中央区 (千葉市)
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ちゅうおうく 中央区 | |
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地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
市 | 千葉市 |
団体コード | 12101-1 |
面積 |
44.70km2 |
総人口 |
209,284人 (推計人口、2018年4月1日) |
人口密度 | 4,682人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
千葉市(美浜区、若葉区、稲毛区、緑区) 市原市 |
外部リンク | 千葉市中央区役所HP |
中央区(ちゅうおうく)は、千葉市の行政区のひとつ。千葉市ならびに千葉県の行政・商業の中心であり、区内に千葉市役所、千葉県庁を擁する。
Contents
隣接する自治体・行政区
概要
千葉県の交通の要衝である千葉駅を中心に商業地区が並び、本千葉駅から京成千葉中央駅にかけての東側には県庁や裁判所など行政機関が集中している。
区南部の蘇我地区は、かつては東京湾の埋立地にあるJFEスチール東日本製鉄所(旧川崎製鉄千葉製鉄所)の企業城下町であったが、経済の低迷により規模を縮小し、跡地は商業施設(ハーバーシティ蘇我)やJリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉がホームスタジアムとして使用しているフクダ電子アリーナとなっている。
歴史
千葉市のうち、旧市域の大部分と旧千葉郡蘇我町、生浜町(おゆみ野に属する部分を除く)、千城村の一部、都村の一部の区域と埋立地から成る。
区名は区域を代表する地名がないことから、公募に寄せられた案の中から決定した。当初、方角や「中央」は区名として採用しない方針であり、現区名への支持も低かったが、他にふさわしい案がなかったことから、方針に反して現区名が多数寄せられたという経緯がある。他に「千葉区」、「港区」、「亥鼻区」(千葉城の別名から)といった案もあった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により区域内に以下の町村が発足する(いずれも千葉郡。現存しない地名は〈 〉で現在の地名を記した)。
- 1890年(明治23年)5月23日 - 蘇我野村が町制を施行し蘇我町と改称する。
- 1921年(大正10年)1月1日 - 千葉町が市制を施行し千葉市となる。
- 1925年(大正14年)1月1日 - 生実浜野村が生浜村と改称する。
- 1928年(昭和3年)11月10日 - 生浜村が町制を施行し生浜町となる。
- 1937年(昭和12年)2月11日 - 蘇我町、都村が千葉市に編入される。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 千城村が千葉市に編入される。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 生浜町が千葉市に編入される。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 千葉市の政令指定都市移行に伴い当区を設置。中央コミュニティーセンター内に区役所を設置。
- 1995年(平成7年)1月 - 区役所を現在地に移転。
地域
- 急峻な山などはなく、ほとんどは平坦な地形である。
- 千葉都心部(千葉駅を中心に、多くの商業施設、金融機関、官公庁が立地。)
