オランダ
- Santen Oy - フィンランド
- SantenPharma AB - スウェーデン
- Santen GmbH - ドイツ
- Santen S.A.S. - フランス
- Taiwan Santen Pharmaceutical Co., Ltd. - 台湾
- Santen Pharmaceutical Korea, Co., Ltd. - 韓国
- Santen Pharmaceutical (China) Co., Ltd. - 中国
- Santen India Private Limited - インド
取扱製品
目薬(一般用医薬品)
現行製品
()内の数字は清涼感度を表す。なお、パッケージにはリスク区分の記載と共に、正面に同社の「ひとみ・すこやかcom」のサイトアドレスが記載されている(パッケージ正面へのサイトアドレスの記載はAJD専売品・NID専売品を除く、アドレスの変更に伴い、2014年以降に発売された製品や仕様変更品には記載されていない)
- サンテメディカルアクティブ【第2類医薬品】
- 2016年(平成28年)10月発売。一般用目薬としては史上初となるビタミンA(レチノールパルミチン酸エステル)を一般用眼科用薬製造販売承認基準の最大濃度である50,000単位/100mlを配合するとともに、一般用眼科用薬製造販売承認基準の最大濃度配合した4成分を含む9種類の有効成分を配合(3)。
- サンテ40プラス【第3類医薬品】
- 2012年(平成24年)10月10日発売。ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)・パンテノール・天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)・タウリン・ネオスチグミンメチル硫酸塩の5つの有効成分を配合。従来発売していた「サンテ40ハイ」の後継製品だが、抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩の配合濃度を増量(0.01%→0.03%)し、希望小売価格を大幅値下げした(本体価格 980円 → 550円)。(3)
- サンテ40クール【第3類医薬品】
- 2012年(平成24年)10月10日発売。「サンテ40プラス」の処方をベースに清涼感を高めたクールタイプ。(4)
- サンテ40ゴールド【第3類医薬品】
- 2012年(平成24年)10月10日発売。パンテノール・天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)・タウリン・ネオスチグミンメチル硫酸塩・クロルフェニラミンマレイン酸塩・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムを配合。従来発売していた「サンテ40i」の後継商品で、希望小売価格を値下げした(本体価格 980円 → 780円)。(3)
- サンテ快滴40【第3類医薬品】
- 2013年(平成25年)11月発売。タウリン、天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)、ネオスチグミンメチル硫酸塩を配合。以前発売されていた「サンテ40」の後継製品ということもあり、パッケージデザインは「サンテ40」シリーズと基本デザインを統一している。(3)
- サンテFXネオ【第2類医薬品】
- 若者に人気の高い清涼感目薬。1999年(平成11年)7月に従来の「サンテエフエックス」の処方を強化(タウリン・L-アスパラギン酸カリウムを追加し、塩酸テトラヒドロゾリン・クロルフェニラミンマレイン酸塩の濃度をアップ。なお、パッケージ・容器・さし心地は従来品を継承している)(5)。
- 2012年に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボレーション品として、外箱とボトルデザインを変更した数量限定の「ヱヴァンゲリヲンモデル」を発売しており、キャップが白・ボトル外周部がオレンジの「綾波レイモデル」とボトル外周部は基本の黒のままでキャップを赤に変更した「式波・アスカ・ラングレーモデル」の2種類を設定した。
