モバイルSuica
モバイルSuica(モバイルスイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供する、「おサイフケータイ」対応の携帯電話及びPHSにおいて、同社が発行するIC乗車カードであるSuicaの機能を搭載したアプリケーションソフトウェアおよびそのサービスである。
Contents
概要
2006年(平成18年)1月28日にNTTドコモとau(KDDI、沖縄セルラー電話)の対応機種を初めにサービスを開始した。同年12月2日にSoftBank、2009年(平成21年)7月5日よりウィルコムでもサービスを開始した[1]。 また、2011年(平成23年)7月23日に、NTTドコモとau、SoftBankのAndroid搭載のスマートフォンでもサービス開始した。[2]。2013年(平成25年)4月6日にはイー・モバイルのAndroid搭載のスマートフォンでもサービス開始した[3]。
なお、これまでおサイフケータイ搭載のSIMフリー端末については長らく非対応の状態が続いていたが、2015年12月2日の定例社長会見において、昨今利用者数を増やしているこれらSIMフリー端末についても、12月中旬を目処に対応させることを正式に発表した[4]。各キャリアのiOS端末については、2016年9月7日に行われたアップルのスペシャルイベントにおいて、10月下旬よりiPhone 7及びApple Watch Series 2で対応させることが発表されている(後述)。
2015年(平成27年)12月2日現在の会員数は約365万人である。
基本機能
以下の記述においては、特に断りが無い限り、2006年にリリースされているAndroid版について記す。
機能
カード型のSuicaと同様に、Suicaに対応している自動改札機などを利用してJRや私鉄などの交通機関に乗車できる機能や、駅構内(駅ナカ)・街中(街ナカ)の店舗や自動販売機・コインロッカーでの支払いができるSuicaショッピングサービス機能がある。
Suicaとしての基本機能については「Suica」を参照。
モバイルSuicaでは、これに加えて、携帯電話の機能を利用したオンラインチャージ(入金)や利用履歴および残額の確認、定期券・新幹線特急券・Suicaグリーン券の購入・利用などの機能が提供されており、カード型より利便性が向上している。
会員登録
モバイルSuicaを利用するためには、モバイルSuicaに対応した携帯電話またはPHSが必要である。対応機種でもモバイルSuicaがプリインストールされていない場合は、モバイルSuicaのウェブサイトから専用アプリをダウンロードできる。
モバイルSuicaには会員種別がある。
- モバイルSuica(通常会員)
- 年会費は税込1,030円(JR東日本では「ビューカード利用の場合は、サービス開始時から『当分の間』は年会費無料」としている)。決済は、利用者本人名義の国際ブランド付きクレジットカードならほぼ登録できる。ビューカード・VISA・マスターカード・JCB・アメリカン・エキスプレス・ダイナースクラブ・JR東海エクスプレス・カードのいずれか。チャージに使用できるカードがビューカードに限定されるカード型Suicaや、カード会社と個別にサービス扱いで提携している楽天Edyと異なり、実質は一般加盟店と同等の扱い。
- EASYモバイルSuica
- クレジットカードの登録を必要としない。通常会員に比べて利用できる機能に制約があるが、年会費は無料。利用前に現金や銀行でチャージする必要がある。紛失時の再発行はなく、記録を元に払い戻しになる。
乗車券としての利用
乗車券としては、2010年(平成22年)3月13日現在、他社相互利用も含めてカード形のSuica同様にJR・私鉄・地下鉄・バスで利用可能である。
なおSuicaグリーン券購入の場合、SFからではなく、登録済みのクレジットカードから引き落としされる。
2008年(平成20年)3月15日からは新幹線の座席を携帯電話で予約して、そのままチケットレスで乗車できる「モバイルSuica特急券」サービスなどが始まった。
連絡定期券としての利用
JR線のみのモバイルSuica定期券から、JR線とPASMO事業者にまたがるモバイルSuica連絡定期券へ切り替えることもできるが、モバイルSuicaでの利用はカード型Suicaと比べ販売範囲に一部制限があった。しかし2008年(平成20年)6月14日から駅で発売するカードタイプのSuica定期券と同じ範囲が購入できるようになった。 なお、新たに連絡定期券を発行可能となる区間については切り替え促進のため2008年(平成20年)7月31日までの期間限定で以下の取り扱いを行っていた。
- JR線のみのモバイルSuica定期券から、JR線とPASMO事業者にまたがるモバイルSuica連絡定期券への変更をモバイルSuicaアプリの定期券区間変更機能により実行する場合は、同機能実行中の選択操作により変更前のモバイルSuica定期券に対して無手数料・日割計算による払い戻しを適用。
- 区間変更の実行後にみどりの窓口、またはモバイルSuicaコールセンターへ払い戻し申し出証明書を請求の上、PASMO事業者の定期券払い戻し窓口へ提出することにより、同者の定期券に対して払い戻し申し出証明書発行申請日までの無手数料・日割計算による払い戻しを適用。
上記の期間以外は手数料を徴収して変更前のモバイルSuica定期券に対して旬単位計算、PASMO事業者の定期券に対して月単位計算による払い戻しを適用する。
電子マネーとしての利用
