堀内孝雄
堀内 孝雄 | |
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出生名 | 堀内 孝雄 |
別名 | ベーヤン |
生誕 | 1949年10月27日(75歳) |
出身地 | 日本・大阪府大阪市阿倍野区 |
学歴 | 京都産業大学中退 |
ジャンル |
J-POP (ニューミュージック) 演歌・歌謡曲 (歌謡フォーク) (ニューアダルトミュージック) |
職業 |
ギタリスト 歌手 作曲家 |
担当楽器 |
ギター ボーカル |
活動期間 | 1971年 - |
レーベル |
東芝EMI (1972年 - 1979年) ポリスター (1980年 - 1995年) Y.J.サウンズ (1995年 - 1997年) zetima (1998年 - 2004年) Rice Music (2005年 - ) |
事務所 | アップフロントクリエイト |
共同作業者 |
アリス 荒木とよひさ 川村栄二 ブラザーズ5 |
公式サイト | 堀内孝雄 公式ホームページ |
堀内 孝雄(ほりうち たかお、1949年10月27日 - )は、日本の歌手、作曲家、俳優、タレント。アリスのメンバー。愛称は「ベーヤン」。大阪市阿倍野区出身。大衆食堂を営む家の3人兄弟の末っ子として生まれる。血液型はO型。桃山学院高等学校卒業、京都産業大学中退。所属事務所はアップフロントクリエイト(アップフロントグループ)。既婚。
Contents
来歴
1971年12月25日に谷村新司と堀内孝雄が西心斎橋二丁目にあるビジネスホテル・大阪帝国ホテルの一室にて、矢沢透が合流することを前提に「アリス」を結成。翌1972年3月5日、シングル「走っておいで恋人よ」でデビュー。同年5月5日に矢沢が正式に合流し、晴れて現在のアリスとなる。アリスのシングル表題曲では「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「夢去りし街角」「秋止符」などの作曲を手掛けた。
その傍らでソロ歌手としても活動。「君のひとみは10000ボルト」や、滝ともはるとのデュエット曲「南回帰線」(売上40万枚[1])などを大ヒットさせている。アリス活動停止後は、1984年にシグナルと「堀内孝雄&ケインズ」を結成し「逆光線」などをリリース。ソロ歌手としては「ニューアダルトミュージック」と称する演歌・歌謡曲路線に転向し(作曲は引き続き堀内が手掛ける)、「愛しき日々」「恋唄綴り」「影法師」など数々のヒット曲を出した。歌手活動のほかにも作曲家として楽曲の提供(山口百恵「愛染橋」、五木ひろし「山河」など)や、俳優・タレントとしても活躍している。
1988年にリリースされた「ガキの頃のように」が『はぐれ刑事純情派』の主題歌に起用されて以降、最終シリーズとドラマスペシャルまでの全19シリーズにわたって主題歌を変更しながら継続して起用された。また『はぐれ刑事純情派』の放送枠で半年おきに放送されていた『さすらい刑事旅情編』のPART1、PART2の主題歌にも採用された。
1990年には、「第32回日本レコード大賞」において、「恋唄綴り」で、日本レコード大賞を受賞。
2001年末の「第52回NHK紅白歌合戦」では、同じ大阪府出身で親友だった河島英五(同年4月、48歳で病死)の代表曲「酒と泪と男と女」を終始男泣きしながら熱唱披露した。
2004年11月、松浦亜弥とCMで共演。12月16日に横浜国際総合競技場で開催された、サッカーの国際試合・日本代表対ドイツ代表戦の試合前に国歌独唱を務めた。
2014年、杉田二郎・ばんばひろふみ・高山厳・因幡晃とブラザーズ5を結成。
人物
愛称の「ベーヤン」は、苗字が似ている「堀部安兵衛」が由来(本人談)。
高校では軽音楽部に所属。「べー」と呼ばれていた。
口髭がトレードマークで、唄の最後には「サンキュー!」「ありがとうございましたー!」がお決まりである(清水アキラなどにものまねされる際に多用されている)。
嫌いな食べ物は漬物、好きな食べ物はメロンパン。ゲーム好きである。
やしきたかじんとは桃山学院高等学校の時の同級生であり、『やしき』、『ベーヤン』と呼び合う仲であった。ちなみにたかじんが新聞部部長、堀内が軽音楽部部長(後輩部員として中川ヒロシ(平和勝次とダークホース)が在籍)であった。20代後半の頃、売れない歌手を続けていたたかじんは当時生活していた東京で堀内と再会する。「今アリスやってるねん」と近況を話した堀内に対して、まさか同級生が当時売り出し中のグループのメンバーであるとは思いもしなかったたかじんは、堀内がアダルト向け書籍(ビニホン)のアリス出版で働いているものと勘違いし「お前ええ歳してもう少し真面目な仕事せんかあ!!」と説教をしたと言う逸話がある。