- 2014年7月には、「サンテ×ももクロ ニッポンきたぁ↑↑大作戦!」のプロジェクトの一環として「ももクロモデル」を発売[3]。外箱はシルバー基調はそのままに、ももいろクローバーZのメンバーとメンバーカラーをデザイン。ボトルは外周部とラベルを変更した専用デザインとなり、外周部はピンクである。
- サンテFX Vプラス【第2類医薬品】
- 2009年(平成21年)3月に発売した「サンテFXネオ」のシリーズ品。ビタミン・アミノ酸3成分(ビタミンB6・タウリン・L-アスパラギン酸カリウム)、また7種の有効成分のうち、これら3成分を含む6成分を一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合したほか、「サンテFXネオ」よりも更に清涼感を高めた金色のパッケージ。(5+)
- こちらにも、2012年に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボレーション品として、外箱とボトルデザインを変更した数量限定の「ヱヴァンゲリヲンモデル」を発売しており、キャップが青緑・ボトル外周部が紫の「碇シンジモデル」とキャップがオレンジ・ボトル外周部が青の「渚カヲルモデル」の2種類を設定した。
- 2014年7月には「サンテFXネオ」同様に「ももクロモデル」を発売[3]。外箱はゴールド基調はそのままに、ももクロメンバーが描かれ、ボトルは外周部とラベルを変更した専用デザインとなり、外周部は白である。
- ソフトサンティア【第3類医薬品】
- 涙液に近い性質を持った人口涙液型点眼剤。すべてのコンタクトレンズにしたまま点眼でき、裸眼にも使用可能。1977年(昭和52年)から眼科や調剤薬局に向けて発売されてきたが、2010年(平成22年)からはドラッグストアでも販売を開始した。密封容器を採用しており、ベンザルコニウム塩化物などの防腐剤を配合していないため、開栓後は約10日までに使い切る必要がある。従来からある紙函品の5ml×4本入りに加え、2013年(平成25年)8月には、目薬では初めてとなるパウチ包装品の小容量サイズ5ml×2本入りを発売した。(0)
- ソフトサンティア ひとみストレッチ【第3類医薬品】
- 2014年9月発売。ビタミンB12(シアノコバラミン)・ネオスチグミンメチル硫酸塩・ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)を一般用眼科用薬製造販売承認基準の最大濃度配合した目薬。「ソフトサンティア」同様、密封容器を採用し、ベンザルコニウム塩化物などの防腐剤を配合していないため、カラーコンタクトレンズを除くほとんどのコンタクトレンズにしたまま点眼でき、裸眼にも使用可能。「ソフトサンティア」とは異なり、開栓後は約1ヶ月を目安に使用する。(0)
- サンテうるおいコンタクトa【第3類医薬品】
- ポビドンを配合したコンタクトレンズ対応目薬。2007年(平成19年)4月に従来の「サンテうるおいコンタクト」(2002年(平成14年)10月発売)をリニューアル。(塩化ナトリウムの増量と防腐剤使用量の低減)(0)
- サンテコンタクト【第3類医薬品】
- 1994年(平成6年)2月発売。どのタイプのコンタクトレンズにもしたまま点眼できる目薬。1999年(平成11年)5月にパッケージをリニューアルし、希望小売価格を値下げ(本体価格 800円 → 600円)。(0)
- 新サンテテンプレート:小書きウα【第3類医薬品】
- 2015年(平成27年)4月発売。後述の「サンテテンプレート:小書きウ」のが売50年を迎えて全面刷新した製品。ビタミンB12(シアノコバラミン)を2倍(0.01% → 0.02%)に、クロルフェニラミンマレイン酸塩を3倍(0.01% → 0.03%)にそれぞれ高濃度配合するとともに、タウリンを省く代わりに、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ネオスチグミンメチル硫酸塩、L-アスパラギン酸カリウム、グリチルリチン酸二カリウムをプラス配合した。(3)