- 参照: Suicaショッピングサービス
モバイルSuicaは通常のSuicaと同様、乗車券のみならず電子マネーとしても利用することができる。
SF(電子マネー)利用履歴
モバイルSuicaは利用する携帯電話の形状による制約から、カード型のSuicaのように駅の券売機に挿入して利用履歴を表示または印字することはできない。ただし、現在は据置型の機器が一部の駅で設置されており、こちらではカード型のSuica同様にモバイルSuicaのチャージや利用履歴の表示・印刷が可能である。その他に、モバイルSuicaアプリから利用履歴を表示することが可能である。
モバイルSuicaアプリにおける利用履歴の表示には、IC領域の情報を表示する「SF(電子マネー)利用履歴」(オフラインのため圏外でも利用可)とセンターに記録されている情報を表示する「利用履歴表示」(ログインが必要)の2つがあり、26週以内の利用分のうち前者は直近の20件、後者は同50件までの利用履歴を表示できる。50件を超えた過去の利用履歴も、26週以内の分はパソコン版の会員サイトにより閲覧できる(なお、26週を経過した履歴の消去は毎週日曜日の早朝に行われるため、直後の日曜早朝までは残っている場合がある)。当初は各項目の金額はその都度の利用後の「残額(残高)」のみの表示に限られ利用金額は表示されていなかったが、のちに直前の利用履歴との差額により利用金額を表示するようになった。
利用履歴は、発行元であるJR東日本の改札窓口に申し出ても印字することができない。必要な場合は、パソコン版のモバイルSuica会員サイトにログインして、利用履歴をPDFファイルで出力のうえ保存もしくは印刷するか一部の駅に設置されている据置型の機器を利用する必要がある。また、東京メトロ、JR北海道、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、あいの風とやま鉄道など一部の相互利用先の事業者では改札窓口で申し出れば、履歴を印字してもらうことが可能である。また、JR西日本の一部の駅に2014年(平成26年)から設置されているチャージ時にICカードを読み取り部に置くタイプの券売機の場合は、モバイルSuicaも履歴印字が可能である。履歴印字は各事業者の基準で扱われるため、一部の区間は詳細な利用履歴が表示されないことがある。
チャージ・乗車券類購入
オートチャージ
2010年(平成22年)3月13日より、決済カードをビューカードとしたものに限ってオートチャージが利用可能になった。なお、オートチャージの設定はモバイルSuicaアプリで行う[5]。
現金チャージ
カードタイプのSuicaに準じてコンビニの店舗やバス車内などでの現金によるチャージ(入金)ができる他、 駅によってモバイル端末対応Suicaチャージ専用機設置している為、モバイルSuicaの現金チャージが出来る様になっている。
多くの駅で導入されている、カードを直接挿入するタイプのチャージ機(券売機・精算機兼用タイプを含む)ではチャージを行うことが出来ない(#注意点を参照)。ただし、カードを挿入せずリーダーライターに直接置くタイプの機器がJR東日本・JR西日本・東京メトロなどの一部の駅で導入されており、このタイプの機器ではモバイルSuicaでも現金チャージが可能である。ただし、PASMO導入の事業者の駅に設置されている同様のタイプの機器ではモバイルSuicaをかざすとこのカードは使用できない旨のメッセージが表示されて使用できない事がある。
クレジットチャージ
モバイルSuicaのメニューから会員登録時に登録したクレジットカードによりチャージする方法で、1回のチャージ額は1,000円単位で1万円まで(500円のチャージも可)、チャージ上限は携帯電話機内の残額とあわせて2万円までである。午前2時から午前4時までの間はクレジットチャージできない。
また、VIEWカード以外の一部のカード発行会社は、Edyのオンラインチャージと同様に、収益性(加盟店手数料収入)の低さや電子マネーの換金性から、モバイルSuica利用分ではポイント加算を取り止めている(ただし、モバイルSuica定期券・モバイルSuicaグリーン券・モバイルSuica特急券に関しては、「乗車券類購入」と見なしてポイント加算対象としているカードが一部有る)。
なお、モバイルSuicaは「Suicaインターネットサービス」ではチャージできない[6]。
銀行チャージ
銀行口座からの引き落とし(即時入金サービス)によるオンラインチャージサービスで、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・じぶん銀行のいずれかの口座を持ち、モバイルバンキングを利用していれば携帯電話からの操作で1,000円単位(フィーチャーフォンでみずほ・MUFGを利用する場合は1,000円以上500円単位)、1回につき最大1万円までSuicaへの入金ができる。このサービスは通常のモバイルSuicaサービスや上記のEASYモバイルSuica会員サービス両方で利用可能である。利用可能時間帯はクレジットチャージと同様で、各銀行のモバイルバンキングサービスが稼働していない時間帯には利用できない。なお、ウィルコムでは利用できない。
じぶん銀行を除き、各行とも1回のチャージごとに手数料が発生する。手数料については各銀行毎に異なる(銀行の優遇サービスで手数料が減額もしくは無料となる場合もある)。
