稲毛区
提供: miniwiki
いなげく 稲毛区 | |
---|---|
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
市 | 千葉市 |
団体コード | 12103-7 |
面積 |
21.22km2 |
総人口 |
161,007人 (推計人口、2018年4月1日) |
人口密度 | 7,588人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
千葉市(中央区、若葉区、 花見川区、美浜区) 四街道市 |
外部リンク | 千葉市稲毛区役所HP |
Contents
概要・地理
千葉市の北西部にある区で、区域の大半は住宅街。戸建て・集合住宅問わず住宅が密集しており、稲毛区の人口密度は千葉市全体の二倍以上ある。千葉市中心部への通勤者も多いが、東京から近いために都心への通勤者がもっとも多い。JR総武本線の稲毛駅・西千葉駅周辺や京成千葉線京成稲毛駅・みどり台駅周辺や国道16号周辺を中心に市街地が形成されているほか、千葉大学をはじめとする高等教育機関が集中している。
区全体が下総台地上に位置しており、なおかつ海に近いため、台地の縁に谷津田が切れ込んでいて起伏の多い地形である。区内最高地点は長沼原町の標高33.6m、最低地点は稲毛3丁目の標高2.3m。また、北部に内陸工業団地を有することも同区の特徴の1つである。
歴史
千葉市のうち、旧市域の一部と千葉郡都賀村の西半分、検見川町・犢橋村の各一部の区域から成る。「都賀」は現在では都賀駅周辺を指すが、本来は区内の作草部地区が中心である。旧市町村の区域とは一致しないものの、戦後、稲毛駅、西千葉駅を中心に発展した地域である。
区名は公募に寄せられた案の中から決定した。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により区域内に以下の町村が発足する(いずれも千葉郡。現存しない地名は〈 〉で現在の地名を記した)。
- 1891年(明治24年)5月1日 - 検見川村が町制を施行し検見川町となる。
- 1921年(大正10年)1月1日 - 千葉町が市制を施行し千葉市となる。
- 1937年(昭和12年)2月11日 - 都賀村、検見川町が千葉市に編入される。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 犢橋村が千葉市に編入される。しかしこのとき犢橋村が村内の軍施設を千葉市に報告しなかったため、1979年(昭和54年)に信管付き不発弾が見つかり騒ぎになる。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 千葉市の政令指定都市移行に伴い当区を設置。
隣接している自治体・行政区
行政機関など
- 稲毛区役所(区長 弓削田和行)
- 山王市民センター
- 小中台保健センター
- 穴川コミュニティセンター
- 都賀コミュニティセンター
- 小中台公民館
- 黒砂公民館
- 轟公民館
- 稲毛公民館
- 千草台公民館
- 草野公民館
- 山王公民館
- 都賀公民館
- 緑が丘公民館
- 千葉北警察署(区の東部を管轄する)
- 穴川交番
- 柏台交番
- 作草部交番
- 長沼交番
- 千葉西警察署(区の西部を管轄する)は美浜区にある。
- 稲毛駅前交番
- 稲毛海岸駅前交番
- 検見川浜駅前交番
- 小中台交番
- 千葉市消防局稲毛消防署
- 西千葉出張所
- 千葉少年鑑別所
- 千葉農政事務所千葉統計・情報センター
- 関東森林管理局千葉森林管理事務所
- 関東地方整備局千葉国道事務所
- 自衛隊千葉地方協力本部
- 国立情報学研究所
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所
- 千葉県総合運動場
住宅団地
- 稲毛住宅 (旧日本住宅公団、公団初の分譲住宅団地、稲毛台、分譲240 1956年)
- 園生団地(園生町 賃貸438 1963年)
- 小仲台団地(小仲台 賃貸310 1963年)
- 千草台団地
- あやめ台団地
- 京成団地・京成宮野木団地
交通機関
鉄道
路線バス
高速バス・空港リムジンバス
- 稲毛区内〜羽田空港(千葉内陸バス、東京空港交通)
- 稲毛区内〜東京駅(京成バス)
- 平和交通本社 - 東京駅(平和交通)
- 稲毛区内~成田空港 (京成バス、千葉内陸バス) ※2017年12月16日運行開始。[1]
道路
有料道路
国道
郵便
- 千葉長沼原郵便局(〒263-0001)
- 千葉小深郵便局(〒263-0003)
- 千葉千草台郵便局(〒263-0013)
- 千葉作草部郵便局(〒263-0021)
- 千葉緑町郵便局(〒263-0023)
- とどろき郵便局(〒263-0024)
- 千葉穴川郵便局(〒263-0024)
- 稲毛駅前郵便局(〒263-0031)
- 稲毛郵便局(〒263-0034)
- 千葉小仲台郵便局(〒263-0043)
- 千葉小仲台八郵便局(〒263-0043)
- 千葉小仲台北郵便局(〒263-0043)
- 千葉あやめ台郵便局(〒263-0052)
- 稲毛ファミールハイツ郵便局(〒263-0053)
教育
大学
国立
私立
短期大学
私立
高等学校
県立
市立
- 千葉市立千葉高等学校(2005年から2008年までの間は校舎新築のため美浜区の旧幕張東高等学校校舎を仮校舎としていた。)
私立
中学校
国立
市立
- 千葉市立稲毛中学校
- 千葉市立草野中学校
- 千葉市立小中台中学校
- 千葉市立千草台中学校
- 千葉市立都賀中学校
- 千葉市立轟町中学校
- 千葉市立緑町中学校
小学校
国立
市立
|
特別支援学校
国立
市立
- 千葉市立第二養護学校(小学部のみ、中・高等部は千葉市立養護学校(若葉区))
出身有名人
- 川島亮 - プロ野球選手
- 寺村友和 - 元プロ野球選手
- 中島崇典 - サッカー選手
- 村井慎二 - サッカー選手
- 山岸智 - サッカー選手
- 米倉恒貴 - サッカー選手
- 神田裕之 - プロレスラー
- 戸村公彦 - 元大事MANブラザーズバンドベース
- 渡貫博孝 - 政治家・元佐倉市長
- Sachi - ファッションモデル
- ルイ(SCREW) - ミュージシャン
- 小島よしお - お笑い芸人
- マツコ・デラックス
- マグナム小林 - バイオリン漫談
ゆかりのある人物
- 大下弘 - 川上(巨人)の赤バットと共に、青バットの大下として戦後プロ野球のスーパースター。園生ファミールハイツに住み、少年野球を指導した。
- 神谷伝兵衛 - 浅草神谷バーの創業者。稲毛海岸に別荘を持った。
- 愛新覚羅溥傑 - 日本の陸軍歩兵学校に在籍時、妻の嵯峨浩と共に在住していた。旧居は「千葉市ゆかりの家、いなげ」として一般公開されている。
その他
- 世帯数 64,007世帯(2007年1月1日)