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羽後交通株式会社(うごこうつう)は、秋田県の一般乗合旅客自動車運送業者。秋田県南部を営業地域とするバス会社。秋田県内では最大規模である。1916年(大正5年)創業。本社は横手市前郷二番町。
Contents
沿革
- 1916年(大正5年)
- 10月24日 - 横手鉄道株式会社として設立。
- 12月5日 - 横荘鉄道株式会社に商号変更。
- 1918年(大正7年)8月18日 - 東線(後の横荘線)開業。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 西線開業。
- 1937年(昭和12年)9月1日 - 西線が国有化。鉄道省矢島線となる。
- 1943年(昭和18年)10月16日 - 雄勝鉄道など鉄道・バス事業者15社と合併。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 羽後鉄道株式会社に商号変更。
- 1952年(昭和27年)2月15日 - 羽後交通株式会社に商号変更。
- 1971年(昭和46年)7月20日 - 横荘線廃止。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 雄勝線廃止、鉄道事業より撤退。
- 1977年(昭和52年)- 旧本社跡地に羽後交通ビルを建設し、バスターミナルのほか、テナントとしてジャスコ横手店などが入居し開店。
- 1991年(平成3年)7月25日 - 高速湯沢 - 秋田線の運行開始。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 10月21日 - 乗客数が伸びず栗駒ライナー休止。
- 11月1日 - 70歳以上の高齢者が対象の「ゴールドフリー定期券」発売開始。
- 2003年(平成15年)7月18日 - 本荘市の委託で本荘市循環バス「ごてんまり号」運行開始。
- 2005年(平成17年)
- 8月2日 - 湯沢市の委託で雄湯郷(ゆうとぴあ)シャトルバス「ゆうとぴあ号」運行開始。
- 9月10日 - 羽後交通初となる定期観光バス運行。
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)4月1日 - 仁賀保線・大竹線・長岡線・鳥海線を廃止[1]、象潟営業所を案内所に格下げ。
- 2012年(平成24年)3月31日 - 増田案内所を閉鎖[2]。
- 2014年(平成26年)9月16日 - 貸切バス事業の営業エリアを、秋田県全域と宮城県全域の他にも、岩手県雫石町、岩手県西和賀町、山形県最上町、山形県真室川町にも拡大[3]。
- 2016年(平成28年)10月 - 創立100周年を迎える[4][5]。
本社
- 秋田県横手市前郷二番町4-10
- 最寄停留所:前郷二番町・横手バスターミナル
営業所・案内所
営業所のうち、車両所属のある営業所は「自動車営業所」、車両所属のない営業所は単に「営業所」と厳密には区別される。ただし、バス停名など、実用上は、「自動車営業所」も単に「営業所」と省略される場合も見られる。
地区 | 営業所等 | 備考 |
---|---|---|
横手・平鹿地区 | 横手自動車営業所 | |
横手バスターミナル | ||
十文字案内所 | ||
湯沢・雄勝地区 | 湯沢自動車営業所 | |
西馬音内乗車券発売所 | 旧羽後交通雄勝線 西馬音内駅 | |
大曲・仙北地区 | 大曲自動車営業所 | 乗車券等の販売は行わない |
大曲バスターミナル | 大曲自動車営業所が行う販売業務等は、ターミナル内の案内所で行う | |
境自動車営業所 | ||
角館自動車営業所 | ||
田沢湖自動車営業所 | ||
田沢湖乗車券販売所 | JR東日本秋田支社田沢湖駅構内 | |
本荘・由利地区 | 本荘自動車営業所 | |
象潟案内所 | ||
その他 | 秋田営業所[6] | 秋田市川尻大川町 |
仙台案内所 | 仙台市宮城野区小田原 | |
宮城営業所 | 宮城県大崎市 | |