なお、三井住友銀行も銀行チャージに対応していたが、SMBCダイレクトのワンタイムパスワード必須化にともない、2016年8月末で、銀行口座からのチャージを終了した(ワンタイムパスワードをそれ以前に使用していた場合は、その時点で使用不可とする措置を取った)。
モバイル*サンクスチャージ
2007年(平成19年)2月13日に開始された、ビューカードの利用で貯まったビューサンクスポイントをモバイルSuicaにチャージできるサービスである。ビューカードのインターネットサービス「VIEW's NET」より申し込み、モバイルSuica登録済みの携帯電話で受け取る。申し込みから受け取りまでおよそ3日間必要である。ビューサンクスポイント400ポイント(1口)でモバイルSuicaに1,000円分チャージ可能である。2018年5月時点では、JR東日本のエリア外で、ビューサンクスポイントをSuicaに交換する唯一の方法である。
JRE POINT・Suicaポイントからのチャージ
Suica電子マネーの利用などで貯まったJRE POINTをモバイルSuicaにチャージできるサービスである。JRE POINTの会員サイトにあらかじめモバイルSuicaの情報を登録した上で、交換申し込みを行う。JRE POINT1ポイント1円としてチャージできる[7]。なお、Suicaポイントは100ポイント以上10ポイント単位でチャージ可能であった。
乗車券類の購入
通信機能を使って、モバイルSuicaに記録される定期乗車券・普通列車グリーン券を購入することができる。決済は会員登録時のクレジットカードで行う。
EASYモバイルSuica
現金チャージにより乗車カードに運賃を貯めておく、SF(ストアードフェア)機能だけで、クレジットカード登録不要の簡易型サービス。小学生を除く12歳以上であれば利用できる。
通常のモバイルSuicaとの相違点
- Suica定期券・モバイルSuica特急券・EX-ICサービスは利用できない。
- Suicaグリーン券(JRE POINTからの交換を含む)は購入できない。
- 改札外で現金などの別決済で購入した磁気グリーン券や、グリーン券情報を記録したカードタイプのSuicaとの併用はできる。
- 2007年(平成19年)6月1日から開始されている「Suicaポイントクラブ」はEASYモバイルSuicaでも登録可能。また2010年(平成22年)3月13日からは、事前の手続きにより、EASYモバイルSuicaのみでの登録でも、提携企業とのポイント交換が可能になった。
EASYモバイルSuicaへのチャージ方法
- 銀行チャージ
- 現金チャージ
モバイルSuicaへの変更
- クレジットカード(高校生相当の年齢で取得できるVISAデビットカードを含む)の情報を登録すると、通常のモバイルSuicaのサービスを受けられる。
- 通常のモバイルSuicaからEASYモバイルSuicaに変更することはできない。一旦退会し、EASYモバイルSuica会員として再入会する必要がある。
- Suicaポイントクラブに入会していた場合、Suicaポイントクラブのサイトでも移行手続をしておく必要がある。移行していない場合、ポイントサイトからのポイント移行においてエラーになる場合がある。
過去のキャンペーン
2006年(平成18年)12月31日まではEASYモバイルSuica会員になると100円分のSFマネーが受け取れる「EASYプレゼントキャンペーン」が展開されていた。
新幹線のチケットレスサービス
モバイルSuica特急券
2008年(平成20年)3月15日よりJR東日本が運行する新幹線の特急券をモバイルSuica上で予約・購入して、チケットレスで乗車することができるサービスが始まった[8]。
モバイルSuicaの会員は、モバイルSuicaアプリからあらかじめ携帯電話で「モバイルSuica特急券」の購入・引き取り(モバイルSuicaにきっぷの情報を記録)を行うことで、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸の各新幹線に、自動改札機にタッチするだけでチケットレスで乗車できる。タッチする場所はSuicaエリア内は「Suicaをふれてください」、Suicaエリア外は「モバイルSuica特急券をふれてください」と書かれている。
モバイルSuica特急券は普通車用・グリーン車用・グランクラス用のいずれも設定がある。料金(乗車券と特急券の合計額)は10円単位で設定されている(2014年(平成26年)3月31日発売分までは全区間で100円単位に設定されていた)。また、東北新幹線のはやぶさ号およびこまち号は、磁気のきっぷでは加算料金の設定があるが、モバイルSuicaでははやて号・やまびこ号などと同額に設定されている。2列車の乗り継ぎ乗車にも対応している(宇都宮発 - 仙台乗り継ぎ - 新青森行き等)。ただし、3つ以上の列車を乗り継ぐ必要がある場合や、乗り継ぎ駅で方向が変わる区間(仙台 - 大宮乗り継ぎ - 新潟など)の購入はできない。なお、2列車を乗り継ぐ場合は同じ座席種別である必要があり、「普通車 - グリーン車」といった乗り継ぎには対応しない(ただしグランクラスは、もう一方の列車のグリーン車との乗り継ぎが可能)。
普通車用は指定席でも自由席でも料金は同額である。「乗車区間が乗車駅からその隣接駅まで」「列車・座席の指定をしない(または満席でできない)」場合はいずれも自由席を利用する。新幹線停車駅相互間では現行の自由席の価格より安価である。例えば、東京-仙台までの運賃を含んだ額だと、普通車指定席10,890円、普通車自由席10,370円、モバイルSuica特急券(普通車用)9,970円である。また閑散期・通常期・繁忙期にかかわらず年間を通して同額で、繁忙期の利用制限もない。
