「東神奈川駅」の版間の差分
ja>Kansai-good 細 (2017年度の1日平均乗車人員を追加。) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2018/8/5/ (日) 20:55時点における最新版
東神奈川駅(ひがしかながわえき)は、神奈川県横浜市神奈川区東神奈川一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
Contents
乗り入れ路線
当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線と横浜線の2路線で(詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照)、そのうち東海道本線を当駅の所属線としているが、東海道本線は電車線を走行する京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東海道(本)線」は使用されていない。したがって当駅は京浜東北線と横浜線との乗換駅として案内されている。また横浜線は当駅が起点となっているが、一部電車は京浜東北線とともに横浜駅を経て根岸線へ直通する。駅番号は京浜東北線がJK 13、横浜線がJH 13。
歴史
東神奈川駅は東海道本線上にある駅であるが、この区間の東海道本線開通時にはまだなく、横浜と八王子を結ぶことを目的として建設された私鉄の横浜鉄道(後の横浜線)が、東海道本線との接続駅として建設した。横浜鉄道では、横浜側の接続駅として神奈川駅や平沼駅などを検討していたが、土地が狭いなどの理由で、東神奈川駅の位置において接続する方針となった[1]。こうして1908年(明治41年)9月23日に、横浜鉄道線の開通とともに東神奈川駅は開設された。国鉄側の設備も含めて横浜鉄道の費用負担で建設されている[2]。
さらに横浜鉄道では、経営陣を同じくする横浜倉庫を通じてこのあたりの沖合を埋め立てて岸壁と倉庫を建設し、そこに鉄道を乗り入れて海陸連絡を図る構想を持っていた。このため東神奈川駅からさらに海側へ延伸する免許を取得し、1911年(明治44年)12月10日に海神奈川駅までの支線が開通した。しかし結局より沖合の埋立免許を取得して岸壁を建設することができなかったため、この支線は横浜倉庫の倉庫群への連絡鉄道に留まった[3]。この当時、東神奈川駅のすぐ海側にはすでに京浜電車(後の京急本線)が通っていたため、貨物支線を通すために仲木戸駅付近を高架化する工事を行っている[2]。この横浜鉄道線は1910年(明治43年)4月1日から国鉄が全線を借り受けて営業することになり、1917年(大正6年)10月1日付で正式に国有化され、国鉄横浜線となった[4]。
大正時代初期の、1912年(大正元年)9月現在の停車場平面図によれば、線路の海側に駅本屋があり、これに面する番線を横浜鉄道が使用し、また駅舎の両側に側線群があった。さらに島式ホームが2つあり、これらの島式ホームに挟まれた2本の番線を国鉄東海道本線が使用する構造となっていた。海神奈川へ至る支線は、駅より北側で分岐して海へ向けてカーブを切っていた[5]。
1914年(大正3年)12月20日、東京駅の開業に合わせて東京と高島町(2代目横浜駅付近に位置していた駅)の間で京浜線電車(後の京浜東北線)の運転が開始された。しかし開業を急ぐあまり準備が不十分で故障が相次ぎ、12月26日に運転中止に追い込まれた。運転再開は1915年(大正4年)5月10日となった[6]。また、京浜線電車の運転が開始されたのちも、しばらくの間は東海道本線の蒸気機関車牽引列車が東神奈川駅にも停車していた[7]。いつ頃から蒸気機関車牽引列車が東神奈川駅を通過するようになったのか、また京浜線電車開通に伴う東神奈川駅付近の配線変更などは判然としない。1917年(大正6年)6月17日には、高島駅までの東海道本線貨物支線が開通した。
国鉄買収後の横浜線は、東京に近くかつダイヤが過密でないという特性が便利であったためか、各種の試験に用いられたが、その一環として1925年(大正14年)4月4日には当駅から原町田駅(現在の町田駅)までの区間が電化されている。これは横浜線に電車を運転するためのものではなく、東海道本線における電車や電気機関車の運転を担当する乗務員の訓練や試験に用いるものであった。この設備を生かして横浜線の電車運転が開始されるのは、1932年(昭和7年)10月1日からであった[8][9]。この電車運転開始に合わせて、京浜線と横浜線の間の渡り線の新設やホームの向上などが行われ[10]、横浜線の電車が京浜線に乗り入れて桜木町駅まで走るようになった[11]。横浜線が蒸気機関車で運転されていた時代には、駅舎側のホームの行き止まりになる部分に1番線があり、ここで横浜線の列車が発着していたが、電車運転開始により桜木町への直通のために2番線使用が普通となり、後に1番線は埋め立てられて倉庫などに転用された[12]。