廃止 | 東京案内所 | |
増田案内所[2] | 旧 増田自動車営業所 | |
矢島案内所 | 旧 矢島自動車営業所 |
関連企業
高速バス
- 田沢湖・横手 - 浜松町・横浜・鎌倉・藤沢(レイク&ポート号、江ノ電バス藤沢との共同運行)
- 概要
- 秋田県仙北市と神奈川県藤沢市を結ぶ夜行高速バス。愛称名「レイク&ポート」(英称lake&port)は、田沢湖と横浜港にちなんでいる。横手自動車営業所と大曲自動車営業所が交互に担当。かつての横浜側の共同運行会社は相模鉄道(横浜営業所担当)。なお、相鉄は2008年8月31日出発便をもって撤退したが、実際には同年3月16日より羽後交通が相模鉄道担当分も運行していた[7](これにより相模鉄道は高速バス事業から完全撤退)。
- 運行経路
- 路線沿革
- 2008年(平成20年)8月31日 - 横浜側の共同運行会社である相模鉄道が撤退。相鉄高速バスセンター - 横浜駅西口間を廃止。
- 2008年(平成20年)9月1日 - 相模鉄道の撤退を受け、横浜側の共同運行会社に江ノ電バス藤沢が参入。
- 2008年(平成20年)10月8日 - 「イオン大曲ショッピングセンター」停留所を新設。
- 2011年(平成23年)11月1日 - 藤沢駅南口、鎌倉駅東口に乗り入れ開始[8][9]。
- 車両
- 独立3列シート・便所付のスーパーハイデッカーが使用される。羽後交通の車両は三菱ふそう・エアロクィーンI(相模鉄道からの譲受車を含む)・三菱ふそう・エアロクィーンである。かつてはボルボ・アステローペを導入していた。
- 江ノ電バス藤沢の車両は三菱ふそう・エアロクィーンと日産ディーゼル・スペースウィングである。
- 利用状況
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 1,389 | 34,085 | 93.4 | 24.5 |
2003(平成15)年度 | 366 | 1,250 | 31,008 | 84.7 | 24.8 |
2004(平成16)年度 | 365 | 1,140 | 28,423 | 77.9 | 24.9 |
2005(平成17)年度 | 365 | 1,069 | 26,616 | 72.9 | 24.9 |
2006(平成18)年度 | 365 | 1,073 | 27,519 | 68.7 | 25.6 |
2007(平成19)年度 | 366 | 996 | 25,137 | 75.4 | 25.2 |
- 本荘・象潟 - 東京駅(ドリーム鳥海号、JRバス東北と共同運行)
- 湯沢/大曲・横手 - 仙台駅東口(グリーンライナー号、JRバス東北と共同運行)
- 本荘・象潟 - 仙台駅(庄内交通と共同運行)
- 鶴岡 - 本荘間は、同区間に限って空席がある場合のみ、フリー乗車が可能。ただし、このフリー乗車で利用する場合は、仙台発便が山形県内は乗車専用・秋田県内は降車専用、本荘発便が秋田県内は乗車専用・山形県内は降車専用の、いずれもクローズドドアシステムとなっている。
- 湯沢・横手 - 秋田(秋田中央交通と共同運行)
- Ugokotsu 656.JPG
「ドリーム鳥海号」現行車両(木場五丁目交差点にて)
- Ugo-kotsu-greemliner-1038.jpg
「グリーンライナー号」現行車両(仙台駅東口にて)
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「レイク&ポート号」運行開始当時の車両(相鉄高速バスターミナルにて)※現在は廃車
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「ドリーム鳥海号」運行開始当時の車両(東京駅八重洲口にて)※現在は廃車
路線バス
横手・湯沢・大曲・本荘など、県南地区を広くカバーしており、秋田県内では最大規模である。