ただし、普通車自由席の新幹線特急料金が特定特急料金である区間(隣の駅まで等)では、紙のきっぷと比べて割引額が小さく、紙のきっぷと同額の区間もある。グリーン車用も同様に紙のきっぷと比べて割引額が小さく、無割引の区間もある。また、はやぶさ・こまち・かがやきなどの全車指定席の列車では指定席が満席の際には立席特急券が発売されることがあるが、モバイルSuica特急券では立席特急券を取り扱わない。
また区間・列車・発売枚数が限られるが、通常のモバイルSuica特急券よりもさらに割引率の高い「スーパーモバイルSuica特急券」も一部の区間で発売されている。こちらは列車の乗り継ぎができない他、購入後の変更は一切できず、払い戻しする場合も通常のモバイルSuica特急券の払いもし手数料は原則310円なのに対してスーパーモバイルSuica特急券については割引率に応じた手数料が発生する。
モバイルSuica特急券は、取り扱い上特別企画乗車券の一つと見なされるため、新幹線駅で乗車券部分も打ち切られ、乗車距離に関わらず特定都区市内に関わる規定が適用されない。このため、在来線と新幹線を乗り継ぐ場合には在来線区間の運賃が別途発生し、新幹線停車駅以外の特定都区市内発着の場合は通常の切符を購入した方が安くなるケースもある。
- 例1 - 東京-仙台間のモバイルSuica特急券を購入して、蒲田駅からモバイルSuicaで入場した場合
- 東京駅で新幹線乗換改札を通過する際に、蒲田-東京間のIC運賃216円が徴収される。複数のSuicaを同時利用できないため、モバイルSuica特急券を購入したモバイルSuicaとは別のSuicaで入場した場合は、新幹線乗換改札を通過できず、一度在来線改札から出場し、モバイルSuica特急券を購入したモバイルSuicaで入場しなおす必要がある。なお、東京駅までの磁気定期券やきっぷを買って入場した場合は、東京駅の新幹線乗換改札機に紙きっぷ等を投入後、モバイルSuica特急券をタッチすることで通過できる。
- 例2 - 東京 - 北上間のモバイルSuica特急券を購入して、そのまま横手まで乗車する場合
- 別途北上-横手間の切符(1140円)を事前購入し、北上駅の乗換改札機にて在来線側の紙きっぷを投入後、モバイルSuicaをタッチする必要がある。公式サイトにあるデジタルパンフレットに掲出されている事例。
なお新幹線の停車駅でも、改札外から直接新幹線改札を通過(入出場)する場合、または新幹線停車駅に有効なモバイルSuica定期券が搭載されている場合を除き、当該駅からの在来線の最低IC運賃以上のSF残額がないと窓口での処理が必要である。
また、モバイルSuica特急券を取扱う新幹線各駅で在来線改札を通過する場合、自動改札機設置箇所ではそのままタッチして通過できるが、Suicaエリア外の新幹線駅で自動化されていない改札口では駅係員に申し出て通過する。
モバイルSuica特急券で予約した列車の変更は、その列車の出発前であれば手数料なしで何度でもできる。カード決済処理は、「新規購入決済→無手数料による全額払戻」という手順で行われる。また、決済にデビットカードを使用している場合、同カードの「後日のバッチ処理でない限りは即時決済」という特性から、変更のつど払い戻しおよび新規購入の決済が行われるため、一時的に口座残高が目減りする。予約の取り消し(払い戻し)はその列車の出発前であれば310円の手数料で可能である。なお2015年(平成27年)3月14日に開業した北陸新幹線長野-金沢間は、JR西日本管轄となる上越妙高以西についてもモバイルSuica特急券が導入された。JR西日本管轄区間のみのモバイルSuica特急券も発売する。JR東日本以外でモバイルSuica特急券が利用できる初のケースとなった[1]。また、2016年(平成28年)3月26日に開業した北海道新幹線新青森-新函館北斗間でもモバイルSuica特急券の利用が可能となった。JR北海道管轄区間のみのモバイルSuica特急券も発売されている。[2]。
EX-ICサービス
2008年(平成20年)3月29日にTOICAがSuica・ICOCAとの相互利用を開始したのにあわせて、JR東海では東海道新幹線の特急券を携帯電話などで予約・購入してチケットレスで乗車することができる「EX-ICサービス」を開始した。モバイルSuicaでもこのサービスが利用できる。なお、JR西日本が運行する山陽新幹線では、2009年(平成21年)8月29日にEX-ICサービスが導入され、東海道・山陽新幹線全線(東京-博多間)での利用が可能になった。またウィルコムでも、2010年(平成22年)2月14日よりサービスが開始された。
モバイルSuica特急券と同様、自動改札機にタッチするだけでチケットレスで乗車できる。EX-ICサービスではモバイルSuicaにきっぷの情報は記録されず、タッチ時にサーバーと予約情報の照合を行う。この場合、モバイルSuicaがEX-ICカードの役目を果たすので、EX-ICカードを所持する必要はない。
このサービスの開始により、例えば首都圏の在来線駅(Suicaエリア)から、東海道・山陽新幹線を経由して、東海地区(TOICAエリア)関西・山陽・香川地区(ICOCAエリア)九州地区(JR九州のSUGOCA福岡・佐賀・大分・熊本エリア)の在来線駅まで、一台の携帯電話で移動できるようになった。
利用にあたってはJR東海が提供する「エクスプレス予約」への会員登録が必要である。エクスプレス予約の決済用クレジットカードは、TypeII カードおよび法人カードを除くビューカードか、JR東海エクスプレス・カードに限られる。[9]