第二次世界大戦に際しては、1945年(昭和20年)5月29日に横浜大空襲で東神奈川駅舎は全焼した。また横浜線電車の桜木町直通は、いったん戦時中に打ち切りとなり、戦後1959年(昭和34年)4月13日から再開されている。この間、横浜港における貨物輸送の変化などから、海神奈川および東高島への支線が1959年4月1日に同時に廃止となった[13][14]。
1960年(昭和35年)に橋上駅舎が使用開始され、これに合わせて自由通路も併設された[15]。1968年(昭和43年)3月20日付で、横浜線の東神奈川 - 大口間の複線化が完成した。この際に東神奈川構内の配線変更が行われ、3番線が横浜線専用となった。これにより京浜東北線北行と同一プラットホームでの乗換ができるようになった[16]。
1985年(昭和60年)3月10日のダイヤ改正に際して、横浜線の輸送改善のためにそれまで2面3線であった当駅の配線を、2面4線化する改良工事が行われた。具体的には、2番線のあるプラットホームの海側に1番線を新設し、それまで約100 m新子安側にずれていた京浜東北線南行ホームを北行ホームとほぼ同じ位置に揃えるように工事を行った。この変更後、1番線が京浜東北南行、2番線と3番線が横浜線、4番線が京浜東北北行という配置になった。またこの工事に合わせて、国鉄で最初の電子連動装置の実運用が開始された[15][17]。
2013年(平成25年)3月16日付のダイヤ改正で、4番線が京浜東北線専用ホームから京浜東北線と横浜線の兼用ホームに変更になり、横浜方面から直通する横浜線の一部(平日のみ)が、4番線の発着となった(それ以前は臨時列車やダイヤ混乱時のみ横浜線の4番線発着があった)。そのため、誤乗する可能性が高くなったことから、それを防止する目的でインジケーター付のLED照明器具が導入された[18](運用開始は9月15日)。
年表
- 1908年(明治41年)9月23日:横浜鉄道線(後の横浜線)が八王子駅まで開通し、国鉄東海道本線と横浜鉄道線の接続駅として開業。
- 当時、国鉄に神奈川駅(後に廃止)が存在したため、頭に「東」を冠した。
- 1911年(明治44年)12月10日:横浜鉄道の貨物支線が海神奈川駅まで開通。
- 1914年(大正3年)
- 1915年(大正4年)5月10日:京浜電車運転再開。
- 1917年(大正6年)
- 1925年(大正14年)4月4日:横浜線東神奈川 - 原町田(現町田)間電化完成。
- 1930年(昭和5年)4月1日:東神奈川までの貨物支線が、横浜線から東海道本線に所属変更。
- 1932年(昭和7年)10月1日:横浜線原町田までの電車運転開始、桜木町までの乗り入れ開始。
- 1945年(昭和20年)5月29日:横浜大空襲で駅舎が全壊する。
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和35年):橋上駅舎化および自由通路開設。
- 1966年(昭和41年)7月31日:横浜市電の東神奈川駅前電停(東口)が廃止になる。
- 1968年(昭和43年)
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を「旅客、荷物」へ改正する[21]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:営業範囲を「旅客」へ改正し[22]、荷物取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月10日:1番線を増設して2面4線化工事完成、国鉄最初の電子連動装置の実運用を開始(大同信号製)。
- 1987年(昭和62年)
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2013年(平成25年)9月15日:インジケーター付き照明の運用開始。
駅構造
10両編成対応の島式ホーム2面4線を有し、橋上駅舎が設置されている地上駅である。ホームは北東から南西に延び、東口および西口を持つ。改札とホームは南側から階段・エレベーター・上下各1台のエスカレーターで連絡しているほか、北側に乗換え専用の階段がある。
当駅の北方で京浜東北線の複線の内側から横浜線の複線が分岐し、高架で東海道・横須賀・京浜東北の各線を乗り越えていく[24]。外側2線を京浜東北線、内側2線を横浜線が使用する。また、横浜線および京浜東北線・根岸線の車両基地として鎌倉車両センター東神奈川派出所が北東側に併設されている。
のりば