- 千葉臨港部(ポートタワー、千葉県立美術館が立地。千葉みなと駅を中心に、再開発が進む。)
- 栄町(千葉を代表する歓楽街。風俗街としても有名。シャッター通り化が進んでいたが、近年、官民学の協同により街の活性化が図られ、客足が戻りつつある。
- 蘇我駅周辺部(JFE工場跡地を中心とするの再開発が進む。ハーバーシティ蘇我、フクダ電子アリーナなどが立地する。)
- 亥鼻(千葉大学医学部、県立千葉高校、千葉市文化会館、県立図書館等、千葉の知が集積される。)
中央区にある主な商業施設、建物など
- 千葉駅
- そごう千葉店
- センシティ
- 千葉県中央旅券事務所
- 千葉三越(2017年3月20日閉店)
- 千葉パルコ(2016年閉店)
- 塚本大千葉ビル(旧称Bee-One)
- 千葉ポートタウン
- ハーバーシティ蘇我
- JFEスチール東日本製鉄所
- 東京ベイ通信本社
- フクダ電子アリーナ
- 千葉神社
- 千葉寺
- トップマート
行政機関など
- 中央区役所(区長 斎藤三男)
- 市役所前市民センター
- 生浜市民センター
- 松ヶ丘市民センター
- Qiball福祉フロア
- 千葉駅連絡所
- 蘇我駅前連絡所
- 中央コミュニティセンター
- 中央コミュニティセンター松波分室
- 蘇我コミュニティセンター
- 松ケ丘公民館
- 生浜公民館
- 新宿公民館
- 宮崎公民館
- 葛城公民館
- 椿森公民館
- 川戸公民館
- 星久喜公民館
- 千葉駅前交番
- 京成千葉中央駅前交番
- 千葉公園前交番
- 西千葉交番
- 登戸交番
- 本千葉駅前交番
- 千葉寺駅前交番
- 蘇我駅前交番
- 白旗交番
- 浜野駅前交番
- 星久喜交番
- 本町交番
- 都交番
- 中央消防署
- 蘇我出張所
- 宮崎出張所
- 生浜出張所
- 臨港出張所
国や県の機関
司法
警察庁
- 関東管区警察局千葉県情報通信部
総務省
- 関東管区行政評価局千葉行政評価事務所
法務省
財務省
厚生労働省
農林水産省
国土交通省
- 関東地方整備局千葉港湾事務所
- 関東地方整備局千葉国道事務所千葉出張所
- 銚子地方気象台千葉測候所
- 第三管区海上保安本部千葉海上保安部
- 第三管区海上保安本部千葉ロランセンター
防衛省
- 北関東防衛局千葉防衛事務所
千葉県
郵便
- 千葉都町郵便局 (〒260-0001)
- 千葉道場郵便局 (〒260-0005)
- 千葉中央四郵便局 (〒260-0013)
- 千葉駅東口郵便局(旧・千葉文化交流プラザ内郵便局) (〒260-0015)
- 千葉駅前大通り郵便局(旧・千葉Bee-One内郵便局) (〒260-0015)
- 千葉院内郵便局 (〒260-0017)
- 千葉新宿郵便局 (〒260-0021)
- 千葉CCプラザ内郵便局 (〒260-0026)
- 千葉新町郵便局 (〒260-0028)
- 新千葉郵便局 (〒260-0031)
- 千葉登戸郵便局 (〒260-0032)
- 西千葉駅前郵便局 (〒260-0033)
- 千葉椿森郵便局 (〒260-0042)
- 千葉松波郵便局 (〒260-0044)
- 千葉仁戸名郵便局 (〒260-0801)
- 千葉宮崎郵便局 (〒260-0806)
- 千葉星久喜郵便局 (〒260-0808)
- 千葉生実郵便局 (〒260-0813)
- 千葉曽我野郵便局 (〒260-0822)
- 浜野郵便局 (〒260-0824)
- 千葉市場前郵便局 (〒260-0832)
- 千葉今井郵便局 (〒260-0834)
- 千葉鵜の森郵便局(旧・千葉白旗郵便局) (〒260-0841)
- 千葉寺町郵便局 (〒260-0844)
- 本千葉駅前郵便局(旧・千葉寒川郵便局) (〒260-0854)