登録方法は、以下の2つの方法がある。
- ビューカード決済で「ビュー・エクスプレス特約」として登録
- すでにエクスプレス・カードの会員あるいはプラスEX会員としてエクスプレス予約を利用している場合、モバイルSuicaの追加登録
「ビュー・エクスプレス特約」でのEX-ICサービスはモバイルSuicaでの利用に限られる。特約申し込み後、1週間ほどでJR東海から「エクスプレス予約」の会員証などが送付される。その後にモバイルSuicaから利用登録すればパソコンや携帯電話からも「エクスプレス予約」のすべてのサービスが利用できる。EX-ICカードは発行されない。なお同特約で利用する場合は別途、エクスプレス予約の年会費として1,080円が必要である。
エクスプレス・カード会員、プラスEX会員は既存のEX-ICカード等と併用できるが、モバイルSuicaと同時に利用(携帯電話とEX-ICカードを重ねてタッチしたり、入場時と出場時で異なる媒体を使用)することはできない。
なお、博多南線とJR九州が運行する九州新幹線はエクスプレス予約のサービス対象外である。
モバイルSuica特急券とEX-ICサービスの連続利用
東京駅の中央乗換口と南乗換口で、東海道新幹線と東北新幹線を直接乗り継ぐ乗り換え改札ではモバイルSuica及びEX-ICカードは利用することができないため、携帯電話機でモバイルSuica特急券とEX-ICサービスを続けて利用するには、一旦在来線乗り換え改札口へ出場後、改めて新幹線改札機から入場する必要がある。この場合、在来線乗り換え改札口で一旦初乗り相当のSF残額が必要となる(東京駅が区間に含まれるモバイルSuica定期券が搭載されている場合を除く)。
東海道・山陽新幹線(EX-ICサービス)から、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線(モバイルSuica特急券)へ乗り継ぐ場合、東海道・山陽新幹線の改札通過前にモバイルSuica特急券の受取り(ダウンロード)操作を行うと、東海道・山陽新幹線改札通過後にはモバイルSuica特急券の列車変更や払い戻しができない。
モバイルSuica非対応の機種
モバイルSuicaでは、FeliCa非搭載のiPhoneのほか、一部のFeliCa搭載機種が使用できない。これは、JR東日本が自動改札機での通過性能基準を設けているためである。一部の機種は、JR東日本が行う試験を通過できなかったため、非対応とされ、モバイルSuicaアプリのダウンロードそのものができない。
携帯電話メーカー各社が今後発売されるFeliCa搭載機種の性能試験を行えるよう、JR東日本は出札機器部門担当の子会社であるジェイアール東日本メカトロニクスの実験環境を貸し出している[10]。
また2016年(平成28年)8月24日に、総務省の方針により[11]暗号化通信で使用されるサーバ証明書が、現行の「SHA-1」から「SHA-2」方式に、さらに脆弱性が発見された「SSL3.0」を無効化して「TLS1.0以上」の通信方式に切り替わるため、「SHA-2」および「TLS1.0以上」に対応していない機種は、モバイルSuicaが非対応となる[12][13]。
モバイルSuica対応機種は、モバイルSuicaの公式ウェブサイト[14]を確認のこと。
宣伝・タイアップ
サービス開始前後の時期は、NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル・JR東日本が独自にテレビCMやポスター広告を展開し、それぞれのイメージとキャラクターを併用することで、モバイルSuicaだけでなく携帯電話の販売促進を含めて、宣伝効果を最大限に活用する方策を取った。
当初はサービスイン後1年で100万件の会員獲得が目標だったが、設定方法の煩雑さもあり100万件達成は2年3か月後の2008年(平成20年)4月だった。それと共に、みどりの窓口の混雑緩和策としてモバイルSuicaをアピールする必要性にも迫られ、JR東日本独自のCM等による積極的な宣伝・キャンペーンを行う方針に転換した。
- モバイルSuica共通のキャンペーンソングとして、松任谷由実の「虹の下のどしゃ降りで」が使用されている(現在NTTドコモのCMでは未使用)。
- 当初はauのテレビCMやポスターにのみペンギンが出演していたが、現在ではNTTドコモのCM・ポスターにもペンギンが登場している。
- JR東日本のCM「少しだけホームシック篇」では、登場する携帯電話の違いからauバージョンとNTTドコモバージョンが存在する。
- 2006年(平成18年)10月のサービス拡大時に「いつかえる? モバイルSuicaに」というキャッチフレーズの使用を開始した。その後、2007年(平成19年)2月のPASMOとの相互利用開始直前に「モ〜かえた? モバイルSuicaに」というキャッチフレーズに変更されている。現在まで、PASMOでは携帯電話アプリケーションを使用してモバイルSuica同様のサービスを展開する予定は明らかになっておらず、同カードエリア内でも使用できることを強調して入会促進キャンペーンを展開した。
- 2006年(平成18年)12月からサービス展開を始めたSoftBankではテレビCMは放映されなかったが、「予想GUY」などの強烈なCMキャラクターがいるため、ペンギンとの共演でポスターが掲出された。
注意点
全般
駅など