番線は東から順に付番され、東側のホームに1・2番線、西側のホームに3・4番線を設置している。京浜東北線電車と横浜線電車で使用番線を分けているが、一部2番線から京浜東北線電車が発車する。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 京浜東北線・根岸線 | 南行 | 横浜・関内・新杉田・大船方面 | |
2・3 | 横浜線 | - | 新横浜・町田・橋本・八王子方面 | 一部列車は4番線 |
4 | 京浜東北線 | 北行 | 品川・東京・上野・大宮方面 | 一部列車は2番線 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 京浜東北線においては、早朝と平日朝ラッシュ時、土曜・休日の日中に各1本と平日夕方に2本横浜方面へ、平日夕方に1本東京方面へ、それぞれ当駅始発電車が設定されている。
- 留置線から4番線へは直接進入できない構造になっている。このため、京浜東北線北行(東京方面)の平日15時台の当駅始発は2番線を使用する。
- 横浜線の場合、日中の始発電車の待機は2番線が使用され(京浜東北線電車との間で対面乗り換え可能)、横浜方面からの直通がほぼ皆無の時間帯は3番線も使用される。朝ラッシュ時は、2・3番線の交互発着を基本としている。なお、一部電車は4番線を使用する。
- 8両編成用の黄緑色の乗車位置目標は1 - 4番線、10両編成用の水色の乗車位置目標は京浜東北線が主に使用する1・4番線に存在する。
- 現在のLED表示の発車案内が設置される前は、発車番線を反転式の発車案内で知らせていた。2008年(平成20年)11月より、横浜線の発車案内の電光掲示板において、折返し電車の種別表示部分を緑色で案内するようになった。
- Higashikanagawa-Sta-Gate.JPG
改札口(2015年7月)
- Higashikanagawa-Sta-Platform.JPG
ホーム(2015年7月)
駅構内設備
改札内駅コンコースには、2~3店分の店舗用地が確保されている。
乗車券の区間外乗車の特例
当駅周辺には、2つの運賃計算の特例が設定されている。いずれも途中下車しない限り横浜駅 - 当駅間の折り返し乗車を認めるものであるが、両者は別個の規定であり、適用範囲が異なっている。
- 当駅に停車しない列車[25]に乗車して、大口以遠 - 新子安以遠[26]を乗り継ぐ場合(定期券を除く)[27]。
- (横須賀線の新川崎駅・武蔵小杉駅・西大井駅、あるいは武蔵小杉駅から南武線経由の各駅) - (当駅あるいは当駅から横浜線経由の各駅)間に乗車する場合[28]。
以上を表にまとめると、以下のようになる。なお、以下の表の○は特例が適用されるもの、×は適用されないものである。そして、横須賀線経由としての特例が適用されるのは、新川崎駅・武蔵小杉駅・西大井駅で乗降する場合、あるいは武蔵小杉駅から南武線経由の場合のみである (※)。横須賀線で品川 - 鶴見間を乗り通すと、経路特定区間により東海道線経由とみなされる。
\ | 乗降駅 | |||
---|---|---|---|---|
当駅で乗降 | 横浜線(非定期券) | 横浜線(定期券) | ||
乗車路線 | 東海道線 | × | ○ | × |
横須賀線 (※) | ○ | ○ | ○ |
利用状況
2017年度の1日平均乗車人員は36,690人である。横浜線の起点駅だが、利用者は少ない。この理由の一つは、当駅の隣の駅が横浜駅であるため、利用者の多くがそちらに流れるためである。ただし、当駅発着の横浜線電車利用客の大半は京浜東北・根岸線の横浜方面や川崎方面への乗換え客のため、ラッシュ時は特に混雑する。また、横浜線内の20駅の中では、10位に当たる。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1991年(平成 | 3年)22,635 | |
1992年(平成 | 4年)23,285 | |
1993年(平成 | 5年)23,600 | |
1994年(平成 | 6年)23,903 | |
1995年(平成 | 7年)23,681 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)23,984 | |
1997年(平成 | 9年)23,381 | |