小田急バスに良く似たカラーリングが特徴(ただし資本関係はない)。かつては小田急バスからの中古車が在籍していた(現在は全車引退している)ほか、都営バス・川崎鶴見臨港バス・大阪市営バス・京阪宇治交通などからの中古車も在籍する。また、バリアフリー車両は、ワンステップ車が一定数導入されているものの、自治体から委託されているコミュニティバス以外の一般路線用としては、ノンステップ車が全く導入されていない。乗降は前扉から乗って前扉へ降りる運賃後払い方式。。横手 - 十文字 - 湯沢間(湯沢・横手線)と横手 - 金沢 - 六郷 -大曲間(横手・大曲線)、本荘 - 西目 - 仁賀保 - 象潟間(本荘・象潟線)および、県厚生連が各市に設置している病院[注釈 1]と各市の営業所やJR拠点駅前とを結ぶ路線等が比較的運転頻度が高い区間となっているが、最近では過疎化と自家用自動車の普及に伴い、徐々に減便されている。
運賃は、現金・回数券・定期券・特別乗車証(障害者手帳併用など)で支払う。
観光スポットを結ぶ路線が多数を占めており、地元住民のほか観光客の利用も多い。
特急・急行バス
- 急行 本荘・秋田線(本荘営業所 - 本荘駅前角 - 松ヶ崎大町 - 道の駅岩城 - 道川駅前 - 下浜駅前 - 日吉神社前 - 新屋駅入口 - 長崎屋前 - 秋田駅前 - 県立体育館前)
- かつては、貸切車に方向幕・運賃箱を取り付けたもののみで運行していたが、現在は一般の路線車も充当される。
- 急行 本荘・横手線(横手バスターミナル - 平成高校前 - 新道角 - 玉米 - 道の駅黄桜の里 - 上大琴 - 石沢小学校前 - 本荘駅前 - 組合病院前 - 本荘営業所)
- 急行 八幡平線(田沢湖駅前 - 田沢湖畔 - 石神橋 - 鎧畑 - 玉川ダム - ふるさと会館前 - 新玉川温泉 - 玉川温泉 - 後生掛温泉 - 蒸の湯温泉 - 八幡平頂上)※秋北バスと共同運行、季節運行(4月下旬 - 11月3日運行)
- 急行 玉川線(田沢湖駅前 - 田沢湖畔 - 石神橋 - 鎧畑 - 玉川ダム - ふるさと会館前 - 新玉川温泉 - 玉川温泉)※季節運行(11月4日 - 30日運行)
- 急行 新玉川線(田沢湖駅前 - 石神橋 - 鎧畑 - 玉川ダム - 新玉川温泉)※季節運行(12月1日 - 4月下旬運行)
- 特急 由利工業高校線(由利工業高校前→本荘駅前→川辺駅前→矢島駅前→矢島郵便局前)
- 角館・秋田線(年度により停車箇所が変更されており、2014年の運行経路[10][注釈 2]は、角館営業所 - 角館伝承館入口 - 境営業所 - 御所野イオン - 秋田駅東口。2016年の運行経路は、角館営業所 - 角館伝承館入口 - 角館駅前 - 秋田駅東口) ※季節運行
- 秋田市内発着便はすべて急行以上の種別をもつ。一時期、急行横手・秋田線(現在は、高速湯沢・秋田線の横手始発に統合後、全便が横手経由で湯沢営業所まで運行されるようになった。急行時代は、大曲バスターミナル経由の系統や秋田市 - 境営業所間で完結する系統なども存在した)や急行本荘・秋田空港線も存在したが、周知不足や利用者不足などにより廃止されている。
- 2008年4月1日に急行 田沢湖・秋田線が角館営業所を境に系統分割され、急行 角館・秋田線(角館営業所 - 秋田間)と生保内線(角館営業所 - 田沢湖駅前間)となった。また、田沢湖・秋田線については、一部「特急」便があった。
- かつては、貸切車に方向幕・運賃箱を取り付けたもののみで運行していたが、現在は一般の路線車も充当される。
- Ugokotsu 423.JPG
急行 本荘・秋田線(羽後本荘付近にて)
- UgoKotsu 0608.jpg
特急 由利工業高校線(羽後本荘駅にて)
備考
- 急行 本荘・秋田線は、地域間幹線系統として、国・秋田県・沿線市(秋田市・由利本荘市)の補助を受ける[11]。
- 急行 本荘・秋田線は、スマートフォンを利用したバスロケーションシステムを採用しており、車両に搭載されたGPSを元に、現在地の確認や、あらかじめアプリで設定した位置(停留所でなくともよい)に近づけば、アラームで通知する事が可能である[12]。
主要路線
※地域間幹線系統として、国・秋田県・沿線市町の補助を受ける[11]。
- 湯沢・横手線(湯沢営業所 - 十文字案内所 - 横手バスターミナル - 平鹿総合病院前)
