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熊谷 俊人(くまがい としひと、1978年〈昭和53年〉2月18日 - )は、日本の政治家。奈良県天理市生まれ、兵庫県神戸市育ち。千葉市長(3期)。元千葉市議会議員(1期)。
来歴
奈良県天理市生まれ。父親の転勤に伴う転居の多い少年時代を経て、兵庫県神戸市で育つ。
白陵高等学校在学中の1995年1月17日に阪神・淡路大震災で被災した。早稲田大学政治経済学部経済学科に入学し、2001年に卒業。同年、NTTコミュニケーションズ株式会社に就職。 2006年、経営コンサルタントの大前研一が主宰する一新塾に入塾(第18期生)[1]。同年、民主党が実施した千葉市議会議員選挙の候補者公募に合格。2007年の千葉市議選に稲毛区選挙区から出馬し、トップ当選した。
2009年4月、同年6月の千葉市長選挙に出馬せず、引退の意向を表明していた千葉市長の鶴岡啓一が収賄容疑で逮捕され、5月1日付で千葉市長を辞職。本人も千葉市議を辞職、民主党を離党して出馬を表明。6月14日、事実上の鶴岡前市長の後継候補である前副市長の候補者、元千葉市議の候補者(共産党公認)らを得票数170,629(千葉市長選挙歴代最多票)で破り、千葉市長に当選した。投票率は43.50%[2]。
31歳5ヶ月での市長就任は、同年2月に当選した三重県松阪市長の山中光茂(当選時33歳)を抜いて現職最年少。また、政令指定都市の市長としては神奈川県横浜市長の中田宏(初当選時37歳)による記録を更新した。2018年現在でも政令指定都市長の中では一番若い(次点は大阪府大阪市長の吉村洋文)。
2013年5月26日の千葉市長選挙に出馬し[3]、得票数175,126(歴代最多票更新)で再選[4]。投票率は31.35%。
2014年 ワールド・メイヤー(世界市長賞)にノミネート。[5] 2017年5月28日の千葉市長選挙に出馬し、得票数182,081(歴代最多票更新)で三選を果たす。投票率は29.07%。[6]。
実績
政策・主張
受動喫煙防止条例
- 2018年6月27日、東京都が罰則付き受動喫煙防止条例を成立させたことを受け、「東京都の取り組みでさらに受動喫煙対策への機運が盛り上がった。東京都や小池知事のリーダーシップは評価されるべきだ」「千葉市も飲食店の従業員の健康を重視した条例の制定を考えている。具体的な骨子案をまとめたうえで議会に提出したい」と述べ、東京都と同程度の条例の制定を目指す考えを示した[18]。
- 2018年7月12日の定例会見において、規制を広げるための県への働きかけについて、「もともとわれわれは本市独自に考える前に、県に受動喫煙対策をどういうふうにやられるのか考えを確認した。当然、県全体でやるのが望ましい。決して独自にやりたかったわけではない。しかし、県にはその考えがないということだった」として、千葉県の受動喫煙対策の消極性を指摘した[19]。
その他
- 改憲派である。ただし、集団的自衛権を行使するための憲法改正ではなく、「戦争ができない国」をより明確にするために、日本国憲法の改正をするべきという立場である[20]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に賛成している[21]。ブログにおいても、「女性にとっては結婚することによって身分証明書を始め多くの手続きが必要になるし、働いている人は会社側でも相当の作業が必要になる。女性がいる職場で働いていたことのある人間なら、常識的に考えて選択的夫婦別姓制度の導入は当たり前というか、導入していないこと自体が信じられないという考えになるのではないか」と述べている。
- コンビニエンスストアの店舗に陳列する成人誌にカバーを掛けるよう要請。[22][23]
- 市章が、初音ミクのシルエットに似ているとネット上で話題になったことを受け、2017年8月31日の1日限定で千葉市の公式ホームページの市章を初音ミクのデザインにしたほか、[24][25]千葉市を舞台にしたアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」が市の知名度アップに貢献したとして2017年に作者の渡航に感謝状を贈るなどして若者中心のカルチャーを一つの文化として扱う態度を表明している。[26]
著書
- 『青年市長が挑む市政改革 未来視点で大転換』(ぎょうせい、2012年)ISBN 978-4-3240-9590-4
- 『公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実』(ワニブックスPLUS新書、2012年)ISBN 978-4-8470-6534-7
- 『選挙ってなんだ? 最年少政令市長が提案する制度改革』(ワニブックスPLUS新書、2013年)ISBN 978-4-8470-6542-2
人物
脚注
- ↑ 公用車やめモノレール出勤 31歳・新千葉市長の政治哲学 J-CASTニュース 2009年6月15日付
- ↑ ザ選挙 千葉市長選挙(2009/06/14投票)結果
- ↑ “千葉市長選告示、現職と2新人が立候補届け出”. 読売新聞. (2013年5月12日). オリジナルの2013年10月4日時点によるアーカイブ。 . 2013閲覧.