- サンテPC【第2類医薬品】
- 2013年(平成25年)7月発売。ビタミンB12(シアノコバラミン)、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ビタミンB6を一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合したほか、抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウム、抗ヒスタミン成分クロルフェニラミンマレイン酸塩など8種類の有効成分を配合。2013年(平成25年)12月、目薬では初めてCO2排出量を示すカーボンフットプリントマークを取得したパウチ袋を外部包装に採用したエコ包装タイプを数量限定で発売。(3)
- サンテボーティエ【第2類医薬品】
- 2013年(平成25年)5月発売。タウリン・コンドロイチン硫酸エステルナトリウム・ビタミンB12(シアノコバラミン)など、5種類の有効成分を一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合した目薬。香水瓶風の特徴的なボトルと外箱パッケージのデザインは、デザイナーの吉岡徳仁が手がけた。また、液切れが良く、先端に薬液が残りにくい新形状のノズルを採用した。(3)
- サンテテンプレート:小書きウプラスEアルファ【第3類医薬品】
- 2002年(平成14年)2月発売。赤いビタミンB12と天然型ビタミンEなどを配合した赤い目薬。2007年(平成19年)10月にピンク〜オレンジのグラデーションカラーを施したパッケージにリニューアル。(3)
- サンテテンプレート:小書きウ【第3類医薬品】
- ビタミンB6・B12を配合した赤い目薬。なお、リスク区分対応パッケージを導入の際、外箱を他の製品と同じ形状に変更された。(2)
- サンテメディカル12【第2類医薬品】
- 2016年10月に従来の「サンテメディカル10」の処方を強化してリニューアル。L-アスパラギン酸カリウムとタウリンの配合濃度を変更(共に1.0%→0.5%)し、新たにコンドロイチン硫酸エステルナトリウムと硫酸亜鉛水和物を配合して有効成分を12種類(うち、4種類を一般用眼科用薬承認一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合)に増やした。(3)
- サンテビオ【第2類医薬品】
- ビタミンB12をはじめとする7種類の有効成分を配合した眼科用薬。(2)
- サンテパッソ【第2類医薬品】
- 1998年(平成10年)7月発売。1999年(平成11年)9月にパッケージをリニューアル(同時に小売価格を変更:本体価格 780円 → 600円)。「パソコンとの楽しいおつきあい」をコンセプトとした清涼感目薬。(4)
- サンテピュア【第2類医薬品】
- 2010年(平成22年)10月にパッケージデザインを変更。(4)
- 大学目薬【第2類医薬品】
- 硫酸亜鉛を配合した目薬。1899年(明治32年)の発売以来、110年以上にわたって発売されているロングセラー目薬。現在発売されている製品では唯一「サンテ」ブランドを使用しない目薬である。(2)
- サンテメディカルガードEX【第2類医薬品】
- 2016年(平成28年)10月に「サンテメディカルガード」の処方を強化してリニューアル。タウリンの配合濃度を変更(1.0% → 0.5%)したほか、新たにL-アスパラギン酸カリウムとイプシロン-アミノカプロン酸を配合して有効成分を10種類(うち、6種類を一般用眼科用薬承認一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合)に増やした(3)。
- サンテドライケア【第3類医薬品】
- 2002年(平成14年)3月発売。コンドロイチン硫酸ナトリウムと2種類のアミノ酸を配合した涙液型目薬。(0)