- 横手・大曲線(平鹿総合病院前 - 横手バスターミナル - 六郷米町 - 大曲バスターミナル)
- 大曲・角館線(角館営業所 - 角館駅前 - 角館病院前 - 長野駅前 - 大曲バスターミナル)
- 本荘・象潟線(本荘営業所 - 組合病院前 - 本荘駅前角 - 西目高校前 - 仁賀保公園前 - 金浦駅前角 - 象潟駅前)
横手・平鹿地区
- ふるさと村線(横手駅東口 - 横手バスターミナル - イオン前[注釈 3][13] - 秋田ふるさと村)
- 朝日が丘・上台線(朝日が丘四丁目 - 横手バスターミナル - 横手病院 - 横手高校 - 上台)
- 角間川線(横手バスターミナル - 角間川中上町 - 大曲バスターミナル)
- 横手清陵学院線(横手駅東口 - 横手清陵学院前)
- 本荘線(横手バスターミナル - 平成高校前 - 浅舞小学校前 - 新道角 - 坂の下)
- 大森線(横手バスターミナル - 田根森郵便局前 - 大森病院前)
- 横手・小安線(平鹿総合病院前 - 横手バスターミナル - 十文字案内所 - 四ツ谷角 - 川連 - 稲庭梺 - 皆瀬庁舎前)
- 山内線(横手駅東口 - 横手バスターミナル - 横手清陵学院前 - 相野々駅前 - 三ツ又温泉入口)
- イオン大曲線(横手駅西口 - 道の駅せんなん[注釈 4] - イオンモール大曲) ※日・祝のみ運行
- 平鹿病院線(横手駅東口 - 横手バスターミナル - 平鹿総合病院前 - 横手駅西口)
湯沢・雄勝地区
- 湯沢・小安線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 川連 - 稲庭梺 - 皆瀬庁舎前 - 小安温泉)※地域間幹線系統として、国・秋田県・沿線市町の補助を受ける[11]。
- 岩井川線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 十文字案内所 - 四ツ谷角 - 東成瀬役場前 - 入道/椿川 - 草の台) ※平鹿総合病院前発着便もあり
- 横堀線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 須川 - 横堀駅前)
- 山田線(湯沢営業所 - イオンSC - 雄勝中央病院)
- 西馬音内線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 橋場 - 元西小学校前)
大曲・仙北地区
- 川西線(大曲バスターミナル - JA内小友支店前 - 大森病院前)
- 中山線(大曲バスターミナル - 小出沢 - 滝の沢橋)
- 長信田線(大曲バスターミナル - 横沢車庫前 - 長信田車庫前)
- 千屋線(大曲バスターミナル - 千屋小学校前 - 川口)
- イオン・イーストモール線(大曲バスターミナル - イーストモール - イオンモール大曲)
- 南外線(大曲バスターミナル - 神宮寺駅前角 - 岩倉温泉)
- 杉山田線(大曲バスターミナル - 神宮寺駅前角 - 刈和野駅前 - 杉山田)
- 峰吉川線(境営業所 - 協和小学校前 - 峰吉川 - 刈和野駅前 - 湯の沢下)
- 船岡線(協和小学校 - 境営業所 - 上宇津野 - 上庄内 - 協和スキー場)
- 淀川線(境営業所 - リハセン前 - 中逢田 - 下川口 - 福部羅)
- 稲沢線(境営業所 - 協和小学校 - 水沢 - 上稲沢 - 花葉館前 - 角館駅前 - 角館営業所)
- 角館・六郷線(角館営業所 - 角館駅前 - 角館病院前 - 横沢車庫前 - 六郷高校入口)
- 生保内線(角館営業所 - 角館駅前 - 神代小学校前 - 田沢湖駅前)
- 鎧畑線(田沢湖病院前 - 田沢湖駅前 - 石神橋 - 鎧畑)
- 田沢湖一周線(田沢湖駅前 - 田沢湖畔 - 潟尻 - 田沢湖畔 - 田沢湖駅前)
- 乳頭線(田沢湖駅前 - 田沢湖畔 - アルパこまくさ - 乳頭温泉)
- 駒ヶ岳線(田沢湖駅前 - 田沢湖畔 - アルパこまくさ - 駒ヶ岳八合目)※季節運行
本荘・由利地区
- 市内線(本荘営業所 - 本荘駅前 - ぱいんすぱ新山 - 田尻 - 由利振興局前 - 本荘駅前 - 本荘営業所)