- ↑ “千葉市長選 現職・熊谷氏が再選”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年5月26日). オリジナルの2013年5月29日時点によるアーカイブ。 . 2013閲覧.
- ↑ “World Mayor 2014: Longlist in progress”. World Mayor . 2014閲覧.
- ↑ “千葉市長選 現職の熊谷氏が3回目の当選”. NHKニュース (日本放送協会). (2017年5月28日) . 2017閲覧.
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2017.02.27 : 平成29年第1回定例会(第3日目) 本文
- ↑ 千葉市: 国家戦略特区:これまでの経緯
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2017.07.07 : 平成29年第2回定例会(第7日目) 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2013.10.02 : 平成25年第3回定例会(第10日目) 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2009.03.17 : 平成21年第1回定例会(第8日目) 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2016.06.22 : 平成28年第2回定例会(第7日目) 本文
- ↑ 千葉市:こども未来局
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2017.07.05 : 平成29年第2回定例会(第5日目) 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2015.02.24 : 平成27年予算審査特別委員会保健消防分科会 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 2017.03.14 : 平成29年第1回定例会(第8日目) 本文
- ↑ 千葉市議会 会議録の検索と閲覧 - 詳細画面フレーム - 2017.06.26 : 平成29年第2回定例会(第1日目) 本文
- ↑ “千葉市長「早期に受動喫煙条例」”. NHKニュース (NHK). (2018年6月28日) . 2018閲覧.
- ↑ “【千葉市長会見抄録】飲食店7割が条例で原則禁煙に”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年7月21日) . 2018閲覧.
- ↑ “憲法映画「日本の青空」を見る”. くまがい俊人の日記 (2007年7月15日). 2013年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
- ↑ “政権交代でようやく夫婦別姓制度が導入”. くまがい俊人の日記 (2009年9月27日). 2013年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
- ↑ 第2回WEBアンケート(PDF:628KB) - 「地域福祉」「都市農業」「コンビニエンスストアの成人向け雑誌」
- ↑ 2017年 | ニュースリリース | ミニストップ
- ↑ “千葉市章、みっくみくにしてやんよ 初音ミクとコラボ:朝日新聞デジタル” (ja-JP). 朝日新聞デジタル . 2018閲覧.
- ↑ INC., SANKEI DIGITAL (2017年8月31日). “千葉市HPの市章が「初音ミク」に! サイト乗っ取りではありません” (ja-JP). 産経ニュース . 2018閲覧.
- ↑ “俺の千葉がこんなに人気なわけが・・・ファンが「聖地巡礼」 - ニッカン芸能!” (日本語). webcache.googleusercontent.com. . 2018閲覧.
- ↑ 公式プロフィール
- ↑ “「ツイッターは首長向き」熊谷俊人・千葉市長が明かすネット活用術”. (2015年12月3日)