ディスコグラフィ
シングル
- 君のひとみは10000ボルト(1978.8.5)
- この曲によって「君の10000ボルト(あるいは100万ボルト)の瞳」という言葉が流行した。
- 忘れな詩(1979.9.5)
- 南回帰線(1980.4.25)
- デラシネ(1980.9.5)
- 裸樹(1980.12.20)
- 青春まよい人(1981.4.5)
- 仁丹スペッキーCMソング
- Don't Stop My Love(1982.4.5)
- 東芝テレビ「コア」CMソング
- 冬の蝶(1982.12.5)
- 少年達よ(1983.3.25)
- 不思議なパートナー(1983.7.10)、ジューシィ・フルーツの奥野敦子とのデュエット曲
- I LOVE OSAKA(1983.8.21)
- 大阪地区限定発売、大阪21世紀計画テーマソング
- 逆光線(1984.4.21)、「堀内孝雄&ケインズ」名義
- コーセー化粧品 夏のキャンペーンソング
- センチメンタル・ウインド(1984.10.25)
- 憧れ遊び(1985.12.1)
- 言い古されても(1986.5.25)
- ハンリーラ(1986.6.21)
- テレビ朝日系『欽ちゃんのどこまでやるの』テーマソング、倉橋ルイ子とのデュエット曲
- 愛しき日々(1986.10.25)
- 売上枚数22万枚 第29回日本レコード大賞作曲賞受賞、日本テレビ系年末時代劇『白虎隊』主題歌
- 青春(ゆめ)追えば(1986.12.27北海道地区限定発売)(1987.5.25全国発売)
- 遥かな轍(1987.11.25)
- 日本テレビ系年末時代劇『田原坂』主題歌
- ガキの頃のように(1988.5.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 野郎たちの挽歌(1988.12.1)
- 冗談じゃねえ(1989.5.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 愛さずにいられない(1990.1.1)
- ドラマ『さすらい刑事旅情編II』(テレビ朝日)主題歌。
- ホクレン'89お歳暮ギフトキャンペーンイメージソング
- 川は泣いている(1990.1.1)
- 今日も最高やねェ!-浪花に夢の風が吹く-(1990.3.25) 朝日放送創立40周年記念イメージソング。他に同局アナウンサーだった岡元昇・宮根誠司が歌ったバージョンもある。その後「恋唄綴り」のカップリングにも収録。
- 恋唄綴り(1990.4.25)
- 青春でそうろう(1990.12.21) 作詞の多夢星人とは阿久悠の別名
- 年末ドラマ『勝海舟』(日本テレビ)テーマ曲
- さよならだけの人生に/Far away(1991.5.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 「Far away」は谷村新司のカバー
- 恋文(1991.12.1)
- 年末ドラマ『源義経』(日本テレビ)テーマ曲。
- 遠き日の少年(1991.12.1)
- 都会の天使たち(1992.3.11)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌、桂銀淑とのデュエット曲
- 影法師(1993.4.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 波の調べに(1993.12.1)
- 日本テレビ系年末ドラマ『鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-』主題歌
- 夢の道草(1994.3.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 永遠に―翼をあげよう―(1994.8.25)
- 関西地区限定発売、関空イメージソング
- 夢酔枕(1995.1.25)
- テレビ朝日系「はぐれ医者お命預かります!」主題歌
- 東京発(1995.4.26)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 悲しい乾杯(1995.10.25)
- 斉藤慶子とのデュエット曲
- 酔いれんぼ(1996.3.25)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 愛が見えますか(1997.2.26)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 坂道(1997.11.6)
