東恵美子

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東 恵美子(あずま えみこ、1924年10月19日[1] - 2010年1月8日)は、日本女優。父は浪曲師東武蔵

来歴・人物

東京府(現・東京都)出身。日本女子神学専門学校卒。NHK東京放送劇団を経て、1948年劇団俳優座に入団したが、1954年山岡久乃初井言榮らとともに俳優座を脱退して劇団青年座を結成。以後、青年座の中心メンバーとして活動するかたわら、テレビ、映画でも主に脇役として活躍。

1978年、『白い巨塔』で東貞蔵教授夫人・東政子に扮し、鼻持ちならない上流夫人を演じ切ったことで有名(2003年にリメイクされた『白い巨塔』では高畑淳子が演じた)。

夫は社会心理学者の南博[1]。2人の夫婦関係は「夫婦別姓の草分け」「自由結婚」「別居結婚」「日本のサルトルボーヴォワール」と呼ばれ、マスコミなどでも話題となった。

2010年1月8日、自宅にて死去[2]。同2月2日、青年座による劇団葬が行われた。

エピソード

  • 紫色の服が好みでよく着ており、紫は東のトレードマークとなっている。

出演

映画

テレビドラマ

バラエティー・教養番組

ほか多数

ラジオ

吹き替え

書籍

  • 永遠(とわ)の愛をつらぬいて 社会心理学者・南博との50年(2002年11月、大和書房)ISBN 4479011587

脚注

  1. 1.0 1.1 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』 日外アソシエーツ、2004年6月。ISBN 978-4-8169-1852-0。
  2. 【悼Memory】女優・東恵美子さん 夫婦別姓婚の草分け”. ZAKZAK. 夕刊フジ (2010年4月1日). 2013年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.

外部リンク