基本的に自動券売機や自動精算機での利用を想定していないため、カードを挿入せずリーダーライターに直接置くタイプの機器となっている一部事業者を除く大半の自動券売機や自動精算機では各種きっぷの購入やチャージはできない。一部の交通系ICカード導入事業者では有人改札のカード処理機自体もカード挿入式となっていて窓口での精算ができないものもある(この場合、回数券・定期券及び割引切符等と組み合わせて乗車する際は、現金での精算が必要となる)。入場にモバイルSuicaを使用して、出場時に精算が出来なかった場合は全乗車区間の運賃を現金等で改めて支払い、上記のICカードをかざす読み取り機のある駅またはJRの駅で入場取り消しの処理を受けることになる。
機種変更・修理
携帯電話の機種変更・修理の際は、ユーザ自身でデータ移行を行う必要がある(おサイフケータイ対応の各種電子マネーと同様)。
電池切れ
モバイルSuicaは携帯電話・スマートフォンの電源を切っていたり、電池切れにより電話機能が使用ができなくても、バッテリーがわずかでも残っていれば改札機における通信は可能である。しかし電池を完全に消耗するか、それ以前でもICカードをロックしたまま電源を入れられない状態になると電池を交換・充電するまで利用できなくなる。したがって電話機として使わない場合でも充電が必要である。
アプリケーション容量
携帯電話のアプリ用メモリ領域とは別に、モバイルFelicaチップにもアプリケーション容量がある。本体メモリのアプリ領域にまだ余裕があっても、EdyやiDなどの電子マネーやポイントカード関係のFeliCaアプリケーションがインストールされている状態で、モバイルSuicaのアプリをインストールしようとすると、モバイルFeliCaチップのアプリケーション容量不足のためインストールできない場合がある。
NTTドコモでは、自社が展開するiDやDCMXの今後の進展を見込んで、903iシリーズからそれらとモバイルSuicaが共存できるよう携帯電話本体のメモリを増やすとともに、アプリケーション容量を拡大した第2世代のモバイルFeliCaチップを搭載した。
auのau ケータイクーポン対応機も903iシリーズと同じ大容量のFeliCaチップを搭載した。
ソフトバンクでは2008年(平成20年)夏モデルの一部機種からドコモ・auと同じ従来比3倍となる第2世代のモバイルFeliCaチップを搭載した。2008年(平成20年)夏モデルでも機種によっては従来の第1世代モバイルFeliCaチップを搭載しているものもある。
また、携帯電話・スマートフォンを、何だかの原因で初期化しなければならなくなった場合でも、モバイルSuicaのFeliCa領域までは初期化されない。FeliCa領域の初期化は、各キャリアのショップにて店員に一時預けて初期化作業をする必要があり、スマートフォンの売却時などに、注意が必要である。
各携帯電話会社ごと
NTTドコモ
- モバイルSuicaの初期設定に必要な「モバイルSuica登録用iアプリ(旧名称: 鉄道・バス設定アプリ)」が、機種により削除できない場合がある。削除するためにはドコモショップなどでFeliCa領域初期化を行う必要があるが、同時に他のICアプリも削除される。
- 機種変更時にiCお引っこしサービスは利用できない。あらかじめアプリ上で機種変更手続きを行って、アプリを削除しておく必要がある。
au
- モバイルSuicaアプリをインストールする時に、FeliCa領域が分割されて約82パケット通信する。この時の通信料は定額サービスの上限の対象にならない。
- インストール時にSuica専用領域(エリア1、137ブロック)が作成される。モバイルSuicaを退会してアプリを消去してもFelicaチップ上に専用領域が残るため、auショップなどでFelicaチップのメモリをクリアする必要がある。この際に他のアプリ(エリア0)のアプリ、登録情報も消去される。
- 機種変更時には、モバイルSuicaアプリ上で機種変更手続を行なったうえでモバイルSuicaアプリを消去しておかないと、auショップでのEZ FeliCaデータ一括移行サービスを受けられない。
SoftBank
- モバイルSuicaアプリのインストール時にFelica領域に「エリアB(137ブロック)」の領域が作成され(既存の領域は「エリアA」)、同アプリはこのエリアを使用する。「エリアB」領域の削除を行うと、エリアAのアプリ、登録情報も消去される。
Y!mobile
- 旧ウィルコムでは銀行チャージ及び時刻乗換案内は当面非対応である。なお、エクスプレス予約については2009年(平成21年)12月5日に開始され、EX-IC予約も2010年(平成22年)2月14日より開始している。
- 旧イー・モバイルでは2013年(平成25年)11月現在、GL07S利用時については、東北新幹線新花巻駅・山形新幹線高畠駅・秋田新幹線田沢湖駅はサービスエリア外となっている。これらの駅でモバイルSuica特急券の購入や受取り等の操作を行う際には、公式には、駅でWi-Fi設定を行うことで改札口付近のみで利用できるようになるとしている。ただし、同年7月に行われたアップデートによってSoftBank 3Gの2.1GHz帯ネットワークが利用できるようになったため、実質的には解消されている(なお、EMOBILE 4G-S端末であり、かつイー・アクセス網を一切使わないEM01Fについては、全く問題ないとしている)。
おサイフケータイ搭載SIMフリー端末について