- 千葉県庁内郵便局 (〒260-0855)
- 千葉亥鼻郵便局 (〒260-0856)
- 千葉大学病院内簡易郵便局 (〒260-0856)
本社をおく主要企業
支社・営業所・工場を設置している企業
交通
鉄道
- 蘇我臨海地区再開発事業の一環として、千葉みなと駅と蘇我駅間に寒川新駅(仮称)を設置する構想があり、千葉市企画調整局により基本調査・設計が行われている。
路線バス
高速バス・空港リムジンバス
- 千葉中央駅 - 新大阪駅、阪急梅田駅、三宮バスターミナル(京成バス)※夜行高速バス
- 『きょうと号』千葉駅 - 大津駅、京都駅(千葉中央バス)※夜行高速バス
- 『ポーラスター号』千葉駅 - 仙台駅(成田空港交通)※夜行高速バス
- 千葉駅 - 東京スカイツリータウン - バスタ新宿(千葉中央バス)
- 『南総里見号』千葉駅 、 蘇我駅 - 館山駅、安房白浜(ちばシティバス、日東交通、館山日東バス)
- 『カピーナ号』千葉駅 - 東京ドイツ村、馬来田駅、久留里駅、安房鴨川駅、鴨川シーワールド(千葉中央バス、日東交通、鴨川日東バス)
- 千葉中央駅、千葉駅、千葉みなと駅 - 羽田空港(京成バス、ちばシティバス、東京空港交通、京浜急行バス)
- 千葉中央駅、千葉駅、千葉みなと駅 - 成田空港(京成バス、ちばシティバス、成田空港交通)
- 蘇我駅 - 羽田空港(小湊鉄道、京浜急行バス)
道路
- 国道14号 - 東京都日本橋を起点に、中央区広小路交差点に至る。通称千葉街道。
- 国道16号 - 首都圏環状道路の千葉市内区間部。
- 国道51号 - 中央区広小路交差点を基点に、成田を経由し、茨城県水戸市に至る。千葉市内区間では、通称佐倉街道と称される。
- 国道126号 - 稲毛区穴川インター交差点を基点に、千葉県銚子市に至る。通称東金街道。
- 国道357号 - 中央区村田町を基点に、東京湾岸を通過し、神奈川県横須賀市に至る東京湾岸道路の一般国道部。通称湾岸道路でも知られる。
- 千葉県道20号千葉大網線 - 千葉市中央区神明町を起点に同市緑区を経て、千葉県大網白里市仏島に至る。愛称大網街道。
- 千葉県道66号浜野四街道長沼線 - 千葉市中央区浜野町を起点に千葉県四街道市を経由し、千葉市稲毛区長沼原町に至る。
住宅団地
- 白旗第一団地
- 白旗第二団地
文化・教育・観光施設
- 千葉文化の森
- 千葉市科学館(Qiball)
- 千葉市美術館
- 千葉市埋蔵文化財調査センター (宅地造成等に伴う発掘調査により出土した資料を収蔵する施設。入館料無料)
- 千葉県立中央博物館
- 千葉県立美術館
- 千葉市中央図書館
- 千葉市みやこ図書館
- 白旗分館
- 千葉県文書館
- 千葉ポートパーク、千葉ポートタワー
- 千葉市民会館
- 千葉市文化センター
- 千葉公園 (千葉県の天然記念物・千葉市の花である「オオガハス」が見られる)
- 青葉の森公園
- 千葉市都市緑化植物園 (バラ園、ハーブ園、生垣見本園など。入園無料)
- ハーモニープラザ
- 生実池 (蓮、桜の名所。小規模ながら毎年8月には、花火大会が行われる。)
- ちば市民活力創造プラザ
史跡
- 亥鼻城(千葉城):大治元年(1126年)千葉常重により築城、康正元年(1455年)廃城と伝えられる。現在模擬天守閣が建つ。
- 小弓城跡:戦国大名足利義明(小弓公方)の本拠地。別名小弓御所・南生実城
- 生実藩陣屋跡:森川氏が一万石で配される。廃藩置県まで13代にわたり生実地区を支配。別名北生実城。陣屋の一角に、森川氏の菩提寺、重俊院がある。
- 大覚寺山古墳:〔南生実町〕千葉県指定文化財 1971年3月26日指定
