VJA
設立 |
1983年9月 (VISAジャパン協会)[1] |
---|---|
所在地 | 日本東京都港区[2] |
起源 | VISAジャパン株式会社[1] |
活動地域 | 日本 |
会員数 |
61 (2018年5月23日現在)[2] |
ウェブサイト | http://www.vja.gr.jp/ |
設立 | 1989年[3] |
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活動地域 | 日本 |
ウェブサイト | http://www.omni.gr.jp/ |
VJA(ブイ・ジェイ・エイ)は、Visaの日本におけるメンバーの一つである。
本記事においては、オムニカード協会、VJA株式会社、オムニカード株式会社についても記述する。尚、便宜上「VJA」の名称は特に断り書きの無い限り、VJA・オムニカード協会両者の総称として使用する。
VJA・オムニカード協会ともに独自のロゴマークが存在するが、加盟店表示ではほとんど使用されず(VISAおよびMastercardのロゴを使用)、前者は公式サイトや「VJAギフトカード」で、後者は公式サイトやクレジットカードの裏面で使用されている。
Contents
概要
VJA
1968年に当時の住友クレジットサービス(現在の三井住友カード)が米バンク・オブ・アメリカと提携し、同年に「住友国際カード」を発行した事が、日本におけるVISA[4]普及の布石となる。
1980年2月に当時の住友クレジットサービス(現在の三井住友カード)が国内外共通の「住友VISAカード」(現在の「三井住友VISAカード」)を発行した。そして、よりスムーズな事業展開の為、同年5月に日本におけるVISAの統括機関としてビザ・ジャパン株式会社が設立された。1983年9月に同社をビザ・ジャパン協会へ改組した。
2006年4月に現在の名称に変更した[1]。会長は、島田秀男が務める[2]。
オムニカード協会
1989年、大手クレジットカード会社による国際ブランドデュアル化の流れに対応し、MasterCardブランドのクレジットカードを発行出来る様にする為に設立される。しかし、MasterCardブランドは主力商品であるVISAの補完的な位置付けにあり、積極的な宣伝等は行われていない。
MasterCardの加盟店解放が完全に機能するまで、暫定的にユーシーカード株式会社と提携の上、UCカードのロゴをカード表面に表示していた。
なお、オムニカード協会発足以前よりUCカード・DCカード・ミリオンカード→UFJカード→MUFGカードといった他グループへの並行加盟によりMasterCardブランドの取扱いを行っていたケースも多く見られる[5]。
2016年3月18日にオムニカード協会のウェブサイトが開設された[6]。加盟社一覧には、VISAカード(VJA)しか発行していない会社も含まれている。
VJAグループ
VJAグループの一覧
VJA・オムニカード協会に加盟している各社の一覧[7][8](名称末尾に「○」マークがあるものはMastercardを取り扱っている)。
- 三井住友カード株式会社○
- 九州カード株式会社○
- 株式会社しんきんカード○
- スルガカード株式会社○
- 株式会社近畿しんきんカード○
- 株式会社北國銀行
- 株式会社北国クレジットサービス○
- 株式会社東京クレジットサービス○
- 株式会社群馬銀行
- 株式会社群銀カード○
- 株式会社三重銀カード○
- 株式会社中国しんきんカード○
- 株式会社四国しんきんカード
- 株式会社関西クレジット・サービス○
- 三井住友トラスト・カード株式会社○
- りそなカード株式会社○
- 株式会社東北しんきんカード○
- 株式会社山陰合同銀行○
- 株式会社ごうぎんクレジット[9]
- 株式会社九州しんきんカード
- 株式会社中部しんきんカード
- 道銀カード株式会社
- 三井住友トラストクラブ株式会社○
- 株式会社京葉銀カード
- 株式会社北陸カード
- 株式会社福岡銀行○
- 株式会社FFGカード
- むさしのカード株式会社
- 株式会社いわぎんクレジットサービス
- 株式会社大東クレジットサービス
VJAグループに共通するサービス
VJAグループでは、VJAグループに共通するサービスと、各社が独自に提供するサービスが存在する。ここでは、VJAグループに共通するサービスについて記述する。 サービスが大幅に異なる三井住友トラストクラブ株式会社については、「三井住友トラストクラブ」の項目を参照。
Vpass
支払金額の照会や支払方法の変更などをインターネットで行う事が出来るサービスである。VJAグループの内、三井住友トラストクラブを除く各社の会員が利用する事が出来る。また、天満屋カードサービス株式会社など、三井住友カードが業務代行する各社の一部でも利用する事が出来る。
なお、モバイルVpass[13]は、2018年5月28日を以て終了した。但し、三井住友カード株式会社は、同年5月21日に終了している[14]。
VJデスク
海外の主要な都市に設けられている電話サービスで、現地のホテルやレストランの紹介・予約、交通機関の案内やクレジットカードの盗難対応・医療案内などに日本語で利用する事が出来るサービスである。 業務はツーリストインターナショナルアシスタンスサービス株式会社及び株式会社JTBグローバルアシスタンスに委託している。
VJAグループの内、三井住友トラストクラブを除く各社の会員が利用する事が出来る。また、株式会社NTTドコモ、株式会社ゴールドポイントマーケティング、ポケットカード株式会社(VISAに限る)、JFRカード株式会社(VISAに限る)の会員もそれぞれ利用する事が出来る。
VJトラベルデスク
ツーリストインターナショナルアシスタンスサービスに業務を委託し提供する旅行の予約・手配サービスである。電話で申し込む形となるが、料金が最大5%引となるのが特徴である。
VJホテルステイプラン
提携しているホテルに優待料金で宿泊する事が出来る。電話で予約する際に「VJホテルステイプラン」利用の旨を伝えるだけで利用する事が出来る。
VJロードサービス
日本ロードサービス株式会社と提携し提供するロードサービスである。VJAグループの内、三重銀カード[15]、紀陽カード、九州カード[16]などが取り扱っている。