- サンテ抗菌新目薬【第2類医薬品】
- 持続性サルファ剤を配合。HPMC配合で粘度を高めている。(0)
- サンテALn【第2類医薬品】
- 2013年(平成25年)12月発売。後述の「サンテALクールII」の清涼感なしタイプ。1歳以上から使用できる。(0)
- サンテALクールII【第2類医薬品】
- 2006年(平成18年)11月に以前の「サンテALクール」の処方を強化(組織修復成分のパントテン酸カルシウムをより安定性のあるパンテノールに変更)。2013年(平成25年)12月、「サンテALn」発売に伴い、パッケージデザインをリニューアル。(4)
- サンテアルフリー新目薬【第2類医薬品】
- 2001年(平成13年)10月発売。抗アレルギー剤クロモグリク酸ナトリウムと抗ヒスタミン剤クロルフェニラミンマレイン酸塩をW配合したアレルギー専用目薬。2013年(平成25年)12月、「サンテALn」発売に伴い、パッケージデザインをリニューアル。(4)
- こどもサンテ【第3類医薬品】
- 子供用目薬。かつては「ジュニアサンテ」という名称だった。なお「ジュニア」時代には「ドラえもん」や「忍者ハットリくん」、「プロゴルファー猿」。「こども」時代には「まじかる☆タルるートくん」といったアニメとタイアップした事が有った[注 2]。(0)
販売店限定製品
- サンテフォーカスV【第3類医薬品】
- ピント調節機能を改善するネオスチグミンメチル流酸塩を最大濃度配合し、6種のビタミン・アミノ酸も配合。(3)
AJD(オールジャパンドラッグ)加盟店専売製品
AJD加盟店向け製品は2010年(平成22年)にパッケージデザインを変更。
- サンテアスティ40【第3類医薬品】
- 天然型ビタミンEやビタミンB6、パンテノールなどを配合した眼科用薬(「サンテ40ハイ」の仕様変更品。ただし、現在の「サンテ40プラス」とは処方が異なる)。
- サンテアスティ【第2類医薬品】
- ビタミンB12配合の眼科用薬(「サンテビオ」の仕様変更品)。
- サンテアスティクール【第2類医薬品】
- 7つの有効成分を配合したクールタイプの目薬(「サンテパッソ」の仕様変更品)。
- サンテマイペースCL【第3類医薬品】
- コンタクトレンズを装着したまま点眼できる目薬(「サンテコンタクト」の仕様変更品)。
- サンテアスティ抗菌【第2類医薬品】
- 持続性サルファ剤配合の抗菌目薬(「サンテ抗菌新目薬」の仕様変更品。ただし、容器デザインが異なる。)
- サンテアスティAL【第2類医薬品】
- 目のかゆみや充血を抑えるクールタイプの眼科薬(「サンテALクール」の仕様変更品。ただし、現在の「サンテALクールII」とは処方が異なる。)
NID(日本ドラッグチェーン)加盟店専売製品
- サンテザイオンV3【第3類医薬品】
- ピント調節改善成分、ネオスチグミンメチル流酸塩や天然型ビタミンEを配合した眼科用薬(「サンテ40ハイ」の仕様変更品。ただし、現在の「サンテ40プラス」とは処方が異なる)。
- サンテザイオン【第2類医薬品】
- ビタミンB12配合の眼科用薬(「サンテビオ」の仕様変更品)。
- サンテCL【第3類医薬品】
- コンタクトレンズを装着したまま点眼できる目薬(「サンテコンタクト」の仕様変更品)。
販売終了品
- サンテ40NE(1985年(昭和60年)発売)
- サンテ40EA
- サンテ40ハイ【第3類医薬品】
- サンテ40V【第3類医薬品】(2002年(平成14年)7月発売)
- サンテ40【第3類医薬品】(2002年(平成14年)8月発売)
- サンテ40i【第3類医薬品】(2008年(平成20年)10月発売)
- サンテU
- 新サンテテンプレート:小書きウ(1982年(昭和57年)発売)
- サンテテンプレート:小書きウプラスE
- サンテテンプレート:小書きウアクア(2002年(平成14年)2月発売)
- サンテアイサプリ(2001年(平成13年)2月発売)
- サンテピュア アイエッセンス(1999年(平成11年)11月発売)