- 市内中央線(本荘営業所 - 本荘駅前 - 組合病院前 - イオン本荘 - 組合病院前 - 本荘駅前 - 本荘営業所)
- 赤田線(本荘営業所 - 組合病院前 - 赤田大仏前 - 二又)
- 松ヶ崎線(本荘営業所 - 組合病院前 - 松ヶ崎大町 - 羽後亀田駅)
- 黒渕線(本荘営業所 - 組合病院前 - 本荘駅前 - 石沢小学校前 - 上大琴 - 道の駅黄桜の里 - 玉米 - 黒渕)
- 途中までは、急行 本荘・横手線と同経路となる(ただし、こちらは停車するバス停を絞っていない)。
- 中田代線(本荘営業所 - 組合病院前 - 岩谷駅前 - 中田代 - 曲沢 - 滝温泉)
- 県立大学線(本荘駅前 - 県立大学前)
- 本荘・伏見線(本荘営業所 - 組合病院前 - 本荘駅前 - 前郷駅前 - 矢島駅前 - 矢島郵便局前 - 鳥海総合支所前 - 鳥海菜らんど前)
- 福祉エリア線(本荘営業所 - 本荘駅前 - 福祉エリア)
- 小砂川線(象潟駅前 - はまなす団地入口 - 上浜小学校前 - 中磯 - 三崎公園前)
- 仁賀保高校線(象潟駅前 - 仁賀保高校前 - 金浦駅前)
廃止バス路線
- 急行 角館・秋田線(角館営業所 - 角館駅前 - 花葉館前 - 上稲沢 - 境営業所 - 御所野ジャスコ前 - 牛島駅入口 - 長崎屋前 - 秋田駅前 - 県立体育館前)
- 秋田 - 境営業所間の短縮路線(急行 境・秋田線)や、田沢湖駅前まで(急行 田沢湖・秋田線、一部便は特急)あるいは田沢湖畔までの延長路線(特急 田沢湖・秋田線の延長系統)も存在した。
- 急行 横手・秋田線…事実上は、高速路線である湯沢 - 秋田線が横手バスターミナルを経由する形で対応。一時期は、横手バスターミナルを起終点として、横手バスターミナル~湯沢営業所部分がカットされた便を運行していた時期もあった。
- 急行 大曲・秋田線
- 急行 酒田・本荘線(庄内交通との共同運行)→現在は、高速バスの仙台 - 本荘線(当社と庄交の共同運行)で、鶴岡から本荘営業所の間で空席がある場合に限り、乗車できる形で代替している(1日3往復)。
- 急行 大曲・境線(大曲バスターミナル→神宮寺駅前角→刈和野下町→峰吉川→境営業所)
- 急行盛岡・田沢湖線(盛岡バスセンター - 田沢湖駅前ターミナル・田沢湖畔・田沢湖高原温泉)
- 二井山線(横手バスターミナル - 平鹿総合病院前 - 浅舞小学校前 - 新道角 - 二井山)
- 下吉田線(横手バスターミナル - 平鹿総合病院前 - 下高口 - 大森病院前)
- 湯沢沼館線(湯沢営業所 - 沼館)
- 弁天線(湯沢営業所 - 弁天 - 八幡)
- 秋の宮線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 須川 - 横堀駅前 - 秋の宮山荘前)
- 院内線(湯沢営業所 - 須川 - 横堀駅前 - 院内)
- 木地山線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 須川 - いこいの村 - 泥湯温泉)
- 大門線(湯沢営業所 - 川連 - 大門)
- 仙道線(雄勝中央病院 - 湯沢営業所 - 羽交発売所前 - 元西 - 久保)
- 土川線・心像線(大曲バスターミナル - 神宮寺駅前角 - 刈和野駅前 - 土川学校前 - 杉沢/鬼頭)
- 大曲荒川線(大曲営業所 - 六郷米町 - 六郷温泉)
- 船沢線(協和小学校 - 境営業所 - 下船沢)
- 白岩線(角館営業所 - 白岩 - 抱返り)
- 岡崎院内線(角館営業所 - 角館駅前 - 角館病院前 - 神代小学校前 - 神成沢)
- 桧木内線(角館営業所 - 角館駅前 - 角館病院前 - 松葉車庫前 - 上戸沢)
- 中直根線(矢島営業所 - 山サキ - 下百宅・川熊)
- 猿倉線(矢島営業所 - 金ヶ沢 - 鳥海荘前)
- 本荘高校線(本荘営業所 - 本荘駅前 - 本荘高校前)
- 君ヶ野線(本荘営業所 - 組合病院前 - 松ヶ崎大町 - 岩城郵便局前 - 君ヶ野)
- 高尾線(本荘営業所 - 組合病院前 - 岩谷駅前 - 下川大内小学校前 - 中俣)