- テレビ朝日系時代劇スペシャル「赤ひげ」主題歌
- 竹とんぼ(1998.3.18)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- カラスの女房(1998.11.21)
- 続・竹とんぼ ―青春のしっぽ―(1999.3.20)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- いいじゃない(2000.3.23)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 時代屋の恋(2001.3.23)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- かくれんぼ(2002.3.20)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 灯(ともしび)(2002.10.30)
- 河(2003.3.19)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- カラスの女房(ニューバージョン)(2004.4.28)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 元々は、中澤裕子への提供曲であった。
- ふたりで竜馬をやろうじゃないか(2005.4.20)
- 不忍の恋(2006.4.26)
- ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日)主題歌
- 男が抱えた寂しさ(2007.6.13)
- 置き手紙(2008.4.23)
- 藤本美貴との競作。51.同様すぎもとまさと作曲。
- 大事な人(2009.3.25)
- 愛すべき男たち(2010.4.23)
- 39周年記念シングル。
- 倖せの求め方(2010.10.27)
- 友近&堀内孝雄
- 面影橋/時の流れに(2011.4.27)
- 笑うは薬(2012.5.9)
- 人生雨のち時々晴れ/坂道のむこう(2015.3.18)
- 空蝉の家/石をつらぬく滴であれ(2016.4.20)
ベストカップリングシリーズ
2009年10月28日発売
- 愛しき日々
- ガキの頃のように
- 恋唄綴り
- 影法師
- 竹とんぼ
アルバム
- 言葉にならない贈り物(1975.10.5)
- 忘れかけていたラブ・ソング(1977.3.5)
- あいつが死んだ晩(1978.9.5) オリコン1位獲得。
- ソング・フォーエバー(1979.9.5)
- デラシネ(1980.6.25)
- DAY BREAK(1982.4.5)
- I A.M. P.M.(1983.5.25)
- CANES ―ON THE SAME ROAD―(1984.5.1)
- ブラウン(1986.10.25)
- 愛しき日々(1987.3.1)
- Fall In Love Again(1987.11.25)
- DEAR FRIEND/BEST SONGS(1988.5.25)
- BEST OF BEST(1988.12.1)
- HELLO FORTY(1989.6.1)
- FIRST(1990.5.25)
- ニュー・ベスト(1990.10.25)
- ジェンツ(1991.6.1)
- テイスティー(1991.6.5)
- カプチーノ(1992.5.25)
- 影法師(1993.5.26)
- 夢の道草(1994.4.25)
- 東京発(1995.5.25)
- 酔いれんぼ(1996.4.25)
- 愛が見えますか(1997.4.25)
- 竹とんぼ(1998.3.30)
- 青春のしっぽ(1999.4.14)
- 風のレジェンド(2000.4.12)
- MOON(2001.4.11)
- 永遠の夏(2002.4.10)
- 河(2003.4.23)
- 縁(2004.9.9)
- 男達のララバイ(2005.7.13)
- OLD&NEW(2006.5.31)
- いつまでもラブソング(2007.6.27)
- OLD FRIENDS(2008.5.21)
記念アルバム
- 30th ANNIVERSARY BEST(2001.6.20)
- 30周年記念アルバム。
- Thank you!~愛すべき男たち~(2010.8.4)
- 39周年記念アルバム。
- 40周年記念ベストセレクション~時の流れに~(2011.10.26)
- 40周年記念アルバム。
NHK みんなのうた
主な楽曲提供
いずれも作曲。
- 愛染橋(山口百恵)
- 夜明けまで(松平健):東映・勝プロダクション製作、テレビ朝日系『走れ!熱血刑事』主題歌