- JR東日本は、2015年12月中旬を目処にモバイルSuicaを対応させる予定としているが、MVNOで契約している場合、docomoやauなどが行っているFeliCa移行サービスは受けられず、全ての作業をユーザー自身が行う必要がある。
クレジットカードの不正使用
クレジットカードでのネットショッピングなどでは通常、名義人・カード番号・有効期限・セキュリティコードなどを照会する。モバイルSuicaシステムではカード番号と有効期限の2つしか照会しておらず、モバイルSuica会員とクレジットカード会員の名義の確認も行っていなかった。このためカード番号と有効期限を何らかの方法で視認すれば、他人のカードで会員登録が可能であり、実際にこの不備を悪用して会員登録した第三者がクレジットでチャージを繰り返した[15]。
被害はカード65枚分でおよそ1000万円としており、最も多い額では1日で30万円を使ったケースもあった。2007年(平成19年)11月にこの事件が報道され、JR東日本は警察に被害届を提出するとともに、セキュリティ体制の確保、1日あたりのチャージ上限を4万円とするなどの対策を取った。またクレジットカードは複数のモバイルSuica会員の決済に使用できない措置をとったため、すでにモバイルSuica会員であれば同様の被害は起きないという。
Apple Pay版 Suica
Appleが提供するiOS搭載スマートフォンであるiPhoneについては、従来はiPhoneがFeliCa(おサイフケータイ)自体に非対応だったため、モバイルSuicaには非対応だったが、2016年9月7日(太平洋標準時)に行われたApple Special Eventにおいて、最新機種となる「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」と、スマートウォッチであるApple Watchの最新機種「Apple Watch Series 2」のうち、共に日本だけで販売される端末(2016年9月16日発売)がFeliCa専用モジュールを搭載した上で、Suicaを搭載可能となることを発表[16][17]、2016年10月25日にサービスを開始した。なお、iPhone 7以降に販売されたiPhone 8/8 Plus/iPhone Xは日本国外向けの端末にもFeliCa用モジュールが搭載されている。
設定方法はAndroid版と大きく異なり、まず各端末でSuicaアプリをダウンロードし、モバイルSuica会員登録(新規登録の場合)を行った上で、Apple Payの設定アプリ「Wallet」の起動中に別途用意したカード型のSuica(Suica定期券を含む)に端末を重ねると、Apple PayのアプリケーションがSuicaの残額や定期券の情報を読み取り、カード型Suicaの代替として使用できるようになる、というものである。情報を読み取った後のカード型Suicaは、一切の使用ができなくなる。カードのデポジット500円分は、読み取り時にチャージ残額へ上乗せして返却されているため、駅窓口に返納する必要はなく、自身で処分することができる(ICチップが壊れているわけではないため、ハサミを入れるなどしてから処分することが望ましい)。または既存のAndroid端末からのモバイルSuica引き継ぎも可能である。
読み取りに用いるSuicaは、Suica(無記名)、My Suica(記名式)、Suica定期券の3種類が使用可能であり(子供用Suica、及び通学定期券を搭載したSuicaは読み取り不可)、複数のSuicaを登録することができる(使用時に切り替える必要がある)。Apple Payには改札でのスムーズな通過を念頭に、使用時ごとの認証を省略できる「エクスプレス」認証モードが用意されている(対象となるSuica1種類のみを設定することが可能、随時変更可)が、「エクスプレス」認証を使用しなくても改札を通過することは出来る(ただし、改札通過毎にWalletアプリを開き、改札に通すSuicaを表示の上認証(Touch IDまたはパスコード)を行う必要がある[18])。
チャージや定期券の更新は、Suicaアプリで登録したクレジットカードまたはApple Pay(Walletアプリ)によるクレジットカード・プリペイドカードでの決済となり、登録クレジットカードをVIEWカードにすることでオートチャージを利用することも出来る。また、My SuicaとSuica定期券のみクレジットカード登録のメニュー項目からのデビットカードの登録も可能である。但し、現金チャージ(銀行チャージやキャリア決済チャージを含む)には対応しておらず、Suica(無記名)では、デビットカードの登録にも対応しない[19]。
このように、iOSで提供されるSuicaサービスは厳密には「モバイルSuica」とは異なるものとなる。リリース発表時点ではサービスの詳細について明らかになっておらず、JR東日本ではiPhoneに搭載されるApple Pay対応版のSuicaについて「既存のモバイルSuicaで提供しているサービスが使えるようになる」と説明しており[20]、Suicaアプリ経由で定期券やSuicaグリーン券・モバイルSuica特急券の購入・利用が可能[21]なほか、2017年10月23日からは東海道・山陽新幹線のEX-ICサービスの利用が可能となった[22]。
歴史