- 西目線(本荘営業所 - 組合病院前 - 本荘駅前 - 福祉エリア - 西目駅前 - かしわ温泉前)
- 亀田線(本荘営業所 - 組合病院前 - 松ヶ崎大町 - 亀田駅前 - 宮の下)
- 本荘・笹子線(本荘営業所 - 組合病院前 - 本荘駅前 - 前郷駅前 - 矢島駅前 - 矢島案内所 - 鳥海総合支所前 - ほっといん鳥海 - 上野宅)
- 仁賀保線(象潟駅前 - 金浦駅前角 - 仁賀保駅前 - 桂坂 - 釜ヶ台)*2010年3月末で廃止
- 長岡線(象潟駅前 - 長岡 - 湯の台 - 上郷小学校前)*2010年3月末で廃止
- 大竹線(金浦駅前 - 仁賀保高校前 - 大竹)*2010年3月末で廃止
- 鳥海線(象潟駅前 - 農協前 - 象潟病院前 - 横岡) ※旧・JRバス東北運行路線 *2010年3月末で廃止
- Ugokotsu 554.JPG
急行 田沢湖・秋田線(秋田駅前にて)
コミュニティバス
羽後交通では、各自治体より下記のコミュニティバスの運行を受託している。
- 大仙市循環バス「200バス」
- 大曲バスターミナル(ジョイフルシティ) - 大曲駅 - 市役所 - 市立大曲病院 - 大曲駅 - 大曲バスターミナル
- 以前は「100バス」として一律100円で運行されていたが原油高騰の影響により2008年4月1日より一律200円となった。
- 使用される車両は、秋田県で初めて導入されたノンステップバスである[15]。また、下記の2路線も同タイプの車両(三菱ふそう・エアロミディME)を使用している。
- 由利本荘市循環バス「ごてんまり号」(逆ルートは「青いバス」として運行)
- 湯沢市・雄湯郷シャトルバス「ゆうとぴあ号」
- 市民プラザ - 雄勝中央病院
- 横手市循環バス
- Daisen-city Junkan Bus.jpg
大仙市200バス(写真は「100バス」当時のもの)
大曲ジョイフルシティ前にて - Yurihonjo-city Junkan Bus.jpg
由利本荘市ごてんまり号
羽後本荘駅前にて - Ugo-0560.jpg
湯沢市ゆうとぴあ号
雄勝中央病院にて
定期観光バス
田沢湖遊覧船
関連会社の羽後交通興業が田沢湖で遊覧船の運航、レストハウスの営業を行っている。
- 白浜 - 潟尻
- 4月から11月の季節運航で、1日4往復を運航する(夏期の繁忙期は8往復に増便)。
船舶
- 高速艇たざわ
- 高速みどり丸
定期券の各種サービス
- 2002年から、70歳以上の高齢者と65歳以上の運転免許証自主返納者を対象に、全国初となる高齢者専用定期券「ゴールドフリー定期券」を発売している。
- 1か月定期 10000円・3か月定期 21000円・6か月定期 36000円
- ※購入の際は、写真(2.5×2.1)と年齢を証明する書類等が必要となる。また、運転免許証自主返納者は返納証明書の提示も必要となる。
- 通学定期券所持者は、土曜日曜祝日に限り1乗車100円で乗車可能となる。
- どちらも、駒ヶ岳線、八幡平線、高速バス路線を除くバス路線が対象となる。
回数券の利用について
羽後交通が発行する回数乗車券は、普通回数券としては金種別のものがベースとなっており、11枚ないしは12枚綴り(12枚綴りは600円券以上の高額券面のみ)で、10枚分の金額となる。普通回数券とは別に、セット回数券の名称で、50円券8枚、40円券と30円券が各10枚の1100円相当分が1000円で販売されている。
運転免許証を返納し運転履歴証明書を有するなどの条件付きで販売するとくとく回数券は、金種別回数券で、100円券12枚を1000円で販売する。ただし、湯沢発の秋田行き高速バスなど、路線により利用できない場合がある。
湯沢市・横手市と秋田市を結ぶ高速秋田線(共同運行している秋田中央交通では高速湯沢線)が秋田市に乗り入れている関係で、秋田中央交通発行[注釈 5]の回数乗車券(ただしふれあい乗車券は除く)が、秋田市へ乗り入れを行っている各路線で利用できる。なお、秋田駅東口 - 角館営業所間を羽後交通が季節運行により単独で運行している路線については、運賃設定上の都合を理由に、羽後交通発行のものであっても回数券の利用は不可としており、現金支払のみとしている。