1998年(平成10年) | 23,553 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 23,719 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]23,980 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]24,236 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]25,867 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]26,869 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]27,813 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]28,751 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]29,352 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]29,354 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]29,952 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]30,373 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]30,965 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]31,615 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]32,553 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]33,899 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]34,119 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]35,304 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]35,984 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]36,690 |
駅周辺
当駅は横浜市神奈川区の中心駅であり、公共施設なども周辺に集中している。
東口
周辺はかなっくシティと呼ばれ、再開発が進んでいる。また、付近を走る京急本線の仲木戸駅が駅前にあり、両駅を結ぶペデストリアンデッキ(歩道橋、愛称「かなっくウォーク」)が整備されていて、乗換えが可能である。このペデストリアンデッキには屋根がないため、特に乗り換え利用者には屋根の整備を望む声が強いようである。なお、仲木戸駅との連絡運輸は従来実施していなかったが、2008年3月15日より定期乗車券について開始することとなった。また、駅ビルのCIAL PLATが2009年10月7日に開業した。
周辺施設
- 駅ビルCIAL PLAT
- 仲木戸駅
- かなっくホール
- かなっくシティ東部療育ビル
- 横浜市立神奈川小学校
- かながわ保育園
- 神奈川警察署東神奈川駅前交番
- 神奈川県神奈川警察署
- 東神奈川駅前郵便局
- 第一京浜
- 首都高速道路横羽線東神奈川出入口
西口
以前から歩道橋が整備されていたが、東口再開発と合わせてペデストリアンデッキに再整備、バスロータリーも整えられた。
周辺施設
- 神奈川区総合庁舎
- 横浜市神奈川公会堂
- 横浜市立神奈川図書館
- 反町公園
- 神奈川簡易裁判所
- 横浜逓信病院
- 横浜西神奈川郵便局
- 北陸銀行横浜支店
- イオン東神奈川店
- マルエツ東神奈川店
- 東海プラザ
- 東急東横線東白楽駅
- 第二京浜・横浜上麻生道路・横浜新道
- 神奈川県立神奈川総合高等学校
- 神奈川県立神奈川工業高等学校
- 神奈川大学横浜キャンパス
- 学校法人大原学園 横浜校
- 一号館:大原簿記情報ビジネス専門学校 横浜校
- 二号館:大原医療秘書福祉保育専門学校 横浜校
- 三号館:大原法律公務員専門学校 横浜校
- 四号館:資格の大原 横浜校(社会人課程の一部講座のみ使用)
- 学校法人三幸学園
- 横浜こども専門学校
- 横浜リゾート&スポーツ専門学校
- 横浜医療秘書歯科助手専門学校
- 横浜ビューティーアート専門学校
- 横浜カフェ&スイーツ専門学校
- 孝道山(孝道教団本部)
バス路線
横浜市交通局により当駅を経由・発着するバス路線が運行されている。
- 東神奈川駅前(東口)
- 48系統:千若町2丁目経由横浜駅前行き
- 東神奈川駅西口
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 31 | 白楽・白幡向町 | 大口駅 |
2 | 59 | 浦島丘・港北小学校前・菊名駅前 | 大豆戸交差点 綱島駅 |
3 | 7 | 岸谷・三ツ池道・(東部病院)・国道尻手 | 川崎駅西口 |