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “ウィルコムPHSにおけるモバイルSuicaサービス開始日決定について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社 / 株式会社ウィルコム, (2009年6月11日) . 2009閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 “おサイフケータイ対応AndroidスマートフォンにおけるモバイルSuicaサービス開始について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2011年5月23日)
- ↑ “イー・アクセス社イー・モバイル端末おサイフケータイ対応AndroidスマートフォンにおけるモバイルSuicaサービス開始について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2013年2月15日)
- ↑ おかげさまでモバイルSuicaは10周年を迎えます(PDF/436KB)
- ↑ 5.0 5.1 モバイルSuica+ビューカードでオートチャージサービスが始まります 2009-12-22 閲覧。 (PDF)
- ↑ “どのSuicaが利用可能ですか。PASMO等のICカードは利用できますか。”. Suicaインターネットサービス よくある質問. . 2018閲覧.
- ↑ “Suicaにチャージする”. JRE POINT ポイントを使う. . 2018閲覧.
- ↑ 8.0 8.1 “2008年3月15日(土)、モバイルSuica特急券のサービス開始!” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2007年12月21日)
- ↑ JR西日本が発行するJ-WESTカード(エクスプレス)ではモバイルSuicaによるEX-ICサービスは利用できず、別途貸与されるEX-ICカードのみで利用できる。
- ↑ “閉まるなゲート!JR東日本担当者が明かす涙の“モバイルSuica検定””. 日経トレンディネット (2006年2月27日). . 2016閲覧.
- ↑ “政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針”. 情報セキュリティ対策推進会議 (2012年10月26日). . 2016閲覧.
- ↑ “【重要なお知らせ】「SHA-2」方式非対応の携帯情報端末およびパソコン、ならびにIE6.0以前等のブラウザをご利用のお客さまへ”. 東日本旅客鉄道株式会社 (2016年3月7日). . 2016閲覧.
- ↑ ただし、切り替え前に入金済みの「SF(電子マネー)」や購入済みの「定期券」「Suicaグリーン券」、およびダウンロード済みの「モバイルSuica特急券」は利用可能。
- ↑ モバイルSuica対応機種
- ↑ 関口聖 (2007年11月9日). “「モバイルSuica」で不正クレジットカード利用、被害額は990万円”. Impress Watch. . 2010閲覧.
- ↑ “iPhoneでSuica利用可能に 「iOS 10」は13日配信、10月後半にFeliCa対応”. (2016年9月8日) . 2016閲覧.
- ↑ “SuicaがApple Payに対応します” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2016年9月8日) . 2016閲覧.
- ↑ “エクスプレス設定とは何でしょうか。”. Suica & Apple Payよくある質問. 東日本旅客鉄道. . 2017閲覧.
- ↑ “よくあるご質問 > スマートフォンでのご利用について”. 東日本旅客鉄道. . 2016閲覧.
- ↑ “新型iPhoneがついに「スイカ」機能を搭載”. 東洋経済新報社 (2016年9月8日). . 2016閲覧.
- ↑ “Apple Pay でのSuicaサービス”. 東日本旅客鉄道. . 2017閲覧.
- ↑ 東海道・山陽新幹線「エクスプレス予約」がApple PayのSuicaに対応,ケータイ Watch,2017年10月13日
- ↑ “「定期券の購入」と「モバイルSuicaのサービス」がさらに便利になります。” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2007年2月6日)
- ↑ “モバイルSuicaサービスを「ディズニー・モバイル」にて提供開始いたします。” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2008年2月14日)
- ↑ “ウィルコムPHS電話機のモバイルSuicaによる「EX-ICサービス」対応開始について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2010年1月19日)
- ↑ “モバイルSuicaにおけるじぶん銀行からのチャージサービス開始について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2010年1月19日)
- ↑ イー・アクセスのEMOBILE 4G-S契約を含む
- ↑ “北陸新幹線開業に伴うおトクなきっぷの設定および2015年3月ダイヤ改正に伴うおトクなきっぷの見直しについて” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2014年12月22日)
- ↑ 【重要なお知らせ】auフィーチャーフォンでのモバイルSuicaサービス終了について,東日本旅客鉄道株式会社(2017年11月1日),2018年1月13日閲覧。