- 化粧(青木美保)
- 山河(五木ひろし)
- 純情行進曲(中澤ゆうこ):1999年6月9日発売、同年7月1日に柳澤順子がカバー
- 恋は火の舞 剣の舞(坂本冬美)
- 花になれ‐うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな‐(田川寿美)
- 月が笑ってらぁ(藤田まこと):ABC・テレビ朝日系『必殺仕事人・激突!』主題歌
- やさしくしないで(麻丘めぐみ):上述『必殺仕事人・激突!』挿入歌
- つづれ織り(日高晤郎)
- ときめきはバラード(松原健之)
- ナイアガラ・フォールズ(山川豊)
- 母を慕いて(里見浩太朗)
出演
NHK紅白歌合戦出場歴
2000年の第51回、2005年の第56回、2009年の第60回は、アリスとして出場。
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
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1988年(昭和63年)/第39回 | 初 | ガキの頃のように | 07/21 | 桂銀淑 (1) |
1989年(平成元年)/第40回 | 2 | 冗談じゃねえ | 16/27 | 坂本冬美 |
1990年(平成2年)/第41回 | 3 | 恋唄綴り | 16/29 | 大津美子 |
1991年(平成3年)/第42回 | 4 | 愛しき日々 | 20/28 | 八代亜紀 |
1992年(平成4年)/第43回 | 5 | 都会の天使たち | 19/28 | 桂銀淑(2)[2] |
1993年(平成5年)/第44回 | 6 | 影法師 | 18/26 | 桂銀淑(3) |
1994年(平成6年)/第45回 | 7 | 夢の道草 | 05/25 | 伍代夏子 |
1995年(平成7年)/第46回 | 8 | 東京発 | 03/25 | 長山洋子 |
1996年(平成8年)/第47回 | 9 | 遠くで汽笛を聞きながら | 21/25 | 島倉千代子 |
1997年(平成9年)/第48回 | 10 | 愛しき日々(2回目) | 06/25 | 香西かおり |
1998年(平成10年)/第49回 | 11 | 竹とんぼ | 15/25 | 川中美幸 |
1999年(平成11年)/第50回 | 12 | 続・竹とんぼ―青春(ゆめ)のしっぽ― | 09/27 | Kiroro |
2001年(平成13年)/第52回 | 13 | 酒と泪と男と女 | 24/27 | 石川さゆり |
2002年(平成14年)/第53回 | 14 | かくれんぼ | 05/27 | 藤あや子 |
2003年(平成15年)/第54回 | 15 | 河 | 10/30 | 石原詢子 |
2004年(平成16年)/第55回 | 16 | カラスの女房 | 06/28 | 川中美幸(2) |
2006年(平成18年)/第57回 | 17 | 愛しき日々(3回目) | 08/27 | 平原綾香 |
ラジオ番組
- 堀内孝雄のミュージック・イン・キャンパス(1979年 - 1980年、ニッポン放送)
テレビ番組
- ヒットスタジオ演歌(フジテレビ) - 司会
- 徳光のTVコロンブス(テレビ東京)
- はぐれ刑事純情派(テレビ朝日 / 東映)
- (1993年) - 八木沢刑事(特別出演)
- (2002年)第15シリーズ 第5話「息子が痴漢!?親バカ殺人事件」 - 片島直輝
- (2003年)第16シリーズ - 森田将一
- 探偵!ナイトスクープ(朝日放送) - 顧問
- ウチくる!?(フジテレビ) - ゲスト - 矢沢透と共に
- ザ・コンサート(東京放送) - 司会 - 三雲孝江と共に
- 熱唱!昭和フォーク(BS朝日)
映画
- はぐれ刑事純情派・劇場版(1989年11月18日公開、東映 / テレビ朝日 提携作品) - 制服巡査役
脚注
- ↑ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、567頁。ISBN 978-4-636-82548-0
- ↑ 桂とのデュエットソングにつき「勝負なしの1曲」とされた。
関連項目・人物
- アリス
- 谷村新司
- 矢沢透
- 藤田まこと
- 萩本欽一
- 河島英五
- あさみあきお
- やしきたかじん
- 滝ともはる
- 平松邦夫
- 中村行延
- 牧田和男
- モーニング娘。
- 山口百恵
- 五木ひろし
- 桐野丈二郎
- 小椋佳
- 荒木とよひさ
- たきのえいじ
- 川村栄二
- はぐれ刑事純情派
外部リンク
- 堀内孝雄(公式ページ)