29 | 岸谷・三ツ池道・森永工場前 | 鶴見駅 | |
4 | 36、38、82 | 降車専用 | |
5 | 36 | 六角橋・神大寺・片倉町駅・西菅田団地(一部) | 菅田町 緑車庫 |
深夜 | 緑車庫 | ||
82 | 六角橋・神大寺 | 神大寺入口 | |
六角橋・神大寺・片倉町駅 | 八反橋 | ||
6 | 38 | 六角橋・菊名橋・松見町・東高校前・岸谷2丁目 | 鶴見駅西口 |
六角橋・菊名橋・松見町・大口駅東口・新子安駅西口・滝坂 | |||
39 | 六角橋・篠原池(岸根公園駅)・小机駅前・鴨居駅前 | 緑車庫 中山駅 | |
深夜 | 中山駅 | ||
8 | 7 29 |
青木橋 | 横浜駅(東口) |
31 36 38 39 59 82 |
横浜駅西口 | ||
326(急行) | (途中無停車) | 横浜駅西口 | |
ふれあいバス | 東横反町駅・三ツ沢上町駅前・羽沢団地・小川橋・菅田町・鴨居駅前 | 緑車庫 |
その他
- 横浜駅 - 甲府駅・松本駅間を京浜東北線、横浜線、中央本線、篠ノ井線を経由して運行する臨時特急「はまかいじ」は、下り・上りとも当駅に停車するが、自動列車保安装置を切り替えるため[31]の運転停車であり、旅客が当駅で乗降することはできない。このため、乗車する際は横浜駅または新横浜駅まで向かう必要がある。
- みなとみらい線の当初計画は、当駅起点で横浜線と直通運転するというものだった。
- 2013年9月15日からは、インジケーター付きの照明が使われている。これは、その番線の次の電車または停車中の電車が京浜東北・根岸線なら水色、横浜線なら黄緑色に発光する。横浜線の電車でも、行き先が根岸線内なら水色に発光する。
隣の駅
かつて存在した路線
どちらの路線も1959年(昭和34年)4月1日廃止
脚注
記事本文の出典
- ↑ 『横浜線百年』p.68
- ↑ 2.0 2.1 『横浜の鉄道物語』p.70
- ↑ 『神奈川の鉄道』pp.62 - 64
- ↑ 『日本国有鉄道百年史』第6巻 pp.521 - 523
- ↑ 『横浜線百年』pp.116-117
- ↑ 『横浜の鉄道物語』p.56
- ↑ 和久田康雄「京浜間電車運転開始」、『鉄道ピクトリアル』第435号、電気車研究会、1984年8月、 18 - 19頁。
- ↑ 『かながわの鉄道』p.110
- ↑ 『横浜の鉄道物語』p.71
- ↑ 『横浜線と其電化』
- ↑ 『横浜の鉄道物語』p.58
- ↑ 『かながわの鉄道』pp.112 - 113
- ↑ 『かながわの鉄道』pp.110 - 111
- ↑ 『横浜の鉄道物語』pp.72 - 73
- ↑ 15.0 15.1 佐藤荘一郎「東神奈川駅改良」、『交通技術』第39巻第6号、交通協力会、1984年6月、 170 - 173頁。
- ↑ 「3月のメモ帳」、『鉄道ピクトリアル』第209号、電気車研究会、1968年5月、 82頁。
- ↑ 山本正幸・楠穣「横浜線輸送力増強計画に伴う東神奈川駅改良」、『鉄道土木』第27巻第11号、日本鉄道施設協会、1985年11月、 690 - 694頁。
- ↑ 東芝ライテック株式会社 インジケータ付LEDホーム照明をJR東神奈川駅に納入
- ↑ 1959年(昭和34年)3月28日日本国有鉄道公示第83号「東海道本線東神奈川及び横浜線菊名の各停車場の営業範囲を改正する件」
- ↑ 1959年(昭和34年)3月28日日本国有鉄道公示第85号「東海道本線東神奈川・東高島間及び東神奈川・海神奈川間の運輸営業を廃止する件」
- ↑ 1974年(昭和49年)9月12日日本国有鉄道公示第208号「駅の営業範囲の改正」
- ↑ 1984年(昭和59年)1月30日日本国有鉄道公示第174号「駅の営業範囲の改正」
- ↑ 1987年(昭和62年)2月5日日本国有鉄道公示第210号「駅の営業範囲の改正」
- ↑ 細かく言うと、一度東側へ膨らんで京浜東北線南行きを乗り越え、より北方で京浜東北の複線が同じ路盤を走る位置に来てから西側へ向かって京浜東北・横須賀・東海道の各線を乗り越える形になる。
- ↑ 東海道線・横須賀線は全列車が該当するが、それに限られず、例えば「はまかいじ」も(当駅で乗降できないので)該当する。
- ↑ 横須賀線も新子安以遠の鶴見駅で分岐している扱いのため、適用される。
- ↑ “分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例”. 東日本旅客鉄道. . 2012閲覧.
- ↑ “特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例”. 東日本旅客鉄道. . 2012閲覧.
- ↑ 神奈川県県勢要覧
- ↑ 横浜市統計ポータル - 横浜市
- ↑ 京浜東北線のATCから横浜線のATS-Pへ、またはその逆。