尚、三井住友カードは、株式会社安心ダイヤルと提携し「三井住友カードロードサービス」を提供している[17]。
VJタクシーチケット
タクシーチケットである。20枚綴で発行手数料は税抜き300円(プラチナカード、ゴールドカード、プライムゴールドカード、ヤングゴールドカード、エグゼクティブカードの会員は無料)。但し、同じVJAにあっても、三井住友カード以外の多くのカードでは、ビジネスカードのみのサービスとなっている。
GlobePass
三井住友カードがアジアの金融機関と設立した「GlobePass」のサービスを利用する事が出来る。尚、VJAグループは、GlobePassの日本に於ける活動を推進する「GlobePass推進協議会」に参加している。
空港ラウンジサービス
プラチナカード、ゴールドカード、プライムゴールドカード[18]の会員が利用する事が出来るサービスであり、次の空港その他飛行場に設けられたラウンジを利用する事が出来る。
ワールドプレゼント
VJAグループの内、三井住友トラストクラブを除く各社が採用するポイントサービスである(一部の提携カードを除く)。
クレジットカードのショッピングの利用額が1000円毎に1ポイントが貯まる。追加カード・サービス(一部を除く)を用いるショッピングの利用でも同様である。但し、次の特定加盟店での利用はポイントの付与の対象とはならない。また提携カードなど、独自のポイントサービスが導入されているカードではワールドプレゼントの対象とならない場合がある。
- 国民年金の保険料の納付
- 楽天Edy株式会社の「楽天Edy」へのチャージ
- 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の「モバイルSuica」(Appleが提供する Apple Pay のSuicaを含む)へのチャージ及びこれを利用した定期券・Suicaグリーン券・モバイルSuica特急券の購入
- 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の「SMART ICOCA」へのチャージ
- 株式会社セブン・カードサービスの「nanaco」へのチャージ
- WAONへのチャージ[19]
- 三井住友カードの「三井住友カードWAON」
- 三井住友トラスト・カードの「三井住友トラストカードWAON」
- むさしのカードの「むさしのカードWAON」
- 北陸カードの「北陸カードWAON」
- 三重銀カードの「三重銀カードWAON」
- 関西クレジット・サービスの「関西カードWAON」
- 紀陽カードの「紀陽カードWAON」
- 九州カードの「KYUSHU CARD WAON」
- 京葉銀カードの「京葉銀カードWAON」
- しんきんカードの「しんきんカードWAON」
- 中部しんきんカードの「中部しんきんカードWAON」
- 近畿しんきんカードの「近畿しんきんカードWAON」
- 中国しんきんカードの「中国しんきんカードWAON」
- 山陰合同銀行の「ごうぎんカードWAON」
- 北都銀行の「<北都>ブライトワンWAON」
- 荘内銀行の「<荘銀>ブライトワンWAON」
- 筑波銀行の「つくばバンクカードWAON」
- 但馬銀行の「たんぎんカードWAON」
- 三井住友カードが発行するプリペイドカードの購入及びチャージ
情報誌
- 「VISA」
- VISA会員用(「はれ予報」対象社の会員を除く)
- 「MY LOUNGE」
- Mastercard会員用(「はれ予報」対象社の会員を除く)
- 「はれ予報」
- しんきんカード・東北しんきんカード・中部しんきんカード・近畿しんきんカード・中国しんきんカード・四国しんきんカード・九州しんきんカードの会員用
年間定期購読料は税抜3,059円(「はれ予報」は税抜2,500円)で、1年に10回配本される。但し、プラチナカード及びゴールドカード(一部を除く)の会員には無料で送付される。
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- 「未来からのメッセージ篇」 出演:明日海りお (2013年11月14日-)
脚註
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “VJA設立の経緯”. . 2017閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 “VJAグループ共通ポイントサービス「ワールドプレゼント」と「App Store & iTunes ギフトカード」との交換サービス開始” (プレスリリース)
- ↑ “Mastercardとオムニカード協会”. . 2017閲覧.
- ↑ この時点でのブランド名は「BANK AMERICARD」。1976年に「VISA」へ改称している。
- ↑ VISAについてもVJAと他グループを並行して扱っている会社がある。
- ↑ http://www.omni.gr.jp/information/detail.html?p=14
- ↑ “VJAの組織”. . 2018閲覧.
- ↑ “オムニカード協会各社のご案内”. . 2018閲覧.
- ↑ 加盟店事業のみ
- ↑ 新規入会及び更新の取扱いは停止済み[1]。
- ↑ 会員事業は法人カードのみ
- ↑ バンクカード取扱銀行が発行し、株式会社バンクカードサービスは発行しない。
- ↑ モバイルVpass
- ↑ “セキュリティ強化に伴うVpassご利用環境変更のご案内と携帯電話(フィーチャーフォン)向けサービス「モバイルVpass」終了のお知らせ”. . 2018閲覧.
- ↑ “VJロードサービス(会員証用)” (日本語). . 2009閲覧.
- ↑ “VJロードサービス” (日本語). . 2009閲覧.
- ↑ “三井住友カード ロードサービス”. . 2018閲覧.
- ↑ ヤングゴールドカードの会員は利用する事は出来ない。
- ↑ 各カードのWAON発行者(バリューイシュア)は、イオンリテール株式会社である。
外部リンク
- VJA
- オムニカード協会
- Vpass
- Vpass (オムニカード協会)
- 加盟店インターネットサービス
- VJ Travel Desk (ツーリストインターナショナルアシスタンスサービス株式会社)
- テンプレート:JOCオフィシャルスポンサー(2015-2020)