- サンテうるおいコンタクト(2002年(平成14年)10月発売) - 使い捨てコンタクト、特にジョンソン・エンド・ジョンソンの「アキュビュー」と相性が良かったことから、パッケージに「アキュビュー」を表記していた。
- サンテAL
- サンテALクール
- サンテ抗菌目薬
- サンテエフエックス(1991年(平成3年)6月発売)
- サンテメディカル10【第2類医薬品】(2006年(平成18年)10月10日発売)(3)
- サンテメディカルガード【第2類医薬品】(2012年(平成24年)3月発売)(3)
- サンテ鼻炎ソフトカプセル
- サンテン鼻炎顆粒
- 大学ミオピン目薬
- 大学サンテ目薬
- 大学フレッシュ(1971年発売)
- 凛晶(りんしょう) - ブルーベリーの中でもアントシアニンを多く含むビルベリー、マリーゴールド由来のルテイン、大豆・トウモロコシ由来の天然ビタミンEを配合。ルテインやビタミンEとの混合によるブルーベリーの含有量低下を防ぐため、ブルーベリーとルテイン・ビタミンEの2種類のカプセルに個別化することで配合量を安定化し、1日分毎の個別包装を採用。通信販売限定品。
医療用医薬品
- ヒアレイン:ヒアルロン酸 - 角結膜上皮障害治療用点眼剤(角膜疾患治療薬)
- ジクアス:ジクアホソル - ドライアイ治療剤、ムチン/水分分泌促進点眼剤(角膜疾患治療薬)
- チモプトール:チモロール[ - 緑内障・高眼圧症治療剤(製造販売元:MSD)
- ピバレフリン:ジピベフリン - 開放隅角緑内障・高眼圧症治療点眼剤
- デタンドール:ブナゾジン - 緑内障・高眼圧症治療剤 ※錠剤はエーザイが製造販売
- レスキュラ:イソプロピルウノプロストン - イオンチャネル開口薬、緑内障・高眼圧症治療剤(製造販売元:アールテック・ウエノ)
- タプロス:タフルプロスト - プロスタグランジンF2α誘導体 緑内障・高眼圧症治療剤
- タプコム:タフルプロスト・チモロール配合点眼剤 緑内障・高眼圧症治療剤
- コソプト:チモロール・ドルゾラミド - 炭酸脱水酵素阻害剤/β-遮断剤配合剤、緑内障・高眼圧症治療剤(製造販売元:MSD)
- アイリーア:アフリベルセプト - 眼科用VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤(網膜疾患治療剤、製造販売元:バイエル薬品)
- クラビット:レボフロキサシン - 広範囲抗菌点眼剤 ※錠剤・点滴静注バッグは第一三共が製造販売
- タリビット:オフロキサシン - 広範囲抗菌点眼剤 ※錠剤・耳科用液剤は第一三共が製造販売
- リボスチン:レボカバスチン - H1ブロッカー点眼剤(抗アレルギー点眼剤、製造販売元:ヤンセン ファーマ)
- アレギサール:ペミロラスト - 抗アレルギー点眼剤 ※錠剤・ドライシロップ剤は田辺三菱製薬が製造、田辺製薬販売が販売
- パピロック:シクロスポミン - 春季カタル治療剤
- フルメトロン:フルオロメトロン - 抗炎症ステロイド水性懸濁点眼剤(抗炎症点眼薬)
- カリーユニ:ピレノキシン - 老人性白内障治療点眼剤
- オペガンハイ:ヒアルロン酸 - 眼科手術補助剤(製造販売元:生化学工業)
栄養補助食品
2008年(平成20年)1月に栄養補助食品「サンテルタックス」シリーズを発売した。これは主に医師が患者に食事指導を受ける際に活用する目的で開発された商品で、緑黄色野菜に含まれているルテインを含有する。主に眼科医院併設のコンタクトレンズ販売施設及び病院内売店で取り扱っているが、インターネットや電話にて購入することができる。
- サンテルタックス20
- ルテイン20mg含有。
- サンテルタックス20+ビタミン&ミネラル
- ルテインにビタミンC・ビタミンE・亜鉛・銅をプラス配合。発売当初は「サンテルタックス15+ビタミン&ミネラル」の製品名で発売されていたが、2015年2月にルテインの含有量を15mgから20mgに増量するとともに、亜鉛なども増量し、商品名を変更した。
- サンテルタックス20+DHA
- 2012年1月発売。ルテイン20mgにDHAをプラス配合。