利用状況の出典
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ↑ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- 神奈川県県勢要覧
- ↑ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 17ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成12年度) - 220ページ
- ↑ 3.0 3.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 222ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 220ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 220ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 220ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 222ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 222ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 224ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 228ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 238ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 236ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 236ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 232ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 234ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 236ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 236ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 244ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 236ページ
参考文献
- 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB、1998-10-01、初版。
- 『神奈川の鉄道 1872-1996』 野田正穂・原田勝正・青木栄一・老川慶喜、日本経済評論社、1996-09-10、第1版。ISBN 4-8188-0830-X。
- 長谷川弘和 『横浜の鉄道物語』 JTBパブリッシング、2004-11-01、初版。ISBN 4-533-05622-9。
- 長谷川弘和・吉川文夫 『かながわの鉄道』 神奈川合同出版、1983年9月、第2版。
- サトウマコト 『横浜線百年』 230クラブ、2008-09-23、第一刷。ISBN 978-4-931353-28-2。
- 『日本国有鉄道百年史』6、日本国有鉄道、1972-10-01。
- 『横浜線と其電化』(PDF) 東京鉄道局、1932-10-01。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- コットンハーバー地区(横浜市都心臨海部再生マスタープランにおける「東神奈川臨海部周辺地区」の一部)
外部リンク
- ■ 京浜東北線・根岸線
- (大宮 - 東京間 : 東北本線、東京 - 横浜間 : 東海道本線、横浜 - 大船間 : 根岸線)
大宮 - さいたま新都心 - 与野 - 北浦和 - 浦和 - 南浦和 - 蕨 - 西川口 - 川口 - 赤羽 - 東十条 - 王子 - 上中里 - 田端 - 西日暮里 - 日暮里 - 鶯谷 - 上野 - 御徒町 - 秋葉原 - 神田 - 東京 - 有楽町 - 新橋 - 浜松町 - 田町 - 品川 - 大井町 - 大森 - 蒲田 - 川崎 - 鶴見 - 新子安 - (八王子方面<<)東神奈川 - 横浜 - 桜木町 - 関内 - 石川町 - 山手 - 根岸 - 磯子 - 新杉田 - 洋光台 - 港南台 - 本郷台 - 大船