千葉駅
千葉駅(ちばえき)
千葉県千葉市中央区新千葉一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・千葉都市モノレールの駅。
概要
千葉県の県庁所在地・千葉市の中心駅である。東京都心方面からの緩急分離運転区間の終点であり、千葉県内各地へ向かう各路線が集結するジャンクションでもある。千葉市内を走る千葉都市モノレールも乗り入れている。前述の通り千葉県の県庁所在地の中心駅ではあるが、県内のJR東日本の駅の乗車人員数としては、船橋駅、西船橋駅、柏駅の後塵を拝する第四のターミナル駅となっている。事務管コードは▲431218を使用している[1]。
乗り入れ路線
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は総武本線と外房線の2路線であり、このうち総武本線を当駅の所属線とし[2]、外房線は当駅を起点としている。一方、当駅に乗り入れる運転系統は多岐にわたる。
総武本線は当駅から東京方面は錦糸町駅までが複々線となっており、快速線を走行する総武快速線と緩行線を走行する中央・総武線各駅停車がそれぞれ運転されている。総武快速線は一部列車が当駅以東(後述の各線)へ直通しているが、中央・総武線各駅停車は当駅を運転系統の起終点としている。なお、当駅以西が複線だった頃は、当駅以東へ直通する各駅停車も運転されていた。現在では配線上、内房線や外房線へ直通することは可能だが、総武本線(銚子方面)や成田線へ直通することは不可能となっている。駅番号は総武快速線がJO 28、中央・総武線各駅停車がJB 39。
房総地区各地への路線は次の4系統が発着する。
- 内房線:房総半島の東京湾側を経由する。正式には当駅 - 蘇我駅間は外房線への乗り入れ区間。
- 外房線:房総半島の太平洋側を経由する。大網駅から東金線に乗り入れる列車も発着する。
- 総武本線:当駅から東進し、成東駅経由で千葉県最東端の市である銚子まで伸びる。
- 成田線:成田駅経由で銚子まで伸びる。正式には当駅 - 佐倉駅間と松岸駅 - 銚子駅間は総武本線への乗り入れ区間。成田駅から成田空港駅へ向かう列車、香取駅から鹿島線へ直通する列車も発着する。
千葉都市モノレールの駅は1号線と、当駅を起点とする2号線の乗換駅となっている。モノレール同士の乗換駅は日本国内では当駅と大阪モノレールの万博記念公園駅のみである[注釈 1]。
また京成千葉線へは中央改札から出場しモノレール連絡口を通り京成千葉駅のモノレール口から入場することで乗り換えが可能である。
脚注
注釈
- ↑ 大船駅(神奈川県鎌倉市)はドリーム開発ドリームランド線が休止中として路線自体が存在していた2003年以前は湘南モノレール江の島線と合わせて名目上はモノレール同士の接続駅だった。なお、湘南モノレールの開業はドリームランド線の休止後の1970年であり、実際にモノレール同士で乗り換えができたことは一度もない。
出典
外部リンク
- ■ 中央・総武線(各駅停車)
- (三鷹 - 新宿間・代々木 - 御茶ノ水間 : 中央本線、新宿 - 代々木間 : 山手線、御茶ノ水 - 千葉間 : 総武本線)
(立川方面<<)三鷹 - 吉祥寺 - 西荻窪 - 荻窪 - 阿佐ケ谷 - 高円寺 - 中野(>>高田馬場方面) - 東中野 - 大久保 - 新宿 - 代々木 - 千駄ケ谷 - 信濃町 - 四ツ谷 - 市ケ谷 - 飯田橋 - 水道橋 - 御茶ノ水(>>東京方面) - 秋葉原 - 浅草橋 - 両国 - 錦糸町 - 亀戸 - 平井 - 新小岩 - 小岩 - 市川 - 本八幡 - 下総中山 - (大手町方面<<)西船橋 - 船橋 - 東船橋 - 津田沼 - 幕張本郷 - 幕張 - 新検見川 - 稲毛 - 西千葉 - 千葉
- ■ 横須賀線・総武線(快速)
- (久里浜 - 大船間 : 横須賀線、大船 - 東京間 : 東海道本線、東京 - 千葉間 : 総武本線)
久里浜 - 衣笠 - 横須賀 - 田浦 - 東逗子 - 逗子 - 鎌倉 - 北鎌倉 - 大船 - 戸塚 - 東戸塚 - 保土ケ谷 - 横浜 - (新鶴見信号場) - 新川崎 - 武蔵小杉 - 西大井 - (旧目黒川信号場) - 品川 - 新橋 - 東京 - 新日本橋 - 馬喰町 - 錦糸町 - 新小岩 - (新小岩信号場) - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (黒砂信号場) - 千葉(>>成田・成東・君津・上総一ノ宮方面)
- ■ 総武本線(千葉 - 銚子)
- (東京方面<<)千葉 - 東千葉 - 都賀 - 四街道 - 物井 - 佐倉 - 南酒々井 - 榎戸 - 八街 - 日向 - 成東 - 松尾 - 横芝 - 飯倉 - 八日市場 - 干潟 - 旭 - 飯岡 - 倉橋 - 猿田 - 松岸 - 銚子
貨物線(廃線):銚子 - 新生