歴代TV-CMタレント
現在放映中のタレントは太字としている。
- 初代林家三平(スーパー胃腸薬)
- 天地真理(サンテテンプレート:小書きウ)
- 三浦友和(サンテテンプレート:小書きウ、サンテS、サンテ40ハイ)
- 杉原輝雄(サンテテンプレート:小書きウ)
- 水野晴郎(サンテテンプレート:小書きウ)
- 草刈正雄(サンテソフト、新サンテテンプレート:小書きウ)
- いとうまい子(サンテソフト、新サンテテンプレート:小書きウ)
- 早見優(新サンテテンプレート:小書きウ)
- 大山のぶ代(「ドラえもん」のドラえもんの声。ジュニアサンテ)
- 堀絢子(「忍者ハットリくん」のハットリカンゾウの声。ジュニアサンテ)
- 頓宮恭子(「プロゴルファー猿」の猿谷猿丸の声。ジュニアサンテ)
- TARAKO(「まじかる☆タルるートくん」のタルるートの声。こどもサンテ)
- 前田吟(サンテ40)
- 黒木瞳(サンテテンプレート:小書きウプラスE)
- 風間杜夫(サンテ40)
- 織田裕二(サンテFX、サンテコンタクト)[注 3]
- 川口能活(サンテFX、サンテコンタクト)
- 吉川ひなの(サンテピュア、サンテコンタクト)
- 観月ありさ(サンテピュアアイエッセンス)
- 麻生久美子(サンテピュアアイエッセンス)
- 酒井和歌子(サンテアイサプリ)
- 池内博之(サンテFXネオ)
- 藤木直人(サンテFXネオ)
- 市川染五郎 (7代目)(サンテテンプレート:小書きウ)
- 玉山鉄二(サンテFXネオ)
- 阿部寛(サンテ40)
- 松岡昌宏(サンテFXネオ)
- 阿部サダヲ(サンテ40)
- 岡田将生(サンテFX)
- 高田純次(サンテ40シリーズ)
- 杉本彩(サンテボーティエ)
- 三石琴乃(「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役の声・サンテFX)[注 4]
- ももいろクローバーZ(『サンテ×ももクロ 日本きたぁ↑↑大作戦のシンボルキャラクター)[3]
- 阿川佐和子(新サンテテンプレート:小書きウ)
- 鈴木絵理、茅野愛衣(「あまんちゅ!」の小日向光役、大木双葉役の声・サンテFX)
- 高田純次(サンテメディカルガードEX)
- 田中真弓(「ONE PIECE」のモンキー・D・ルフィの声、サンテFXネオ)[注 5]
- 瀬戸康史(サンテFXネオ)
- 山田裕貴(サンテFXネオ)
テレビ提供番組
現在
※ 創業120周年を迎えた2010年(平成22年)8月から、提供クレジット表記が「参天製薬」から「Santen」に変更された。 なお、奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ系)2011年(平成23年)3月末で降板した事により、諸般の事情により約5年間テレビ提供しなかった。
- 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!(テレビ東京系列、2016年4月より)
※提供クレジットはSanten 参天製薬となっている。
過去
- 日本テレビ系列
- スーパーJOCKEY(同業社のロート製薬もかつて同社が提供をする前に複数社提供していた)
- 世界まる見え!テレビ特捜部
- 踊る!さんま御殿
- 現代っ子(後期を一社提供)
- 俺はすけてん(一社提供)
- スター爆笑Q&A(よみうりテレビ制作)
- 全日本歌謡選手権(よみうりテレビ制作。前期のみ一社提供)
- TBS系列
- スーパースターメロディ(一社提供。「スーパー」は当時の目薬名)
- 喜劇大学 珍版太閤記(一社提供)
- サンテお笑い笑(「サンテおわらいショー」と読む。一社提供)
- サンテンラッキーセブンショー(一社提供)
- 10人抜きのど自慢(当初は「大学目薬」の略称「大学」の冠をつけた。その後社名略の「サンテ」に。末期は松下電器産業(現・パナソニック)に提供変更)
- 蝶々のすまんだ人生(朝日放送制作。一社提供)
- ミニミニ・バンバン
- 世界ウルルン滞在記(毎日放送制作)
- 金曜テレビの星!
