ダイヤモンドカップゴルフ
20pxアジアパシフィックオープン ゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ | |
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25px トーナメント情報 | |
創設 |
1969年 (ダンロップトーナメントとして) |
開催地 | 埼玉県(2018年) |
開催コース | 武蔵カントリークラブ・笹井コース(2018年) |
基準打数 | Par71(2017年)[1] |
ヤーデージ | テンプレート:Convert/yd (2017年)[1] |
主催 |
アジア太平洋ゴルフ連盟 関西テレビ放送株式会社 三菱商事株式会社 公益財団法人日本ゴルフ協会 |
ツアー |
日本ゴルフツアー機構 アジアンツアー |
競技方法 | ストロークプレー |
賞金総額 | 1億5000万円(2017年) |
開催月 | 9月 |
25px 最高記録 | |
通算スコア | -26 ブラント・ジョーブ(1995年)[2] |
25px 最新優勝者 | |
片岡大育(2017年)[1] |
アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ(Asia Pacific Open Golf Championship DIAMOND CUP GOLF)は日本ゴルフ協会(JGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)及びアジアンツアー共同主管により開催される男子プロゴルフトーナメントである。
概要
元は大会を共催する住友ゴム工業が主催した「ダンロップゴルフトーナメント」として1969年からスタートし、1977年に三菱自動車工業が主催者に加わったのをきっかけに「三菱ギャラントーナメント」[3](1999年から「三菱自動車トーナメント」)と題して一新。毎年全国各地のチャンピオンコースを巡回する公式戦並みの「サーキット大会」として開催され、多くのトッププロが参戦。初夏の風物詩として定着した。
その後2001年から三菱自動車を含む三菱グループ[4][5]全体がメインの主催を行うことから大会名を三菱グループのシンボルであるスリーダイヤにちなんだ「ダイヤモンドカップトーナメント」(2004年から「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」)として一新。トッププロの一流のプレーを堪能してもらうだけにとどめず、三菱グループ、住友ゴム工業とテレビ中継の制作局である関西テレビの主催3者が発足した「三菱ダイヤモンドカップゴルフ・チャリティー基金」活動を実施。大会の運営を開催自治体の市民などがボランティアで運営するとともに、出場選手やギャラリーから浄財を募集し地域の社会福祉活動や世界中で飢えや貧困に苦しむ子供たちを救済する活動にそれを充当する活動を行っている。2009年で三菱グループが主催者から撤退し、「三菱」の冠は外れたが、現在も三菱商事が関西テレビと共に大会を主催し、三菱自動車など三菱グループ数社[6]が大会に協賛している。また関西テレビが主催しているものの、関東圏での開催が多い。
2014年大会からは2013年をもって一旦廃止された「アジアパシフィック・パナソニックオープン」[7]と統合された上で、開催時期を9月最終週に移行し、更に賞金総額も1億5000万円(優勝賞金3000万円)に増額して開催されている[8]。
なおアジアンツアー(その前身のアジアサーキット含む)と三菱グループのかかわりとしては、過去に「キリンオープンゴルフ」(1997年-2001年 キリンビール後援[9])が行われたことがあった。
歴代優勝者及び開催コース
※ダンロップゴルフトーナメントは含めない
三菱ギャラントーナメント | ||||
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開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
1977年 | 許勝三 | 石川県 | 能登カントリークラブ日本海・はまなすコース | |
1978年 | 中村通 | 岩手県 | 南部富士カントリークラブ | 大会連覇 |
1979年 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | ||
1980年 | 中嶋常幸 | 滋賀県 | 名神八日市カントリークラブ | |
1981年 | 呂西鈞 | 栃木県 | 大日向カントリー倶楽部 | 杉原輝雄、中村通とのプレーオフを制す |
1982年 | グラハム・マーシュ | 岡山県 | 久米カントリークラブ | 杉原輝雄とのプレーオフを制す |
1983年 | 中嶋常幸 | 岩手県 | 南部富士カントリークラブ | |
1984年 | 安田春雄 | 石川県 | 能登カントリークラブ日本海・はまなすコース | |
1985年 | ブライアン・ジョーンズ(英語版) | 岡山県 | 久米カントリークラブ | 湯原信光とのプレーオフを制す |
1986年 | 中嶋常幸 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | |
1987年 | ブライアン・ジョーンズ | 兵庫県 | パインレークゴルフクラブ
(7,034Yards,Par72) |