さらさ横手
ジャスコ横手店がキーテナントとして出店していた羽後交通ビルや平鹿総合病院跡地は再開発事業によって、「よこてイースト」と呼ばれる区域に生まれ変わり、その一角には羽後交通が建設した介護付き有料老人ホームである「さらさ横手」が立地する。同施設の運営に関しては羽後交通が自主運営を目指し、日本地域福祉協会(JAWA)を研修先とし、社員研修などを積極的に実施した。しかし、異業種から高齢者向け施設の運営に参入することは障壁も大きいことから、羽後交通は自主運営を断念し、研修先であったJAWAに施設を賃貸し、不動産運用を図ることとした[19][20]。
同施設は地下1階、地上3階の全44室の個室で、2010年3月に開設した。
脚注
注釈
- ↑ かつて、各市のJR拠点駅から程近い中心市街地に設置されていたが、老朽化と敷地の手狭さなどの理由で、由利組合総合(由利本荘市)・雄勝中央(湯沢市)・平鹿総合(横手市)と、相次いで郊外に移転・新築されている。
- ↑ 秋田駅東口・イオン御所野店前から角館方面へは「乗車のみ」。角館方面からイオン御所野店・秋田駅東口は「降車のみ」。
- ↑ イオンスーパーセンター横手南店とイオン横手店の間を通る市道上に停留所が設けられている。
- ↑ イオンモール大曲行は乗車のみ、横手行は降車のみ。
- ↑ ピンクの券は金種別および一般の回数券のみで、通学用は緑掛った青、買物券はオレンジ、子ども用は紫と、種別ごとに変更されている。
出典
- ↑ 広報にかほ 平成22年3月1日号 10ページ
- ↑ 2.0 2.1 お知らせ - 羽後交通 (PDF) 〔増田案内所・羽後交通観光増田営業所の廃止について〕
- ↑ 貸切バス営業エリア拡大のお知らせ羽後交通 2014年10月10日
- ↑ “秋田)羽後交通が創立100周年で作文・写真募集”. 朝日新聞デジタル. (2016年6月24日) . 2016-7-9閲覧.
- ↑ “羽後交通創立100年 横手で記念式典、知事ら100人出席 /秋田”. 毎日新聞. (2016年10月25日) . 2017-4-29閲覧.
- ↑ 秋田市乗り入れ路線(湯沢自動車営業所からの高速バス及び本荘自動車営業所からの急行路線など)の秋田市側の車両待機に利用するのを主とする拠点のため、停留所としての機能並びに車両配置はない。秋田市乗入路線に関わる定期券の発行業務は行っている(回数乗車券とバス時刻表冊子の販売は、羽後交通観光秋田営業所に委託)。
- ↑ “高速バス事業からの撤退について (PDF)”. 相模鉄道株式会社. . 2011閲覧.
- ↑ “羽後交通のレイク&ポート号 鎌倉・藤沢へ毎日運行 (PDF)”. 羽後交通株式会社. . 2011閲覧.
- ↑ “江ノ電バスのご案内-高速夜間バス-田沢湖線”. 江ノ電バス. . 2011閲覧.
- ↑ 羽後交通公式パンフレット・角館秋田線 -2014年版
- ↑ 11.0 11.1 11.2 ~路線維持補助金について~(2016年4月25日閲覧)
- ↑ 本荘・秋田線 位置情報アプリの導入について2015年11月24日(2016年4月25日閲覧)
- ↑ “横手駅前 イオン前 秋田ふるさと村 (PDF)”. 羽後交通株式会社. . 2011閲覧.
- ↑ 岩手のバス・いまむかしp110
- ↑ 旧大曲市HPより(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
- ↑ 「横手デマンド交通・横手市循環バス」(横手市)
- ↑ 横手市循環バス 時刻表・路線図 (PDF)
- ↑ 横手市循環バスに「無料の日」ができました(羽後交通 2014年10月20日、2014年12月7日閲覧)
- ↑ 「秋田県横手市 ・横手駅東口第一地区 介護付き有料老人ホーム きらら横手」『市街地再開発』2012年10月号
- ↑ 「まちなか再生 アクセス抜群の駅前再開発で市内初の介護付ホーム・分譲マンション誕生--よこてイースト(秋田県横手市) 」『シニアビジネスマーケット』2010年12月号