- 霊感ヤマカン第六感(朝日放送・TBS系時代のみ)
- 痛快!明石家電視台(毎日放送)
- フジテレビ系列
- 奇跡体験!アンビリバボー
- 新報道2001
- テレビ朝日系列
- 瓦版・忠臣蔵(毎日放送制作。一社提供)
- 瓦版・大喜劇(毎日放送制作。一社提供)
- ドラえもん (1979年のテレビアニメ)(一時期)
- 忍者ハットリくん(アニメ)(一時期)
- ミュージックステーション
- 報道ステーション
- 暴れん坊将軍
- 月曜ワイド劇場
- 水曜スペシャル
- プロポーズ大作戦(朝日放送制作)
- パーティー野郎ぜ!(朝日放送制作)
- まじかる☆タルるートくん(朝日放送制作)
- おはようワイド・土曜の朝に(朝日放送制作)
- 興味しんしん丸(朝日放送制作)
- 人気者でいこう!(朝日放送制作)
- サンデープロジェクト(テレビ朝日・朝日放送共同制作)
- テレビ東京系列
- 女子プロレス中継 世界選手権シリーズ(東京12チャンネル時代)
- サンテR&B天国(東京12チャンネル時代)
- など元々在阪テレビ局への番組提供が多いが、在京テレビ局でもよく提供されていた。
- 2011年(平成23年)4月以降からスポットCM中心となっている。
- ユーチューブやユーストリームの動画待機中に出てくる広告配信で流れるケースもある。
ラジオ提供番組
- 過去
- 昨日のつづき(ラジオ関東<現・アール・エフ・ラジオ日本>)
- スーパー10人抜きのど自慢(ラジオ東京<現:TBSラジオ>、テレビ版の母体となった番組。「スーパー」は目薬の名称)
脚注
- 注釈
- ↑ この直後にはライバルのロート製薬も同種の被害に遭っている。
- ↑ なお同業他社のロート製薬も、1983年から1986年にかけて、「パーマン」「オバケのQ太郎」(いずれもシンエイ動画製作版)といった藤子アニメや、「タルるートくん」の前番組「新ビックリマン」を、「ロートこどもソフト」とタイアップしていた。
- ↑ サンテFXのCMフレーズ「キターーーーーー!!」は後にお笑い芸人の山本高広が織田の物真似をする際に使われている。また、2ちゃんねるのアスキーアート、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!の語源とされている[1]。織田は2011年6月から「サンテFX」のCMに15年ぶりに出演する。
- ↑ BGMは「エヴァ」の次回予告、そして締め台詞は「エヴァ」の「サービス、サービスゥ!」や「サービスしちゃうわよん」ではなく、前述の「キターーーーーー!!」である。なお三石は、「ロートこどもソフト」が『美少女戦士セーラームーン』とタイアップした頃にも、月野うさぎ(セーラームーン)役で出演していた。
- ↑ 「麦わら海賊団」も全員声無しで登場。なお『ONE PIECE』は「ロートこどもソフト」や「ロートZi」ともタイアップしており、同じアニメが2社の目薬とタイアップする事となった。
- 出典
関連項目
- 医薬品
- 薬品
- 日本の企業一覧 (医薬品)
- 日本角膜学会
- 新世紀エヴァンゲリオン - 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』全国公開前にあたり、2012年7月25日よりコラボしたサンテFXが販売されており、テレビCMされた。
外部リンク
- 参天製薬 公式サイト (日本語)
- 参天製薬:栄養補助食品「サンテ ルタックス」サイト (日本語)