大会連覇 1988年は尾崎直道とのプレーオフを制す |
1988年 | 北海道 | 大沼レイクゴルフクラブ小沼・大沼コース
(7,000Yards,Par72) | ||
1989年 | 尾崎健夫 | 熊本県 | 熊本空港カントリークラブ
(7,028Yards,Par72) |
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1990年 | 青木功 | 兵庫県 | ゴールデンバレーゴルフ倶楽部
(7,014Yards,Par72) | |
1991年 | 鈴木弘一 | 石川県 | 能登カントリークラブ日本海・はまなすコース
(7,052Yards,Par72) | |
1992年 | 青木功 | 岩手県 | 南部富士カントリークラブ岩手山・姫神山コース
(6,801Yards,Par72) | |
1993年 | 陳志忠 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部
(7,190Yards,Par72) | |
1994年 | 友利勝良 | 北海道 | 北海道早来カントリークラブ北ウイングコース
(7,120Yards,Par72) |
現・早来カントリー倶楽部[10] |
1995年 | ブラント・ジョーブ | 熊本県 | 阿蘇プリンスホテルゴルフ場
(6,913Yards,Par73) |
72ホールの最多アンダーパー新記録(当時)で優勝[2] |
1996年 | 尾崎将司 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部
(7,190Yards,Par72) |
大会連覇 1996年はトッド・ハミルトンとのプレーオフを制し、日本記録となる8打差を逆転しての優勝 |
1997年 | 兵庫県 | 太平洋クラブ六甲コース
(7,012Yards,Par72) | ||
1998年 | 谷口徹 | 高知県 | 土佐カントリークラブ
(6,692Yards,Par71) | |
三菱自動車トーナメント | ||||
開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
1999年 | 米山剛 | 岐阜県 | レイクグリーンゴルフ倶楽部レイクコース
(7,044Yards,Par71) |
細川和彦とのプレーオフを制す |
2000年 | 宮瀬博文 | 滋賀県 | 蒲生ゴルフ倶楽部比良・伊吹コース
(6,800Yards,Par71) |
谷口徹とのプレーオフを制す |
ダイヤモンドカップトーナメント | ||||
開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
2001年 | 伊沢利光 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | 初日116位からの大逆転優勝 五十嵐雄二、藤田寛之とのプレーオフを制す |
2002年 | 中嶋常幸 | 埼玉県 | 狭山ゴルフ・クラブ | 7年ぶりのツアー優勝で復活を遂げる |
2003年 | トッド・ハミルトン | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | |
三菱ダイヤモンドカップゴルフ | ||||
開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
2004年 | 平塚哲二 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | |
2005年 | I・J・ジャン | 兵庫県 | 東広野ゴルフ倶楽部 | |
2006年 | 横尾要 | 埼玉県 | 狭山ゴルフ・クラブ | |
2007年 | 平塚哲二 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | 史上初の大洗での2勝目 |
2008年 | プラヤド・マークセン | 兵庫県 | 東広野ゴルフ倶楽部 | |
2009年 | 兼本貴司 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | ブレンダン・ジョーンズとのプレーオフを制す 38歳、プロ17年目が悲願のツアー初制覇 |
ダイヤモンドカップゴルフ | ||||
開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
2010年 | 金庚泰 | 埼玉県 | 狭山ゴルフ・クラブ | |
2011年 | 小田孔明 | 千葉県 | 千葉カントリークラブ梅郷コース | |
2012年 | 藤田寛之 | ザ・カントリークラブ・ジャパン | ||
2013年 | 松山英樹 | 茨城県 | 大洗ゴルフ倶楽部 | |
アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ | ||||
開催年 | 優勝者名 | 開催地 | 開催ゴルフ場 | 備考 |
2014年 | 藤田寛之[11] | 茨城県 | 大利根カントリークラブ西コース | |
2015年 | 金庚泰[12] | |||
2016年 | 詹世昌(セン・セショウ)[13] | 大阪府 | 茨木カンツリー倶楽部西コース | |
2017年 | 片岡大育[1] | 千葉県 | カレドニアン・ゴルフクラブ | |
