恋唄綴り
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『恋唄綴り』(こいうたつづり)は、荒木とよひさが作詞、堀内孝雄が作曲した楽曲。麻生詩織(現:麻生しおり)への提供曲として作られ、1989年にシングルが発売された。のち、1990年に堀内孝雄のセルフカバーシングルが発売された。
Contents
麻生詩織のシングル
概要
- 麻生詩織のデビューシングルで、テレビ朝日系「はぐれ刑事純情派」の挿入歌に採用された。
- 1990年7月25日に、カップリング曲を「ゆうべの秘密」に変更してシングルが再発された。
堀内孝雄のシングル
概要
- 本楽曲で1990年の第32回日本レコード大賞の歌謡曲・演歌部門で大賞を受賞しているほか、同年の日本有線大賞でも大賞を受賞した。日本レコード大賞と日本有線大賞のダブル受賞は、史上4組目の快挙であった。また、堀内は同年の全日本有線放送大賞でもグランプリを獲得するなど、本楽曲は堀内にとって大成功を収めた作品である。
- オリコンチャートでは最高5位にとどまったものの、年間ランキングで1990年・1991年の2年連続100位以内に入るなど、ロングセールスを記録した。
- 同年の『第41回NHK紅白歌合戦』で歌唱された。
- 堀内版の累計売上は100万枚[1]。
- テレビ朝日系「はぐれ刑事純情派」の数多いエンディングテーマのひとつであるが、歌詞に番組タイトルの「はぐれ」が含まれていることもあり、2009年に放送された最終回スペシャルでも再び起用されている。
- シングルのカップリング曲「今日も最高やねェ!〜浪花に夢の風が吹く〜」は、朝日放送創立40周年記念イメージソングで、本作の1ヶ月前にシングルとして「愛染橋」(1979年・山口百恵への提供曲)とのカップリングでリリースされていた。なお、同曲は同時期に、当時朝日放送アナウンサーだった宮根誠司と岡元昇がデュエットでシングルを発売している。
- 堀内が自身の曲の最後などに「サンキュー」と言うのは、同曲が始まりである。
カバー
脚注
- ↑ 『産経新聞』1993年8月12日付東京夕刊。
- ↑ はぐれ刑事純情派主題歌セレクション 2004年