- 曽我野藩陣屋跡:明治3年(1870年)3月、下野国高徳藩知事であった戸田忠綱は、曾我野に移封となり、曾我野藩を立藩。徳川幕府最後の立藩である。明治4年7月14日廃藩。
- 旧制千葉医科大学附属病院
- 千葉刑務所
- 川崎銀行千葉支店:中央区役所の工事の際、中に保存できるように建築され現在、区役所の一部になっている
- 区役所のさや堂ホールは川崎銀行時代の部分を使っている。
- 旧千葉県庁舎跡:明治44年竣工。ルネッサンス様式。昭和38年に取り壊された。
教育
大学
国立
私立
- 淑徳大学総合福祉学部・コミュニティ政策学部・看護学部(千葉キャンパス、千葉第2キャンパス)
短期大学
私立
高等学校
県立
私立
- 千葉明徳高等学校※中高併設
- 千葉聖心高等学校
- 植草学園大学附属高等学校
- 明聖高等学校
- 飛鳥未来高等学校千葉キャンパス
- 青森山田高等学校千葉校
- 鹿島学園高等学校千葉キャンパス
- クラーク記念国際高等学校千葉キャンパス
- 第一学院高等学校千葉キャンパス
- 屋久島おおぞら高等学校千葉キャンパス
中学校
県立
- 千葉県立千葉中学校※中高併設
市立
私立
- 千葉明徳中学校※中高併設
小学校
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特別支援学校
専修学校
- 千葉県医療技術大学校(県立、専修学校専門課程、2011年3月末に閉校)
- 千葉女子専門学校(学校法人増田学園)
- 千葉情報経理専門学校(学校法人秋葉学園)
- 千葉理容専門学校(財団法人市原学園)
- 千葉調理師専門学校(学校法人芳野学園)
- 千葉日建工科専門学校(学校法人日建千葉学園)
- 千葉デザイナー学院(学校法人花沢学園)
- 東洋理容美容専門学校(学校法人東洋理容美容学園)
- パリ総合美容専門学校千葉校(学校法人パリ美容国際学園)
- 上野法科ビジネス専門学校(学校法人上野法律学園)
- 国際医療福祉専門学校(学校法人阿弥陀寺教育学園)
- 京葉介護福祉専門学校(学校法人清峯学園)
- 中央介護福祉専門学校(学校法人土岐学園)
- 京葉調理師学校(財団法人市原学園)
- 松ケ丘研修学院
- 学校法人中村学園
- ちば愛犬動物学園
- 国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校
- アイエステティック専門学校
- 学校法人三幸学園
- 東京医療秘書福祉専門学校千葉校
- 東京ビューティーアート専門学校千葉校
- 東京リゾート&スポーツ専門学校千葉校
- 学校法人大原学園
- 大原簿記公務員専門学校千葉校
- 大原医療秘書福祉専門学校千葉校
- 東京IT会計法律専門学校千葉校(学校法人立志舎)
学校教育以外の施設
- 千葉県生涯大学校(市民大学)
- 関東職業能力開発大学校附属千葉職業能力開発短期大学校(職業能力開発促進法に基づく公共職業能力開発施設)
スポーツ施設
祭り
- 親子三代夏祭り
出身著名人
- 飯島滋弥 - 元プロ野球選手
- 植草克秀 - 少年隊
- 掛布雅之 - 元プロ野球選手
- 神戸の長吉 - 侠客(千葉郡浜野村出身[1])
- 高橋由伸 - 元プロ野球選手、読売ジャイアンツ監督
- 鶴岡啓一 - 元千葉市長
- 永島敏行 - 俳優
- 泉水はる佳 - 中国放送アナウンサー
ゆかりのある人物
脚注
関連項目
外部リンク
- 千葉市:中央区トップページ
- 千葉市科学館:最新式プラネタリウム併設(Qiball)
- 千葉市立郷土博物館
- 千葉市美術館
- 千葉県立中央博物館
- 千葉県立美術館
- 千葉市図書館
- 千葉県立中央図書館
- 千葉市都市緑化植物園
- 千葉市埋蔵文化財調査センター
- その他、千葉市の観光案内 [1]