2018年 | 埼玉県 | 武蔵カントリークラブ・笹井コース[14] |
優勝回数
- 4勝 - 中嶋常幸
- 3勝 - ブライアン・ジョーンズ
- 2勝 - 中村通、青木功、尾崎将司、平塚哲二、藤田寛之、金庚泰
テレビ中継
- テレビ中継は大会主催者である関西テレビをキーステーションにフジテレビなどFNS系列28局(クロスネット局のテレビ大分、テレビ宮崎を含む)ネットで3日目・最終日の模様を全国放送している。例年土曜日の3日目は生放送、日曜日の最終日は録画放送となっている[15]。また金曜日の2日目は関西テレビのローカル放送でその日の深夜(日付上は土曜日未明)に録画放送される。
- 2006年からハイビジョン制作となった。地上アナログ放送では2009年まで4:3サイドカットだったが、2010年・2011年は16:9レターボックス映像で放送された。
- 2008年は予選ラウンド2日間の模様を、関西テレビが運営しているCS放送の関西テレビ☆京都チャンネル(2009年4月30日放送終了)で生中継された。
- 2009年以降はCS放送のフジテレビONEで放送している。2009年は3日目と最終日の模様を録画中継で放送し、2010年以降は更に2日目の模様を生中継している(但しスポンサーCMは放送されず番宣に差し替えている)。
- 更に、CS放送のゴルフ専門チャンネルであるゴルフネットワークでも決勝ラウンド2日間を同日録画放送している。
- またかつては青森県で青森放送(日本テレビ系)→青森テレビ(TBS系、2000年まで)、山形県で山形テレビ(現・テレビ朝日系、1992年大会まで。1997年以降はさくらんぼテレビジョンに移行)、高知県で高知放送(日本テレビ系、1996年大会まで。1997年以降は高知さんさんテレビに移行)でそれぞれ放送していたことがある。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 片岡大育 逆転で今季初優勝!ツアー3勝目も「1番緊張した」 - スポーツニッポン、2017年9月24日閲覧
- ↑ 2.0 2.1 I・H・ホ ツアー新の通算28アンダー初V「全部塗り替えたい」 - スポニチアネックス(2014年10月13日)
- ↑ 改題当初は優勝者には三菱自動車のギャランが贈られ、規定ホールでのホールインワン達成者では同じ三菱自動車から車が贈られた。 1990年代に入ってからは優勝者にはディアマンテ、規定ホールでのホールインワン達成者ではギャランが贈られた年もあった。「三菱自動車~」なってからはホールインワン達成者に贈られるものが車から賞金に変更され、2001年の「ダイヤモンドカップ」になってから2009年まではホールインワン達成者にはDCカード(現・三菱UFJニコス)よりギフトカード200万円分が贈られたが、2010年は三菱商事から、2011年からは同社系列のローソンから賞金300万円が贈られる。 また、優勝賞品も三菱自動車の車に加え(2016年を除く)、三菱電機・キリンビールから副賞が贈られている(2009年までは三菱商事から提携ホテルのスイートルーム1泊券と三菱地所からフェラガモ・バッグセットが贈られた)。
- ↑ 但し、「三菱ギャラン→三菱自動車トーナメント」時代から番組中のクレジットは各企業名義であるが三菱グループの多くの企業のサブ協賛はあった。現在は筆頭協賛社が三菱商事(但し、冠筆頭扱いながら企業スローガンは提供クレジットのみ)になっている。
- ↑ よく間違えられるが、同じ「三菱」と名の付いて、かつ社章が同じ「三菱鉛筆」は三菱グループには属していない。詳細は三菱鉛筆の項及び三菱グループの当該項に記載しているのでそちらを参照願いたい。
- ↑ 前身の大会からの名残で三菱グループ外(住友グループ系)・日本ダンロップの協賛が長らくついている他、2010年は三菱商事傘下になったローソンや三菱グループ外の第一三共ヘルスケアなども加わった。
- ↑ 2016年より復活開催。
- ↑ 【アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ2014の開催が決定】(公財)日本ゴルフ協会
- ↑ さらにその前身は「ダンロップオープン」
- ↑ その後、ANAダイヤモンドゴルフクラブとして営業していたが、2012年シーズンから現在の名称に変更した(参考リンク )。
- ↑ 藤田寛之が逆転で今季3勝目 賞金ランクトップに浮上 - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年9月28日)
- ↑ キム・キョンテが今季4勝目で賞金1億円突破 石川遼は大崩れし52位 - ゴルフダイジェスト・オンライン(2015年9月27日)※2015年9月28日閲覧
- ↑ セン逆転V 2位小池、4位17歳コンワットマイ - 日刊スポーツ、2016年9月25日閲覧
- ↑ 【アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップ2018の開催コースが決定】(公財)日本ゴルフ協会 2017年3月9日
- ↑ 但し、天候次第では生中継となることがある。過去には、三菱ギャラントーナメント当時の1986年と1995年の2回、生中継となった。いずれも、2日目が強い雨のため中止となり、最終日に36ホールの決勝ラウンドを行ったためにこの措置が採られた。
外部リンク
- ダイヤモンドカップゴルフ(関西テレビ放送による)
- テンプレート:三菱グループ